JP3903726B2 - 空気調和機 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、脱臭フィルターを備えた空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図10は、従来における脱臭フィルター付きの空気調和機の室内ユニットを示す側面断面図である。図10において、1は室内ユニットの本体、2は本体1の天面や正面に形成する空気取入れ口、3は本体1の下方に形成するルーバー付きの空気吹出し口、4は空気取入れ口2の内側近傍に配設する例えば活性炭や触媒材料添着のセラミックなどから成る脱臭フィルターである。5は本体1内の略中央部に配置するラインフローファン、6は脱臭フィルター4とラインフローファン5との間に設けられる熱交換器である。こうした構成により、ラインフローファン5が回転するとその誘引作用で、室内空気が空気取入れ口2から流入して脱臭フィルター4を通過し、そのときに空気に含まれる臭気成分が脱臭される。そして、脱臭された空気は熱交換器6を通過することで冷却または加温され、その空気が空気吹出し口3から室内へ吹き出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の空気調和機は、前述のように脱臭フィルターで脱臭された空気を熱交換器により冷却または加温し、その空気を室内へ吹き出して空気調和を行っている。しかし、脱臭フィルターは風路の圧損を大きくする関係上、熱交換器への通過風量が少なくなって熱交換効率が低下する。これにより、空気調和機の冷暖房動作を正常に維持するために、圧縮機の運転能力を高めたり或いはラインフローファンの回転数を増大させて熱交換器への通過風量を多くする必要がある。したがって、空気調和機の消費電力即ちランニングコストが高くなったり、ラインフローファンの騒音レベルが大きくなるなどの問題点が有った。また、使用者が機器の長期使用に伴って脱臭フィルターを定期的に新しい品物と交換するなどの煩わしさを生じるという問題点が有った。
【0004】
この発明は、前述のような問題点を解決するためになされたもので、室内の空気清浄を前提として冷暖房運転時における風路の圧損を小さくして熱交換器への通過風量を多くし、熱交換効率を高めて機器のランニングコストの節約を行いながら快適な空気調和を実行し、かつラインフローファンの騒音レベルの増大を防止することを目的とする。さらに、脱臭フィルターのメンテナンスフリーを実現し、使用者は新品と交換するなどの必要性がなく煩わしさを解消することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る空気調和機は、外箱と、外箱内に配設する熱交換器と、空気取入れ口から流入する室内空気を吸込み風路を通じて熱交換器へ送り込み、熱交換器で熱交換された空気を吹出し風路から空気吹出し口を通じて室内へ吹き出させるファンと、吸込み風路或いは吹出し風路に配置される脱臭フィルターとを備えた空気調和機において、空気取入れ口の近傍に室内の臭気成分量を検知する臭気検知器を設け、臭気検知器の検知量が予め設定された所定値以下に至った場合に、脱臭フィルターを風路内から風路外へ自動的に移動配置させ、臭気検知器の検知量が予め設定された所定値以上に至った場合に、脱臭フィルターを風路外から風路内へ自動的に移動配置させる移動配置手段を設けるようにしたものである。
【0006】
また、移動配置手段は脱臭フィルターの一端部に回転軸を設け、その回転軸を臭気検知器の検知量に基づいて回転軸を正逆方向へ回転するようにしたものである。
【0007】
また、脱臭フィルターに発熱体を設け、臭気検知器の検知量が予め設定された所定値以下に至った場合に、発熱体に所定時間だけ電圧を印加するようにしたものである。
また、空気調和機背面部に形成された排気口と、この排気口内側に設けられた排気ファンとを備え、発熱体への電圧印加時に排気ファンを駆動させるようにしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
実施の形態1
図1は、この発明の空気調和機に係る室内ユニットの実施の形態1を示す側面断面図である。図1において、従来例と同一の符号は同一または相当部分を示す。7は空気取入れ口2の近傍に設けられる例えばタバコ臭の成分量を検知する臭気検知器、8は本体1内の略中央部に配置するラインフローファン5の風下側即ち吹出し風路9に配設される移動式脱臭ユニットであって、脱臭フィルター10とその一端部に取り付けられる回転軸11とから構成する。12は回転軸11を正逆方向に往復回転させる駆動ユニット、13は臭気検知器7の検知成分量に基づいて駆動ユニット12を駆動制御する制御手段である。
