JP3908741B2 - 画像データ転送システム、インタネットfax装置及びそれらに用いる画像データ転送方法 - Google Patents

画像データ転送システム、インタネットfax装置及びそれらに用いる画像データ転送方法 Download PDF

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Description

本発明は画像データ転送システム、インタネットFAX装置及びそれらに用いる画像データ転送方法に関し、特にインタネットを利用して画像を電子メールにして送受信を行うインタネットFAX装置に関する。
従来、外出先から会社内のデータを直接を引き取りたいという要求があるが、この要求に対してG3FAX(Group 3 Facsimile)装置であれば、ポーリング送信と呼ばれるような、通信を受信した側から画像データを送信するという方法がある。この方法は直接FAX装置同士を接続するため、送信側と受信側とを反対にするという機能を加えることで実現可能である。
しかしながら、IFAX(Internet Facsimile)装置では、メールサーバを介してデータのやり取りを行い、直接FAX装置同士を接続するわけではないため、G3FAX装置のように送信側と受信側とを反対にするわけにはいかないという問題がある。
この問題を解決するための技術としては、予めデータを装置に記憶しておき、受信メールに含まれるパスワードと予め設定しておいたパスワードとが一致すると、その受信メールに記述されている返信メールアドレスへデータをメール送信するという方法がある(例えば、特許文献1参照)。この場合、パスワードが一致すれば、誰でもデータを引き出すことができるという問題がある。
特開2002−368905号公報 特開2003−037632号公報
上述した従来のIFAX装置では、社外から画像データを引き取るために、近くにあるIFAX装置で受信を行う場合、このIFAX装置のメールアドレスがわからずに、画像データを受信することができないことがある。
電話回線を利用するG3FAX装置等の場合には、アドレスがわからない場合でも、受信側FAX装置から送信側FAX装置に接続を行うポーリング受信することができる。しかしながら、IFAX装置では、直接、受信側IFAX装置から送信側IFAX装置へ接続することができないため、G3FAX装置のような機能を利用することができない。
また、上記の問題を解決するために、予め画像データを蓄積しておき、受信したメールに対して返信メールとしてその画像データを送信するといったことも可能である。しかしながら、この装置へメールを送信することができるならば、蓄積されている画像データを誰でもが引き出だせる可能性があるという問題がある。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、蓄積されている画像データを誰でもが引き出だせる可能性を生じさせることなく、メールアドレスがわからなくとも、画像データを受信することができる画像データ転送システム、インタネットFAX装置及びそれらに用いる画像データ転送方法を提供することにある。
本発明による画像データ転送システムは、送信側のインタネットFAX装置と受信側のインタネットFAX装置との間でインタネットを利用して画像を電子メールにて送受信する画像データ転送システムであって、
前記受信側のインタネットFAX装置は、前記送信側のインタネットFAX装置に対して前記画像を要求する要求メールに自装置のメールアドレスを付加して送信する手段を備え、
前記送信側のインタネットFAX装置は、前記受信側のインタネットFAX装置からの前記要求メールに含まれる前記受信側のインタネットFAX装置のメールアドレスを基に前記画像を前記受信側のインタネットFAX装置への電子メールに添付して送信する手段を備え
前記受信側のインタネットFAX装置は、自装置で受信可能な画像の画像サイズ、符号化の方法、線密度の情報を少なくとも含む受信能力を前記要求メールに付加して送信し、
前記送信側のインタネットFAX装置は、前記受信側のインタネットFAX装置の前記メールアドレス及び前記受信能力に応じて前記画像を前記受信側のインタネットFAX装置への電子メールに添付して送信している。
本発明によるインタネットFAX装置は、インタネットを利用して画像を電子メールにて送受信するインタネットFAX装置であって、
送信側に対して前記画像を要求する要求メールに自装置のメールアドレスを付加して送信する手段を備え、
