JP3904655B2 - ヒートジェネレータ用のバーナ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ヒートジェネレータ用のバーナであって、主として、燃焼空気のための渦流発生器と、燃焼空気内に少なくとも1つの燃料を噴射するための噴射手段と、渦流発生器に作用結合している混合区間とから成っており、これらの渦流発生器と噴射手段と混合区間とが、燃焼室の上流に配置されている形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】
純然たる前混合バーナとして運転されるすべてのバーナは、燃料の薄いつまりリーンの消化限界に極めて近い運転ポイントにおいて、最低のNOx放出を行う。したがって前混合燃焼室を備えたガスタービン運転時における空気分布は、可能な限りリーンなしかしながらなお確実に運転可能な運転ポイントが生ぜしめられるように、設計される。燃料量が減じられて負荷が最大出力の下に低下すると、コンプレッサへの調整作用なしには、炎が消えてしまう。それというのはこの場合リーンの消化限界が超えられるからである。このような関連において、今日のガスタービンにおいてそうであるように、コンプレッサ空気量を調整することができると、炎が消えることは原理的には確かに空気量を減じることによって、断熱の(adiabat)炎温度がほぼ一定に保たれるという意味においては、回避することができる。しかしながら一般的に、小さくなるタービン圧力比の結果、タービンの低圧部分における温度が許容できないほど上昇する。この問題を回避することができる通常の方法としては以下の方法がある:
a)燃焼室における空気バイパス;
b)運転しているバーナの一部における燃料量の減少;
c)汎用の形式でスタンダード方法として実現されるように、ディフュージョン段階への切換え。
【0003】
a)及びb)に記載された最初の2つの方法は、複雑な燃焼室構造又は複雑な燃料分配系を必要とする。c)に記載の第3の方法は、NOx放出の飛躍的な上昇を惹起し、そして高い負荷範囲におけるこのNOx放出は、立法者によって定められた最大値を上回ってしまう。
【0004】
ヨーロッパ特許第321809号明細書からは、円錐ヘッドにおいて閉じられた渦流を生ぜしめるための、複数のシェルから成る円錐形のバーナいわゆるダブル円錐バーナが、公知である。この場合における渦流は、増大する渦に基づいて円錐軸線に沿って不安定になり、コアにおいて逆流を伴った環状の渦流に移行する。例えば気体燃料のような燃料は、隣接した個々のシェルによって形成された空気流入スロットとも呼ばれる通路に沿って、内部に噴射されて、均一に空気と混合される。そしてこの混合は、保炎バッフルとして使用される逆流ゾーン又は逆流バブルのせき止めポイントにおける点火によって燃焼が生ぜしめられる前に行われる。液体燃料は有利には、バーナヘッドにおける中央のノズルを介して内部に噴射されて、円錐中空室内において気化される。ガスタービン型式の条件の下で、この液体燃料の点火は、燃料ノズルの近傍において既に早期に行われ、こによっては、NOx値がまさにこの不十分な前混合に基づいて大きく上昇することを回避することができず、このことは例えば水の噴射を必要とする。さらに、天然ガスのような水素を含有する気体を燃焼させるという試みは、ガス孔における早期点火の問題とその後におけるバーナの過熱とを生ぜしめるということが、確認されねばならなかった。これに対して、バーナ出口においてこのような気体燃料のための特殊な噴射方法を導入することによって、解決策が模索されたが、しかしながらその結果は完全に満足できるものではなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ゆえに本発明の課題は、冒頭に述べた形式のヒートジェネレータ用のバーナを改良して、種々様々な種類の燃料の完全な混合を可能にし、かつ所望の箇所における運転確実で最適な炎位置決めを達成することができるバーナを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本発明の構成では、渦流発生器及び混合区間と燃焼室との間における、横断面飛躍部によって特徴付けられた移行部の範囲に、混合区間に対して同心的又はほぼ同心的に、複数の混合エレメントが配置されており、これらの混合エレメントにおいて、一部の燃焼空気と燃料との間における混合物形成が行われるようになっており、混合エレメントが、混合区間と作用結合して、燃焼室のパイロット段階である。