【0009】
図2は、移動式脱臭ユニット8の展開例を示す斜視図である。図2の(a)において、移動式脱臭ユニット8は空気流(図中のA部)に対して直交するように配置される回転軸14と、この回転軸14の長手方向に沿って所定間隔毎に設けられ、かつ空気流に沿って平行に配置される複数の平板状の脱臭フィルター15とから構成する。ここで、平板状の脱臭フィルター14を空気流に沿って平行に配置した理由は、風路の圧損を小さくした状態で脱臭するためである。また、図2の(b)において移動式脱臭ユニット8は空気流に沿って平行に配置される複数の波状の脱臭フィルター即ちコルゲート加工処理を施した脱臭フィルター16と、この脱臭フィルター16を支持する枠体17と、この枠体17の上部に固着する回転軸18とから構成する。ここで、コルゲート加工処理を施した脱臭フィルター16を用いた理由は、空気との接触面積を大きくさせると共に、機械的強度を保ちながら風路の圧損を小さくした状態で脱臭するためである。なお、平板状の脱臭フィルター14とコルゲート加工処理の脱臭フィルター16は、多孔質の活性炭或いはゼオライトなどの基材にカリウム塩やリン酸などの化学薬品を添着し、かつ酸化マンガン、白金などの触媒の何れかを添加して作製する。
【0010】
次に、こうした構成を有する空気調和機の室内ユニットの動作について、図1に示す室内ユニットの側面断面図と、図3に示す駆動ユニット12を制御する制御手段13の動作フローチャート図とを併用して説明する。空気調和機の運転スイッチ(図示なし)をONして冷暖房運転を開始すると(ステップS100)、制御手段13は駆動ユニット12を介して吹出し風路9から外れた位置に移動式脱臭ユニット8の脱臭フィルター10を配置させる(ステップS101)。そして、ラインフローファン5が回転してその誘引作用で室内空気が空気取入れ口2から入り込んで熱交換器6を通過し、このときに臭気検知器7は室内空気に含まれる例えばタバコ臭の臭気成分量を検知する(ステップS102)。
【0011】
次に、制御手段13は臭気検知器7の検知出力S1と予め記憶設定される所定値S0との大きさを比較判断即ち臭気検知器の検知出力S1>所定値S0であるかどうかを判断する(ステップS103)。ここで、NOの場合は臭気成分量が少なく室内空気が比較的清浄であると判断され、移動式脱臭ユニット8の脱臭フィルター10を吹出し風路9から外れた位置に配置させる状態を維持する。これにより、熱交換器6を通過して熱交換された冷却空気或いは加温空気は脱臭フィルター10を介すことなく、直接吹出し風路9を通じて吹出し口3より室内へ吹き出される。このために、風路の圧損が小さい関係上熱交換器6の熱交換効率の向上を維持できる。
【0012】
また、制御手段13は前述の比較判断過程で(ステップS103)、YESの場合には臭気成分量が多くて室内空気はタバコ臭で汚れていると判断し、移動式脱臭ユニット8の回転軸11を駆動ユニット12を介して所定量だけ一方向へ回転させる。これにより、脱臭フィルター10は図1に示すように垂直方向(図1中のa部)から水平方向(図1中のb部)となるように位置が変化し、そのフィルター10は吹出し風路9内に配置される。これにより、熱交換器6で熱交換された冷却空気或いは加温空気に含まれる臭気成分は脱臭フィルター10により脱臭され、清浄空気が吹出し風路9を通じて空気吹出し口3から室内へ吹き出される。このような脱臭動作を実行することで、室内の汚染空気は徐々に清浄化されていく。次に、制御手段13は再び臭気検知器7の検知出力S1と所定値S0との大きさを比較判断する動作を実行する(ステップS103)。これ以降は、前述の動作を繰り返す。
【0013】
以上、制御手段13は臭気検知器7の検知成分量に基づいて室内空気が例えばタバコ臭で汚れていると判断した場合に、移動式脱臭ユニット8の脱臭部材フィルター10を吹出し風路内9に移動配置させる。また、室内空気が清浄であると判断した場合に脱臭フィルター10を吹出し風路9から外れた位置に移動配置させる。これにより、機器の冷暖房運転時における風路の圧損を小さくして熱交換器6の熱交換効率の向上を維持すると共に、室内の空気清浄を行うことができる。したがって、空気調和機の冷暖房運転時におけるランニングコストの節約を図り、快適な空気調和を実現することができる。これと同時に、風路の圧損の大きさに起因するラインフローファンの騒音レベルを低く抑えることができる。
【0014】
実施の形態2.
図4は、この発明の空気調和機に係る室内ユニットの実施の形態2を示す側面断面図である。図4において、実施の形態1と同一の符号は同一または相当部分を示す。19は本体1内のラインフローファン5の外周面に沿って配置される移動式脱臭ユニットである。図5の(a)と(b)は、移動式脱臭ユニット19の斜視図を示す。図5の(a)と(b)において、移動式脱臭ユニット19は円弧状の枠体20と、この枠体20の溝部(図示なし)に沿って上下往復移動する屈曲性をもつ蛇腹状の脱臭フィルター21とから構成する。なお、脱臭フィルター21は脱臭動作時に図5の(a)に示すように枠体20の溝部に沿って上方へ移動し、非脱臭動作時に図5の(b)に示すように枠体20の溝部に沿って下方へ移動するように構成する。
【0015】
ここで、脱臭フィルター21を枠体20の溝部に沿って上下方向へ往復移動させる仕組みについて、図6に示す移動式脱臭ユニット19の側面図を併用して説明する。図6において、枠体20に設けられる脱臭フィルター21の中央部に、その長手方向に沿ってワイヤー22を貫通させる。そして、そのワイヤー22は枠体20の下部に設けられる駆動ユニット23の正逆方向の回転動作によって、枠体20の上部に設けられるプーリー24を介して上下方向へ往復移動する。これにより、ワイヤー22と共連れ状態となって移動する脱臭フィルター21は枠体20の上下方向へ往復移動する状態となる。
【0016】
次に、こうした構成を有する空気調和機の動作について、図4と図7に示す室内ユニットの側面断面図を併用して説明する。空気調和機の運転スイッチ(図示なし)をONして冷暖房運転を開始すると、制御部13は臭気検知器7の検知出力が所定値以上である場合に、室内空気が例えばタバコ臭で汚れていると判断する。そして、駆動ユニット23により移動式脱臭ユニット19を構成する蛇腹状の脱臭フィルター21は、図4に示すように枠体20の溝部(図4中のa部)に沿って上方へ移動してラインフローファン5の風上側即ち吸込み風路24側の外周面を覆うようにして配置される。
【0017】
これにより、ラインフローファン5の回転による誘引作用で、空気取入れ口2から熱交換器6を通過した汚染空気は脱臭され、清浄空気が吹出し口3より室内へ吹き出される。次に、制御部13は臭気検知器7の検知出力が所定値以下の場合は室内空気が清浄であると判断し、蛇腹状の脱臭フィルター21は図7に示すように枠体20の溝部(図7中のa部)に沿って下方へ移動して、ラインフローファン5の風下側即ち吹出し風路25から外れた位置に配置される。これにより、ラインフローファン5の誘引作用によって空気気取入れ口2から熱交換器6を通過した清浄空気は、脱臭フィルター21を介さずに、直接吹出し口3より室内へ吹き出される。
【0018】
以上、制御手段13は臭気検知器7の検知成分量に基づいて移動式脱臭ユニット19の脱臭フィルター21を吸込み風路24側に移動配置させたり、或いは吹出し風路25から外れた位置に移動配置させる構成を採用したことにより、冷暖房運転時における風路の圧損を小さくして熱交換器6の熱交換効率の向上を維持すると共に、室内の空気清浄を実行することができる。したがって、空気調和機の冷暖房運転時におけるランニングコストの節約を図り、快適な空気調和を実現することができる。
【0019】
実施の形態3.
図8は、この発明の空気調和機に係る室内ユニットの実施の形態3を示す側面断面図である。ここでは、実施の形態1で述べた吹出し風路に配置される移動式脱臭ユニットの再生利用を図ったものである。図8において、実施の形態1と同一の符号は同一または相当部分を示す。27は移動式脱臭ユニット28を構成する複数の平板状の脱臭フィルター29の表面に設けられる面状発熱体、30は面状発熱体27に定期的に電圧を印加する電圧印加手段、31は本体1の背面部に形成する排気口、32は排気口31の内側に設けられる排気ファンである。
【0020】
次に、こうした構成を有する移動式脱臭ユニット28の再生動作について、図8を併用して説明する。空気調和機の運転停止時に、電圧印加手段30から出力される電圧が所定時間だけ面状発熱体27に印加され、これと同時に排気ファン32が駆動する。これにより、脱臭フィルター29が例えば60℃以上の温度で加熱されることにより、そのフィルター29に吸着された臭気成分は離脱し、排気ファン32の誘引作用で排気口31を通じて排出される。なお、面状発熱体27の加熱動作の実行タイミングスケジュールは制御部13に予め記憶設定される。
【0021】
また、前述のように面状発熱体27を脱臭フィルター29の表面に設ける他に、その発熱体27を脱臭フィルター29の中に設けるように構成しても良い。さらに、図9の側面断面図に示すように移動式脱臭ユニット28の回転軸33の長手方向に沿って所定間隔毎に複数の金属板34を設け、その金属板34の表面に脱臭材料35を塗布する。そして、加熱器36からの熱を熱伝導性を有する回転軸33に伝え、さらに回転軸33の熱を金属板34を介して脱臭材料35に伝えて臭気成分を離脱するようにしても良い。
【0022】
さらに、前述のように脱臭フィルター28の表面に面状発熱体27を設ける他に、その脱臭フィルター29の近傍に紫外線ランプ或いは高圧放電ユニットを配置し、これらの部品から発生する紫外線やオゾンなどを脱臭フィルター29へ照射するように構成しても良い。これにより、脱臭フィルター29に付着される細菌の増殖を抑制することができる。
【0023】
以上、移動式脱臭ユニット28の脱臭フィルター29の表面或いはその中に面状発熱体27を設け、定期的に面状発熱体27に電圧を印加して脱臭フィルター29を加熱することで、そのフィルター29に吸着される臭気成分が離脱される。こうした離脱方法により、脱臭フィルター29の再生利用が可能となり、メンテナンスフリーを有する移動式脱臭ユニット28を搭載した空気調和機の室内ユニットを得ることができる。
【0024】
【発明の効果】
この発明は、以上のように構成されるので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0025】
この発明に係る空気調和機は、外箱と、外箱内に配設する熱交換器と、空気取入れ口から流入する室内空気を吸込み風路を通じて熱交換器へ送り込み、熱交換器で熱交換された空気を吹出し風路から空気吹出し口を通じて室内へ吹き出させるファンと、吸込み風路或いは吹出し風路に配置される脱臭フィルターとを備えた空気調和機において、空気取入れ口の近傍に室内の臭気成分量を検知する臭気検知器を設け、臭気検知器の検知量が予め設定された所定値以下に至った場合に、脱臭フィルターを風路内から風路外へ自動的に移動配置させ、臭気検知器の検知量が予め設定された所定値以上に至った場合に、脱臭フィルターを風路外から風路内へ自動的に移動配置させる移動配置手段を設けるようにしたので、機器の冷暖房運転時における風路の圧損を小さくして熱交換効率の向上を維持すると共に、室内の空気清浄を行うことができる。したがって、空気調和機の冷暖房運転時におけるランニングコストの節約を図って、快適な空気調和を実現する空気調和機を提供することができる。また、風路の圧損を小さくすることでラインフローファンの騒音レベルを低く抑えることができる。
【0026】
また、移動配置手段は脱臭フィルターの一端部に回転軸を設け、その回転軸を臭気検知器の検知量に基づいて回転軸を正逆方向へ回転するようにしたので、簡単な移動機構で脱臭フィルターを風路内から風路外へ移動配置させたり、或いは風路外から風路内へ移動配置させて風路の圧損を小さくし、熱交換効率の向上を維持して機器のランニングコストの節約を図ると共に室内の空気清浄を行うことができる。
