JP3919402B2 - ヘッドランプ - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、比較的に有効反射面が小さいヘッドランプであって、灯室内にリフレクタとインナーパネルとがそれぞれ配置されているヘッドランプに係り、特に、比較的小さい有効反射面のランプ性能(すなわち、比較的小さい有効反射面からの有効反射光の光量)をそのまま維持しながら、見栄えが損なわれることがないヘッドランプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
以下、この種のヘッドランプを図3乃至図5を参照して説明する。
このヘッドランプは、ランプハウジング1及びレンズ(アウターレンズ)2により、灯室3が画成形成されている。この灯室3内には、光源バルブ4が配置されている。
【0003】
また、この灯室3内には、ランプハウジング1と別体のリフレクタ5が、ピボット機構(図示せず)及び光軸調整装置(図示せず)等により上下方向及び左右方向に、又は、上下方向のみに、光軸調整のために傾動可能に配置されている。このリフレクタ5の前記レンズ2と対向する前部50は、開口されている。この開口端50は、上部から下部にかけて後方から前方に傾斜している。
【0004】
上述のリフレクタ5の後部内面には、前記光源バルブ4からの光を前記レンズ2側に反射させる反射面51が設けられている。この反射面51は、図3及び図4に示すように、正面から見て、上部及び左右両側部が円弧をなし、かつ、下部が水平をなし、比較的に小さい有効反射面を形成する。また、この反射面51は、例えば、ロービーム用又は及びハイビーム用の配光パターン(図示せず)を制御する複合反射面から構成されている。この複合反射面(反射面50)は、上下左右に複数個に区画された反射面セグメント(図示せず)からなるもので、所謂自由曲面と称されている。この自由曲面は、例えば、特開平9−306220号公報に記載されている。
【0005】
上述のリフレクタ5の前部側の開口端50と後部側の反射面51との間には、立壁52が形成されている。このリフレクタ5の立壁52の内面は、開口端50から後方にかけて内側に若干傾斜している。このリフレクタ5の開口端50の端面及び前記立壁52の内面には、前記反射面51と同様の反射面処理(アルミ蒸着、銀塗装等の反射面処理)が、図4及び図5中の太線に示すように、施されている。また、このリフレクタ5の後部中央部には、上述の光源バルブ4が着脱可能に取り付けられている。
【0006】
さらに、上述の灯室3内の前記ランプハウジング1及び前記レンズ2側と前記リフレクタ5側との間Aには、インナーパネル6が配置されている。このインナーパネル6は、図4及び図5に示すように、前記ランプハウジング1及び前記レンズ2側に対向する外側部分60と、前記リフレクタ5側に対向する内側部分61と、前記外側部分60から前記リフレクタ5の開口端50の外側(立壁52の外側)53に対向して一体に延設された延長部62とからなる。この延長部62は、インナーパネル6のうち、少なくとも下部側に設けられている。
【0007】
このインナーパネル6は、上述の灯室3内の前記ランプハウジング1及び前記レンズ2側と前記リフレクタ5側との間Aを目隠しするものであって、また、延長部62は、前記内側部分61と前記リフレクタ5の開口端50との間Bを目隠しするものである。
【0008】
上述のインナーパネル6の外側部分60及び内側部分61及び延長部62のうち、少なくとも、外側のアイポイントE.Pから前記レンズ2を介して見える範囲には、図4及び図5中の太線に示すように、前記リフレクタ5の反射面51とほぼ同様の表面処理(アルミ蒸着、銀塗装等の表面勝利)が施されている。このインナーパネル6の表面処理により、リフレクタ5とインナーパネル6とが区別できずに一体に見え、インナーパネル6の存在をカムフラージュでき、見栄えが向上される。
【0009】
なお、図において、7はゴムキャップである。このゴムキャップ7は、光源バルブ4の口金とランプハウジング1の後部開口部との間に水密に着脱可能に取り付けられており、灯室3内を水密に保つものである。
そして、上述の光源バルブ4を点灯すると、この光源バルブ4からの光がリフレクタ5の反射面51で反射され、その反射光がレンズ2を経て外部に所定のロービーム用又は及びハイビーム用の配光パターンで照射される。
【0010】
