JP3911933B2 - 安全装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は安全装置に係り、特に、プリンタその他の電気機器や産業機械等の駆動系を確実に停止させる安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
特開平5−345458号公報には、レーザプリンタの安全装置が開示されている。レーザプリンタは、人の目に有害なレーザ光を使用しているので、作業員の安全を確保するために、プリンタの扉に連動して開閉するスイッチが設けられており、作業員が扉を開いた時にはスイッチが作動してレーザの電源を遮断する安全装置が設けられている。
【0003】
同公報の安全装置は、作業員がプリンタの扉を開けると、2つのスイッチが作動し、プリンタの動作を停止させる。扉が開いた時、一方のスイッチの状態を保持し、他方のスイッチの状態を遅延させたことにより制御回路を確実に停止させる方式となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の安全装置は2つのスイッチの信号を加工して制御回路を制御するという複雑な回路構成が必要である。回路が複雑になると、回路の信頼性の低下やコストアップにつながるため、実現性に乏しくなる。
【0005】
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、安全装置の回路を従来よりも簡略化し、信頼性の向上とコストダウンを図りながら、制御対象(駆動系)を確実に停止させることができる安全装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために本発明に係る安全装置は、検知対象の状態を検知する2つの独立した検知手段と、駆動系を制御する制御信号を出力する制御手段であって、前記2つの検知手段のうち一方の検知手段の動作に基づいて前記駆動系の動作及び停止を制御し得る制御手段と、前記制御手段から出力される制御信号を受入し、その受入した信号に応じて前記駆動系を動作させる信号を前記駆動系へ与えるパワーダウンプロテクション機能付きのバッファと、前記バッファに電源を供給する電源部と、前記2つの検知手段のうち他方の検知手段の動作に基づいて前記バッファへの電源の供給及び遮断を切り換えるバッファ電源ON/OFF切換手段と、を備えたことを特徴としている。
【0007】
本発明によれば、2つの検知手段は、当該安全装置が適用される機器や機械等の特定の検知対象の状態をそれぞれ独立に検知する。検知対象は機器の扉や可動部材など具体的態様は様々である。検知対象が安全装置を働かせる必要のない状態(正常状態)であるか、それとも安全装置を働かせる必要のある状態(危険状態)にあるかを2つの検知手段によって独立に検知する。
【0008】
正常状態にあるとき、制御手段は駆動系を動作させる制御信号を出力する一方、バッファ電源ON/OFF切換手段はバッファ電源をONしてバッファを正常に機能させる。こうして、制御手段から出力された制御信号はバッファを介して駆動系に与えられ、駆動系は制御信号に従って駆動される。駆動系はモータその他の動力部のみならず、レーザ発振部、発光装置、ヒーター若しくはこれらの駆動回路など、電気的に動作する様々なブロックを包含するものである。
【0009】
前記検知手段によって安全装置を働かせる必要がある状態であることが検知されると、制御手段は検知手段の情報に基づいて駆動系を停止させる制御を行う。これと同時に、バッファ電源ON/OFF切換手段によってバッファの電源が遮断され、バッファの出力機能が停止する。
【0010】
このように、検知手段によって危険状態が検知されると、制御手段によってソフト的に駆動系の停止制御がなされるとともに、バッファ電源ON/OFF切換手段によってバッファ電源がOFFされ、ハード的にも駆動系への駆動制御信号の伝達経路が遮断されるので、駆動系を確実に停止させることができる。
【0011】
前記検知手段としては、検知対象の状態に応じて接点が切り換わるスイッチを用いる態様や、検知対象の状態を示す情報を電気的な信号に変換するセンサを用いる態様がある。
【0012】
本発明の他の態様に係る安全装置は、前記バッファ電源ON/OFF切換手段として、前記バッファへの電源供給経路中にトランジスタが用いられ、前記他方の検知手段の動作に応じて前記トランジスタのON/OFFが切り換わるように構成されていることを特徴としている。2つの検知手段の検知情報を処理する回路部を1つのトランジスタと1つのバッファICという簡単な構成で実現できる。
【0013】
本発明の更に他の態様によれば、前記バッファは複数の入/出力部を有しており、前記検知手段によって所定の状態を検知した場合には、複数の駆動系を一斉に停止させることができることを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下添付図面に従って本発明に係る安全装置の好ましい実施の形態について説明する。
【0015】
