JP3903878B2 - 履歴管理システム、管理装置、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

履歴管理システム、管理装置、プログラム、及び記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器に発生した状況を管理装置で管理する管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、メモリを内蔵したプリンタ(電子機器の一つに相当)では、当該プリンタに発生した状況(印刷ジョブやエラーなど)を示す履歴情報をメモリに記憶することが行われていた。ところが、プリンタ内蔵のメモリの容量は有限であるため、履歴情報を記憶するのに必要な容量がメモリの容量を越えることがあり、このままでは履歴情報が失われることになる。従来から、この対策として、メモリ容量を超える前に、プリンタ内蔵のメモリに記憶された履歴情報を管理装置に送信し、管理装置でプリンタの履歴情報を管理していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、プリンタから管理装置へ履歴情報を送信する送信タイミングは、プリンタの管理者などがプリンタの利用状況を調べ、その調べた結果を踏まえて管理者などによって設定されていた。これは、管理者などに送信タイミングを設定する作業を強いることとなり、少なからず管理者などの負担となっていた。
【0004】
そこで、本発明は、電子機器に発生した状況を示す履歴情報を電子機器から管理装置へ送信する送信タイミングを管理者などに負担をかけずに適切なタイミングにすることが可能な履歴管理システム、管理装置、プログラム、及び記録媒体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の履歴管理システムは、複数の電子機器と、前記電子機器に発生した状況を示す履歴情報を前記電子機器から取得し、取得した前記履歴情報を管理する管理装置と、を備えた履歴管理システムであって、前記電子機器の各々は、当該電子機器に発生した状況を示す履歴情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている履歴情報の送信要求を受信する電子機器側受信手段と、前記記憶手段に記憶されている履歴情報を前記電子機器側受信手段の送信要求の受信に応じて送信する電子機器側送信手段と備えており、前記管理装置は、前記送信要求を、前記電子機器各々に送信する管理装置側送信手段と、前記電子機器側送信手段によって送信された前記履歴情報を受信する管理装置側受信手段と、前記管理装置側受信手段によって受信された前記履歴情報を格納する格納手段と、前記電子機器に発生した状況の発生頻度に基づいて前記電子機器側送信手段に前記履歴情報を送信させる送信タイミングを決定し、決定した前記送信タイミングに従って前記管理装置側送信手段が前記送信要求を送信するように前記管理装置側送信手段を制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
【0006】
請求項4に記載の管理装置は、複数の電子機器に発生した状況を示す履歴情報を電子機器から取得し、取得した前記履歴情報を管理する管理装置であって、前記履歴情報の送信要求を、前記電子機器各々に送信する管理装置側送信手段と、前記電子機器によって送信された前記履歴情報を受信する管理装置側受信手段と、前記管理装置側受信手段によって受信された前記履歴情報を格納する格納手段と、前記電子機器に発生した状況の発生頻度に基づいて前記電子機器に前記履歴情報を送信させる送信タイミングを決定し、決定された前記送信タイミングに従って前記管理装置側送信手段が前記送信要求を送信するように前記管理装置側送信手段を制御する制御手段と備えたことを特徴とする。
【0007】
請求項1、4によると、電子機器から管理装置へ履歴情報を送信する送信タイミングを電子機器に発生した状況の発生頻度に基づいて決定し、決定した送信タイミングに従って履歴情報が電子機器から管理装置へ送信される。このため、電子機器から管理装置への履歴情報の送信タイミングが適切なタイミングになるとともに、電子機器から管理装置への履歴情報の送信に関する管理者などの作業負担が軽減される。
【0008】
請求項2に記載の履歴管理システムは、前記制御手段は、さらに前記記憶手段の記憶容量に基づいて前記送信タイミングを決定することを特徴とする。請求項2によると、記憶手段の記憶容量を考慮して送信タイミングを決定することが可能であるため、電子機器に発生した状況が電子機器から管理装置へ送信される前の履歴情報が記憶手段に記憶しきれないような事態をより精度良く防ぐことができる。この結果、管理装置で電子機器に発生した状況を確実に管理することが可能になる。
【0009】
請求項3に記載の履歴管理システムは、前記制御手段は、さらに前記発生頻度の分布に基づいて前記送信タイミングを決定することを特徴とする。請求項3によると、発生頻度の分布を考慮して送信タイミングを決定することが可能であるため、送信タイミングが発生頻度の分布に対応したものにでき、送信タイミングをより適切にすることができる。
【0010】