【0007】
【発明の効果】
本発明によるバーナに講じられている処置は、後置された混合区間の上流側及びヘッド側に渦流発生器を有しており、この渦流発生器は有利には、ヨーロッパ特許公開第321809号明細書に記載のいわゆるダブル円錐バーナのエアロダイナミック的な基本原理が使用されるように、設計されることができる。しかしながらまた原則的には、軸方向又は半径方向の渦流発生器を使用することも可能である。混合区間自体は有利には、管状の混合エレメント(以下においては混合管と呼ぶ)から成っており、この混合管は、種々異なった種類の燃料の著しく改善された前混合を可能にしている。
【0008】
渦流発生器からの流れは、継ぎ目なしに混合管内に導入される。すなわちこのことは、複数の移行通路から成る移行ジオメトリによって生ぜしめられ、これらの移行通路は混合管の開始段階において切り欠かれており、かつ流れを混合管の後続の有効な流過横断面に引き渡す。渦流発生器と混合管との間におけるこのような損失の少ない流れ導入によって、まず初め、渦流発生器の出口における逆流ゾーンの直接的な形成が回避される。
【0009】
まず初めに渦流強さは渦流発生器においてそのジオメトリによって選択される。すなわちこの場合、渦流の成長は混合管において行われるのではなく、さらに下流において燃焼室入口のところで行われ、そしてこの混合管の長さは、すべての燃料種類のために十分な混合品質が得られるように、寸法設定されている。例えば使用される渦流発生器がダブル円錐バーナの基本構成に基づいて構成されていると、渦流強さは、相応な円錐角と空気流入スロットとその数との設計によって生ぜしめられる。
【0010】
混合管において、軸方向速度プロフィールは明確な最大値を軸線上に有しており、これによってこの範囲におけるフラッシュバックを阻止している。そして軸方向速度は壁に向かって低下する。この範囲においてもフラッシュバックを阻止するために、種々様々な処置が施される:例えば一方では全体的な速度レベルは、十分に小さな直径を備えた混合管の使用によって上昇させることができる。また別の可能性としては、混合管の外側範囲における速度だけを高めるということがある。この場合燃焼空気の小さな部分は、移行通路の下流における膜形成孔(Filmlegungsbohrung)を介して又はリング間隙を、混合管内に流入する。
【0011】
上に述べた移行通路が渦流発生器から混合管内に流れを導入する場合には、これらの移行通路経過は、混合管の後続の有効な流過横断面に相応して、螺旋状に狭まるように構成されていても又は拡大するように構成されていてもよい。
【0012】
場合によっては生じる圧力損失の一部は、混合管の終端部にディフューザを設けることによって補償することができる。この範囲に又はその上流に、ベンチュリ区間を設けることも可能である。
【0013】
混合管の終端部には、横断面飛躍部を備えた燃焼室が接続している。そこには中央の逆流ゾーンが形成され、この逆流ゾーンの特性は、保炎バッフルの特性を有している。
【0014】
安定した逆流ゾーンの形成は、混合管における十分に高い渦流数を必要とする。しかしながらこのような高い渦流数がまず初めに望ましくない場合には、安定した逆流ゾーンは、全空気量の5〜20%である小さな、強くねじられた空気量の供給によって、管終端部において生ぜしめることが可能である。
【0015】
上に述べた横断面飛躍部との関連において、混合管の終端部には剥離縁部が形成されており、この剥離縁部を形成することによって逆流ゾーンに、空間的な高い安定性が与えられる。一般的に、上に述べた処置によって下記の利点が得られる:
a)安定した炎ポジション;
b)低い有害物質放出(Co,UHC,NOx);
c)脈動の最小化;
d)完全燃焼;
e)大きな運転範囲カバー;
f)種々異なったバーナ間における良好な横方向点火、特に、バーナが相互に依存して運転される段階的な負荷発生時における、種々異なったバーナ間における良好な横方向点火;
g)相応な燃焼室ジオメトリへの炎の適合;
h)コンパクトな構造形式;
i)流れ媒体の改善された混合;
j)燃焼室における温度分布の改善された「パターンファクタ」(=燃焼室流れの均された温度プロフィール)。
【0016】
他方ではこのバーナは次のように有利に構成することができる。すなわちこの場合横断面飛躍部の範囲において、混合管に対して同心的に、それ自体閉じられた個々の混合エレメントが複数配置されており、この場合各混合エレメントは、空気数が相応に選択されている場合には、パイロットバーナの特性を示す。燃焼空気の小さな部分は、主空気流から分岐され、前記混合エレメント内に流入する。この場合の空気量は燃焼空気の2〜10%で十分である。各混合エレメントには少なくとも1つの燃焼ノズルが配属されており、この場合そこで形成された混合物は前壁における噴射開口を介して、燃焼室内に噴射される。燃焼空気供給部の範囲における過負荷時には、混合エレメントは事実上、通常のディフュージョン段階におけるように燃料だけを搬送する。このことは特に重要である。それというのはこれによって、バーナの要求プロフィールを、つまりアイドリング時及び負荷低下時における炎の高い安定範囲及び最小のNOx放出を、満たすことができ、しかもこの際に機械への切り離された燃料供給は必要ない。混合エレメントのこのような有利な構成は、ヨーロッパ特許第321809号明細書に開示されたバーナの品質をも上昇させることができる。
【0017】
本発明のその他の有利な構成は、請求項2以下に記載されている。
【0018】
【発明の実施の形態】
次に図面につき本発明の実施の形態を説明する。図面においては、本発明の直接的な理解に重要でない部分はすべて省かれている。また等しいエレメントもしくは部材には、図面が異なっていても同じ符号が付けられている。また媒体の流れ方向は、矢印で示されている。
【0019】
図1にはバーナの基本構造が示されている。最初に渦流発生器100が有効であり、この渦流発生器100の構成は、後で図2〜図5を参照しながら詳しく述べる。この渦流発生器100は、接線方向で何回も、接線方向に流入する燃焼空気流115が供給される円錐形の構造体である。そこで形成される流れは、渦流発生器100の下流に設けられた移行ジオメトリによって、継ぎ目なしに、移行部材200内に導かれ、そこでは剥離領域が発生しないようになっている。この移行ジオメトリの輪郭については、後で図6を参照しながら詳しく述べる。移行部材200は、移行ジオメトリの下流側において管20によって延長されており、この場合両方の部分つまり移行部材200と管20とは、バーナの本来の混合管220(混合区間とも呼ばれる)を形成している。もちろん、混合管220はただ1つの部材から構成されていてもよく、すなわちこの場合には、移行部材200と管20とは互いにまとめられて関連するただ1つの構成体として形成され、そしてそれぞれの部分の特性はそのまま維持される。移行部材200と管20とが2つの部分から構成される場合には、両部分はブシュリング10によって結合され、この場合同じブシュリング10が、ヘッド側において、渦流発生器100のための固定面としても働く。このようなブシュリング10はさらに、種々異なった混合管を使用できるという利点を有している。管20の流出側には、図面には単に炎管(Flammrohr)によって略示されているに過ぎない本来の燃焼室30が位置している。混合管220は次の条件、すなわち渦流発生器100の下流において、種々異なった形式の燃料の完全な前混合が達成される規定された混合区間が準備されるという条件を満たしている。この混合区間つまり混合管220は、さらに損失のない流れ案内を可能にし、この結果、移行ジオメトリとの作用結合においてもまず第1に逆流ゾーンを形成することがなく、これにより混合管220の長さにわたって、すべての燃料形式のための混合品質に対して影響を与えることができる。この混合管220はしかしながらさらに、混合管220自体に軸方向速度プロフィールが軸線上において明らかな最大値を有しているという別の特性を有しており、この結果燃焼室からの炎のフラッシュバックは不可能になる。しかしながら、このような輪郭形状において、この軸方向速度が壁に向かって低下するということは否めない。このような範囲においてもフラッシュバックを回避するために、混合管220は流れ方向及び周方向において、規則的に又は不規則的に分配配置されていてバーナ軸線60に対して種々様々な方向及び横断面をもつ複数の孔21を備えており、これらの孔21を通して空気量が、混合管220の内部に流入し、かつ壁に沿って膜形成(Filmlegung)して速度上昇を促す。同じ作用効果を得るための別の可能性では、混合管220の流過横断面が、前記移行ジオメトリを形成する移行通路201の流出側において狭められており、これによって混合管220の内部における全体の速度レベルが高められる。図面では孔21は、バーナ軸線60に対して鋭角を成して延びている。さらに移行通路201の流出部は、混合管220の最も狭い流過横断面と合致している。これによって移行通路201は、形成される流れに不利な影響を与えることなしに、横断面の差異を補正している。選択された処置が、混合管220に沿った流れ40の案内時に許容不能な圧力損失を生ぜしめる場合には、これに対して、混合管の端部に図示されていないディフューザを設けることによって対抗手段を講じることができる。混合管220の終端部には燃焼室30が接続されており、この場合両方の流過横断面の間には、前壁80によって形成された横断面飛躍部(Querschnittssprung)70が設けられている。ここに初めて、保炎バッフル(Flammenhalter)の特性を有する中央の逆流ゾーン50が形成される。流過横断面が大きく変化するこの横断面飛躍部70の内部において、運転中に流れの縁部ゾーンが形成され、この縁部ゾーンにおいてそこに生じる負圧によって渦流剥離が発生すると、これによって、逆流ゾーン50の強化されたリング安定作用(Ringstabilisation)が生ぜしめられる。安定的な逆流ゾーン50の発生は、当該の管における十分に高い渦流数(Drallzahl)を必要とする。このような高い渦流数がまず初めに望まれていない場合には、安定的な逆流ゾーンは、例えば接線方向の開口を通して管端部においてあまり強くない渦流状の空気流を供給することによって、生ぜしめることができる。この場合、このために必要な空気量は全空気量のほぼ5〜20%である。
【0020】
混合管の終端部における剥離縁部(Abrisskante)の構成に関しては、後で図7を参照しながら述べる。
【0021】
前壁80に対して垂直又はほぼ垂直に、そして混合管20に対して同心的に複数の混合エレメント300が配置されており、これらの混合エレメント300は、燃焼空気の1部分115aによって貫流される管状の流れ通路から成っており、この燃焼空気の部分115aは通常、全体的に利用される燃焼空気115の2〜10%である。混合エレメントは適当な箇所に、燃料303を供給するための少なくとも1つの供給部301を有している。混合エレメント300及び該混合エレメントの空気流入ジオメトリ並びに燃料噴射部を適宜に構成することによって、液体燃料及び気体燃料を使用することが可能である。空気流入ジオメトリ及び燃料噴射部のサイズは、支持される運転のために負荷範囲全体にわたって必要な全燃焼空気量及び燃料量を、混合エレメント300内にもたらすことができるように、設計されている。全負荷時に、メイン段階(100)とパイロット段階(300)との間における燃料量は、空気分布に対してほぼ正比例的に選択される。混合エレメント300において形成される混合物304の、燃焼室側の出口は、前壁80に一体的に組み込まれたノズル31によって引き受けられる。混合管20の回りに環状に配置された混合エレメント300の数は、バーナの各輪郭形状及びバーナの運転パラメータに合わせられている。
【0022】
混合エレメント300との関連において分かったことであるが、ここで前混合に対して運転可能なバーナの空気数範囲(Luftzahlbereich)を、リーンな混合物に向かって少し広く拡大することができ、しかもこの場合、バーナの直ぐ近くに強力な点火源が位置していない場合には、高められたCO放出を甘受する必要がない。このようにして、混合物によって伝播する炎前面が形成される。したがって有利には、負荷の低下に連れてメイン段階の燃料量だけが減じられ、この場合、パイロット段階の燃料量の適度な上昇が、NOx放出に関するその限界内で可能であり、そしてこの構成において点火作用が高められる。
【0023】
ある一定の燃焼空気数にわたって、つまり燃焼室30の限界負荷の下では、炎前面はもはや十分には速く広がらず、その結果未燃焼の燃料が放出される。これに対して提供される解決策では、燃料303が益々多く単に、パイロット段階として運転可能な混合エレメント300にだけ供給される。空気数はこの場合極めて迅速に極めて小さな値(<<1)を取り、かつ流れ通路を通る空気流が大きな燃料量に基づいて部分的にブロックされるので、パイロット段階のこの運転形式は、通常のディフュージョン燃焼段階と実質的に異ならない。
