JP3906954B2 - 4,6−ジアミノレゾルシノール及び/又はその塩、それより得られるポリベンズビスオキサゾールの製造方法及びその成形体 - Google Patents

4,6−ジアミノレゾルシノール及び/又はその塩、それより得られるポリベンズビスオキサゾールの製造方法及びその成形体 Download PDF

Info

Publication number
JP3906954B2
JP3906954B2 JP15758298A JP15758298A JP3906954B2 JP 3906954 B2 JP3906954 B2 JP 3906954B2 JP 15758298 A JP15758298 A JP 15758298A JP 15758298 A JP15758298 A JP 15758298A JP 3906954 B2 JP3906954 B2 JP 3906954B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dar
ppm
diaminoresorcinol
salt
reducing agent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP15758298A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1160546A (ja
Inventor
豪 松岡
冬彦 久保田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyobo Co Ltd filed Critical Toyobo Co Ltd
Priority to JP15758298A priority Critical patent/JP3906954B2/ja
Priority claimed from US09/095,366 external-priority patent/US5911908A/en
Publication of JPH1160546A publication Critical patent/JPH1160546A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3906954B2 publication Critical patent/JP3906954B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、保存安定性の良い4,6-ジアミノレゾルシノール及び/又はその塩(以下DAR という)に関するものであり、それを用いて高強力で耐熱性の高い繊維やフィルムに成形することが出来るポリベンズビスオキサゾール(以下PBO という)を得ることができる。
【0002】
【従来の技術】
従来よりDAR は高強力、高弾性率の繊維に加工できるPBO の原料と知られている。その合成法としては、特開平7-242604号、特開平2-136 号、米国特許5,410,083 号、米国特許5,453,542 号公報等に記載のレゾルシノールを出発物質とする合成法、特表平2-500743号、特表平5-502028号公報等に記載のトリクロルベンゼンを出発物質として用いる方法、特開平1-238561号、特開平3-24038 号公報等に記載のm−ジクロロベンゼンを出発物質とする方法等、数多く提案されており、その工業化が期待されている。
【0003】
ところがDAR は非常に酸化され易いという欠点を持っている。例えば、空気中に放置した場合、数日、速い場合には数時間で酸化のために変色してしまい、これを原料としてPBO を重合しても、緑〜紫に変色した低重合度のポリマーしか重合出来なかった。そのため、DAR を保管、取り扱う場合には不活性雰囲気下であることが必要な上、完全に乾燥する必要があった。それでも尚、数カ月単位の長期の保管の場合には、酸化による変質はさけられなかった。こうした理由のため、性能、品位の優れたPBO の繊維、フィルムといった成形品を得ることは従来では困難であった。
【0004】
なお特公平6-21166 号には、品位の良いPBOポリマーを得るために、重合時にリンまたは硫黄の還元性酸素酸化物を添加することが提案されているが、これは重合反応中におけるDAR の分解を抑制することを目的としており、DAR の保存安定性の悪さを解消するものではない。
同じように米国特許5,142,021 号では重合時に塩化スズを添加することが提案されているが、この目的も、上記特公平6-21166 号と同じである。
また特開平2-136 号の実施例では、DAR の製造工程中で、塩化スズを添加する記述が見られるが、この目的の一つは、反応中間体であるニトロ-1,3- ベンゼンジオールの水素化剤として使用することであり、もう一つは、再結晶精製中の不純物還元剤として使用することであるので、DAR の保存中に塩化スズを存在させることはなく、これもDAR の保存安定性を解決しようとするものではない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
以上のようにDAR の合成法に関する研究は活発でり、数多くの技術が提案されているが、その安定化に関する技術はこれまで見いだされておらず、そのため未だ工業的に生産するに至っていなかった。本発明は、かかる現状に鑑み創案されたものであり、その課題は安定性の改善されたDARを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、ある種の還元剤を含有させることにより、DAR の安定性を飛躍的に高めることが出来ることを見い出し、ついに本発明を完成させるに到った。即ち本発明は、▲1▼標準酸化還元電位が -0.20 volt 以上、0.34 volt 以下の還元剤を100ppm以上、10,000ppm 以下含有することを特徴とする4,6-ジアミノレゾルシノール及び/又はその塩、▲2▼標準酸化還元電位が -0.20 volt 以上、0.34 volt 以下の還元剤を100ppm以上、10,000ppm 以下を共存させることを特徴とする4,6-ジアミノレゾルシノール及び/又はその塩の保存安定化方法、▲3▼標準酸化還元電位が -0.20 volt 以上、0.34 volt 以下の還元剤を100ppm以上、10,000ppm 以下含有した4,6-ジアミノレゾルシノール及び/又はその塩と、芳香族ジカルボン酸とを反応させて、ポリベンズビスオキサゾールを得ることを特徴とするポリベンズビスオキサゾールの製造方法、▲4▼前記▲3▼記載のポリベンズビスオキサゾールを成形して得られる成形体、および▲5▼繊維またはフィルムの形態である前記▲4▼記載の成形体である。なお本発明における標準酸化還元電位とは、水中、25℃での値である。
【0007】
以下に本発明をさらに詳細に説明する。
本発明におけるDAR を得る方法としては、従来の方法を採用することができ、例えば特表平2-500743号、特開平7-242604号、特開平2-136 号、米国特許5,410,083 号、米国特許5,453,542 号、特表平5-502028号、特開平1-238561号、特開平3-24038 号公報等に記載された方法を採用することができる。
なお前記方法でえられたDAR は、通常は二塩酸塩として用いられるが、本発明においては、二塩酸塩に限定されず、二硫酸塩、二リン酸塩等の無機酸塩、テレフタル酸塩、二酢酸塩等の有機酸塩であっても良い。
【0008】
本発明における還元剤とは、標準酸化還元電位が-0.20 volt以上0.34 volt 以下の化合物であり、好ましくは0.0volt 以上0.20volt以下の化合物である。なおPBO の重合はDAR とテレフタル酸をポリリン酸に溶解して行われるが、標準酸化還元電位が-0.20 volt未満の還元剤では、PBO の製造工程で、DAR をポリリン酸に溶解する際、リン酸と反応して水素を発生するため好ましくない。また、標準酸化還元電位が 0.34 voltを超えると、DAR の安定化の効果がないので好ましくない。
本発明における還元剤の具体例としては、TiCl3 、CuCl、SnCl2 等の金属塩、次亜リン酸、チオ硫酸ナトリウム等のリンまたは硫黄の還元性酸化物が挙げられる。この中で、特にTiCl3 、CuCl、SnCl2 等の金属塩化物が少量で効果が大きいので好ましい。特にSnCl2 及びその水和物は無色であるので、最も好ましい。
【0009】
本発明において、還元剤の配合量は、その種類により必要とされる量が様々であるが、少なくとも100ppm以上含有していることが必要で、好ましくは1,000ppm以上、さらに望ましくは2,000ppm以上含有することが好ましい。100ppm未満では、還元剤による安定化の効果が充分でなく、短期間の保管、使用には差し支えないが、数カ月に及ぶような長期の保管には適さない。10,000ppm 含有させれば、その効果は充分であり、それ以上含有させても、コストの上昇を招くだけでなく、PBO の製造工程で、廃液中に多量の還元剤が混入してくるなど、好ましくない点が多い。これらの還元剤はDAR の製造工程中、例えば晶析、乾燥工程で加えることが好ましく、溶融状態または、揮発性の溶液に溶解して添加する事が好ましい。固体のまま分散した場合、DAR と均一に混合せず、そのため局所的に分解が進行する恐れがあるため好ましくない。
【0010】
以上かかる構成よりなる本発明のDAR は、特にPBO の原料として用いることが出来、それと芳香族ジカルボン酸から得られる前記PBO とは下記一般式(I)で表される構成単位を有するホモポリマーまたはコポリマーである。
なお本発明のDAR を空気中で3カ月以上放置した後でも、上記PBO を重合により製造した場合、高重合度で色調の良好なポリマーが得られる。
【化1】
Figure 0003906954
(但し、Zは二価の芳香族有機残基であり、下記一般式(II)〜(V)で表される。)
【0011】
【化2】
Figure 0003906954
【0012】
【化3】
Figure 0003906954
【0013】
【化4】
Figure 0003906954
【0014】
【化5】
Figure 0003906954
【0015】
(一般式(II)〜(V)において、R1 とR2 は、H、OH、炭素数1〜4のアルキル基、OR3 (R3 は炭素数1〜4のアルキル基を示す)およびハロゲン原子を示し、R1 とR2 とは同一でも異なっていてもよい。)
【0016】
次に前記ポリマーを繊維に成形する方法に関しては、多数の特許が提案されており、本発明のDAR を用いて得られたPBO も、従来公知の方法、例えば、米国特許5296185号、米国特許5294390号に記載の方法により製造することが出来、フィルムも従来の方法によって製造される。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下本発明の好適な一実施形態を示すが、本発明はこれに限定されるものではない。まず特表平2-500743号公報記載の方法により、4,6-ジアミノレゾルシノール2塩酸塩を合成する。このDAR に還元剤として塩化スズ(II)又はその水和物の塩酸溶液を、スプレーを用いてまんべんなく吹き付ける。その後、乾燥機にて40℃〜100 ℃に加熱撹拌しながら、真空乾燥することにより、2価のSnを 100〜10000ppm含有したDAR を得ることができる。このDAR を直ぐに用いてもよいが、保存安定性を見るため、2カ月間30℃、空気中で保管後、PBO を重合する。
PBO の重合は、通常、ポリマー濃度が5〜20%の間になるように原料の使用量が調整される。上記により得られた4,6-ジアミノレゾルシノール2塩酸塩、微粉化されたテレフタル酸、 105〜120%のポリリン酸、五酸化リンを用いて、例えば Wolfe等の米国特許第4,533,693 号に記載の方法によって、70〜220 ℃で加熱混合することにより行われ、ドープカラーが黄色で、高重合度のポリマーを得ることができる。
【0018】
次にこのようにして得られたポリマーを、紡糸部に供給し、紡糸口金から通常 100℃以上の温度で吐出する。吐出したドープ(ポリリン酸を抽出する前の状態にある糸条)を、ゴデットロールなどの応力隔離装置により一定の速度で引き取り、非凝固性の気体中で延伸する。糸条吐出後の冷却により固化したドープフィラメントを、水系もしくはアルコール系の溶液が用いられた凝固浴に導く。凝固浴を通過した糸条はゴデットロールを通過し最終的に水、メタノール等の抽出浴中において糸条が含有するリン酸を1.0%以下、好ましくは0.5%以下となるまで洗浄する。さらに該繊維束は水酸化ナトリウム水溶液などで中和し、さらに水洗する。このような処理の後、高温空気などを用いた乾燥機により乾燥する。かくして得られる繊維束を構成する単繊維は35g/d以上の充分な強度と、約1000g/d以上の充分な高弾性率を有している。
【0019】
【実施例】
以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明は実施例により限定されるものではない。なお実施例中、DAR の分解度は、1N- 塩酸水溶液にDAR を溶解してUVスペクトルを測定し、DAR の分解物に由来する320nm の吸収から計算した。また、PBO の極限粘度はメタンスルホン酸を溶媒として、25℃で測定した値である。
【0020】
実施例1 還元剤の付与
まず、4.0gの塩化スズ(II)を20ml塩酸水溶液に溶解させ、2mol/l塩化スズ溶液を調製しておく。
一方、特表平2-500743号公報に記載の方法で得た4,6-ジアミノレゾルシノール2塩酸塩(DAR )1000gに上記塩化スズ溶液を霧吹きを用いてまんべんなく吹き付けた。その後、ロータリーエバポレーターで撹拌しながら減圧乾燥した。乾燥中、温度は40℃から 100℃に保った。乾燥後、DAR 中の2価のSn量をポーラログラフィを用いて測定したところ、1800ppm であった。上記DAR を30℃、空気中、3カ月間保存した後、その分解度を測定すると、0.0%であった。
【0021】
実施例2 PBO の重合
実施例1で得られたDAR を用いてポリパラフェニレンベンズビスオキサゾール(PBO )を重合した。即ち、116%のポリリン酸43.86kg に窒素気流下、五酸化二リン14.49kg を加えた後、実施例1で得られた4,6-ジアミノレゾルシノール二塩酸塩9.10kg及び、平均粒径2μm にまで微粉化したテレフタル酸7.10kgを加え、80℃で槽型反応器内で、撹拌混合した。さらに 150℃で10時間加熱混合した後、 200℃に加熱した2軸押し出し機をもちいて重合し、シスーポリパラフェニレンベンズビスオキサゾールのポリマードープを得た。ポリマードープの色は黄色であり、固有粘度は38dl/gであった。
【0022】
実施例3 繊維の製造
実施例2で得られたドープを、温度を170℃に保ち、押し出し機よりギヤポンプに送液して、孔数668を有する紡糸口金から170℃で紡出し、温度60℃の冷却風を用いて吐出糸条を冷却した後、リン酸水溶液に接触せしめ、ゴデットロールで引き取った。
こうして得られた糸条を、含有するリン酸が0.5%となるまで洗浄し、水酸化ナトリウム水溶液で中和した後、さらに水洗して、 200℃で乾燥した。得られた糸の強度は38g/d、1034g/dの弾性率を有していた。
【0023】
比較例1
特表平2-500743号公報に記載の方法で合成された4,6-ジアミノレゾルシノール2塩酸塩を還元剤を付与せずに、30℃、空気中、3カ月間保存した後、分解度を測定すると0.38% であった。該4,6-ジアミノレゾルシノール2塩酸塩を用いて、実施例2と同様に重合したところ、得られたポリマードープの色は緑色で、固有粘度は18dl/gしかなかった。
【0024】
実施例4〜7
実施例1における塩化スズ(II)の代わりに表1に示す還元剤を添加した以外は全て実施例1と同様にして4,6-ジアミノレゾルシノール2塩酸塩(DAR )を得た。得られたDAR を30℃、空気中、3カ月間保存した後、分解度を測定するといずれも0.0%であった。実施例2と同様にPBO を重合して得られたポリマードープの色はいずれも黄色であり、固有粘度は35〜48dl/gであった。
【0025】
比較例2
実施例1における塩化スズ(II)の代わりにPdを還元剤として添加した以外は全て実施例1と同様にしてDAR を得た。得られたDAR を30℃、空気中、3カ月保管後、分解度を測定すると、0.31% であった。次にこのDAR を用いて実施例2と同様に重合したところ、得られたポリマードープの色は紫色で、固有粘度は12dl/gしかなかった。
【0026】
比較例3
実施例1における塩化スズ(II)の代わりにZn粉末を水に分散して、還元剤として添加した以外は全て実施例1と同様にしてDAR を得た。得られたDAR を30℃、空気中、3カ月保管後、分解度を測定すると、サンプリングの場所によりバラツキがあり、0.02〜0.28% であり、紫斑が発生していた。該DAR を用いて重合して得られたポリマードープの色は黄緑色で、固有粘度は34dl/gであったが、重合反応中に水素の発生が認められ、操業が非常に困難であった。
【0027】
参考例
前記実施例および比較例でえられたDAR およびPBO を評価した値を下記表1に示す。
【表1】
Figure 0003906954
【0028】
【発明の効果】
表1からも明らかなように、本発明を採用することにより、4,6-ジアミノレゾルシノールの保存安定性が高められ、その取り扱いが容易になり、長期間の保存も可能となった。これにより、非常に高性能なポリマーであるPBO の生産を容易にすることができるので、産業界に寄与すること大である。

Claims (5)

  1. 標準酸化還元電位が −0.20volt 以上、0.34 volt以下の還元剤を1000ppm以上、10,000ppm 以下含有することを特徴とする4,6−ジアミノレゾルシノール及び/又はその塩からなる安定化組成物
  2. 標準酸化還元電位が −0.20volt 以上、0.34 volt以下の還元剤を1000ppm以上、10,000ppm 以下を共存させることを特徴とする4,6−ジアミノレゾルシノール及び/又はその塩の保存安定化方法。
  3. 標準酸化還元電位が −0.20volt 以上、0.34 volt以下の還元剤を1000ppm以上、10,000ppm 以下含有した4,6−ジアミノレゾルシノール及び/又はその塩と、芳香族ジカルボン酸とを反応させて、ポリベンズビスオキサゾールを得ることを特徴とするポリベンズビスオキサゾールの製造方法。
  4. 請求項3記載の製造方法により得られたポリベンズビスオキサゾールを成形して得られる成形体。
  5. 繊維またはフィルムの形態である請求項4記載の成形体。
JP15758298A 1997-06-10 1998-06-05 4,6−ジアミノレゾルシノール及び/又はその塩、それより得られるポリベンズビスオキサゾールの製造方法及びその成形体 Expired - Fee Related JP3906954B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15758298A JP3906954B2 (ja) 1997-06-10 1998-06-05 4,6−ジアミノレゾルシノール及び/又はその塩、それより得られるポリベンズビスオキサゾールの製造方法及びその成形体

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9-152500 1997-06-10
JP15250097 1997-06-10
JP15758298A JP3906954B2 (ja) 1997-06-10 1998-06-05 4,6−ジアミノレゾルシノール及び/又はその塩、それより得られるポリベンズビスオキサゾールの製造方法及びその成形体
US09/095,366 US5911908A (en) 1997-06-10 1998-06-10 Method of stabilizing 4,6-diaminoresorcinol and salt thereof

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1160546A JPH1160546A (ja) 1999-03-02
JP3906954B2 true JP3906954B2 (ja) 2007-04-18

Family

ID=27320288

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15758298A Expired - Fee Related JP3906954B2 (ja) 1997-06-10 1998-06-05 4,6−ジアミノレゾルシノール及び/又はその塩、それより得られるポリベンズビスオキサゾールの製造方法及びその成形体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3906954B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005501935A (ja) * 2001-08-29 2005-01-20 ジョージア テク リサーチ コーポレイション 剛性ロッドポリマーとカーボンナノチューブを含む組成物及びその製造方法
US7683157B2 (en) * 2005-03-28 2010-03-23 E.I. Du Pont De Nemours And Company Process for the production of polyarenazole polymer
KR101333853B1 (ko) * 2005-03-28 2013-11-27 마젤란 시스템즈 인터내셔날, 엘엘시 금속 분말을 사용한 높은 고유 점도 폴리아렌아졸의 제조방법
JP4660287B2 (ja) * 2005-06-08 2011-03-30 帝人株式会社 剛直系複素環共重合体およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1160546A (ja) 1999-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20080054516A1 (en) Method for Producing Cellulose Fiber
JPH04289221A (ja) カルボジイミド変性ポリエステル繊維およびその製造方法
EP1866467B1 (en) Process for the production of polyarenazole yarn
JP3906954B2 (ja) 4,6−ジアミノレゾルシノール及び/又はその塩、それより得られるポリベンズビスオキサゾールの製造方法及びその成形体
RU2116393C1 (ru) Волокна или пленки с повышенной огнестойкостью и способ их получения, ткань
JPS62231014A (ja) 高強力ポリメタフエニレンイソフタラミド系繊維及びその製造方法
US5142021A (en) Use of reducing agents in polybenzazole synthesis
US5288445A (en) Rapid heat-treatment method for polybenzaole fiber
KR100565133B1 (ko) 4,6-디아미노레조르시놀및그염을안정화시키는방법
US5911908A (en) Method of stabilizing 4,6-diaminoresorcinol and salt thereof
JP4228090B2 (ja) 4,6−ジアミノレゾルシノール含有組成物、それを用いたポリベンゾビスオキサゾール、その成形体および4,6−ジアミノレゾルシノールの保存安定化方法
US5288452A (en) Steam heat-treatment method for polybenzazole fiber
JP3267781B2 (ja) 再生セルロース成形品の製造方法
JPH0531888B2 (ja)
EP1108709B1 (en) Production method of aromatic diamine/aromatic dicarboxylate
JPH10324800A (ja) 耐熱剤含有ポリアミド樹脂組成物及びポリアミド繊維
JP3918976B2 (ja) フェニレンジアミン誘導体塩酸塩の保存方法
CN111235676B (zh) 基于石墨烯的肺炎病菌防护用织物及其制备方法
US3242134A (en) Polycarbonates stabilized with a manganese salt in combination with hypophosphorous acid
KR0167001B1 (ko) 풀덜 폴리에스테르 수지의 제조방법
JPH0416490B2 (ja)
CN1148342C (zh) 稳定4,6-二氨基间苯二酚及其盐的方法
US4331588A (en) Zinc containing terephthaloyl-terephthal/oxal copolyhydrazide composition
JPH04194023A (ja) ポリテレフタル酸ジヒドラジド繊維及びフィルムの製造方法
JPS6150095B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060511

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060619

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060907

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060911

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061228

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070110

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100126

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110126

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110126

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120126

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120126

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130126

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130126

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140126

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees