JP2000035620A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2000035620A
JP2000035620A JP11211673A JP21167399A JP2000035620A JP 2000035620 A JP2000035620 A JP 2000035620A JP 11211673 A JP11211673 A JP 11211673A JP 21167399 A JP21167399 A JP 21167399A JP 2000035620 A JP2000035620 A JP 2000035620A
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康夫 江頭
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敬三 平山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多種類の記録媒体に高品位の露光記録を行え
る記録装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 感材引出ローラ15によって感材箱12
から引き出された感材11は、メインローラ18によっ
て搬送される。感材排出切換ガイド32は感材11が自
動現像機40で処理可能な場合には位置bに設定され、
感材11は感材排出ローラ22によって自動現像機40
へ排出される。また、感材11が自動現像機40では処
理できない場合には、感材排出切換ガイド32が位置a
に設定され、感材11は感材排出ローラ20によってマ
ガジン13へと排出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製版機やイメージ
セッターなどの記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、イメージセッターなどの高解
像度の記録装置では、高印字品質を確保するために、感
材などの記録媒体を非常に高精度で搬送することが要求
される。
【0003】従来の記録装置の構造は図16のようにな
っている。即ち、ロール状の感材114(記録媒体)
は、感材箱101からガイドローラ102を周回し、フ
ィードローラ103に挟持され、メインローラ105に
挟持されるまでフィードされる。そしてメインローラ1
05に挟持されると、フィードローラ103の駆動がカ
ットされ、フィードローラ103はフリーに回転する。
そして、感材114は、メインローラ105により副走
査方向へ定速搬送される。
【0004】また、感材114に対して、印字バックロ
ーラ104の位置で、副走査方向に直交する主走査方向
へ、光学ユニット121から発せられた光ビーム115
を走査して、露光記録される。そして、感材114は、
排出ローラ119によりマガジン111内へ排出され
る。ここで、排出ローラ119は、トルクリミッター1
20により一定の張力が感材114に生じると空転する
構造になっており、露光速度、即ちメインローラ105
による搬送速度より排出速度、即ち排出ローラ119に
よる搬送速度を遅くすることにより、トルクリミッター
120との効果と相まって、感材114は、たるむこと
なく搬送されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年、露光
記録用の感材は多様化しており、多種類の感材に対応で
き、かつ高品位な露光記録が可能な記録装置が要求され
ている。
【0006】そこで本発明は、多種類の記録媒体に高品
位の露光記録を行える記録装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の記録装置は、記
録媒体を収納する収納手段と、収納手段に収納された記
録媒体を搬送する搬送手段と、搬送手段により搬送され
る記録媒体に記録を行う記録手段と、記録手段によって
記録が行われた記録媒体を排出する排出手段と、記録手
段と排出手段の間にて、記録手段によって記録が行われ
た記録媒体にたるみをたるませるたるみ形成手段と、た
るみ形成手段によって、記録が行われたたるみを形成さ
せるかを切り換える手段とを有する。
【0008】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、記録媒
体を収納する収納手段と、収納手段に収納された記録媒
体を搬送する搬送手段と、搬送手段により搬送される記
録媒体に記録を行う記録手段と、記録手段によって記録
が行われた記録媒体を排出する排出手段と、記録手段と
排出手段の間にて、記録手段によって記録が行われた記
録媒体にたるみをたるませるたるみ形成手段と、たるみ
形成手段によって、記録が行われた記録媒体にたるみを
形成させるかを切り換える手段とを有する。
【0009】これにより、搬送路中での振動等による印
字品質の劣化を防止できるとともに、たるみを形成する
