JP3907909B2 - 電気特性評価装置、電気特性評価方法、電気特性評価プログラムを格納したコンピュータ読取り可能な記録媒体および半導体素子製造方法 - Google Patents

電気特性評価装置、電気特性評価方法、電気特性評価プログラムを格納したコンピュータ読取り可能な記録媒体および半導体素子製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3907909B2
JP3907909B2 JP2000085050A JP2000085050A JP3907909B2 JP 3907909 B2 JP3907909 B2 JP 3907909B2 JP 2000085050 A JP2000085050 A JP 2000085050A JP 2000085050 A JP2000085050 A JP 2000085050A JP 3907909 B2 JP3907909 B2 JP 3907909B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carrier generation
annihilation
semiconductor element
dimension
length
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000085050A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001274372A (ja
Inventor
弘吉 谷本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2000085050A priority Critical patent/JP3907909B2/ja
Priority to US09/772,728 priority patent/US20010025230A1/en
Priority to EP01102840A priority patent/EP1136920A3/en
Priority to TW090105414A priority patent/TW497053B/zh
Priority to KR10-2001-0014823A priority patent/KR100389798B1/ko
Publication of JP2001274372A publication Critical patent/JP2001274372A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3907909B2 publication Critical patent/JP3907909B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L22/00Testing or measuring during manufacture or treatment; Reliability measurements, i.e. testing of parts without further processing to modify the parts as such; Structural arrangements therefor
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F30/00Computer-aided design [CAD]
    • G06F30/20Design optimisation, verification or simulation
    • G06F30/23Design optimisation, verification or simulation using finite element methods [FEM] or finite difference methods [FDM]
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F2111/00Details relating to CAD techniques
    • G06F2111/10Numerical modelling

