JP3918582B2 - 容器の微少液漏れ自動検査装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パウチやボトルなど半剛性の液体密封用の包装容器の内容物充填製造ラインに関し、充填密封包装された容器の最終製品の液漏れの有無を自動的に検査するための容器の微少液漏れ自動検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の容器の液漏れを自動検査する検査装置は、例えば、被検体となる液体充填された容器を電極間に接触させて載置し、その容器表面や外面における絶縁状態や通電状態を検出して液漏れの有無を検査する方式が採用されている。
【0003】
しかしながら、アルミを用いた包材は、液漏れに関係なく通電するために使用できず、また、例えば液体充填工程などにおいて、容器を冷却した後に容器の表面に発生する結露や水滴も通電するために誤検知を起こし易い。
【0004】
現状の充填機以後の容器包装ライン、特に容器ヘッドスペース内に窒素ガスなどを封入する容器包装ラインの場合は、充填機、クーラー又はパストライザー、水切り装置、加圧装置、ピンホールインスペクターにより構成されている。
【0005】
このラインでは、ホット充填された容器は、クーラー又はパストライザーにおいて冷却水により冷却され、その後、水切り装置で容器の表面に付着した水滴を除去するものであるが、完全には水を除去することはできないのが現状である。
【0006】
特に、パウチの左右両側面にV字状の折り込み備えたガゼット状のパウチでは折り込み部分のパウチ表面に発生した水滴は、例えばエアーブロワにて吹き飛ばすようにしても、水分の逃げ場がないために除去し切れず、容器を外側から加圧して容器内圧を高めた後、ピンホールインスペクターにて高電圧を掛けて液漏れを検査した場合、除去されていない水分に通電して、液漏れが発生したと誤検知され、結果として容器は不良品として排出されてしまい、正常な容器が誤検知されて、容器の製造収率に悪影響を与えることとなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明の課題は、容器内に内容物と一緒に不活性ガスのヘリウムを注入し、容器を外側から加圧することにより容器内圧を高めて、容器内圧によるヘリウムガスの漏れ出し状態をインラインで自動検査する装置を提供することにより、通電による液漏れ検査方式による上記不都合を解消することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る発明は、スパウトを取り付けた容器を等間隔に並べて搬送する搬送手段と、該搬送手段にて搬送される前記容器内に液体内容物を充填する充填ノズル部と液漏れ検査用ヘリウムガスを注入するガス注入ノズル部とを備えた充填注入ノズル手段と、充填後の容器のスパウトにキャップを装着して密封するキャッピング手段と、充填密封された前記容器のスパウトを上にした起立状態で搬送しながら該容器の側面部を押圧して容器内圧を増大させる加圧手段と、容器内圧の増大した前記容器のスパウト及びその周辺のエアーを吸引してヘリウムガスの漏れ出しを検査するヘリウムガス漏れ検査手段とを備えたことを特徴とする容器の微少液漏れ自動検査装置である。また本発明の請求項2に係る発明は、上記請求項1に係る容器の微少液漏れ自動検査装置において、前記充填注入ノズル手段のガス注入ノズル部にエアー吸引機能を備え、容器内への液体内容物の充填とヘリウムガスの注入前に、前記ガス注入ノズル部のエアー吸引機能にて容器内をバキューム吸引可能であることを特徴とする容器の微少液漏れ自動検査装置である。
【0009】
