JP3919879B2 - メモリ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はROMやDRAM等のメモリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図8は従来のメモリ装置の一部の回路構成を示す回路図であり、図において、1,2は読み出しビット線、3,4は読み出しワード線で読み出しワード線3,4にはそれぞれ読み出しワード線選択信号W1 ,W2 が印加される。5,6はカラム選択線でカラム選択線5,6にはそれぞれカラム選択信号C1 ,C2 が印加される。7,8は読み出しビット線1,2を選択するためのトランジスタでそれぞれ読み出しビット線1,2に直列に接続されている。また、トランジスタ7,8のゲートはそれぞれカラム選択線5,6に接続されている。
【0003】
9は読み出しビット線1,2の一端が共通に接続された共通読み出しビット線、10は共通読み出しビット線9に電荷を供給するためのトランジスタで、トランジスタ10のドレインは共通読み出しビット線9に接続され、トランジスタ10のソースには電源電圧VDDが印加される。11はインバータで、インバータ11の入力端子にはチップイネーブル制御信号CECが印加され、インバータ11の出力端子はトランジスタ10のゲートに接続されている。
【0004】
12,13は読み出しビット線1,2の電位を増幅するためのインバータで、インバータ12の入力端子は共通読み出しビット線9に、出力端子はインバータ13の入力端子に接続されている。インバータ13の出力端子からは出力信号D0が出力される。14はインバータ12の入力電位を保持するためのトランジスタで、トランジスタ14のゲートはインバータ12の出力端子に、トランジスタ14のドレインはインバータ12の入力端子に接続され、トランジスタ14のソースには電源電圧VDDが印加される。
【0005】
1 〜M4 はメモリ素子を構成するトランジスタで、トランジスタM1 ,M4 のソースは接地され、トランジスタM1 ,M4 のドレインはそれぞれ読み出しビット線1,2に接続されている。トランジスタM2 ,M3 のソースは開放され、ドレインはそれぞれ読み出しビット線2,1に接続されている。トランジスタM1 ,M2 のゲートは読み出しワード線3に接続され、トランジスタM3 ,M4 のゲートは読み出しワード線4に接続されている。
【0006】
図9はこの従来例のメモリ装置の物理的構成を示す上面図であり、図10は図9のB−Bに沿う縦断斜視図である。図9,10において、図8の回路図に対応する部分には図8と同一の番号を付し、その説明を省略する。
【0007】
図9,図10において、22はメタルで構成される読み出しビット線1,2とトランジスタM1 ,M2 の拡散領域とを接触させるコンタクトホール、23は基板、31,32はトランジスタM1 ,M2 の拡散領域である。
【0008】
図11はこの従来例のメモリ装置に印加、ないしメモリ装置から出力される各信号波形を示すタイミングチャートである。以下、図11のタイミングチャートを参照しながら動作について説明する。
【0009】
まず、チップイネーブル制御信号CECが“H”レベルで、カラム選択信号C2 が“H”レベルである期間に、トランジスタ10,8を介して読み出しビット線2が充電され、読み出しビット線2の電位(bit2と表記する)が“H”レベルとなっている。このとき読み出しビット線1の電位(bit1と表記する)は、カラム選択信号C1 が“L”レベルでトランジスタ7がオフ状態であるため、フローティング状態となっている。また、インバータ13の出力信号D0は、共通読み出しビット線9の電位“H”がインバータ12,13で2度反転され、“H”レベルとなっている。
【0010】
この状態で、カラム選択信号C1 が“H”レベル、C2 が“L”レベルに変化すると、トランジスタ7がオン状態、トランジスタ8がオフ状態となり、電位bit1が“H”レベルとなって読み出しビット線1に電荷がチャージされ、電位bit2は“H”レベルに保たれる。