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Evolutionary Computation (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体素子内の物理現象を記述する物理方程式を数値的に解くことにより半導体素子の電気特性を抽出する電気特性評価装置、電気特性評価方法、電気特性評価プログラムを格納したコンピュータ読取り可能な記録媒体および抽出した電気特性から半導体素子の製造条件を決定し、決定した製造条件に基づいて半導体素子を製造する半導体素子製造方法に関し、特に、1回の計算で半導体素子内のリーク電流を支配するキャリアの生成・消滅機構を同定することにより、電気特性の評価に要する時間を短縮し、半導体素子製造処理の工期および経費を大幅に削減する技術に係る。
【0002】
【従来の技術】
半導体素子の性能を左右する電気特性の一つとしてはリーク電流があり、例えば、DRAMのポーズ特性やSRAMの消費電力はメモリーセルを構成する半導体素子のリーク電流によって決定される。一般に、半導体素子のバイアス条件は半導体素子の仕様等に依存するために自由に設定することは困難な部分があるが、不純物濃度分布や素子形状は半導体素子の製造方法や製造条件にって制御することができるため、リーク電流は不純物濃度分布や素子形状を最適化することによって制御することが可能である。
【0003】
このような背景から、最近、半導体素子の不純物濃度分布や素子形状を考慮してポアッソン方程式や電流連続式等の非線形微分方程式で記述される物理方程式を数値的に解くことにより、半導体素子の電気特性を抽出、評価するデバイスシミュレータ(=電気特性評価装置)を用いたリーク電流の評価が行われるようになってきた。デバイスシミュレータを用いてリーク電流を評価する際は、リーク電流の「源」となるキャリアの生成・消滅機構を考慮し、その主な機構としては、SRH(Shockley-Read-Hall)過程、インパクトイオン化、バンド間トンネリング等がある。したがって、デバイスシミュレータを用いれば、リーク電流の主な原因となる生成・消滅機構を確認することができ、リーク電流の主たる原因を同定し、半導体素子を製造する前に、リーク電流を低減するための適切な処理を行うことが可能となるのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来までのデバイスシミュレーション技術を利用したリーク電流の評価処理には以下に示すような解決すべき技術的課題がある。
【0005】
すなわち、従来までの処理においては、リーク電流を支配するキャリアの生成・消滅機構が何であるのかを同定するためには、デバイスシミュレーションを複数回実行する必要性があり、例えば、SRH過程、インパクトイオン化、バンド間トンネリングの3つのキャリア生成・消滅機構を考慮してリーク電流を評価する場合、SRH過程のみを考慮した場合のリーク電流値、インパクトイオン化のみを考慮した場合のリーク電流値、バンド間トンネリングのみを考慮したリーク電流値のそれぞれを計算するために、デバイスシミュレーションを計4回実行する必要性があり、また、半導体と絶縁体との界面におけるキャリアの生成・消滅機構等、別のリーク電流機構を考慮するのであれば、さらに多数回のデバイスシミュレーションを実行する必要性がある。
【0006】
さらに、一般に、デバイスシミュレーション技術を利用してリーク電流を低減するために不純物濃度や素子形状等を最適化しようとする際には、デバイスシミュレーションを複数回実行する必要性があり、このような状況において各キャリアの生成・消滅機構についてのリーク電流への寄与を分解して評価しようとすれば、その3倍のデバイスシミュレーションを実行する必要性が生じる。
【0007】
このように、従来までのデバイスシミュレーション技術を利用してリーク電流を評価しようとする場合、所望の情報を抽出するまでにデバイスシミュレーションを非常に多くの回数繰り返し実行する必要性があり、電気特性の評価に多大な時間を要し、半導体素子製造処理の工期および経費を削減することが困難であった。
【0008】
本発明は、このような技術的課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、半導体素子製造処理の工期および経費を大幅に削減する電気特性評価装置、電気特性評価方法、電気特性評価プログラムを格納したコンピュータ読取り可能な記録媒体および半導体素子製造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記技術的課題を解決するために、発明者は、物理方程式を数値的に解くことにより得られるキャリア生成・消滅速度を、半導体領域内でキャリア生成・消滅機構毎に積分し、積分値を出力する1回のシミュレーションによって、各キャリア生成・消滅機構がリーク電流にどれだけ寄与するのかを定量的に見積もることができるので、電気特性の評価に要する時間を大幅に削減し、半導体製造処理の工期および経費を削減することができるという考えに至り、精力的な研究を続けてきた結果、以下の特徴を備えた技術思想を発案するに至ったのである。
【0010】