本発明の請求項3に係る発明は、スパウトを取り付けた容器を等間隔に並べて搬送する搬送手段、容器内に液体内容物を充填する充填注入ノズル手段、容器のスパウトにキャップを装着して容器を密封するキャッピング手段、密封された前記容器を押圧して容器内圧を増大させる加圧手段、容器内圧の増大した前記容器のスパウト及びその周辺のエアーを吸引してヘリウムガスの漏れ出しを検査するヘリウムガス漏れ検査手段を備える容器の微少液漏れ自動検査装置であって、搬送手段にて搬送される前記容器内に液体内容物を充填する充填ノズル部と液漏れ検査用ヘリウムガスを注入するガス注入ノズル部と容器内をバキューム吸引するエアー吸引機能とを備えた充填注入ノズル手段と、前記充填注入ノズル手段によるバキューム吸引後の液体内容物の充填と液漏れ検査用ヘリウムガス注入後の容器のスパウトにキャップを装着して容器を密封するキャッピング手段と、液体内容物充填とヘリウムガス注入されて密封された前記容器のスパウトを上にした起立状態で搬送しながら該容器の側面部を押圧して容器内圧を増大させる加圧手段と、容器内圧の増大した前記容器のスパウト及びその周辺のエアーを吸引してヘリウムガスの漏れ出しを検査するヘリウムガス漏れ検査手段とを備え、前記充填注入ノズル手段によるバキューム吸引と液体内容物充填と液漏れ検査用ヘリウムガス注入後に、前記キャッピング手段によるキャップ装着により密封した前記容器の内圧を前記加圧手段による押圧により増大させて、該容器内からのヘリウムガスの漏れ出しの有無を検出することにより液体内容物の漏れを検査することを特徴とする容器の微少液漏れ自動検査装置である。
【0010】
本発明の請求項4に係る発明は、上記請求項1乃至3のいずれか1項に係る容器の微少液漏れ自動検査装置において、ヘリウムガス漏れが検出された不良品容器と検出されない良品容器とを区分して排出するリジェクト排出手段を設けたことを特徴とする容器の微少液漏れ自動検査装置である。
【0011】
本発明の請求項5に係る発明は、上記請求項1乃至4のいずれか1項に係る容器の微少液漏れ自動検査装置において、前記容器のスパウトを上にした起立状態で搬送しながら該容器の側面部を押圧して容器内圧を増大させる前記加圧手段が、前記容器のスパウトを上にした起立状態で搬送しながら該容器の対向する両側面部を押圧する押圧用エンドレスベルトまたは押圧用ロール群のいずれかであることを特徴とする容器の微少液漏れ自動検査装置である。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の容器の微少液漏れ自動検査装置を、実施の形態に従って以下に詳細に説明する。
【0013】
図1(a)〜(b)は、本発明の自動検査装置の容器の充填・キャッピング工程と充填・キャッピング工程以後の自動検査工程IIの一実施の形態を説明する概要側面図である。
【0014】
図1(a)は、本発明の自動検査装置における充填・キャッピング工程Iの装置であり、スパウトSを取り付けた容器Pを等間隔に並べて搬送する搬送手段1と、該搬送手段1にて搬送される前記容器P内に液体内容物を充填する充填ノズル部と、液漏れ検査用ヘリウムガスを注入するガス注入ノズル部とを備えた充填注入ノズル手段11と、充填後の容器PのスパウトSにキャップCを装着して密封するキャッピング手段21(キャッパー)とを備えた概要側面図である。
【0015】
図1(b)は、本発明の自動検査装置における上記充填・キャッピング工程I以後の自動検査工程IIの装置であり、先の充填・キャッパー工程Iにて充填密封された前記容器Pを押圧して容器P内圧を増大させる加圧手段31と、容器P内圧の増大した前記容器PのスパウトS及びその周辺のエアーを吸引してヘリウムガスの漏れ出しを検査するヘリウムガス漏れ検査手段41を備えた概要側面図である。
【0016】
図2は、上記図1(b)に示した本発明の自動検査装置の上記自動検査工程IIにおける装置の他の実施の形態であり、図2(a)は、その概要上面図、図2(b)は、その概要側面図であり、起立した状態で充填・キャッピングの終了いた容器Pは、搬送手段1に付帯するガイド(図示せず)によって倒置(寝出し)状態にて搬送されて自動検査工程IIに導入される。