【0011】
この状態でチップイネーブル制御信号CECが立ち下がると、トランジスタ10がオフされ、共通読み出しビット線9への電力の供給が断たれる。続いて、読み出しワード線選択信号W1 が立ち上がると、トランジスタM1 ,M2 がオン状態となり、読み出しビット線1にチャージされた電荷がトランジスタM1 を介して引き抜かれ、電位bit1,出力信号D0が“L”レベルとなる。このとき、読み出しビット線1にチャージされた電荷はトランジスタM1 を介して引き抜かれ、電位bit1は徐々に低下する。
【0012】
次に、チップイネーブル制御信号CECが立ち上がり、読み出しワード線選択信号W1 が立ち下がると、トランジスタ10がオンし、トランジスタM1 ,M2 がオフし、電源電圧VDDがトランジスタ10を介して共通読み出しビット線9に供給されると共に、トランジスタ7がオン状態、トランジスタ8がオフ状態であるので、電位bit1が“H”レベルとなると共に、出力信号D0が“H”レベルとなる。
【0013】
この状態で更に、カラム選択信号C1 が“L”レベル、C2 が“H”レベルに変化しても、電位bit1は既に“H”レベルとなっているので、電位bit1,bit2とも“H”レベルに保たれる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
従来のメモリ装置は以上のように構成されているので、出力信号D0が“L”レベルに立ち下がるのに要する時間は、トランジスタM1 による電荷の引き抜き時間によりほとんど決定されてしまう。この出力信号D0の立ち下がり時間はトランジスタM1 の形状を大きくすれば高速化することができる。しかしトランジスタM1 の形状を大きくするとメモリ装置全体の形状が大幅に大きくなってしまい、メモリ装置の形状を大きくせずに出力信号D0の立ち下がり時間を高速化することが困難であるという課題があった。
【0015】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、形状を大きくすることなく出力信号D0の立ち下がり時間を高速化することのできるメモリ装置を得ることを目的とする。
【0016】
また、この発明は容易に生産することのできるメモリ装置を得ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明に係るメモリ装置は、制御端子が読み出しワード線に接続されるとともに、第1端子または第2端子の一方端子が読み出しビット線に接続され、第1端子または第2端子の他方端子が接地された、読み出しワード線選択時導通し、読み出しビット線の電荷を引き抜くための第一の経路を構成する第1のトランジスタと、制御端子が読み出しワード線に接続され、読み出しワード線の選択時に導通状態となる第2のトランジスタと、第3端子または第4端子の一方端子が、第2のトランジスタを介し、第1のトランジスタによって電荷の引き抜きが行われる読み出しビット線に接続され、第3端子または第4端子の他方端子が接地された、読み出しワード線選択時導通し、読み出しビット線の電荷を引き抜くための第2の経路を構成する第3のトランジスタと、を備えたものである。
【0018】
請求項2記載の発明に係るメモリ装置は、第3のトランジスタは、さらに第3端子または第4端子の一方端子が第1のトランジスタによって電荷の引き抜きが行われる読み出しビット線とは異なる第2の読み出しビット線に接続され、第5端子または第6端子の一方端子が第2の読み出しビット線に接続されるとともに、第5端子または第6端子の他方端子が接地され、第2の読み出しビット線の非選択時に、第1の読み出しビット線にチャージされた電荷を引き抜くための第3の経路を構成する第4のトランジスタを備えたものである。