本発明の第1の特徴は、半導体素子内の物理現象を記述する物理方程式を数値的に解くことにより半導体素子の電気特性を抽出する電気特性評価装置において、物理方程式を数値的に解くことにより得られるキャリア生成・消滅速度を、半導体領域内でキャリア生成・消滅機構毎に積分し、積分値を出力する積分値計算部
を具備する電気特性評価装置であることにある。
【0011】
これにより、電気特性の評価に要する時間を短縮し、半導体素子製造処理の工期および経費を大幅に削減することができる。
【0012】
本発明の第2の特徴は、半導体素子内の物理現象を記述する物理方程式を数値的に解くことにより半導体素子の電気特性を抽出する電気特性評価方法において、物理方程式を数値的に解くことにより得られるキャリア生成・消滅速度を、半導体領域内でキャリア生成・消滅機構毎に積分し、積分値を出力する積分値計算ステップを有する電気特性評価方法であることにある。
【0013】
これにより、電気特性の評価に要する時間を短縮し、半導体素子製造処理の工期および経費を大幅に削減することができる。
【0014】
本発明の第3の特徴は、半導体素子内の物理現象を記述する物理方程式を数値的に解くことにより半導体素子の電気特性を抽出する電気特性評価プログラムを格納したコンピュータ読取り可能な記録媒体において、物理方程式を数値的に解くことにより得られるキャリア生成・消滅速度を、半導体領域内でキャリア生成・消滅機構毎に積分し、積分値を出力する積分値計算処理を含み、この処理をコンピュータに実行させる電気特性評価プログラムを格納したコンピュータ読取り可能な記録媒体であることにある。
【0015】
これにより、電気特性の評価に要する時間を短縮し、半導体素子製造処理の工期および経費を大幅に削減することができる。
【0016】
本発明の第4の特徴は、半導体素子内の物理現象を記述する物理方程式を数値的に解くことにより半導体素子の電気特性を抽出し、抽出された電気特性から半導体素子の製造条件を決定し、決定された製造条件に基づいて半導体素子を製造する半導体素子製造方法において、物理方程式を数値的に解くことにより得られるキャリア生成・消滅速度を、半導体領域内でキャリア生成・消滅機構毎に積分し、積分値を出力する積分値計算ステップと、出力された積分値に基づいて、所望の電気特性を備えた半導体素子の製造条件を決定するステップとを有する半導体素子製造方法であることにある。
【0017】
これにより、電気特性の評価に要する時間を短縮し、半導体素子製造処理の工期および経費を大幅に削減することができる。
【0018】
ここで、コンピュータ読取り可能な記録媒体としては、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープ等を用いることが望ましい。
【0019】
なお、積分処理は、長さ−3時間−1の次元を持つキャリア生成・消滅機構に対しては体積分、長さ−2時間−1の次元を持つキャリア生成・消滅機構に対しては面積分、長さ−1時間−1の次元を持つキャリア生成・消滅機構に対しては線積分を行うことが望ましい。
【0020】
また、キャリア生成・消滅機構としては、SRH過程、インパクトイオン化、バンド間トンネリング等の機構が考えられる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図1乃至図6を参照して、本発明の実施形態に係る電気特性評価装置、電気特性評価方法、電気特性評価プログラムを格納したコンピュータ読取り可能な記録媒体および半導体素子製造方法について詳しく説明する。
【0022】
(電気特性評価装置)
図1は、本発明の実施形態に係る電気特性評価装置の構成を示すブロック図である。
【0023】
本発明の実施形態に係る電気特性評価装置11は、図1に示すように、装置11から抽出された製造条件に関する情報を用いて半導体素子を製造する半導体素子製造装置22に接続して半導体素子製造システム10を構築しており、装置11は、外部からの情報の入出力処理のインタフェイスの役割を担う入出力インタフェイス部12、半導体素子の電気特性評価処理を制御する制御部13、入力された半導体素子の構造内に電気特性を評価するための離散化格子点を発生させる離散化格子点発生部14、離散化格子点上の物理量についての物理方程式を数値的に解く解析処理部15、離散化格子点上の物理量を用いて各電極の電流値を計算する電流値計算部16、各キャリア生成・消滅機構によるキャリア生成・消滅速度を半導体領域で積分する積分値計算部17を備える。
【0024】
また、電気特性評価装置11は、電気特性評価情報や装置11に係る各種制御情報等の情報を入力する入力部20、装置11の計算結果やエラー情報等の情報を出力する出力部21に接続されている。なお、入力部20としてはキーボード、マウスポインタおよびライトペン等、また、出力部21としては、プリンタやディスプレイ装置等を用いると良い。
【0025】
なお、入出力インタフェイス部12としては、表示情報を参照してユーザが処理を進めることを可能にするグラフィカルユーザインタフェイスであることが望ましい。
【0026】
(電気特性評価方法、半導体素子製造方法)
図2は、本発明の実施形態に係る半導体素子製造方法を示すフローチャート図である。
【0027】
本発明の実施形態に係る半導体素子製造方法は以下のステップにより実行される。
【0028】
(1)電気特性を評価する半導体素子の不純物濃度分布、素子形状、バイアス条件(=電気特性評価情報)を入力する(素子構造・バイアス条件入力ステップ、S201)。
【0029】
ここで、半導体素子の不純物濃度分布や素子形状の入力はライトペン等の入力装置を用いても良いし、プロセスシミュレーションにより得られた素子構造情報を用いても良い。また、バイアス条件は、例えばN型MOSFETを例に取ると、ソース電極と基板電極の電位を接地、すなわち0[V]とし、ドレイン電極に2[V]、ゲート電極に2[V]を印加する等のように、各電極に印加する電圧を指定しても良いし、又は、ソース電極と基板電極の電位を接地し、ドレイン電極に2[V]印加し、ゲート電極の電圧を0[V]から2[V]まで0.1[V]刻みで変化させる等のように、少なくとも一つの電極の印加電圧の変化の範囲と変化量を指定しても良い。
【0030】
(2)離散化格子点発生部14が、物理方程式を解くために必要な離散化格子点を入力された素子形状内に発生させる(離散化格子点発生ステップ、S202)。
【0031】
(3)制御部13が、入力されたバイアス条件にしたがって、半導体素子内の各電極へ印加する電圧等のバイアス条件を、設定する(バイアス設定ステップ、S203)。
【0032】
(4)解析処理部15が、離散化格子点上の電位、電子濃度等の物理量についての物理方程式を、バイアス条件として与えられた境界条件の下で数値的に解く(物理方程式解析ステップ、S204)。ここで、解析処理部15は、物理方程式を微小変化量で線形化し、反復法を用いて非線形連立方程式を解く、従来までのデバイスシミュレータと同様の処理を行うものとする。
【0033】
(5)電流値計算部16が、離散化格子点上の電位、電子濃度等の物理量を用いて各電極の電流値を計算する(電流値計算ステップ、S205)。
【0034】
(6)積分値計算部17が、各キャリア生成・消滅機構によるキャリア生成・消滅速度を半導体領域で体積分する(体積分値計算ステップ、S206)。
【0035】
ここで、この体積分値計算ステップについて詳しく説明する。
【0036】
本発明の実施形態に係る電気特性評価方法においては、従来とは異なり、与えられたバイアス条件の下で物理方程式を解いた後で、各キャリア生成・消滅機構によるキャリア生成・消滅速度を半導体領域で体積分する処理が含まれており、この処理を行うことにより、各キャリア生成・消滅機構によるリーク電流成分を分離して評価することができるのである。
【0037】
体積分値は具体的には以下のステップにより抽出される。
【0038】
一般に、デバイスシミュレーションにおいては、(数1)に示すような電流保存式を解く。
【0039】
【数1】
Figure 0003907909
ここで、n、t、q、Jn、GRnはそれぞれ、電子濃度、時間、素電荷、電子電流密度ベクトル、電子の生成・消滅速度を示し、電子の生成・消滅速度GRnの符号はキャリアの生成を正、消滅を負としている。なお、正孔についても同様の形態の電流保存式があるが、ここでは記載を省略する。
【0040】
半導体素子のリーク電流は(式1)の右辺の生成・消滅速度GRnの項が源となっており、生成消滅速度GRnは、(式2)に示すように、複数の生成・消滅機構による生成・消滅速度の和で表現することができる。
【0041】
【数2】
Figure 0003907909
ここで、GRSRHはSRH過程による電子の生成・消滅速度、GRIINはインパクトイオン化による電子の生成・消滅速度、GRBBTnはバンド間トンネリングによる電子の生成・消滅速度である。なお、ここでは、3種類の生成・消滅機構のみを考えたが、これは単なる一例であって、他の生成・消滅機構を考慮することは勿論可能である。
【0042】
(式2)右辺における各生成・消滅速度は電子濃度等の関数で表現されてデバイスシミュレータに取り込まれており、また、物理方程式を数値的に解くことにより、離散化格子点上の生成・消滅速度は生成・消滅機構毎に抽出される。
【0043】
本発明の電気特性評価処理は、このようにして抽出される生成・消滅速度を生成・消滅機構毎に半導体中で体積分し、出力することに特徴を有し、この処理を式で表現すれば、(式3)〜(式5)のようになる。
【0044】
【数3】
Figure 0003907909
【数4】
Figure 0003907909
【数5】
Figure 0003907909
なお、体積分値はそのままの値を出力しても良いが、各値に素電荷qを掛けた値を出力するようにしても良い。すなわち、(数6)〜(数8)に示す式の値を計算して、出力しても良く、この場合、出力値は各生成・消滅機構が与えるリーク電流成分の近似的な値を示すこととなる。
【0045】
【数6】
Figure 0003907909
【数7】
Figure 0003907909
【数8】
Figure 0003907909
ここで、(数6)〜(数8)により各生成・消滅機構が与えるリーク電流成分の近似的な値が得られる理由は、物理的に説明すると、リーク電流を問題にしている状態での半導体素子中のキャリアの消滅速度はキャリアの生成速度よりも大きいので、キャリア生成機構によって生成したキャリアはほぼ再結合することなく電極まで流れ込んで、リーク電流として観測されるからである。