ことには適さない厚手の感材にも対応できる。また、写
真ものやフルカラーではないモノクロで文字のみ印刷物
については、処理時間を優先させるために意図的にたる
みをけいせいさせる処理を選択できる。
【0010】次に図面を参照しながら、本発明の実施の
形態を説明する。
【0011】図1において、1は記録装置としてのイメ
ージセッターの本体、2は本体1に設けられた開閉蓋、
3はマガジン収納部、4は操作パネルである。開閉蓋2
は、蝶番5によって本体1に対して開閉可能に取り付け
られており、この開閉蓋2を開くと本体1内部の感材搬
送路が露出して感材をセットできるようになっている。
また、マガジン収納部3には、露光済の感材が収納され
るマガジン13がセットされる。
【0012】図2において12は露光前の感材11を収
納する感材箱である。14はガイドローラ、15は感材
引出ローラ、17はプラテン、18はメインローラ、2
0、22は感材排出ローラ、16、19,21、23は
補助ローラである。ガイドローラ14は感材11の搬送
に連れ周りし、補助ローラ16、19は、感材引出ロー
ラ15、メインローラ18の回転に各々従動する。ま
た、補助ローラ21、23は、感材排出ローラ20、2
2に各々従動する。
【0013】24〜27は、感材搬送ガイド、32は感
材排出切換ガイドであって、これらのガイド24〜27
と各ローラ14〜19により、感材11をマガジン13
へ搬送する第1の搬送路が形成される。感材排出ガイド
30、31により、感材11は自動現像機40へと案内
され、感材排出ガイド30、31と、各ガイド24〜2
7と、各ローラ14〜19は、第2の搬送路を構成す
る。勿論、感材排出ガイド30、31は、自動現像機4
0の感材挿入口に合う位置に設けられている。
【0014】そして、感材排出切換ガイド32は、軸3
3を中心として図示しない駆動源により回動可能であ
り、その停止位置(aまたはbまたはc)により感材1
1の搬送方向を決定する。即ち、感材排出切換ガイド3
2は、案内手段に相当する。
【0015】35〜39は感材検知センサであって、こ
れらのセンサ35〜39により、感材11が正しくセッ
トまたは搬送されているか否かが検知される。37はカ
ッターであって、露光済の感材11をカットするための
ものである。また、41は感材11に記録を行うための
レーザーを発光するレーザー記録部であって、レーザー
の発光源やポリゴンミラーなどを有する発光部133と
発光部133から出力されたレーザー光を反射させてス
リットSに入射させるミラー34などから構成される。
【0016】本実施の形態のイメージセッターにおいて
は、ローラ16、原稿検知センサ35は、開閉蓋2に取
り付けられている。従って、作業者が、開閉蓋2を開い
た状態で、セットした感材箱12から感材搬送ガイド2
4及び25の入り口部分まで感材11を引き出すことに
より、感材11がセットされる。
【0017】図3において、51は全体の制御や各種デ
ータ処理などを行う制御部、52は感材引出ローラ15
を駆動するモーター、53はメインローラ18を駆動す
るモーター、54は感材排出ローラ20、22を各々駆
動するモーターである。また、モータ56は、軸33を
回転させることによって、感材排出切換ローラ32の位
置を切り換える。また、モーター52は、クラッチ42
を介して感材引出ローラ15に接続されており、感材引
出ローラ15は、クラッチ42がオン状態ではモーター
52に連動し、クラッチ42がオフ状態では回転フリー
となる。
【0018】58はイメージセッターで出力するための
画像データを記憶するためのイメージメモリであって、
この画像データは図示しないホストコンピュータからイ
ンターフェース部59を介して入力される。
【0019】57は主記憶部であって、図4に示すよう
に、イメージセッターで処理可能な感材の種類毎に、感
材11の強度が搬送途中でたるみを形成することに適し
ているか否か、また、感材11が自動現像機40で処理
可能か否かを示す情報を記憶する自現機/感材テーブル
61と、現在イメージセッターにセットされている感材
11の種類を示す感材種情報62と、感材11をマガジ
ン13と自動現像機40のどちらに排出するかを示す感
材排出先情報63と、感材11の搬送途中でたるみを形
成させるか否かを示すたるみ情報64、イメージメモリ
58に記憶された画像データを出力するための出力条件
65などが記憶される。
【0020】感材11には、印画紙、フィルム、シルバ
ーデイジープレートなど複数の種類があり、種類によっ
てイメージセッターでの記録後の処理も異なる。例え
ば、印画紙は安価だが、記録した印画紙を現像した後、
版下を作成するためにフィルムへの焼き付けを行う必要
がある。また、フィルムは現像したものをそのまま版下
として使用できるが、印画紙に比べて価格が高い。更
に、シルバーデイジープレートは現像したものをそのま
ま印刷の版として使用できるので、版下を作成する必要
がないが、印画紙やフィルムに比べて価格が非常に高
く、また、現在は限られたシステムでしか現像できない