【0017】
また、図2(a)に示すように、倒置(寝出し)状態にて搬送される容器Pは自動検査工程IIの手前の搬送手段1にて、振り分けガイド(又は搬送幅方向の両側方から突出後退するアクチュエータ)により水平方向に交互に2列に分割されて搬送され、続いて、容器Pは起立用ガイドG1 を通過する間に、倒置状態から起立状態に姿勢が変換されて、自動検査工程IIの加圧手段31、ヘリウムガス漏れ検査手段41に導入され、その後は、容器Pは倒置用ガイドG2 を通過する間に、起立状態から倒置状態に姿勢が変換され、さらに良品の容器製品Pは合流ガイド(又は搬送幅方向の両側方から突出後退するアクチュエータ)により水平方向に交互に搬送幅の中央に押し集められて1列に合流して良品として搬出され、他方、不良品の容器製品Pは押し集め操作はされずにそのまま2列搬送路上を搬送移動して不良品として搬出される。
【0018】
上記工程I、IIにおいて使用される各々搬送手段1は、図示するように、スパウトS(注出口栓)を取り付けた充填前の容器Pを等間隔に並べて搬送するリニア方式(水平直線送行状態)にて送行するエンドレスベルトやエンドレスチェーンなどにより構成されていて、リニア方式の場合には、搬送手段1は間欠送行動作して、容器Pは1個ずつ等間隔にて間欠的に搬送される。その場合、上記充填・キャッピング工程Iに設置する充填注入手段11と、キャッピング手段21は、少なくとも間欠送行する搬送手段1の1搬送ピッチ分又はその整数倍毎の間隔を置いて定位置に設置される。
【0019】
また、本発明装置の上記工程I、IIにおける各々搬送手段1としては、図示しないが、例えばロータリー方式(水平円回転状態、水平楕円回転状態)にて回転する回転盤や回転体であってもよく、ロータリー方式の場合には、搬送手段1は連続回転動作して容器Pは連続搬送される。その場合、上記充填・キャッピング工程Iに設置する充填注入手段11と、キャッピング手段21は、少なくとも搬送手段1による容器Pの連続送行に追従して、その送行速度と同じ速度でエンドレスに移動可能に複数設置される。
【0020】
図1(a)に示すように、充填・キャッピング工程Iにおける充填注入ノズル手段11は、その先端部11aに、前記搬送手段1にて搬送される容器P内に液体内容物を充填するための充填ノズル部と、液漏れ検査用ヘリウムガスを注入(噴出)する(必要に応じて同時にノズル先端部の液切れを行う)ためのガス注入ノズル部とを備える。
【0021】
また、その充填注入ノズル手段11には、充填注入ノズル手段11の充填用開閉動作エアーを供給する充填用開閉動作エアー供給管12と、その手段11内部に充填用の液体内容物(充填液)を供給する充填液供給管13と、ガス注入ノズル部内にヘリウムガスを供給するガス供給管14とを備えている。なお、15はガス注入ノズル部の開閉動作を行うエアーシリンダ(アクチュエータ)を動作させるためのエアー注入排出管である。
【0022】
また、上記充填注入ノズル手段11のガス注入ノズル部は、エアー吸引機能を備えるようにしてもよく、そのエアー吸引動作の際には、上記ガス供給管14からガス注入ノズル部内へのヘリウムガス供給動作を、ガス注入ノズル部内から上記ガス供給管14へのエアー吸引動作に切り換える(ガスとエアーの分配を切り換える)ことにより、充填注入ノズル手段11による容器内への液体内容物の充填とヘリウムガスの注入の前に、予め容器P内に滞留しているエアーをバキューム吸引することができる。
【0023】
キャッピング手段21は、前記充填注入ノズル手段11に対して、搬送手段1による容器搬送方向の後段に設けられていて、充填液の充填とヘリウムガスの注入を終了した容器PのスパウトSに、キャップCを供給して装着し、容器Pを密封包装するためのものである。
【0024】
