JP3914546B2 - カップめんなどの連続充填包装ラインにおける充填不良カップの排除方法及びその装置 - Google Patents

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この発明はカップめんなどの連続充填包装ラインにおける充填不良カップの排除に関するもので、詳しくはめんなどの主材、またはつゆ,具材等をカップ内に充填した段階で計量して、充填量が過不足であると判定した充填不良カップを蓋被せシール閉塞しないで通過させ不良品溜まりなどに排出するようにした方法,装置に関するものである。
従来、カップめんなどの連続充填包装ラインでは、めんなどの主材を充填したカップ内にコンベア上にてつゆパック,具材パック等を順次供給充填し、その後蓋被せシール閉塞して充填包装ラインより送出し、充填完了品のコンベアライン上または全面ラップ包装した後のライン上で計量器により計量して充填不良カップを発見したときはこれを不良品溜まりなどに排出するようにしている。
なし
従って、充填不良カップは蓋被せシールによって密閉されており、さらには密閉後に全面包装して不良品溜まりなどに排出しているために、カップ内より中身を取出したりすることはまったくできないことであり、そのままの状態で廃棄処分していて、めん,つゆ,具材等とシール蓋およびカップを全く無駄にしているという課題がある。
本発明は、めんなどの主材を充填したカップをリテーナーコンベアにて並列吊下げして間歇走行させ、蓋被せシール閉塞して送出するようにしたカップめんなどの連続充填包装ラインにおいて、めんなどの主材の充填後蓋被せシール閉塞する前の位置にて該リテーナーコンベアの下方より上動する計量手段にて該吊下げカップを浮き上げてリテーナーから離してカップ内重量を計量し、所定量より過不足と判定された充填不良カップを蓋被せシールしないまま排出コンベア端に到達させ、不良品溜まりなどに排出するようにして、充填不良のカップ,めんなどを回収可能にし、また充填不良のカップについての蓋被せシールの手間と材料の無駄が省けるようにして、かかる課題を解決するようにしたのである。
本発明は、めんなどの主材充填後から蓋被せシール閉塞前までの間の位置にてカップ内充填量を計量して充填の過不足による充填不良カップを判別し、充填不良のカップを蓋被せシール閉塞しないでコンベア端に到達させて不良品溜まりなどに選別排出するようにしたので、該カップ内よりめんなどの主材、つゆパック,具材パック等、そしてカップを労作なしに回収することができるという効果を生ずる。
充填不良を判別したカップ,容器を蓋被せシール閉塞しないようにしたので、シール蓋の無駄と蓋シール閉塞の手間を省略することができるという効果を生ずる。また主材の充填不良を判別したカップ,容器内には以後のつゆパック,具材パック等を供給充填しないようにすることもできるので、無駄な充填工程を一切省くとともに回収時の手間をさらに軽減することができるという効果を生ずる。
本発明は、めんなどの主材を充填した多数のカップをリテーナーコンベアにより吊下げて順次間歇走行させ、該各カップ内につゆ,具材等を順次充填し、蓋被せシール閉塞して送出するようにしたカップめんなどの連続充填包装ラインにおいて、めんなどの主材の充填直後から蓋被せシール閉塞前までの間のいずれかの位置にてカップ内充填量を計量して所定量より過不足と判別された充填不良カップを蓋被せシール閉塞しないでコンベア端に到達させ、また、めんなどの主材の過不足を判別した時は以後のつゆパック,具材パック等の供給充填も省略してコンベア端に到達させて、不良品溜まりなどに選別排出するようにしたのである。
図1(a)に示すように、8個などの吊下げ穴1を並列した単位リテーナー2の並列にて所定長のリテーナーコンベア3を構成し、各吊下げ穴1に充填カップ供給機4にてめんなどの主材を充填したカップCを吊下げて間歇走行させる。該コンベア3上の中間にはつゆパックの充填用の供給器5,具材パックの供給器6、・ ・ ・供給器xと、充填の完了後に蓋被せシール閉塞手段7を順に設けてカップめんなどの連続充填包装ラインを形成する。
本発明は図1(b)に示すようにめんなどの主材を充填した充填カップ供給機4の直後の位置Aから遅くとも蓋被せシール閉塞手段7の前の位置Bの間に計量手段8を設けてカップ内充填量を計量するようにしたのである。なお計量手段8は複数の位置に設けるようにしてもよい。
計量手段8はリテーナーコンベア3の下方に設けるカム機構,シリンダー機構等による上下動手段9上にカップC数に合わせて独立して設け、該各計量手段8にて図2(b)に示すように単位リテーナー2の吊下げ穴1に吊下げられた8個などのカップCをそれぞれ一斉に浮き上げてリテーナーから離して充填量を正確に計量し、計量の結果を制御装置(図示してない)に信号送信するのである。制御装置では伝達された信号を検出して予め入力してある誤差・許容範囲を含めた数値と照合して各カップCごとの充填の良,不良を検出するのである。
計量手段8をめんなどの主材の充填の直後の段階に設けるときは、主材の充填量が所定量より過不足して充填不良と判定されたカップC'は制御機構からの信号伝達によって、その以後の供給器5,6,x下をパスしてつゆパック,具材パック等の供給充填工程を省略することもできる。
いずれにしてもカップCは蓋被せ閉塞の前までに充填量を計量され、充填量の過不足による充填不良カップC'は信号伝達によって蓋被せシール閉塞手段7をパスして蓋被せされないままコンベア3の終端に至り、図3乃至図6に示すように、やはり信号伝達によって作動する独立して上下動する台座10の上動とシンクロして動く押出棒11の回転押出しとにてリテーナーコンベア3から外され、排出コンベア12上に送られて不良品溜まり(図示してない)内に選別排出されることとなる。不良品溜まりに排出されたカップは、蓋被せシール閉塞されていないことにより主材,つゆパック,具材パック等およびカップを容易に回収することができる。不良充填カップC'は蓋被せシール閉塞しないようにしたので、その工程の手間を省略することができるとともにシール蓋Sの無駄の発生を回避することができる。良と判定されて蓋被せシール閉塞を経たカップC群は図7乃至図8に示すように一斉に上下動する台座13によりリテーナーコンベア3から浮き外され、押出棒14により充填包装完了品のコンベアライン15上に送り出されるのである。
この発明は、カップ内充填と蓋被せ閉塞シールをする連続充填包装ラインにおいて、計量により充填不良を判別することができる状況下で広く有効に利用することができるものである。
(a)は単位リテーナーの並列にてなるリテーナーコンベアの部分平面図、(b)は連続充填包装ラインの全体側面図 (a)は計量手段の待機状態を示す部分拡大正面図、(b)は同、カップの計量のために上動してカップをリテーナーから離し上げた状態を示す部分拡大正面図 リテーナーコンベア終端部の拡大側面図 充填不良と判定されたカップを対応する台座の上動によりリテーナーから抜き外した状態を示す側面図 (a)は台座の待機状態の正面図、(b)は充填不良と判定されたカップを対応する台座の上動によりリテーナーから抜き外した状態を示す正面図 抜き外れたカップを押出棒の回転押出しにて排出コンベア上に排出した状態を示す側面図 充填が良と判定され蓋被せシール閉塞された(通常の)カップ群が台座により一斉にリテーナー上に押上げされた状態を示す側面図。鎖線で示すカップはその後に押出棒にて送出コンベア上に送り出される情況を示している。 (a)は同、台座の待機状態の正面図、(b)はカップ群を一斉に上動した状態の正面図
符号の説明
1は吊下げ穴
2は単位リテーナー
3はリテーナーコンベア
4は充填カップ供給機
5,6,xはつゆパック,具材パック等の供給器
7は蓋被せシール閉塞手段
8は計量手段
9は上下動手段
10は不良品排出用に独立して上下動する台座
11は押出棒
12は排出コンベア
13は充填完了品押上げ用に一斉に上下動する台座
14は押出棒
15は充填包装完了品のコンベアライン
Cはカップ
C'は充填不良と判定されたカップ
Sはシール蓋

Claims (2)

  1. めんなどの主材を充填したカップをリテーナーコンベアにて並列吊下げして間歇走行させ、蓋被せシール閉塞して送出するようにしたカップめんなどの連続充填包装ラインにおいて、めんなどの主材の充填後蓋被せシール閉塞する前の位置にて該リテーナーコンベアの下方より上動する計量手段にて該吊下げカップを浮き上げてリテーナーから離してカップ内重量を計量し、所定量より過不足と判定された充填不良カップを蓋被せシールしないまま排出コンベア端に到達させ、不良品溜まりなどに排出するようにしたことを特徴とするカップめんなどの連続充填包装ラインにおける充填不良カップの排除方法。
  2. めんなどの主材を充填したカップを並列吊下げして間歇走行させるリテーナーコンベア上に該カップに蓋被せシールする閉塞手段を設けてなるめんなどの連続充填包装ラインにおいて、蓋被せシール閉塞手段前の下方に吊下げカップを上動しリテーナーから離してカップ内充填量を計量する上動機構を備えた計量手段を設け、且つ該計量手段と蓋被せシール閉塞手段との間に計量結果の信号伝達手段を設け、充填不良カップを蓋被せしないまま不良品溜まりなどに排出する排出コンベアを設けたことを特徴とするカップめんなどの連続充填包装ラインにおける充填不良カップの排除装置。
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