かかるヘッドランプ、すなわち、灯室3内にランプハウジング1と別体のリフレクタ5が光軸調整のために傾動可能に配置されているヘッドランプにおいては、リフレクタ5の傾動を確保するために、ランプハウジング1及びレンズ2側とリフレクタ5側との間Aを確保する必要がある。この結果、上述のヘッドランプは、上述の間Aがレンズ2を経て外部から見えて見栄えが低下するのを防止するために、灯室3内において、ランプハウジング1及びレンズ2側とリフレクタ5側との間Aにインナーパネル6が配置されており、上述の間Aを目隠しして見栄えの低下を防止するものである。
【0011】
そして、上述のヘッドランプにおいては、リフレクタ5の有効反射面51が比較的小さいので、下記の不具合が生じる。
すなわち、リフレクタ5が光軸調整傾動しても、上述の間Aを十分に目隠しできるように、インナーパネル6を大きくすることが考えられる。この場合、インナーパネル6を大きくすると、図5中の二点鎖線にて示すように、インナーパネル6の内側部分61がリフレクタ5の開口端50よりも内側に位置するので、上述の有効反射面51からの有効反射光が遮られる。すると、元々、比較的小さい有効反射面51からの有効反射光の光量が少ないにもかかわらずさらに減少し、ランプ性能が低下することとなる。
【0012】
このために、インナーパネル6を小さくして、インナーパネル6の内側部分61をリフレクタ5の開口端50に対向させる。ただし、このインナーパネル6を単に小さくしただけでは、図5中の一点鎖線にて示すように、インナーパネル6の内側部分61がリフレクタ5の開口端50に近接してリフレクタ5の光軸調整傾動に支障を来す。
【0013】
従って、図5中の実線にて示すように、インナーパネル6の内側部分61をリフレクタ5の開口端50に対向させ、かつ、インナーパネル6の内側部分61とリフレクタ5の開口端50との間Bを開ける必要がある。しかしながら、上述の間Bを開けると、その間Bを経て外側のアイポイントE.Pから灯室3内のランプハウジング1(レンズ2の脚部が短くランプハウジング1の開口端が上述の間Bまで延設されている場合)やバンパー(図4及び図5に示すように、レンズ2の脚部が長くて上述の間Bまで延設されている場合)等が見える不具合が生じることとなる。
【0014】
そこで、図4及び図5に示すように、インナーパネル6の外側部分60から延長部62が前記リフレクタ5の開口端50の外側53に対向して一体に延設されることにより、上述の間Bが目隠しされ、有効反射面が比較的小さいことによる不具合が解消されることとなる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述の従来のヘッドランプは、見栄え向上のために、インナーパネル6の延長部62にも反射面処理とほぼ同様の表面処理が施されている。このために、その延長部62と対向するリフレクタ5の開口端50の外側53が、図4中の矢印に示すように、表面処理された延長部62に反射して写し出され、上述の間Bを経て外側のアイポイントE.Pから見えることとなる。このように、比較的小さい有効反射面のランプ性能をそのまま維持すると、見栄えが損なわれる虞がある。
特に、リフレクタ5の反射面51により配光パターンの制御を行う上述のヘッドランプの場合、レンズ2が素通し乃至ほぼ素通しのものであるから、上述の間Bがよく見え、上述の見栄え上の課題が顕著に現れる。また、リフレクタ5の開口端50が上部から下部にかけて後方から前方に傾斜している場合、上述の間Bが斜め上方の外側のアイポイントE.Pからよく見え、上述の見栄え上の課題が顕著に現れる。さらに、リフレクタ5の開口端50がレンズ2に近接している場合においても、上述の間Bが目立つ位置に位置することとなり、上述の見栄え上の課題が顕著に現れる。
【0016】
本発明の目的は、比較的小さい有効反射面のランプ性能をそのまま維持しながら、見栄えが損なわれることがないヘッドランプを提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明(請求項1に係る発明)は、上記の課題を解決するために、リフレクタの開口端の外側のうち、インナーパネルの延長部の表面処理範囲で映し出される部分に、リフレクタの反射面やインナーパネルの表面処理とほぼ同様の表面処理が施されている、ことを特徴とする。