前記キャッピング手段21は、スパイラルキャップ、ロールオンキャップ、打ち込みキャップなど、キャップCやスパウトSの各種形式に対応する構造のものが取り付けられる。
【0025】
図1(b)及び図2(a)〜(b)に示す自動検査工程IIに備える加圧手段31は、前記キャッピング手段21に対して、搬送手段1による容器搬送方向の後段に設けられていて、充填液とヘリウムガスの充填注入密封された前記容器Pを、その両側方からエンドレスベルトやロール群にて挟み込むなどして押圧し、容器Pの内圧を増大させるものである。
【0026】
ヘリウムガス漏れ検査手段41は、前記加圧手段31に対して、搬送手段1による容器搬送方向の後段に設けられていて、容器P内圧の増大した前記容器Pのトップ部(上部)、特にスパウトS及びその周辺のエアーを吸引するエアー吸引部と、その吸引したエアー中のヘリウムガス濃度を検知するヘリウムガス検知部とから構成され、容器Pの上部(スパウトS、容器本体上部、その上部シール部、スパウトSと容器本体上部シール部との接続シール部など)からのヘリウムガスの漏れ出しを検査するものである。
【0027】
自動検査工程IIの後段にはリジェクト排出手段51を備え、該リジェクト排出手段51は、前記ヘリウムガス漏れ検査手段41に対して、搬送手段1による容器搬送方向の後段に設けられていて、ヘリウムガス漏れが検知された不良品容器Pと、検知されない良品容器Pとを区分して排出するものである。
【0028】
次に、本発明装置において使用する上記充填注入ノズル手段11の一例を以下に説明すれば、例えば、図3の正面断面図に示すように、細長いノズル外筒部16と、その外筒部16の先端部11aに孔設したノズル吐出口16bと、その外筒部16の長手方向に設けた筒内部16aに僅かなストローク量(C1 )にて、該筒内部16aを上下方向に摺動移動可能な充填用開閉シャフト部17とにより構成されている。
【0029】
充填注入ノズル手段11の先端部である充填用開閉シャフト部17の外筒部16本体の先端部11aには、容器Pの注出口Sを密着状態で嵌合装着する充填用のノズル先端凹部11bを備え、容器P内に液体内容物の充填及びヘリウムガスの注入をする際に、容器Pの注出口Sを充填注入ノズル手段11先端部の充填用凹部11b内に装着して充填するものである。
【0030】
なお、図示する容器Pは、例えば、液体密封用の積層包材フィルムを用いて加熱密封シール加工により製袋されたパウチ状(又はガゼットパウチ状)の容器Pであり、PT はトップシール部、PS はサイドシール部、PB はボトムシール部であり、注出口Sは、その注出口先端を外方に向け、その注出口基部をトップシール部PT にて挟持されて接着され取り付けられているものである。
【0031】
図3に示すように液体内容物(充填液)を供給する充填液供給管13は、外筒部16の途中に筒内部16aに連通するように取り付けられ、供給管13の取り付け部より上部の筒内部16aの筒内壁面にはダイヤフラム17c(リング状の柔軟遮蔽板)を介して充填用開閉シャフト部17が連結され、供給管13の取り付け部より上部の筒内部16aと下部の筒内部16aとは、互いに遮断されている。
【0032】
外筒部16の筒内部16a内を摺動移動可能な前記充填用開閉シャフト部17の上部には、シャフト外周の外側方向に張り出すリング状のピストンフランジ部17gを備え、該ピストンフランジ部17gに近接する外筒部16の側方には、前記開閉シャフト部17を上下方向に摺動動作させる充填用開閉動作エアー供給管12を備え、該エアー供給管12は、ピストンフランジ部17g上面側のエアー圧入と排気とを行うエアー供給管12aと、ピストンフランジ部17g下面側のエアー圧入と排気とを行うエアー供給管12bとを備える。
【0033】