図1は本発明の実施の形態を示す安全装置の回路図である。この安全装置10は、2つの独立したスイッチSW1、SW2と、各スイッチSW1、SW2の検出回路部12、14と、制御部に相当する小型演算装置(MPU)16と、バッファ18と、バッファ18の電源部20(+5V)と、バッファ18への電源の供給/遮断を切り換えるトランジスタTR1 と、から構成されている。
【0016】
スイッチSW1、SW2は可動接片22A、24Aが2つの接点間を移動する機械的構造を有している。スイッチSW1の一方の接点22Bは開放され、他方の接点22Cはグランド(GND)に接続されている。スイッチSW2も同様に一方の接点24Bは開放され、他方の接点24Cはグランドに接続されている。
【0017】
スイッチSW1の状態を検知する検出回路部12は、抵抗R1 、コンデンサC1 、電源部26(+5V)及び抵抗R2 を含み、コンデンサC1 の正極端子は抵抗R1 を介して可動接片22Aの固定端子に接続され、コンデンサC1 負極端子はグランドに接続されている。また、コンデンサC1 の正極端子は、抵抗R2 を介して電源部26に接続されるとともに、トランジスタTR1 のベースに接続されている。
【0018】
トランジスタTR1 のエミッタ端子は電源部20に接続され、コレクタ端子はバッファ18の電源入力端子Vccに接続されている。スイッチSW1 の可動接片22Aが接点22Cに当接している状態の時、トランジスタTR1 がONしてバッファ18に電源が供給される。スイッチSW1 の可動接片22Aが接点22Bに当接している状態の時、トランジスタTR1 はOFFとなり、バッファ18への電源供給が遮断される。
【0019】
バッファ18には、パワーダウンプロテクション機能付きのICが用いられている。パワーダウンプロテクション機能付きのバッファ18は、バッファ18に電源が供給されていない時に信号が入力されても、バッファ18が故障することなく、バッファ出力も行わないという保護機能付きのバッファICであり、「パーシャルパワーダウン機能」と呼ばれることもある。このようなバッファICは既に市販されており、例えばTI社(Texas Instruments, Inc. )製の74LV541Aなどを使用できる。
【0020】
バッファ18には、MPU16から出力される少なくとも1系統の制御信号が入力され、入力信号に応じたトライバ制御信号がバッファ18より出力される。例えば、8ビットのバッファを使用した場合には8系統の入出力が可能であり、バッファ18の出力は各種駆動系のドライバ制御信号として対応する駆動系に提供される。各種駆動系はバッファ18から出力されるドライバ制御信号に従って作動することになる。
【0021】
MPU16は各種駆動系を制御する制御信号を出力し、その制御信号は上述のようにバッファ18を介して各駆動系に加えられる。
【0022】
スイッチSW2の状態を検知する検出回路部14は、抵抗R3 、コンデンサC2 、電源部28(+5V)及び抵抗R4 を含み、前記コンデンサC2 の正極端子は、抵抗R3 を介して可動接片24Aの固定端子に接続され、コンデンサC2 の負極端子はグランドに接続されている。また、コンデンサC2 の正極端子は抵抗R4 を介して電源部28に接続されるとともに、MPU16の汎用入力ポートに接続されている。スイッチSW2の状態を示す信号は検出回路部14を介してMPU16に入力される。
【0023】
スイッチSW2の可動接片24Aが接点24Bに当接している状態の時、MPU16の汎用入力ポートの入力信号がハイ(High)レベルとなる。この時、MPU16は各駆動系の動作を許容するものと判断して、各駆動系を作動させる制御信号を出力する。MPU16から出力された制御信号はバッファ18を介して各駆動系に加えられ、駆動系はMPU16の指令に従って作動する。
【0024】
その一方、スイッチSW2の可動接片24Aが接点24Cに当接している状態の時、MPU16の汎用入力ポートの入力信号がロウ(Low ) レベルとなる。この時、MPU16は各駆動系の動作を禁止すべく、各駆動系を停止させる制御信号(Low信号)を出力する。こうして、各駆動系は停止することになる。
【0025】
図2は図1で説明した安全装置をプリンタに適用した例が示されている。このプリンタ30は、本体部32から引き出し可能な給紙トレイ34を有しており、この給紙トレイ34に2本のロール状記録用紙36を収納することができる。給紙トレイ34を本体部32の差し込み口38に装着すると、図示せぬ給紙機構によって用紙が所定の搬送経路に沿って搬送される。そして、図示せぬ記録ヘッドによって用紙に画像等がプリントされ、プリント処理後にカッタ(不図示)によって用紙が切断され、プリント物40が排紙口42から排出される。
【0026】
なお、記録紙及びその収納形態は図2に示したものに限定されない。ロール紙を1本だけ収納できるタイプでもよいし、2本以上複数本のロール紙を収納できる構造でもよい。また、ロール紙に代えて、若しくはロール紙と組み合わせてカット紙を用いてもよい。プリンタの記録方法も特に限定するものではなく、サーモオートクローム(TA)方式、熱転写(溶融型・昇華型)、レーザ露光熱現像転写(ピクトログラフィー)、インクジェット等、様々な記録方式のプリンタについて本例の安全装置10を適用することができる。
【0027】
安全装置10のスイッチSW1、SW2に相当するスイッチ手段44、46は、例えば、給紙トレイ34の差し込み口38の奥の壁48に配置される。給紙トレイ34を差し込み口38に装着した状態と、給紙トレイ34を差し込み口38から引き出した状態とでスイッチ手段44、46の接点が切り換わるようになっており、給紙トレイ34の着脱状態をスイッチ手段44、46で検出できるようになっている。
【0028】
図3にはスイッチ手段44、46の構造例が示されている。符合44及び46のスイッチ手段には同じ構造のものが用いられている。スイッチ手段44(又は46)は、可動アーム50が支点52を中心に揺動し得る構造を有し、可動アーム50は図示せぬバネ等の付勢手段によって基台部54から離れる方向(図3中の左方向)に付勢されている。
【0029】
給紙トレイ34が本体部32の差し込み口38に装着されることにより給紙トレ34の後端部によって可動アーム50が押され、図3の一点鎖線で示したように、可動アーム50の先端が基台部54に当接する。可動アーム50は可動接片22A(又は24A)に対応しており、可動アーム50の先端が基台部54に当接している状態で可動接片22Aは接点22Cに(可動接片24Aは接点24Bに)に接触する。
【0030】
その一方、給紙トレイ34が差し込み口38から引き出されることにより、可動アーム50は前記付勢手段の付勢力によって所定の位置に戻され、図3の実線で示したように、可動アーム50の先端は基台部54から離れる。この時、スイッチの接続接点が切り換わり、可動接片22Aは接点22Bに(可動接片24Aは接点24Cに)接触する。
【0031】
スイッチSW1、スイッチSW2の配置場所は、図2に示した例に限らない。例えば、スイッチSW1、2がプリンタの扉部に設けられ、扉の開閉によってスイッチの接点が切り換わる態様もある。
【0032】
図4はスイッチSW1、SW2の状態遷移を示す図表である。同図では、プリンタの扉の開閉に連動してスイッチの接点が切り換わるものとして説明するが、図2で述べたように、給紙トレイ34の着脱に連動する場合も同様である。
【0033】
図4に示したように、プリンタの扉が閉じられている時(給紙トレイ装着時)には、スイッチSW1はグランドに接地され、スイッチSW2は開放状態にある。用紙の補充・交換やメンテナンス作業など、何らかの理由で扉が開かれた時には、スイッチSW1が開放され、スイッチSW2がグランド接地となる。これによって、安全装置が作動して駆動系が強制的に停止されることになる。
【0034】
プリンタの場合、「駆動系」としては、給紙機構の動力源となるモータ、印画部のサーマルヘッド、定着ランプなどの態様がある。プリンタの扉を開けた時や、給紙トレイ34を本体部32から引き抜いた時などに、給紙機構の歯車などが露出して、そこに人の手が触れる可能性がある構造を有している場合であっても、本実施の形態に係る安全装置によって駆動用のモータ等を確実に停止させることができ、作業者の安全を確保できる。
【0035】
次に、上記の如く構成された安全装置10の動作を説明する。
【0036】
図5はスイッチSW1の制御の流れを示す図である。スイッチSW1が開放の時は、図5の左側のルートに沿って動作し、スイッチSW1が開放の時は、図5の右側のルートに沿って動作する。
【0037】
プリンタの扉が開かれている時、つまり、スイッチSW1が開放の時は、トランジスタTR1がOFFするため、バッファ電源がOFFとなる。これにより、MPU16からのドライバ制御信号がゲートされる。すなわち、バッファ18のの出力は全てLow信号となり、このバッファ18につながる全ての駆動系の制御が一斉に停止される。
【0038】
プリンタの扉が閉じられているとき、つまり、スイッチSW1がグランド接地の時は、トランジスタTR1がONするため、バッファ電源がONとなる。これにより、MPU16からのドライバ制御信号はバッファ18を経由して各駆動系へ伝達される。これにより、駆動系の動作が可能となる。
【0039】
図6はスイッチSW2の制御の流れを示す図である。スイッチSW2がグランド接地の時は、図6の左側のルートに沿って動作し、スイッチSW2が開放の時は、図6の右側のルートに沿って動作する。
【0040】
プリンタの扉が開かれている時、つまり、スイッチSW2がグランド接地の時は、MPU16のポート入力がLowとなる。MPU16はこのLow信号の入力によって扉の開状態を検出し、駆動系ドライバを強制停止するものと判断する。そして、MPU16から1又は複数の駆動系に対するドライバ制御信号として全てLowが出力される。これにより、駆動系の制御が停止される。
【0041】
プリンタの扉が閉じられているとき、つまり、スイッチSW2が開放の時は、MPU16のポート入力がハイ(High) となる。MPU16はこのHigh信号の入力によって扉の閉状態を検出し、MPU16は駆動系を正常に動作させるものと判断する。そして、MPU16から各駆動系を動作させるドライバ制御信号が出力される。この制御信号はバッファ18を介して各駆動系に供給される。これにより、駆動系が動作可能となる。
