JP2006276391A - 拡大観察装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の拡大観察装置では、拡大された像は観察対象物と違う方向に配置されているディスプレイを見なければならず、細かい作業である上に視線と異なる方向で高度の操作を行う必要が生じる問題があった。
【解決手段】観察対象物を拡大するための拡大観察装置は、該観察対象物を撮影するカメラと、該カメラの映像を映すディスプレイと、作業者と該観察対象物の間に配置され、該ディスプレイの映像を反射して該作業者の視野に該ディスプレイの映像を向けるための反射鏡とを備える拡大観察装置であって、該反射鏡は、該反射鏡に映った該ディスプレイの該観察対象物の映像は該作業者の視点と該観察対象物とを結んだ方向に位置するように配置することで解決する。これにより、作業者が.拡大された対象物の像を、あたかもその観察対象物を直接見ながら作業しているかのように感じながら作業できる。
【選択図】 図1
【解決手段】観察対象物を拡大するための拡大観察装置は、該観察対象物を撮影するカメラと、該カメラの映像を映すディスプレイと、作業者と該観察対象物の間に配置され、該ディスプレイの映像を反射して該作業者の視野に該ディスプレイの映像を向けるための反射鏡とを備える拡大観察装置であって、該反射鏡は、該反射鏡に映った該ディスプレイの該観察対象物の映像は該作業者の視点と該観察対象物とを結んだ方向に位置するように配置することで解決する。これにより、作業者が.拡大された対象物の像を、あたかもその観察対象物を直接見ながら作業しているかのように感じながら作業できる。
【選択図】 図1
Description
この発明は、観察の対象となる物体を拡大して観察する拡大観察装置に関する。より具体的には、たとえば細かい対象物の加工作業、組立て作業、修理作業、検査作業などにおいて、当該観察の対象となる細かい対象物を拡大して作業性を向上させる拡大観察装置に関する。
たとえば、加工作業、組立て作業、修理作業、検査作業などにおいて作業において観察の対象となる物体(以下、観察対象物とよぶ)が小さい場合がある。このような場合に、観察対象物を肉眼で観察しながらこれらの細かい作業を行うと、作業の正確性に欠け、さらには作業者に負担をかける場合が生じる可能性がある。
そのため、観察対象物を拡大して作業をおこなう作業用顕微鏡装置が用いられる。しかし、接眼鏡を有するタイプの作業用の顕微鏡では、作業者は接眼鏡を凝視する必要があり作業者の負担となっていた。また接眼鏡の視野は限られているため、作業者の疲労につながる問題があった。
そこで、接眼鏡を利用せずに、観察対象物の映像をカメラで写し、そのカメラで撮像された映像を拡大してモニタに映し、作業者がそのモニタを見ながら作業をするような拡大観察装置が利用されている。たとえば、顕微鏡装置とともにその撮像をディスプレイにより観察できる拡大観察装置が利用されている(たとえば、特許文献1参照)。
国際公開公報WO01/23937号パンフレット
しかし、従来のこれらの拡大観察装置では、拡大された像は観察対象物と違う方向に配置されているディスプレイを見なければならず、細かい作業である上に視線と異なる方向で高度の操作を行う必要が生じる問題があった。
この場合に、仮にディスプレイを観察対象物の方向に配置すると、ディスプレイは観察対象物と作業者との間に配置されるので、観察対象物よりも接近したディスプレイ像を長時間見ることになり、目の疲労につながる問題がある。
また、拡大観察装置は手術用としても利用されている(たとえば、特許文献2参照)。しかし、この拡大観察装置においても、拡大された像は観察対象物と違う方向に配置されている。
特許出願公開公報特開平11―318936号
そこで、本願の目的の一つは、作業者に広い視野を確保し、さらに作業者の視点から観察対象となる観察対象物までの距離を充分に長く確保することができ、作業者の負担を減らすことである。
また、本願の他の目的は、作業者が観察対象物を拡大して観察する拡大観察装置であって、該観察対象物を撮影するカメラと、該カメラで撮影した該観察対象物の映像を映すディスプレイと、該作業者と該観察対象物の間に配置され、該ディスプレイの映像を反射して該作業者の視点に該ディスプレイの映像を向けるための第一の反射鏡とを備える拡大観察装置であって、該第一の反射鏡は、該第一の反射鏡に映った該ディスプレイの該観察対象物の映像は該作業者の視点と該観察対象物とを結んだ方向に位置するように配置されていることを特徴とする拡大観察装置を提供することである。