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるメモリ装置の一部の回路構成を示す回路図であり、図において、1,2は読み出しビット線、3,4は読み出しワード線で読み出しワード線3,4にはそれぞれ読み出しワード線選択信号W1 ,W2 が印加される。5,6はカラム選択線でカラム選択線5,6にはそれぞれカラム選択信号C1 ,C2 が印加される。7,8は読み出しビット線1,2を選択するためのトランジスタ(第2のトランジスタ)でそれぞれ読み出しビット線1,2に直列に接続されている。また、トランジスタ7,8のゲートはそれぞれカラム選択線5,6に接続されている。7’,8’は選択されなかった読み出しビット線の電荷を引き抜くトランジスタ(第3のトランジスタ)で、トランジスタ7’,8’のソースはそれぞれトランジスタ7,8のドレインに接続され、トランジスタ7’,8’のドレインは接地され、ゲートはそれぞれカラム選択線5,6に接続されている。
【0021】
9は読み出しビット線1,2の一端が共通に接続された共通読み出しビット線、10は共通読み出しビット線9に電荷を供給するためのトランジスタで、トランジスタ10のドレインは共通読み出しビット線9に接続され、トランジスタ10のソースには電源電圧VDDが印加される。11はインバータで、インバータ11の入力端子にはチップイネーブル制御信号CECが印加され、インバータ11の出力端子はトランジスタ10のゲートに接続されている。
【0022】
12,13は読み出しビット線1,2の電位を増幅するためのインバータで、インバータ12の入力端子は共通読み出しビット線9に、出力端子はインバータ13の入力端子に接続されている。インバータ13の出力端子からは出力信号D0が出力される。14はインバータ12の入力電位を保持するためのトランジスタで、トランジスタ14のゲートはインバータ12の出力端子に、トランジスタ14のドレインはインバータ12の入力端子に接続され、トランジスタ14のソースには電源電圧VDDが印加される。
【0023】
1 〜M4 はメモリ素子を構成するトランジスタで、各トランジスタM1 〜M4 のソースは接地され、トランジスタM1 ,M4 のドレインはそれぞれ読み出しビット線1,2に接続され、トランジスタM2 ,M3 のドレインは読み出しビット線1,2には接続されていない。トランジスタM1 ,M2 のゲートは読み出しワード線3に接続され、トランジスタM3 ,M4 のゲートは読み出しワード線4に接続されている。TrN1 、TrN2 はビット線上の電荷引き抜きの速度を速めるためのトランジスタであり、トランジスタTrN1 ,TrN2 のドレインはそれぞれトランジスタM1 ,M4 のドレインに、トランジスタTrN1 ,TrN2 のソースはそれぞれトランジスタM2 ,M3 のドレインに接続されている。また、トランジスタTrN1 ,TrN2 のゲートはそれぞれ読み出しワード線3,4に接続されている。なお、P1 ,P2 は読み出しビット線1上の電荷を引き抜く経路を表す。
【0024】
図2はこの実施の形態1のメモリ装置の物理的構成を示す上面図であり、図3は図2のA−Aに沿う縦断斜視図である。図2,図3において、図1の回路図に対応する部分には図1に付したのと同一の番号を付し、その説明を省略する。
【0025】
図2,3において、22はメタルで構成される読み出しビット線1,2とトランジスタM1 ,M2 の拡散領域とを接触させるコンタクトホール、23は基板、31,32はトランジスタM1 ,M2 の拡散領域である。図2,3に示すように、トランジスタM1 ,M2 のドレイン間を接続する形でトランジスタTrN1 が設けられている。すなわち、従来から存在するトランジスタM1 ,M2 の間およびM3 ,M4 の間にそれぞれトランジスタTrN1 ,TrN2 を挿入するため、メモリ装置全体の大きさは従来と同一であり、新たなトランジスタTrN1 ,TrN2 を設けることによるレイアウト面積の増大は生じない。
【0026】