という問題がある。
【0021】即ち、感材には特定の自動現像機によって
処理できるものとできないものがあり、処理できない感
材は、マガジンに収納して処理可能な現像機で使用しな
くてはならない。また、感材の種類によってその堅さも
異なる。例えば、上述したシルバーデイジープレートに
は、比較的薄手のものと、それよりも耐久性に優れた厚
手のものがあり、厚手のものはたるみを形成することに
は適さない。故に、感材の種類に応じて、たるみを形成
するか否か、また、マガジンと自動現像機のどちらに排
出するかを切り換える必要が生じる。本実施の形態で
は、図4に示すように、主記憶部57に感材の種類とセ
ットされた感材に対する処理に関する情報を記憶してお
き、それに応じて異なる処理を行うものである。
【0022】以上のように構成された本実施の形態のイ
メージセッターについて、以下その動作を、図5から図
13のフローチャートに沿って説明する。いま、主記憶
部57においては、操作パネル4(図1)からの入力に
より、感材種情報62にセットされた感材11の種類が
記憶されている。また、制御部51は、自現機/感材テ
ーブル61によってセットされた感材11が、搬送途中
でたるみを形成可能かどうかを調べ、たるみを形成可能
であればたるみ情報64に”1”を、また、形成不可で
あれば”0”を設定する。更に制御部51は、自動現像
機40で処理可能かどうかを調べ、可能であれば出力先
情報63に”1”(感材11を自動現像機40に排出す
ることを示す)を、また、不可であれば”0”(感材1
1をマガジン13に排出することを示す)を設定する。
このような処理手段によって、切換手段が構成される。
【0023】先ず、図示しないホストコンピュータから
画像データの出力開始の指示があると(ステップ1)、
制御部51はセンサ35によって感材11が正しくセッ
トされているかどうかを調べる(ステップ2)。ここで
感材11が正しくセットされていれば、ステップ4以降
の処理が行われ、感材11が正しくセットされていなけ
れば操作パネル4内のLCD表示部(図示せず)にエラ
ーメッセージが表示される(ステップ3)。
【0024】ステップ4では、ホストコンピュータから
送られてくる画像データをインターフェース部59を介
して受信してイメージメモリ58に書き込む。次に、制
御部51は、モーター52を駆動すると共にクラッチ4
2をオンして感材引出ローラ15を回転させ、また、モ
ーター53を駆動してメインローラ18を矢印方向に回
転させる(ステップ5)。すると、感材11は感材搬送
ガイド24、25によって案内され、メインローラ1
8、ローラ19に挟持される。
【0025】制御部51は、感材11がメインローラ1
8とローラ19によって挟持されたことをセンサ36に
よって検知すると(ステップ6)、モーター52の駆動
を解除すると共にクラッチ42をオフして感材引出ロー
ラ15を感材11の搬送に連れ回りさせた後(ステップ
7)、レーザー記録部41を駆動して感材11への画像
イメージの記録を開始する(ステップ8)。ここで制御
部51は、主記憶部57内のたるみ情報64を調べ(ス
テップ9)、たるみを形成することを示す”1”であれ
ばステップ10の、また、たるみを形成しないことを示
す”0”であればステップ50の処理を行う。
【0026】ステップ10では、制御部51は、主記憶
部57内の排出先情報63を調べ、感材11の排出先が
マガジン13である場合にはステップ11、また自動現
像機40である場合にはステップ31の処理を行う。ス
テップ11では、制御部51はモーター56を駆動して
感材排出切換ガイド32を原点位置である最下位置cか
ら最上位置aに移動させ、ステップ12において、モー
ター54を駆動して感材排出ローラ20を回転開始させ
る。その間、感材11はメインローラ18の回転によ
り、感材搬送ガイド26、27及び感材排出切換ガイド
32に案内されて、感材排出ローラ20及びローラ21
に挟持される。
【0027】制御部51は、感材11が感材排出ローラ
20及びローラ21に挟持されたことを、センサ38に
よって検知すると(ステップ13)、モーター54の駆
動を停止させて感材排出ローラ20の回転を止めるとと
もに(ステップ14)、モーター56を駆動して感材排
出切換ガイド32を最下位置cへと切り換える(ステッ
プ15)。この後、レーザー記録部41による感材11
への画像データの記録が行われるとともに、感材11の
排出動作を停止させた状態でメインローラ18による搬
送は継続されるので、図14に示すように、露光済の感
材11により本体1内部のたるみ形成部Tにたるみが形
成される。
【0028】このように、露光済の感材11をたるませ
ながらレーザー記録部41によって所定量の画像データ
の記録を行った後(ステップ16)、制御部51はレー
ザー記録部41による記録動作を一時停止させるととも
に(ステップ17)、モーター53の駆動を停止してメ
インローラ18の回転を停止させる(ステップ18)。
【0029】その後、制御部51はモーター54を駆動
