JP2687829B2 - メモリ及びメモリ作成方式 - Google Patents

メモリ及びメモリ作成方式

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JP2687829B2
JP2687829B2 JP4340031A JP34003192A JP2687829B2 JP 2687829 B2 JP2687829 B2 JP 2687829B2 JP 4340031 A JP4340031 A JP 4340031A JP 34003192 A JP34003192 A JP 34003192A JP 2687829 B2 JP2687829 B2 JP 2687829B2
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Panasonic Holdings Corp
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    • GPHYSICS
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    • G11CSTATIC STORES
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    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
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    • G11C11/41Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming static cells with positive feedback, i.e. cells not needing refreshing or charge regeneration, e.g. bistable multivibrator or Schmitt trigger
    • G11C11/413Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing, timing or power reduction
    • G11C11/417Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing, timing or power reduction for memory cells of the field-effect type
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C5/00Details of stores covered by group G11C11/00
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Static Random-Access Memory (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体分野に関連し、
さらに詳しくは、メモリ及びメモリ作成方式に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年のCADの進歩はめざましいものが
あり、半導体回路の開発期間が短くなってきている。そ
れを受けて、開発効率の更なる向上が望まれ、仕様変更
へのすばやい対応や、モジュールのジェネレータ化が必
要となってきている。
【0003】以下図面を用いて、従来のメモリについて
説明する。図4に、従来の代表的なSRAMの構成を示
す。
【0004】デコーダ401はアドレス入力端子419
からアドレスを入力し、プリチャージ信号420をプリ
チャージ入力とし、プリチャージ信号420がLowの時
には全ワード線413をLowにし、プリチャージ信号4
20がHighになったときに入力されたアドレスをデコー
ドし、対応するワード線413をHighにする。ワード線
413はワード線遷移検出回路402のトランジスタ4
16のゲートと、メモリセル403のトランジスタ41
5のゲートにつながっている。ワード線遷移検出回路4
02のトランジスタ416のドレインは、ワード線遷移
検出信号線412に接続され、そのソースはグランドに
接続されている。