図4はこの実施の形態1のメモリ装置に印加、ないしメモリ装置から出力される各信号波形を示すタイミングチャートである。以下、図4のタイミングチャートを参照しながら動作について説明する。
【0027】
まず、チップイネーブル制御信号CECが“H”レベルで、カラム選択信号C2 が“H”レベルである期間に、トランジスタ10,8を介して読み出しビット線2が充電され、読み出しビット線2の電位(bit2と表記する)が“H”レベルとなっている。このとき読み出しビット線1の電位(bit1と表記する)は、カラム選択信号C1 が“L”レベルでトランジスタ7がオフ状態、トランジスタ7’がオン状態であるため、“L”レベルとなっている。また、インバータ7の出力信号D0は、共通読み出しビット線9の電位“H”がインバータ12,13で2度反転され、“H”レベルとなっている。
【0028】
この状態で、カラム選択信号C1 が“H”レベル、C2 が“L”レベルに変化すると、トランジスタ7,8’がオン状態、トランジスタ7’,8がオフ状態となり、電位bit1が“H”レベル、電位bit2が“L”レベルとなり、読み出しビット線1に電荷がチャージされる。
【0029】
この状態でチップイネーブル制御信号CECが立ち下がると、トランジスタ10がオフ状態となり、共通読み出しビット線9への電力の供給が断たれる。続いて、読み出しワード線選択信号W1 が立ち上がると、トランジスタM1 ,M2 ,TrN1 がオン状態となり、読み出しビット線1にチャージされた電荷がトランジスタM1 (経路P1 ),TrN1 ,M2 (経路P2 )を介して引き抜かれ、電位bit1,出力信号D0が“L”レベルとなる。
このとき、読み出しビット線1にチャージされた電荷は経路P1 およびP2 を介して同時に引き抜かれるので、従来のメモリ装置に比べて2倍の速度で電荷を引き抜くことができる。
【0030】
次に、チップイネーブル制御信号CECが立ち上がり、読み出しワード線選択信号W1 が立ち下がると、トランジスタ10がオンし、トランジスタM1 ,M2 ,TrN1 がオフし、電源電圧VDDがトランジスタ10を介して共通読み出しビット線9に供給されると共に、トランジスタ7,8’がオン状態、トランジスタ7’,8がオフ状態であるので、電位bit1が“H”レベルとなると共に、出力信号D0が“H”レベルとなる。
【0031】
この状態で更に、カラム選択信号C1 が“L”レベル、C2 が“H”レベルに変化すると、この実施の形態1の図4における動作の初期状態に戻り、電位bit1が“L”レベル、電位bit2が“H”レベルとなる。
【0032】
以上のように、この実施の形態1によれば、メモリ装置全体の形状を大きくすることなく、読み出しビット線上の電荷引き抜き動作を高速化することができる効果が得られる。
【0033】
実施の形態2.
図5はこの発明の実施の形態2によるメモリ装置の一部の回路構成を示す回路図であり、図において、実施の形態1の図1の回路図に示した構成要素と同一の構成要素には同一の番号を付し、その説明を省略する。この実施の形態2は、ビット線の電荷の引き抜き経路を更に2経路設けて4経路とし、電荷の引き抜きを更に高速化したものである。
【0034】
図5において、1’,2’は読み出しビット線、15,16はカラム選択線でカラム選択線15,16にはそれぞれカラム選択信号C3 ,C4 が印加される。17,18は読み出しビット線1’,2’を選択するためのトランジスタでそれぞれ読み出しビット線1’,2’に直列に接続されている。また、トランジスタ17,18のゲートはそれぞれカラム選択線15,16に接続されている。17’,18’は選択されなかった読み出しビット線の電荷を引き抜くトランジスタで、トランジスタ17’,18’のソースはそれぞれトランジスタ17,18のドレインに接続され、トランジスタ17’,18’のドレインは接地され、ゲートはそれぞれカラム選択線15,16に接続されている。
【0035】