この結果、本発明のヘッドランプは、上記の構成により、インナーパネルを小さくして、インナーパネルの内側部分をリフレクタの開口端に対向させ、かつ、インナーパネルの内側部分とリフレクタの開口端との間を開け、そのために、その間を経てリフレクタの開口端の外側が、表面処理されたインナーパネルの延長部に写し出されて見えたとしても、リフレクタの開口端の外側は、リフレクタの反射面やインナーパネルの表面処理とほぼ同様の表面処理が施されているので、見栄えが損なわれる虞がない。このように、比較的小さい有効反射面のランプ性能をそのまま維持しながら、見栄えが損なわれることがない。
【0018】
また、本発明(請求項2に係る発明)は、リフレクタの開口端の外側がリフレクタの内面の傾斜方向と逆方向に傾斜している、ことを特徴とする。
この結果、本発明のヘッドランプは、リフレクタの内面と開口端の外側とが反射面の反射面処理方向に対してそれぞれ勾配していることとなるので、リフレクタの開口端の外側の表面処理と反射面の反射面処理とが同時に行える。
【0019】
さらに、本発明(請求項3に係る発明)は、リフレクタの開口端の外側が前方から後方にかけて前記延長部に近づく方向に傾斜している、ことを特徴とする。この結果、本発明のヘッドランプは、前方斜め上方から延長部に入射した外来光が延長部の表面処理面と開口端の外側の表面処理面との間において反射を繰り返し、入射した方向へ出射する外来光の割合が多くなるので、その延長部で高輝度感が得られる。
【0020】
さらにまた、本発明(請求項4に係る発明)は、リフレクタの開口端の外側に光拡散素子群が設けられている、ことを特徴とする。
この結果、本発明のヘッドランプは、開口端の外側に入射した光が光拡散素子群により拡散されるので、さらに、高輝度感が得られる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のヘッドランプの一実施形態を図1及び図2を参照して説明する。図中、図3乃至図5と同符号は同一のものを示す。
この実施形態における本発明のヘッドランプは、リフレクタ5の開口端50の外側530のうち、インナーパネル6の延長部62の表面処理範囲で映し出される部分(図2において、2本の縦一点鎖線間の部分)に、リフレクタ5の反射面51やインナーパネル6の表面処理とほぼ同様の表面処理(アルミ蒸着、銀塗装等の表面処理)が施されている。
【0022】
このリフレクタ5の開口端50の外側530は、図2に示すように、立壁52の内面の傾斜方向と逆方向に傾斜している。すなわち、立壁52の内面は、開口端50から後方にかけて内側に若干傾斜しているのに対して、開口端50の外側530は、開口端50から後方にかけて外側に傾斜している。
また、リフレクタ5の開口端50の外側530は、図1(A)に示すように、前方から後方にかけて延長部62に近づく方向に傾斜している。
さらに、リフレクタ5の開口端50の外側530に光拡散素子群を設けても良い。この光拡散素子群としては、例えば、図1(B)に示すように、断面連続する三角山谷形状の段部が延長部62の延長方向に対してほぼ直交する方向に設けられたもの等がある。なお、光拡散素子群は、図示のもの以外のものであっても良い。例えば、断面半円形のシリンドリカル形状のもの、断面四角形の凹凸形状のもの、ローレット形状もの等々。また、延長部62の延長方向に設けても良いし、連続的に設けなくて、間隔を開けて設けても良い。
【0023】
この実施形態における本発明のヘッドランプは、上記の如き構成からなるものであるから、インナーパネル6を小さくして、インナーパネル6の内側部分61をリフレクタ5の開口端50に対向させ、かつ、インナーパネル6の内側部分61とリフレクタ5の開口端50との間Bを開け、そのために、その間Bを経てリフレクタ5の開口端50の外側530が、表面処理されたインナーパネル6の延長部62に写し出されて外側のアイポイントE.Pから見えたとしても、リフレクタ5の開口端50の外側530は、リフレクタ5の反射面51やインナーパネル6の表面処理とほぼ同様の表面処理が施されているので、見栄えが損なわれる虞がない。このように、比較的小さい有効反射面のランプ性能をそのまま維持しながら、見栄えが損なわれることがない。
【0024】
特に、この実施形態においては、リフレクタ5の開口端50の外側530が立壁52の内面の傾斜方向と逆方向に傾斜しているので、図2に示すように、リフレクタ5の立壁52の内面と開口端50の外側503とは、反射面51の反射面処理方向H−H(例えば、蒸発アルミの付着方向、銀塗料の噴射方向等)に対してそれぞれ勾配していることとなる。この結果、リフレクタ5の開口端50の外側530の表面処理と反射面51の反射面処理及び立壁52の内面の表面処理とが同時に行えることとなる。