【0005】メモリセル403内のトランジスタ415
のドレインは、ビット線414に接続され、そのソース
は、データ記憶部418に接続される。ワード線遷移検
出信号線プリチャージ回路404は、プリチャージ信号
420をプリチャージ入力とし、プリチャージ信号42
0がLowのときワード線遷移検出信号線412をプリチ
ャージする。ビット線プリチャージ回路405はプリチ
ャージ信号420を入力とし、プリチャージ信号420
Lowのときビット線414をプリチャージする。
【0006】センスイネーブル発生回路406は、ワー
ド線遷移検出信号線412を入力とし、ワード線遷移検
出信号がLowとなるとセンスイネーブル信号をセンスイ
ネーブル信号線425に出力する。
【0007】センスアンプ407はセンスイネーブル信
号線425がHighのときビット線414を差動増幅す
る。ライトバッファ408とライトイネーブル発生回路
410は、ライトイネーブル信号421がHighのときデ
ータ入力端子424のデータをビット線414に出力す
る。アウトバッファ409とアウトイネーブル発生回路
411は、アウトイネーブル信号422がHighのときビ
ット線414の値をデータ出力端子423に出力する。
【0008】この回路のデータリード時の動作を図6
(a)のタイミング図を参照しながら説明する。
【0009】最初プリチャージ信号はLowでワード線遷
移検出信号線412とビット線414がプリチャージ回
路404と405の働きによりプリチャージされ、ワー
ド線413もデコーダ401の働きによりLowにされて
いるとする。
【0010】プリチャージ信号420が時刻T1でHigh
になるとデコーダ401がアドレスのデコードを開始
し、対応するワード線413が時刻T2でHighとなる。
ワード線413がHighになるとワード線遷移検出回路4
02のトランジスタ416とメモリセル403のトラン
ジスタ41がオンとなりワード線遷移検出信号線41
2のディスチャージが開始し、メモリセルが読み書き可
能な状態になる。
【0011】データリード時はアウトイネーブル信号4
22がHighでライトイネーブル信号421がLowとなっ
ており、ビット線414はメモリセル403によってデ
ィスチャージされる。同時にワード線遷移検出信号線4
12もワード線検出回路402によってディスチャージ
されセンスイネーブル発生回路406に入力される。
【0012】時刻T3にセンスイネーブル発生回路40
6はセンスイネーブル信号をセンスイネーブル信号線4
25に出力しセンスアンプ407が時刻T4でイネーブ
ル状態となる。センスアンプ407はイネーブル状態に
なるとビット線414の状態を増幅して時刻T5にビッ
ト線414の出力が確定されアウトバッファ409を通
じてデータ出力端子423に出力される。
【0013】この回路のデータライト時の動作を図6
(b)のタイミング図を参照して説明する。データライ
ト時はライトイネーブル信号421がHighでアウトイネ
ーブル信号422がLowとなっている。このときの動作
はワード線413が時刻T2でHighになるまではデータ
リード時と同じ動作をする。データライト時はアウトイ
ネーブル信号422がLowでライトイネーブル信号42
1はHighであり、ビット線414にはデータ入力端子4
24からのデータが入力されているためにビット線41
4のディスチャージはライトバッファ408によって行
われ、結果としてメモリセル403にデータが書き込ま
れる。
【0014】このSRAMは、ワード線遷移検出回路4
02によってワード線遷移検出信号を作り、その信号を
用いてセンスイネーブル信号を発生させるのでワードサ
イズが変更されると、ビット線414と、ワード線遷移
検出信号線412の容量が変化することによりタイミン
グのズレを生じる。それを避けるために設計をやり直さ
なければならない。
【0015】従来のメモリ作成方式を用いて与えられた
ワードサイズをもった図4に示されたようなメモリを作
成する場合を図5を参照して説明する。
【0016】任意のサイズに対応するためにメモリの構
成要素としてリーフセル作成手順501によってリーフ
セルを作成する。1種類ではワードサイズの変化によっ
てセンスイネーブルのタイミングのずれに対応できない
のでセンスイネーブルのタイミングが異なるリーフセル
を数種類用意する。
【0017】メモリサイズ入力手順502において実際
に必要となるメモリのサイズが入力される。