5 〜M8 はメモリ素子を構成するトランジスタで、各トランジスタM5 〜M8 のソースは接地され、トランジスタM5 ,M8 のドレインはそれぞれ読み出しビット線1’,2’に接続され、トランジスタM6 ,M7 のドレインは読み出しビット線1’,2’には接続されていない。トランジスタM5 ,M6 のゲートは読み出しワード線3に接続され、トランジスタM7 ,M8 のゲートは読み出しワード線4に接続されている。TrN3 、TrN6 はビット線上の電荷引き抜きの速度を速めるためのトランジスタであり、トランジスタTrN3 ,TrN4 のドレインはそれぞれトランジスタM2 ,M4 のドレインに、トランジスタTrN3 ,TrN4 のソースはそれぞれトランジスタM5 ,M7 のドレインに接続されている。また、トランジスタTrN3 ,TrN4 のゲートはそれぞれ読み出しワード線3,4に接続されている。さらに、トランジスタTrN5 ,TrN6 のドレインはそれぞれトランジスタM5 ,M7 のドレインに、トランジスタTrN5 ,TrN6 のソースはそれぞれトランジスタM6 ,M8 のドレインに接続されている。また、トランジスタTrN5 ,TrN6 のゲートはそれぞれ読み出しワード線3,4に接続されている。なお、P3 ,P4 は読み出しビット線1上の電荷を引き抜く経路を表す。
【0036】
次に動作について説明する。
この実施の形態2の動作は読み出しビット線1,2および1’,2’をそれぞれ対として、各対が実施の形態1と同一の動作を行う。そして、例えば、カラム選択信号C1 のみが“H”レベルで、他のカラム選択信号C2 〜C4 が“L”レベルであって、読み出しビット線1からチャージされた電荷を引き抜くときを考えてみると、このとき読み出しワード線3はトランジスタM1 ,M2 ,M5 ,M6 ,TrN1 ,TrN3 ,TrN5 の全てのゲートに接続されているために、ワード線選択信号W1 が立ち上がると、これらのトランジスタが全てオンする。これにより、読み出しビット線1の電荷は経路P1 ,P2 ,P3 ,P4 の全てを介して引き抜かれるので、読み出しビット線1の電荷は従来の引き抜きの速度の4倍の速度で引き抜かれることとなる。このことは、他の読み出しビット線2,1’,2’の電荷を引き抜くときにも当てはまり、いずれの場合にも従来の4倍の速度で電荷を引き抜くことができる。
【0037】
以上のように、この実施の形態2によれば、従来の4倍の速度で読み出しビット線の電荷を引き抜くことができる効果が得られる。
【0038】
実施の形態3.
図6はこの発明の実施の形態3によるメモリ装置の一部の回路構成を示す回路図であり、図において、図1に示す実施の形態1の回路図と同一の構成要素には同一の番号を付し、その説明を省略する。この実施の形態3はメモリ装置のコード上、トランジスタM1 ,M2 のドレインがそれぞれ読み出しビット線1,2に接続されているものである。図6において、P5 は読み出しビット線上の電荷を引き抜く経路の一つである。
【0039】
次に動作について説明する。
この実施の形態3においては、トランジスタ8’が読み出しビット線2上の電荷の引き抜き経路としてのみならず、読み出しビット線1上の電荷の引き抜き経路P5 としても機能する。すなわち、図4のタイミングチャートに示すように、ワード線選択信号W1 が立ち上がったときには、読み出しビット線2の電位bit2は既に“L”レベルとなっており、読み出しビット線2上には引き抜くべき電荷は存在しない。この状態でワード線選択信号W1 が立ち上がることにより、読み出しビット線1上の電荷が経路P1 ,P2 を介して引き抜かれると同時にトランジスタM2のドレインが読み出しビット線2に接続され、トランジスタ8’がオン状態にあるので、読み出しビット線1上の電荷は経路P5 を介しても引き抜かれるのである。これにより、読み出しビット線1上の電荷は従来の3倍の速度で引き抜かれることとなる。
【0040】
以上のように、この実施の形態3によれば、従来の3倍の速度で読み出しビット線上の電荷を引き抜くことができる効果が得られる。
【0041】
実施の形態4.
