JP3902540B2 - フック具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、壁側に対して取り付けられるベースとこのベースに回動可能に組み付けられるフックアームとを有しており、吊り下げ対象物の吊り下げが必要になった場合に、ベースからフックアームを突き出させるようにこのフックアームを回動させ、このように回動されたフックアームを利用して吊り下げ対象物を壁側に吊り下げさせるように用いられるフック具の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
フックケースと、このフックケースに回動可能に組み付けられるフック部材と、このフック部材をフックケースから外方に突出した使用位置へ回動付勢する開きバネとを備えて構成されるフック装置として、特許文献1に示されるものがある。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−282385号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に示されるフック装置をアッセンブリーするにあたっては、開きバネが前記付勢力をフック部材に作用させるように、この開きバネの一端をフック部材側に押し付けさせ、かつ、この開きバネの他端をフックケース側に押し付けさせるようにして、フック部材とフックケースとの組み付けをなす必要があった。
【0005】
図11および図12に示されるように、この開きバネに替えて、
フック部材100(フックアーム)への固定部121aを備えた第一部分121と、
この第一部分121に対しフック部材100の回動軸101を中心に回転可能に組み合わされると共に、フックケース110(ベース)への固定部122aを備えた第二部分122と、
この第二部分122を常時付勢させる付勢手段123とを有する付勢パーツ120を、
フック部材100に組み込ませ、このフック部材100とフックケース110との組み合わせにあたって、この付勢パーツ120の第二部分122の固定部122aがフックケース110側に固定されるようにすれば、両者のアッセンブリーを容易なものとすることができる。
【0006】
ただ、図11に示されるように、フック部材100の基部にフックケース110に形成させた回動規制穴111に入り込む張り出し部102を設け、フック部材100の使用位置において、この回動規制穴111の穴上部にこの張り出し部102におけるフック部材100の先端に向けられた面が突き当たるようにすると共に、付勢パーツ120の第二部分122がこの第二部分122の固定部122aをフックケース110に形成された固定凹部112に前方から受け入れられてフックケース110側に固定されるようにし、かつ、フック部材100の張り出し部102に対し付勢パーツ120の第二部分122の固定部122aがフック部材100をアッセンブリーさせない状態において交叉する向きに位置づけられるようにした場合、
フック部材100をフックケース110にアッセンブリーさせるにあたっては張り出し部102が回動規制穴111に入り込むようにフック部材100を傾斜させなければならないが、このようにフック部材100を傾斜させてしまうと付勢パーツ120の第二部分122を固定凹部112に対し、その前方から単純には入れ込ませることができなくなる。
【0007】
そこでこの発明は、この種のフック装置(フック具)を、フックアームと、このフックアームが回動可能に組み付けられるベースと、このフックアームをアーム先端を側方に向けた突き出し位置に向けて付勢するようにフックアームに組み込まれる付勢パーツの三つの部材を備えたものとすると共に、このフックアームとベースとを容易にアッセンブリーできるようにすることを主たる目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1記載の発明にあっては、フック具が以下の(1)〜(7)の構成を備えたものとした。
(1)フックアームと、
(2)このフックアームをそのアーム基部において回動軸を横向きに配させるようにして、このフックアームをそのアーム先端を上方に向けた起立位置からこのアーム先端を側方に向けた突き出し位置までの間で回動可能とするように組み付けると共に、壁側への取付部を有するベースと、
(3)フックアームの付勢パーツとを備えたフック具であって、
(4)フックアームは、そのアーム基部に、このフックアームの突き出し位置において上方に向けて突き出し、かつ、そのアーム先端側に向いた回動規制面を備えた張り出し部を備えており、
(5)ベースは、フックアームの張り出し部を入り込ませると共に、フックアームの突き出し位置において、この張り出し部の回動規制面に穴上部を突き当てさせてこのフックアームのより下方に向けた回動を規制する回動規制穴を備えており、
(6)付勢パーツは、フックアームのアーム基部に組み込まれると共に、
このフックアームへの固定部を備えた第一部分と、
この第一部分に対し前記回動軸を中心に回転可能に組み合わされると共に、ベースへの固定部を備えた第二部分と、
この第二部分の固定部をフックアームの張り出し部に交叉させる向きに位置づけさせるようにこの第二部分を常時付勢させる付勢手段とを有しており、
(7)ベースには、
付勢パーツにおける第二部分の固定部を前方から入り込ませる固定凹部が設けられていると共に、
この固定凹部の下方に、フックアームをベースに組み付けるにあたって、この固定凹部に入り込む位置まで付勢パーツにおける第二部分の固定部を導くこの第二部分の固定部の案内面が形成してある。
【0009】
かかる構成によれば、フックアームと、ベースと、付勢パーツの三つの部材を組み合わせることにより、起立位置と突き出し位置との間においてフックアームを回動可能にベースに支持させるようにすることができると共に、突き出し位置に向けてフックアームを常時付勢させるようにすることができる。
【0010】
また、張り出し部の回動規制面が回動規制穴の穴上部に突き当たる位置より先にフックアームが回動しないようにすることができる。
【0011】
ベースと付勢パーツを組み込ませたフックアームとを組み合わせるにあたっては、張り出し部の回動規制面が回動規制穴の穴上部の下方に位置されるように、フックアームを傾けながらこの回動規制穴に張り出し部を入れ込ませるようにベースの前方からフックアームをこのベースに組み合わせることとなるが、付勢パーツにおける第二部分の固定部はフックアームの張り出し部と交叉する向きに突き出されていることから、この第二部分の固定部はベースの固定凹部に対し前方から単純には入れ込むことができない。
【0012】
しかるに、かかる構成によれば、ベースには、前記固定凹部の下方に、フックアームをベースに組み付けるにあたって、この固定凹部に入り込む位置まで付勢パーツにおける第二部分の固定部を導くこの第二部分の固定部の案内面が形成してあることから、前記組み付け時には、この案内面によって付勢パーツの第二部分の固定部を固定凹部にワンタッチで入れ込ませることができ、付勢パーツの第二部分を適切にベース側に固定させることができる。
【0013】
また、請求項2記載の発明にあっては、さらに、請求項1記載のフック具における案内面が、ベースの前面側を湾曲内側としたアール状をなすように構成してあることを特徴としている。
【0014】
かかる構成によれば、この案内面によって、前記組み付け時に、付勢パーツの第二部分の固定部をベースの固定凹部に向けてスムースに案内させることができる。
【0015】
また、請求項3記載の発明にあっては、さらに、請求項1又は請求項2記載のフック具におけるフックアームとベースとに、
フックアームの起立位置において掛合を生じさせ、
この起立位置にあるフックアームのアーム先端側を押圧することによりこの掛合を解いて、付勢パーツの付勢によりフックアームの突き出し位置までの回動を許容させ、
突き出し位置にあるフックアームを前記付勢に抗しながら起立位置まで回動させることにより再び掛合を生じさせるこのフックアームの起立状態を維持させるラッチ手段が設けられていると共に、
フックアームのアーム先端側であって起立位置において前方に向けられた箇所に、前記掛合を解くためのフックアームの押圧位置を示す窪みが形成してあることを特徴としている。
【0016】
かかる構成によれば、付勢パーツの付勢に抗してフックアームの起立位置にある状態を維持させることができると共に、この起立位置にあるフックアームを後方に押圧させることにより、突き出し位置まで前記付勢によってフックアームを回動させることができる。また、この突き出し位置にあるフックアームを起立位置に向けて回動操作することにより、再びフックアームが起立位置にある状態を作り出すことができると共に、この状態を維持させることができる。
【0017】
また、前記窪みに指先を入れ込むようにして、起立位置にあるフックアームのラッチ手段による掛合を解く押圧操作を、的確に行うことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図1ないし図10に基づいて、この発明の典型的な実施の形態について説明する。
【0019】
なお、ここで図1および図3は、実施の形態にかかるフック具を構成する各部材を分離して示しており、また、図2および図4は、かかるフック具を構成するベース1を示している。
【0020】
また、図4は、ベース1に対しフックアーム2を組み付ける直前の状態を示しており、また、図5は、フックアーム2が突き出し位置にある状態を、図6は、フックアーム2が起立位置にある状態を、それぞれ示している。
【0021】
また、図8は、フックアーム2のアーム基部21の要部を拡大して示しており、また、図9は、フック具を構成する付勢パーツ3を構成する各部材を分離した状態として、また、図10は、かかる付勢パーツ3を断面の状態として、それぞれ示している。
【0022】
この実施の形態にかかるフック具は、壁側に対して取り付けられるベース1とこのベース1に回動可能に組み付けられるフックアーム2とを有しており、吊り下げ対象物の吊り下げが必要になった場合に、ベース1からフックアーム2を突き出させるようにこのフックアーム2を回動させ、このように回動されたフックアーム2を利用して吊り下げ対象物を壁側に吊り下げさせるように用いられるものである。
【0023】
典型的には、かかるフック具は、自動車の車室内の壁に備え付けられて、この車室内において、各種の吊り下げ対象物の吊り下げをなすように用いられる。
【0024】
かかるフック具は、
(1)フックアーム2と、
(2)ベース1と、
(3)付勢パーツ3とを備えている。
【0025】
フックアーム2は、壁側への取付部17を備えたベース1に対し、このフックアーム2をそのアーム基部21において回動軸20を横向きに配させるようにして、このフックアーム2をそのアーム先端22を上方に向けた起立位置からこのアーム先端22を側方に向けた突き出し位置までの間で回動可能とするように組み付けられるものとなっている。
【0026】
すなわち、フックアーム2は、その起立位置において、吊り下げ対象物の吊り下げを必要としない場合に、邪魔にならないように位置づけられる。そして、前記突き出し位置において、吊り下げ対象物の吊り下げを可能とするように構成されている。
【0027】
(フックアーム2)
図示の例にあっては、フックアーム2は、そのアーム先端22に、その突き出し位置において、このアーム先端22から上方に向けて突き出す鉤部23を有している。
【0028】
また、アーム基部21に、前記突き出し位置において、上方に向けて突き出す張り出し部24を有している。
【0029】
また、アーム基部21には、前記突き出し位置において、上方に開放して下方に向けて窪み込むと共に、アーム先端22と反対の側において、後方に開放した付勢パーツ3のはめ込み凹部25を有している。
【0030】
このはめ込み凹部25を挟んだフックアーム2の両側部には、それぞれ、軸穴26が形成されており、図示の例では、ベース1に設けられた後述する軸穴12と、このフックアーム2の軸穴26とにシャフト4を通すことにより、ベース1に対しフックアーム2がアーム基部21において回動可能に組み付けられるようになっている。
【0031】
前記張り出し部24は、前記はめ込み凹部25を挟んだフックアーム2の両側部の一方によって構成されている。
【0032】
かかる張り出し部24は、内面を前記はめ込み凹部25の一方の凹部壁面と同面上に位置させると共に、このはめ込み凹部25の入り口より上方に突き出す板片状をなすように構成されていると共に、フックアーム2のアーム先端22に向いた回動規制面24aを有している。図示の例では、かかる張り出し部24は、アーム先端22に向けられた板縁面を、張り出し部24の頂部からアーム先端22に近付くに連れて次第に低まる傾斜面とさせており、この傾斜面のうち、張り出し部24の頂部側にある部分が、ベース1の後述する回動規制穴13の穴上部にフックアーム2の突き出し位置において下方から突き当てられる前記回動規制面24aとして機能するようになっている。
【0033】
また、図示の例では、前記はめ込み凹部25を挟んだフックアーム2の両側部の他方は、このフックアーム2の回動軸20を中心とした仮想の円の円弧に上面部を沿わせるように構成されていると共に、この上面部に後述するラッチ手段Rを構成するハートカム部Reを備えている。
【0034】
(ベース1)
図示の例にあっては、ベース1は、前面側を開放させるように、上下方向に沿った一対の側板部10、10と、背板部11とを組み合わせるようにして、構成されている。そして、この一対の側板部10、10間において、フックアーム2を回動可能に支持するように構成されている。
【0035】
図示の例にあっては、前記一対の側板部10、10における上下方向ほぼ中程の位置に、それぞれ、軸穴12が形成されており、フックアーム2のアーム基部21における前記両側部に設けられた軸穴26と、この一対の側板部10、10に設けられた軸穴12とを、それぞれ横向きの一つの直線上に位置させるようにフックアーム2のアーム基部21をこの一対の側板部10、10の間に入れ込ませた後、これらの軸穴にシャフト4を通すことにより、ベース1に対しフックアーム2がアーム基部21において回動可能に組み付けられるようになっている。
【0036】
かかるベース1に、フックアーム2の張り出し部24を入り込ませると共に、フックアーム2の突き出し位置において、この張り出し部24の回動規制面24aに穴上部を突き当てさせてこのフックアーム2のより下方に向けた回動を規制する回動規制穴13が備えられている。
【0037】
すなわち、かかるベース1に、前記のようにこのベース1に回動可能に組み付けられたフックアーム2の張り出し部24を入れ込ませた状態で、このフックアーム2の前記起立位置と突き出し位置との間に亙る回動を許容すると共に、この突き出し位置より下方へのフックアーム2の回動を規制する回動規制穴13が備えられている。
【0038】
具体的には、かかる回動規制穴13は、ベース1を前方から見た状態において、上下方向に長い溝状をなすように構成されており、ベース1の背板部11を貫通するように設けられている。
【0039】
また、かかる回動規制穴13は、前記一対の側板部10、10の一方の基部に沿うように設けられている。
【0040】
また、かかるベース1には、前記付勢パーツ3における後述する第二部分31の固定部31aを前方から入り込ませる固定凹部14が設けられていると共に、この固定凹部14の下方に、フックアーム2をベース1に組み付けるにあたって、この固定凹部14に入り込む位置まで付勢パーツ3における第二部分31の固定部31aを導くこの第二部分31の固定部31aの案内面15が形成してある。
【0041】
図示の例では、この固定凹部14は、前記回動規制穴13の隣に設けられている。そして、この固定凹部14の下方に、前記案内面15が形成されている。
【0042】
図示の例では、固定凹部14は、フックアーム2の回動軸20、より具体的には、前記シャフト4の長さ方向に沿って長い溝状をなすように構成されている。この溝状をなす固定凹部14は、その入り口を、前方に向けるように形成されている。また、この固定凹部14は、回動軸20の後方に位置されるように設けられている。また、この固定凹部14は、前記回動軸20を通る水平線上にほぼ位置されるように設けられている。
【0043】
また、図示の例では、案内面15は、ベース1の前面側を湾曲内側としたアール状をなすように構成してある。具体的には、かかる案内面15は、上端縁を前記固定凹部14の入り口の下縁とし、かつ、この上端縁よりも前方に張り出した下端縁を有すると共に、この上端縁から下端縁との間を、前記のようなアール状をなす面としている。
【0044】
図示の例ではまた、この固定凹部14の形成箇所と前記一対の側板部10、10の他方との間に、フックアーム2の回動軸20に沿って延びる割溝16が設けられている。そして、ベース1の背面に備えられた前記ラッチ手段Rを構成するトレースピンRaが、この割溝16を通じてベース1の前面側に突き出させられるようになっている。かかるトレースピンRaは、両端を屈曲させたコ字状の金属棒状体Rbの一端によって構成されている。図示の例では、この金属棒状体Rbの他端を、ベース1の背面であって割溝16の上方に形成させた固定穴Rcに入れ込ませた状態で、この金属棒状体Rbの中央部を、ベース1の背面に備え付けた金属製のバネ板Rdによってベース1の前面側に向けて常時押圧するようにしてベース1の背面側に保持させており、これによりトレースピンRaは、後方に弾性的に移動可能で、かつ、割溝16の長さ方向に沿って移動可能とされている。
【0045】
そして、図示の例では、ベース1に対し前記のようにフックアーム2を回動可能に組み付けることにより、かかるトレースピンRaがフックアーム2に設けられたハートカム部Reにおけるハート島部Rfを巡るカム溝Rgに入り込むと共に、フックアーム2の回動に伴ってこのハート島部Rfのまわりを巡回するようになっている。図示の例では、ハートカム部Reにおけるハート島部Rfは、フックアーム2が起立位置にある状態において、ハート形における凹部部分Rjを上方に向けるように構成されている。そして、フックアーム2が前記起立位置にある状態において、このハート島部Rfの凹部部分RjにトレースピンRaが位置されるように構成されている。後述するように、フックアーム2は前記付勢パーツ3によって前記突き出し位置に向けて常時付勢されるようにベース1に組み付けられることから、フックアーム2が起立位置にある状態においてはこの付勢パーツ3の付勢によってトレースピンRaはこのハート島部Rfにおける凹部部分Rjに上方から押し付けられ、これにより、フックアーム2の起立位置にある状態が維持される。そして、図示の例では、この起立位置にあるフックアーム2を前方から後方に向けて少し押圧すると、トレースピンRaがハート島部Rfの凹部部分Rjから抜け出し、カム溝Rgの復路Rhに入り込み、これにより、前記付勢パーツ3の付勢によってフックアーム2が前記突き出し位置まで回動するようになっている。また、突き出し位置にあるフックアーム2を前記付勢パーツ3の付勢に抗しながら起立位置に向けて回動操作すると、起立位置においてトレースピンRaはカム溝Rgの往路Riを通じて再びハート島部Rfの凹部部分Rjに前記のように入り込むようになっている。
【0046】
また、図示の例にあっては、ベース1の背板部11であって、案内面15の形成部分の下方に、丸穴状をなす貫通穴17aが設けられており、この貫通穴17aにボルトなどを入れ込むと共に、これを壁側に止め付けることにより、ベース1の壁側への取り付けをなすようにしている。すなわち、図示の例では、この貫通穴17aがベース1における壁側への取付部17として主として機能するようになっている。
【0047】
(付勢パーツ3)
付勢パーツ3は、フックアーム2のアーム基部21、図示の例では、このフックアーム2のアーム基部21に形成された前記はめ込み凹部25に組み込まれると共に、このフックアーム2を前記のようにベース1に回動可能に組み付けた状態において、このフックアーム2に対し常時前記突き出し位置に向けた付勢力を作用させるように構成されている。
【0048】
すなわち、かかる付勢パーツ3は、
(1)フックアーム2への固定部30aを備えた第一部分30と、
(2)この第一部分30に対し前記回動軸20を中心に回転可能に組み合わされると共に、ベース1への固定部31aを備えた第二部分31と、
(3)この第二部分31の固定部31aをフックアーム2の張り出し部24に交叉させる向きに位置づけさせるようにこの第二部分31を常時付勢させる付勢手段32とを有している。
【0049】
図示の例では、第一部分30は、
両筒端を開放させた長い筒状部30dを有すると共に、この筒状部30dの一端に外向きのフランジ30eを備えたロータ30cと、
両筒端を開放させた短い筒状部30gを有すると共に、この筒状部30gの一端に外向きのフランジ30hを備えたキャップ30fとを、
キャップ30fの筒状部30gにおけるフランジ30hの設けられいない筒端からこのキャップ30fの筒状部30g内に、ロータ30cの筒状部30dをこのロータ30cの筒状部30dにおけるフランジ30eの設けられていない筒端側から入れ込ませ、両者を掛合させることにより構成されている。
【0050】
一方、図示の例では、第二部分31は、
両筒端を開放させた内側筒部31bと、
この内側筒部31bを内側に納めるようにして、この内側筒部31bに一体に接合された外側筒部31cとを有している。
【0051】
そして、図示の例にあっては、第二部分31の内側筒部31b内に第一部分30のロータ30cの筒状部30dが通され、かつ、前記のように組み合わされた第一部分30のロータ30cのフランジ30eとキャップ30fのフランジ30hとの間に、かかる第二部分31が位置されるように、この第一部分30と第二部分31とを組み合わせて、付勢パーツ3を構成するようにしている。
【0052】
また、図示の例では、第二部分31の内側筒部31bと外側筒部31cとの間に、内側筒部31bの外面を巡るようにして、コイルバネ32aが納められており、かつ、このコイルバネ32aのバネ一端が第一部分30に、バネ他端が第二部分31に、それぞれ止め付けられるようにしてある。
【0053】
そして、図示の例にあっては、第二部分31は第一部分30のロータ30cの筒状部30dを中心として回転可能とされていると共に、フックアーム2のはめ込み凹部25にはめ込まれた付勢パーツ3におけるこの第一部分30のロータ30cの筒状部30d内に前記フックアーム2の回動軸20となるシャフト4が入れ込まれてフックアーム2に対する付勢パーツ3の最終的な組み込みがなされるようにしてある。そして、フックアーム2に後述するように固定された第一部分30に対し、第二部分31が、前記コイルバネ32aを弾性的に縮ませる向きに回動されることに伴って、この第二部分31を回動前の位置に戻す向きの付勢力がこのコイルバネ32aに蓄えられるようになっている。すなわち、図示の例にあっては、かかるコイルバネ32aが前記付勢手段32として機能するようになっている。
【0054】
また、図示の例にあっては、前記のように組み合わされた第一部分30と第二部分31との間にシリコンオイルなどの粘性流体の充填隙間33が形成してあり、第一部分30のロータ30cの筒状部30dを中心とした第二部分31の回動、すなわち、前記回動軸20を中心とした第二部分31の回動に、一定の制動力を付与させるようにしてある。
【0055】
また、図示の例にあっては、第一部分30の固定部は、前記キャップ30fのフランジ30hであって筒状部30gとの連接側と反対の側に設けられた二条のリブ30b、30bとして構成されている。図示の例では、フックアーム2のはめ込み凹部25の張り出し部24が設けられた側と反対の凹部壁面に、軸穴26を挟むようにこのはめ込み凹部25の入り口から底に亘る溝25aが設けられており、この溝25aに前記リブ30bを入れ込ませるようにして、このはめ込み凹部25に付勢パーツ3を入れ込ませることにより、第一部分30がフックアーム2に固定されるようになっている。
【0056】
そして、この実施の形態にあっては、このようにフックアーム2に組み込まれた付勢パーツ3における第二部分31の固定部31aが、フックアーム2のアーム基部21から側方に突き出されるようになっている。具体的には、フックアーム2のアーム基部21から第二部分31の固定部31aがアーム端と反対の側に向けて突き出されるように構成されている。
【0057】
図示の例にあっては、このように突き出される付勢パーツ3の第二部分31の固定部31aは、フックアーム2の張り出し部24の突き出し方向に対しほぼ直交する向きに突き出されるようになっている。そして、この第二部分31は、このようにフックアーム2のアーム基部21から第二部分31の固定部31aを突き出させた状態から、この固定部31aを張り出し部24の張り出し側に近づける向きにのみ回動できるようになっており、かつ、この回動によって前記付勢手段32を構成するコイルバネ32aに付勢力を蓄えさせるように構成されている。
【0058】
そして、この実施の形態にあっては、かかる付勢パーツ3の第二部分31の固定部31aは、この第二部分31の外側筒部31cの外面に形成された、前記回動軸20に沿って長く延びるリブ状をなし、かつ、前記ベース1の固定凹部14に入り込む厚さを持つように構成されている。
【0059】
そして、図示の例にあっては、この第二部分31の固定部31aをベース1の固定凹部14に入り込ませることにより、ベース1と付勢パーツ3の第二部分31とが固定されるようになっている。
【0060】
(ベース1とフックアーム2とのアッセンブリー)
この実施の形態にかかるフック具は、フックアーム2と、ベース1と、付勢パーツ3の三つの部材を備え、かつ、この三つの部材を組み合わせることにより、起立位置と突き出し位置との間においてフックアーム2を回動可能にベース1に支持させるようにすることができると共に、突き出し位置に向けてフックアーム2を常時付勢させるようにすることができる。
【0061】
前記フックアーム2は、そのアーム基部21に、このフックアーム2の突き出し位置において上方に向けて突き出し、かつ、そのアーム先端22側に向いた回動規制面24aを備えた張り出し部24を備えている。
【0062】
一方、前記ベース1は、フックアーム2の張り出し部24を入り込ませると共に、フックアーム2の突き出し位置において、この張り出し部24の回動規制面24aに穴上部を突き当てさせてこのフックアーム2のより下方に向けた回動を規制する回動規制穴13を備えている。
【0063】
この結果、張り出し部24の回動規制面24aが回動規制穴13の穴上部に突き当たる位置より先にフックアーム2が回動しないようにすることができる。
【0064】
ここで、付勢パーツ3は、フックアーム2のアーム基部21に組み込まれると共に、前記の第二部分31の固定部31aをフックアーム2の張り出し部24に交叉させる向きに位置づけさせるようにこの第二部分31を常時付勢させる付勢手段32とを有している。
【0065】
また、ベース1には、付勢パーツ3における第二部分31の固定部31aを前方から入り込ませる固定凹部14が設けられている。
【0066】
この結果、ベース1と付勢パーツ3を組み込ませたフックアーム2とを組み合わせるにあたっては、張り出し部24の回動規制面24aが回動規制穴13の穴上部の下方に位置されるように、フックアーム2を傾けながらこの回動規制穴13に張り出し部24を入れ込ませるようにベース1の前方からフックアーム2をこのベース1に組み合わせることとなるが、(図5)付勢パーツ3における第二部分31の固定部31aはフックアーム2の張り出し部24と交叉する向きに突き出されていることから、この第二部分31の固定部31aはベース1の固定凹部14に対し前方から単純には入れ込むことができない。
【0067】
図示の例では、フックアーム2の張り出し部24の張り出し方向と付勢パーツ3の第二部分31の固定部31aの突き出し方向とはほぼ直交するようになっている。また、ベース1の固定凹部14は、フックアーム2の回動軸20の後方であって、かつ、この回動軸20を通る仮想の水平線上にほぼ位置されるようになっている。
【0068】
しかるに、この実施の形態にあっては、ベース1には、前記固定凹部14の下方に、フックアーム2をベース1に組み付けるにあたって、この固定凹部14に入り込む位置まで付勢パーツ3における第二部分31の固定部31aを導くこの第二部分31の固定部31aの案内面15が形成してあることから、前記組み付け時には、この案内面15によって付勢パーツ3の第二部分31の固定部31aを固定凹部14にワンタッチで入れ込ませることができ、付勢パーツ3の第二部分31を適切にベース1側に固定させることができる。また、この案内面15によって、付勢パーツ3の第二部分31を付勢に抗する向きに回動させながら、この第二部分31の固定部31aがベース1の固定凹部14に入り込むようにさせることもできる。
【0069】
図示の例では、かかる案内面15は、さらに、ベース1の前面側を湾曲内側としたアール状をなすように構成してある。
【0070】
この結果、図示の例では、この案内面15によって、前記組み付け時に、付勢パーツ3の第二部分31の固定部31aをベース1の固定凹部14に向けてスムースに案内させることができる。
【0071】
また、図示の例にあっては、フックアーム2とベース1とに、
フックアーム2の起立位置において掛合を生じさせ、
この起立位置にあるフックアーム2のアーム先端22側を押圧することによりこの掛合を解いて、付勢パーツ3の付勢によりフックアーム2の突き出し位置までの回動を許容させ、
突き出し位置にあるフックアーム2を前記付勢に抗しながら起立位置まで回動させることにより再び掛合を生じさせるこのフックアーム2の起立状態を維持させる前記ラッチ手段Rが設けられている。
【0072】
この結果、付勢パーツ3の付勢に抗してフックアーム2の起立位置にある状態を維持させることができると共に、この起立位置にあるフックアーム2を後方に押圧させることにより、突き出し位置まで前記付勢によってフックアーム2を回動させることができる。また、この突き出し位置にあるフックアーム2を起立位置に向けて回動操作することにより、再びフックアーム2が起立位置にある状態を作り出すことができると共に、この状態を維持させることができる。
【0073】
また、図示の例では、かかるフックアーム2のアーム先端22側であって起立位置において前方に向けられた箇所に、前記掛合を解くためのフックアーム2の押圧位置を示す窪み27が形成してある。
【0074】
この結果、図示の例にあっては、前記窪み27に指先を入れ込むようにして、起立位置にあるフックアーム2のラッチ手段Rによる掛合を解く押圧操作を、的確に行うことができる。
【0075】
【発明の効果】
この発明によれば、フック具を、フックアームと、このフックアームが回動可能に組み付けられるベースと、このフックアームをアーム先端を側方に向けた突き出し位置に向けて付勢するようにフックアームに組み込まれる付勢パーツの三つの部材を備えたものとして構成させることができると共に、このフックアームとベースとを容易にアッセンブリーすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フック具の分解斜視図
【図2】ベース1の斜視図
【図3】フック具の分解斜視図
【図4】ベース1の正面図
【図5】ベース1とフックアーム2との分離側面図(ベース1断面)
【図6】フック具の側面図(ベース1断面)
【図7】フック具の側面図(ベース1断面)
【図8】フックアーム2の要部斜視図
【図9】付勢パーツ3の分離斜視図
【図10】付勢パーツ3の断面図
【図11】フックケース110に固定凹部112を単純に設けた場合の不都合を示した側面構成図
【図12】図11におけるフック部材100と付勢パーツ120の分離斜視構成図
【符号の説明】
1 ベース
13 回動規制穴
14 固定凹部
15 案内面
2 フックアーム
20 回動軸
21 アーム基部
22 アーム先端
24 張り出し部
24a 回動規制面
3 付勢パーツ
30 第一部分
30a 固定部
31 第二部分
31a 固定部
32 付勢手段

Claims (3)

  1. フックアームと、
    このフックアームをそのアーム基部において回動軸を横向きに配させるようにして、このフックアームをそのアーム先端を上方に向けた起立位置からこのアーム先端を側方に向けた突き出し位置までの間で回動可能とするように組み付けると共に、壁側への取付部を有するベースと、
    フックアームの付勢パーツとを備えたフック具であって、
    フックアームは、そのアーム基部に、このフックアームの突き出し位置において上方に向けて突き出し、かつ、そのアーム先端側に向いた回動規制面を備えた張り出し部を備えており、
    ベースは、フックアームの張り出し部を入り込ませると共に、フックアームの突き出し位置において、この張り出し部の回動規制面に穴上部を突き当てさせてこのフックアームのより下方に向けた回動を規制する回動規制穴を備えており、
    付勢パーツは、フックアームのアーム基部に組み込まれると共に、
    このフックアームへの固定部を備えた第一部分と、
    この第一部分に対し前記回動軸を中心に回転可能に組み合わされると共に、ベースへの固定部を備えた第二部分と、
    この第二部分の固定部をフックアームの張り出し部に交叉させる向きに位置づけさせるようにこの第二部分を常時付勢させる付勢手段とを有しており、
    ベースには、
    付勢パーツにおける第二部分の固定部を前方から入り込ませる固定凹部が設けられていると共に、
    この固定凹部の下方に、フックアームをベースに組み付けるにあたって、この固定凹部に入り込む位置まで付勢パーツにおける第二部分の固定部を導くこの第二部分の固定部の案内面が形成してあることを特徴とするフック具。
  2. 案内面が、ベースの前面側を湾曲内側としたアール状をなすように構成してあることを特徴とする請求項1記載のフック具。
  3. フックアームとベースとに、
    フックアームの起立位置において掛合を生じさせ、
    この起立位置にあるフックアームのアーム先端側を押圧することによりこの掛合を解いて、付勢パーツの付勢によりフックアームの突き出し位置までの回動を許容させ、
    突き出し位置にあるフックアームを前記付勢に抗しながら起立位置まで回動させることにより再び掛合を生じさせるこのフックアームの起立状態を維持させるラッチ手段が設けられていると共に、
    フックアームのアーム先端側であって起立位置において前方に向けられた箇所に、前記掛合を解くためのフックアームの押圧位置を示す窪みが形成してあることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のフック具。
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