JP3905524B2 - 毛細血管血流観察装置 - Google Patents

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Description

本発明は、指先の爪上皮の毛細血管の血流を観察するための毛細血管血流観察装置に関するものである。
指先の爪と肉皮との境目である爪上皮の部分を、顕微鏡を用いて拡大して見ると、該部分の皮膚が薄いために、図12に示すように、毛細血管100が透けて見える。そこで、爪上皮部分の毛細血管の血流を観察して健康状態の把握に役立てようとする試みが、従来から行われている。そのための装置として、例えば、特許文献1に記載のものがある。
特許文献1に記載の装置は、図13に示すように、指先を光で照らす照明部91と、指先を拡大して撮影する光学処理撮影部92とを、備えている。光学処理撮影部92は、第1基板93に立設された第1垂直ポール94に、支持アーム95によって、支持されている。照明部91は、第2基板96に立設された第2垂直ポール97に、屈曲支持アーム98によって、支持されている。光学処理撮影部92は、鏡筒921と、対物レンズを有する倍率調整部922と、CCDを有する撮影部923と、接眼レンズを有する接眼部924とで、構成されている。照明部91は、光源として高圧水銀灯を用いており、放熱のための、孔及びフィンを備えている。観察される指先200は、第1基板93上の指固定部99に固定されるが、指固定部99は位置を移動できるようになっている。
特開2000−206118号公報
ところで、上記のような構成の装置の光学処理撮影部92においては、倍率調整部922を通過する光の焦点が撮影部923のCCDの位置となるように、対物レンズからCCDまでの寸法Lが設計上設定されている。この寸法を基準寸法と言う。しかしながら、実際には、光学処理撮影部92を精度良く製作することが困難であるために、対物レンズからCCDまでの寸法は、基準寸法に対して誤差を生じている。そのため、使用中に、倍率調整部922において倍率を変更すると、即ち、例えば、倍率調整部922によってズームアップを行うと、焦点がずれてしまい、撮影画像がぼけてしまう。そこで、従来では、倍率調整部922による倍率の変更を行う場合には、光学処理撮影部92自体を上下動させることによる焦点合わせも行っていた。しかし、その作業は、熟練を要し、また、面倒であった。
また、上記構成の装置では、指固定部99を移動させることによって、指先200と対物レンズとの中心合わせを行っている。しかしながら、指先200を移動させることは、場合によっては、被観察者に負担を強いることになるので、好ましくない。また、被観察者の体勢によっては、指先200と対物レンズとの中心が合わない恐れがあった。
また、上記構成の装置では、照明部91の放熱を孔及びフィンによって行っているが、高圧水銀灯が発する熱量が大きなものであるので、照明部91は、長時間使用すると、放熱が追いつかなくなり、内部温度が高くなりすぎて、故障する恐れがあった。
更に、上記構成の装置では、照明部91と光学処理撮影部92とを別々の基板93、96に設けているので、装置全体が大きくなってしまい、保管、運搬、使用に際して、種々の不都合があった。
本発明は、倍率調整部による倍率の変更を行っても焦点がずれることがなく、よって、簡単にズームアップを行うことができ、更には、被観察者に、指先の移動に因る負担を強いることなく、指先と対物レンズとの中心合わせを行うことができ、更には、照明部の放熱を十分に行うことができ、更には、装置を小型化できる、毛細血管血流観察装置を、提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、指先を光で照らす照明部と、指先を拡大して撮影する光学処理撮影部とを、少なくとも備え、指先の毛細血管の血流を拡大して観察するための毛細血管血流観察装置において、光学処理撮影部が、鏡筒と、鏡筒の下端に設けられた、対物レンズを有する倍率調整部と、鏡筒の上端に設けられた、CCDを有する撮影部とで、構成されており、撮影部と鏡筒との間に、両者の間隔を調節する間隔調節機構が設けられており、光学処理撮影部が、支持アームによって、垂直ポールに対して、水平面内にて回動可能に且つ上下動可能に、支持されており、支持アームが、光学処理撮影部を、垂直ポールに対して、水平な一方向に移動させるX軸移動機構と、該一方向と直交する水平な他方向に移動させるY軸移動機構と、垂直方向に移動させるZ軸移動機構とを、備えていることを特徴としている。