上記の構成により、作業者は、拡大された対象物の像を、あたかもその観察対象物を直接見ながら作業しているかのように感じながら、作業をすることができる。
<実施の形態1>
図1を参照して、本願の拡大観察装置1を説明する。拡大観察装置1は、装置本体7の中に組み込まれている。拡大観察装置1は、ディスプレイ3と、ディスプレイ3の像を反射させるための第一の反射鏡たる反射鏡4と、CCDカメラ5とを備えている。
装置本体7には台座9が備えつけられている。ディスプレイ3は装置本体7の上部に配置され、CCDカメラ5は装置本体7の内部に配置されている。ディスプレイ3は、その映像面が下方向になるように、鉛直方向に若干角度をもって配置されている。ディスプレイ3の下方には、第一の反射鏡たる反射鏡4が配置され、CCDカメラ5が撮影した像が表示されるディスプレイ3の像を作業者の視点10の方向に反射する。
図1を参照して、本願の拡大観察装置1を説明する。拡大観察装置1は、装置本体7の中に組み込まれている。拡大観察装置1は、ディスプレイ3と、ディスプレイ3の像を反射させるための第一の反射鏡たる反射鏡4と、CCDカメラ5とを備えている。
装置本体7には台座9が備えつけられている。ディスプレイ3は装置本体7の上部に配置され、CCDカメラ5は装置本体7の内部に配置されている。ディスプレイ3は、その映像面が下方向になるように、鉛直方向に若干角度をもって配置されている。ディスプレイ3の下方には、第一の反射鏡たる反射鏡4が配置され、CCDカメラ5が撮影した像が表示されるディスプレイ3の像を作業者の視点10の方向に反射する。
拡大観察装置1は、作業者が装置本体7に向かって拡大観察装置1に対面する位置に立った状態または座った状態で使用されるようになっている。そのため、作業者の身長または座高によって、作業者の視点10がある程度変動する。この変動を含めた視点10の位置範囲を考慮した上で、反射鏡4の最適な位置が設定される。ディスプレイ3の位置は、反射鏡4と視点10の位置に基づいて決定される。
台座9の上には観察対象物2を載置するための検体載置台11が配置されている。CCDカメラ5は、その観察対象物2を撮影できる位置に配置される。特に観察対象物2の目標箇所2aが撮影可能なように撮像部5aが直接観察対象物に向けられる。CCDカメラ5は、最も簡易には、観察対象物2の鉛直方向の上部に撮像部5aを下方に向けた状態で配置することができる。
しかし、拡大観察装置1は、観察対象物2の像をCCDカメラ5の撮像部5aに至るようにした第二の反射鏡たる反射鏡6を備えることも出来る。たとえば、図1に示す実施の形態1のように、観察対象物2の目標箇所2aからCCDカメラ5の撮像部5aに至るまでの光路に、第二の反射鏡たるプリズムまたは反射鏡6を配置して、光路を曲げた上で横向きに配置しても良い。これにより、観察対象物2の目標箇所2aから反射鏡6までの観察対象物2の像の光路と反射鏡6で反射した像の光の経路をCCDカメラ5の撮像部5aに至るように第二の反射鏡たる反射鏡6の角度を調整することが可能となって、CCDカメラ5の配置を自由に設定することができることになる。
CCDカメラ5が撮影した観察対象物2の目標箇所2aの映像は、ディスプイレイ3に目標箇所映像3aとして映し出される。第一の反射鏡たる反射鏡4はこのディスプイレイ3に映し出された映像を作業者の視点10に向かって反射するような角度で配置される。これにより、たとえば、観察対象物2の目標箇所2aの映像はディスプレイ3上の目標箇所映像3aの位置に映し出されると仮定すると、目標箇所映像3aからの光は反射鏡4の反射点4aで反射して作業者の視点10に至る。したがって、作業者から見れば、目標箇所映像3aは視点10と反射点4aとを結ぶ延長線上の方向に目標箇所映像3aの虚像13aとして見えることになる。
すなわち、作業者は、ディスプレイ3を、視点10からみた反射鏡4の方向の延長方向にディスプレイ3の虚像13として見ることになる。反射鏡4とディスプレイ3の具体的な配置は、ディスプレイ3に写された目標箇所2aの目標箇所映像3aから視点10に至るまでは、目標箇所映像3aから反射鏡4へ至った目標箇所映像3aの光が反射鏡4の反射点4aで反射して視点10に至る光路をとるように設定する。また、これに加えて、反射鏡4の反射点4aと視点10とを結んだ光路の延長線上に観察対象物2の目標箇所2aがほぼ位置するように、反射鏡4とディスプレイ3の配置を設定するのが好ましい。少なくとも、反射鏡4の反射点4aと視点10とを結んだ光路の延長線の方向に観察対象物2の目標箇所2aがほぼ位置するように、反射鏡4とディスプレイ3の配置を設定する。これにより、ディスプレイ3に映った目標箇所2aの目標箇所映像3aの虚像13aの位置と目標箇所2aとの位置をほぼ一致させることができる。
