JPH0640016Y2 - 車両用シートの筒状容器保持装置 - Google Patents
車両用シートの筒状容器保持装置Info
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- JPH0640016Y2 JPH0640016Y2 JP1988140257U JP14025788U JPH0640016Y2 JP H0640016 Y2 JPH0640016 Y2 JP H0640016Y2 JP 1988140257 U JP1988140257 U JP 1988140257U JP 14025788 U JP14025788 U JP 14025788U JP H0640016 Y2 JPH0640016 Y2 JP H0640016Y2
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- Japan
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- container holding
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車両用シートに取付けられる筒状容器保持装
置に関するものである。
置に関するものである。
(従来技術) 自動車の走行中において乗員が紙コップ、アルミ缶等に
入った飲料を飲む場合、該飲料容器を一時的に保持する
手段が必要になってくる。このような場合における飲料
容器の保持手段の従来例としては、例えば環状構造をも
つ容器保持具を自動車とは別に購入しこれを自動車のド
アトリム部等に掛止して使用する方法とか、あるいは自
動車のドアトリムとかコンソールボックス部分に容器保
持部を一体的に組込む方法とかが知られている。
入った飲料を飲む場合、該飲料容器を一時的に保持する
手段が必要になってくる。このような場合における飲料
容器の保持手段の従来例としては、例えば環状構造をも
つ容器保持具を自動車とは別に購入しこれを自動車のド
アトリム部等に掛止して使用する方法とか、あるいは自
動車のドアトリムとかコンソールボックス部分に容器保
持部を一体的に組込む方法とかが知られている。
(考案が解決しようとする課題) ところで、近年自動車用シートにあってはこれを車体に
対して旋回可能としたいわゆる回転式シートが多用され
る傾向にある。このような回転式シートを備えた車両に
あっては、上記容器保持具がドアトリムとかコンソール
ボックス等の車体側部材に取付けられている場合、該シ
ートの回転位置によって該シート(即ち、このシートに
着座した乗員)と上記容器保持具との相対位置関係が変
化するところから、そのシートの回転位置によっては該
容器保持具を全く使用できないとかあるいは使用に不便
を感じるというようなことが起こることが懸念され、そ
の利便性という点において問題がある。
対して旋回可能としたいわゆる回転式シートが多用され
る傾向にある。このような回転式シートを備えた車両に
あっては、上記容器保持具がドアトリムとかコンソール
ボックス等の車体側部材に取付けられている場合、該シ
ートの回転位置によって該シート(即ち、このシートに
着座した乗員)と上記容器保持具との相対位置関係が変
化するところから、そのシートの回転位置によっては該
容器保持具を全く使用できないとかあるいは使用に不便
を感じるというようなことが起こることが懸念され、そ
の利便性という点において問題がある。
また、特に掛止方式の容器保持具にあっては、その使用
時、非使用時を問わずこれが車室内側に大きく突出して
いるところから車室スペースが制限されるとか、その取
付状態が不確実であるところから車両の走行振動により
ガタつき騒音を発生する等の問題もあった。
時、非使用時を問わずこれが車室内側に大きく突出して
いるところから車室スペースが制限されるとか、その取
付状態が不確実であるところから車両の走行振動により
ガタつき騒音を発生する等の問題もあった。
そこで本考案は、回転式シートを備えて車両に適用した
場合においてもその利便性が十分に確保でき、しかも使
用時における使い勝手の良さと非使用時におけるコンパ