【0025】
また、この実施形態においては、リフレクタ5の開口端50の外側530が前方から後方にかけてインナーパネル6の延長部62との間隔が小さくなる方向、すなわち、延長部62に近づく方向に傾斜しているので、図1(A)、(B)中の実線矢印に示すように、前方斜め上方から延長部に入射した外来光が延長部62の表面処理面と開口端50の外側530の表面処理面との間において反射を繰り返し、入射した方向へ出射する外来光の割合が多くなるので、その延長部で高輝度感が得られる。
【0026】
さらに、この実施形態においては、リフレクタの開口端の外側に光拡散素子群が設けられているので、この開口端の外側に入射した光が光拡散素子群により拡散され、その結果、さらに、高輝度感が得られる。
【0027】
【発明の効果】
以上から明らかなように、本発明のヘッドランプは、リフレクタの開口端の外側のうち、インナーパネルの延長部の表面処理範囲で映し出される部分に、リフレクタの反射面やインナーパネルの表面処理とほぼ同様の表面処理が施されているものであるから、インナーパネルを小さくして、インナーパネルの内側部分をリフレクタの開口端に対向させ、かつ、インナーパネルの内側部分とリフレクタの開口端との間を開け、そのために、その間を経てリフレクタの開口端の外側が、表面処理されたインナーパネルの延長部に写し出されて見えたとしても、見栄えが損なわれる虞がない。このように、比較的小さい有効反射面のランプ性能をそのまま維持しながら、見栄えが損なわれることがない。
【0028】
また、本発明のヘッドランプは、リフレクタの開口端の外側がリフレクタの内面の傾斜方向と逆方向に傾斜しているので、リフレクタの内面と開口端の外側とは、反射面の反射面処理方向に対してそれぞれ勾配していることとなり、その結果、リフレクタの開口端の外側の表面処理と反射面の反射面処理とが同時に行える。
【0029】
さらに、本発明のヘッドランプは、リフレクタの開口端の外側が前方から後方にかけて延長部に近づく方向に傾斜しているので、前方斜め上方から延長部に入射した外来光が延長部の表面処理面と開口端の外側の表面処理面との間において反射を繰り返し、入射した方向へ出射する外来光の割合が多くなるので、その結果、その延長部で高輝度感が得られる。
【0030】
さらにまた、本発明のヘッドランプは、リフレクタの開口端の外側に光拡散素子群が設けられているので、その開口端の外側に入射した光が光拡散素子群により拡散され、その結果、さらに、高輝度感が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明のヘッドランプの一実施形態を示した縦断面図、(B)は光拡散素子群を示したリフレクタの開口端とインナーパネルの延長部との一部拡大断面図である。
【図2】要部の拡大断面図である。
【図3】従来のヘッドランプを示した正面図である。
【図4】図3におけるIV−IV線断面図である。
【図5】リフレクタの開口部の外側とインナーパネルの延長部とを示した拡大断面図である。
【符号の説明】
1…ランプハウジング、2…レンズ、3…灯室、4…光源バルブ、5…リフレクタ、50…開口端、51…反射面、52…立壁、530…外側、6…インナーパネル、60…外側部分、61…内側部分、62…延長部、7…ゴムキャップ、A…ランプハウジング及びレンズとリフレクタとの間、B…リフレクタの開口端とインナーパネルの内側部分との間、E.P…アイポイント。
【発明の属する技術分野】
本発明は、比較的に有効反射面が小さいヘッドランプであって、灯室内にリフレクタとインナーパネルとがそれぞれ配置されているヘッドランプに係り、特に、比較的小さい有効反射面のランプ性能(すなわち、比較的小さい有効反射面からの有効反射光の光量)をそのまま維持しながら、見栄えが損なわれることがないヘッドランプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
以下、この種のヘッドランプを図3乃至図5を参照して説明する。
このヘッドランプは、ランプハウジング1及びレンズ(アウターレンズ)2により、灯室3が画成形成されている。この灯室3内には、光源バルブ4が配置されている。
【0003】