請求項5に記載のプログラムは、自己に発生した状況を示す履歴情報を記憶する記憶手段、前記記憶手段に記憶されている履歴情報の送信要求を受信する電子機器側受信手段、及び、前記記憶手段に記憶されている履歴情報を前記電子機器側受信手段の送信要求の受信に応じて送信する電子機器側送信手段を備えた複数の電子機器に、前記送信要求を送信する管理装置側送信手段を備えたコンピュータを、前記電子機器に発生した状況の発生頻度に基づいて前記電子機器側送信手段に前記履歴情報を送信させる送信タイミングを決定し、決定した前記送信タイミングに従って前記管理装置側送信手段が前記送信要求を送信するように前記管理装置側送信手段を制御する制御手段とて機能させることを特徴とする。
【0011】
請求項6に記載のコンピュータが読み取り可能な記録媒体は、自己に発生した状況を示す履歴情報を記憶する記憶手段、前記記憶手段に記憶されている履歴情報の送信要求を受信する電子機器側受信手段、及び、前記記憶手段に記憶されている履歴情報を前記電子機器側受信手段の送信要求の受信に応じて送信する電子機器側送信手段を備えた複数の電子機器に、前記送信要求を送信する管理装置側送信手段を備えたコンピュータを、前記電子機器に発生した状況の発生頻度に基づいて前記電子機器側送信手段に前記履歴情報を送信させる送信タイミングを決定し、決定した前記送信タイミングに従って前記管理装置側送信手段が前記送信要求を送信するように前記管理装置側送信手段を制御する制御手段とて機能させるプログラムを記録したことを特徴とする。
【0012】
請求項5、6によると、電子機器が履歴情報を送信する送信タイミングを電子機器に発生した状況の発生頻度に基づいて決定し、決定した送信タイミングに従って電子機器が履歴情報を送信するように制御する。このため、履歴情報の送信タイミングが適切なタイミングになるとともに、履歴情報の送信に関する管理者などの作業負担が軽減される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
【0014】
まず、本発明の実施の形態における履歴管理システムの構成について図1及び図2を参照しつつ説明する。図1は、履歴管理システムのシステム構成の一例を示す図である。図2は、図1の履歴管理システムを構成する装置の装置構成の一例を示す図である。
【0015】
図1に一例を示す履歴管理システム1は、4台のプリンタ2(2a、2b、2c、2d)と、管理サーバ3と、パーソナルコンピュータ4とを、備えており、夫々LAN(Local Area Network)5に接続されている。但し、本実施の形態では、電子機器に相当するプリンタ2が発生する状況を示す履歴情報を管理装置に相当する管理サーバ3が取得して、取得した履歴情報を管理するものである。
【0016】
プリンタ2は、図2(a)に示すように、CPU21と、ROM22と、RAM23と、NVRAM24と、印字部25と、操作パネル26と、異常検出部27と、タイマ28と、インターフェース29と、を備えている。
【0017】
ROM(Read Only Memory)22は、読み出し専用の記憶装置であって、プリンタ2の主記憶装置の一部を構成するものである。このROM22には、システムプログラムや、プリンタ2から管理サーバ3へ当該プリンタ2の利用状態履歴(printなどのジョブとそのジョブが開始された日時、jamやtoner emptyなどのエラーとそのエラーが発生した日時など、プリンタ2に発生した状況を示す履歴情報)を送信して管理サーバ3でプリンタ2の利用状態履歴を管理する履歴管理処理(図4参照)をプリンタ2に実行させるためのプログラムなど、各種プログラムが格納されている。RAM(Random Access Memory)23は、読み出し・書き込み可能な揮発性記憶装置であって、ROM22と同様にプリンタ2の主記憶装置の一部を構成するものである。RAM23には、データ処理の中間結果を格納するためのワークエリアなどがある。
【0018】
NVRAM(Non Volatile Random Access Memory)24は、読み出し・書き込み可能であって、電源オフ時にも記憶したデータが消去されずに記憶し続けることが可能な記憶装置である。このNVRAM24には、プリンタ2の利用状態履歴(printなどのジョブとそのジョブが開始された日時とを関連付けてなる情報やjamやtoner emptyなどのエラーとそのエラーが発生した日時とを関連付けてなる情報などのプリンタ2に発生した状況を示す履歴情報)が記憶される。つまり、NVRAM24は、履歴情報を記憶する記憶手段を構成する。
【0019】
印字部25は、モノクロあるいはカラーによる文字または画像の印刷機能を提供するものである。操作パネル26は、入力装置と表示装置との役割を兼ね備えるものであって、例えば、液晶表示器、所定数の入力キー、及び液晶表示器の表示面に添付されたタッチパネルなどにより構成されている。異常検出部27は、印刷時の紙詰まりやトナー切れなどプリンタ2に発生した異常(エラー)を検出するものである。タイマ28は、計時装置である。インターフェース29は、プリンタ2をLAN5に接続し、プリンタ2とLAN5の先に接続されている管理サーバ3やパーソナルコンピュータ4などの各装置との間の通信を可能にするものである。このインターフェース29は、CPU21と一体となって、NVRAM24に記憶されている利用状態履歴(printなどのジョブとそのジョブが開始された日時、jamやtoner emptyなどのエラーとそのエラーが発生した日時など、プリンタ2に発生した状況を示す履歴情報)を管理サーバ3へ送信する送信手段を構成する。