【0024】
基本的には混合エレメント300は、空気数が相応に選択されている限りは、パイロットバーナと同じ特性を示す。燃焼空気量に関して過負荷の場合、混合エレメント300は実質的に、通常のディフュージョン燃焼段階におけるような燃料しか搬送しない。このことは特に重要である。それというのはこの場合、燃焼室30への切り離された燃料供給を必要とすることなしに、燃焼室の高い負荷範囲における支持炎(Stuetzflamme)の最低のNOx放出に関する要求プロフィールと、アイドリング及び負荷低減時における支持炎の極めて高い安定範囲に関する要求プロフィールとが満たされるからである。
【0025】
上に述べた混合エレメント300を設けることは、ここに示したバーナに制限されるものではない。同様な形式でこれらのエレメントを、ヨーロッパ特許第321809号明細書に記載のバーナにおいても、そこに記載されかつ図示された前壁の範囲に設けることが可能である。
【0026】
渦流発生器100の構造をより良好に理解するためには、図2と同時に少なくとも図3も参照すると有利である。さらに、図2を不必要に見難くしないために、図2には、図3に示されたガイドプレート121a,121bは単に略示されいるに過ぎない。以下においては図2について記載するが、必要に応じて、他の図面をも参照する。
【0027】
図1に示されたバーナの第1の部分は、図2に示された渦流発生器100を形成する。この渦流発生器100は、中空の円錐形の2つの部分体101,102から成っていて、両部分体は互いにずらされてかつ互いに内外に位置するように配置されている。円錐形の部分体の数は、もちろん、図4及び図5に示されているように3つ以上でもよい。このことは、後でさらに詳しく述べるように、バーナ全体の運転形式によって決定される。ある特定の運転状況では、ただ1つの螺旋から成る渦流発生器を設けることも可能である。円錐形の部分体101,102の各中心軸線又は長手方向対称軸線101b,102bが互いにずらされていることによって、隣接した壁においては、鏡像的な配置形式において、各1つの接線方向の通路つまり空気流入スロット119,120が形成され、これらの空気流入スロットを通って燃焼空気115が、渦流発生器100の内室つまり渦流発生器100の円錐中空室114内に流入する。図示された部分体101,102の、流れ方向における円錐形状は、規定された一定の角度を有している。もちろん運転形式に応じて、部分体101,102は流れ方向において、トランペットのように増大する又はチューリップのように減少する円錐傾斜を有することができる。このような増大又は減少する形状は、当業者が容易に想像することができるので、図面には示されていない。両方の円錐形の部分体101,102は、各1つの円筒形の開始部分101a,102aを有しており、この両開始部分は、円錐形の部分体101,102同様、互いにずらされて延びており、その結果接線方向の空気流入スロット119,120は、渦流発生器100の全長にわたって存在することになる。円筒形の開始部分の範囲には、有利には液体燃料112のためのノズル103が設けられており、このノズル103の噴射部104は、円錐形の部分体101,102によって形成された円錐中空室114の最も狭い横断面とほぼ合致している。このノズルの噴射容量及び形式は、各バーナの所与のパラメータによって設定される。もちろん渦流発生器100を純然たる円錐形に、つまり円筒形の開始部分101a,102aなしに構成することも可能である。円錐形の部分体101,102はさらに各1つの燃料導管108,109を有しており、これらの燃料導管108,109は、接線方向の空気流入スロット119,120に沿って配置されていて、かつ複数の噴射開口117を備えており、これらの噴射開口117を通って有利には気体燃料113が、そこを貫流する燃焼空気115内に噴射される(矢印116参照)。燃料導管108,109は有利には遅くとも、接線方向の流入部の端部において、円錐中空室114内への入口の前に配置されており、これによって最適な空気/燃料混合物を得ることができる。ノズル103を通してもたらされる燃料112は、既に述べたように、通常の場合液体燃料であり、他の媒体との混合物形成は難無く可能である。この燃料112は鋭角を成して円錐中空室114内に噴射される。