JP3903128B2 - 走行車両に付設する作業機の制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トラクタ等の走行車両に装着する、播種機や施肥機や移植機や薬剤散布機や土壌消毒機等の作業機の作業部の高さを、設定高さに制御する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からトラクタの後部にロータリ耕耘装置や作業機を装着して、該ロータリ耕耘装置や作業機を一定深さ(高さ)で作業することは従来から行われており、これらロータリ耕耘装置や作業機の高さは接地した高さをフィードバックして、トラクタの昇降装置を駆動して高さまたは深さが一定となるように制御していた。例えば、特開平5−301584号の技術である。
【0003】
また、作業機として播種機や施肥機や薬剤散布機を装着して、この作業機の走行速度の検知手段と散布量の変更手段を設けて、走行速度に合わせて一定量ずつ一定距離毎に散布するように制御した技術も公知となっている。例えば、特開平6−141605号の技術である。
【0004】
また、上記のような作業において、播種作業の場合には適正な播種深さがあり、浅過ぎると露出して鳥類に食べられたり、雨で流失したりし、深過ぎると芽が出難くなって成長が遅れたり、腐ったりしていた。また、肥料の場合にも同様に流失したり、肥料の効きが悪かったりしていたのである。
そこで、播種深さを一定にする制御する技術が本出願人より提案済みである。例えば、特開平2−222604号の技術である。
また、ホッパーやタンク内の残量が運転席から判るように表示装置を設け、播種量を設定できるようにした技術が本出願人より提案済みである。例えば、特開平9−37622号の技術である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特開平5−301584号の技術では、トラクタの本体に制御装置及び検知手段が設けられているために、ロータリ耕耘装置の後部に作業機を装着した場合には、その作業機とロータリ耕耘装置は別々に高さが変化するので、作業機だけの高さを制御することはできなかったのである。
【0006】
また、特開平6−141605号の場合も、ロータリ耕耘装置の後部に作業機を装着した場合には、トラクタの走行速度の滑りと作業機の滑りが異なり、また、高さも異なり精密な播種や散布を行うことができなかったのである。
そして、前記二つの技術は、検知装置がトラクタ本体に内蔵されているために、トラクタの種類やメーカーが異なると、その作業機は使用することができず、または、設定をやりなおす必要があり、面倒な作業となり、また、作業機もそのトラクタに合わせた仕様のものしか使用できなかったのである。
【0007】
また、特開平2−222604号の技術は、播種装置の高さをアームを接地させることによって検知していたので、圃場が軟らかいと深く入ってしまい高さに誤差が生じ、アームは作業部の側方に位置しているために、作業部との高さに異なることもあった。
また、電気的に圃場の含水率を検知して、作溝器や覆土器や鎮圧ローラーの高さを変更するようにしていたのであるが、表面しか検知しないので、雨後に晴れたときには実際と大幅に異なることがあったのである。また、特開平9−37622号の技術は作業状態を表示して、設定もできるのであるが、作業機の高さは検知しておらず、コストも高いものとなっていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以上のような課題を解決するために、次のような手段を用いる。
請求項1においては、走行車両の後部にロータリ耕耘装置Rを装着し、該ロータリ耕耘装置Rの後部に、更に施肥機または播種機Fを装着した構成において、該施肥機または播種機Fに、非接触式の高さセンサー27と、施肥機または播種機Fの作業部の昇降手段とを設け、前記走行車両に、前記作業部の高さの表示・設定器10と、昇降手段の制御回路Cとを着脱可能としたものである。
請求項2においては、請求項1記載の走行車両に付設する作業機の制御装置において、該施肥機または播種機Fの作業部を、作溝器24及び覆土装置とし、該作溝器24と覆土装置を昇降制御可能に構成し、該施肥機または播種機Fの後部に、圃場の硬軟の検知手段を設け、該圃場の硬軟の検知手段と前記制御回路Cと接続し、該圃場の硬軟の検知手段からの値により、該作業部の高さを補正するものである。
請求項3においては、請求項2記載の走行車両に付設する作業機の制御装置において、前記施肥機または播種機Fに走行速度検知手段を設け、施肥機または播種機Fの繰出装置21に繰出駆動手段を設け、走行速度検知手段及び繰出駆動手段を前記制御回路Cと接続し、前記走行速度検知手段により検出した走行速度を、圃場の硬軟の検知手段からの値により補正し、その補正した速度に合わせて繰出装置21の駆動手段を制御し、肥料または種子を繰り出すものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、添付の図面に示した実施例の構成を説明する。
図1は本発明の走行車両に播種機を装着した側面図と制御ブロック図、図2は播種機の側面図、図3は表示・設定器の正面図である。
【0010】
走行車両をトラクタAとし、ロータリ耕耘装置の後部に装着する作業機を播種機とした場合について説明する。
トラクタAはボンネット2の後部に運転部Dが配置され、該ボンネット2内にエンジンEやバッテリー1等を収納し、運転部Dはボンネット2後部に立設した操作コラム3上にハンドル4を配置し、該操作コラム3後部に座席5を配置している。前記運転部D前方でオペレーターが正面を向いて、運転の邪魔にならない範囲において、ボンネット2上や操作コラム3上、または、座席5側部に表示・設定部10が設けられ、該表示・設定部10は着脱可能に取り付けられている。例えば、接着やネジ等により固定される。また、表示・設定部10には制御回路Cも収納されている。但し、制御回路Cは作業機側に配置しても構わない。そして、制御回路Cやアクチュエーター等への電源供給はバッテリー1からコードを介して接続される。
【0011】
また、トラクタAの後部には三点リンク式の作業機装着装置Bが配設され、該作業機装着装置Bはトップリンク6とロアリンク7・7とリフトリンク8・8等からなり、リフトリンク8・8に連結したリフトアーム9・9を回動させることでリフトリンク8・8を介してロアリンク7を回動して作業機を昇降できるようにしている。該作業機装着装置Bの後部に装着する作業機としては、ロータリ耕耘装置Rや播種機F、その他、施肥機や土壌消毒機や移植機等が装着される。
但し、本発明を適用する作業機としては、前記作業機に限定されるものではなく、トラクタに装着して設定深さに作用させる作業機であれば限定するものではない。
【0012】
次に具体的な構成を、ロータリ耕耘装置Rの後部に播種機Fを装着した実施例について説明する。
図2において、ロータリ耕耘装置Rのデプスフレーム11後端に取付ブラケット12が固定され、該取付ブラケット12の後部にメインフレーム13の前端が枢軸14によって上下に回転自在に枢支されている。但し、取付ブラケット12の下面にはストッパー15が設けられて、ロータリ耕耘装置Rを上昇したときに、メインフレーム13が一定回転以上回転するとストッパー15に当接して回動が制限されて播種機Fも上昇されるようにし、作業時は圃場表面の凹凸に追随して上下に回動できるようにしている。
【0013】
前記メインフレーム13の側方にチェーンケース17の上部が回転自在に支持され、該チェーンケース17下端に接地輪16が軸支され、前記メインフレーム13とチェーンケース17の間にはバネ18が介装されて、接地輪16が圃場面に接地するようにチェーンケース17を下方へ付勢している。該チェーンケース17上部に回転数センサー(または速度センサー)19が設けられ、該センサー19を図1に示す制御回路Cと接続し、該制御回路Cによって走行速度が演算される。但し、前記回転数センサー19は後述する鎮圧輪20に設けて速度を検知する構成としてもよい。
【0014】
そして、前記メインフレーム13の中途部上に播種機Fが配置され、該播種機Fは繰出装置21の上部にホッパー22を設け、下部にはホース23を連通し、該ホース23の下端は作溝器24の左右のディスクの間に挿入している。前記繰出装置21はモーターM1によって駆動され、該モーターM1は前記制御回路Cと接続されて、設定した量を走行速度に合わせてモーターM1を駆動して播種できるようにしている。また、前記ホッパー22内には残量検知センサー30が配置され、該残量検知センサー30は非接触式の超音波センサー等からなり、ホッパー22内の種子上面の高さを検知して残量を検出するようにしている。
また、前記ホース23内に種子落下検知センサー31が配置され、該種子落下検知センサー31は圧電センサーからなり、播種粒数を検知するようにしている。また、前記モーターM1を駆動したときに、ホッパー22や繰出部で種子が詰まったりすると種子が落下しないので、確実に種子を繰り出しているかを検知している。前記残量検知センサー30及び種子落下検知センサー31は制御回路Cと接続されている。
【0015】
また、前記繰出装置21の前部には支持パイプ25が垂設されて、該支持パイプ25に伸縮可能な支持杆26が挿入されて、該支持杆26下端に作溝器24が配置され、該作溝器24は二枚の円板状のディスクを前側を閉じた平面視V字状に配置して、該ディスクを支持杆26下端に回転自在に支持している。そして、前記支持パイプ25の上端にモーターM2が配置され、該モーターM2の駆動によって支持杆26が上下に高さ調節可能に構成している。該モーターM2は前記制御回路Cに接続されている。但し、上記構成は電動シリンダーとすることもできる。
【0016】
また、前記作溝器24の前方位置またはその側部近傍で地上からの高さを検知できるように、前記メインフレーム13に高さセンサー27が配置され、該高さセンサー27は非接触式のセンサーで超音波センサー等からなり地表面からの作業部(本実施例では作溝器)の高さを検知し、制御回路Cと接続されている。
本実施例では作溝器24の下端の高さを検知するようにしており、作業前に硬い地上面に接地させた時の高さを検知し、この高さを基準として、作業時には、作溝器24が設定深さに位置するように前記モーターM2を駆動するのである。
【0017】
そして、前記作溝器24後部には覆土ディスク35が配置され、該覆土ディスク35はアーム36下部に回転自在に軸支され、該アーム36は前上方に延設して、上端を前記メインフレーム13に回転自在に枢支している。該アーム36の中途部にはロッド37の一端を回転自在に枢支し、該ロッド37の他側は前記メインフレーム13に回転自在に支持した枢支体34に摺動自在に支持し、ロッド37他端にバネ38の一端を係止して、前記覆土ディスク35を地面に押しつけるように付勢している。
そして、該バネ38の他端には電動シリンダーのモーターM3と接続して、該モーターM3の回動によってバネを押し引きしてバネ力を調整できるようにしている。例えば、圃場が軟らかい場合には覆土ディスク35が深く入らないようにバネ力を弱め、硬い場合には覆土ディスク35が深く入るようにバネ力を強めるのである。
【0018】
その後部のメインフレーム13より後下方に支持フレーム40を突設して、該支持フレーム40の後端に鎮圧輪20を回転自在に支持している。そして、メインフレーム13後端に検知ロッド41の上端を回動自在に支持し、該検知ロッド41とメインフレーム13の中途部にはロッド42の一端を回転自在に枢支し、該ロッド42の他側は前記メインフレーム13に回転自在に設けた支持体43に摺動自在に支持し、該支持体43の両側のロッド42上にバネ44・44を外嵌して、検知ロッド41が一定の角度を維持できるようにしている。該検知ロッド41上端の回動基部には角度センサー45を設けて検知ロッド41の角度を検知し、検知ロッド41の先端が地中に挿入されて、走行抵抗検知手段としている。つまり、播種器Fを牽引したときに土壌より受ける抵抗を、砕土状態と見なして、圃場の硬軟を検知できるようにしている。但し、角度センサー45の代わりにロッド42の移動量を検知する構成としてもよい。
【0019】
前記表示・設定器10は、図3に示すように、電源スイッチ50と切換スイッチ51と、7セグメントLEDよりなる表示部52と、レベル表示部53と選択表示部54と設定手段となる設定ツマミ55とスタートボタン56から構成されて、電源スイッチ50をONして、切換スイッチ51を押すことにより、表示切換して、選択表示部54が順次点灯して、各検知した値を表示部52で表示するようにしている。レベル表示部53では全体を100%とした場合の割合を表示し、大体の量が判るようにしている。また、切換スイッチ51で切り換えたときに設定ツマミ55を回動することによって、任意に設定値を変更することができる。
【0020】
以上のような構成において、作業を開始する前に平地において、ロータリ耕耘装置Rを下降させて、播種装置Fを地面に接地して、作溝器24下端の高さを検知して初期値として入力する。そして、圃場において、播種深さと播種間隔を表示・設定器10で設定して、トラクタAを走行させて、スタートボタン56を押すと、モーターM1が駆動されて繰出装置21が作動して種子が落下され、ホース23内に落下したかどうかを、種子落下検知センサー31で検知してカウントし、該ホース23を介して、作溝器24で圃場面上に作った溝内に種子を落下するようにする。
【0021】
このとき走行速度が回転数センサー19によって検知され、走行速度が速いとモーターM1の回転速度もそれに比例して速くなるようにして、播種間隔が一定となるようにしている。そして、走行速度は接地輪16の回転により検知しているものであるから、圃場が硬いと殆ど滑ることなく正確な速度を検知できるが、圃場が軟らかいと滑りが多くなり、正確な速度は検知できない。そこで、本発明では砕土状態を検知した値によって、走行速度を補正してできるだけ実速度に近くなるようにして、正確に播種できるようにしている。
【0022】
この溝の深さは、高さセンサー27で検知した高さと作溝器24の下端の高さの差から深さが演算でき、作溝器24の下端の高さは作業前にセットしてあるので、圃場面に凹凸があったり、ロータリ耕耘装置Rの耕深が変化したりしても、その高さの変化に応じてモーターM2を作動させて溝の深さが一定となるように制御する。
【0023】
また、播種後の種子は覆土ディスク35によって土が被せられる。この覆土ディスク35はバネ38の付勢力によって圃場面に押しつけられており、圃場の硬軟によってその入り込み量は異なってくる。本発明では、メインフレーム13後部に設けて圃場に突き刺した検知ロッド41の回動量、即ち、走行抵抗を圃場の硬軟検知に利用している。よって、回動量が小さい場合には抵抗が小さく、細かく砕土されていたり、水分が多く軟らかい圃場である。この場合には覆土ディスク35は深く入り込んでしまうので、モーターM3を駆動してバネ力を弱めて、その硬軟に合わせて適正量の覆土ができるようにする。圃場が硬い場合には、逆に覆土ディスク35が深く入るようにモーターM3を駆動する。そして、その後方に配置した鎮圧輪20によって鎮圧する。
【0024】
また、播種機の代わりに施肥機や薬剤散布機や土壌消毒機や移植機等を装着して同様に制御できる。また、土壌消毒機や移植機の場合には、ロータリ耕耘装置Rを装着せずに作業機装着装置Bに直接装着する場合が多く、土壌消毒機の場合には注入爪の高さを上下に変更する手段を設け、圃場の高さを検知する高さセンサーと、薬液量を検知するセンサーと設ければよい。移植機の場合には高さを検知するセンサーと、苗継ぎセンサーが必要となる。
【0025】
このような構成において、前記高さセンサー27と残量検出センサー30は超音波センサーからなり、圃場の硬軟は角度センサー45で検知し、速度は回転数センサー19で検知し、これらは制御回路Cに接続される。そして、アクチュエーターは全てモーターを使用し制御回路Cで制御する。従って、薬剤散布や土壌消毒や移植機は前記制御機構を共通に使用することが可能となるので、作業機側にセンサーとアクチュエーターを予め装着しておき、ケーブルで表示・設定器10及び制御回路Cに接続する構成とすると、表示・設定器10と制御回路Cをトラクタに装着しておけば、作業機交換するたびに、ケーブルの接続を変更するだけで、各種作業に応じて制御して作業が可能となる。また、作業機を複数有しないならば、作業機の着脱時に、表示・設定器10と制御回路Cも同時に着脱して、トラクタの制御装置とは関連がなく、独立して制御ができて、混乱や紛失も生じることはない。
【0026】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成したことにより次のような効果を奏する。
即ち、請求項1の如く、走行車両の後部にロータリ耕耘装置Rを装着し、該ロータリ耕耘装置Rの後部に、更に施肥機または播種機Fを装着した構成において、該施肥機または播種機Fに、非接触式の高さセンサー27と、施肥機または播種機Fの作業部の昇降手段とを設け、前記走行車両に、前記作業部の高さの表示・設定器10と、昇降手段の制御回路Cとを着脱可能としたので、走行車両の制御装置とは別に、独立して作業部の高さを制御できるようになり、走行車両が凹凸で上下動しても、その上下動に関係なく作業部を一定高さに制御することができるのである。
また、走行車両に作業部の高さ設定手段と制御回路を着脱可能に設けたので、走行車両から作業機を外したときに、同時に高さ設定手段と制御回路を外して格納することができ、走行車両に装着したままで紛失や故障が生じることがなく。また、他の走行車両にも容易に取り付けることができるようになり、走行車両の機種や仕様に関係なく取り付けることもできる。
【0027】
また、請求項2の如く、該施肥機または播種機Fの作業部を、作溝器24及び覆土装置とし、該作溝器24と覆土装置を昇降制御可能に構成し、該施肥機または播種機Fの後部に、圃場の硬軟の検知手段を設け、該圃場の硬軟の検知手段と前記制御回路Cと接続し、該圃場の硬軟の検知手段からの値により、該作業部の高さを補正するように構成したので、圃場の硬軟が走行抵抗検知手段によって検知され、その硬軟に合わせて覆土装置が昇降されるので、播種部に一定量覆土でき、播種深さまたは施肥深さを一定に保つことができたのである。
【0028】
また、請求項3の如く、前記施肥機または播種機Fに走行速度検知手段を設け、施肥機または播種機Fの繰出装置21に繰出駆動手段を設け、走行速度検知手段及び繰出駆動手段を前記制御回路Cと接続し、前記走行速度検知手段により検出した走行速度を、圃場の硬軟の検知手段からの値により補正し、その補正した速度に合わせて繰出装置21の駆動手段を制御し、肥料または種子を繰り出すようにしたので、播種または施肥の間隔または量が一定となり、正確に播種または施肥の作業ができるようになったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の走行車両に播種機を装着した側面図と制御ブロック図である。
【図2】 播種機の側面図である。
【図3】 表示・設定器の正面図である。
【符号の説明】
A トラクタ
C 制御回路
F 播種機
10 表示・設定器
19 回転数センサー
21 繰出装置
24 作溝器
27 高さセンサー
30 残量検知センサー
35 覆土ディスク
41 検知ロッド

Claims (3)

  1. 走行車両の後部にロータリ耕耘装置(R)を装着し、該ロータリ耕耘装置(R)の後部に、更に施肥機または播種機(F)を装着した構成において、該施肥機または播種機(F)に、非接触式の高さセンサー(27)と、施肥機または播種機(F)の作業部の昇降手段とを設け、前記走行車両に、前記作業部の高さの表示・設定器(10)と、昇降手段の制御回路(C)とを着脱可能としたことを特徴とする走行車両に付設する作業機の制御装置。
  2. 請求項1記載の走行車両に付設する作業機の制御装置において、該施肥機または播種機(F)の作業部を、作溝器(24)及び覆土装置とし、該作溝器(24)と覆土装置を昇降制御可能に構成し、該施肥機または播種機(F)の後部に、圃場の硬軟の検知手段を設け、該圃場の硬軟の検知手段と前記制御回路(C)と接続し、該圃場の硬軟の検知手段からの値により、該作業部の高さを補正することを特徴とする走行車両に付設する作業機の制御装置。
  3. 請求項2記載の走行車両に付設する作業機の制御装置において、前記施肥機または播種機(F)に走行速度検知手段を設け、施肥機または播種機(F)の繰出装置(21)に繰出駆動手段を設け、走行速度検知手段及び繰出駆動手段を前記制御回路(C)と接続し、前記走行速度検知手段により検出した走行速度を、圃場の硬軟の検知手段からの値により補正し、その補正した速度に合わせて繰出装置(21)の駆動手段を制御し、肥料または種子を繰り出すことを特徴とする走行車両に付設する作業機の制御装置。
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