【0020】
CPU(Central Processing Unit)21は、各種演算及び処理を行うものであって、中央演算処理装置として機能する。本実施の形態においては、CPU21は、履歴管理処理(図4参照)を実行する。また、CPU21は、printなどのジョブが行われた時にジョブの内容とタイマ28によって計時された日時とを関連付けてなる情報や、jamやtoner emptyなどのエラーなどが異常検出部27によって検出された時にエラーの内容とタイマ28によって計時された日時とを関連付けてなる情報などを、NVRAM24に記憶する。このようにして、NVRAM24にプリンタ2の利用状態履歴が記憶されることになる。
【0021】
また、履歴管理処理(図4参照)において、CPU21は、インターフェース29を介して管理サーバ3から利用状態履歴などの情報の送信要求を受信すると、プリンタ2のIPアドレスと、NVRAM24に記憶されている利用状態履歴と、プリンタ2が利用状態履歴を記録することができる最大記憶容量などとを含んだ応答情報を作成し、作成した応答情報をインターフェース29を介して要求元である管理サーバ3へ送信する。
【0022】
管理サーバ3は、図2(b)に示すように、CPU31と、ROM32と、RAM33と、HDD34と、タイマ35と、インターフェース36と、を備えている。
【0023】
ROM32は、読み出し専用の記憶装置であって、管理サーバ3の主記憶装置の一部を構成するものである。このROM32には、システムプログラムや、履歴管理処理(図3参照)を管理サーバ3に実行させるためのプログラムなど、各種プログラムが格納されている。RAM33は、読み出し・書き込み可能な揮発性記憶装置であって、ROM32と同様に管理サーバ3の主記憶装置の一部を構成するものである。RAM33には、データ処理の中間結果を格納するためのワークエリアなどがある。
【0024】
HDD(Hard Disk Drive)34は、読み出し・書き込み可能な記憶装置(ハードディスク)及びその読取装置である。HDD34には、プリンタ2(プリンタ2a、2b、2c、2dなど)ごとに図5に一例を示す履歴を格納する。図5に一例を示す履歴は、各プリンタ2のIPアドレスにそのプリンタ2が利用状態履歴を記憶することができる最大記憶容量及びそのプリンタ2に発生した状況に関する情報(printなどのジョブとその発生時刻、jamやtoner emptyなどのエラーとその発生時刻、などを関連付けてなる情報)が記憶されている。つまり、HDD34は、プリンタ2が管理サーバ3へ送信した利用状態履歴を格納する格納手段を構成する。タイマ35は、計時装置である。インターフェース36は、管理サーバ3をLAN5に接続し、管理サーバ3とLAN5の先に接続されているプリンタ2やパーソナルコンピュータ4などの各装置との間の通信を可能にするものである。このインターフェース36は、プリンタ2からプリンタ2自身が記憶している利用状態履歴を受信する受信手段を構成する。
【0025】
CPU31は、各種演算及び処理を行うものであって、中央演算処理装置として機能する。本実施の形態においては、CPU31は、履歴管理処理(図3参照)を実行する。この履歴管理処理におけるCPU31の処理の概略は次のようなものである。
【0026】
履歴管理処理(図3参照)において、CPU31は、第1スケジュール作成手順(プリンタ2が利用状態履歴を記憶することができる最大記憶容量及びプリンタ2でのジョブやエラーなどの発生頻度などに基づいて管理サーバ3がプリンタ2に利用状態履歴などを問い合わせるスケジュールを作成する手順:詳細は後述)、及び、第2スケジュール作成手順(プリンタ2が利用状態履歴を記憶することができる最大記憶容量、プリンタ2でのジョブやエラーなどの発生頻度及び1時間当たりの発生頻度の分布などに基づいて管理サーバ3がプリンタ2に利用状態履歴などを問い合わせるスケジュールを作成する手順:詳細は後述)のいずれかによって作成されたスケジュールを参照して、タイマ35の計時結果に基づき、インターフェース36を介してプリンタ2に対して当該プリンタ2に記憶されている利用状態履歴などの情報の問い合わせ(送信要求)を行う。そして、CPU31は、これに対するプリンタ2の応答として応答情報(プリンタ2のIPアドレス、プリンタ2の利用状態履歴、プリンタ2が利用状態履歴を記録することができる最大記憶容量などとを含む)をインターフェース36を介して受信する。そして、CPU31は、受信した応答情報に含まれる利用状態履歴の新規分(前回までの利用状態履歴の問い合わせで既に取得されている部分を除いた部分)などをHDD34に追加する。
【0027】