【0018】リーフセル選択手順503においてメモリ
サイズ入力手順によって入力されたサイズに最も適した
リーフセルの種類を選択する。
【0019】リーフセル修正手順504によってワード
サイズによるセンスイネーブル信号のタイミングのずれ
を計算し、それによってリーフセル選択手順503によ
って選択されたリーフセルを修正する。
【0020】リーフセル配置配線手順505によって置
換されたリーフセルをメモリとして機能するように並べ
配線しそのレイアウトをレイアウト出力506に出力す
る。
【0021】この作成方式では複数のワードサイズに対
応するためにワードサイズの変化によるセンスイネーブ
ルのタイミングを補正する必要があり、そのために複数
のリーフセルの種類とセンスイネーブルのタイミングを
計算し、リーフセルを修正する手順が必要となる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】図4に示したSRAM
では、センスアンプのイネーブル信号のタイミングが重
要となる。このことを図7のタイミング図を用いて説明
する。
【0023】図7(a)はワード線遷移検出信号がビッ
ト線よりも速く落ちすぎる場合であり、このときセンス
イネーブル信号がビット線が十分に落ちる前に出力さ
れ、ビット線414がHighとならなければないときでも
ディスチャージを行うので、結果として正しい出力を得
ることができない。
【0024】図7(b)はセンスイネーブル信号が遅す
ぎる場合であり、ディスチャージが終了してからセンス
アンプが動作するのでスピードの低下を招きセンスアン
プの効果を半減させる。
【0025】以上説明したようにワード線遷移検出回路
でワード線の遷移を検出し、それによってセンスイネー
ブルを発生させるメモリを設計する場合、最適のタイミ
ングを計算しなければならない。
【0026】しかし、この場合設計の仕様変更等でメモ
リのワードサイズが変更となった場合、ビット線の容量
と、ワード線の容量の変化の割合が異なるためにセンス
イネーブルのタイミングがずれるために設計をやり直さ
なければならず手間がかかる。
【0027】また従来のメモリ作成方式を用いてメモリ
を作成する場合においては、単純にリーフセルを並べ配
線するだけでは従来のメモリの場合について説明したよ
うにワードサイズによってセンスイネーブルのタイミン
グが最適のものからずれてしまう。このことを避けるた
めにはワードサイズに応じた複数の種類のリーフセルを
用意したり、ビット線とワード線遷移検出信号線の容量
を見積なおしてセンスイネーブルのタイミングのズレを
計算しリーフセルを修正しなければならず、データ量の
増大、プログラムの複雑化を招き、ジェネレータ化した
ときのジェネレータの開発効率を下げる。
【0028】本発明は上記課題を解決するメモリとメモ
リ作成方式を提供することを目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに請求項1に記載のメモリは、アドレスが入力されデ
コードした結果をワード線に出力するデコーダと、前記
ワード線のデコードを受けてビット線へデータの入出力
を開始するメモリセルと、前記ワード線の遷移を検出し
てワード線遷移検出信号線にワード線遷移検出信号を出
力するワード線遷移検出回路と、前記ワード線遷移検出
信号を入力としセンスイネーブル信号を発生するセンス
イネーブル発生回路と、前記センスイネーブル信号をイ
ネーブル入力とし前記ビット線の出力を増幅し出力する
センスアンプとを有するメモリで、前記メモリセルは前
記ワード線をゲート入力としそのドレインを前記ビット
線に接続する第1のトランジスタと、前記第1のトラン
ジスタのソースと接続されたデータ記憶部とを有し、前
記ワード線がデコードされると前記第1のトランジスタ
がオンとなり前記データ記憶部のデータの前記ビット線
への入出力を開始するように構成され、前記ワード線遷
移検出回路は前記ワード線をゲート入力とし、そのドレ
インを前記ワード線遷移検出信号線と接続する前記第1
のトランジスタと同じ大きさの第2のトランジスタと、
前記第2のトランジスタのソースとそのドレインを接続
しそのソースをグランドと接続する前記データ記憶部よ
りもドライブ能力が大きい第3のトランジスタを有し、
前記ワード線遷移検出信号線周辺ののレイアウトを前記
ビット線周辺のレイアウトを同じにする事により前記ビ
ット線と前記ワード線遷移検出信号線の容量を等しく