前記ピストンフランジ部17gを前記エアー供給管12a、12bでの交互のエアー圧入と排気とにより上下方向に駆動させて開閉シャフト部17を上下方向に摺動動作させて、外筒部16先端の吐出口16bを筒内部16a側にて開放したり、閉鎖したりする。なお、開閉シャフト部17の先端部17aには、パッキン17bを備え、そのパッキン17bにより、吐出口16b周囲を筒内部16a側の吐出口16b周囲を密封閉鎖する。
【0034】
上記外筒部16の筒内部16aは、その筒内部16aと開閉シャフト部17との摺動対向内面に、そのシャフト部17の長手方向に沿って吐出口16bまで連通する充填液の充填用流路が形成されている。
【0035】
充填注入ノズル手段11の先端部11aからの充填液の吐出と停止は、次のようにして行われる。
【0036】
充填注入ノズル手段11に備えたエアーディストリビュータ(図示せず)によるエアー分配動作により前記エアー供給管12aからのエアー排出とエアー供給管12bからのエアー圧入が連動して行われると、ピストンフランジ部17gを介して開閉シャフト17は上方に向かってストローク量C1 にて摺動動作し、シャフト部17先端部17aのパッキン17bが吐出口16bより離反して吐出口16bが開放し、充填液供給管13から所定充填圧力にて筒内部16a内に供給された充填液が、筒内部16aの充填用流路を通り、吐出口16bより容器Pの注出口栓Sを通って容器P内に充填される。
【0037】
また、エアー分配動作により前記エアー供給管12aからのエアー圧入とエアー供給管12bからのエアー排出が連動して行われると、ピストンフランジ部17gを介して開閉シャフト17は下方に向かってストローク量C1 にて摺動動作し、シャフト部17先端部17aのパッキン17bが吐出口16bの周囲に密接して吐出口16bが閉鎖し、充填液供給管13から所定充填圧力にて筒内部16a内に供給された充填液は、吐出口16bからの吐出を停止する。
【0038】
上記充填注入ノズル手段11の充填用開閉シャフト部17の内部には、その先端部17aから上端部17eに亘って長手方向の全長に、シャフト中空部17dを備え、その先端部17aはヘリウムガス吐出口、上端部17eはガス供給口となっている。
【0039】
前記シャフト部17の中空部17d内には、その内部に嵌挿して上下方向に摺動移動するガス吐出用開閉シャフト19を備えている。
【0040】
前記シャフト部17の上端部17eには、作動ハウジング部18が一体的に取り付けられ、該ハウジング部18には、その中空部18a内に連通するヘリウムガス供給管14(容器P内の滞留エアーの吸引を行うためのバキューム吸引管を兼ねる)が取り付けられ、該中空部18a内にはガス吐出用開閉シャフト19と一体に設けた後述する上下摺動可動部19b、19c(ピストン材)と該可動部19b、19cを摺動移動させるアクチュエータ15(例えばエアシリンダと、そのエアー吸引とエアー吸引解除を行う動作手段)とを備えている。
【0041】
図3に示すようにヘリウムガスを供給するガス供給管14は、ハウジング18内の中空部18aの下部に連通するように取り付けられ、供給管14の取り付け部より上部の中空部18aの内壁面には、リング状のダイヤフラム18b(リング状の柔軟性遮蔽板)を介して、上記開閉シャフト19の上下摺動可動部19bが連結され、ハウジング18の中空部18a内は、ガス供給管14の取り付け部より上部と下部とで互いに遮断されている。
【0042】
前記上下摺動可動部19b、19cは、弾性部材18d(スプリング)にて常に下方に付勢していて、下降する開閉シャフト19の先端部19aは、シャフト部17の先端部17aにあるガス吐出口17fを常に閉鎖し、他方、アクチュエータ15の動力により上下摺動可動部19b、19c及び開閉シャフト19は上方に上昇動作し、開閉シャフト19の先端部19aは、シャフト部17の先端部17aにあるガス吐出口17fを開放する。
【0043】