【0027】
また、脱臭フィルターに発熱体を設け、臭気検知器の検知量が予め設定された所定値以下に至った場合に、発熱体に所定時間だけ電圧を印加するようにしたので、脱臭フィルターに吸着された臭気成分を定期的に離脱することが可能となり、メンテナンスフリーを有する移動式脱臭ユニットを搭載した空気調和機を提供することができる。
また、空気調和機背面部に形成された排気口と、この排気口内側に設けられた排気ファンとを備え、発熱体への電圧印加時に排気ファンを駆動させるようにしたので、脱臭フィルターに吸着された臭気成分は離脱し、排気ファンの誘引作用で排気口を通じて排出され、脱臭フィルターの再生利用が可能となり、メンテナンスフリーを有する移動式脱臭ユニットを搭載した空気調和機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る空気調和機の室内ユニットを示す側面断面図である。
【図2】 実施の形態1の移動式脱臭ユニットを示す斜視図である。
【図3】 実施の形態1の駆動ユニットを制御する制御手段の動作フローチャート図である。
【図4】 実施の形態2の室内ユニットを示す側面断面図である。
【図5】 実施の形態2の移動式脱臭ユニットを示す斜視図である。
【図6】 実施の形態2の移動式脱臭ユニットを示す側面図である。
【図7】 実施の形態2の室内ユニットを示す側面断面図である。
【図8】 実施の形態3の室内ユニットを示す側面断面図である。
【図9】 実施の形態3の移動式脱臭ユニットを示す側面図である。
【図10】 従来の空気調和機に係る室内ユニットを示す側面断面図である。
【符号の説明】
1 本体、2 空気取入れ口、3 ルーバー付き空気吹出し口、4 脱臭フィルター、5 ラインフローファン、6 熱交換器、7 臭気検知器、8 移動式脱臭ユニット、9 吹出し風路、10 脱臭フィルター、11 回転軸、12 駆動ユニット、13 制御手段、14 回転軸、15 脱臭フィルター、16 脱臭フィルター、17 枠体、18 回転軸、19 移動式脱臭ユニット、20枠体、21 脱臭フィルター、22 ワイヤー、23 駆動ユニット、24 プーリー、25 吸込み風路、26 吹出し風路、27 面状発熱体、28 移動式脱臭ユニット、29 脱臭フィルター、30 電圧印加手段、31 排気口、32 排気ファン、33 回転軸、34 金属板、35 脱臭材料、36 加熱器。

Claims (4)

  1. 外箱と、この外箱内に配設する熱交換器と、空気取入れ口から流入する室内空気を吸込み風路を通じて前記熱交換器へ送り込み、この熱交換器で熱交換された空気を吹出し風路から空気吹出し口を通じて室内へ吹き出させるファンと、前記吸込み風路或いは吹出し風路に配置される脱臭フィルターとを備えた空気調和機において、前記空気取入れ口の近傍に設けられる室内空気の臭気成分量を検知する臭気検知器と、この臭気検知器の検知量が予め設定された所定値以下に至った場合に、前記脱臭フィルターを前記風路内から風路外へ自動的に移動配置させ、前記臭気検知器の検知量が予め設定された所定値以上に至った場合に、前記脱臭フィルターを前記風路外から風路内へ自動的に移動配置させる移動配置手段とを備えたことを特徴とする空気調和機。
  2. 前記移動配置手段は、前記脱臭フィルターの一端部に設けられる回転軸を、前記臭気検知器の検知量に基づいて正逆方向へ回転するようにしたことを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  3. 前記脱臭フィルターに発熱体を設け、前記臭気検知器の検知量が予め設定された所定値以下に至った場合に、前記発熱体に所定時間だけ電圧を印加するようにしたことを特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  4. 空気調和機背面部に形成された排気口と、この排気口内側に設けられた排気ファンとを備え、前記発熱体への電圧印加時に前記排気ファンを駆動させることを特徴とする請求項3記載の空気調和機。
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