JP3910162B2 - テープ部材の貼着装置及び貼着方法 - Google Patents

テープ部材の貼着装置及び貼着方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は基板に粘着性のテープ部材を貼着するための貼着装置及び貼着方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
たとえば、液晶ディスプレイパネルやプラズマディスプレイパネルに代表されるフラットパネルディスプレイなどの製造工程においては、ガラス製の基板の周辺部に、テープキヤリアパッケージ(TCP)などの電子部品を異方性導電性部材からなる粘着性のテープ部材を介して圧着する工程がある。
【0003】
電子部品をテープ部材を介して基板に圧着する場合、まず、所定長さに切断された上記テープ部材を基板に加圧して貼着する。ついで、基板のテープ部材が貼着された個所に上記電子部品を圧着するようにしている。
【0004】
上記テープ部材は供給リールから供給され、巻取りリールに巻き取られるようになっており、その間に所定長さに切断されて加圧ツールにより、上記基板に加圧貼着されるようになっている。テープ部材は両面が粘着性を有するから、一方の面には剥離が容易な離型紙が貼られていて、この離型紙とともに供給リールから供給され、基板に加圧貼着された後には離型紙だけが巻取りリールに巻き取られるようになっている。
【0005】
上記加圧ツールによってテープ部材を加圧貼着する際、このテープ部材を基板に対して均一に加圧貼着できるようにするため、たとえば特許文献1に示されるように加圧ツールとテープ部材との間にシリコンやフッ素樹脂などによってテープ状に形成されたクッション部材を介在させるということが考えられている。
【0006】
【特許文献1】
特公平5−21340号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
加圧ツールとテープ部材との間にクッション部材を介在させた場合、このクッション部材が上記加圧ツールに対してずれていると、加圧ツールによってクッション部材を介してテープ部材を加圧したとき、このクッション部材と加圧ツールとのずれに応じてテープ部材が曲がった状態で基板に貼着されてしまうということが生じる。それによって、基板に形成された端子と、電子部品に設けられた端子との接続不良を招くという虞がある。
【0008】
上記クッション部材は使用に伴って劣化することが避けられない。そこで、上記クッション部材を単に加圧ツールとテープ部材との間に介在させるだけでなく、上記テープ部材と同期させて巻き取ることができるようにすることが要望されている。その場合、クッション部材を巻き取るときに、振れが生じ易くなるから、その振れによってテープ部材に対してずれが生じ、そのずれによってテープ部材に曲がりが生じ易くなるということもある。
【0009】
この発明は、基板にテープ部材を貼着したならば、このテープ部材の貼着状態を判別することができるようにしたテープ部材の貼着装置及び貼着方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明は、基板の所定箇所に粘着性のテープ部材を貼着する貼着装置において、
上記基板の所定箇所に所定長さの上記テープ部材を供給するテープ供給手段と、
上記基板の所定箇所に供給された上記テープ部材を上記基板に加圧する加圧手段と、
この加圧手段の加圧によって上記基板に貼着された上記テープ部材の長手方向における複数箇所を撮像する撮像手段と、
この撮像手段の撮像結果に基いて上記テープ部材の上記基板に対する貼着状態を判別する判別手段と
を具備したことを特徴とするテープ部材の貼着装置にある。
【0011】
上記判別手段は、上記テープ部材の長手方向と交差する幅方向の上端と下端との座標から幅方向中央の幅方向に沿うY座標を求め、複数の撮像箇所のY座標が一致するか否かを判別することが好ましい。
【0012】
上記判別手段は、上記テープ部材の長手方向と交差する幅方向の上端と下端とのY座標からこのテープ部材の幅寸法を求め、複数の撮像箇所におけるテープ部材の幅寸法が一致するか否かを判別することが好ましい。
【0013】
上記テープ部材と上記加圧手段との間にはテープ状のクッション部材が介在することが好ましい。
【0014】
この発明は、基板の所定箇所に粘着性のテープ部材を貼着する貼着装置において、
上記基板の所定箇所に所定長さの上記テープ部材を供給するテープ供給手段と、
上記基板の所定箇所に供給された上記テープ部材を上記基板に加圧する加圧装置と、
この加圧手段の加圧によって上記基板に貼着された上記テープ部材の長手方向における複数箇所での、上記テープ部材の長手方向と交差する幅方向の上端位置、下端位置、上記上端位置と下端位置との中央位置、上記上端位置と下端位置との間の距離の少なくともいずれか1つのバラツキ状態に基づいて上記テープ部材の上記基板に対する貼着状態を判別する判別手段と
を具備したことを特徴とするテープ部材の貼着装置にある。
【0015】
この発明は、基板の所定箇所に粘着性のテープ部材を圧着する貼着方法において、
上記基板の所定箇所に所定長さの上記テープ部材を供給する工程と、
上記基板の所定箇所に供給された上記テープ部材を上記基板に圧着する工程と、
上記基板に圧着により貼着された上記テープ部材の長手方向における複数箇所を撮像する工程と、
上記テープ部材の撮像結果に基いて上記テープ部材の上記基板に対する貼着状態を判別する工程と
を具備したことを特徴とするテープ部材の貼着方法にある。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながらこの発明の一実施の形態を説明する。
【0017】
図1はこの発明の一実施の形態に係る貼着装置を示し、この貼着装置は基板ステージ1を備えている。この基板ステージ1は固定部2を有し、この固定部2の上面に図示しない駆動源によってX、Y及びθ方向に駆動されるテーブル3が設けられている。
【0018】
上記テーブル3上にはたとえば液晶ディスプレイパネルなどに用いられる、重ね合わされた一対のガラス製の基板W(図3に示す)が供給されて真空吸着される。この基板Wの上面には粘着性のテープ部材としての異方性導電部材4が供給され、加圧ツール5によって加圧加熱されて後述するように貼着される。
【0019】
上記異方性導電部材4の一側面には図2に示すようにテープ状の離型紙6が貼着されている。異方性導電部材4と離型紙6は第1の供給リール7に巻かれており、異方性導電部材4を下にして一対のガイドローラ8にガイドされて図1に矢印で示す方向に搬送され、第1の巻取りリール9に巻き取られるようになっている。
【0020】
上記異方性導電部材4は基板Wよりも搬送方向上流側において、上下駆動される切断装置11によって所定の長さに切断される。切断装置11による切断箇所は、図2に示す用に所定の幅寸法で2箇所の切断線12が入れられ、一対の切断線12の間の部分4aは剥離装置13によって除去される。
【0021】
上記剥離装置13は、搬送される異方性導電部材4の上面側に対向して配置された保持ブロック14を有する。この保持ブロック14には離型紙6を介して上記異方性導電部材13の上面を押圧する押し出し部材15がスライド可能に設けられている。なお、上記切断装置11は、上記保持ブロック14の一端部下面に対向して配置されている。
【0022】
上記押し出し部材15と対向する異方性導電部材4の下面側には剥離ヘッド16が配置されている。この剥離ヘッド16はベース板17に取り付けられている。このベース板17には粘着テープ18が巻回された第2の供給リール19が設けられ、この粘着テープ18は上記剥離ヘッド16の上面に沿って走行して第2の巻取りリール21に巻き取られるようになっている。
【0023】
上記ベース板17はシリンダ22によって上下駆動される。ベース板17が上昇方向に駆動されると、押し出し部材15によって異方性導電部材4の一対の切断線12によって切断された箇所が押し下げられる。それによって、異方性導電部材4の切断された部分4aが剥離ヘッド16の粘着テープ18に押し付けられるから、その部分4aが離型紙6から剥離される。
【0024】
つまり、異方性導電部材4は、基板Wに貼着される所定長さの両端部分に上記切断装置11によってそれぞれ一対の切断線12が所定間隔で形成され、その間の部分4aが上記剥離装置13によって除去されてから、残りの部分が上記加圧ツール5によって図3に示すように一方の基板Wに貼着されることになる。
【0025】
図1に示すように、上記異方性導電部材4の上面、正確には異方性導電部材4に貼着された離型紙6の上面と、上記加圧ツール5の下面との間には、異方性導電部材と同じテープ状のクッション部材23が設けられている。このクッション部材23はシリコンやフッ素樹脂などの材料によって形成されていて、第3の供給リール24に巻回されている。この第3の供給リール24から引き出されたクッション部材23は一対のガイドローラ25によってガイドされて上記異方性導電部材4に接近して平行に走行し、第3の巻取りリール26に巻き取られるようになっている。
【0026】
したがって、上記加圧ツール5が下降方向に駆動されると、その下面によってクッション部材23を介して上記異方性導電部材4の所定の長さに切断された、図1に4bで示す部分が基板Wの所定の箇所に加圧貼着される。
【0027】
図3に示すように、上記基板Wの上記異方性導電部材4が貼着される一方の基板Wの側辺部27には多数の端子28が所定間隔で形成されている。上記側辺部27の両端部には一対の位置決めマーク29が形成されている。
【0028】
図1に示すように、上記基板ステージ1の固定部2には、基板Wの下面側から上記位置決めマーク29を撮像する撮像カメラ31が設けられている。なお、撮像カメラ31の上方には撮像部分を照明する図示しない照明装置が配置されている。
【0029】
上記撮像カメラ31の撮像信号は画像処理部32で処理されて制御装置33に入力される。この制御装置33は上記一対の位置決めマーク29のX、Y方向における規定位置からのずれ状態を算出し、その算出に基いて上記テーブル3をX、Y及びθ方向に駆動し、基板Wを位置決めする。つまり、基板Wは、異方性導電部材4が貼着される部分が加圧ツール5の下面に対応位置するよう位置決めされる。
【0030】
上記撮像カメラ31は、上記基板Wの位置決めマーク29を撮像するだけでなく、基板Wに異方性導電部材4を貼着したならば、テーブル3をX方向に駆動して上記異方性導電部材4の長手方向での複数箇所、この実施の形態では中央部と両端部との三箇所を撮像する。なお、X、Y方向は図3に示す。
【0031】
図4は撮像カメラ31による画像Gと、この画像Gに写された異方性導電部材4を示している。撮像カメラ31からの画像Gは画像処理部32で処理されてから制御装置33で演算処理される。それによって、異方性導電部材4の中央部と両端部とにおける、異方性導電部材4の長手方向(X方向)と交差する幅方向(Y方向)に沿う、上記異方性導電部材4の上端座標Yu、下端座標Yd及び上端座標Yuと下端座標YdとのY方向中央の座標Yc(以下このYcを単に「Y座標」という)が求められる。
【0032】
異方性導電部材4の長手方向の中央部を含む三箇所のY座標が求められると、上記制御装置33では上記三箇所のY座標のバラツキ状態に基づいて異方性導電部材4の貼着状態を判定する。例えば上記三箇所のY座標が一致している場合は、基板Wに貼着された異方性導電部材4が湾曲しておらずに真っ直ぐであることになり、一致していなければ湾曲していることになり、一致していない場合には警報を出すなどして作業者に貼着不良が生じたことが知らされる。
【0033】
さらに、上記制御装置33は、撮像した三箇所における異方性導電部材4の上端の座標Yuと下端の座標Ydとの差、つまり三箇所における異方性導電部材4の幅寸法Ywを算出する。各箇所における異方性導電部材4の幅寸法が相互に等しければ、貼着時に異方性導電部材4に折れ曲がりが生じていないことになり、幅寸法が一致していなければ折れ曲がりが生じていることになるから、その場合にも作業者に貼着不良が生じたことを警報などによって知らせる。
【0034】
この発明において、異方性導電部材4の貼着状態とは、この異方性導電部材4が曲がっているか否かということや、折れ曲がりが生じているか否かということである。また、一致とは完全一致のみならず、その差が事前に設定した許容差内の場合も含む。
【0035】
上記構成の貼着装置においては、切断装置11によって所定の長さに切断された異方性導電部材4がテーブル3に位置決めされた基板Wの側辺部27の上方に位置決めされると、加圧ツール5が下降して上記異方性導電部材4をクッション部材23を介して上記基板Wに加熱しながら加圧する。それによって、所定長さに切断された異方性導電部材4が上記基板Wの側辺部27に貼着されることになる。
【0036】
加圧ツール5によって異方性導電部材4を加圧する際、この異方性導電部材4がクッション部材23を介して加圧されることで、均一に加圧することが可能となる。その反面、クッション部材23が加圧ツール5に対して位置ずれした状態で、加圧ツール5によってそのクッション部材23を介して異方性導電部材4が基板Wの側辺部27に加圧されると、異方性導電部材4はクッション部材23の位置ずれに倣って位置ずれが生じる、つまり曲がりが生じることがある。
【0037】
そこで、本実施の形態における貼着装置では、基板Wに異方性導電部材4を貼着したならば、テーブル3をX方向に駆動し、図5にG、G、Gで示す異方性導電部材4の長手方向中央部と両端部との三箇所が撮像カメラ31によって撮像される。そして、各箇所G、G、Gの撮像カメラ31からの撮像信号が画像処理部32で処理されて制御装置33に入力されて座標が比較される。
【0038】
つまり、異方性導電部材4にずれが生じ、この異方性導電部材4が図5に示すように曲がって貼着されると、各撮像箇所G、G、Gにおける異方性導電部材4のY方向中心部のY座標Yc、Yc、Ycのうち、中心部の各撮像箇所GのY座標Ycが両端部のY座標Yc、Ycのうちの少なくとも一方と一致しなくなるから、そのことによって異方性導電部材4に曲がりが生じたことを確実に判別することができる。
【0039】
さらに、異方性導電部材4の撮像された三箇所の幅寸法が算出されて相互に比較される。貼着時に、異方性導電部材4に折れ曲がりが生じていると、各箇所における幅寸法が異なってくるから、上記三箇所における異方性導電部材4の幅寸法を比較することで、折れ曲がりが生じているか否かを判別することができる。
【0040】
このように、基板Wに貼着された異方性導電部材4の貼着状態を確実に判定することができるため、異方性導電部材4の貼着不良による不良品の発生を防止することができる。
【0041】
上記一実施の形態では、異方性導電部材を基板に加圧ツールによって加圧する際、クッション部材を介在させる場合について説明したが、クッション部材が介在しない場合であっても、異方性導電部材を送ることで曲がりが生じることがあるから、そのような場合であってもこの発明を適用することが可能である。
【0042】
また、撮像カメラによって異方性導電部材の中央部と両端部との三箇所を撮像するようにしたが、長手方向の二箇所或いは四箇所以上を撮像し、その撮像結果に基づいて上記異方性導電部材の貼着状態を判別するようにしてもよい。
【0043】
また、上述した実施の形態においては、異方性導電部材4に湾曲が生じたか否かの判別を行なう基となるY座標のバラツキ状態を、異方性導電部材4上における複数の撮像個所に対応するY座標同士を比較することで得るものであったが、各Y座標を、あらかじめ設定された設定値と比較することで得るようにしてもよい。
【0044】
異方性導電部材4が一様に折れ曲がっていた場合、あるいは基板Wの側辺部27に沿って貼着されてはいるがその位置がずれていた場合に、Y座標同士を比較すると全て一致する可能性が生じるが、各Y座標と設定値とをそれぞれ比較することで、一致していなければ折れ曲がりが生じていると判別でき、より正確に貼着状態を判別することができる。
【0045】
また、上述した実施の形態では、異方性導電部材4に折れ曲がりが生じたか否かの判別を行なうにあたり、異方性導電部材4上における複数の撮像箇所に対応する幅寸法同士を比較するものであったが、各幅寸法をあらかじめ設定された設定値と比較するようにしてもよい。異方性導電部材4が一様に折れ曲がっていた場合に、幅寸法同士を比較すると、全て一致する可能性が生じるが、各幅寸法と設定値とをそれぞれ比較することで、一致していなければ折れ曲がりが生じていると判別でき、この場合においてもより正確に貼着状態を判別することができる。
【0046】
また、上述した実施の形態においては、異方性導電部材上の複数の撮像箇所においてY座標を求め、このY座標のバラツキ状態から異方性導電部材4に湾曲が生じたか否かの判別を行なうものであったが、異方性導電部材4上の複数の撮像箇所における上端座標あるいは下端座標のバラツキ状態に基づいてこの貼着常置を判別するようにしてもよい。
【0047】
また、上述した実施の形態では、撮像カメラを検出装置として用い、この撮像カメラを用いて異方性導電部材などのテープ部材の貼着状態を判別するものであったが、検出装置としてレーザセンサを用い、このレーザセンサによるセンサ光をテープ部材の幅方向にてセンシングし、その出力変化により上端座標(上端位置)と下端座標(下端位置)を検出し、ひいては両座標に基づきY座標や幅寸法を得るようにしてもよい。また、前述したように、レーザセンサなどの検出装置を用いて、異方性導電部材などのテープ部材の長手方向における複数箇所での上端座標あるいは下端座標のバラツキ状態に基づいてこの貼着状態を判別するようにしてもよい。
【0048】
【発明の効果】
以上のようにこの発明によれば、基板に貼着されたテープ部材の貼着状態、たとえばテープ部材が曲がっているか否かを確実に判別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係る貼着装置の概略的構成図。
【図2】切断装置と剥離装置を示す拡大図。
【図3】異方性導電部材が貼着された基板の側辺部を示す平面図。
【図4】撮像カメラの画像を示す説明図。
【図5】基板に貼着された異方性導電部材が曲がっている場合の説明図。
【符号の説明】
4…異方性導電部材(テープ部材)、5…加圧ツール(加圧手段)、7…第1の供給リール(供給手段)、9…第1の巻取りリール(供給手段)、31…撮像カメラ(撮像手段)、32…画像処理部(判別手段)、33…制御装置(判別手段)。

Claims (6)

  1. 基板の所定箇所に粘着性のテープ部材を貼着する貼着装置において、
    上記基板の所定箇所に所定長さの上記テープ部材を供給するテープ供給手段と、
    上記基板の所定箇所に供給された上記テープ部材を上記基板に加圧する加圧手段と、
    この加圧手段の加圧によって上記基板に貼着された上記テープ部材の長手方向における複数箇所を撮像する撮像手段と、
    この撮像手段の撮像結果に基いて上記テープ部材の上記基板に対する貼着状態を判別する判別手段と
    を具備したことを特徴とするテープ部材の貼着装置。
  2. 上記判別手段は、上記テープ部材の長手方向と交差する幅方向の上端と下端との座標から幅方向中央の幅方向に沿うY座標を求め、複数の撮像箇所のY座標が一致するか否かを判別することを特徴とする請求項1記載のテープ部材の貼着装置。
  3. 上記判別手段は、上記テープ部材の長手方向と交差する幅方向の上端と下端とのY座標からこのテープ部材の幅寸法を求め、複数の撮像箇所におけるテープ部材の幅寸法が一致するか否かを判別することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のテープ部材の貼着装置。
  4. 上記テープ部材と上記加圧手段との間にはテープ状のクッション部材が介在することを特徴とする請求項1記載のテープ部材の貼着装置。
  5. 基板の所定箇所に粘着性のテープ部材を貼着する貼着装置において、
    上記基板の所定箇所に所定長さの上記テープ部材を供給するテープ供給手段と、
    上記基板の所定箇所に供給された上記テープ部材を上記基板に加圧する加圧装置と、
    この加圧手段の加圧によって上記基板に貼着された上記テープ部材の長手方向における複数箇所での、上記テープ部材の長手方向と交差する幅方向の上端位置、下端位置、上記上端位置と下端位置との中央位置、上記上端位置と下端位置との間の距離の少なくともいずれか1つのバラツキ状態に基づいて上記テープ部材の上記基板に対する貼着状態を判別する判別手段と
    を具備したことを特徴とするテープ部材の貼着装置。
  6. 基板の所定箇所に粘着性のテープ部材を貼着する貼着方法において、
    上記基板の所定箇所に所定長さの上記テープ部材を供給する工程と、
    上記基板の所定箇所に供給された上記テープ部材を上記基板に圧着する工程と、
    上記基板に圧着により貼着された上記テープ部材の長手方向における複数箇所を撮像する工程と、
    上記テープ部材の撮像結果に基いて上記テープ部材の上記基板に対する貼着状態を判別する工程と
    を具備したことを特徴とするテープ部材の貼着方法。
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