また、この灯室3内には、ランプハウジング1と別体のリフレクタ5が、ピボット機構(図示せず)及び光軸調整装置(図示せず)等により上下方向及び左右方向に、又は、上下方向のみに、光軸調整のために傾動可能に配置されている。このリフレクタ5の前記レンズ2と対向する前部50は、開口されている。この開口端50は、上部から下部にかけて後方から前方に傾斜している。
【0004】
上述のリフレクタ5の後部内面には、前記光源バルブ4からの光を前記レンズ2側に反射させる反射面51が設けられている。この反射面51は、図3及び図4に示すように、正面から見て、上部及び左右両側部が円弧をなし、かつ、下部が水平をなし、比較的に小さい有効反射面を形成する。また、この反射面51は、例えば、ロービーム用又は及びハイビーム用の配光パターン(図示せず)を制御する複合反射面から構成されている。この複合反射面(反射面50)は、上下左右に複数個に区画された反射面セグメント(図示せず)からなるもので、所謂自由曲面と称されている。この自由曲面は、例えば、特開平9−306220号公報に記載されている。
【0005】
上述のリフレクタ5の前部側の開口端50と後部側の反射面51との間には、立壁52が形成されている。このリフレクタ5の立壁52の内面は、開口端50から後方にかけて内側に若干傾斜している。このリフレクタ5の開口端50の端面及び前記立壁52の内面には、前記反射面51と同様の反射面処理(アルミ蒸着、銀塗装等の反射面処理)が、図4及び図5中の太線に示すように、施されている。また、このリフレクタ5の後部中央部には、上述の光源バルブ4が着脱可能に取り付けられている。
【0006】
さらに、上述の灯室3内の前記ランプハウジング1及び前記レンズ2側と前記リフレクタ5側との間Aには、インナーパネル6が配置されている。このインナーパネル6は、図4及び図5に示すように、前記ランプハウジング1及び前記レンズ2側に対向する外側部分60と、前記リフレクタ5側に対向する内側部分61と、前記外側部分60から前記リフレクタ5の開口端50の外側(立壁52の外側)53に対向して一体に延設された延長部62とからなる。この延長部62は、インナーパネル6のうち、少なくとも下部側に設けられている。
【0007】
このインナーパネル6は、上述の灯室3内の前記ランプハウジング1及び前記レンズ2側と前記リフレクタ5側との間Aを目隠しするものであって、また、延長部62は、前記内側部分61と前記リフレクタ5の開口端50との間Bを目隠しするものである。
【0008】
上述のインナーパネル6の外側部分60及び内側部分61及び延長部62のうち、少なくとも、外側のアイポイントE.Pから前記レンズ2を介して見える範囲には、図4及び図5中の太線に示すように、前記リフレクタ5の反射面51とほぼ同様の表面処理(アルミ蒸着、銀塗装等の表面勝利)が施されている。このインナーパネル6の表面処理により、リフレクタ5とインナーパネル6とが区別できずに一体に見え、インナーパネル6の存在をカムフラージュでき、見栄えが向上される。
【0009】
なお、図において、7はゴムキャップである。このゴムキャップ7は、光源バルブ4の口金とランプハウジング1の後部開口部との間に水密に着脱可能に取り付けられており、灯室3内を水密に保つものである。
そして、上述の光源バルブ4を点灯すると、この光源バルブ4からの光がリフレクタ5の反射面51で反射され、その反射光がレンズ2を経て外部に所定のロービーム用又は及びハイビーム用の配光パターンで照射される。
【0010】
かかるヘッドランプ、すなわち、灯室3内にランプハウジング1と別体のリフレクタ5が光軸調整のために傾動可能に配置されているヘッドランプにおいては、リフレクタ5の傾動を確保するために、ランプハウジング1及びレンズ2側とリフレクタ5側との間Aを確保する必要がある。この結果、上述のヘッドランプは、上述の間Aがレンズ2を経て外部から見えて見栄えが低下するのを防止するために、灯室3内において、ランプハウジング1及びレンズ2側とリフレクタ5側との間Aにインナーパネル6が配置されており、上述の間Aを目隠しして見栄えの低下を防止するものである。
【0011】
そして、上述のヘッドランプにおいては、リフレクタ5の有効反射面51が比較的小さいので、下記の不具合が生じる。
すなわち、リフレクタ5が光軸調整傾動しても、上述の間Aを十分に目隠しできるように、インナーパネル6を大きくすることが考えられる。この場合、インナーパネル6を大きくすると、図5中の二点鎖線にて示すように、インナーパネル6の内側部分61がリフレクタ5の開口端50よりも内側に位置するので、上述の有効反射面51からの有効反射光が遮られる。すると、元々、比較的小さい有効反射面51からの有効反射光の光量が少ないにもかかわらずさらに減少し、ランプ性能が低下することとなる。