クト性が両立でき且つ車両の走行振動によるガタツキが
なく操作フィーリングの良好な車両用シートの筒状容器
保持装置を提供せんとするものである。
場合においてもその利便性が十分に確保でき、しかも使
用時における使い勝手の良さと非使用時におけるコンパ
クト性が両立でき且つ車両の走行振動によるガタツキが
なく操作フィーリングの良好な車両用シートの筒状容器
保持装置を提供せんとするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案ではこのような課題を解決するための手段とし
て、筒状容器を保持する容器保持部を備え車両用シート
に取付けられる筒状容器保持装置において、上記車両用
シートに固定される固定部材と、上記容器保持部を備え
るとともに上記固定部材に対して連結ピンにより起倒自
在に連結され、その倒伏状態においては上記固定部材か
ら上記シートの側方に延出して上記容器保持部を容器保
持可能状態とする使用時位置に、またその起仰状態にお
いては上記固定部材に近接した状態で上記シート側に格
納される格納時位置にそれぞれ位置決め可能とされた可
動部材と、上記固定部材と可動部材との連結部の近傍位
置に設けられて上記可動部材をその使用時位置と格納時
位置の二位置において節度をもって位置決めする節度機
構とを備えるとともに、上記節度機構が、上記可動部材
側と固定部材側とからそれぞれ該可動部材の起倒面に略
平行に延出し且つその面直方向に近接対向する一対の腕
部材のいずれか一方の腕部材に設けられ且つその可動端
を摺接子とした板バネ板の付勢部材と、他方の腕部材に
設けられて上記可動部材がその使用時位置と格納時位置
との間で起倒操作される場合に上記付勢部材の摺接子を
面直方向に圧接状態で摺接せしめるとともにその摺接範
囲の中央部から両端部に至るに従って上記一方の腕部材
との相対間隔が漸減するように構成されたガイド溝と、
上記ガイド溝の両端部に近接して設けられた上記可動部
材が使用時位置あるいは格納時位置に設定された時に上
記付勢部材の摺接子を係入させて上記可動部材に節度を
与える係入部とを備えていることを特徴としている。
て、筒状容器を保持する容器保持部を備え車両用シート
に取付けられる筒状容器保持装置において、上記車両用
シートに固定される固定部材と、上記容器保持部を備え
るとともに上記固定部材に対して連結ピンにより起倒自
在に連結され、その倒伏状態においては上記固定部材か
ら上記シートの側方に延出して上記容器保持部を容器保
持可能状態とする使用時位置に、またその起仰状態にお
いては上記固定部材に近接した状態で上記シート側に格
納される格納時位置にそれぞれ位置決め可能とされた可
動部材と、上記固定部材と可動部材との連結部の近傍位
置に設けられて上記可動部材をその使用時位置と格納時
位置の二位置において節度をもって位置決めする節度機
構とを備えるとともに、上記節度機構が、上記可動部材
側と固定部材側とからそれぞれ該可動部材の起倒面に略
平行に延出し且つその面直方向に近接対向する一対の腕
部材のいずれか一方の腕部材に設けられ且つその可動端
を摺接子とした板バネ板の付勢部材と、他方の腕部材に
設けられて上記可動部材がその使用時位置と格納時位置
との間で起倒操作される場合に上記付勢部材の摺接子を
面直方向に圧接状態で摺接せしめるとともにその摺接範
囲の中央部から両端部に至るに従って上記一方の腕部材
との相対間隔が漸減するように構成されたガイド溝と、
上記ガイド溝の両端部に近接して設けられた上記可動部
材が使用時位置あるいは格納時位置に設定された時に上
記付勢部材の摺接子を係入させて上記可動部材に節度を
与える係入部とを備えていることを特徴としている。
(作用) 本考案ではこのような構成とすることにより、 (1)筒状容器保持装置がシートに取付けられているた
めこの両者の相対位置関係は常に一定に維持され変化す
ることがない。
めこの両者の相対位置関係は常に一定に維持され変化す
ることがない。
(2)容器保持部を備えた可動部材が固定部材に対して
その格納時位置と使用時位置との間で起倒可能とされて
いるため、該格納時位置においては筒状容器保持装置の