図7はこの発明によるメモリ装置の一部の回路構成を示す回路図であり、図において、図6の実施の形態3の構成要素と同一の構成要素には同一の番号を付し、その説明を省略する。
【0042】
図7において、7”,8”は読み出しビット線1,2の電荷を引き抜くためのトランジスタ(第3のトランジスタ)であり、トランジスタ7”,8”のドレインはそれぞれトランジスタ7,8のドレインに接続され、トランジスタ7”,8”のソースは接地されている。19,20はカラム選択線でそれぞれトランジスタ7”,8”のゲートに接続され、カラム選択線19,20にはそれぞれカラム選択信号C5 ,C6 が印加される。
【0043】
図7に示すように、この実施の形態4は、読み出しビット線に直列に接続されるカラム選択用のトランジスタ7,8と同一のタイプのトランジスタ7”,8”(図7に示した例ではN型のトランジスタ)を並列に接続し、カラム選択用トランジスタ7,8とは別個にカラム選択信号C5 ,C6 を供給するようにしたものである。これにより、メモリ装置の製造工程が簡単になり、形状が小型化できる。
【0044】
以上のように、この実施の形態4によれば、メモリ装置の製造工程が簡単になり、形状が小型化できる効果が得られる。
【0045】
【発明の効果】
以上のように、請求項1記載の発明によれば、読み出しビット線の電荷を引き抜くための第一の経路を構成する第1のトランジスタに加えて、読み出しワード線の選択時に導通状態となる第2のトランジスタを介し、読み出しワード線の選択時に導通し、読み出しビット線の電荷を引き抜くための第2の経路を構成する第3のトランジスタを備えるように構成したので、読み出しビット線の電荷の引き抜き速度が少なくとも2倍になるという効果が得られる。
【0046】
請求項2記載の発明によれば、第3のトランジスタを、第1のトランジスタによって電荷の引き抜きが行われる読み出しビット線とは異なる第2の読み出しビット線に接続するとともに、第2の読み出しビット線の非選択時に、第1の読み出しビット線にチャージされた電荷を引き抜くための第3の経路を構成する第4のトランジスタを備えるように構成したので、メモリ装置の形状を増大させることなく、読み出しビット線の電荷の引き抜き速度が少なくとも2倍になるという効果が得られる
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるメモリ装置の一部の回路構成を示す回路図である。
【図2】 実施の形態1のメモリ装置の物理的構成を示す上面図である。
【図3】 図2のA−Aに沿う縦断斜視図である。
【図4】 実施の形態1のメモリ装置に印加ないしメモリ装置から出力される各信号波形を示すタイミングチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態2によるメモリ装置の一部の回路構成を示す回路図である。
【図6】 この発明の実施の形態3によるメモリ装置の一部の回路構成を示す回路図である。
【図7】 この発明によるメモリ装置の一部の回路構成を示す回路図である。
【図8】 従来のメモリ装置の一部の回路構成を示す回路図である。
【図9】 図8の従来例のメモリ装置の物理的構成を示す上面図である。
【図10】 図9のB−Bに沿う縦断斜視図である。
【図11】 図8の従来例のメモリ装置に印加ないしメモリ装置から出力される各信号波形を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1,1’,2,2’ 読み出しビット線、M1 トランジスタ(第1のトランジスタ)、7,8,M2 ,M5 ,M6 ,TrN1 ,TrN3 ,TrN5 トランジスタ(第2のトランジスタ)、7’,7”,8’,8” トランジスタ(第3のトランジスタ)。

Claims (2)

  1. 制御端子が読み出しワード線に接続されるとともに、第1端子または第2端子の一方端子が読み出しビット線に接続され、前記第1端子または第2端子の他方端子が接地された、前記読み出しワード線選択時導通し、前記読み出しビット線電荷を引き抜くための第一の経路を構成する第1のトランジスタと、
    制御端子が前記読み出しワード線に接続され、前記読み出しワード線の選択時に導通状態となる第2のトランジスタと、
    第3端子または第4端子の一方端子が、前記第2のトランジスタを介し、前記第1のトランジスタによって電荷の引き抜きが行われる読み出しビット線に接続され、前記第3端子または第4端子の他方端子が接地された、前記読み出しワード線選択時導通し、前記読み出しビット線の電荷を引き抜くための第2の経路を構成する第のトランジスタと、
    を備えたことを特徴とするメモリ装置。
  2. 前記第3のトランジスタは、さらに前記第3端子または第4端子の一方端子が前記第1のトランジスタによって電荷の引き抜きが行われる読み出しビット線とは異なる第2の読み出しビット線に接続され、
    第5端子または第6端子の一方端子が前記第2の読み出しビット線に接続されるとともに、前記第5端子または第6端子の他方端子が接地され、前記第2の読み出しビット線の非選択時に、前記第1の読み出しビット線にチャージされた電荷を引き抜くための第3の経路を構成する第4のトランジスタを備えたことを特徴とする請求項1に記載のメモリ装置。
JP12704997A 1997-05-16 1997-05-16 メモリ装置 Expired - Fee Related JP3919879B2 (ja)

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