して感材排出ローラ20を回転させることによって、露
光済の感材11をマガジン13内へと排出する(ステッ
プ19)。そして所定量(つまり、たるみ形成部Tにた
るませた感材11の量)の排出が終わった後(ステップ
20)、感材排出ローラ20を停止させる(ステップ2
1)。ここで、イメージメモリ58内に画像データが残
っていればステップ23の処理を、また、イメージメモ
リ58内の全画像データの記録が終了していればステッ
プ26の処理を行う(ステップ22)。
【0030】ステップ23では、再びメインローラ18
を回転開始させるとともに、レーザー記録部41によっ
てイメージメモリ58内の画像データを、感材11に記
録開始して(ステップ24)、ステップ16の処理に戻
る。
【0031】ステップ25では、カッター37によって
感材11を切断し、ステップ26で感材排出ローラ20
を回転させて全ての露光済の感材11をマガジン13内
に排出する。
【0032】ステップ31では、制御部51はモーター
56を駆動して感材排出切換ガイド32を原点位置であ
る最下位置cから位置bに移動させ、ステップ32にお
いて、モーター55を駆動して感材排出ローラ22を回
転開始させる。
【0033】その間、感材11はメインローラ18の回
転により、感材搬送ガイド26、27及び感材排出切換
ガイド32に案内されて、結果、感材排出ローラ22及
びローラ23に挟持される。
【0034】制御部51は、感材11が感材排出ローラ
22及びローラ23に挟持されたことを、センサ39に
よって検知すると(ステップ33)、モーター54の駆
動を停止させて感材排出ローラ22の回転を止めるとと
もに(ステップ34)、モーター56を駆動して感材排
出切換ガイド32を最下位置cへと切り換える(ステッ
プ35)。この後、レーザー記録部41による感材11
への画像データの記録が行われるとともに、感材11の
排出動作を停止させた状態でメインローラ18による搬
送は継続されるので、図15に示すように、露光済の感
材11により、本体1内部のたるみ形成部Tにたるみが
形成される。
【0035】このように露光済の感材11をたるませな
がらレーザー記録部41によって所定量の画像データの
記録を行った後(ステップ36)、制御部51はレーザ
ー記録部41による記録動作を一時停止させるとともに
(ステップ37)、モーター53の駆動を停止してメイ
ンローラ18の回転を停止させる(ステップ38)。そ
の後、制御部51はモーター55を駆動して感材排出ロ
ーラ22を回転させることによって、露光済の感材11
を自動現像機40へと排出する(ステップ39)。そし
て所定量(つまり、たるみ形成部Tにたるませ感材11
の量)の排出が終わった後(ステップ40)、感材排出
ローラ22を停止させる(ステップ41)。ここで、イ
メージメモリ58内に画像データが残っていればステッ
プ43の処理を、また、イメージメモリ58内の全画像
データの記録が終了していればステップ46の処理を行
う(ステップ42)。
【0036】ステップ43では、再びメインローラ18
を回転開始させるとともに、レーザー記録部41によっ
てイメージメモリ58内の画像データを、感材11に記
録開始して(ステップ44)、ステップ35の処理に戻
る。ステップ45では、カッター37によって感材11
を切断し、ステップ46で感材排出ローラ22を回転さ
せて全ての露光済の感材11を自動現像機40へ排出す
る。
【0037】次に、ステップ50以下の処理について説
明する。ステップ50では、制御部51はステップ10
と同様にして感材11の排出先を調べ、ステップ51ま
たはステップ61の処理を行う。
【0038】ステップ51では、制御部51はモーター
56を駆動して感材排出切換ガイド32を原点位置であ
る最下位置cから最上位置aに移動させ、ステップ52
において、モーター54を駆動して感材排出ローラ20
を回転開始させる。従って、感材11はメインローラ1
8の回転により、感材搬送ガイド26、27及び感材排
出切換ガイド32に案内されて、結果、感材排出ローラ
20及びローラ21に挟持された後、感材11はマガジ
ン13内へと排出される。
【0039】制御部51は、イメージメモリ58内の全
画像データについて出力を行った後(ステップ53)、
レーザー記録部41による記録動作を停止させ(ステッ
プ54)、メインローラ18と感材排出ローラ20を停
止させる(ステップ55)。そして、カッター37で感
材11を切断して再度感材排出ローラ20のみを駆動
し、記録済の感材11をマガジン13へ排出する(ステ
ップ56)。
【0040】ステップ61では、制御部51はモーター
56を駆動して感材排出切換ガイド32を原点位置であ
る最下位置cから位置bに移動させ、ステップ62にお
いて、モーター55を駆動して感材排出ローラ22を回
転開始させる。従って、感材11はメインローラ18の
回転により、感材搬送ガイド26、27及び感材排出切
換ガイド32に案内されて、結果、感材排出ローラ22