シートからの突出量が可及的に少ならしめられ、またそ
の使用時位置においては、容器保持部がシートからその
側方へ延出し該容器保持部への容器の脱着が容易ならし
められる、 (3)固定部材に対して可動部材をその使用時位置と格
納時位置の二位置間において回動操作すると、上記固定
部材と可動部材のいずれか一方側に設けた付勢部材の摺
接子が他方側に設けたガイド溝に対して面直方向に摺接
することで適度の摺接抵抗、即ち、操作抵抗が生じると
ともに上記使用時位置と格納時位置の二位置においては
上記摺接子が係入部に係入することで節度が与えられる
が、この場合、上記摺動子が上記ガイド溝に対してその
摺接範囲の中央部から両端部側へ移動するに従って、換
言すれば、可動部材の回動位置が使用時位置あるいは格
納時位置に近付くに従って上記操作抵抗が次第に増加す
ることから、操作者は可動部材の操作に際しては操作抵
抗の増加状態を体感しながら操作を行うことで使用時位
置あるいは格納時位置への接近、即ち、節度機能の実行
時期を予測しながら操作を行うことができる、等の作用
が得られる。
その格納時位置と使用時位置との間で起倒可能とされて
いるため、該格納時位置においては筒状容器保持装置の
シートからの突出量が可及的に少ならしめられ、またそ
の使用時位置においては、容器保持部がシートからその
側方へ延出し該容器保持部への容器の脱着が容易ならし
められる、 (3)固定部材に対して可動部材をその使用時位置と格
納時位置の二位置間において回動操作すると、上記固定
部材と可動部材のいずれか一方側に設けた付勢部材の摺
接子が他方側に設けたガイド溝に対して面直方向に摺接
することで適度の摺接抵抗、即ち、操作抵抗が生じると
ともに上記使用時位置と格納時位置の二位置においては
上記摺接子が係入部に係入することで節度が与えられる
が、この場合、上記摺動子が上記ガイド溝に対してその
摺接範囲の中央部から両端部側へ移動するに従って、換
言すれば、可動部材の回動位置が使用時位置あるいは格
納時位置に近付くに従って上記操作抵抗が次第に増加す
ることから、操作者は可動部材の操作に際しては操作抵
抗の増加状態を体感しながら操作を行うことで使用時位
置あるいは格納時位置への接近、即ち、節度機能の実行
時期を予測しながら操作を行うことができる、等の作用
が得られる。
(考案の効果) 従って、本考案の車両用シートの筒状容器保持装置によ
れば、 (a)筒状容器保持装置とシートとの相対位置関係が一
定に維持されるところから、例えばこの筒状容器保持装
置を回転式シートに適用した場合にあってもシートの回
転位置の如何にかかわらず乗員と筒状容器保持装置との
位置関係が常に適正に維持されその使用時の利便性が良
好ならしめられる、 (b)筒状容器保持装置の使用時においては可動部材が
シートの側方に延出しその容器保持部とシートとの間隔
が十分に確保されるところからその使い勝手が良好とな
り、また筒状容器保持装置の非使用時においては可動部
材がシート側に近接してコンパクトに格納されることか
ら車室スペースの有効利用が図れる、 (c)節度機能により固定部材はその格納時位置と使用
時位置の両位置においてシートと一体的に連結されると
ころから、車両振動によるガタツキの発生及びこれに伴
なう異音発生が可及的に防止される、 (d)固定部材に対して可動部材をその使用時位置と格
納時位置の二位置間において回動操作する場合、付勢部
材の摺接子はガイド溝に対して面直方向に摺接するとと
もにその摺接抵抗、即ち、操作抵抗が上記使用時位置あ
るいは格納時位置に近付くに従って増加することで操作
者は使用時位置あるいは格納時位置への接近、即ち、節
度機能の実行時期を予測しながら操作を行うことがで
き、しかも操作抵抗が最大となった時点で節度をもって
所定位置に位置決めされることから、回動操作に対して
の節度感がより一層向上し、それだけ操作フィーリング
が良好ならしめられる、等の実用的効果が得られる。
れば、 (a)筒状容器保持装置とシートとの相対位置関係が一
定に維持されるところから、例えばこの筒状容器保持装
置を回転式シートに適用した場合にあってもシートの回
転位置の如何にかかわらず乗員と筒状容器保持装置との