実際には、作業者の身長または座高によって視点10の位置が変動するので、この変動を考慮して反射鏡4の大きさが決定される。大きさが決められた反射鏡4は、ディスプレイ枠8内に嵌めて固定される。また、反射鏡4の位置の微調整ができるように、ディスプレイ枠8がその角度を変更できるように可動にしてもよい。
この際、反射鏡4に映った反射点4aの方向が、観察対象物2の目標箇所2aへの方向と大きくずれないようにするとよい。そこで、ディスプレイ3に映った観察対象物2が反射鏡4により映し出されるディスプレイ3の虚像13を作業者の視点10から見た際に、視点10とその虚像13の輪郭を構成する各点を結ぶ複数の仮想の線の延長線により含まれる領域内に観察対象物2を配置するように設定するのがもっとも好ましい。
しかし、この場合、観察対象物2の大きさによっては、視点10とこの虚像13の輪郭を構成する各点を結ぶ複数の仮想の線の延長線により含まれる領域内を超える場合もある。そこで、少なくとも、視点10とディスプレイ3の外縁を構成する各点を結ぶ複数の仮想の線の延長線により含まれる領域内に該観察対象物の目標箇所が配置されるように反射鏡4およびディスプレイ3の位置を設定するとよい。
反射鏡4は、たとえば電圧を加えることにより、透過率が変化して反射状態と光透過状態とを変更できる透過率可変型の素子とすることができる。これにより、反射鏡4によりディスプレイ3で観察対象物2を視認し、必要に応じて直接観察対象物2を目視できるようになる。
視点10と観察対象物2の距離は、作業者の標準的な体格から作業しやすい距離としてある程度の許容範囲を含めて決定できる。反射鏡4は、視点10と観察対象物2との間に配置し、さらに反射鏡4からディスプレイ3までの距離と反射鏡4から観察対象物2までの距離とがほぼ同じになるように調整すれば、ディスプレイ3に映し出す観察対象物2の位置決め調整、作業が容易になる。特に、反射鏡4からディスプレイ3までの距離と反射鏡4から観察対象物2までの距離との和が300ミリメートルから400ミリメートルぐらいが作業スペースとして好ましい。これより長い距離とすれば、視点10から虚像13までの距離が離れてしまうからである。
<実施の形態2>
実施の形態1では、CCDカメラ5を観察対象物2の上方から撮影しており、視点10から観察対象物2の方向と異なる方向から撮影している。そのため、ディスプレイ3に映る目標箇所映像3aは、本来視点10から観察対象物2を目視できる面と異なってしまう。しかし、作業者が実際に作業をするうえでは、現実に近い目標箇所映像3aを作業者に見せるのが好ましい。そこで、実施の形態2では、本来作業者が直接見るであろう視点10から観察対象物2を目視した際に見える面を作業者に見せるような構成をとっている。以下、図2を参照して、この実施の形態2について説明する。なお、装置のほとんどの構成は実施の形態1と同じであるので、ここでは異なる箇所のみを説明する。
実施の形態1では、CCDカメラ5を観察対象物2の上方から撮影しており、視点10から観察対象物2の方向と異なる方向から撮影している。そのため、ディスプレイ3に映る目標箇所映像3aは、本来視点10から観察対象物2を目視できる面と異なってしまう。しかし、作業者が実際に作業をするうえでは、現実に近い目標箇所映像3aを作業者に見せるのが好ましい。そこで、実施の形態2では、本来作業者が直接見るであろう視点10から観察対象物2を目視した際に見える面を作業者に見せるような構成をとっている。以下、図2を参照して、この実施の形態2について説明する。なお、装置のほとんどの構成は実施の形態1と同じであるので、ここでは異なる箇所のみを説明する。