したがってノズル103からは円錐形の燃料スプレイ105が形成され、この燃料スプレイ105は、接線方向に流入する回転する燃焼空気115によって取り囲まれる。軸方向においては、噴射された燃料112のコンセントレーションは連続的に流入する燃焼空気115によって、気化品質をもつ混合に分解される。気体燃料113が開口ノズル117を介してもたらされると、燃料/空気混合物の形成は、空気流入スロット119,120の端部の直ぐそばにおいて行われる。燃焼空気115が付加的に予加熱されていると、又は例えば戻された煙ガス又は排ガスによってリッチにされていると、このことは、この混合物が後置の段階に流入する前に、液体燃料112の気化を持続的に助成することになる。同様な重畳は、導管108,109を介して液体燃料を供給することが望まれている場合にも言える。接線方向の空気流入スロット119,120の幅及び円錐角に関する円錐形の部分体101,102の構成時に、狭い限界を維持することができるので、渦流発生器100の出口における燃焼空気115の所望の流れ領域を調節することが可能である。一般的に言えることであるが、接線方向の空気流入スロット119,120の縮小は既に渦流発生器の範囲における逆流ゾーンの迅速な形成を促進する。渦流発生器100の内部における軸方向速度は、軸方向の燃焼空気流の相応な供給(図示せず)によって変えることができる。相応な渦流の発生は、渦流発生器100に後置された混合管の内部における流れ剥離の形成を阻止する。渦流発生器100の構造は、さらに、接線方向の空気流入スロット119,120の大きさを変化させるためにも有利に適しており、これによって、渦流発生器100の構造長さを変えることなしに比較的大きな運転可能な帯域幅を得ることができる。もちろん部分体101,102は他の平面においても相対的にシフト可能であり、これによって両方の部分体を互いにオーバラップさせることも可能である。さらにまた、部分体101,102を逆向きの回転運動によって螺旋状に互いに内外に位置させることも可能である。これによって、接線方向の空気流入スロット119,120の形状、大きさ及び輪郭形状もしくは構成を任意に変化させることが可能であり、ひいては渦流発生器100をその構造長さを変えることなしにユニバーサルに使用することができる。
【0028】
図3には、ガイドプレート121a,121bの幾何学的な輪郭形状もしくは構成が示されている。ガイドプレート121a,121bは流れ導入機能を有しており、この場合ガイドプレート121a,121bは、その長さに相応して、円錐形の部分体101,102の各端部を燃焼空気115に対する流れ方向において延長する。円錐中空室114内への燃焼空気115の通路もしくは通流は、円錐中空室114内へのこの通路の入口範囲に配置された旋回中心123を中心にしたガイドプレート121a,121bの開閉によって、最適化することができ、このことは特に、接線方向の空気流入スロット119,120の本来の間隙サイズを動的に変化させることが望まれている場合に、必要である。もちろんこの動的な処置は、静的に行うことも可能であり、この場合必要に応じたガイドプレートは、円錐形の部分体101,102と共に固定的な構成部分を形成する。同様に渦流発生器100は、ガイドプレートなしに運転することも可能であるし、又はそのための他の補助手段を設けることも可能である。
【0029】
図4に示された実施例では、図3に示された実施例とは異なり、渦流発生器100は4つの部分体130,131,132,133から構成されている。各部分体に所属の長手方向対称軸線には、それぞれの符号にaを加えて示されている。図4に示された輪郭形状もしくは構成について述べると、このような構成は、これによって生ぜしめられる比較的小さな渦強さに基づいてかつ相応に増大されたスロット幅との共働において、渦流発生器の下流側における混合管内での渦流の成長を阻止するのに、最も適しており、これによって混合管は、該混合管に与えられた役割を最も良く満たすことができる。
【0030】
図5に示された実施例が、図4に示された実施例に対して異なっているのは次の点である。すなわち図5に示された実施例では、部分体140,141,142,143は、ある特定の流れを準備するために設けられる羽根成形形状を有している。その他の点では、渦流発生器の運転形式は等しいままである。燃焼空気流115内への燃料116の混合は、羽根成形体の内部から生ぜしめられる。つまり燃料導管108はこの実施例では、個々の羽根に一体に組み込まれている。またこの実施例においても、個々の部分体に所属の長手方向対称軸線は、部分体の符号にaを加えた符号で示されている。
【0031】
図6には、移行部材200が三次元的な図で示されている。移行ジオメトリは、図4又は図5に相応して、4つの部分体を備えた渦流発生器100のために構成されている。したがって移行ジオメトリは、上流において作用する部分体の自然な延長として4つの移行通路201を有しており、これによって前記部分体の円錐四半面(Kegelviertelflaeche)が、管20もしくは混合管220の壁と交差するまで、延長される。同様のことは、渦流発生器が図2に記載の構成のように別の原理に基づいて構成されている場合でも、言える。個々の移行通路201の、下方に向かって流れ方向において延びている面は、流れ方向において螺旋状に延びている形状を有しており、この形状は鎌形の経過を有していて、これにより、移行部材200の流過横断面は流れ方向において円錐形に拡大することになる。流れ方向における移行通路201のねじり角度は次のように選択されている。すなわちこの場合、管流れが引き続き燃焼室入口における横断面飛躍部70までなお十分な大きさの区間残存し、噴射された燃料との完全な前混合を実施できるようになっている。さらに、上に述べた処置によって、渦流発生器の下流における混合管壁のところにおける軸方向速度もまた高められる。混合管の範囲における処置及び移行ジオメトリは、混合管の中心点に向かっての軸方向速度プロフィールの明らかな上昇を生ぜしめ、この結果早期点火のおそれは決定的に回避される。
【0032】
図7には、バーナ出口に形成されている既に述べた剥離縁部が示されている。管20の流過横断面はこの範囲に移行半径Rを有しており、この移行半径Rの大きさは、基本的には、管20の内部における流れによって決定される。この半径Rは、流れが壁に接触しかつこれによって渦流数が著しく上昇することができるように選択される。数量的に半径Rの大きさは、この半径Rが管20の内径dの10%を上回る値を有するように、つまり半径R>管20の内径dの10%という式が成り立つように、規定することができる。半径のない流れに対して、これによって逆流ゾーン50が強力に増大される。この半径Rは管20の出口平面にまで延びており、この場合曲率の始端部と終端部との間における角度βは90°未満である。角度βの一方の脚に沿って剥離縁部Aは管20の内部にまで延びていて、これによって剥離縁部Aの前方のポイントに対して剥離段部Sを形成し、この剥離段部Sの深さは3mmを上回る値、つまり剥離段部Sの深さ>3mmである。もちろん、この場合管20の出口平面に対して平行に延びる縁部が、湾曲した経過で再び出口平面のところにもたらされるようになっていてもよい。剥離縁部Aの接線と管20の出口平面に対する垂線との間に形成された角度β′は、角度βと等しい大きさである。この構成の利点については、「発明の効果」の項において詳しく述べられている。
【図面の簡単な説明】
【図1】バーナと該バーナに続く燃焼室とを示す図である。
【図2】渦流発生器の一部を破断して示す斜視図である。
【図3】図2に示された2つのシェルから成る渦流発生器を示す断面図である。
【図4】4つのシェルから成る渦流発生器を示す断面図である。
【図5】羽根状に成形されたシェルを備えた渦流発生器を示す断面図である。
【図6】渦流発生器と混合管との間における移行ジオメトリの形を示す図である。
【図7】逆流ゾーンを空間的に安定化させるための剥離縁部を示す図である。
【符号の説明】
20 管、 21 孔、 30 燃焼室、 31 ノズル、 50 逆流ゾーン、 60 バーナ軸線、 70 横断面飛躍部、 80 前壁、 100 渦流発生器、 101,102 部分体、 101a,102a 開始部分、 101b,102b 長手方向対称軸線、 103 ノズル、 104 噴射部、105 燃料スプレイ、 108,109 燃料導管、 112 液体燃料、113 気体燃料、 114 円錐中空室、 115 燃焼空気流、 117開口ノズル、 119,120 空気流入スロット、 121a,121b ガイドプレート、 123 旋回中心、 130,131,132,133,140,141,142,143 部分体、 200 移行部材、 201 移行通路、 220 混合管、 300 混合エレメント、 304 混合物、 d管の内径、 R 移行半径、 T 剥離縁部の接線、 A 剥離縁部、 S 剥離段部、 β 移行半径の移行角、 β′ 剥離縁部の接線と剥離縁部との間の角度

Claims (14)

  1. ヒートジェネレータ用のバーナであって、主として、
    燃焼空気(115)のための渦流発生器(100)と、
    燃焼空気(115)内に少なくとも1つの燃料(116)を噴射するための噴射手段(117)と、
    渦流発生器(110)に作用結合している混合区間(220)とから成っており、これらの渦流発生器(100)と噴射手段(117)と混合区間(220)とが、燃焼室(30)の上流に配置されている形式のものにおいて、
    渦流発生器(100)及び混合区間(220)と燃焼室(30)との間における、横断面飛躍部(70)によって特徴付けられた移行部の範囲に、混合区間に対して同心的又はほぼ同心的に、複数の混合エレメント(300)が配置されており、これらの混合エレメント(300)において、一部の燃焼空気(115a)と燃料(303)との間における混合物形成が行われるようになっており、混合エレメントが、混合区間と作用結合して、燃焼室のパイロット段階であり、
    混合区間(220)が渦流発生器(100)の下流に混合管(20)として配置されており、
    混合管(20)が、燃焼室(30)への出口の範囲に、下流に形成される逆流ゾーン(50)の安定化及び増大のために剥離縁部(A)を備えていることを特徴とする、ヒートジェネレータ用のバーナ。
  2. 剥離縁部(A)が、混合管(20)の出口の範囲における移行半径(R)と、混合管の出口から段付けされた剥離段部(S)とから成っている、請求項記載のバーナ。
  3. 移行半径(R)が混合管(20)の内径の10%よりも大きく、剥離段部(S)が3mmよりも大きな深さを有している、請求項記載のバーナ。
  4. 混合管(20)が、第1の区間部分(200)の内部に流れ方向に延びる移行通路(201)を、渦流発生器(100)において形成された流れ(40)を引き渡すために、有している、請求項1から3までのいずれか1項記載のバーナ。
  5. 混合区間(220)における移行通路(201)の数が、渦流発生器(100)によって形成される部分流の数に相当している、請求項記載のバーナ。
  6. 移行通路(201)に後置された混合管(20)が流れ方向及び周方向に、混合管(20)の内部に空気流を噴射するための複数の開口(21)を備えている、請求項記載のバーナ。
  7. 前記開口(21)が、混合管(20)のバーナ軸線(60)に対して鋭角をなして延びている、請求項記載のバーナ。
  8. 移行通路(201)の下流における混合管(20)の流過横断面が、渦流発生器(100)において形成された流れ(40)の横断面よりも小さいか、等しい大きさか又は大きい、請求項記載のバーナ。
  9. 横断面飛躍部(70)の上流に、ディフューザ及び/又はベンチュリ区間が設けられている、請求項1記載のバーナ。
  10. 渦流発生器(100)が、流れ方向において互いに内外に位置するように配置された少なくとも2つの中空で円錐形の部分体(101,102;130,131,132,133;140,141,142,143)から成っており、これらの部分体の各長手方向対称軸線(101b,102b;130a,131a,132a,133a;140a,141a,142a,143a)が互いにずらされて延びていて、部分体の隣接した壁がその長手方向の延びにおいて、燃焼空気流(115)のための接線方向の通路(119,120)を形成しており、さらに、部分体によって形成された円錐中空室(114)内に、少なくとも1つの燃料ノズル(103)が配置されている、請求項1記載のバーナ。
  11. 接線方向の通路(119,120)の範囲に該通路の長手方向の延びにおいて、別の燃料ノズル(117)が配置されている、請求項10記載のバーナ。
  12. 部分体(140,141,142,143)が横断面に、羽根状の成形体を有している、請求項10記載のバーナ。
  13. 部分体が流れ方向に、一定の円錐角又は増大する円錐傾斜又は減少する円錐傾斜を有している、請求項10記載のバーナ。
  14. 部分体が螺旋状に互いに内外に配置されている、請求項10記載のバーナ。
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