位置関係が常に適正に維持されその使用時の利便性が良
好ならしめられる、 (b)筒状容器保持装置の使用時においては可動部材が
シートの側方に延出しその容器保持部とシートとの間隔
が十分に確保されるところからその使い勝手が良好とな
り、また筒状容器保持装置の非使用時においては可動部
材がシート側に近接してコンパクトに格納されることか
ら車室スペースの有効利用が図れる、 (c)節度機能により固定部材はその格納時位置と使用
時位置の両位置においてシートと一体的に連結されると
ころから、車両振動によるガタツキの発生及びこれに伴
なう異音発生が可及的に防止される、 (d)固定部材に対して可動部材をその使用時位置と格
納時位置の二位置間において回動操作する場合、付勢部
材の摺接子はガイド溝に対して面直方向に摺接するとと
もにその摺接抵抗、即ち、操作抵抗が上記使用時位置あ
るいは格納時位置に近付くに従って増加することで操作
者は使用時位置あるいは格納時位置への接近、即ち、節
度機能の実行時期を予測しながら操作を行うことがで
き、しかも操作抵抗が最大となった時点で節度をもって
所定位置に位置決めされることから、回動操作に対して
の節度感がより一層向上し、それだけ操作フィーリング
が良好ならしめられる、等の実用的効果が得られる。
(実施例) 以下、第1図ないし第5図を参照して本考案の好適な実
施例を説明する。
施例を説明する。
第1図には自動車のシート1の側面1aに取付けられた本
考案の実施例に係る車両用シートの筒状容器保持装置と
してのコップスタンド2が示されている。このコップス
タンド2は、シート1の側面1aの凹部10内に設けられた
コップスタンド取付ベース11にビス31,31,31によって固
定された後述する固定部材20と、この固定部材20に対し
て左右一対の連結ピン30,30により起倒自在に連結され
且つその上面21aに2つの略逆円錐状凹部で構成される
コップ受部3,3を有する可動部材21とを備えている。
考案の実施例に係る車両用シートの筒状容器保持装置と
してのコップスタンド2が示されている。このコップス
タンド2は、シート1の側面1aの凹部10内に設けられた
コップスタンド取付ベース11にビス31,31,31によって固
定された後述する固定部材20と、この固定部材20に対し
て左右一対の連結ピン30,30により起倒自在に連結され
且つその上面21aに2つの略逆円錐状凹部で構成される
コップ受部3,3を有する可動部材21とを備えている。
そして、この可動部材21は、第1図において実線図示す
る如く上記上面21aを上方に向けた状態でシート1の側
面1aから側方に大きく延出する使用時位置と、同図にお
いて鎖線図示(符号21′)する如くその上面21aを上記
固定部材20側に対向させた状態でシート1の側面1aに近
接する格納時位置の二位置に選択的に設定可能とされて
いる。
る如く上記上面21aを上方に向けた状態でシート1の側
面1aから側方に大きく延出する使用時位置と、同図にお
いて鎖線図示(符号21′)する如くその上面21aを上記
固定部材20側に対向させた状態でシート1の側面1aに近
接する格納時位置の二位置に選択的に設定可能とされて
いる。
尚、第1図において符号12は上記シート1の凹部10の上
縁部1bが該シート1に着座した人の重みで撓み変形して
格納時位置にあるコップスタンド2の可動部材21に無用
な荷重をかけこれを使用時位置側に押し倒すことを防止
するために設けたガードプレートであり、その上縁部に
はシート側方に向って延びる縁部12aを有している。ま
た、コップスタンド2の固定部材20と可動部材21との間
の隙間部分には、第1図において鎖線図示するように、
格納時位置及び使用時位置において該固定部材20と上記
ガードプレート12とが外部に露出するのを防止するカバ
ー13が設けられる。以下、このコップスタンド2の具体
的構成並びにその作動を第2図ないし第5図を参照して
説明する。
縁部1bが該シート1に着座した人の重みで撓み変形して
格納時位置にあるコップスタンド2の可動部材21に無用
な荷重をかけこれを使用時位置側に押し倒すことを防止
するために設けたガードプレートであり、その上縁部に