及びローラ23に挟持された後、感材11は自動現像機
40へと排出される。
【0041】制御部51は、イメージメモリ58内の全
画像データについて出力を行った後(ステップ63)、
レーザー記録部41による記録動作を停止させ(ステッ
プ64)、メインローラ18と感材排出ローラ22を停
止させる(ステップ65)。そして、カッター37で感
材11を切断して再度感材排出ローラ22のみを駆動
し、記録済の感材11を自動現像機40へ排出する(ス
テップ66)。
【0042】尚、本実施の形態では、感材11の種類は
操作パネル4からの入力により設定されることとした
が、感材箱12にバーコードなどの記録手段を設けて感
材に関する情報(種類、サイズなど)を記録しておき、
本体1の感材箱12の設置部分にその記録手段の情報を
読み取る手段を設けることにより、感材11の種類を検
知して、搬送途中でたるみを形成すべきか否か、また、
感材をマガジンと自動現像機のどちらに排出すべきかを
自動的に判定することとしてもよい。
【0043】また、たるみを形成するか否かを、感材の
種類により自動的に判断するようにしているが、感材の
種類による判断の後に、たるみ形成を行うかどうかを直
接指定するようにしてもよい。これは、搬送路中でたる
みを形成する場合は、たるみを形成しない場合に比べて
印字処理時間が長くなるので、写真ものやフルカラーで
はないモノクロで文字のみの印刷物などについては、処
理時間を優先させるために意図的にたるみを形成させな
い処理を選択できるようにするためである。
【0044】上述のように、本実施の形態では、感材の
搬送路を切り換えるためのガイドを、搬送路から待避さ
せることにより、簡単な構成で感材のたるみ形成部を形
成することができ、装置の省スペース化が可能である。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、搬送路途中の感材のた
るみ形成部を設けたため、感材への画像データの記録中
には搬出ローラを停止させることができ、搬送路中の振
動による印字品質の劣化を防止できる。また、たるみ形
成部により感材をたるませるか否かを切り換える手段を
設けたため、たるみを形成することには適さない厚手の
感材にも対応できるとともに、写真ものやフルカラーで
はないモノクロで文字のみ印刷物については、処理時間
を優先させるために意図的にたるみを形成させる処理を
選択できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における記録装置の斜視
【図2】本発明の一実施の形態における記録装置の断面
【図3】本発明の一実施の形態における記録装置のブロ
ック図
【図4】本発明の一実施の形態における記録装置におけ
る主記憶部内のデータ構成図
【図5】本発明の一実施の形態における記録装置の動作
を示すフローチャート
【図6】本発明の一実施の形態における記録装置の動作
を示すフローチャート
【図7】本発明の一実施の形態における記録装置の動作
を示すフローチャート
【図8】本発明の一実施の形態における記録装置の動作
を示すフローチャート
【図9】本発明の一実施の形態における記録装置の動作
を示すフローチャート
【図10】本発明の一実施の形態における記録装置の動
作を示すフローチャート
【図11】本発明の一実施の形態における記録装置の動
作を示すフローチャート
【図12】本発明の一実施の形態における記録装置の動
作を示すフローチャート
【図13】本発明の一実施の形態における記録装置の動
作を示すフローチャート
【図14】本発明の一実施の形態における記録装置にお
けるたるみ形成の説明図
【図15】本発明の一実施の形態における記録装置にお
けるたるみ形成の説明図
【図16】従来の記録装置の断面図
【符号の説明】
11 感材 12 感材箱 13 マガジン 15 感材引出ローラ 17 プラテン 18 メインローラ 20 感材排出ローラ 22 感材排出ローラ 32 感材排出切換ガイド 40 自動現像機 41 レーザー記録部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体を収納する収納手段と、 前記収納手段に収納された記録媒体を搬送する搬送手段
    と、 前記搬送手段により搬送される記録媒体に記録を行う記
    録手段と、 前記記録手段によって記録が行われた記録媒体を排出す
    る排出手段と、 前記記録手段と前記排出手段の間にて、前記記録手段に
    よって記録が行われた記録媒体にたるみをたるませるた
    るみ形成手段と、 前記たるみ形成手段によって、前記記録が行われた記録
    媒体にたるみを形成させるか否かを切り換える手段とを
    有することを特徴とする記録装置。
JP21167399A 1999-07-27 1999-07-27 記録装置 Expired - Fee Related JP3921882B2 (ja)

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