前記要求メールに含まれる自装置のメールアドレスを基に前記送信側から前記電子メールに添付されて送信されてくる前記画像を受信し
自装置で受信可能な画像の画像サイズ、符号化の方法、線密度の情報を少なくとも含む受信能力を前記要求メールに付加して送信し、
前記要求メールに含まれる前記自装置のメールアドレス及び前記受信能力に応じて前記送信側から前記電子メールに添付されて送信されてくる前記画像を受信している。
本発明による画像データ転送方法は、送信側のインタネットFAX装置と受信側のインタネットFAX装置との間でインタネットを利用して画像を電子メールにて送受信する画像データ転送方法であって、
前記受信側のインタネットFAX装置から前記送信側のインタネットFAX装置に対して前記画像を要求する要求メール前記受信側のインタネットFAX装置のメールアドレスを付加して送信し、
前記送信側のインタネットFAX装置が前記受信側のインタネットFAX装置からの前記要求メールに含まれる前記受信側のインタネットFAX装置のメールアドレスを基に前記画像を前記受信側のインタネットFAX装置への電子メールに添付して送信し、
前記受信側のインタネットFAX装置が前記受信側のインタネットFAX装置で受信可能な画像の画像サイズ、符号化の方法、線密度の情報を少なくとも含む受信能力を前記要求メールに付加して送信し、
前記送信側のインタネットFAX装置が前記受信側のインタネットFAX装置の前記メールアドレス及び前記受信能力に応じて前記画像を前記受信側のインタネットFAX装置への電子メールに添付して送信している。
すなわち、本発明のインタネットFAX装置[以下、IFAX(Internet Facsimile)装置とする]は、インタネットを利用して画像を電子メールにして送受信を行うFAX装置において、画像データを受信したい場合に当該FAX装置のアドレスを返信アドレスとして通知するための電子メールを送信することで、送信側IFAX装置から画像データを電子メールにて送信することが可能となる。送信側IFAX装置では、通知されたIFAX装置のアドレスを基にワンタッチボタンを表示し、このワンタッチボタンを選択して電子メールを送信する。
これによって、本発明のIFAX装置では、要求メールに自装置のメールアドレスを付加しているので、通常、自装置のメールアドレスをユーザが送信時に入力することはなく、ユーザが自装置のメールアドレスを意識する必要がない。このため、本発明のIFAX装置では、画像データを電子メールにて受信したい時に、自装置のメールアドレスを確認することなく、画像データを電子メールにて受信することが可能となる。
また、本発明のIFAX装置では、画像データを送信する際、一旦、送信ユーザを介在させているので、予め自装置に画像を蓄積しておき、要求メールの求めに応じて画像を送信した場合、電子メールを送受信可能な装置さえあれば、誰でも画像を取り出すことが可能となるのを、送信ユーザを介在させることで、よくわからない宛先に画像を送信することを防ぐことが可能となる。
本発明は、以下に述べるような構成及び動作とすることで、蓄積されている画像データを誰でもが引き出だせる可能性を生じさせることなく、メールアドレスがわからなくとも、画像データを受信することができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による画像データ転送システムの構成を示すブロック図である。図1において、本発明の一実施例による画像データ転送システムは、電子メールを利用することで画像を送受信することが可能なIFAX(Internet Facsimile)装置1,2と、メールサーバ3とから構成されている。IFAX装置1,2はメールサーバ3を介して電子メールの送受信が可能となっている。尚、図示していないが、IFAX装置1,2及びメールサーバ3はインタネットに接続されており、インタネットを介して相互に接続可能となっている。
IFAX装置1は通信制御部11と、記憶部12と、解析部13と、表示部14と、メール生成部15と、読取り部16とから構成されている。また、IFAX装置2は通信制御部21と、記憶部22と、解析部23と、入力部24と、メール生成部25と、印刷部26とから構成されている。
通信制御部11は他のIFAX装置との間で電子メールのデータの送受信を行い、記憶部12は受信した要求メール121、送信する画像メール122、電子メールの送信先を示すメールアドレス123、キーワード125、送信するための画像124をそれぞれ蓄積しておく。