し、前記第2のトランジスタがオンのときに前記第3の
トランジスタがオンとなるように制御され、前記ワード
線がデコードされると前記第2、第3のトランジスタが
オンし前記ワード線遷移検出信号線のディスチャージを
開始することにより前記ワード線遷移検出信号を出力す
るように構成され、前記デコーダがアドレスをデコード
しその結果を前記ワード線に出力し、前記メモリセル
は、デコードされた結果に応じて前記第1のトランジス
タがオンすることにより前記ビット線へのデータの出力
を開始し、前記ワード遷移検出回路は前記ワード線のデ
コードを検出し前記第2、第3のトランジスタがオンに
なることによって前記ワード線遷移検出信号線のディス
チャージを開始して前記ワード線遷移検出信号を出力
し、前記センスイネーブル発生回路は前記ワード線遷移
検出信号を入力して前記センスイネーブル信号を発生
し、前記センスアンプは前記センスイネーブル信号をイ
ネーブル入力として前記ビット線のデータを増幅し出力
するように構成されることを特徴とするメモリである。
【0030】また、請求項2記載のメモリ方式は、アド
レスが入力されデコードした結果をワード線に出力する
デコーダと、前記ワード線がデコードされるとビット線
への記憶されたデータの出力を開始するメモリセルと、
前記ワード線がデコードされるとワード線遷移検出信号
線にワード線遷移検出信号を出力するワード線遷移検出
回路と、前記ワード線遷移検出信号を入力してセンスイ
ネーブル信号を発生するセンスイネーブル発生回路と、
前記センスイネーブル信号が入力されると前記ビット線
の出力データを増幅し出力するセンスアンプとを有する
メモリを、前記メモリセルと、前記ワード線遷移検出回
路のレイアウトをリーフセルとして作成しておき、与え
られたメモリサイズに応じて前記リーフセルを並べて作
成するメモリ作成方式であって、前記メモリセルを、前
記ワード線をゲート入力としそのドレインを前記ビット
線に接続する第1のトランジスタと前記第1のトランジ
スタのソースと接続されたデータ記憶部とを有し、前記
ワード線がデコードされると前記第1のトランジスタが
オンとなり前記データ記憶部に記憶されたデータの入出
力を開始するように構成し、前記ワード線遷移検出回路
を、前記ワード線をゲート入力としそのドレインを前記
ワード線遷移検出信号線と接続する前記第2のトランジ
スタと、前記第2のトランジスタがオンになったときに
オンになるように制御され、そのドレインを前記第2の
トランジスタのソースと接続し、そのソースをグランド
と接続する第3のトランジスタを有し、前記ワード線遷
移検出信号線周辺のレイアウトを前記メモリセルの前記
ビット線周辺のレイアウトと同じにすることにより前記
ビット線と前記ワード線遷移検出信号線の要領を等しく
なるようにし、前記第2のトランジスタの大きさを前記
メモリセルの前記第1のトランジスタと同じ大きさに
し、前記第3のトランジスタの大きさを前記メモリセル
の前記データ記憶部よりもドライブ能力が大きくなるよ
うにし、前記ワード線がデコードされると前記第2、第
3のトランジスタがオンとなり前記ワード線遷移検出信
号線のディスチャージを開始するように構成し、与えら
れたワードサイズに応じて前記ワード線遷移検出回路と
前記メモリセルを前記ビット線と前記ワード線遷移検出
信号線の容量の変化の割合が等しくなるように並べて請
求項1記載のメモリを作成するメモリ作成方式である。
【0031】
【作用】請求項1記載の構成のメモリは、ビット線とワ
ード線遷移検出信号線の容量が同じとなり、ワード線遷
移検出信号線をディスチャージするトランジスタと直列
にデータ記憶部よりもドライブ能力が大きいトランジス
タが入っているのでワード線遷移検出信号線がビット線
より速く落ちることによりセンスイネーブルのタイミン
グを最適なものに設定することができる。ワードサイズ
が変更しても容量の変化の割合が一定になるためにセン
スアンプが働くタイミングを自動的に補正し、仕様変更
への対応が容易となる。
【0032】請求項2記載の構成のメモリ作成方式は、
請求項1の構成をもつメモリを作り出すので、ワードサ
イズの変化によるセンスイネーブル信号のタイミングの
ずれを自動的に補正するため、リーフセルのデータを余
分に用意する必要がなく、またメモリジェネレータのプ
ログラムもより単純になり、メモリジェネレータのデー
タ量を減らし、開発効率を上げることができる。
【0033】
【実施例】(実施例1)以下図面を参照しながら、この
発明の第1の実施例のメモリについて説明する。図1は
第1の実施例のメモリの構成を示すブロック図である。
また図2は、本実施例のビット線114とワード線遷移
検出信号線112の周辺のレイアウト構成図である。
【0034】デコーダ101はアドレス入力端子121
からアドレスを入力し、プリチャージ信号120をプリ
チャージ入力とし、プリチャージ信号120がLowの時
には全ワード線113をLowにし、プリチャージ信号1
20がHighになったときに入力されたアドレスをデコー
ドし、対応するワード線113をHighにする。ワード線
113はワード線遷移検出回路102のトランジスタ1
16、117のゲートと、メモリセル103のトランジ
スタ115のゲートにつながっている。ワード線遷移検
出回路102のトランジスタ116は、メモリセル10
3のトランジスタ115と同じ大きさでそのドレインを
ワード線遷移検出信号線112に接続し、そのソースを
トランジスタ117のドレインに接続されている。ワー
ド線遷移検出回路102のトランジスタ117は、メモ
リセル103内のデータ記憶部118よりもドライブ能
力が大きくそのソースはグランドに接続されている。
【0035】メモリセル3のトランジスタ115のドレ
インは、ビット線114に接続され、そのソースは、デ
ータ記憶部118に接続される。図2に示したようにワ
ード線遷移検出信号線周辺領域128とビット線周辺領
域129とは同じレイアウトをしておりビット線114
とワード線遷移検出信号線112の容量は等しくなって
いる。
【0036】ワード線遷移検出信号線プリチャージ回路
104は、プリチャージ信号120をプリチャージ入力
とし、プリチャージ信号120がLowのときワード線遷
移検出信号線112をプリチャージする。ビット線プリ
チャージ回路105はプリチャージ信号120をプリチ
ャージ入力とし、プリチャージ信号120がLowのとき
ビット線114をプリチャージする。
【0037】センスイネーブル発生回路106は、ワー
ド線遷移検出信号112を入力とし、ワード線遷移検出
信号112がLowとなるとセンスイネーブル信号をセン
スイネーブル信号線125に出力する。
【0038】センスアンプ107はセンスイネーブル信
号線125がHighのときビット線114を差動増幅す
る。アウトバッファ109とアウトイネーブル発生回路
111は、アウトイネーブル信号122がHighのときビ
ット線114の値をデータ出力端子123に出力する。
ライトバッファ108とライトイネーブル発生回路11
0は、ライトイネーブル信号121がHighのときデータ
入力端子124のデータををビット線114に出力す
る。
【0039】このメモリの動作は従来例の動作と基本的
に同じである。従来例のメモリと異なりこの回路はメモ
リセル103のビット線114とワード線遷移検出回路
102のワード線遷移検出信号線が図2に示されたよう
に同じレイアウトをしているのでその容量が等しくな
る。またディスチャージ時の電流はトランジスタ11
5、116は同じでトランジスタ17がメモリセル3内
のグランドとトランジスタ115のソースを接続するト
ランジスタより大きいのでワード線遷移検出信号線11
2の方が速く電圧が落ちる。従って従来のメモリと同じ
動作をすることができる。
【0040】仕様変更などでワード線113の個数が変
化する場合は、ビット線114の容量が変化するが、ワ
ード線遷移検出信号線112の容量も同じ割合だけ変化
するためにセンスイネーブルのタイミングが自動的に補
正される。従来例では図4で示したタイミング図のよう
な動作をしていたものが、図3で示したタイミング図の
動作となり正常に動くようになる。
【0041】従って、従来の様な仕様変更時のワードサ
イズの変更による設計のやり直しが必要でなくなり、設
計の手間を削減することができる。
【0042】(実施例2)第2の実施例であるメモリ作
成方式によって図1で示されるメモリを作成した場合に
ついて図3を参照して説明する。
【0043】このメモリの動作は実施例1で示さてい
る。リーフセル作成手順301によってメモリセルとワ
ード線遷移検出回路のレイアウトを作成する。
【0044】このリーフセルのメモリセルは図1で示さ
れたメモリセルと同じ構成をし、またワード線遷移検出
回路は図1で示されたワード線遷移検出回路と同じ構成
をしている。そのレイアウトは図2で示されるようにビ
ット線とワード線遷移検出信号線のレイアウトを同じに
する。従ってメモリセルのビット線とワード線遷移検出
信号線のレイアウトは同じでその容量も等しくなってい
る。
【0045】以上の条件を満たすリーフセルを一種類だ
け作成する。メモリサイズ入力手順302によってメモ
リサイズを決定する。
【0046】リーフセル配置配線手順303によってメ
モリセルのビット線とワード線遷移検出回路のワード線
遷移検出信号線の容量の変化の割合が同じになるように
図1で示されたように並べ配線しそのレイアウトをレイ
アウト出力手順304に出力する。
【0047】従来例と異なりこのメモリ作成方式で作成
されたメモリは自動的にセンスイネーブルのタイミング
を補正するので用意するリーフセルは1種類で良く、ま
たタイミングのずれを計算しレイアウトを修正する必要
がない。
【0048】よってこのメモリ作成方式を用いるとデー
タ数が削減されまた手順も単純になるためにジェネレー
タ化する場合の開発効率が向上する。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明のメモリを用
いれば、センスイネーブルのタイミングを自動的に補正
するために、ワードサイズの変更時の設計を容易にする
ことができる。
【0050】本発明のメモリ作成方式を用いれば、異な
ったワードサイズのメモリを作成する場合において、入
力するリーフセルのデータ数を削減し、ジェネレータの
プログラムの開発効率を上げることができ、その実用的
効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のメモリの構成を示すブ
ロック図
【図2】同実施例メモリの部分レイアウトの詳細図
【図3】本発明の第2の実施例であるメモリ作成方式の
フローチャート図
【図4】従来例のメモリの構成を示すブロック図
【図5】従来例のメモリ作成方式のフローチャート図
【図6】従来例のメモリの動作タイミングを示すタイミ
ング図
【図7】従来例のメモリの課題を説明するためのタイミ
ング図
【符号の説明】
101 デコーダ 102 ワード線遷移検出回路 103 メモリセル 104 ワード線遷移検出信号線プリチャージ回路 105 ビット線プリチャージ回路 106 センスイネーブル発生回路 107 センスアンプ 108 ライトバッファ 109 アウトバッファ 110 ライトイネーブル発生回路 111 アウトイネーブル発生回路 112 ワード線遷移検出信号線 113 ワード線 114 ビット線 115 トランジスタ 116 トランジスタ 117 トランジスタ 118 データ記憶部 119 アドレス入力端子 120 プリチャージ信号入力端子 121 ライトイネーブル入力端子 122 アウトイネーブル入力端子 123 データ出力端子 124 データ入力端子 125 センスイネーブル信号線 126 VDD 127 VSS 128 ワード線遷移検出信号線周辺領域 129 ビット線周辺領域 301 リーフセル作成手順 302 メモリサイズ入力手順 303 リーフセル配置配線手順 304 レイアウト出力

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アドレスが入力されデコードした結果をワ
    ード線に出力するデコーダと、前記ワード線のデコード
    を受けてビット線へデータの入出力を開始するメモリセ
    ルと、前記ワード線の遷移を検出してワード線遷移検出
    信号線にワード線遷移検出信号を出力するワード線遷移
    検出回路と、前記ワード線遷移検出信号を入力としセン
    スイネーブル信号を発生するセンスイネーブル発生回路
    と、前記センスイネーブル信号をイネーブル入力とし前
    記ビット線の出力を増幅し出力するセンスアンプとを有
    するメモリで、前記メモリセルは前記ワード線をゲート
    入力としそのドレインを前記ビット線に接続する第1の
    トランジスタと、前記第1のトランジスタのソースと接
    続されたデータ記憶部とを有し、前記ワード線がデコー
    ドされると前記第1のトランジスタがオンとなり前記デ
    ータ記憶部のデータの前記ビット線への入出力を開始す
    るように構成され、前記ワード線遷移検出回路は前記ワ
    ード線をゲート入力とし、そのドレインを前記ワード線
    遷移検出信号線と接続する前記第1のトランジスタと同
    じ大きさの第2のトランジスタと、前記第2のトランジ
    スタのソースとそのドレインを接続しそのソースをグラ
    ンドと接続する前記データ記憶部よりもドライブ能力が
    大きい第3のトランジスタを有し、前記ワード線遷移検
    出信号線周辺のレイアウトを前記ビット線周辺のレイア
    ウトを同じにする事により前記ビット線と前記ワード線
    遷移検出信号線の容量を等しくし、前記第2のトランジ
    スタがオンのときに前記第3のトランジスタがオンとな
    るように制御され、前記ワード線がデコードされると前
    記第2、第3のトランジスタがオンし前記ワード線遷移
    検出信号線のディスチャージを開始することにより前記
    ワード線遷移検出信号を出力するように構成され、前記
    デコーダがアドレスをデコードしその結果を前記ワード
    線に出力し、前記メモリセルは、デコードされた結果に
    応じて前記第1のトランジスタがオンすることにより前
    記ビット線へのデータの出力を開始し、前記ワード遷移
    検出回路は前記ワード線のデコードを検出し前記第2、
    第3のトランジスタがオンになることによって前記ワー
    ド線遷移検出信号線のディスチャージを開始して前記ワ
    ード線遷移検出信号を出力し、前記センスイネーブル発
    生回路は前記ワード線遷移検出信号を入力して前記セン
    スイネーブル信号を発生し、前記センスアンプは前記セ
    ンスイネーブル信号をイネーブル入力として前記ビット
    線のデータを増幅し出力するように構成されることを特
    徴とするメモリ。
  2. 【請求項2】アドレスが入力されデコードした結果をワ
    ード線に出力するデコーダと、前記ワード線がデコード
    されるとビット線への記憶されたデータの出力を開始す
    るメモリセルと、前記ワード線がデコードされるとワー
    ド線遷移検出信号線にワード線遷移検出信号を出力する
    ワード線遷移検出回路と、前記ワード線遷移検出信号を
    入力してセンスイネーブル信号を発生するセンスイネー
    ブル発生回路と、前記センスイネーブル信号が入力され
    ると前記ビット線の出力データを増幅し出力するセンス
    アンプとを有するメモリを、前記メモリセルと、前記ワ
    ード線遷移検出回路のレイアウトをリーフセルとして作
    成しておき、与えられたメモリサイズに応じて前記リー
    フセルを並べて作成するメモリ作成方式であって、前記
    メモリセルを、前記ワード線をゲート入力としそのドレ
    インを前記ビット線に接続する第1のトランジスタと前
    記第1のトランジスタのソースと接続されたデータ記憶
    部とを有し、前記ワード線がデコードされると前記第1
    のトランジスタがオンとなり前記データ記憶部に記憶さ
    れたデータの入出力を開始するように構成し、前記ワー
    ド線遷移検出回路を、前記ワード線をゲート入力としそ
    のドレインを前記ワード線遷移検出信号線と接続する前
    記第2のトランジスタと、前記第2のトランジスタがオ
    ンになったときにオンになるように制御され、そのドレ
    インを前記第2のトランジスタのソースと接続し、その
    ソースをグランドと接続する第3のトランジスタを有
    し、前記ワード線遷移検出信号線周辺のレイアウトを前
    記メモリセルの前記ビット線周辺のレイアウトと同じに
    することにより前記ビット線と前記ワード線遷移検出信
    号線の要領を等しくなるようにし、前記第2のトランジ
    スタの大きさを前記メモリセルの前記第1のトランジス
    タと同じ大きさにし、前記第3のトランジスタの大きさ
    を前記メモリセルの前記データ記憶部よりもドライブ能
    力が大きくなるようにし、前記ワード線がデコードされ
    ると前記第2、第3のトランジスタがオンとなり前記ワ
    ード線遷移検出信号線のディスチャージを開始するよう
    に構成し、与えられたワードサイズに応じて前記ワード
    線遷移検出回路と前記メモリセルを前記ビット線と前記
    ワード線遷移検出信号線の容量の変化の割合が等しくな
    るように並べて請求項1記載のメモリを作成するメモリ
    作成方式。
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