はシート側方に向って延びる縁部12aを有している。ま
た、コップスタンド2の固定部材20と可動部材21との間
の隙間部分には、第1図において鎖線図示するように、
格納時位置及び使用時位置において該固定部材20と上記
ガードプレート12とが外部に露出するのを防止するカバ
ー13が設けられる。以下、このコップスタンド2の具体
的構成並びにその作動を第2図ないし第5図を参照して
説明する。
コップスタンド2は、上述のように固定部材20と可動部
材21と構成されるが、さらにこの可動部材21は第2図に
示すように後述する外殻材22と天板材23と揺動基材24の
三つの部材で構成されている。
材21と構成されるが、さらにこの可動部材21は第2図に
示すように後述する外殻材22と天板材23と揺動基材24の
三つの部材で構成されている。
固定部材20は、第2図及び第3図に示すように、略コ形
に折曲されたプレート材で一体形成されるものであっ
て、上記シート1のコップスタンド取付ベース11に締着
固定される基部20aと該基部20aの両端から約90°に折曲
して延出し且つその先端部にピン受穴32を形成した左右
一対の腕部20b,20b(実用新案登録請求の範囲中の腕部
材に該当する)とを有している。そして、この左右の腕
部20b,20bの先端部分に連結ピン30を介して後述する揺
動基材24が連結される。
に折曲されたプレート材で一体形成されるものであっ
て、上記シート1のコップスタンド取付ベース11に締着
固定される基部20aと該基部20aの両端から約90°に折曲
して延出し且つその先端部にピン受穴32を形成した左右
一対の腕部20b,20b(実用新案登録請求の範囲中の腕部
材に該当する)とを有している。そして、この左右の腕
部20b,20bの先端部分に連結ピン30を介して後述する揺
動基材24が連結される。
尚、この各腕部20b,20bの先端上部には、斜外方に延出
する略舌状のストッパー33がそれぞれ一体的に形成され
ている。また、この固定部材20と後述する揺動基材24と
の間の左右の連結部のうち、シート1の前方側に位置す
る連結部には後述する節度機構Xが設けられている。
する略舌状のストッパー33がそれぞれ一体的に形成され
ている。また、この固定部材20と後述する揺動基材24と
の間の左右の連結部のうち、シート1の前方側に位置す
る連結部には後述する節度機構Xが設けられている。
揺動基材24は、第2図及び第3図に示すように上記固定
部材20と同様に、プレート材を折曲して一体的に形成さ
れるものであって、上記固定部材20の横幅寸法より若干
広い横幅寸法を有する略矩形の基部24aと、該基部24aの
両端から上方に立上がり且つその後方側へ延出する左右
一対の腕部24b,24b(実用新案登録請求の範囲中の腕部
材に該当する)とを有している。そして、この基部24a
には左右一対の円形切欠35,35と後述する天板材23を固
定するための取付台部36とが形成されている。
部材20と同様に、プレート材を折曲して一体的に形成さ
れるものであって、上記固定部材20の横幅寸法より若干
広い横幅寸法を有する略矩形の基部24aと、該基部24aの
両端から上方に立上がり且つその後方側へ延出する左右
一対の腕部24b,24b(実用新案登録請求の範囲中の腕部
材に該当する)とを有している。そして、この基部24a
には左右一対の円形切欠35,35と後述する天板材23を固
定するための取付台部36とが形成されている。
一方、各腕部24b,24bの後端部には、それぞれ連結ピン3
0挿通用のピン受穴38と斜内方に向けて延出するストッ
パー37とが形成されている。さらにこの二つの腕部24b,
24bのうち、シート前方側に位置する腕部には、後述す
る節度機構X取付用の二つの嵌合穴39,39が形成されて
いる。
0挿通用のピン受穴38と斜内方に向けて延出するストッ
パー37とが形成されている。さらにこの二つの腕部24b,
24bのうち、シート前方側に位置する腕部には、後述す
る節度機構X取付用の二つの嵌合穴39,39が形成されて
いる。
節度機構Xは、第3図ないし第5図に示すように、略扇
形形状をもつガイドプレート50と撓曲レバー部材60とを
有している。