【0046】
なお、キャリア生成・消滅速度が長さ−3時間−1の次元のものに対しては上記のように体積分値を計算するが、半導体と絶縁体との界面でのSRH過程によるキャリア生成・消滅機構等、速度の次元が長さ−2時間−1であるようなキャリア生成・消滅機構の場合には、半導体で体積分した値を算出、出力するのではなく、界面で面積分した値を算出、出力し、同様に、長さ−1時間−1の次元を持つキャリア生成・消滅機構に対しては線積分した値を算出、出力する。なお、他の次元を持つキャリア生成・消滅機構もこれに準じた処理が必要なことは明白であるが、ここではその説明を省略する。
【0047】
また、本実施形態においては、各電極における電流値を計算した後に体積分値を抽出しているが、このステップが逆であっても一向に構わない。
【0048】
(7)制御部13が、電流値および体積分値を出力部21に出力する(出力処理ステップ、S207)。
【0049】
(8)制御部13が、別のバイアス条件で評価するか否かの判別を行い(判別ステップ、S208)、判別の結果、別のバイアス条件で評価する場合には(バイアス設定ステップ、S203)へ、評価しない場合には(製造条件決定ステップ、S209)へ移行する。
【0050】
(9)出力された半導体素子の電気特性に基づいて、所望の電気特性を備えた半導体素子を製造するための、不純物イオン注入条件、アニール条件等の製造条件を決定する(製造条件決定ステップ、S209)。
【0051】
(10)半導体素子製造装置22が、決定された製造パラメータに基づいて、不純物イオン注入処理、アニール処理等の半導体製造処理を実行し、半導体素子を製造する(半導体素子製造処理ステップ、S210)。
【0052】
なお、本発明の実施形態に係る電気特性評価装置は、例えば、図3に示す構成のような概観を有する。つまり、本発明の実施形態に係わる電気特性評価装置は、コンピュータシステム30内に電気特性評価装置11の各要素を内蔵することにより構成される。コンピュータシステム30は、フロッピーディスクドライブ32および光ディスクドライブ34を備えている。そして、フロッピーディスクドライブ32に対してはフロッピーディスク33、光ディスクドライブ34に対しては光ディスク36を挿入し、所定の読み出し操作を行うことにより、これらの記録媒体に格納された電気特性評価プログラムをシステム内にインストールすることができる。また、所定のドライブ装置を接続することにより、例えば、メモリ装置の役割を担うROM37や、磁気テープ装置の役割を担うカートリッジ38を用いて、インストールやデータの読み書きを実行することもできる。さらに、ユーザはキーボード35を介して電気特性評価処理に係る各種データを入力することができ、電気特性の計算結果等をディスプレイ31を介して知ることが可能である。
【0053】
また、本発明の実施形態に係る電気特性評価方法は、プログラム化しコンピュータ読み取り可能な記録媒体に保存しても良い。そして、電気特性を評価する際は、この記録媒体をコンピュータシステムに読み込ませ、コンピュータシステム内のメモリ等の記憶部にプログラムを格納し、電気特性評価プログラムを演算装置で実行することにより、本発明の電気特性評価方法を実現することができる。ここで、記録媒体とは、例えば、半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープなどのプログラムを記録することができるようなコンピュータ読み取り可能な媒体などが含まれる。
【0054】
このように、本発明はここでは記載していない様々実施の形態等を包含するということは十分に理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲に係わる発明特定事項によってのみ限定されるものでなければならない。
【0055】
最後に、従来および本発明の電気特性評価方法を用いてリーク電流を評価した実験結果を示す。
【0056】
(実験例1)
実験1は、図4に示す素子構造を有するシリコンN型MOSFETに対して行った。また、キャリアの生成・消滅機構としては、SRH過程、インパクトイオン化、バンド間トンネリングを考え、バイアス条件は、ソース電極と基板電極に0[V]、ゲート電極に−1[V]、ドレイン電極に2[V]を印加することとした。
【0057】
まず始めに、従来技術を用いて評価した結果を図5(a)に示す。
【0058】
図5(a)より、この半導体素子の場合、設定したバイアス条件ではバンド間トンネリングがリーク電流の大部分を占め、バンド間トンネリングによるリーク電流は9.45×10−14Aであることがわかる。なお、「BBTのみ」の場合と、「全てあり」の場合の電流値が若干異なる理由は、「全てあり」の場合にはバンド間トンネリングによるリーク電流が元になってインパクトイオン化を起こすという効果が取り込まれるが、「BBTのみ」の場合にはその効果が無視されるためである。一方、「IIのみ」の場合には、インパクトイオン化を起こす元となるバンド間トンネリングによるリーク電流がないために、やはり「全てあり」の場合とはリーク電流の計算結果が異なる。また、「全てあり」の場合と「BBTのみ」の場合との電流値の差から、バンド間トンネリングによるリーク電流がインパクトイオン化を起こすために生じるリーク電流が約1.7×10−15Aであることが推測できる。