あるいは、前記上下摺動可動部19b、19cは、弾性部材18d(スプリング)にて常に上方に付勢していて、上昇する開閉シャフト19の先端部19aはシャフト部17の先端部17aにあるガス吐出口17fを常に開放し、他方、アクチュエータ15の動力により上下摺動可動部19b、19c及び開閉シャフト19は下方に下降動作し、開閉シャフト19の先端部19aは、シャフト部17の先端部17aにあるガス吐出口17fを閉鎖する。
【0044】
前記弾性部材18bより下側の中空部18aの内壁面と、上下摺動可動部19b外面との間、及びシャフト部17の中空部17dとシャフト部19外面との間に、シャフト部17のガス吐出口17fまでに亘って、充填液の充填流路が形成されている。
【0045】
ガス供給管14から所定圧力にて供給されるヘリウムガスは、前記上下摺動可動部19b、19cの上部に一体的に設けたアクチュエータ15による可動部19b、19cの上方への駆動動作(例えばエアシリンダのエアー吸引動作)と、ガス供給管14から供給されるヘリウムガスの所定供給圧力とにより、可動部19b、19c及びシャフト部17内のシャフト部19をストローク量C2 だけ上昇移動させる。
【0046】
シャフト部19の上昇移動により、シャフト部19の先端部19aは、シャフト部19先端部のガス吐出口17fより離反してガス吐出口17fが開放し、ガス供給管14から供給されたヘリウムガスは、シャフト部17の吐出口17fを通り、外筒部16の吐出口16bより容器Pの注出口栓Sを通って容器P内に充填される。
【0047】
このように、本発明装置における充填注入ノズル手段11の一例としては、図3に示すように、搬送手段1にて搬送されるスパウトS付きの容器P内に充填液(液体内容物)を充填するための充填液吐出口16bを備えた外筒部16と、該吐出口16bを開放、閉鎖する開閉シャフト部17とからなる充填ノズル部と、液漏れ検査用ヘリウムガスを注入するためのガス吐出口17fを備えたシャフト部17と、該吐出口17fを開放、閉鎖する開閉シャフト部19とからなるガス注入ノズル部を備え、ノズル外筒部16の先端部11aにある充填ノズル部の吐出口16b(最端の吐出口)と、ガス注入ノズル部のガス吐出口17fとを上下方向に直列に配置するとともに、最端の吐出口16bを、充填ノズル部とガス注入ノズル部との共通の吐出口として備えた構造である。
【0048】
本発明においては、必ずしも、図3に示すような構造の充填注入ノズル手段11に限定されるものではなく、充填注入ノズル手段11には、少なくとも、液体内容物(充填液)を充填する充填ノズル部と、検査用のヘリウムガス注入用のガス注入ノズル部とを備え、充填ノズル部とガス注入ノズル部による充填液とガスが、1つの容器PのスパウトSと接続する1つのノズル先端部11aにより容器P内に充填注入されるものであって、図示するような吐出口16bを共用する構造のもの、あるいは充填ノズル部の充填液吐出口16bとガス注入ノズル部のガス注入用吐出口17fとを左右方向に並列に別個に配置した構造のものであってもよい。
【0049】
上記のように充填液の充填とヘリウムガスの注入とを1つのノズル先端部11aにより行う充填注入ノズル手段11を備えた装置を用いれば、充填液の充填とヘリウムガスの注入とを同時に行うことができる。
【0050】
また、その他に、充填液の充填とヘリウムガスの注入のタイミングは、充填液の充填を完了した後に、ヘリウムガスを注入するようにしてもよいし、又はヘリウムガスを注入した後に、充填液を充填するようにしてもよい。
【0051】
また例えば、容器P内へ充填液を充填した後に、ヘリウムガスを注入(噴射)するようにすれば、ノズル外筒部16の先端部11aの凹部11bや充填液吐出口16bに残留する充填液を、ヘリウムガスによって容器P内に吹き飛ばすことができ、それによりノズル先端部における液切れを良好にし、残留充填液による液垂れを防止して、液垂れによる充填機内の汚損や、後続の容器Pに対する液垂れによる汚損を回避することができる。
【0052】
本発明装置における加圧手段31の一例としては、例えば、図1、図2(a)〜(b)の全体図、及び図4の加圧手段の平面図に示すように、搬送手段1により起立して搬送される容器Pをその両側面から加圧する手段であり、間欠送行動作する搬送手段1による容器Pの搬送方向に沿って平行に対向して、搬送手段1の送行に同期して間欠送行する第1エンドレスベルト32と第2エンドレスベルト33からなる。なお、32a、32bはエンドレスベルト32を巻回する回転ロール、33a、33b、33c、33dはエンドレスベルト33を巻回する回転ロールである。
【0053】
搬送手段1にて搬送される各々容器Pの両側面は、第1、第2エンドレスベルト32、33により挟持され加圧されながら移動して、各容器Pはヘリウムガス漏れ検査手段41に順次導入されてヘリウムガス漏れの有無が検査される。
【0054】
ヘリウムガス漏れ検査手段41は、例えば、加圧状態にある容器Pの周辺のエアーを、バキューム吸引してヘリウムガス検出器に導入し、導入したエアーを、検出器分析管のイオンチャンバー内で、フィラメントからの電子ビームによりイオン化する。
【0055】
この生成イオンを加速電圧により加速し、イオンスリットから飛び出させ、飛び出させた場所に磁場をかけ、円軌道をかける。エアー中の異なる各々気体は質量が異なるため、それに対応して円軌道が異なり、この軌道差を利用してヘリウムイオンコレクタにてヘリウムガスを収集し、イオン電流増幅器で増幅してヘリウムガス量を検出することができる。
【0056】
第1、第2エンドレスベルト32、33のいずれか一方又は両方は、搬送手段1に対する距離を適宜に接近又は離反させることにより、容器Pの側面に対する圧力を調整可能になっている。
【0057】
例えば、図4に示すように、第1エンドレスベルト32は、搬送手段1に対して一定の距離に固定支持し、第2エンドレスベルト33は、搬送手段1の側方のフレームFに取り付けたリニアガイド部34に対して矢印方向にリニアにスライド移動可能なブラケット33に取り付け支持する。
【0058】
第2エンドレスベルト33を、搬送手段1に対して適宜な距離に接近又は離反させ、第1エンドレスベルト32と第2エンドレスベルト33との平行間隔Wを適宜に設定することにより、その間に挟まれる容器Pの両側面に対する圧力を調整可能とするものである。
【0059】
【発明の効果】
本発明の容器の微少漏れ自動検査装置は、容器に充填液と一緒に液漏れ検査用のヘリウムガスを注入して密封包装した後、その容器からのヘリウムガスの漏れ出しの有無を検知することにより、容器からの充填液の微少な液漏れの有無を正確に検査することができ、従来の通電による液漏れ検査方式による不都合を解消することができる。
【0060】
また、使用するヘリウムガスは不活性ガスであるため化学的反応が無く、また食品添加物としても厚生労働省にて認可されているものであり、また容器のヘッドスペースに注入されるため、食品等の内容物の酸化防止のための効果がある。
【0061】
本発明装置は、パウチやボトルなど、半剛性の液体密封用の包装容器の内容物充填製造ラインに配置でき、充填密封包装された容器の最終製品の液漏れの有無を精度よく自動的に検査することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(b)は本発明装置を説明する概略側面図。
【図2】(a)は本発明装置を説明する全体上面図、(b)はその全体側面図。
【図3】本発明装置における充填注入ノズル手段の一例を説明する正面断面図。
【図4】本発明装置における加圧手段の一例を説明する平面図。
【符号の説明】
I…充填・キャッピング工程 II…自動検査工程
P…容器 S…注出口(スパウト) C…キャップ W…平行間隔
1…搬送手段
11…充填注入ノズル手段 11a…ノズル先端部 11b…先端凹部
12…充填用開閉シャフト部の開閉用エアー供給管 13…充填液供給管
14…ガス供給管(エアー吸引管兼用)
