JP3909606B2 - 遊技機及び大当り確率変動方法 - Google Patents

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Description

本発明は、数字や絵などの図柄が変動する変動表示ゲームを開始し、前記図柄が所定の数だけ揃うことにより大当り状態となる遊技機、遊技システム及び大当り確率変動方法に関する。
また、本発明は、遊技機に大当り確率変動処理手順を実行させるプログラムを記録した半導体メモリーやLD(レーザーディスク)、HD(ハードディスク)、FD(フレキシブルディスク)、MD(ミニディスク)、CD(コンパクトディスク)若しくはDVD(デジタルビデオディスク)などのディスク状メモリー又は磁気テープなどのテープ状メモリーからなる情報記憶媒体に関する。
従来のパチンコ機、スロットマシンやテレビゲームなどの遊技機では、その遊技盤のほぼ中央部に配置されたドラムやディスプレイなどの変動表示器上に、数字、記号、模様または絵などの多種多様な図柄を変動表示して、例えば3つの同一数字である"1、1、1"のように、同じ図柄(普通図柄)が揃って停止した場合を普通大当りとしている。
そして、その大当りが発生すると、遊技機は遊技者にとって有利な状態に変化する。例えば、パチンコ機の場合には、大入り入賞口を開放して遊技球が入賞しやすくなったり、また、スロットマシンの場合には、十数枚のコインの払い戻しや所定のボーナスゲームを行う権利を遊技者に与える事により遊技コインが出やすい状態になる。また、ラッキーセブンである"7、7、7"のように、特別図柄が揃って停止した場合を更に好条件の大当り状態とし、大当りゲームの終了後に図柄が通常状態よりも揃いやすい確立変動になったり、複数回のボーナスゲームを与える。
ところで、遊技者がこのような変動表示を行う遊技機に興じる理由は、大当り状態を数多く引き当て遊技球や遊技コインを出すことにより、それらを色々な景品や現金などに交換・換金することにあり、たとえ負けが込んだとしても最終的には取り戻せると信じて遊技を続ける。
従って、遊技者は、負けている場合には普通図柄の大当りであってもそれなりに安堵感を覚える。また、特別図柄で揃った場合には、一挙に負け分が取り戻せることを期待し胸をときめかす。
ところで、遊技者は、特に負けが込んでくると現在遊技を行っている遊技台に対して不信感を覚え、周りの出球状況が大変気になり始める。例えば、空いていた隣の台に移って遊技をしようかと迷っていた最中に、いきなり他の遊技者がその台で遊技を始め、その間もなく大当りを引き当てた場合には、諦められない気持ちとともに苛立ちを感じることもある。更に、爆発的に大当りを連続して引き当て、ドル箱を山ほど積んでいる者に対しては、羨望の意識を通り超えて敵意に変わることさえある。
本発明は、上記の問題点を解決する為になされたものであり、周りの出球状況を自己に有利になるように取り込むことにより、変動表示ゲームに対する期待感を増幅及び刺激し、娯楽性を向上した遊技機、遊技システム、大当り確率変動方法及びその制御処理手順を記録した情報記憶媒体を提供することを目的とする
請求項1に係る本発明の遊技システムは、上記の目的を達成するために、数字や絵などの図柄が変動する変動表示ゲームを開始し、前記図柄が所定の数だけ揃うことにより大当り状態となると共に、前記変動表示ゲームにおいて大当りを発生させる確率を通常状態よりも高確率で発生させる確率変動状態及び通常状態よりも低い低確率変動状態に変動させる遊技機、並びに、個々の前記遊技機の遊技状態を管理すると共に、複数の前記遊技機の中から指定された遊技機同士を仲間モード及び対戦モードにグループ化し、グループ内の遊技機の大当り発生状況により、設定モードに従って他の遊技機の大当り発生確率を変動させる管理装置からなる遊技システムにおいて、前記管理装置は、仲間モードに設定されたグループ内の遊技機が大当りを発生させると、仲間モードグループ内の他の遊技機を前記確率変動状態に移行させる一方、対戦モードに設定されたグループ内の遊技機を前記低確率変動状態に移行させることを特徴とする。