形形状をもつガイドプレート50と撓曲レバー部材60とを
有している。
上記ガイドプレート50は、その頂部側に上記連結ピン30
挿通用のピン受穴54を形成するとともに、その一方の側
面には該ピン受穴54を中心として円弧状に延び(第4図
参照)しかも溝方向において円弧状の溝底形状(第5図
参照)をもつガイド溝51と、該ガイド溝51の両端部に近
接して設けた円形の第1凹部52と第2凹部53とを有して
いる。また、この各凹部52,53の裏面側は、突部55,55
(第5図参照)とされている。
挿通用のピン受穴54を形成するとともに、その一方の側
面には該ピン受穴54を中心として円弧状に延び(第4図
参照)しかも溝方向において円弧状の溝底形状(第5図
参照)をもつガイド溝51と、該ガイド溝51の両端部に近
接して設けた円形の第1凹部52と第2凹部53とを有して
いる。また、この各凹部52,53の裏面側は、突部55,55
(第5図参照)とされている。
そして、このガイドプレート50は、第5図に示すよう
に、その突部55,55をそれぞれ上記揺動基材24の嵌合穴3
9,39内に嵌合させるとともに、同軸状に位置させた上記
揺動基材24のピン受穴38とガイドプレート50のピン受穴
54及び上記固定部材20のピン受穴32に連結ピン30を挿通
してこれをナット34によって締着することにより、該揺
動基材24の腕部24bと固定部材20の腕部20bとの間に非回
動状態で挟着固定される。
に、その突部55,55をそれぞれ上記揺動基材24の嵌合穴3
9,39内に嵌合させるとともに、同軸状に位置させた上記
揺動基材24のピン受穴38とガイドプレート50のピン受穴
54及び上記固定部材20のピン受穴32に連結ピン30を挿通
してこれをナット34によって締着することにより、該揺
動基材24の腕部24bと固定部材20の腕部20bとの間に非回
動状態で挟着固定される。
上記撓曲レバー部材60は、実用新案登録請求の範囲中の
付勢部材に該当するもので、適度の可撓性を有するプレ
ート材で一体形成されており、その一端側には上記ガイ
ドプレート50のガイド溝51及び各凹部52,53に嵌合可能
な球面状の凸部61(実用新案登録請求の範囲中の摺接子
に該当する)が、他端側には該凸部61の突出方向と反対
側に階段状に折曲された係止部62が、さらにその中間部
にはリベット受穴63がそれぞれ形成されている。また、
この撓曲レバー部材60は、上記固定部材20の腕部20bに
形成した係止穴66内にその係止部62を挿通してこれに係
合させた状態で、該腕部20bに形成したリベット受穴65
と上記リベット受穴63に跨って嵌挿されるリベット64に
より該腕部20b側に固定される。
付勢部材に該当するもので、適度の可撓性を有するプレ
ート材で一体形成されており、その一端側には上記ガイ
ドプレート50のガイド溝51及び各凹部52,53に嵌合可能
な球面状の凸部61(実用新案登録請求の範囲中の摺接子
に該当する)が、他端側には該凸部61の突出方向と反対
側に階段状に折曲された係止部62が、さらにその中間部
にはリベット受穴63がそれぞれ形成されている。また、
この撓曲レバー部材60は、上記固定部材20の腕部20bに
形成した係止穴66内にその係止部62を挿通してこれに係
合させた状態で、該腕部20bに形成したリベット受穴65
と上記リベット受穴63に跨って嵌挿されるリベット64に
より該腕部20b側に固定される。
そして、この撓曲レバー部材60の固定部材20側への固定
状態においては、第4図及び第5図にそれぞれ示すよう
に、該撓曲レバー部材60の凸部61は、上記ガイドプレー
ト50のガイド溝51の曲率円上に位置し、上記可動部材21
(即ち揺動基材24)がその使用時位置に設定された状態
ではガイドプレート50の第1凹部52に嵌合し、また可動
部材21がその格納時位置に設定された状態では第2凹部
53に嵌合する。さらに、上記可動部材21がその使用時位
置と格納時位置の間で起倒する際には、ガイド溝51内を
その面直方向に当接した状態で摺動するように、その取
付位置が上記ガイドプレート50に対して相対的に設定さ
れている。
状態においては、第4図及び第5図にそれぞれ示すよう