【0059】
ところが、従来技術を用いて評価した場合には、「GRなし」のシミュレーションは省略することができるにしても、「SRHのみ」、「IIのみ」、「BBTのみ」、「全てあり」の計4回シミュレーションを実行する必要がある。また、バンド間トンネリングによるリーク電流が元で生じるインパクトイオン化によるリーク電流は複数の計算結果から推測するしか方法がない。
【0060】
次に、本発明の電気特性評価方法を用いて評価した結果を図4(b)左に示す。
【0061】
図5(b)左より、電流値自体は従来の「全てあり」の場合と全く同じであることがわかる。
【0062】
続いて、本発明に特有な電子の生成・消滅速度をシリコン基板中で体積分した値に素電荷qを掛けた値を図5(b)右に示す。
【0063】
図5(b)右より、SRH過程によるリーク電流成分は小さいが、インパクトイオン化によるリーク電流は1.68×10−15、バンド間トンネリングによるリーク電流は9.45×10−14Aであることがわかる。この結果は、従来のデバイスシミュレーションを4回実行することによって得られた結果とほぼ一致する。
【0064】
すなわち、本発明の電気特性評価方法を用いた場合には、シミュレーションを1回実行しただけで、各生成・消滅機構のリーク電流への寄与が精度良く評価することができるのである。各キャリア生成・消滅速度の体積分を行う処理に要する時間は、全体の処理時間に比べれば無視できる程度の時間であるので、従来のデバイスシミュレーションでは4回のシミュレーションが必要だった評価が、本発明の電気特性評価方法によれば1回で行うことができるため、評価に要する時間は1/4となり、リーク電流の評価の効率が大幅に向上する。
【0065】
(実験2)
実験2においては、実験1と同じ素子構造を有するシリコンN型MOSFETについて異なるバイアス条件でリーク電流を抽出し、バイアス条件は、ソース電極と基板電極に0[V]、ゲート電極に2[V]、ドレイン電極に2[V]を印加することとした。
【0066】
まず始めに、従来技術を用いて評価した結果を図6(a)に示す。
【0067】
図6(a)より、このデバイスの場合、このバイアス条件ではインパクトイオン化がリーク電流のほぼ全体であり、SRH過程やバンド間トンネリングによるリーク電流はほとんとないことがわかる。このように、従来のデバイスシミュレーションを用いた場合には、「GRなし」というシミュレーションは省略することができるとしても、「SRHのみ」、「IIのみ」、「BBTのみ」、「全てあり」の計4回のシミュレーションを実行する必要性がある。
【0068】
一方、本発明による電気特性評価方法を用いた電流値の計算結果を図6(b)左に示す。
【0069】
電流値自体は従来のデバイスシミュレーションを用いた「全てあり」の場合と同じである。
【0070】
次に、本発明に特有な処理である電子の生成・消滅速度をシリコン基板中で体積分した値に素電荷qを掛けた値を図6(b)右に示す。
【0071】
図6(b)右から、SRH過程とバンド間トンネリングによるリーク電流成分は無視できる程小さいが、インパクトイオン化によるリーク電流は4.33×10−8Aであることがわかる。この結果は、従来のデバイスシミュレーションを4回実行することによって得られた結果と一致している。すなわち、本発明による電気特性評価方法を用いた場合には、シミュレーションを1回実行しただけで、各生成・消滅機構のリーク電流への寄与を評価することができる。
【0072】
【発明の効果】
以上述べてきたように、本発明の電気特性評価装置、電気特性評価方法、電気特性評価プログラムを格納したコンピュータ読取り可能な記録媒体および半導体素子製造方法によれば、1回のシミュレーションによって、各キャリア生成・消滅機構がリーク電流にどれだけ寄与するのかを定量的に見積もることができるので、電気特性の評価に要する時間を大幅に削減し、半導体製造処理の工期および経費を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る半導体素子製造システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係る半導体素子製造方法を示すフローチャート図である。
【図3】本発明の実施形態に係る電気特性評価装置の構成を示す概観図である。
【図4】半導体素子の設計情報を示す図である。
【図5】従来および本願発明の電気特性評価方法を用いた実験結果を示す図である。
【図6】従来および本願発明の電気特性評価方法を用いた実験結果を示す図である。
【符号の説明】
10 半導体素子製造システム
11 電気特性評価装置
12 入出力インタフェイス部
13 制御部
14 離散化格子点発生部
15 解析処理部
16 電流値計算部
17 積分値計算部
20 入力部
21 出力部
22 半導体素子製造装置
30 コンピュータシステム
31 ディスプレイ
32 フロッピードライブ
33 フロッピーディスク
34 光ディスクドライブ
35 キーボード
36 光ディスク
37 ROM
38 カートリッジ

Claims (12)

  1. 半導体素子内の物理現象を記述する物理方程式を数値的に解くことにより半導体素子の電気特性を抽出する電気特性評価装置において、
    前記物理方程式を数値的に解くことにより得られるキャリア生成・消滅速度を、半導体領域内でキャリア生成・消滅機構毎に積分し、積分値を出力する積分値計算部
    を具備することを特徴とする電気特性評価装置。
  2. 長さ−3時間−1の次元を持つキャリア生成・消滅機構に対しては体積分、長さ−2時間−1の次元を持つキャリア生成・消滅機構に対しては面積分、長さ−1時間−1の次元を持つキャリア生成・消滅機構に対しては線積分を行うことを特徴とする請求項1に記載の電気特性評価装置。
  3. 前記キャリア生成・消滅機構は、SRH過程、インパクトイオン化、バンド間トンネリングであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電気特性評価装置。
  4. 半導体素子内の物理現象を記述する物理方程式を数値的に解くことにより半導体素子の電気特性を抽出する電気特性評価方法において、
    前記物理方程式を数値的に解くことにより得られるキャリア生成・消滅速度を、半導体領域内でキャリア生成・消滅機構毎に積分し、積分値を出力する積分値計算ステップ
    を有することを特徴とする電気特性評価方法。
  5. 長さ−3時間−1の次元を持つキャリア生成・消滅機構に対しては体積分、長さ−2時間−1の次元を持つキャリア生成・消滅機構に対しては面積分、長さ−1時間−1の次元を持つキャリア生成・消滅機構に対しては線積分を行うことを特徴とする請求項4に記載の電気特性評価方法。
  6. 前記キャリア生成・消滅機構は、SRH過程、インパクトイオン化、バンド間トンネリングであることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の電気特性評価方法。
  7. 半導体素子内の物理現象を記述する物理方程式を数値的に解くことにより半導体素子の電気特性を抽出する電気特性評価プログラムを格納したコンピュータ読取り可能な記録媒体において、
    前記物理方程式を数値的に解くことにより得られるキャリア生成・消滅速度を、半導体領域内でキャリア生成・消滅機構毎に積分し、積分値を出力する積分値計算処理
    を含み、この処理をコンピュータに実行させることを特徴とする電気特性評価プログラムを格納したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  8. 長さ−3時間−1の次元を持つキャリア生成・消滅機構に対しては体積分、長さ−2時間−1の次元を持つキャリア生成・消滅機構に対しては面積分、長さ−1時間−1の次元を持つキャリア生成・消滅機構に対しては線積分を行うことを特徴とする請求項7に記載の電気特性評価プログラムを格納したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  9. 前記キャリア生成・消滅機構は、SRH過程、インパクトイオン化、バンド間トンネリングであることを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の電気特性評価プログラムを格納したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  10. 半導体素子内の物理現象を記述する物理方程式を数値的に解くことにより半導体素子の電気特性を抽出し、抽出された電気特性から半導体素子の製造条件を決定し、決定された製造条件に基づいて半導体素子を製造する半導体素子製造方法において、
    前記物理方程式を数値的に解くことにより得られるキャリア生成・消滅速度を、半導体領域内でキャリア生成・消滅機構毎に積分し、積分値を出力する積分値計算ステップと、
    出力された積分値に基づいて、所望の電気特性を備えた半導体素子の製造条件を決定するステップと
    を有することを特徴とする半導体素子製造方法。
  11. 長さ−3時間−1の次元を持つキャリア生成・消滅機構に対しては体積分、長さ−2時間−1の次元を持つキャリア生成・消滅機構に対しては面積分、長さ−1時間−1の次元を持つキャリア生成・消滅機構に対しては線積分を行うことを特徴とする請求項10に記載の半導体素子製造方法。
  12. 前記キャリア生成・消滅機構は、SRH過程、インパクトイオン化、バンド間トンネリングであることを特徴とする請求項10又は請求項11に記載の半導体素子製造方法。
JP2000085050A 2000-03-24 2000-03-24 電気特性評価装置、電気特性評価方法、電気特性評価プログラムを格納したコンピュータ読取り可能な記録媒体および半導体素子製造方法 Expired - Fee Related JP3907909B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000085050A JP3907909B2 (ja) 2000-03-24 2000-03-24 電気特性評価装置、電気特性評価方法、電気特性評価プログラムを格納したコンピュータ読取り可能な記録媒体および半導体素子製造方法
US09/772,728 US20010025230A1 (en) 2000-03-24 2001-01-30 Electric Characteristic evaluating apparatus for a semiconductor device
EP01102840A EP1136920A3 (en) 2000-03-24 2001-02-13 Electric characteristic evaluating apparatus for a semiconductor device
TW090105414A TW497053B (en) 2000-03-24 2001-03-08 Device for evaluating electrical characteristics, method for evaluating electrical characteristics and program for evaluating electric characteristics
KR10-2001-0014823A KR100389798B1 (ko) 2000-03-24 2001-03-22 전기 특성 평가 장치, 전기 특성 평가 방법 및 전기 특성평가 프로그램