【0042】
本実施の形態によれば、スイッチSW1の状態検出に基づいてバッファ18の電源を遮断し、いわばハード的に駆動系を停止させる手段と、スイッチSW2の状態検出に基づいてMPU16の制御プログラムによって、いわばソフト的に駆動系を停止させる制御を行う手段と、の2つの手段によって、駆動系を停止させるようにしたので、仮に一方の手段が故障しても、他方の手段によって駆動系を停止させることができ、安全を確保できる。
【0043】
また、本実施の形態に係る安全装置10は、バッファIC1個とトランジスタ一個という簡単な構成で実現できるので、回路の信頼性が高く、低コストで実現可能である。更に、スイッチSW1、2の信号を利用する安全装置10の回路内に、電気的接続関係を機械的に開閉するようなスイッチが無いので、回路を構成する素子が破壊されにくいという利点がある。
【0044】
上述した実施の形態では、MPU16のポート入力がLowの時に、MPU16からドライバ制御信号として全てLow信号を出力することにしたが、入/出力の関係はMPU16のプログラム(ソフトウエア)によって変更が可能である。MPU16のプログラムに合わせて、スイッチSW2の信号をポートに伝える検出回路部14は適宜変更される。
【0045】
上記実施の形態では、プリンタの扉の開閉や、給紙トレイの着脱など、検知対象の状態に応じて接点が切り換わるスイッチSW1、SW2を用いたが、このような構造のスイッチに代えて、フォトカップラなどのように検知対象の状態に応じて出力信号が変化するセンサを用いることも可能である。
【0046】
上記説明では、本発明をプリンタに適用した例を述べたが、本発明の適用範囲はこれに限らず、シュレッダー、ファクシミリ送受信装置などの各種の電子機器をはじめ、工作機械、産業用ロボット、その他のFA機械やそのシステムなどの安全装置として広く適用可能である。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る安全装置によれば、2つの検知手段によって検知対象の状態を独立に検知し、一方の検知手段による危険状態の検知に基づいて制御手段がソフト的に駆動系を停止させると同時に、他方の検知手段による危険状態の検知に基づいてバッファ電源をOFFし、駆動系への制御信号の出力をハード的にOFFするようにしたので、駆動系を確実に停止させることができる。本発明の安全装置は、簡単な回路構成で実現できるので、信頼性の向上とコストダウンを達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す安全装置の回路図
【図2】図1で説明した安全装置が適用されたプリンタの斜視図
【図3】スイッチSW1、SW2として用いられるスイッチ手段の構造例を示す図
【図4】スイッチSW1、SW2の状態遷移を示す図表
【図5】スイッチSW1に関連する制御の流れを示す動作説明図
【図6】スイッチSW2に関連する制御の流れを示す動作説明図
【符号の説明】
10…安全装置、16…MPU(制御手段)、18…バッファ、20…電源部、30…プリンタ、34…給紙トレイ(検知対象)、44、46…スイッチ手段(検知手段)、SW1…スイッチ(検知手段)、SW2…スイッチ(検知手段)、TR1…トランジスタ(バッファ電源ON/OFF切換手段)

Claims (5)

  1. 検知対象の状態を検知する2つの独立した検知手段と、
    駆動系を制御する制御信号を出力する制御手段であって、前記2つの検知手段のうち一方の検知手段の動作に基づいて前記駆動系の動作及び停止を制御し得る制御手段と、
    前記制御手段から出力される制御信号を受入し、その受入した信号に応じて前記駆動系を動作させる信号を前記駆動系へ与えるパワーダウンプロテクション機能付きのバッファと、
    前記バッファに電源を供給する電源部と、
    前記2つの検知手段のうち他方の検知手段の動作に基づいて前記バッファへの電源の供給及び遮断を切り換えるバッファ電源ON/OFF切換手段と、
    を備えたことを特徴とする安全装置。
  2. 前記検知手段として、検知対象の状態に応じて接点が切り換わるスイッチが用いられていることを特徴とする請求項1の安全装置。
  3. 前記バッファ電源ON/OFF切換手段として、前記バッファへの電源供給経路中にトランジスタが用いられ、前記他方の検知手段の動作に応じて前記トランジスタのON/OFFが切り換わるように構成されていることを特徴とする請求項1の安全装置。
  4. 前記バッファは複数の入/出力部を有しており、前記検知手段によって所定の状態を検知した場合には、複数の駆動系を一斉に停止させることができることを特徴とする請求項1の安全装置。
  5. 請求項1の安全装置は、プリンタに適用されるものであることを特徴とする安全装置。
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