解析部13は受信した電子メールを解析し、表示部14は送信先のメールアドレス123とキーワード125とを基に送信ボタンを表示する。読取り部16は表示部14に表示されたボタンを押下された時に画像データを取り込む処理を行う。メール生成部15は読取り部16にて取り込まれた画像データを基に画像メールを作成する。
通信制御部21は他のIFAX装置との間で電子メールのデータの送受信を行い、記憶部22は受信した画像メール221、送信する要求メール222、電子メールの送信先を示すメールアドレス223、キーワード225、自装置のアドレスを示すメールアドレス224、受信した画像226をそれぞれ蓄積しておく。
解析部23は受信した電子メールを解析し、入力部24は送信先の電子メールアドレスの入力のために英数字が入力可能となっている。メール生成部25は入力部24から入力された送信先のメールアドレス223を基に電子メールを作成する。印刷部26は受信した画像226の印刷等の出力を行う。
図2は図1の表示部14の表示について説明するための図である。図2において、表示部14にはボタンを特定するためのキーワードを表示したボタン141と、画像データを取り込んで電子メールの送信を開始するためのスタートボタン142とが表示される。尚、表示部14は複数のボタンを表示することができるものとする。
図3は図1のIFAX装置2からIFAX装置1に対して画像データを要求する際の要求メールのフォーマットを示す図である。図3において、Toフィールド301には送信先の電子メールアドレス223、Subjectフィールド302にはキーワード225、Reply−toフィールド303には自装置のメールアドレス224がそれぞれ記述される。また、メール本文304には、画像データの要求であることを示すための文字列が記述される。
図4は図1のIFAX装置2の動作を示すフローチャートであり、図5は図1のIFAX装置1の動作を示すフローチャートである。これら図1〜図5を参照して本発明の一実施例による画像データ転送システムの動作について説明する。
ユーザがIFAX装置2においてIFAX装置1からの画像データを受信する場合、まず、IFAX装置2においては入力部24にて送信先の電子メールアドレス223及びキーワード225が入力される(図4ステップS1)。次に、入力部24にて入力された送信先の電子メールアドレス223は、一旦、記憶部22に蓄積される(図4ステップS2)。
メール生成部25は送信先の電子メールアドレス223と、自装置の電子メールアドレス224と、キーワード225とを基に、図3に示すような要求メール222を生成して記憶部22に蓄積する(図4ステップS3)。
この要求メール222は送信先のIFAX装置1に対して、キーワード及び自装置のメールアドレスが情報として伝達すればよく、そのフォーマットはこれに特定されるものではない。また、要求メール222は通信制御部21を介してメールサーバ3へと送信される(図4ステップS4)。
一方、IFAX装置1では通信制御部11を介して定期的にメールサーバ3に接続して要求メールを受信する(図5ステップS11)。受信したメールは要求メール121として記憶部12に蓄積される(図5ステップS12)。この受信した要求メール121は解析部13にて解析される(図5ステップS13)。
解析部13では、最初に、メール本文を抜き出し、これが要求メールであるか、通常のメールであるかを判断する(図5ステップS14)。解析部13が通常の電子メールであると判断すると(図5ステップS15)、その電子メールからは画像データが抜き出され、その画像データが図示せぬ印刷部にて印刷される(図5ステップS16)。
解析部13は要求メールであると判断すると(図5ステップS15)、要求メールのSubjectフィールド302からキーワードを抜き出して記憶部12にキーワード125として蓄積する(図5ステップS17)。また、解析部13はReply−toフィールド303から電子メールアドレスを抜き出して記憶部12に電子メールアドレス123として蓄積する(図5ステップS18)。
要求メールにReply−toフィールド303がない場合には、Fromフィールドから電子メールアドレスを抜き出して電子メールアドレス123とする。また、Subjectフィールド302がない場合には、キーワード125として電子メールアドレス123を利用する。
表示部14は抜き出された電子メールアドレス123及びキーワード125を基に、キーワード125が表示されたボタン141の表示を行う(図2参照)(図5ステップS19)。
表示部14にボタン141が表示されると、ユーザは原稿を読取り部16にセットし、キーワード125が表示されたボタン141を選択し、スタートボタン142を押す。
読取り部16はスタートボタン142が押下されると(図5ステップS20)、セットされた原稿を読み取り、読み取った画像データを記憶部12に画像124として蓄積する(図5ステップS21)。
メール生成部15は画像124及び電子メールアドレス123を基に、IFAX装置2に送信するための電子メールを生成する(図5ステップS22)。電子メールの生成はToフィールド301に電子メールアドレス123を記述し、バイナリデータである画像124をアスキーデータに変換し、これを電子メールに添付する。生成された電子メールは画像メール122として記憶部12に蓄積される(図5ステップS23)。
画像メール122は通信制御部11を介してメールサーバ3に送信される(図5ステップS24)。メールサーバ3への電子メールの送信確認後、表示部14は表示していたボタン141の表示を消し、ボタン141及び電子メールアドレス123の情報を削除する。
IFAX装置2では通信制御部21を介して定期的にメールサーバ3に接続して電子メールのチェックを行い(図4ステップS5)、画像メールを確認すると(図4ステップS6)、画像メール221として記憶部22に蓄積する(図4ステップS7)。
受信された画像メール221は解析部23にて解析され、画像データ部分が抜き出される(図4ステップS8)。抜き出された画像データはアスキーデータなので、バイナリデータに復号化された後、記憶部22に画像226として蓄積される(図4ステップS9)。画像226は印刷部26にて出力される(図4ステップS10)。
これによって、本実施例では、IFAX装置2からIFAX装置1に要求メールを送信することによって、IFAX装置1にてキーワード125が表示されたボタン141を表示し、このボタン141を押下することで、読取り部16にて読取った画像データを送信することができる。
このように、本実施例では、要求メールに自装置のメールアドレスを付加しているので、通常、ユーザがIFAX装置2のメールアドレスを送信時に入力することなく、ユーザがIFAX装置2のメールアドレスを意識する必要がない。このため、本実施例では、画像データを電子メールにて受信したい時に、受信側のIFAX装置2のメールアドレスを確認することなく、画像データを電子メールにて受信することが可能となる。
また、本実施例では、画像データを送信する際、一旦、送信ユーザを介在させているので、予めIFAX装置1に画像を蓄積しておき、要求メールの求めに応じて画像を送信した場合、電子メールを送受信可能な装置さえあれば、誰でも画像を取り出すことが可能となるのを、送信ユーザを介在させることで、よくわからない宛先に画像を送信することを防ぐことができる。したがって、本実施例では、蓄積されている画像データを誰でもが引き出だせる可能性を生じさせることなく、メールアドレスがわからなくとも、画像データを受信することができる。
図6は本発明の他の実施例による画像データ転送システムの構成を示すブロック図である。図6において、本発明の他の実施例による画像データ転送システムは電子メールを利用することで画像を送受信することが可能なIFAX装置4,5と、メールサーバ3とから構成されている。IFAX装置4,5はメールサーバ3を介して電子メールの送受信が可能となっている。尚、図示していないが、IFAX装置4,5及びメールサーバ3はインタネットに接続されており、インタネットを介して相互に接続可能となっている。
IFAX装置4は上記の図1に示すIFAX装置1の構成に加えて、以下の構成が追加されている。記憶部42には、図1に示す記憶部12の構成に加えて、自装置で受信できる画像の画像サイズ、符号化の方法、線密度等の情報を示す自装置能力422と、送信先のIFAX装置で受信できる画像の画像サイズ、符号化の方法、線密度等の情報を示す相手装置能力421とが追加されている。さらに、IFAX装置4には自装置能力422と相手装置能力421とを比較して読取り部16で読込む設定を適切な値に設定する読取り設定部41が追加されている。
また、IFAX装置5は上記の図1に示すIFAX装置2の構成に加えて、以下の構成が追加されている。記憶部51には、図1に示す記憶部22の構成に加えて、自装置で受信できる画像の画像サイズ、符号化の方法、線密度等の情報を示す自装置能力511が追加されている。
図7は図6のIFAX装置5からIFAX装置4に対して画像データを要求する際の要求メールのフォーマットを示す図である。図7において、Toフィールド401には送信先の電子メールアドレス223、Subjectフィールド402にはキーワード225、Reply−toフィールド403には自装置のメールアドレス224がそれぞれ記述される。また、メール本文404には、画像データの要求であることを示すための文字列が記述される。さらに、自装置能力フィールド405には、自装置であるIFAX装置5で受信できる画像サイズ、符号化の方法、画サイズ、符号化の方法、線密度等の情報を示す文字列が記述される。
図8は図6のIFAX装置5の動作を示すフローチャートであり、図9は図6のIFAX装置4の動作を示すフローチャートである。これら図6〜図9を参照して本発明の一実施例による画像データ転送システムの動作について説明する。
ユーザがIFAX装置5においてIFAX装置4からの画像データを受信する場合、まず、IFAX装置5においては入力部24にて送信先の電子メールアドレス223及びキーワード225が入力される(図8ステップS31)。次に、入力部24にて入力された送信先の電子メールアドレス223は、一旦、記憶部51に蓄積される(図8ステップS32)。
メール生成部25は送信先の電子メールアドレス223、自装置の電子メールアドレス224、キーワード225に加え、新たに自装置能力511を基に図7に示すような要求メール222を生成して記憶部22に蓄積する(図8ステップS33)。
要求メール222は送信先のIFAX装置4に対して、キーワード、自装置のメールアドレス、及び自装置の能力が情報として伝達されればよく、フォーマットは、これに特定されるものではない。要求メール222は通信制御部21を介してメールサーバ3へと送信される(図8ステップS34)。
一方、IFAX装置4は通信制御部11を介してメールサーバ3への接続を行い、要求メールを受信する(図9ステップS41)。受信したメールは要求メール121として記憶部42に蓄積される(図9ステップS42)。この受信した要求メール121は解析部13にて解析される(図9ステップS43)。
解析部13では、最初に、メール本文を抜き出し、これが要求メールであるか、通常のメールであるかを判断する(図9ステップS44)。解析部13が通常の電子メールであると判断すると(図9ステップS45)、その電子メールからは画像データが抜き出され、その画像データが図示せぬ印刷部にて印刷される(図9ステップS46)。
解析部13は要求メールであると判断すると(図9ステップS45)、要求メールのSubjectフィールド402からキーワードを抜き出し、Reply−toフィールド403から電子メールアドレスを抜き出してそれぞれ記憶部42に蓄積する(図9ステップS47)。さらに、解析部13は要求メールから自装置能力を抜き出して記憶部42に相手装置能力421として蓄積する(図9ステップS48)。
読取り設定部41は読取り部16で原稿を読み取るパラメータ(画像サイズ、符号化の方法、線密度)を決定するため、相手装置能力421と自装置能力422とを利用してパラメータを決定する(図9ステップS49)。
画像サイズは相手先装置能力421のものと自装置能力422のものとを比較し、互いに持っている能力のうち最大の画像サイズを選択する。符号化は送信側と受信側とが互いに持っている能力のうち、一番、符号化の能率がよい符号化方式を選択する。通常のFAXでは、MH(Modified Huffman)、MR[Modified READ(Relative Element Address Designate)]、MMR(Modified MR)といった符号化方式をもっており、MH<MR<MMRの順に符号化の能率がよい。例えば、これら3つの符号化方式を送信側と受信側とが互いに持っているならば、MMRが選択されることになる。線密度は、送信側と受信側とが互いに持っている線密度のうち最大の線密度を選択する。
表示部14は抜き出された電子メールアドレス123及びキーワード125を基に、キーワード125が表示されたボタン141の表示を行う(図2参照)(図9ステップS50)。
表示部14にボタン141が表示されると、ユーザは原稿を読取り部16にセットし、キーワード125が表示されたボタン141を選択し、スタートボタン142を押す。
読取り部16はスタートボタン142が押下されると(図9ステップS51)、読取り設定部41で決定したパラメータを基に、セットされた原稿を読み取り、読み取った画像データを記憶部42に画像124として蓄積する(図9ステップS52)。
メール生成部15は画像124及び電子メールアドレス123を基に、IFAX装置5に送信するための電子メールを生成する(図9ステップS53)。電子メールの生成はToフィールド401に電子メールアドレス123を記述し、バイナリデータである画像124をアスキーデータに変換し、これを電子メールに添付する。生成された電子メールは画像メール122として記憶部42に蓄積される(図9ステップS54)。
画像メール122は通信制御部11を介してメールサーバ3に送信される(図9ステップS55)。メールサーバ3への電子メールの送信確認後、表示部14は表示していたボタン141の表示を消し、ボタン141、電子メールアドレス123、相手装置能力421の情報をそれぞれ削除する。
IFAX装置5では通信制御部12を介してメールサーバ3に接続して電子メールのチェックを行い(図8ステップS35)、画像メールを確認すると(図8ステップS36)、画像メール221として記憶部51に蓄積する(図8ステップS37)。
受信された画像メール221は解析部23にて解析され、画像データ部分が抜き出される(図8ステップS38)。抜き出された画像データはアスキーデータなので、バイナリデータに復号化された後、記憶部51に画像226として蓄積される(図8ステップS39)。画像226は印刷部26にて出力される(図8ステップS40)。
これによって、本実施例では、画像の受信側から送信側に受信能力を通知することで、受信側では画像を受信することができたが、印刷することができないという症状を防ぐことができ、相手に確実に画像データを送ることが可能となるという新たな効果を奏する。
上記の各実施例では、IFAX装置1,4に送信側の機能を、IFAX装置2,5に受信側の機能をそれぞれ搭載しているが、これらIFAX装置1,2,4,5にそれぞれ送信側の機能及び受信側の機能を搭載するようにしてもよく、これに限定されない。
本発明の一実施例による画像データ転送システムの構成を示すブロック図である。 図1の表示部の表示について説明するための図である。 図1のIFAX装置2からIFAX装置1に対して画像データを要求する際の要求メールのフォーマットを示す図である。 図1のIFAX装置2の動作を示すフローチャートである。 図1のIFAX装置1の動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施例による画像データ転送システムの構成を示すブロック図である。 図6のIFAX装置5からIFAX装置4に対して画像データを要求する際の要求メールのフォーマットを示す図である。 図6のIFAX装置5の動作を示すフローチャートである。 図6のIFAX装置4の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1,2,4,5 IFAX装置
3 メールサーバ
11,21 通信制御部
12,22,42,51 記憶部
13,23 解析部
14 表示部
15,25 メール生成部
16 読取り部
24 入力部
26 印刷部
41 読取り設定部
121,222 要求メール
122,221 画像メール
123,223,224 メールアドレス
124,226 画像
125,225 キーワード
141 ボタン
142 スタートボタン
301,401 Toフィールド
302,402 Subjectフィールド
303,403 Reply−toフィールド
304,404 メール本文
405 自装置能力フィールド
421 相手装置能力
422,511 自装置能力

Claims (9)

  1. 送信側のインタネットFAX装置と受信側のインタネットFAX装置との間でインタネットを利用して画像を電子メールにて送受信する画像データ転送システムであって、
    前記受信側のインタネットFAX装置は、前記送信側のインタネットFAX装置に対して前記画像を要求する要求メールに自装置のメールアドレスを付加して送信する手段を有し、
    前記送信側のインタネットFAX装置は、前記受信側のインタネットFAX装置からの前記要求メールに含まれる前記受信側のインタネットFAX装置のメールアドレスを基に前記画像を前記受信側のインタネットFAX装置への電子メールに添付して送信する手段を有し、
    前記受信側のインタネットFAX装置は、自装置で受信可能な画像の画像サイズ、符号化の方法、線密度の情報を少なくとも含む受信能力を前記要求メールに付加して送信し、
    前記送信側のインタネットFAX装置は、前記受信側のインタネットFAX装置の前記メールアドレス及び前記受信能力に応じて前記画像を前記受信側のインタネットFAX装置への電子メールに添付して送信することを特徴とする画像データ転送システム。
  2. 前記受信側のインタネットFAX装置は、前記送信側のインタネットFAX装置への要求メールに自装置のメールアドレスとキーワードとを付加して送信し、
    前記送信側のインタネットFAX装置は、前記受信側のインタネットFAX装置からのキーワードが表示されたボタンの表示を行い、当該ボタンの選択とスタートボタンの押下とに応答して前記受信側のインタネットFAX装置への画像を読み取って前記受信側のインタネットFAX装置に電子メールにて送信することを特徴とする請求項記載の画像データ転送システム。
  3. 前記送信側のインタネットFAX装置は、前記要求メールの送信元及び送信先を含むヘッダ情報から前記受信側のインタネットFAX装置のメールアドレスを取り出すことを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像データ転送システム。
  4. インタネットを利用して画像を電子メールにて送受信するインタネットFAX装置であって、
    送信側に対して前記画像を要求する要求メールに自装置のメールアドレスを付加して送信する手段を有し、
    前記要求メールに含まれる自装置のメールアドレスを基に前記送信側から前記電子メールに添付されて送信されてくる前記画像を受信し、
    自装置で受信可能な画像の画像サイズ、符号化の方法、線密度の情報を少なくとも含む受信能力を前記要求メールに付加して送信し、
    前記要求メールに含まれる自装置のメールアドレス及び前記受信能力に応じて前記送信側から前記電子メールに添付されて送信されてくる前記画像を受信することを特徴とするインタネットFAX装置。
  5. 前記受信側から前記要求メールに自装置のメールアドレスとキーワードとが付加されて送られてきた時に、そのキーワードが表示されたボタンの表示を行い、当該ボタンの選択とスタートボタンの押下とに応答して前記受信側への画像を読み取って前記受信側に電子メールにて送信することを特徴とする請求項記載のインタネットFAX装置。
  6. 前記要求メールの送信元及び送信先を含むヘッダ情報から受信側のメールアドレスを取り出すことを特徴とする請求項4または請求項5記載のインタネットFAX装置。
  7. 送信側のインタネットFAX装置と受信側のインタネットFAX装置との間でインタネットを利用して画像を電子メールにて送受信する画像データ転送方法であって、
    前記受信側のインタネットFAX装置から前記送信側のインタネットFAX装置に対して前記画像を要求する要求メール前記受信側のインタネットFAX装置のメールアドレスを付加して送信し、
    前記送信側のインタネットFAX装置が前記受信側のインタネットFAX装置からの前記要求メールに含まれる前記受信側のインタネットFAX装置のメールアドレスを基に前記画像を前記受信側のインタネットFAX装置への電子メールに添付して送信し、
    前記受信側のインタネットFAX装置が前記受信側のインタネットFAX装置で受信可能な画像の画像サイズ、符号化の方法、線密度の情報を少なくとも含む受信能力を前記要求メールに付加して送信し、
    前記送信側のインタネットFAX装置が前記受信側のインタネットFAX装置の前記メールアドレス及び前記受信能力に応じて前記画像を前記受信側のインタネットFAX装置への電子メールに添付して送信することを特徴とする画像データ転送方法。
  8. 前記受信側のインタネットFAX装置が前記送信側のインタネットFAX装置への要求メールに前記受信側のインタネットFAX装置のメールアドレスとキーワードとを付加して送信し、
    前記送信側のインタネットFAX装置が前記受信側のインタネットFAX装置からのキーワードが表示されたボタンの表示を行い、当該ボタンの選択とスタートボタンの押下とに応答して前記受信側のインタネットFAX装置への画像を読み取って前記受信側のインタネットFAX装置に電子メールにて送信することを特徴とする請求項記載の画像データ転送方法。
  9. 前記送信側のインタネットFAX装置が前記要求メールの送信元及び送信先を含むヘッダ情報から前記受信側のインタネットFAX装置のメールアドレスを取り出すことを特徴とする請求項7または請求項8記載の画像データ転送方法。
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