請求項2に係る本発明の遊技システムは、請求項1に記載の遊技システムにおいて、前記管理装置は、前記遊技機が発生させた大当りが、大当りゲームの終了後、前記確率変動状態に移行する特別図柄での大当りの場合、仲間モードグループ内の他の遊技機を前記確率変動状態に移行させる一方、大当りゲームの終了後、前記通常状態に戻る普通図柄での大当りの場合、通常状態と確率変動状態との中間の確率に設定することを特徴とする。
請求項3に係る本発明の遊技システムは、請求項1または請求項2に記載の遊技システムにおいて、前記管理装置は、前記遊技機が発生させた大当りが、大当りゲームの終了後、前記確率変動状態に移行する特別図柄での大当りの場合、対戦モードに設定されたグループ内の遊技機を前記低確率変動状態に移行させる一方、大当りゲームの終了後、前記通常状態に戻る普通図柄での大当りの場合、通常状態と低確率変動状態との中間の確率に設定することを特徴とする。
請求項4に係る本発明の大当り確率変動方法は、数字や絵などの図柄が変動する変動表示ゲームを開始し、前記図柄が所定の数だけ揃うことにより大当り状態となると共に、前記変動表示ゲームにおいて大当りを発生させる確率を通常状態よりも高確率で発生させる確率変動状態及び通常状態よりも低い低確率変動状態に変動させる遊技機、並びに、個々の前記遊技機の遊技状態を管理すると共に、複数の前記遊技機の中から指定された遊技機同士を仲間モード及び対戦モードにグループ化し、グループ内の遊技機の大当り発生状況により、設定モードに従って他の遊技機の大当り発生確率を変動させる管理装置からなる遊技システムの大当り確率変動方法において、仲間モードに設定されたグループ内の遊技機が大当りを発生させると、仲間モードグループ内の他の遊技機を前記確率変動状態に移行させる一方、対戦モードに設定されたグループ内の遊技機を前記低確率変動状態に移行させるステップを含むことを特徴とする。
請求項5に係る本発明の大当り確率変動方法は、請求項4に記載の大当り確率変動方法において、前記遊技機が発生させた大当りが、大当りゲームの終了後、前記確率変動状態に移行する特別図柄での大当りの場合、仲間モードグループ内の他の遊技機を前記確率変動状態に移行させる一方、大当りゲームの終了後、前記通常状態に戻る普通図柄での大当りの場合、通常状態と確率変動状態との中間の確率に設定するステップを含むことを特徴とする。
請求項6に係る本発明の大当り確率変動方法は、請求項4または請求項5に記載の大当り確率変動方法において、前記遊技機が発生させた大当りが、大当りゲームの終了後、前記確率変動状態に移行する特別図柄での大当りの場合、対戦モードに設定されたグループ内の遊技機を前記低確率変動状態に移行させる一方、大当りゲームの終了後、前記通常状態に戻る普通図柄での大当りの場合、通常状態と低確率変動状態との中間の確率に設定するステップを含むことを特徴とする。
以上説明した様に、本発明に係る遊技機、遊技システム、大当り確率変動方法及び情報記憶媒体によれば、仲間モードに設定されているパチンコ遊技機が大当りを引き当てた場合、自己のパチンコ遊技機もその影響を有利になるように取り込むことができるので、遊技者は変動表示ゲームに対する期待感を増幅され、また新たな刺激を受けることができ、パチンコ遊技機自体の娯楽性が向上する。
一方、対戦モードに設定された場合には、今までにない遊技者同士のライバル意識が芽生え、更なる娯楽性の向上が期待できる。
以下、本発明の実施の形態を図面と共に詳細に説明する。但し、本発明に係る遊技機の一例としてパチンコ遊技機を取り上げて説明するが、スロットマシンやテレビゲームなどにも適用可能である。
図1は、本発明に係るパチンコ遊技機の構成を示す外観図である。
1は、保持枠2を備えるパチンコ遊技機であり、この保持枠2の前面上部には遊技盤3がはめ込まれている。また、保持枠2の前面下部位置にはパチンコ球を供給する供給皿4及び出玉を貯える受け皿5が配置されている。更に、この受け皿5の右側には、パチンコ球を発射する発射装置6が配置されている。発射装置6は、操作ダイヤル7を備えており、この操作ダイアル7を所定量以上回転させることにより、パチンコ球が連続的に発射されるようになっている。
8は、上述した遊技盤3の下部に設けられた変動入賞装置であり、所定の場合(例えば、同一数字が3つ揃った場合)に、断続的に所定の回数だけ開放するように構成されている。
9は、遊技盤3の中央部に設けられた変動表示ゲームを表示する為の表示装置である。この表示装置9の両脇には、第1特定入賞口10がそれぞれ配設されている。また、表示装置9の下方には、第2特定入賞口11が配設されている。この第1特定入賞口10及び第2特定入賞口11にパチンコ球が入賞すると、以下で詳述する変動表示ゲームが開始され、その変動表示ゲームの推移が表示装置9に表示される。また、この表示装置9には、他のパチンコ遊技機から入手した情報(例えば、大当り発生中とかリーチ中を示す情報など)に基づいて、他のパチンコ遊技機と関連して自己の大当り発生確率が変動しているという情報が表示される。但し、大当り発生確率が変動していることを示す為の表示装置を、表示装置9とは別個に備えてもよい。
図2は、本発明に係るパチンコ遊技機が具備する表示装置の構成を示す外観図である。
表示装置9は、カラー液晶ディスプレイなどを備えた表示部12と第1特定入賞口10及び第2特定入賞口11に入賞したパチンコ球の数を表示する入賞球表示部13とを備えている。
図3は、本発明に係るパチンコ遊技機の制御回路及び表示部の基本接続を示すブロック図である。
パチンコ遊技機1は、CPUを含む中央制御部14で制御されており、中央制御部14は、CPUの他に制御プログラムを格納するためのROM14a及び制御に必要な複数のフラグ領域を有し、データ等を一時的に格納するRAM14bなどで構成されている。また、中央制御部14には、ドライバ15を介して表示部12に変動表示ゲームや大当り発生確率変動情報など種々の画像データを出力するためのフレームメモリ16が接続されている。
この中央制御部14は、各変動表示ゲームにおいて、ハズレ、リーチまたは普通図柄や特別図柄での大当りの発生や大当りを発生させる確率(例えば、低確率の通常状態や高確率の確率変動状態)をコントロールする。特に、この中央制御部14は、インターフェイス13を介して得られる他の遊技機の遊戯状態(例えば、リーチ状態、大当り状態、確率変動状態または出玉状態)を示す情報に基づいて、自己の大当りを発生させる確率を変動させる。
図7は、本発明に係るパチンコ遊技システムの基本接続構成を示すブロック図である。
20は、管理装置であり、パチンコ店に設置されている全てのパチンコ遊技機の管理を行う。
21−1乃至21−Nは、一般にパチンコ島と呼ばれるものであり、パチンコ島の各一列に対して、複数のパチンコ遊技機(例えば、パチンコ遊技機A1乃至Anまたはパチンコ遊技機B1乃至Bn)がそれぞれ二列づつ背中合せに配置されている。
管理装置20は、パチンコ島21−1乃至21−Nに配置されたパチンコ遊技機の管理情報(例えば、当日および過去の出玉数や大当り回数、発生したエラー状況など)をインターフェイス22を介して入手し、個々のパチンコ遊技機の遊技状態を管理する。また、管理装置20は、ホールに設置されているパチンコ遊技機の内、指定されたパチンコ遊技機同士をグループ化し、グループ内のパチンコ遊技機の出玉状況や大当り発生状況などにより、設定モードに従って他のパチンコ遊技機の大当り発生確率を変動させる。具体的には、設定モードが仲間モードの場合、グループA内にパチンコ遊技機A1、A2...Anが存在し、パチンコ遊技機A1が大当りを発生させると、他のパチンコ遊技機A2乃至Anを確率変動モードに移行させ大当りが発生しやすくする。逆に、対戦モードの場合には、管理装置20は、パチンコ遊技機A1に大当りが発生すると、他のパチンコ遊技機B2乃至Bnを低確率モードに移行させ大当りが発生しにくくする。尚、この仲間モードと対戦モードを複合し、例えば、同じグループA内のパチンコ遊技機同士は仲間モードに、一方、他のグループのパチンコ遊技機(例えば、グループB)に対しては対戦モードにするようにしてもよい。
次に、上述のように構成された本発明に係るパチンコ遊技機および遊技システムの動作を説明する。
管理装置20は、パチンコ島21−1乃至21−Nに配置されたパチンコ遊技機の当日および過去の出玉数や大当り回数などの管理情報をインターフェイス22を介して各パチンコ遊技機から入手し、常に個々のパチンコ遊技機の遊技状態を管理している。また、管理装置20は、パチンコ遊技機A1、A2...Anおよびパチンコ遊技機B1、B2...BnをそれぞれグループAおよびグループBに分類し、同じグループを仲間モードに、一方、グループAとグループBを対戦モードに設定していると仮定する。尚、この仲間モードと対戦モードの設定は、管理装置20に設けれれた入力部(図示せず)によって行われるが、個々のパチンコ遊技機に設けられた仲間モードスイッチと対戦モードスイッチを押すことにより、乱数を用いて相手パチンコ遊技機の組み合わせが自動的に設定されるようにしてもよい。
まず、管理装置20は、上述の通り仲間モードと対戦モードを設定しても、遊技開始の際(例えば、ホールが開店する午前10時)には、公平の為に全てのパチンコ遊技機の大当り確率を同一の通常確率とする。
この状態で、パチンコ遊技機A1の遊技者が、操作ダイヤルを所定量回転させると、発射装置からパチンコ球が発射され、そのパチンコ球が第1特定入賞口10又は第2特定入賞口11に入賞すると、中央制御部14は変動表示ゲームを開始し、表示部12にその変動表示ゲームを表示する。
以下、説明を簡略化する都合上、3つのドラムを回転させて、3つの同一数字を横1列に揃えることにより大当りが発生する変動表示ゲームを一例にして説明する。但し、最近では所定の数字や絵柄に加えて、各種映像を同時に写し出し、より遊技者に刺激を与える変動表示ゲームも登場しているが、この種のゲームにも本発明を適用することが可能である。また、3つのドラムが回転する変動表示ゲームを一例にしているが、これに限定される訳ではなく、例えばトランプが回転して順次図柄が変動するものなどバリエーションは色々考えられる。
図4は、パチンコ遊技機の表示部12を示した模式図である。
この表示部12は、縦3つに分割され、分割されたそれぞれに0から9の数字が付された回転ドラムを表示するようになっており、図に示した矢印の方向(即ち、図の上から下の方向)に回転する。またこの図では、左から順に左ドラム表示部12a、中ドラム表示部12b及び右ドラム表示部12cの符号を付しているが、表示部12を示す他の図には、疑義を生じない範囲でこれらの符号を付さない場合もある。
図5における図5(A)ないし図5(D)は、パチンコ遊技機の表示部12を示した模式図であって、変動表示ゲームの開始から所定の時間が経過して回転ドラムが停止するまでを時系列的に示している。
図5(A)では、3つの回転ドラムは、図の上から下に向けて回転し、変動表示ゲームの開始直後は、遊技者に判別できない程度の高速度で回転している。そして、所定の時間が経過すると、中央制御部14は、まず左ドラム表示部12a(図5(B)参照)、次に中ドラム表示部12b(図5(C)参照)、最後に右ドラム表示部12c(図5(D)参照)の順で徐々に回転速度を低下させ、最終的に全てのドラムの回転を止めることによって、数字を中央横一列に並べて表示する。この場合、揃った数字は"725"であり、リーチ状態にもならずに同一の数字が3つ横一列に揃っていないので、いわゆる完全なハズレ状態である。
図6における図6(A)乃至図6(F)は、パチンコ遊技機の表示部12を示した模式図であって、変動表示ゲームの推移を時系列的に示している。
図6(A)及び図6(B)は、図5における図5(A)及び図5(B)と全く同じ経過を辿っているので説明を省略するが、図6(C)乃至図6(E)は、左ドラム表示部12aが停止した後、中ドラム表示部12bが「2」のときに回転が徐々に遅くなり(図6(C)参照)、「3」〜「4」を経て(図6(D)参照)、最終的に「7」で停止したリーチ状態(図6(E)参照)である。また、図6(F)は、図6(E)のリーチ状態から右ドラム表示部12cが数字の「7」に停止して、全ての数字が特別図柄の「7、7、7」で揃った特別大当り状態を示しており、パチンコ遊技機A1は大当りゲームの終了後、高確率で大当りが発生する確率変動状態に移行する。尚、例えば、「1、1、1」などの普通図柄で揃った普通大当りの場合には、大当りゲームの終了後、普通確率状態に戻るが、中央制御部14は、当日に発生した大当りの回数と図柄、および出玉数の全てを記憶し、管理装置20に逐次報告する。
管理装置20は、中央制御部14からパチンコ遊技機A1が特別図柄の「7、7、7」で揃った特別大当り状態になった旨の報告を受けると、仲間モードに設定されたパチンコ遊技機A2乃至Anの大当り確立を通常確率よりも高い高確率変動レベル2に向上させる。なお、パチンコ遊技機A1が「1、1、1」などの普通図柄で揃った普通大当りの場合には、管理装置20は通常確率と高確率変動レベル2との中間の確率である高確率変動レベル1に設定する。その一方で、管理装置20は、特別大当り状態の場合には、対戦モードに設定されたグループBに属するパチンコ遊技機B1乃至Bn全ての大当り確立を通常確率よりも低い低確率変動レベル2に低下させる。なお、普通大当りの場合には、管理装置20は通常確率と低確率変動レベル2との中間の確率である低確率変動レベル1に設定する。
この高確率変動レベルや低確率変動レベルに設定する方法としては、例えば通常確率が300分の1に設定されている場合、0から299までの値を乱数で発生させ、その値が0であった場合を大当りにすると仮定すれば、分母の値を単純に大きくまたは小さくするように管理装置20からパチンコ遊技機に指示するだけで変更可能である。
また、管理装置20は、大当りの発生確率を左右する分母の値を変更指示した場合には、高確率変動レベルまたは低確率変動レベルに設定した旨を各パチンコ遊技機に報告する。
パチンコ遊技機の中央制御部14は、管理装置20から確率変動の報告を受けると、その旨を表示部12に表示する。例えば、パチンコ遊技機A2乃至Anの中央制御部14は、「仲間モードに設定されたパチンコ遊技機A1が大当りを引き当てました。現在、高確率変動レベルに設定されており、30回転までこの状態を維持します。」とか、パチンコ遊技機B1乃至Bnの中央制御部14は、「対戦モードに設定されたパチンコ遊技機A1が大当りを引き当てました。現在、低確率変動レベルに設定されており、30回転までこの状態を維持します。」という情報を表示部12に表示する。なお、この情報表示は表示部12に限定される分けではなく、パチンコ遊技機の上端に設置された専用表示機(図示せず)に表示してもよい。但し、低確率変動レベルに設定した場合には、その情報を表示しない様にしてもよい。さらに、確率変動レベルに移行する際、特別なキャラクター(例えば、女神や水戸黄門さまなど)が登場すると、一層遊技者に興奮と感動を与える事ができる。
図8は、本発明に係る大当り確率変動方法のサブルーチンを示すフローチャートである。
中央制御部14は、ステップS100で、他のパチンコ遊技機の大当り情報に基づいて管理装置20から確率変動レベルの変更指示を受けたか否かを判断し、変更指示を受けていなければ、そのまま終了するが、一方、変更指示を受けていれば、ステップS101で、その指示に従って自己の大当り確率を変更して終了する。
なお、本発明に係る情報記憶媒体は、上記大当り確率変動方法を一連の大当り確率変動処理手順とし、その処理手順を遊技機に実行させる為のプログラムとして記憶している。
また、上記の実施の形態では、パチンコ遊技機の大当り情報に基づいて確率変動レベルの変更を行う場合を説明したが、大当りに限定される分けではなく、出玉情報やリーチ情報に基づいて確率変動レベルの設定変更を行ってもよい。
本発明に係るパチンコ遊技機の構成を示す外観図である。 本発明に係るパチンコ遊技機が具備する表示装置の構成を示す外観図である。 本発明に係るパチンコ遊技機の制御回路及び表示部の基本接続を示すブロック図である。 本発明に係るパチンコ遊技機の表示部を示した模式図である。 本発明に係るパチンコ遊技機の表示部を示した模式図である。 本発明に係るパチンコ遊技機の表示部を示した模式図である。 本発明に係るパチンコ遊技システムの基本接続構成を示すブロック図である。 本発明に係る大当り確率変動方法のサブルーチンを示すフローチャートである。
符号の説明
1 パチンコ遊技機
3 遊技盤
8 変動入賞装置
9 表示装置
10 第1特定入賞口
11 第2特定入賞口
12 表示部
12a 左ドラム表示部
12b 中ドラム表示部
12c 右ドラム表示部
14 中央制御部
14a ROM
14b RAM
15 ドライバ
16 フレームメモリ
20 管理装置
21 パチンコ島
22 インターフェイス

Claims (6)

  1. 数字や絵などの図柄が変動する変動表示ゲームを開始し、前記図柄が所定の数だけ揃うことにより大当り状態となると共に、前記変動表示ゲームにおいて大当りを発生させる確率を通常状態よりも高確率で発生させる確率変動状態及び通常状態よりも低い低確率変動状態に変動させる遊技機、並びに、個々の前記遊技機の遊技状態を管理すると共に、複数の前記遊技機の中から指定された遊技機同士を仲間モード及び対戦モードにグループ化し、グループ内の遊技機の大当り発生状況により、設定モードに従って他の遊技機の大当り発生確率を変動させる管理装置からなる遊技システムにおいて、
    前記管理装置は、仲間モードに設定されたグループ内の遊技機が大当りを発生させると、仲間モードグループ内の他の遊技機を前記確率変動状態に移行させる一方、対戦モードに設定されたグループ内の遊技機を前記低確率変動状態に移行させること、
    を特徴とする遊技システム。
  2. 請求項1に記載の遊技システムにおいて、
    前記管理装置は、前記遊技機が発生させた大当りが、大当りゲームの終了後、前記確率変動状態に移行する特別図柄での大当りの場合、仲間モードグループ内の他の遊技機を前記確率変動状態に移行させる一方、大当りゲームの終了後、前記通常状態に戻る普通図柄での大当りの場合、通常状態と確率変動状態との中間の確率に設定すること、
    を特徴とする遊技システム。
  3. 請求項1または請求項2に記載の遊技システムにおいて、
    前記管理装置は、前記遊技機が発生させた大当りが、大当りゲームの終了後、前記確率変動状態に移行する特別図柄での大当りの場合、対戦モードに設定されたグループ内の遊技機を前記低確率変動状態に移行させる一方、大当りゲームの終了後、前記通常状態に戻る普通図柄での大当りの場合、通常状態と低確率変動状態との中間の確率に設定すること、
    を特徴とする遊技システム。
  4. 数字や絵などの図柄が変動する変動表示ゲームを開始し、前記図柄が所定の数だけ揃うことにより大当り状態となると共に、前記変動表示ゲームにおいて大当りを発生させる確率を通常状態よりも高確率で発生させる確率変動状態及び通常状態よりも低い低確率変動状態に変動させる遊技機、並びに、個々の前記遊技機の遊技状態を管理すると共に、複数の前記遊技機の中から指定された遊技機同士を仲間モード及び対戦モードにグループ化し、グループ内の遊技機の大当り発生状況により、設定モードに従って他の遊技機の大当り発生確率を変動させる管理装置からなる遊技システムの大当り確率変動方法において、
    仲間モードに設定されたグループ内の遊技機が大当りを発生させると、仲間モードグループ内の他の遊技機を前記確率変動状態に移行させる一方、対戦モードに設定されたグループ内の遊技機を前記低確率変動状態に移行させるステップ、
    を含むことを特徴とする大当り確率変動方法。
  5. 請求項4に記載の大当り確率変動方法において、
    前記遊技機が発生させた大当りが、大当りゲームの終了後、前記確率変動状態に移行する特別図柄での大当りの場合、仲間モードグループ内の他の遊技機を前記確率変動状態に移行させる一方、大当りゲームの終了後、前記通常状態に戻る普通図柄での大当りの場合、通常状態と確率変動状態との中間の確率に設定するステップ、
    を含むことを特徴とする大当り確率変動方法。
  6. 請求項4または請求項5に記載の大当り確率変動方法において、
    前記遊技機が発生させた大当りが、大当りゲームの終了後、前記確率変動状態に移行する特別図柄での大当りの場合、対戦モードに設定されたグループ内の遊技機を前記低確率変動状態に移行させる一方、大当りゲームの終了後、前記通常状態に戻る普通図柄での大当りの場合、通常状態と低確率変動状態との中間の確率に設定するステップ、
    を含むことを特徴とする大当り確率変動方法。
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