続いて、CPU31は、スケジュールの作成の対象となっているプリンタ2の利用状態履歴がHDD34に過去1日分記憶されていない場合、或いは、プリンタ2から管理サーバ3へ今回送信された利用状態履歴の新規分の履歴期間(新規分の最後のジョブやエラーなどが発生した日時から新規分の最初のジョブやエラーなどが発生した日時を引いて得られる期間)が1時間に満たない場合、第1スケジュール作成手順に従ってスケジュールを作成し、作成したスケジュールに対象となっているプリンタ2に対して問い合わせを行うスケジュールを更新する。この更新されたスケジュールに従って次回の問い合わせが行われる。
【0028】
一方、CPU31は、スケジュールの作成の対象となっているプリンタ2の利用状態履歴がHDD34に過去1日分記憶されており、かつ、プリンタ2から管理サーバ3へ今回送信された利用状態履歴の新規分の履歴期間が1時間以上ある場合、第2スケジュール作成手順に従ってスケジュールを作成し、作成したスケジュールに対象となっているプリンタ2に対して問い合わせを行うスケジュールを更新する。この更新されたスケジュールに従って次回の問い合わせが行われる。
【0029】
つまり、CPU31が、プリンタ2に利用状態履歴を送信させる送信タイミングを決定し、決定した送信タイミングに従ってプリンタ2が自身の利用状態履歴を管理サーバ3へ送信するようにプリンタ2を制御する制御手段を構成する。
【0030】
パーソナルコンピュータ3は、図2(c)に示すように、CPU41と、ROM42と、RAM43と、HDD44と、操作部45と、表示部46と、タイマ47と、インターフェース48と、を備えている。
【0031】
CPU41は、各種演算及び処理を行うものであって、中央演算処理装置として機能する。ROM42は、読み出し専用の記憶装置であって、パーソナルコンピュータ4の主記憶装置の一部を構成するものである。このROM42には、システムプログラムなど、各種プログラムが格納されている。RAM43は、読み出し・書き込み可能な揮発性記憶装置であって、ROM42と同様にパーソナルコンピュータ4の主記憶装置の一部を構成するものである。RAM43には、データ処理の中間結果を格納するためのワークエリアなどがある。HDD44は、読み出し・書き込み可能な記憶装置(ハードディスク)及びその読取装置である。
【0032】
操作部45は、パーソナルコンピュータ4の入力装置を構成するものである。この操作部45は、所定数の入力キーを並べてなるキーボードやマウスなどのポインティングデバイスなどで構成されている。表示部46は、パーソナルコンピュータ4の表示装置を構成するものである。この表示部46は、例えば、STN方式やDSTN方式などの単純マトリックス方式の液晶表示器や、TFTなどのアクティブマトリックス方式の液晶表示器などで構成されている。タイマ47は、計時装置である。インターフェース48は、パーソナルコンピュータ4をLAN5に接続し、パーソナルコンピュータ4とLAN5の先に接続されているプリンタ2や管理サーバ3などの各装置との間の通信を可能にするものである。
【0033】
以下、履歴管理システム1によって行われる履歴管理処理について図3及び図4を参照しつつ説明する。図3は、管理サーバ3が行う履歴管理処理の動作フローを示すフローチャートである。図4は、プリンタ2が行う履歴管理処理の動作フローを示すフローチャートである。
【0034】
まず、図3について説明する。ステップS101において、管理サーバ3のCPU31は、後述するステップS110で更新されたスケジュール(後述するステップS108または後述するステップS109の処理で作成されたスケジュールによって更新されたもの)を参照して、タイマ35の計時結果に基づき、プリンタ2(管理対象となっている1または複数のプリンタ2であって、本実施例ではプリンタ2a、2b、2c、2d)に対して当該プリンタ2の利用状態履歴などの情報を問い合わせる時間になったか否かを判定する。利用状態履歴などの情報を問い合わせる時間になっていないと判定された場合には(S101:NO)、ステップS101の処理に戻って、利用状態履歴などの情報を問い合わせる時間になったか否かの監視を継続する。一方、利用状態履歴などの情報を問い合わせる時間になったと判定された場合には(S101:YES)、該当するプリンタ2に対して、ステップS102の処理へ移行する。即ち、これらの処理はプリンタ2(2a、2b、2c、2d)ごとに行われる。尚、履歴管理処理において、初めてプリンタ2の利用状態履歴などの情報をプリンタ2に対して問い合わせるタイミングは、例えば、管理者などが指定したタイミングで行われる。
【0035】
ステップS102において、CPU31は、プリンタ2に対して当該プリンタ2の利用状態履歴などの情報を問い合わせる処理を行う。つまり、CPU31は、インターフェース36を介してプリンタ2に対して当該プリンタ2の利用状態履歴などの情報を送信するように要求する。そして、CPU31は、これに対するプリンタ2の応答としてインターフェース36を介してプリンタ2から応答情報(プリンタ2のIPアドレス、プリンタ2が記憶している利用状態履歴、プリンタ2が利用状態履歴を記憶することができる最大記憶容量などを含む)を受信する(図4参照)。また、CPU31は、プリンタ2に対して利用状態履歴などの情報を問い合わせた日時をタイマ35の計時結果に基づいてRAM33に一時的に記憶する。そして、ステップS103の処理へ移行する。