図2に示す実施の形態2では、観察対象物2の目標箇所2aからCCDカメラ5の撮像部5aに至るまでの光路に、第二の反射鏡たる反射鏡6を配置して、観察対象物2の目標箇所2aを反射鏡10に映して反射させてCCDカメラ5の撮像部5aに結像する。ここで、特に、反射鏡6を視点10からディスプレイ3の外縁を構成する各点を結ぶ複数の仮想の線の延長線により含まれる領域内に配置する。そして、反射鏡6の反射面からの視野にCCDカメラ5と観察対象物2の両方が含まれるようにする。すなわち、観察対象物2から反射鏡6の反射面への光が入射し反射する反射点6aにおける入射角と、その光が反射してCCDカメラ5に入射する際におけるその反射点6aにおけるその光の反射角とが一致する方向に反射鏡6を配置する。
さらに、反射鏡6の位置は、理想的には次のとおりとするのがよい。すなわち反射鏡6に映った観察対象物2の目標箇所2aからの光が反射鏡6の反射面の反射点6aに入射した後にそこから反射してCCDカメラ5に入射する光路を考える場合に、反射点6aと観察対象物2の目標箇所2aとを結ぶ光路が視点10から観察対象物2の目標箇所2aとを結ぶ仮想の直線とほぼ一致するように反射鏡6の向きを設定する。これに加えて、さらに、反射鏡6に映った観察対象物2の目標箇所2aからの像の光が反射鏡6の反射面の反射点6aにおいて反射してCCDカメラ5の撮像部5aに入射するように反射鏡6に対してCCDカメラ5の位置を設定する。これにより、CCDカメラ5の撮像部5aが撮影する観察対象物2の目標箇所2aは視点10からみた観察対象物2の目標箇所2aの方向とほぼ一致する。ディスプレイ3に映る目標箇所映像3aは、本来視点10から観察対象物2を目視できる面とが同一になり最も好ましい。
なお、実施の形態1および実施の形態2のいずれにおいても、ディスプレイ3に映す目標箇所映像3aの大きさは必要に応じて、カメラの変倍レンズによって自由に選択することができる。これにより、拡大または縮小の調整をすることができる。
<実施の形態3>
続いて、図3を参照しながら、本発明の拡大観察装置1をレーザ溶接機やレーザメスなどレーザを利用して加工を行なうレーザ加工機21に利用した場合の説明をする。レーザ加工機21は拡大観察装置1が組み込まれた装置本体部7の中に、レーザビームの発生システム22をさらに組み込んだものである。
装置本体7の下部に加工チャンバ20が配置されている。なお、拡大観察装置1の部分は、実施の形態1と同様であるので、ここではレーザ加工機21に設けられるレーザビーム発生システム22との関係を特に説明する。
続いて、図3を参照しながら、本発明の拡大観察装置1をレーザ溶接機やレーザメスなどレーザを利用して加工を行なうレーザ加工機21に利用した場合の説明をする。レーザ加工機21は拡大観察装置1が組み込まれた装置本体部7の中に、レーザビームの発生システム22をさらに組み込んだものである。
装置本体7の下部に加工チャンバ20が配置されている。なお、拡大観察装置1の部分は、実施の形態1と同様であるので、ここではレーザ加工機21に設けられるレーザビーム発生システム22との関係を特に説明する。
実施の形態1で説明したとおり、台座9の上には観察対象物2を載置するための検体載置台11が配置されている。拡大観察装置1は、加工の対象である観察対象物2の像をCCDカメラ5の撮像部5aに至るようにした第二の反射鏡たる反射鏡6を備えている。観察対象物2の目標箇所2aからCCDカメラ5の撮像部5aに至るまでの像の光を第二の反射鏡たるプリズムまたは反射鏡6曲げる。そして反射鏡6で反射したその像がCCDカメラ5の撮像部5aに至るように第二の反射鏡たる反射鏡6の角度が調整される。
一方、レーザビームは、レーザビームの発生システム22によって射出される。レーザビーム発生システム22は、レーザ光路制御ユニット23、レーザ発振器25、中央処理装置26を備えている。レーザ光路制御ユニット23は、焦点調節器、光アライメント装置および焦点調整器などを備えている。レーザ発振器25から射出されたレーザビームは、レーザ光路制御ユニット23を経て射出される。射出されたレーザビームは第三の反射鏡たる反射鏡24により反射され、観察対象物2の目標箇所2aに向かって曲げられる。反射鏡24により曲げられた後のレーザビームの光路と、観察対象物2の目標箇所2aから反射鏡6に至るまでの光路とが一致するように、反射鏡24が配置される。これにより、観察対象物2に照射されるレーザビームの位置がCCDカメラ5のほぼ中心となった状態でディスプレイ3上に映し出される。そして、作業者は、加工の進行に合わせて、操作盤27に配置されたボタンなどにより、検体載置台11を移動させるための駆動モータ(不図示)を駆動し、レーザビームが観察対象物2に照射された箇所と観察対象物2の目標箇所2aとを合わせながら、溶接などの観察対象物2のレーザ加工を実行できる。