請求項2記載の発明は、指先を光で照らす照明部と、指先を拡大して撮影する光学処理撮影部とを、少なくとも備え、指先の毛細血管の血流を拡大して観察するための毛細血管血流観察装置において、光学処理撮影部が、鏡筒と、鏡筒の下端に設けられた、対物レンズを有する倍率調整部と、鏡筒の上端に設けられた、CCDを有する撮影部とで、構成されており、撮影部と鏡筒との間に、両者の間隔を調節する間隔調節機構が設けられており、照明部が、取付けアームによって、垂直ポールと同じ基板上に、取付けられており、取付けアームが、少なくとも、2個の球体関節とその間の1個の360度回転軸とを、有しており、照明部を任意の状態に配置可能となっていることを特徴としている。
請求項記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、倍率調整部を通過する光の焦点が撮影部のCCDの位置となるように、対物レンズからCCDまでの寸法が、間隔調節機構によって撮影部と鏡筒との間の間隔を調節することにより、設定されているものである。
請求項記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、間隔調節機構が、鏡筒に固定された下部円筒体と、撮影部に固定された上部円筒体とからなり、下部円筒体の外面又は内面に螺合した上部円筒体を回転させることにより、上記間隔を調節するようになっているものである。
請求項5記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、照明部が、筐体内に設けられた光源と、光源の光を集光レンズを通して筐体外へ照射する照射部と、筐体内の放熱を行うファンとを、備えており、照射部が、光の絞り機構を有しており、光源の、照射部とは反対側の面に、鏡面塗装が施されているものである。
請求項1記載の発明によれば、間隔調節機構によって撮影部と鏡筒との間隔を調節することにより、対物レンズからCCDまでの寸法を基準寸法に合致させることができる。よって、そのような装置によれば、倍率調整部による倍率の変更を行っても、焦点がずれることはない。従って、光学処理撮影部自体を上下動させることによる焦点合わせの作業を行うことなく、倍率調整部を操作するだけで、倍率調整部による倍率の変更を行うことができる。よって、例えば、ズームアップを簡単に行うことができる。
しかも、光学処理撮影部を、垂直ポールに対して、X軸方向、Y軸方向、及びZ軸方向のいずれの方向にも任意に移動させることができるので、固定された指先と対物レンズとの中心合わせを、光学処理撮影部のみを移動させることにより、確実に行うことができる。従って、上記中心合わせを、指先を移動させることなく行うことができるので、被観察者に、指先の移動に因る負担を強いることがない。
請求項2記載の発明によれば、間隔調節機構によって撮影部と鏡筒との間隔を調節することにより、対物レンズからCCDまでの寸法を基準寸法に合致させることができる。よって、そのような装置によれば、倍率調整部による倍率の変更を行っても、焦点がずれることはない。従って、光学処理撮影部自体を上下動させることによる焦点合わせの作業を行うことなく、倍率調整部を操作するだけで、倍率調整部による倍率の変更を行うことができる。よって、例えば、ズームアップを簡単に行うことができる。
しかも、照明部が、垂直ポールと同じ基板上に、即ち、光学処理撮影部と同じ基板上に、設けられているので、装置全体を小型化できる。しかも、取付けアームが自在な方向性を実現できるので、照明部の照射部を確実に指先に対向させることができる。
請求項記載の発明によれば、対物レンズからCCDまでの寸法が基準寸法に合致しているので、倍率調整部による倍率の変更を行っても、焦点がずれることはない。従って、光学処理撮影部自体を上下動させることによる焦点合わせの作業を行うことなく、倍率調整部を操作するだけで、倍率調整部による倍率の変更を行うことができる。よって、例えば、ズームアップを簡単に行うことができる。
請求項記載の発明によれば、上部円筒体を回転させるだけで間隔調節を行うことができるので、間隔調節を簡単に行うことができる。しかも、下部円筒体及び上部円筒体という2つの部品を用いるだけであるので、間隔調節機構を簡素に構成できる。
請求項5記載の発明によれば、照明部がファンを有しているので、筐体内の放熱を十分に行うことができる。従って、内部温度が高くなりすぎることによる照明部の故障を防止できる。また、照射部が光の絞り機構を有しているので、光源の光を指先の観察部分に正確に且つ効果的に照射することができる。従って、光源の使用エネルギーを低減できる。更に、光源の、照射部とは反対側の面に、鏡面塗装が施されているので、光源の光を、鏡面塗装された面にて反射させて照射部に集めることができる。従って、照射部から照射される光量を増大させることができ、照射機能を向上できる。