【0036】
ステップS103において、CPU31は、対象となっているプリンタ2が記憶することができる利用状態履歴の最大件数Nmaxを既に取得しているか否かを判定する。既に最大件数Nmaxを取得していると判定された場合には(S103:YES)、ステップS105の処理へ移行する。一方、まだ最大件数Nmaxを取得していないと判定された場合には(S103:NO)、ステップS104の処理へ移行する。
【0037】
ステップS104において、CPU31は、ステップS102の処理で受信した応答情報に含まれるプリンタ2が利用状態履歴を記憶することができる最大記憶容量、及び、ジョブやエラーの内容とそのジョブやエラーが発生した日時とからなる1件分の利用状態履歴を記憶するのに必要な記憶容量に基づいて、プリンタ2が記憶することができる利用状態履歴の最大件数Nmaxを求める。そして、CPU31は、対象となっているプリンタ2のIPアドレスに求めた最大件数Nmaxを関連付けてHDD34に記憶する。そして、ステップS105の処理へ移行する。尚、予め、管理サーバ3にプリンタの機種ごとの性能情報(利用状態履歴の最大記憶容量など)を記憶しておき、応答情報に含ませた機種情報に基づいてプリンタ2の性能情報を調べ、その性能情報(利用状態履歴の最大記憶容量など)及び1件分の記憶に必要な記憶容量に基づいて利用状態履歴の最大件数Nmaxを求めるようにしてもよい。
【0038】
ステップS105において、CPU31は、ステップS102の処理で受信した応答情報に含まれる利用状態履歴の新規分(前回までの利用状態履歴の問い合わせで既に取得されている部分を除いた部分)を、対象となっているプリンタ2のIPアドレスに関連付けてHDD34に格納する(図5参照)。
【0039】
ステップS106において、CPU31は、HDD34に記憶されている対象のプリンタ2の利用状態履歴を参照して、HDD34に過去1日分の利用状態履歴が記憶されているか否かを判定する。対象のプリンタ2の過去1日分の利用状態履歴がHDD34に記憶されていると判定された場合には(S106:YES)、ステップS107の処理へ移行する。一方、対象のプリンタ2の過去1日分の利用状態履歴がHDD34に記憶されていないと判定された場合には(S106:NO)、ステップS108の処理へ移行する。
【0040】
ステップS107において、CPU31は、ステップS102で取得した応答情報に含まれる利用状態履歴を参照して、取得した利用状態履歴の新規分の履歴期間が1時間分以上あるか否かを判定する。1時間分以上ないと判定された場合には(S107:NO)、ステップS108の処理へ移行する。一方、1時間分以上あると判定された場合には(S107:YES)、ステップS109の処理へ移行する。
【0041】
ステップS108において、CPU31は、第1スケジュール作成手順に従って管理サーバ3がプリンタ2に対してそのプリンタ2の利用状態履歴などの情報を問い合わせるスケジュールを作成する。
【0042】
ここで、第1スケジュール作成手順について、以下に詳細に説明する。まず、CPU31は、ステップS102でプリンタ2から受信した応答情報に含まれる利用状態履歴の新規分の履歴期間Tr1を、新規分の最後のジョブやエラーなどが発生した日時から新規分の最初のジョブやエラーなどが発生した日時を減算することによって求める。また、CPU31は、ステップS102でプリンタ2から受信した応答情報に含まれる利用状態履歴を参照して、新規分のジョブやエラーなどの発生件数(記録件数)N1を求める。
【0043】
続いて、CPU31は、プリンタ2に記録されるジョブやエラーなどの利用状態履歴の件数が最大件数Nmaxに達するまでに要するであろうと予想される時間T1を、下記式(1)を演算することによって算出する。
1=Nmax×Tr1/N1 (1)
但し、最大件数Nmaxは前回までの問い合わせで取得された値、又は、今回の問い合わせで取得された値である(S103、S104参照)。
【0044】
さらに続いて、CPU31は、管理サーバ3がプリンタ2に対して利用状態履歴などの情報を問い合わせる問い合わせ周期TS1を、下記式(2)を演算することによって算出する。
S1=T1/F1 (2)
但し、F1は、最大件数Nmaxに達するまでに管理サーバ3がプリンタ2に対して利用状態履歴などの情報を問い合わせる問い合わせ回数であり、問い合わせ回数F1は予め管理者などによって設定され、或いは、第1スケジュール作成手順を実行する度に管理者などによって指定される。
【0045】
さらに続いて、CPU31は、ステップS102で管理サーバ3がプリンタ2に対して利用状態履歴などの情報を問い合わせた日時(RAM33に一時的に記憶されている日時)に、上記式(2)で算出された問い合わせ周期TS1を順次加算して、管理サーバ3がプリンタ2に対してプリンタ2が記憶している利用状態履歴などの情報を問い合わせるスケジュールを作成する。そして、ステップS110の処理へ移行する。
【0046】
ステップS109において、CPU31は、第2スケジュール作成手順に従って管理サーバ3がプリンタ2に対してそのプリンタ2の利用状態履歴などの情報を問い合わせるスケジュールを作成する。
【0047】
ここで、第2スケジュール作成手順について、以下に詳細に説明する。まず、CPU31は、ステップS102でプリンタ2から受信した応答情報に含まれる利用状態履歴の新規分の履歴期間Tr2を、新規分の最後のジョブやエラーなどが発生した日時から新規分の最初のジョブやエラーなどが発生した日時を減算することによって求める。また、CPU31は、ステップS102でプリンタ2から受信した応答情報に含まれる利用状態履歴を参照して、新規分のジョブやエラーなどの発生件数(記録件数)N2を求める。
【0048】
続いて、CPU31は、プリンタ2に記録されるジョブやエラーなどの利用状態履歴の件数が最大件数Nmaxに達するまでに要するであろうと予想される時間T2を、下記式(3)を演算することによって算出する。
2=Nmax×Tr2/N2 (3)
但し、最大件数Nmaxは前回までの問い合わせで取得された値、又は、今回の問い合わせで取得された値である(S103、S104参照)。
【0049】
さらに続いて、CPU31は、管理サーバ3がプリンタ2に対して利用状態履歴などの情報を問い合わせる仮問い合わせ周期TS2を、下記式(4)を演算することによって算出する。
S2=T2/F2 (4)
但し、F2は、最大件数Nmaxに達するまでに管理サーバ3がプリンタ2に対して利用状態履歴などの情報を問い合わせる問い合わせ回数であり、問い合わせ回数F2は予め管理者などによって設定され、或いは、第2スケジュール作成手順を実行する度に管理者などによって指定される。
【0050】
さらに続いて、CPU31は、24時間に管理サーバ3がプリンタ2に対して問い合わせを行う問い合わせ回数F24を、仮問い合わせ周期TS2を利用して下記式(5)を演算することによって算出する。
24=(24×60)/TS2 (5)
但し、TS2の単位は分(minute)である。
【0051】
さらに、続いてCPU31は、対象となっているプリンタ2のHDD34に記憶されている利用状態履歴を参照して、過去24時間分のジョブやエラーなどの発生件数(記録件数)K24、及び、1時間ごとのジョブやエラーなどの発生件数(記録件数)K0-1、K1-2、…、K22-23、K23-24を求める。
【0052】
さらに続いて、CPU31は、1時間ごとの問い合わせ回数F0-1、F0-2、…、F22-23、F23-24を、上記式(5)で算出した問い合わせ回数F24、上記発生件数K24、及び、上記発生件数K0-1、K1-2、…、K22-23、K23-24を利用して、下記式(6)を演算することによって算出する。
0-1=F24×K0-1/K24
1-2=F24×K1-2/K24
… (6)
22-23=F24×K22-23/K24
23-24=F24×K23-24/K24
但し、余りは切り捨てるものとする。
【0053】
さらに続いて、CPU31は、各時間毎の問い合わせが上記式(6)で算出された夫々の問い合わせ回数分一定間隔で行われるようにスケジュールを作成する。
【0054】
さらに続いて、CPU31は、問い合わせ回数F24から問い合わせ回数F0-1、F1-2、…、F22-23、F23-24の合計回数を減算して、問い合わせ回数の不足分を求める。そして、CPU31は、問い合わせ回数の不足分を、問い合わせ回数F0-1、F1-2、…、F22-23、F23-24の少ない時間帯から順に1回分づつ振り分けて(あるいは、複数時間連続して問い合わせ回数が少ない時間帯に問い合わせ回数の不足分を振り分けて)、1時間毎の問い合わせ回数の合計が問い合わせ回数F24になるように修正する。そして、CPU31は、問い合わせ回数が修正された時間帯において、その時間帯の中央で問い合わせが行われるようにスケジュールを更新する。そして、ステップS110の処理へ移行する。
【0055】
ステップS110において、CPU31は、(1)スケジュール作成の対象となっているプリンタ2の利用状態履歴がHDD34に過去1日分記憶されていない場合、或いは、プリンタ2から管理サーバ3へ今回送信された利用状態履歴の新規分の履歴期間が1時間に満たない場合、対象となっているプリンタ2のスケジュールをステップS108で作成したスケジュールに更新する。或いは、CPU31は、(2)スケジュール作成の対象となっているプリンタ2の利用状態履歴がHDD34に過去1日分記憶されており、且つ、プリンタ2から管理サーバ3へ今回送信された利用状態履歴の新規分の履歴期間が1時間以上ある場合、対象となっているプリンタ2のスケジュールをステップS109で作成したスケジュールに更新する。
【0056】
ステップS111において、CPU31は、プリンタ2に対する利用状態履歴などの情報の問い合わせを継続するか否かを判定する。継続すると判定された場合には(S111:YES)、ステップS101の処理へ戻って、上述したステップS101からステップS110の処理を繰り返し行う。一方、継続しないと判定された場合には(S111:NO)、図3の処理を終了する。
【0057】
次に、図4について説明する。ステップS201において、プリンタ2のCPU21は、図3のステップS102で管理サーバ3がプリンタ2に対して行う利用状態履歴などの情報の送信要求(問い合わせ)をインターフェース29を介して受信したか否かを判定する。管理サーバ3から利用状態履歴などの情報の送信要求を受信していないと判定された場合には(S201:NO)、ステップS201に戻って、CPU21は管理サーバ3からの送信要求の監視を継続する。一方、管理サーバ3から利用状態履歴などの送信要求を受信したと判定された場合には(S201:YES)、ステップS202の処理へ移行する。
【0058】
ステップS202において、CPU21は、管理サーバ3からの送信要求(問い合わせ)に対して応答するために、プリンタ2自身のIPアドレスなどを含んだ応答情報を新規作成する。続いて、ステップS203において、CPU21は、ステップS202で新規作成された応答情報に、NVRAN24に記憶されている利用状態履歴を追記する。さらに続いて、ステップS204において、CPU31は、ステップS203で利用状態履歴が追記された応答情報にプリンタ2が利用状態履歴を記憶することができる最大記憶容量など最新の性能情報を追記する。
【0059】
ステップS205において、CPU21は、ステップS202からステップS204の処理おいて作成された応答情報(IPアドレス、利用状態履歴、最大記憶容量などを含む)を要求元である管理サーバ3へインターフェース29を介して返信する。この応答情報が図3のステップS102で受信されることになる。
【0060】
以上説明したように本実施の形態における履歴管理システム1は、管理サーバ3がプリンタ2に対してそのプリンタ2が記憶している利用状態履歴などの情報を問い合わせる、つまり、プリンタ2が管理サーバ3へプリンタ2自身が記憶している利用状態履歴などの情報を送信するスケジュールを自動的に作成している。このため、管理者などがプリンタ2から管理サーバ3へプリンタ2自身が記憶している利用状態履歴などの情報を送信する送信タイミングを決定する作業が不要となって、管理者などの作業負担が軽減される。
【0061】
また、管理サーバ3は、プリンタ2でジョブやエラーなどが発生する発生頻度、発生頻度の分布、プリンタ2が利用状態履歴を記憶することができる最大記憶容量などに基づいて、問い合わせを行うスケジュールを作成している。このため、管理サーバ3がプリンタ2に対して利用状態履歴などの情報の問い合わせを行うタイミング、つまり、プリンタ2から管理サーバ3へ利用状態履歴などの情報を送信するタイミングが適切なものとなっている。
【0062】
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な設計変更が可能なものである。例えば、本実施の形態では、管理サーバ3がプリンタ2に利用状態履歴などの情報を問い合わせるスケジュールを管理サーバ3が作成し、つまりプリンタ2から管理サーバ3へプリンタ2自身が記憶している利用状態履歴などの情報を送信する送信タイミングを管理サーバ3が決定して、その決定した送信タイミングに従ってプリンタ2が自己の利用状態履歴などの情報を送信するように管理サーバ3がプリンタ2を制御するように構成している場合であるが、管理サーバ3の代わりにパーソナルコンピュータ4などが送信タイミングを決定し、決定した送信タイミングでプリンタ2が自己の利用状態履歴などの情報を管理サーバ3へ送信するようにパーソナルコンピュータ4などがプリンタ2を制御するように構成してもよい。
【0063】
また、上記第1スケジュール作成手順及び上記第2スケジュール作成手順に限らず、プリンタ2においてジョブやエラーなどの情報を記憶しきれなくなる前にプリンタ2が利用状態履歴を管理サーバ3へ送信するようなスケジュール作成方法であればよい。
【0064】
さらに、上記実施の形態などで説明した履歴管理処理を実行させるためのプログラムをCD−ROMなどコンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録するようにしてもよい。
【0065】
【発明の効果】
請求項1、4によると、電子機器から管理装置へ履歴情報を送信する送信タイミングを電子機器に発生した状況の発生頻度に基づいて決定し、決定した送信タイミングに従って履歴情報が電子機器から管理装置へ送信される。このため、電子機器から管理装置への履歴情報の送信タイミングが適切なタイミングになるとともに、電子機器から管理装置への履歴情報の送信に関する管理者などの作業負担が軽減される。
【0066】
請求項2によると、記憶手段の記憶容量を考慮して送信タイミングを決定することが可能であるため、電子機器に発生した状況が電子機器から管理装置へ送信される前の履歴情報が記憶手段に記憶しきれないような事態をより精度良く防ぐことができる。この結果、管理装置で電子機器に発生した状況を確実に管理することが可能になる。
【0067】
請求項3によると、発生頻度の分布を考慮して送信タイミングを決定することが可能であるため、送信タイミングが発生頻度の分布に対応したものにでき、送信タイミングをより適切にすることができる。
【0068】
請求項5、6によると、電子機器が履歴情報を送信する送信タイミングを電子機器に発生した状況の発生頻度に基づいて決定し、決定した送信タイミングに従って電子機器が履歴情報を送信するように制御する。このため、履歴情報の送信タイミングが適切なタイミングになるとともに、履歴情報の送信に関する管理者などの作業負担が軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態における履歴管理システムのシステム構成の一例を示す図である。
【図2】 図1の履歴管理システムを構成する装置の装置構成の一例を示す図である。
【図3】 本発明の実施の形態におけるプリンタ側の履歴管理処理の動作フローを示すフローチャートである。
【図4】 本発明の実施の形態における管理サーバ側の履歴管理処理の動作フローを示すフローチャートである。
【図5】 図1及び図2に示される管理サーバが記憶する記憶内容の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 履歴管理システム
2、2a、2b、2c、2d プリンタ
3 管理サーバ
4 パーソナルコンピュータ
5 LAN
21、31、41 CPU
22、32、42 ROM
23、33、43 RAM
24 NVRAM
25 印字部
26 操作パネル
27 異常検出部
28、35、47 タイマ
29、36、48 インターフェース
34、44 HDD
45 操作部
46 表示部

Claims (6)

  1. 複数の電子機器と、前記電子機器に発生した状況を示す履歴情報を前記電子機器から取得し、取得した前記履歴情報を管理する管理装置と、を備えた履歴管理システムであって、
    前記電子機器の各々は、
    当該電子機器に発生した状況を示す履歴情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている履歴情報の送信要求を受信する電子機器側受信手段と、
    前記記憶手段に記憶されている履歴情報を前記電子機器側受信手段の送信要求の受信に応じて送信する電子機器側送信手段と備えており、
    前記管理装置は、
    前記送信要求を、前記電子機器各々に送信する管理装置側送信手段と、
    前記電子機器側送信手段によって送信された前記履歴情報を受信する管理装置側受信手段と、
    前記管理装置側受信手段によって受信された前記履歴情報を格納する格納手段と、
    前記電子機器に発生した状況の発生頻度に基づいて前記電子機器側送信手段に前記履歴情報を送信させる送信タイミングを決定し、決定した前記送信タイミングに従って前記管理装置側送信手段が前記送信要求を送信するように前記管理装置側送信手段を制御する制御手段を備えたことを特徴とする履歴管理システム。
  2. 前記制御手段は、さらに前記記憶手段の記憶容量に基づいて前記送信タイミングを決定することを特徴とする請求項1に記載の履歴管理システム。
  3. 前記制御手段は、さらに前記発生頻度の分布に基づいて前記送信タイミングを決定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の履歴管理システム。
  4. 複数の電子機器に発生した状況を示す履歴情報を電子機器から取得し、取得した前記履歴情報を管理する管理装置であって、
    前記履歴情報の送信要求を、前記電子機器各々に送信する管理装置側送信手段と、
    前記電子機器によって送信された前記履歴情報を受信する管理装置側受信手段と、
    前記管理装置側受信手段によって受信された前記履歴情報を格納する格納手段と、
    前記電子機器に発生した状況の発生頻度に基づいて前記電子機器に前記履歴情報を送信させる送信タイミングを決定し、決定された前記送信タイミングに従って前記管理装置側送信手段が前記送信要求を送信するように前記管理装置側送信手段を制御する制御手段と備えたことを特徴とする管理装置。
  5. 自己に発生した状況を示す履歴情報を記憶する記憶手段、前記記憶手段に記憶されている履歴情報の送信要求を受信する電子機器側受信手段、及び、前記記憶手段に記憶されている履歴情報を前記電子機器側受信手段の送信要求の受信に応じて送信する電子機器側送信手段を備えた複数の電子機器に、前記送信要求を送信する管理装置側送信手段を備えたコンピュータを、
    前記電子機器に発生した状況の発生頻度に基づいて前記電子機器側送信手段に前記履歴情報を送信させる送信タイミングを決定し、決定した前記送信タイミングに従って前記管理装置側送信手段が前記送信要求を送信するように前記管理装置側送信手段を制御する制御手段とて機能させることを特徴とするプログラム。
  6. 自己に発生した状況を示す履歴情報を記憶する記憶手段、前記記憶手段に記憶されている履歴情報の送信要求を受信する電子機器側受信手段、及び、前記記憶手段に記憶されている履歴情報を前記電子機器側受信手段の送信要求の受信に応じて送信する電子機器側送信手段を備えた複数の電子機器に、前記送信要求を送信する管理装置側送信手段を備えたコンピュータを、
    前記電子機器に発生した状況の発生頻度に基づいて前記電子機器側送信手段に前記履歴情報を送信させる送信タイミングを決定し、決定した前記送信タイミングに従って前記管理装置側送信手段が前記送信要求を送信するように前記管理装置側送信手段を制御する制御手段とて機能させるプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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