すなわち、観察対象物2の目標箇所2aの位置の影像はディスプレイ3のほぼ中央部3aに映し出され、その像は反射して作業者の視点10に入る。作業者は、観察対象物2の目標箇所2aが、実際には反射鏡4aを通してその延長上であってほぼ実際の観察対象物2の方向である目標箇所2aに存在するかのように感じることが出来る。特に、観察対象物2の目標箇所2aから反射鏡24に至るまでのレーザビームの光路と、観察対象物2の目標箇所2aから反射鏡6に至るまでの目標箇所2aの像の光路とが一致しているので、作業者は作業上レーザビームを目標箇所2aに当てやすくなる。
本願の拡大観察装置は、観察対象物を拡大する必要がある細かい作業において広く有効に利用することが出来る。たとえば、細かい観察対象物の加工作業、組立て作業、修理作業、検査作業などに広く一般に利用することに適している。
また、具体的には、宝飾産業などにおける指輪などの宝飾品の補修作業や研磨作業、時計などの精密機械部品の加工作業、組立作業、修理作業、検査作業、半導体または電気部品産業における加工作業、組立作業、修理作業、検査作業に利用することに適している。また、レーザ溶接などレーザビームを使用したレーザ加工機に使用することにも適している。
またさらには、医療分野における手術、検査または治療など、または小動物の手術や治療、さらにはや微細検体の観察や解剖などに利用することに適している。ここで、本願では、前記のレーザ加工機にはレーザメスなども含まれるものとする。
1 拡大観察装置
2 観察対象物
3 ディスプレイ
4 反射鏡
5 CCDカメラ
2 観察対象物
3 ディスプレイ
4 反射鏡
5 CCDカメラ
Claims (8)
- 作業者が観察対象物を拡大して観察する拡大観察装置であって、
該観察対象物を撮影するカメラと、
該カメラで撮影した該観察対象物の映像を映すディスプレイと、
該作業者と該観察対象物の間に配置され、該ディスプレイの映像を反射して該作業者の視点に該ディスプレイの映像を向けるための第一の反射鏡とを備える拡大観察装置であって、
該第一の反射鏡は、該第一の反射鏡に映った該ディスプレイの該観察対象物の映像が該作業者の視点と該観察対象物とを結んだ方向に位置するように配置されていることを特徴とする拡大観察装置。 - 請求項1に記載された拡大観察装置であって、
該ディスプレイに映された該観察対象物の目標箇所の目標箇所映像の光を該第一の反射鏡で反射させて該視点に入射させ、かつ該光が該第一の反射鏡で反射した反射点と該視点とを結ぶ光路の延長線上に該観察対象物の目標箇所がほぼ位置するように該第一の反射鏡と該ディスプレイが配置されていることを特徴とする拡大観察装置。 - 請求項1に記載された拡大観察装置であって、
該第一の反射鏡は、該第一の反射鏡と該ディスプレイとの距離と、該第一の反射鏡と該観察対象物との距離とがほぼ等しくなるように配置されていることを特徴とする拡大観察装置。 - 請求項1乃至3に記載された拡大観察装置であって、
該第一の反射鏡と該ディスプレイとは、該視点と該ディスプレイの外縁を構成する各点とを結ぶ複数の仮想の線の延長線により含まれる領域内に該観察対象物の目標箇所が位置するように配置されていることを特徴とする拡大観察装置。 - 請求項1乃至4に記載された拡大観察装置であって、該第一の反射鏡は透過率可変型の素子であることを特徴とする拡大観察装置。
- 請求項1乃至5に記載の拡大観察装置であって、
該拡大観察装置は第二の反射鏡をさらに備え、該第二の反射鏡と該カメラとは、該観察対象物の像の光が該第二の反射鏡により反射して該カメラの撮像部に入射するように配置されていることを特徴とする拡大観察装置。 - 請求項6に記載の拡大観察装置であって、
該第二の反射鏡は該視点から該ディスプレイの外縁を構成する各点を結ぶ複数の仮想の線の延長線により含まれる領域内に配置されていることを特徴とする拡大観察装置。 - レーザ加工装置であって、
請求項1乃至7に記載の拡大観察装置と、
レーザビームを射出するレーザ発信機と、
該レーザビームを反射して該レーザビームを観察対象物に導く第三の反射鏡とを備え、
該第三の反射鏡により曲げられたレーザビームの光路と、該観察対象物から該第一の反射鏡に至るまでの該観察対象物の像の光路とがほぼ一致するように該第三の反射鏡が配置されていることを特徴とするレーザ加工装置。
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