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000085050A JP3907909B2 (ja) 2000-03-24 2000-03-24 電気特性評価装置、電気特性評価方法、電気特性評価プログラムを格納したコンピュータ読取り可能な記録媒体および半導体素子製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001274372A JP2001274372A (ja) 2001-10-05
JP3907909B2 true JP3907909B2 (ja) 2007-04-18

Family

ID=18601438

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000085050A Expired - Fee Related JP3907909B2 (ja) 2000-03-24 2000-03-24 電気特性評価装置、電気特性評価方法、電気特性評価プログラムを格納したコンピュータ読取り可能な記録媒体および半導体素子製造方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20010025230A1 (ja)
EP (1) EP1136920A3 (ja)
JP (1) JP3907909B2 (ja)
KR (1) KR100389798B1 (ja)
TW (1) TW497053B (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03171647A (ja) * 1989-11-30 1991-07-25 Toshiba Corp 素子特性評価装置
JPH09232396A (ja) * 1996-02-27 1997-09-05 Sumitomo Sitix Corp 半導体材料の評価方法とその装置
JP3156764B2 (ja) * 1997-08-21 2001-04-16 日本電気株式会社 半導体デバイスの衝突電離現象のシミュレーション方法
KR100641912B1 (ko) * 1998-12-24 2007-07-12 주식회사 하이닉스반도체 셀 누설전류 감지장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001274372A (ja) 2001-10-05
EP1136920A2 (en) 2001-09-26
TW497053B (en) 2002-08-01
US20010025230A1 (en) 2001-09-27
KR100389798B1 (ko) 2003-07-02
KR20010090505A (ko) 2001-10-18
EP1136920A3 (en) 2005-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108508351B (zh) 一种基于双-双指数电流源的单粒子故障注入仿真方法
KR20050083556A (ko) 반도체 회로 장치의 시뮬레이션 방법 및 반도체 회로장치의 시뮬레이터
JP2010160787A (ja) パラメータ情報作成システム、歩留まり算出システム、プログラム及び記録媒体
JP2004200461A5 (ja)
US9262575B2 (en) Circuit-level abstraction of multigate devices using two-dimensional technology computer aided design
US20060190892A1 (en) System and method for automatic insertion of on-chip decoupling capacitors
JP2009520306A (ja) 並列マルチレート回路シミュレーション
JP4363790B2 (ja) パラメータ抽出プログラムおよび半導体集積回路の製造方法
Zhang et al. Electrode-level state estimation in lithium-ion batteries via Kalman decomposition
US6536026B2 (en) Method and apparatus for analyzing small signal response and noise in nonlinear circuits
Unfer et al. An asynchronous scheme with local time stepping for multi-scale transport problems: Application to gas discharges
JP2001308191A (ja) Soi回路設計法
JP3907909B2 (ja) 電気特性評価装置、電気特性評価方法、電気特性評価プログラムを格納したコンピュータ読取り可能な記録媒体および半導体素子製造方法
CN1881475B (zh) 用于分析存储器元件的系统和方法
US5889680A (en) Device simulation method for use in numerical analyses of a semiconductor device
KR20220107901A (ko) 드론의 비행 패턴을 안내하는 방법 및 장치와 드론
US20110257943A1 (en) Node-based transient acceleration method for simulating circuits with latency
US10216879B1 (en) Method for establishing aging model of device and analyzing aging state of device with aging model
JP5405054B2 (ja) 半導体装置の解析及び設計装置、及び半導体装置の解析及び設計方法
JP2010122946A (ja) 半導体デバイスモデルのモデルパラメータ抽出装置およびモデルパラメータ抽出プログラム
JP5045319B2 (ja) エラー信号パルス幅の計算方法及びプログラム
Thurner et al. The extension of MINIMOS to a three dimensional simulation program
Odanaka A high-resolution method for quantum confinement transport simulations in MOSFETs
Mezhibovsky et al. State space modeling for sub-threshold SRAM stability analysis
JP2005340340A (ja) 半導体シミュレーション装置および半導体シミュレーション方法

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070117

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 3907909

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110126

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120126

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130126

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130126

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140126

Year of fee payment: 7

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees