JP3906409B2 - プラスチックケース及びこれを用いた殺虫、防虫剤 - Google Patents

プラスチックケース及びこれを用いた殺虫、防虫剤 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、プラスチックケース、及びこれを用いた殺虫、防虫剤の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、物品や薬剤などを収納するためのプラスチックケースが数多く使用され、そのプラスチック材料としては、使用性や成型性、ならびに経済性などを考慮して、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリアミド(PA)などが一般的である。
しかしながら、これらのプラスチック材料は紙などと比べると焼却カロリーが大きく、廃棄物の処理に多大なエネルギーを要するうえ、環境への影響も無視できない。そこで、資源の節約や環境保全の点で好ましいプラスチック材料を用いたプラスチックケースの開発が望まれている。
また、揮散性薬剤を含有する担体をプラスチックケースに収納した殺虫、防虫剤も広く使用されており、上述した観点から改良の必要性が高い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、使用性や成型性、ならびに経済性はもちろんのこと、ケースへの薬剤吸着がなく、焼却カロリーを低減させる、資源の節約や環境保全上好ましいプラスチック材料を用いたプラスチックケースに、揮散性薬剤を含有する担体を収納してなる有用な殺虫、防虫剤を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段および発明の実施の形態】
上記課題を解決するため、本発明者らは、粒度が0.2〜5μmである炭酸カルシウムを樹脂全体量に対して10〜60重量%配合したプラスチック材料を用いて成型した通気性プラスチックケースに揮散性薬剤を含有する担体を収納することにより、上記の殺虫、防虫剤が得られることを知見し、本発明を完成した。
【0005】
すなわち請求項1の発明は、粒度が0.2〜5μmである無機物を樹脂全体量に対して10〜60重量%配合し、焼却カロリーを5000Kcal/kg以下としたプラスチック材料を用いて成型した通気性プラスチックケースに、常温揮散性ピレスロイドを含有する担体を収納した殺虫、防虫剤であって、該無機物が炭酸カルシウムであり且つ該プラスチック材料がポリエチレンテレフタレートであり、常温揮散性ピレスロイドがエムペントリン及び一般式(I)
【化1】
Figure 0003906409
………一般式(I)
(式中、X及びYは同一又は相異なって水素原子、メチル基、ハロゲン原子又はトリフルオロメチル基を表し、Zは水素原子、フッ素原子、メチル基、メトキシメチル基又はプロパルギル基を表す)で表されるフッ素置換ベンジルアルコールエステル化合物から選ばれた1種又は2種以上の化合物であることを特徴とする、上記の殺虫、防虫剤に関するものである。
【0006】
本発明の、粒度が0.2〜5μmである無機物を樹脂全体量に対して10〜60重量%配合し、焼却カロリーを5000Kcal/kg以下としたプラスチック材料を用いて成型した通気性プラスチックケースにおいて、ベースとなるプラスチック材料としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)などのポリエステル、ポリアミド(PA)、ポリアセタール、ポリカーボネート、メチルペンテンポリマーなどがあげられる。本発明では、薬剤非吸着性で、揮散性薬剤を含む担体を収納する場合、薬剤をロスなく効率的に揮散せしめることができるので、ポリエチレンテレフタレート(PET)を採用した。更に、再生ポリエチレンテレフタレート(PET)を使用すれば、資源節約の観点からも有用である。これに対し、ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)は、焼却カロリーが高いうえ薬剤吸着性を有するので本発明のメリットは小さい。
【0007】