図1は本発明の毛細血管血流観察装置の斜視図、図2は該装置の平面図、図3は図1のIII矢視図、図4は図1のIV矢視図、図5は図1のV矢視図である。この装置1は、照明部2と光学処理撮影部3とを備えている。照明部2は指先を光で照らすものである。光学処理撮影部3は指先を拡大して撮影するものである。撮影された映像は、ディスプレイ(図示せず)に表示されるようになっている。
光学処理撮影部3は、基板41に立設された垂直ポール42に、支持アーム5によって、支持されている。照明部2は、取付けアーム6によって、基板41上に、取付けられている。
光学処理撮影部3は、その全体を示す一部断面正面図である図6に示すように、内部が空洞の鏡筒31と、対物レンズ(図示せず)を有する倍率調整部32と、CCD331を有する撮影部33とで、構成されている。そして、更に、本発明の装置は、光学処理撮影部3において、図6及び図6のA部拡大図である図7に示すように、鏡筒31と撮影部33との間に、両者の間隔X(図7)を調節する間隔調節機構7を備えている。
間隔調節機構7は、鏡筒31に固定された下部円筒体71と、撮影部33に固定された上部円筒体72とからなっている。上部円筒体72は、下部円筒体71の外面に螺合しており、下部円筒体71に対して回転させることにより、長手方向(矢印B方向)に移動するようになっている。即ち、間隔調節機構7は、上部円筒体72を回転させることにより、間隔Xを調節するようになっている。70は螺合部である。なお、両円筒体71、72は、倍率調整部32からCCD331へ至る光路の邪魔にはならないよう設けられている。
本装置1では、間隔調節機構7によって間隔Xを調節することにより、倍率調整部32の対物レンズからCCD331までの寸法Lを、基準寸法に合致させている。なお、基準寸法とは、倍率調整部32を通過する光の焦点がCCD331の位置となるように、設計上設定されている、対物レンズからCCDまでの寸法を言う。通常、製作後の装置1の寸法Lは基準寸法に対して誤差を有している。しかるに、本装置1では、間隔調節機構7によって間隔Xを調節することにより、その誤差を解消している。
図8は支持アーム5の斜視図、図9は同じく分解斜視図である。なお、図9においては、矢印により、X軸方向、Y軸方向、及びZ軸方向を示している。X軸方向は水平な一方向であり、Y軸方向は該一方向と直交する水平な他方向であり、Z軸方向は垂直方向である。支持アーム5は、4個の部品、即ち、第1部品51と第2部品52と第3部品53と第4部品54とで構成されている。支持アーム5は、第1部品51にて垂直ポール42に取付けられ、第4部品54にて光学処理撮影部3を支持している。
第1部品51は、垂直ポール42が嵌挿される貫通孔511を有している。第1部品51は、貫通孔511に嵌挿された垂直ポール42に対して、第1摘み512を締めると、固定され、第1摘み512を緩めると、水平面内にて回動可能に且つ上下動可能になるようになっている。また、第1部品51は、第2摘み513及び第3摘み514を有している。更に、第1部品51は、Z軸方向に延びた第1凹部515を有している。第1凹部515は、深部が幅広の形状を有している。
第2部品52は、Z軸方向に延びており且つ第1部品51の第1凹部515に摺動可能に嵌合する第1凸部521と、X軸方向に延びた第2凸部522とを、有している。両凸部521、522は共に、先端が幅広の形状を有している。
第3部品53は、X軸方向に延びた第2凹部531と、Y軸方向に延びた第3凹部532とを、有している。両凹部531、532は共に、深部が幅広の形状を有している。第2凹部531には、第2凸部522が摺動可能に嵌合するようになっている。更に、第3部品53は、第4摘み533と、第5摘み534とを、有している。
第4部品54は、光学処理撮影部3を把持する貫通孔541を有している。また、Y軸方向に延びており且つ第3部品53の第3凹部532に摺動可能に嵌合する第3凸部542を有している。
即ち、支持アーム5は、図8に示すように、第1凸部521が第1凹部515に嵌合し、第2凸部522が第2凹部531に嵌合し、第3凸部542が第3凹部532に嵌合することにより、第1〜第4部品51、52、53、54が一体となって構成されている。そして、第1凸部521は、第2摘み513及び第3摘み514の回動軸(図示せず)に対して、ラック−ピニオン機構により、連結している。これにより、Z軸移動機構が構成されている。なお、第2摘み513のピニオン(図示せず)は第3摘み514のピニオン(図示せず)に比して、歯数が少なく設定されている。第2凸部522は、第4摘み533の回動軸(図示せず)に対して、ラック−ピニオン機構により、連結している。これにより、X軸移動機構が構成されている。第3凸部542は、第5摘み534の回動軸(図示せず)に対して、ラック−ピニオン機構により、連結している。これにより、Y軸移動機構が構成されている。以上から、支持アーム5においては、第2摘み513又は第3摘み514を回すと、第2部品52が第1部品51に対してZ軸方向に移動し、第4摘み533を回すと、第3部品53が第2部品52に対してX軸方向に移動し、第5摘み534を回すと、第4部品54が第3部品53に対してY軸方向に移動するようになっている。なお、第2摘み513を回す場合と、第3摘み514を回す場合とでは、同じ量だけ回しても、第3摘み514を回す場合の方が、Z軸方向の移動量が小さい。
図10は照明部2の一部縦断面図である。照明部2は、筐体21と、筐体21内に設けられた光源22と、光源22の光を集光レンズ231を通して筐体21外へ照射する照射部23と、筐体21内の放熱を行うファン24及び吸気口25とを、備えている。照射部23は、光の絞り機構(図示せず)を有している。光源22においては、照射部23とは反対側の面221に、鏡面塗装が施されている。なお、光源22は、高圧水銀灯である。
照明部2は、図11に示すような取付けアーム6によって、基板41上に、取付けられている。取付けアーム6は、2個の球体関節61、62とその間の1個の360度回転軸63とを、有している。なお、球体関節61は、基板41への固定端64に連結しており、球体関節62は、照明部2への取付端65に連結している。回転軸63の側部にはロックダイヤル66が設けられている。取付けアーム6は、ロックダイヤル66を締めると、球体関節61、62、回転軸63、及びアーム部67、68が全て固定されるようになっている。
上記構成の装置1は、次のように使用する。即ち、被観察者の指先を指固定部9(図3)に置く。次に、取付けアーム6の球体関節61、62及び回転軸63を回動させることにより、照明部2を、指固定部9の指先に対して正確に光を照射できる状態に、配置し、ロックダイヤル66を締めて取付けアーム6を固定することにより、照明部2を静止させる。次に、第1摘み512を緩めて、光学処理撮影部3を、支持アーム5と共に大きく移動させて、指固定部9の指先の略真上に位置させる。
次に、照明部2の光源22を点灯させ、光源22の光を、照射部23の絞り機構によって絞って、指固定部9の指先に照射する。ファン24も作動させる。次に、第2摘み513や第3摘み514を回して、第2部品52を第1部品51に対してZ軸方向に移動させたり、第4摘み533を回して、第3部品53を第2部品52に対してX軸方向に移動させたり、第5摘み534を回して、第4部品54を第3部品53に対してY軸方向に移動させたりして、指固定部9の指先と、倍率調整部32の対物レンズとの、中心合わせを行う。そして、倍率調整部32により、倍率調整、例えば、ズームアップを行う。
上記構成の装置1においては、次のような作用効果が発揮される。
(1)間隔調節機構7によって間隔Xを調節することにより、対物レンズからCCD331までの寸法L(図6)を基準寸法に合致させることができる。
(2)上記寸法Lが基準寸法に合致しているので、倍率調整部32による倍率の変更を行っても、焦点がずれることはない。従って、光学処理撮影部3自体を上下動させることによる焦点合わせの作業を行うことなく、倍率調整部32を操作するだけで、倍率調整部32による倍率の変更を行うことができる。よって、例えば、ズームアップを簡単に行うことができる。
(3)間隔調節機構7による間隔調節を、上部円筒体72を回転させるだけで行うことができるので、簡単に行うことができる。
(4)間隔調節機構7を、下部円筒体71及び上部円筒体72という2つの部品だけで構成しているので、簡素に構成できる。
(5)光学処理撮影部3を、支持アーム5によって、垂直ポール42に対して、X軸方向、Y軸方向、及びZ軸方向のいずれの方向にも任意に移動させることができるので、指固定部9の指先と、倍率調整部32の対物レンズとの、中心合わせを、光学処理撮影部3のみを移動させることにより、確実に行うことができる。従って、上記中心合わせを、指先を移動させることなく行うことができ、被観察者に、指先の移動に因る負担を強いることがない。
(6)照明部2がファン24を有しているので、筐体21内の放熱を十分に行うことができる。従って、内部温度が高くなりすぎることによる照明部2の故障を防止できる。
(7)照射部2が光の絞り機構を有しているので、光源22の光を指先の観察部分に正確に且つ効果的に照射することができる。従って、光源22の使用エネルギーを低減できる。
(8)光源22において照射部23とは反対側へ放射された光は、鏡面塗装された面221により反射されて照射部23へ入る。従って、照射部23から照射される光量を増大させることができ、照射機能を向上できる。
(9)照明部2が、光学処理撮影部3と同じ基板41上に、設けられているので、装置1全体を小型化できる。
(10)取付けアーム6が自在な方向性を実現できるので、照明部2の照射部23を確実に指先に対向させることができる。
なお、間隔調節機構7において、上部円筒体72は、下部円筒体71の内面に螺合させてもよい。
本発明の毛細血管血流観察装置は、ズームアップを簡単に行うことができるものであるので、一般需要者においても簡単に使用でき、それ故、市場が広く、産業上の利用価値が大なるものである。
本発明の毛細血管血流観察装置の斜視図である。 図1の装置の平面図である。 図1のIII矢視図である。 図1のIV矢視図である。 図1のV矢視図である。 光学処理撮影部の全体を示す一部断面正面図である。 図6のA部拡大図である。 支持アームの斜視図である。 支持アームの分解斜視図である。 照明部の一部縦断面図である。 取付けアームの斜視図である。 拡大撮影されて表示された毛細血管を示す図である。 従来の毛細血管血流観察装置の正面図である。
符号の説明
1 毛細血管血流観察装置 2 照明部 21 筐体 22 光源 23 照射部 24 ファン 3 光学処理撮影部 31 鏡筒 32 倍率調整部 33 撮影部 41 基板 42 垂直ポール 5 支持アーム 6 取付けアーム 61、62 球体関節 63 回転軸

Claims (5)

  1. 指先を光で照らす照明部と、
    指先を拡大して撮影する光学処理撮影部とを、少なくとも備え、
    指先の毛細血管の血流を拡大して観察するための毛細血管血流観察装置において、
    光学処理撮影部が、鏡筒と、鏡筒の下端に設けられた、対物レンズを有する倍率調整部と、鏡筒の上端に設けられた、CCDを有する撮影部とで、構成されており、
    撮影部と鏡筒との間に、両者の間隔を調節する間隔調節機構が設けられており、
    光学処理撮影部が、支持アームによって、垂直ポールに対して、水平面内にて回動可能に且つ上下動可能に、支持されており、
    支持アームが、光学処理撮影部を、垂直ポールに対して、水平な一方向に移動させるX軸移動機構と、該一方向と直交する水平な他方向に移動させるY軸移動機構と、垂直方向に移動させるZ軸移動機構とを、備えていることを特徴とする毛細血管血流観察装置。
  2. 指先を光で照らす照明部と、
    指先を拡大して撮影する光学処理撮影部とを、少なくとも備え、
    指先の毛細血管の血流を拡大して観察するための毛細血管血流観察装置において、
    光学処理撮影部が、鏡筒と、鏡筒の下端に設けられた、対物レンズを有する倍率調整部と、鏡筒の上端に設けられた、CCDを有する撮影部とで、構成されており、
    撮影部と鏡筒との間に、両者の間隔を調節する間隔調節機構が設けられており、
    照明部が、取付けアームによって、垂直ポールと同じ基板上に、取付けられており、
    取付けアームが、少なくとも、2個の球体関節とその間の1個の360度回転軸とを、有しており、照明部を任意の状態に配置可能となっていることを特徴とする毛細血管血流観察装置。
  3. 倍率調整部を通過する光の焦点が撮影部のCCDの位置となるように、対物レンズからCCDまでの寸法が、間隔調節機構によって撮影部と鏡筒との間の間隔を調節することにより、設定されている、請求項1又は2に記載の毛細血管血流観察装置。
  4. 間隔調節機構が、鏡筒に固定された下部円筒体と、撮影部に固定された上部円筒体とからなり、下部円筒体の外面又は内面に螺合した上部円筒体を回転させることにより、上記間隔を調節するようになっている、請求項1又は2に記載の毛細血管血流観察装置。
  5. 照明部が、筐体内に設けられた光源と、光源の光を集光レンズを通して筐体外へ照射する照射部と、筐体内の放熱を行うファンとを、備えており、
    照射部が、光の絞り機構を有しており、
    光源の、照射部とは反対側の面に、鏡面塗装が施されている、請求項1又は2に記載の毛細血管血流観察装置。
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