JP3909638B2 - エンジンのカム軸支持構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、エンジンのカム軸支持構造に係り、特にカム軸の軸端部位に油圧駆動装置が設けられたエンジンのカム軸支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両のエンジンにおいては、必要とされる各種機能を向上させるために、油圧駆動装置として、吸排気弁のバルブタイミングを可変する可変バルブタイミング装置を設けている。
【0003】
この可変バルブタイミング装置にあっては、シリンダブロック側でクランク軸の回転によって駆動されるオイルポンプからのオイルを導く制御用油路としての進角用油路と遅角用油路とにオイルを振り分けるように作動されるオイル制御弁を設けるとともに、進角用油路と遅角用油路とからの油圧状態によってクランク軸とシリンダヘッドに設けたカム軸との位相をずらして吸排気弁のバルブタイミングを可変する油圧駆動装置である油圧アクチュエータを設けている。この場合に、オイルポンプからのオイルを油圧アクチュエータに導くように、オイル制御弁と油圧アクチュエータとの間には、制御用油路の一部として、カム軸の外周面にシャフト側制御用油路を形成している。
【0004】
また、このような可変バルブタイミング装置を備えたエンジンにあっては、オイルポンプからのオイルを潤滑用油路によってカム軸に導いて、このカム軸の各カムジャーナルを潤滑している。
【0005】
このような可変バルブタイミング装置を備えたエンジンとしては、例えば、特開平9−228812号公報、実開平4−14707号公報に開示されている。特開平9−228812号公報に記載のものは、可変機構の回転体の回転位相に対するカム軸の回転位相を変更するために、カム軸にトルクを与えるものである。実開平4−14707号公報に記載のものは、駆動側カム軸の端部に外嵌される可変バルブタイミング装置のケーシングに、シリンダヘッドの軸受部に軸支されるカムジャーナルを設け、このカムジャーナルに隣接する段付き面を軸受部の一方の端面に当接させ、且つ、軸受部の他方の端面にカム軸ギヤを当接させたものである。
【0006】
また、カム軸を支持する構造としては、例えば、特公平6−29529号公報、特開平2−45444号公報、特開昭59−173509号公報に記載されている。特公平6−29529号公報に記載のものは、カムジャーナルを支持する軸受部材としてのメタル軸受にオイルを通す長孔を形成したものである。特開平2−45444号公報に記載のものは、カム軸の端部位とギヤ間の軸受及びカムジャーナルとの径を他の部位の径よりも大きくしたものである。特開昭59−173509号公報に記載のものは、メタル軸受の内周面にのみにオイル溝を形成したものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来、可変バルブタイミング装置を備えたエンジンにおいては、カム軸のカムジャーナルの外周面のみに制御用油路の一部を構成するシャフト側制御用油路を設けた場合に、このシャフト側油路が形成された部位のカム軸のカムジャーナルの径が他部位の径よりも極端に小さくなってしまい、カム軸の強度が低下するという不都合があり、一方、カムジャーナルに外嵌した軸受部材の内周面にのみオイル溝を設けた場合には、所要の通路断面積の制御用油路を確保することが困難となり、油圧駆動装置の作動が不安定になるという不都合があった。
【0008】
また、可変バルブタイミング装置を備えていない従来のエンジンに比べて、油圧アクチュエータにオイルを導く制御用油路を構成するために、別体にオイル供給用ハウジングを設けると、部品点数が増加し、また、油圧アクチュエータが存在するエンジンの前方方向にカム軸を延長し且つ油圧アクチュエータのためにボリウムや嵩が大きくなることから、エンジンの前後長が大きくなってエンジンの大型化を招き、このため、エンジンの搭載性が低下したり、保守点検のスペースを確保することができなかったり、しかも、エンジンの重量増加を招き、また、油圧アクチュエータにあっては、進角制御をするときに、遅角制御をする場合よりも応答性をよくしたいものであるが、進角制御用油路と遅角制御用油路とが同じ通路断面積では、進角制御時の応答性を向上することができないという不都合があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そこで、この発明は、上述の不都合を除去するために、エンジンにクランク軸の回転で駆動されて油圧を発生するオイルポンプを設け、前記エンジンのシリンダヘッドに設置したカム軸の軸端部位には油圧で作動される油圧駆動装置を設け、前記オイルポンプからのオイルを前記カム軸を経て前記油圧駆動装置に導く制御用油路を設けたエンジンのカム軸支持構造において、前記シリンダヘッドのヘッド側軸支部とカムハウジングのハウジング側軸支部との間の一つには軸受部材を介して前記カム軸のカムジャーナルを軸支して設け、前記制御用油路の一部を前記カム軸の前記カムジャーナルの外周面に形成したシャフト側油溝とこのシャフト側油溝に対応させて前記軸受部材の内周面に形成したベアリング側油溝とによってシャフト側制御用油路として形成し、前記カム軸の前記カムジャーナルの外周面には複数のシャフト側油溝が形成され、これらシャフト側油溝中の一は前記カム軸を中空として形成したカム軸潤滑用油路に連通して設けられ、このカム軸潤滑用油路に連通する前記一のシャフト側油溝には前記カム軸の他のカムジャーナルとともにオイルが供給され、前記カムハウジングの前記ハウジング側軸支部の接合面には他のカム軸を軸支する軸支部の油溝に連絡する溝状通路を設けたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
この発明は、制御用油路の一部のシャフト側制御用油路をカム軸のカムジャーナルの外周面に形成したシャフト側油溝と軸受部材の内周面に形成したベアリング側油溝とによって形成しているので、シャフト側制御用油路のために、カムジャーナルの径を極端に小さくさせることがなく、カム軸の強度が低下するのを防止するとともに、制御用油路に所要の通路断面積を確保させて油圧駆動装置を安定して作動させることができる。
【0011】
また、別体にオイル供給用ハウジングを不要として部品点数を低減し、また、油圧アクチュエータが存在するエンジンの前方方向でボリウムや嵩が大きくする必要がないことから、エンジンの前後長を小さくしてエンジンの小型化を招き、よって、エンジンの搭載性が向上したり、保守点検のスペースを確保させたり、しかも、エンジンの重量増加を回避することができる。
【0012】
【実施例】
以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細且つ具体的に説明する。図1〜29は、この発明の実施例を示すものである。図1〜7において、2は車両(図示せず)に搭載される多気筒用(例えば、4気筒:#1、#2、#3、#4)のエンジン、4はシリンダブロック、6はシリンダヘッド、8はシリンダヘッドカバー、10はオイルパンである。
【0013】
シリンダブロック4には、クランク軸12が軸支して設けられている。このクランク軸12には、第1、第2クランクプーリ14−1、14−2が取付けられているとともに、クランクタイミングスプロケット16が固定されている。また、シリンダブロック4には、図2に示す如く、メインギャラリ18とサブギャラリ20とがクランク軸12の軸方向に指向して形成されているとともに、潤滑用油路22の一部を構成するブロック側潤滑用油路24が上下方向に指向して形成されている。
【0014】
シリンダヘッド6の上部位には、カム軸として、吸気、排気カム軸26、28が並設されている。吸気カム軸26には、図4、24に示す如く、第1〜4吸気カムジャーナル30−1……が形成されているとともに、各気筒毎に一対の吸気カム32・32が設けられ、また、軸端部位にアクチュエータ取付部34が設けられ、更に、第1吸気カムジャーナル30−1の部位で一側、他側スラスト受け部36−1、36−2が設けられている。第1吸気カムジャーナル30−1の径D1は、他のカムジャーナルの径D2……よりも大きく形成されている。また、同様に、排気カム軸28には、第1〜4排気カムジャーナル38−1……が形成されているとともに、各気筒毎に一対の排気カム40・40が設けられている。
【0015】
つまり、シリンダヘッド6の上部位の吸気ヘッド側軸支部42には、吸気カム軸26の吸気カムジャーナル30の下側半分が軸支して設けられている。この吸気カム軸26の吸気カムジャーナル30の上側半分は、吸気側ハウジング取付ボルト44で取付けられた吸気カムハウジング46の吸気ハウジング側軸支部48で軸支して設けられている。また、シリンダヘッド6の端面側の吸気ヘッド側軸支部42には、図6に示す如く、ヘッド取付ボルト固定用孔部50が形成されている。このヘッド取付ボルト固定用孔部50は、図7に示す如く、ヘッド上面から座ぐりになっているとともに、深い部位ではネジ穴になって形成されている。排気カム軸28の排気カムジャーナル38は、同様に、シリンダヘッド6の排気ヘッド側軸支部54及び排気カムハウジング56の排気側ハウジング軸支部58によって軸支されている。吸気カムハウジング46と排気カムハウジング56とは、図13〜16に示す如く、カムハウジング構成体60で一体的に構成されている。
【0016】
また、吸気カムジャーナル30と吸気ヘッド側軸支部42及び吸気ハウジング側軸支部48との間には、一方の軸受部材62として、吸気カムジャーナル30と吸気ヘッド側軸支部42間に軸受部材としての下側ベアリングメタル62−1が介設されているとともに、吸気カムジャーナル30と吸気ハウジング側軸支部48間には他方の軸受部材62として、上側ベアリングメタル62−2が介設されている。この上側ベアリングメタル62−2には、図23に示す如く、一側、他側スラスト受け部36−1、36−2に当接し、第1吸気カムハウジング46−1と共働して吸気カム軸26のスラスト力をを受ける一側、他側スラスト当接部64−1、64−2が設けられている。
【0017】
吸気カム軸26には、吸気カムスプロケット66が取付けられている。排気カム軸28には、排気カムスプロケット68が取付けられている。クランクタイミングスプロケット16と吸気カムスプロケット66と排気カムスプロケット68とには、タイミングチェーン70が巻掛けて設けられている。
【0018】
シリンダブロック4とシリンダヘッド6とには、タイミングチエーン70を覆うように、チェーンカバー72が跨って取付けられる。
【0019】
また、シリンダブロック4には、複数の補機として、エアコンコンプレッサ74とパワステポンプ76とオルタネータ78とウォータポンプ80と、そして、ベルトテンショナ82とが取付けられている。
【0020】
第1クランクプーリ14−1とエアコンコンプレッサ74とパワステポンプ76テンショナプーリ80とには、第1補機駆動用ベルト84−1が巻掛けられている。第2クランクプーリ14−2とオルタネータ78とウォータポンプ80とには、第2補機駆動用ベルト84−2が巻掛けられている。
【0021】
クランク軸12には、クランクタイミングスプロケット16付近でオイルポンプ86が取付けられている。
【0022】
このオイルポンプ86は、図8、10に示す如く、外側からのチェーンカバー72のシリンダブロック4側のポンプ形成壁88及びポンププレート(図示せず)で形成されたロータ室90内でクランク軸12によって回転されるインナロータ及びアウタロータ(図示せず)を有するトロコイドポンプである。ロータ室90には、チェーンカバー72の裏面に形成された吸込室92及び吐出室94が連通している。この吐出室94は、シリンダブロック4に形成したサブギャラリ20に連通するものである。
【0023】
また、吸気カム軸26には、油圧駆動装置として、可変バルブタイミング装置96の油圧アクチュエータ98が取付けられている。油圧アクチュエータ98は、吸気カム軸26の第1吸気カムジャーナル30−1側の端面で軸心上に形成したアクチュエータ取付ボルト穴100にアクチュエータ取付ボルト102を螺着することにより、吸気カム軸26の第1吸気カムジャーナル30−1側の端面に取付けられる。
【0024】
チェーンカバー72には、シリンダヘッド6の高さ位置でオイル制御弁104が設けられる。このオイル制御弁104は、制御手段(図示せず)で作動され、油圧アクチュエータ98への油圧を制御してバルブタイミングを調整するものである。
【0025】
チェーンカバー72には、メインギャラリ18側に連絡する第1ユニオンボルト106−1が取付けられる。また、オイル制御弁104には、第2ユニオンボルト106−2が設けられる。この第1ユニオンボルト106−1と第2ユニオンボルト106−2とには、オイルポンプ86とオイル制御弁104とを連絡するように、オイルパイプ108が取付けられている。オイルパイプ108は、制御用油路110の一部を構成するものである。
【0026】
また、チェーンカバー72には、図8〜10に示す如く、オイル制御弁104と油圧アクチュエータ98とを連絡する制御用油路110の一部を構成するように、カバー側進角用油路114−1とカバー側遅角用油路114−2とが形成されている。更に、チェーンカバー72の上面には、カバー側進角用油路114−1に連通する進角用パイプ116−1の一端側とカバー側遅角用油路114−2に連通する遅角用パイプ116−2の一端側とを一体的に固定した一端側パイプフランジ118−1は、一端側フランジ取付ボルト120−1によって取付けられる。
【0027】
このカバー側進角用、カバー側遅角用パイプ116−1、116−2の他端側を一体的に固定した他端側パイプフランジ118−2は、他端側フランジ取付ボルト120−2によって第1吸気カムハウジング30−1の上部位に取付けられている。
【0028】
カムハウジング構成体60においては、図13〜19に示す如く、進角用、遅角用パイプ116−1、116−2の他端側に連通するハウジング側制御用油路として、進角用、遅角用ハウジング側油路122−1、122−2が形成されているとともに、複数のハウジング取付ボルト孔124が形成され、また、他端側フランジ取付ボルト120−2を螺着させるフランジ取付ボルト穴126が形成され、更に、複数のチェーンガイド取付ボルト孔128が形成され、更にまた、吸気ハウジング軸支部48の内面には進角用ハウジング側油路122−1に開口する進角用油溜り凹部130−1と遅角用ハウジング側油路122−2に開口する遅角用油溜り凹部130−2と吸気側軸支部油溝132とが形成され、また、排気ハウジング側軸支部58の内面には環状の排気側軸支部油溝134が形成されている。また、カムハウジング構成体60の接合面には、環状の吸気側軸支部油溝132に連通する吸気側溝状通路136と、排気側軸支部油溝134に連通する排気側溝状通路138と、略中央部位で吸気側溝状通路136と排気側溝状通路138とを連通するようにオイル溜り部140が形成されている。
【0029】
また、下側ベアリングメタル62−1の内周面には、図20、21に示す如く、制御用油路110の一部を構成するように、ベアリング側油溝として、環状に、下側メタル進角用油溝142−1と、下側メタル遅角用油溝142−2と、下側メタル潤滑用油溝144とが軸方向に並んで形成されている。この下側ベアリングメタル62−1は、端面側で第1吸気カムジャーナル30−1に外嵌された場合に、後述するシャフト側制御用油路156とヘッド取付ボルト固定用孔部50とを遮断するような蓋の機能を果たすものである。
【0030】
一方、上側ベアリングメタル62−2の内周面には、図22、23に示す如く、制御用油路110の一部を構成するように、ベアリング油溝として、環状に、下側メタル進角用油溝142−1に対応した上側メタル進角用油溝146−1と、下側メタル遅角用油溝142−2対応した上側メタル遅角用油溝146−2と、下側メタル潤滑用油溝144に対応した上側メタル潤滑用油溝148とが形成されている。また、この上側ベアリングメタル62−2には、進角用油溜り凹部130−1と上側メタル進角用油溝146−1とを連通する進角用オイル貫通孔150−1と、遅角用油溜り凹部130−2と上側メタル遅角用油溝146−2とを連通する遅角用オイル貫通孔150−2と潤滑用オイル貫通孔150−3とが形成されている。
【0031】
更に、吸気カム軸26の第1吸気カムジャーナル30−1の外周面には、図24に示す如く、下側メタル進角用油溝142−1と上側メタル進角用油溝146−2とに対応して進角用シャフト油溝152−1が形成されているとともに、下側メタル遅角用油溝142−2と上側メタル遅角用油溝146−2とに対応して遅角用シャフト油溝152−2が形成され、また、下側メタル潤滑用油溝144と上側メタル潤滑用油溝148とに対応してシャフト側潤滑油溝154が形成されている。
【0032】
これにより、下側メタル進角用油溝142−1と上側メタル進角用油溝146−2と進角用シャフト油溝152−1とによって進角用シャフト側制御用通路156が形成されるとともに、下側メタル遅角用油溝142−2と上側メタル遅角用油溝146−2と遅角用シャフト油溝152−2とによって遅角用シャフト側制御用油路158が形成され、また、下側メタル潤滑用油溝144と上側メタル潤滑用油溝148とシャフト側潤滑油溝154とによってシャフト側潤滑用油路160が形成される。進角用シャフト側制御用通路156と遅角用シャフト側制御用油路158とは、油圧アクチュエータ98に近い第1吸気カムジャーナル30−1の軸端面側に配設されている。
【0033】
また、この吸気カム軸26の第1吸気カムジャーナル30−1の軸端面には、アクチュエータ取付ボルト穴100の周辺で進角用シャフト側制御用油路156に連通するように軸心方向に3つの進角用端面油路162と、遅角用シャフト制御用油路158に連通するようにアクチュエータ取付ボルト穴100と共働して軸心方向に遅角用端面油路164とが形成される。進角用端面油路162は、油圧アクチュエータ98の進角室(図示せず)に連通している。遅角用端面油路164は、油圧アクチュエータ98の遅角室(図示せず)に連通している。
【0034】
更に、吸気カム軸26の第1吸気カムジャーナル30−1には、シャフト側潤滑用油路160に連通する複数(4つ)の第1潤滑用径方向油路166−1が形成されている。また、吸気カム軸26の他の第2吸気カムジャーナル30−2……には、第2潤滑用径方向油路166−2……が形成されている。
【0035】
また、吸気カム軸26には、アクチュエータ取付ボルト穴100から離れて、カム軸潤滑用油路168が軸心上で中空として形成されている。カム軸潤滑用油路168にはブロック側潤滑用油路24から他のカムジャーナルを経た潤滑用のオイルが供給され、もって、このオイルが第1吸気カムジャーナル30−1及び他のカムジャーナルに供給される。
【0036】
従って、吸気カム軸26の吸気カムジャーナル30において、図1に示す如く、制御用油路110の一部の進角用、遅角用シャフト側制御用油路156、158が各シャフト側油溝と各メタル油溝とから構成されるので、カムジャーナル30の制御用油路110の箇所における径D3を大きくしても所要の通路断面積を確保させることができ、よって、吸気カム軸26の強度を低下させることがなく、また、所要の制御用油路110の通路断面積を確保させて油圧アクチュエータ98を安定して作動させることができるものである。
【0037】
次に、この実施例の作用を説明する。
【0038】
可変バルブタイミング装置96の油圧アクチュエータ98には、オイルポンプ86からのオイルが制御用油路110から導かれて供給される。このとき、吸気カム軸26の第1吸気カムジャーナル30−1の部位において、オイルが第1吸気カムジャーナル30−1の外周面で且つ軸端部側に形成した各シャフト側油溝と軸受部材62の内周面に形成した各メタル油溝とで構成された制御用油路110の一部である進角用、遅角用シャフト側制御用油路156、158から供給させ、また、カム軸潤滑油路168のオイルは、第1潤滑用径方向油路166−1から第1吸気カムジャーナル30−1に供給されるとともに、他のカムジャーナルにも供給される。
【0039】
この結果、吸気カム軸26の第1吸気カムジャーナル30−1において、制御用油路110の一部である進角用、遅角用シャフト側制御用油路156、158を第1吸気カムジャーナル30−1の外周面に形成した各シャフト側油溝と軸受部材であるベアリングメタル62の内周面に形成した各メタル油溝とで構成しているので、この制御用油路110の部位のカムジャーナル30の径D3を大きくしても所要の通路断面積を確保させることができ、これにより、吸気カム軸26の強度の低下を防止し、また、所要の制御用油路110の通路断面積を確保させて所定のオイルを油圧アクチュエータ98に供給させ、この油圧アクチュエータ98の作動を安定することができる。
【0040】
また、吸気ハウジング軸支部48の内面には進角用ハウジング油路122−1に開口する進角用油溜り凹部130−1と遅角用ハウジング油路122−2に開口する遅角用油溜り凹部130−2とが設けられているので、流れるオイルの緩衝作用を図るとともに、オイル切れを防止することができる。
【0041】
更に、下側ベアリングメタル62−1が進角用、遅角用シャフト側制御用油路156、158とヘッド取付ボルト固定用孔部50とを遮断するような蓋の機能を果たすので、進角用、遅角用シャフト側制御用油路156、158のオイルがヘッド取付ボルト固定用孔部50に流入するのを防止することができる。
【0042】
また、従来のように、別体にオイル供給用ハウジングを不要として部品点数を低減し、また、油圧アクチュエータ98が存在するエンジン2の前方方向でボリウムや嵩が大きくする必要がないことから、エンジン2の前後長を小さくしてエンジン2の小型化を招き、よって、エンジン2の搭載性が向上したり、保守点検のスペースを確保させたり、しかも、エンジン2の重量増加を回避することができる。
【0043】
図30は、参考例1を示すものである。
【0044】
以下の参考例においては、上述の実施例と同一機能を果す箇所には同一符号を付して説明する。
【0045】
この参考例1において、カムジャーナル30の外周面には、波形の進角用シャフト油溝152−1を形成するように、外周面から深さH1の進角用シャフト谷部152−1a及び進角用シャフト谷部152−1bを並列に形成するとともに、この進角用シャフト谷部152−1aと進角用シャフト谷部152−1b間で外周面から深さH1よりも浅い深さH2の進角用シャフト山部152−1cを形成し、また、波形の遅角用シャフト油溝152−2を形成するように、外周面から深さH1の遅角用シャフト谷部152−2a及び遅角用シャフト谷部152−2bを並列に形成するとともに、この遅角用シャフト谷部152−2aと遅角用シャフト谷部152−2b間で外周面から深さH1よりも浅い深さH2の遅角用シャフト山部152−2cを形成した。
【0046】
この参考例1においては、カムジャーナル30の外周面には浅目の深さH1の進角用シャフト油溝152−1と遅角用シャフト油溝152−2とを形成し、よって、制御用油路の部位でカムジャーナル30の径を大きくしても所要の通路断面積を確保することができ、これにより、吸気カム軸26の強度の低下を招くことなく、所要の通路断面積を容易に確保させることができる。なお、この第2実施例においては、進角用シャフト油溝152−1と遅角用シャフト油溝152−2とにおいて、波形を形成する谷部及び山部の数を2つ以上の複数で形成することが可能である。
【0047】
図31は、参考例2を示すものである。
【0048】
この参考例2においては、軸受部材62を比較的厚さが大きな板厚Tに形成し、この軸受部材62の内周面には比較的深さが大きい深さH3の進角用ベアリング油溝172−1及び遅角用ベアリング油溝172−2を形成する。また、カムジャーナル30の外周面には、深さH3よりも浅い深さH4の進角用シャフト油溝174−1及び遅角用シャフト油溝174−2を形成する。
【0049】
この参考例2においては、軸受部材62の厚さTを少し大きくすることで、カムジャーナル30の外周面には浅目の深さH4の進角用シャフト油溝174−1と遅角用シャフト油溝174−2とを形成し、よって、制御用油路の部位でカムジャーナル30の径を大きくしても所要の通路断面積を確保することができ、これにより、吸気カム軸26の強度の低下を招くことなく、所要の通路断面積を容易に確保させることができる。
【0050】
図32〜37は、参考例3を示すものである。
【0051】
この参考例3において、下側ベアリングメタル262−1の内周面には、図32、33に示す如く、ベアリング側油溝として、中央部位で環状に、下側メタル進角用油溝342−1が形成されている。また、上側ベアリングメタル262−2の内周面には、図34に示す如く、中央部位で環状に、下側メタル進角用油溝342−1に対応した上側メタル進角用油溝346−1が形成されている。また、この上側ベアリングメタル262−2には、上側メタル進角用油溝346−1に連通するように径方向に指向して円周方向に複数の例えば2つの進角用オイル貫通孔350−1と、上側メタル進角用油溝346−1の一側の前方側で径方向に指向して円周方向に複数の例えば2つの遅角用オイル貫通孔350−2と、上側メタル進角用油溝346−1の他側の後方側で径方向に指向した一つの潤滑用オイル貫通孔350−3とが形成されている。また、下側ベアリングメタル262−1、上側ベアリングメタル262−2には、下側メタル位置決め部材402−1、上側メタル位置決め部材402−2が形成されている。
【0052】
吸気カム軸226の第1吸気カムジャーナル230−1の軸端面には、図35に示す如く、アクチュエータ取付ボルト穴300の周辺で軸心方向に複数の遅角用端面油路364と、アクチュエータ取付ボルト穴300と共働して軸心方向に進角用端面油路362とが形成される。遅角用端面油路364は、油圧アクチュエータ298の遅角室(図示せず)に連通するものである。また、進角用端面油路362は、油圧アクチュエータ298の進角室(図示せず)に連通するものである。
【0053】
また、吸気カム軸226の第1吸気カムジャーナル230−1の外周面には、図35に示す如く、下側メタル進角用油溝342−1と上側メタル進角用油溝346−1とに対応して進角用シャフト油溝352−1が形成されているとともに、遅角用オイル貫通孔350−2に対応してキリ加工された遅角用シャフト油溝352−2が遅角用端面油路364の一端側に連通して形成され、また、潤滑用オイル貫通孔350−3に対応してシャフト側潤滑油溝354が形成され、更に、これら溝の両側に外方に突出して一側、他側スラスト受け部236−1、236−2が設けられ、しかも、一側スラスト受け部236−1よりも端面側のアクチュエータ取付部234に遅角用連絡溝404が遅角用端面油路364の他端側に連通して形成されている。この遅角用連絡溝404は、遅角用端面油路364を油圧アクチュエータ298の遅角室(図示せず)に連通するものである。
【0054】
また、吸気カム軸226の第1吸気カムジャーナル230−1には、進角用シャフト油溝352−1とアクチュエータ取付ボルト穴300とに連通して径方向に指向する進角用オイル連絡孔が406形成され、また、カム軸潤滑用油路368とシャフト側潤滑油溝354とを連通するように斜めに指向する潤滑用連絡路408が形成されている。
【0055】
この場合に、吸気カムハウジング246には、図37に示す如く、進角用オイル貫通孔350−1に対応した進角用ハウジング油路410−1と、遅角用オイル貫通孔350−2に対応した遅角用ハウジング油路410−2と、吸気側軸支部油溝412と、この吸気側軸支部油溝412に連通した吸気側溝状通路414とが形成され、しかも、両側に一側、他側スラスト受け面416−1、416−2が形成されている。
【0056】
この参考例3においては、進角制御用油路の通路断面積を遅角用制御油路の通路断面積よりも大きくするように変更して、進角制御時に、オイル流量を多くして進角の応答性を向上することができる。
【0057】
図38は、参考例4を示すものである。
【0058】
この参考例4において、第1吸気カムジャーナル230−1の外周面には、所要の通路断面積を確保するように比較的大きな幅Wで且つ比較的浅めの深さDの進角用シャフト油溝352−1を形成した。
【0059】
この参考例4においては、進角用シャフト油溝352−1を形成するために、第1吸気カムジャーナル230−1の外周面を深く削る必要がなく、第1吸気カムジャーナル230−1の剛性の低下を防止することができる。
【0060】
図39は、参考例5を示すものである。
【0061】
この参考例5において、第1吸気カムジャーナル230−1には、外周面の円周方向に複数のシャフト油溝502を窪ませて形成するとともに、これらシャフト油溝502を連通するように、内部にシャフト油連通孔504を形成し、制御用油路506を構成した。
【0062】
この参考例5においては、制御用油路506が、第1吸気カムジャーナル230−1において、外周面上で連続せず、内部にも形成されていることから、第1吸気カムジャーナル230−1の強度の低下を防止することができる。
【0063】
【発明の効果】
以上詳細な説明から明らかなようにこの発明によれば、シャフト側制御用油路のために、カムジャーナル径を他の部位よりも極端に小さくさせることなく、これにより、カム軸の強度が低下するのを防止するとともに、制御用油路の所要の通路断面積を確保させ、油圧駆動装置を安定して作動させ得る。
【0064】
また、別体にオイル供給用ハウジングを不要として部品点数を低減し、また、油圧アクチュエータが存在するエンジンの前方方向でボリウムや嵩が大きくする必要がないことから、エンジンの前後長を小さくしてエンジンの小型化を招き、よって、エンジンの搭載性が向上したり、保守点検のスペースを確保させたり、しかも、エンジンの重量増加を回避し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図2の矢印1のエンジンの拡大断面図である。
【図2】 エンジンの断面図である。
【図3】 エンジンの正面図である。
【図4】 エンジンの平面図である。
【図5】 シリンダヘッドカバーの平面図である。
【図6】 シリンダヘッドの平面図である。
【図7】 図6の矢印7のシリンダヘッドの側面図である。
【図8】 チェーンカバーの正面図である。
【図9】 図8の矢印9のチェーンカバーの平面図である。
【図10】 チェーンカバーの背面図である。
【図11】 吸気カム軸の支持状態の断面図である。
【図12】 図11の12−12線による断面図である。
【図13】 吸気カムハウジングの正面図である。
【図14】 図13の矢印14の吸気カムハウジングの平面図である。
【図15】 図13の矢印15の吸気カムハウジングの底面図である。
【図16】 図14の矢印16の吸気カムハウジングの背面図である。
【図17】 図15の17−17線による断面図である。
【図18】 図14の18−18線による断面図である。
【図19】 図15の19−19線による断面図である。
【図20】 下側ベアリングメタルの正面図である。
【図21】 図20の矢印21の下側ベアリングメタルの平面図である。
【図22】 上側ベアリングメタルの正面図である。
【図23】 図22の矢印23の上側ベアリングメタルの底面図である。
【図24】 吸気カム軸の一部側面図である。
【図25】 図24の矢印25による吸気カム軸の正面図である。
【図26】 図25の26−26線による吸気カム軸の断面図である。
【図27】 図24の27−27線による吸気カム軸の断面図である。
【図28】 図24の28−28線による吸気カム軸の断面図である。
【図29】 図24の29−29線による吸気カム軸の断面図である。
【図30】 参考例1におけるカムジャーナルの断面図である。
【図31】 参考例2におけるカムジャーナルの断面図である。
【図32】 参考例3におけるエンジンの拡大断面図である。
【図33】 下側ベアリングメタルの平面図である。
【図34】 上側ベアリングメタルの底面図である。
【図35】 吸気カム軸の端側の断面図である。
【図36】 エンジンの一部平面図である。
【図37】 吸気カムハウジングの一部底面図である。
【図38】 参考例4におけるベアリングメタル底面図である。
【図39】 参考例5におけるカムジャーナルの斜視図である。
【符号の説明】
2 エンジン
4 シリンダブロック
6 シリンダヘッド
26 吸気カム軸
28 排気カム軸
30 吸気カムジャーナル
46 吸気カムハウジング
62 軸受部材
96 可変バルブタイミング装置
98 油圧アクチュエータ
110 制御用油路
156 進角用シャフト側制御用油路
158 遅角用シャフト側制御用油路
160 シャフト側潤滑用油路

Claims (1)

  1. エンジンにクランク軸の回転で駆動されて油圧を発生するオイルポンプを設け、前記エンジンのシリンダヘッドに設置したカム軸の軸端部位には油圧で作動される油圧駆動装置を設け、前記オイルポンプからのオイルを前記カム軸を経て前記油圧駆動装置に導く制御用油路を設けたエンジンのカム軸支持構造において、前記シリンダヘッドのヘッド側軸支部とカムハウジングのハウジング側軸支部との間の一つには軸受部材を介して前記カム軸のカムジャーナルを軸支して設け、前記制御用油路の一部を前記カム軸の前記カムジャーナルの外周面に形成したシャフト側油溝とこのシャフト側油溝に対応させて前記軸受部材の内周面に形成したベアリング側油溝とによってシャフト側制御用油路として形成し、前記カム軸の前記カムジャーナルの外周面には複数のシャフト側油溝が形成され、これらシャフト側油溝中の一は前記カム軸を中空として形成したカム軸潤滑用油路に連通して設けられ、このカム軸潤滑用油路に連通する前記一のシャフト側油溝には前記カム軸の他のカムジャーナルとともにオイルが供給され、前記カムハウジングの前記ハウジング側軸支部の接合面には他のカム軸を軸支する軸支部の油溝に連絡する溝状通路を設けたことを特徴とするエンジンのカム軸支持構造。
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