15…ガス吐出用開閉シャフト部の開閉用エアー供給管
16…ノズル外筒部 17…充填用開閉シャフト部 18…作動ハウジング部
19…ガス吐出用開閉シャフト部
21…キャッピング手段(キャッパー)
31…加圧手段
41…ヘリウムガス漏れ検査手段
51…リジェクト手段

Claims (5)

  1. スパウトを取り付けた容器を等間隔に並べて搬送する搬送手段と、該搬送手段にて搬送される前記容器内に液体内容物を充填する充填ノズル部と液漏れ検査用ヘリウムガスを注入するガス注入ノズル部とを備えた充填注入ノズル手段と、充填後の容器のスパウトにキャップを装着して密封するキャッピング手段と、充填密封された前記容器をそのスパウトを上にした起立状態で搬送しながら該容器の側面部を押圧して容器内圧を増大させる加圧手段と、容器内圧の増大した前記容器のスパウト及びその周辺のエアーを吸引してヘリウムガスの漏れ出しを検査するヘリウムガス漏れ検査手段とを備えたことを特徴とする容器の微少液漏れ自動検査装置。
  2. 前記充填注入ノズル手段のガス注入ノズル部にエアー吸引機能を備え、容器内への液体内容物の充填とヘリウムガスの注入前に、前記ガス注入ノズル部のエアー吸引機能にて容器内をバキューム吸引可能であることを特徴とする請求項1記載の容器の微少液漏れ自動検査装置。
  3. スパウトを取り付けた容器を等間隔に並べて搬送する搬送手段、容器内に液体内容物を充填する充填注入ノズル手段、容器のスパウトにキャップを装着して容器を密封するキャッピング手段、密封された前記容器を押圧して容器内圧を増大させる加圧手段、容器内圧の増大した前記容器のスパウト及びその周辺のエアーを吸引してヘリウムガスの漏れ出しを検査するヘリウムガス漏れ検査手段を備える容器の微少液漏れ自動検査装置であって、搬送手段にて搬送される前記容器内に液体内容物を充填する充填ノズル部と液漏れ検査用ヘリウムガスを注入するガス注入ノズル部と容器内をバキューム吸引するエアー吸引機能とを備えた充填注入ノズル手段と、前記充填注入ノズル手段によるバキューム吸引後の液体内容物の充填と液漏れ検査用ヘリウムガス注入後の容器のスパウトにキャップを装着して容器を密封するキャッピング手段と、液体内容物充填とヘリウムガス注入されて密封された前記容器をそのスパウトを上にした起立状態で搬送しながら該容器の側面部を押圧して容器内圧を増大させる加圧手段と、容器内圧の増大した前記容器のスパウト及びその周辺のエアーを吸引してヘリウムガスの漏れ出しを検査するヘリウムガス漏れ検査手段とを備え、前記充填注入ノズル手段によるバキューム吸引と液体内容物充填と液漏れ検査用ヘリウムガス注入後に、前記キャッピング手段によるキャップ装着により密封した前記容器の内圧を前記加圧手段による押圧により増大させて、該容器内からのヘリウムガスの漏れ
    出しの有無を検出することにより液体内容物の漏れを検査することを特徴とする容器の微少液漏れ自動検査装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項記載の容器の微少液漏れ自動検査装置において、ヘリウムガス漏れが検出された不良品容器と検出されない良品容器とを区分して排出するリジェクト排出手段を設けたことを特徴とする容器の微少液漏れ自動検査装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項記載の容器の微少液漏れ自動検査装置において、前記容器のスパウトを上にした起立状態で搬送しながら該容器の側面部を押圧して容器内圧を増大させる前記加圧手段が、前記容器のスパウトを上にした起立状態で搬送しながら該容器の対向する両側面部を押圧する押圧用エンドレスベルトまたは押圧用ロール群のいずれかであることを特徴とする容器の微少液漏れ自動検査装置。
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