プラスチックケースに配合される無機物は、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、タルク、カオリン、クレー及び酸化チタンなどで、その粒度が0.2〜5μmのものであるが、本発明では、炭酸カルシウムを採用する。粒度が0.2μmより小さいとその理由は不明であるが焼却カロリーの低減効果が乏しく、一方5μmを超えると成型上の不具合が生じる。また、炭酸カルシウムの配合量は、樹脂全体量に対して10〜60重量%であり、20〜55重量%がより好ましい。10重量%未満であると焼却カロリーの低減効果が得られないし、一方60重量%を超えると成型後のケースが脆くなるので好ましくない。なお、一般に焼却カロリーが6000kcal/kg以下で可燃物の取り扱いになると言われており、また配合量が51〜60重量%の範囲では、成型品がプラスチックに該当しないという利点も有する。
【0008】
また、プラスチックケースの成型性を改良するために、上記プラスチック材料に離ケイ剤を添加するのが好ましく、例えば、エチレンビス−ステアリン酸アマイドの如きアルキレンビス−高級脂肪酸アマイド系化合物が性能上好適である。その他、カルシウムや亜鉛含有化合物などの安定剤、衝撃改良剤、抗酸化剤、耐候性改良剤、有機顔料、無機顔料、滑剤などの加工助剤、充てん剤、あるいは耐熱性改良剤、帯電防止剤などが本発明の特性を損なわない範囲で少量添加されてもよい。
なお、焼却カロリーを低減させる目的でベースのプラスチック材料に紙を配合することも試みたが、成型ケースの強度が低下するうえ、有効成分のケースへの取り込みを招き不適当であった。
【0009】
本発明の、粒度が0.2〜5μmである無機物を樹脂全体量に対して10〜60重量%配合し、焼却カロリーを5000Kcal/kg以下としたプラスチック材料を用いて成型した通気性プラスチックケースは、物品や薬剤などの各種収納用として有用であり、特に有用な用途として消臭剤、芳香剤、殺虫、防虫剤の収納用途があげられる。用いるプラスチック材料の形状や大きさは適用用途に応じて適宜決定すればよく、例えば、殺虫、防虫剤分野では薬剤が揮散性なので、プラスチックケースを通気性とし、プラスチック材料の種類は、薬剤がケースに吸着してロスを生じるのを防止するため、ポリエチレンテレフタレートが薬剤非吸着性なので好適である。
【0010】
次に、本発明のプラスチックケースを用いた殺虫、防虫剤について詳しく説明する。本発明の殺虫、防虫剤では、有効成分として常温揮散性ピレスロイドが用いられ、例えばエムペントリンの他、一般式(I)
【化1】
Figure 0003906409
………一般式(I)
(式中、X及びYは同一又は相異なって水素原子、メチル基、ハロゲン原子又はトリフルオロメチル基を表し、Zは水素原子、フッ素原子、メチル基、メトキシメチル基又はプロパルギル基を表す)で表されるフッ素置換ベンジルアルコールエステル化合物を例示することができる。
【0011】
一般式(I)で表される化合物の具体例としては、2,3,5,6−テトラフルオロベンジル−クリサンテマート(以後、化合物Aと称す)、2,3,5,6−テトラフルオロベンジル−2,2−ジメチル−3−(1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシレート(以後、化合物Bと称す)、4−メチル−2,3,5,6−テトラフルオロベンジル−2,2−ジメチル−3−(2,2−ジクロロビニル)シクロプロパンカルボキシレート(以後、化合物Cと称す)、4−メチル−2,3,5,6−テトラフルオロベンジル−クリサンテマート(以後、化合物Dと称す)、4−メチル−2,3,5,6−テトラフルオロベンジル−2,2−ジメチル−3−(1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシレート(以後、化合物Eと称す)、4−メチル−2,3,5,6−テトラフルオロベンジル−2,2−ジメチル−3−(2,2−ジフルオロビニル)シクロプロパンカルボキシレート(以後、化合物Fと称す)、4−メトキシメチル−2,3,5,6−テトラフルオロベンジル−クリサンテマート(以後、化合物Gと称す)、4−メトキシメチル−2,3,5,6−テトラフルオロベンジル−2,2−ジメチル−3−(1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシレート(以後、化合物Hと称す)、2,3,4,5,6−ペンタフルオロベンジル−2,2−ジメチル−3−(2−クロロ−2−トリフルオロメチルビニル)シクロプロパンカルボキシレート(以後、化合物Iと称す)、又は4−プロパルギル−2,3,5,6−テトラフルオロベンジル−2,2−ジメチル−3−(1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシレート(以後、化合物Jと称す)をあげることができる。これらの化合物は一種類を使用してもよいし、又は二種類以上の化合物を組み合わせて使用してもよい。なお、エムペントリンや一般式(I)で表される化合物には、その不斉炭素や二重結合に基づく光学異性体や幾何異性体が存在するが、これらの各々やそれらの任意の混合物の使用も本発明に含まれるのは勿論である。
【0012】
上記常温揮散性ピレスロイドを含有する担体としては、例えば、紙、パルプ、リンター、ビスコース、木材などのセルロース担体、エチレン−酢酸ビニル系樹脂、オレフィンポリマーなどのプラスチック担体、ケイ酸カルシウムなどの無機質担体、昇華性固体担体、カラギーナンなどのゲル状担体などがあげられ、マットあるいはシート状、平均外径が例えば3mm〜10mmの粒状もしくは略粒状、棒状などに形成される。その大きさは目的に応じて種々選択でき、また種々の材質の担体を組み合わせて使用してもよい。
【0013】
かかる担体に含浸される上記常温揮散性ピレスロイドの配合量は、担体の材質、形状や大きさ、殺虫、防虫剤の適用場所、使用期間などにより適宜決定されるが、例えば衣料防虫用途では、800Lのタンスで1日あたり0.1〜10mg、またファンを用いた蚊取り用途の場合、6畳の部屋で1日(12時間)あたり0.1〜20mg程度になるように設計するのが適当である。なお含浸に際しては、必要ならば適宜、石油系、芳香族炭化水素系、アルコール系などの溶剤を用いることができ、また必要に応じ界面活性剤、分散剤、安定剤、香料、着色剤、帯電防止剤などを適宜配合してもよい。更に、揮散性能に支障を来たさない限りにおいて、揮散性の高い他の殺虫、防虫、忌避成分(例えば、ヒノキチオール、カルボン、サフロール、シトロネロール、ケイ皮アルデヒドなどの防虫香料など)、殺ダニ剤、殺菌剤、消臭剤などを添加して多目的薬剤組成物とすることもできる。また、担体に使用の終点を示すインジケーター機能(例えば変色機能)を付与すれば一層便利である。
【0014】
本発明の殺虫、防虫剤で用いる通気性プラスチックケースの形状、大きさは特に限定されるものではないが、例えば衣料防虫用途では、意匠登録第1033184号ならびにその類似意匠登録に開示されているように、重積あるいは二つ折りでき、内部に防虫マット収納用の空間を有し例えばメッシュ状に多数の揮散孔を設けたものなどがあげられる。また、ファンを用いた蚊取り用途では、上記のような殺虫シート収納タイプの他、特開2001−247406号に記載されているようなドーナツ状のカートリッジであって、周囲に開口スリットを多数併設し、内部に粒状の担体を収納したタイプなどを例示できる。
【0015】
請求項2の発明は、請求項1の殺虫、防虫剤において、常温揮散性ピレスロイドとしてエムペントリンを選択したものである。
【0019】
こうして得られた本発明の殺虫、防虫剤に用いる成型プラスチックケースは、使用性や成型性、ならびに経済性はもちろんのこと、ケースへの薬剤吸着がなく、焼却カロリーを低減させるため、資源の節約や環境保全上好ましく、そして、この成型プラスチック材料を用いた殺虫、防虫剤は、イガ、コイガ、カツオブシムシなどの衣料害虫、蚊、ユスリカ、チョウバエなどの各種害虫に対してすぐれた殺虫、防虫効果を奏するので極めて有用かつ実用的なものである。本発明では、ベースのプラスチック材料として薬剤非吸着性のポリエチレンテレフタレートを選択したので、有効成分の収納ケースへの吸着ロスがなく、
好適な殺虫、防虫剤が提供される。
【0020】
【実施例】
次に、具体的実施例ならびに試験例に基づいて、本発明のプラスチックケース、及びこれを用いた殺虫、防虫剤を更に詳細に説明する。
【0021】
試験例
各種プラスチック材料に各種無機物又は紙を混合した材料を用いて種々のプラスチック板を成型し、これらの焼却カロリーを測定した。また、6×8cm、厚さ1mmのパルプ製原紙にエムペントリン300mgを均一に含浸させ、前述のプラスチック板(7×9cm、厚さ3mm)2枚でサンドイッチ状に挟み、アルミ袋に入れて40℃で2週間保存後、プラスチック板へのエムペントリン移行量を調べたところ表1の如くであった。なお、PETとしては再生PETを用いた。
【0022】
【表1】
Figure 0003906409
【0023】
試験の結果、ベースのプラスチック材料(再生PET、ポリブチレンテレフタレート)に、粒度が0.2〜5μmの炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、カオリン、酸化チタンなどの無機物を混合することによって焼却カロリーを低減することができた。再生PETを用いた試験において、上記粒度範囲の炭酸カルシウムを10〜60重量%配合することによりその焼却カロリーが5000kcal/kg以下となったが、粒度が細かすぎると理由は不明ながら焼却カロリーの低減効果が乏しく、一方粒度が5μmを超えると成型上の問題があった。なお、炭酸カルシウムの替わりに紙を用いた場合、成型ケースが脆くなるうえ、エムペントリンの取り込みを生じて不適当であった。また、プラスチック材料の種類がポリプロピレンの場合、焼却カロリーを5000kcal/kg以下にするのが難しく薬剤の吸着性も無視できないので、本発明のメリットは小さい。
【0024】
実施例1
再生PET80重量%に炭酸カルシウム20重量%を混合したプラスチック材料を用い、本発明のプラスチックケースを成型した。なお、プラスチックケースの形状は、意匠登録第1033184号の記載に基づき、メッシュ孔を有する通気性の二つ折りのフック付きとし、マット状担体収納部の大きさを12.5×7.2cm、重量を31gとした。大きさが7.8×5.8cmで厚さが1.2mmのパルプ製原紙に、エムペントリン300mgとパラフィン系溶剤50mgからなる薬液を含浸させ、このマット状担体を前記ケースに収納して本発明の殺虫、防虫剤を得た。
この殺虫、防虫剤を容積800Lのタンスの中に2個吊るして使用したところ、収納衣類は約1年間にわたり衣料害虫の食害を受けなかった。また、使用後、この殺虫、防虫剤はケースごと可燃物として廃棄することができ、取り扱いが簡便であった。
【0025】
実施例2
ポリブチレンテレフタレート70重量%に炭酸カルシウム30重量%を混合したプラスチック材料を用いて、本発明のプラスチックケース、すなわち、周囲に開口スリットを多数併設した、ドーナツ状のカートリッジ(特開2001−247406号に記載の形状:外径;6.2cm、内径;4.2cm、重量;10g)を成型した。粒径が3〜4mmのセルロース粒子(商品名:ビスコパール)約1.2gに、4−メトキシメチル−2,3,5,6−テトラフルオロベンジル−2,2−ジメチル−3−(1−プロペニル)シクロプロパンカルボキシレート(化合物H)100mgとイソパラフィン系溶剤100mgからなる薬液を含浸させ、この粒状担体を前記カートリッジに収納してファン付の本発明殺虫、防虫剤を得た。
この殺虫、防虫剤を6畳の部屋で使用したところ、蚊の防除に有効で、カートリッジへの有効成分の取り込みもなかった。また、このカートリッジは焼却カロリーが低く環境に配慮されたものであった。
【0026】
【発明の効果】
本発明の殺虫、防虫剤は、使用性や成型性、ならびに経済性はもちろんのこと、ケースへの薬剤吸着がなく、焼却カロリーを低減させるため、資源の節約や環境保全上好ましく、各種害虫に対してすぐれた殺虫、防虫効果を奏するので極めて有用かつ実用的なものである。本発明では、ベースのプラスチック材料として薬剤非吸着性のポリエチレンテレフタレートを選択したので、有効成分の収納ケースへの吸着ロスがなく、好適な殺虫、防虫剤が提供される。

Claims (2)

  1. 粒度が0.2〜5μmである無機物を樹脂全体量に対して10〜60重量%配合し、焼却カロリーを5000Kcal/kg以下としたプラスチック材料を用いて成型した通気性プラスチックケースに、常温揮散性ピレスロイドを含有する担体を収納した殺虫、防虫剤であって、該無機物が炭酸カルシウムであり且つ該プラスチック材料がポリエチレンテレフタレートであり、常温揮散性ピレスロイドがエムペントリン及び一般式(I)
    Figure 0003906409
    ………一般式(I)
    (式中、X及びYは同一又は相異なって水素原子、メチル基、ハロゲン原子又はトリフルオロメチル基を表し、Zは水素原子、フッ素原子、メチル基、メトキシメチル基又はプロパルギル基を表す)で表されるフッ素置換ベンジルアルコールエステル化合物から選ばれた1種又は2種以上の化合物であることを特徴とする、上記の殺虫、防虫剤。
  2. 常温揮散性ピレスロイドが、エムペントリンであることを特徴とする請求項1に記載の殺虫、防虫剤。
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