【0012】
このために、インナーパネル6を小さくして、インナーパネル6の内側部分61をリフレクタ5の開口端50に対向させる。ただし、このインナーパネル6を単に小さくしただけでは、図5中の一点鎖線にて示すように、インナーパネル6の内側部分61がリフレクタ5の開口端50に近接してリフレクタ5の光軸調整傾動に支障を来す。
【0013】
従って、図5中の実線にて示すように、インナーパネル6の内側部分61をリフレクタ5の開口端50に対向させ、かつ、インナーパネル6の内側部分61とリフレクタ5の開口端50との間Bを開ける必要がある。しかしながら、上述の間Bを開けると、その間Bを経て外側のアイポイントE.Pから灯室3内のランプハウジング1(レンズ2の脚部が短くランプハウジング1の開口端が上述の間Bまで延設されている場合)やバンパー(図4及び図5に示すように、レンズ2の脚部が長くて上述の間Bまで延設されている場合)等が見える不具合が生じることとなる。
【0014】
そこで、図4及び図5に示すように、インナーパネル6の外側部分60から延長部62が前記リフレクタ5の開口端50の外側53に対向して一体に延設されることにより、上述の間Bが目隠しされ、有効反射面が比較的小さいことによる不具合が解消されることとなる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述の従来のヘッドランプは、見栄え向上のために、インナーパネル6の延長部62にも反射面処理とほぼ同様の表面処理が施されている。このために、その延長部62と対向するリフレクタ5の開口端50の外側53が、図4中の矢印に示すように、表面処理された延長部62に反射して写し出され、上述の間Bを経て外側のアイポイントE.Pから見えることとなる。このように、比較的小さい有効反射面のランプ性能をそのまま維持すると、見栄えが損なわれる虞がある。
特に、リフレクタ5の反射面51により配光パターンの制御を行う上述のヘッドランプの場合、レンズ2が素通し乃至ほぼ素通しのものであるから、上述の間Bがよく見え、上述の見栄え上の課題が顕著に現れる。また、リフレクタ5の開口端50が上部から下部にかけて後方から前方に傾斜している場合、上述の間Bが斜め上方の外側のアイポイントE.Pからよく見え、上述の見栄え上の課題が顕著に現れる。さらに、リフレクタ5の開口端50がレンズ2に近接している場合においても、上述の間Bが目立つ位置に位置することとなり、上述の見栄え上の課題が顕著に現れる。
【0016】
本発明の目的は、比較的小さい有効反射面のランプ性能をそのまま維持しながら、見栄えが損なわれることがないヘッドランプを提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明(請求項1に係る発明)は、上記の課題を解決するために、リフレクタの開口端の外側のうち、インナーパネルの延長部の表面処理範囲で映し出される部分に、リフレクタの反射面やインナーパネルの表面処理とほぼ同様の表面処理が施されている、ことを特徴とする。
この結果、本発明のヘッドランプは、上記の構成により、インナーパネルを小さくして、インナーパネルの内側部分をリフレクタの開口端に対向させ、かつ、インナーパネルの内側部分とリフレクタの開口端との間を開け、そのために、その間を経てリフレクタの開口端の外側が、表面処理されたインナーパネルの延長部に写し出されて見えたとしても、リフレクタの開口端の外側は、リフレクタの反射面やインナーパネルの表面処理とほぼ同様の表面処理が施されているので、見栄えが損なわれる虞がない。このように、比較的小さい有効反射面のランプ性能をそのまま維持しながら、見栄えが損なわれることがない。
【0018】
また、本発明(請求項2に係る発明)は、リフレクタの開口端の外側がリフレクタの内面の傾斜方向と逆方向に傾斜している、ことを特徴とする。
この結果、本発明のヘッドランプは、リフレクタの内面と開口端の外側とが反射面の反射面処理方向に対してそれぞれ勾配していることとなるので、リフレクタの開口端の外側の表面処理と反射面の反射面処理とが同時に行える。
【0019】
さらに、本発明(請求項3に係る発明)は、リフレクタの開口端の外側が前方から後方にかけて前記延長部に近づく方向に傾斜している、ことを特徴とする。この結果、本発明のヘッドランプは、前方斜め上方から延長部に入射した外来光が延長部の表面処理面と開口端の外側の表面処理面との間において反射を繰り返し、入射した方向へ出射する外来光の割合が多くなるので、その延長部で高輝度感が得られる。
【0020】
さらにまた、本発明(請求項4に係る発明)は、リフレクタの開口端の外側に光拡散素子群が設けられている、ことを特徴とする。
この結果、本発明のヘッドランプは、開口端の外側に入射した光が光拡散素子群により拡散されるので、さらに、高輝度感が得られる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のヘッドランプの一実施形態を図1及び図2を参照して説明する。図中、図3乃至図5と同符号は同一のものを示す。
この実施形態における本発明のヘッドランプは、リフレクタ5の開口端50の外側530のうち、インナーパネル6の延長部62の表面処理範囲で映し出される部分(図2において、2本の縦一点鎖線間の部分)に、リフレクタ5の反射面51やインナーパネル6の表面処理とほぼ同様の表面処理(アルミ蒸着、銀塗装等の表面処理)が施されている。
【0022】
このリフレクタ5の開口端50の外側530は、図2に示すように、立壁52の内面の傾斜方向と逆方向に傾斜している。すなわち、立壁52の内面は、開口端50から後方にかけて内側に若干傾斜しているのに対して、開口端50の外側530は、開口端50から後方にかけて外側に傾斜している。
また、リフレクタ5の開口端50の外側530は、図1(A)に示すように、前方から後方にかけて延長部62に近づく方向に傾斜している。
さらに、リフレクタ5の開口端50の外側530に光拡散素子群を設けても良い。この光拡散素子群としては、例えば、図1(B)に示すように、断面連続する三角山谷形状の段部が延長部62の延長方向に対してほぼ直交する方向に設けられたもの等がある。なお、光拡散素子群は、図示のもの以外のものであっても良い。例えば、断面半円形のシリンドリカル形状のもの、断面四角形の凹凸形状のもの、ローレット形状もの等々。また、延長部62の延長方向に設けても良いし、連続的に設けなくて、間隔を開けて設けても良い。
【0023】
この実施形態における本発明のヘッドランプは、上記の如き構成からなるものであるから、インナーパネル6を小さくして、インナーパネル6の内側部分61をリフレクタ5の開口端50に対向させ、かつ、インナーパネル6の内側部分61とリフレクタ5の開口端50との間Bを開け、そのために、その間Bを経てリフレクタ5の開口端50の外側530が、表面処理されたインナーパネル6の延長部62に写し出されて外側のアイポイントE.Pから見えたとしても、リフレクタ5の開口端50の外側530は、リフレクタ5の反射面51やインナーパネル6の表面処理とほぼ同様の表面処理が施されているので、見栄えが損なわれる虞がない。このように、比較的小さい有効反射面のランプ性能をそのまま維持しながら、見栄えが損なわれることがない。
【0024】
特に、この実施形態においては、リフレクタ5の開口端50の外側530が立壁52の内面の傾斜方向と逆方向に傾斜しているので、図2に示すように、リフレクタ5の立壁52の内面と開口端50の外側503とは、反射面51の反射面処理方向H−H(例えば、蒸発アルミの付着方向、銀塗料の噴射方向等)に対してそれぞれ勾配していることとなる。この結果、リフレクタ5の開口端50の外側530の表面処理と反射面51の反射面処理及び立壁52の内面の表面処理とが同時に行えることとなる。
【0025】
また、この実施形態においては、リフレクタ5の開口端50の外側530が前方から後方にかけてインナーパネル6の延長部62との間隔が小さくなる方向、すなわち、延長部62に近づく方向に傾斜しているので、図1(A)、(B)中の実線矢印に示すように、前方斜め上方から延長部に入射した外来光が延長部62の表面処理面と開口端50の外側530の表面処理面との間において反射を繰り返し、入射した方向へ出射する外来光の割合が多くなるので、その延長部で高輝度感が得られる。
【0026】
さらに、この実施形態においては、リフレクタの開口端の外側に光拡散素子群が設けられているので、この開口端の外側に入射した光が光拡散素子群により拡散され、その結果、さらに、高輝度感が得られる。
【0027】
【発明の効果】
以上から明らかなように、本発明のヘッドランプは、リフレクタの開口端の外側のうち、インナーパネルの延長部の表面処理範囲で映し出される部分に、リフレクタの反射面やインナーパネルの表面処理とほぼ同様の表面処理が施されているものであるから、インナーパネルを小さくして、インナーパネルの内側部分をリフレクタの開口端に対向させ、かつ、インナーパネルの内側部分とリフレクタの開口端との間を開け、そのために、その間を経てリフレクタの開口端の外側が、表面処理されたインナーパネルの延長部に写し出されて見えたとしても、見栄えが損なわれる虞がない。このように、比較的小さい有効反射面のランプ性能をそのまま維持しながら、見栄えが損なわれることがない。
【0028】
また、本発明のヘッドランプは、リフレクタの開口端の外側がリフレクタの内面の傾斜方向と逆方向に傾斜しているので、リフレクタの内面と開口端の外側とは、反射面の反射面処理方向に対してそれぞれ勾配していることとなり、その結果、リフレクタの開口端の外側の表面処理と反射面の反射面処理とが同時に行える。
【0029】
さらに、本発明のヘッドランプは、リフレクタの開口端の外側が前方から後方にかけて延長部に近づく方向に傾斜しているので、前方斜め上方から延長部に入射した外来光が延長部の表面処理面と開口端の外側の表面処理面との間において反射を繰り返し、入射した方向へ出射する外来光の割合が多くなるので、その結果、その延長部で高輝度感が得られる。
【0030】
さらにまた、本発明のヘッドランプは、リフレクタの開口端の外側に光拡散素子群が設けられているので、その開口端の外側に入射した光が光拡散素子群により拡散され、その結果、さらに、高輝度感が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明のヘッドランプの一実施形態を示した縦断面図、(B)は光拡散素子群を示したリフレクタの開口端とインナーパネルの延長部との一部拡大断面図である。
【図2】要部の拡大断面図である。
【図3】従来のヘッドランプを示した正面図である。
【図4】図3におけるIV−IV線断面図である。
【図5】リフレクタの開口部の外側とインナーパネルの延長部とを示した拡大断面図である。
【符号の説明】
1…ランプハウジング、2…レンズ、3…灯室、4…光源バルブ、5…リフレクタ、50…開口端、51…反射面、52…立壁、530…外側、6…インナーパネル、60…外側部分、61…内側部分、62…延長部、7…ゴムキャップ、A…ランプハウジング及びレンズとリフレクタとの間、B…リフレクタの開口端とインナーパネルの内側部分との間、E.P…アイポイント。
Claims (4)
- ランプハウジング及びレンズにより画成された灯室と、
前記灯室内に配置された光源バルブと、
前記レンズと対向する前部が開口され、内面には前記光源バルブからの光を前記レンズ側に反射させる反射面が設けられており、前記灯室内に光軸調整のために傾動可能に配置されたリフレクタと、
前記灯室内の前記ランプハウジング及び前記レンズ側と前記リフレクタ側との間に配置され、前記間を目隠しするインナーパネルと、
を備え、
前記インナーパネルは、前記ランプハウジング及び前記レンズ側と対向する外側部分と、前記リフレクタの開口端と対向する内側部分と、前記外側部分から前記リフレクタの開口端の外側に対向して延設され、前記内側部分と前記リフレクタの開口端との間を目隠しする延長部と、を有し、
前記インナーパネルの外側部分及び内側部分及び延長部のうち、少なくとも、前記レンズを介して見える範囲には、前記リフレクタの反射面とほぼ同様の表面処理が施されているヘッドランプにおいて、
前記リフレクタの開口端の外側のうち、前記インナーパネルの延長部の表面処理範囲で映し出される部分には、前記リフレクタの反射面や前記インナーパネルの表面処理とほぼ同様の表面処理が施されている、ことを特徴とするヘッドランプ。 - 前記リフレクタの開口端の外側は、前記反射面の内面の傾斜方向に対して逆方向に傾斜している、ことを特徴とする請求項1に記載のヘッドランプ。
- 前記リフレクタの開口端の外側は、前方から後方にかけて前記延長部に近づく方向に傾斜している、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のヘッドランプ。
- 前記リフレクタの開口端の外側には、光拡散素子群が設けられている、ことを特徴とする請求項1又は2又は3に記載のヘッドランプ。
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