に、該撓曲レバー部材60の凸部61は、上記ガイドプレー
ト50のガイド溝51の曲率円上に位置し、上記可動部材21
(即ち揺動基材24)がその使用時位置に設定された状態
ではガイドプレート50の第1凹部52に嵌合し、また可動
部材21がその格納時位置に設定された状態では第2凹部
53に嵌合する。さらに、上記可動部材21がその使用時位
置と格納時位置の間で起倒する際には、ガイド溝51内を
その面直方向に当接した状態で摺動するように、その取
付位置が上記ガイドプレート50に対して相対的に設定さ
れている。
また特に、可動部材21が使用時位置に設定された状態で
は、第4図に示すように上記固定部材20のストッパー33
と揺動基材24のストッパー37とが該揺動基材24の倒伏方
向において相互に係合しそれ以上の回動が規制されるよ
うになっている。従って、揺動基材24、即ち、可動部材
21は、使用時位置と格納時位置の両位置で適度の節度を
もって位置保持されるとともに、特に使用時位置におい
ては上記一対のストッパー33,37の係合により可動部材2
1にかかる荷重(可動部材21の自重及びこれに載置され
る飲料水の重量等)によるモーメントを支持することが
できる。
は、第4図に示すように上記固定部材20のストッパー33
と揺動基材24のストッパー37とが該揺動基材24の倒伏方
向において相互に係合しそれ以上の回動が規制されるよ
うになっている。従って、揺動基材24、即ち、可動部材
21は、使用時位置と格納時位置の両位置で適度の節度を
もって位置保持されるとともに、特に使用時位置におい
ては上記一対のストッパー33,37の係合により可動部材2
1にかかる荷重(可動部材21の自重及びこれに載置され
る飲料水の重量等)によるモーメントを支持することが
できる。
このように構成された揺動基材24には、さらに後述する
ように外殻材22と天板材23とが取付けられ、最終的に可
動部材21とされる。即ち、外殻材22は、樹脂材により略
筺状に一体形成されるものであり、その底面22aには上
記揺動基材24の円形切欠35,35にそれぞれ嵌合可能な鍔
付嵌合穴41,41と、上記揺動基材24に形成した複数の小
孔40,40・・に嵌合可能な支持柱42,42・・がそれぞれ一
体的に形成されている。
ように外殻材22と天板材23とが取付けられ、最終的に可
動部材21とされる。即ち、外殻材22は、樹脂材により略
筺状に一体形成されるものであり、その底面22aには上
記揺動基材24の円形切欠35,35にそれぞれ嵌合可能な鍔
付嵌合穴41,41と、上記揺動基材24に形成した複数の小
孔40,40・・に嵌合可能な支持柱42,42・・がそれぞれ一
体的に形成されている。
天板材23は、上記外殻材22の上端開口内に密接嵌合可能
な外形形状を有する略板状体であって、樹脂材により一
体形成されている。また、この天板材23には上記コップ
受部3を構成する円錐筒部45,45とネジ嵌挿筒部46とが
それぞれ裏面側に突出状態で一体的に形成されている。
な外形形状を有する略板状体であって、樹脂材により一
体形成されている。また、この天板材23には上記コップ
受部3を構成する円錐筒部45,45とネジ嵌挿筒部46とが
それぞれ裏面側に突出状態で一体的に形成されている。
上記揺動基材24に外殻材22と天板材23とを組付ける場合
には、先ず外殻材22内に揺動基材24を、その円形切欠3
5,35を外殻材22の鍔付嵌合穴41,41に、またその各小孔4
0,40・・を外殻材22の各支持柱42,42・・にそれぞれ嵌
合させた状態で差し入れ、該外殻材22の底面22a上に当
接させる。
には、先ず外殻材22内に揺動基材24を、その円形切欠3
5,35を外殻材22の鍔付嵌合穴41,41に、またその各小孔4
0,40・・を外殻材22の各支持柱42,42・・にそれぞれ嵌
合させた状態で差し入れ、該外殻材22の底面22a上に当
接させる。
次に、揺動基材24の底面24a上に突出する各支持柱42,42
・・に対してその上端側から止めワッシャ48,48・・を
それぞれ弾圧嵌入し該止めワッシャ48,48・・によって
揺動基材24を外殻材22側に固定する。
・・に対してその上端側から止めワッシャ48,48・・を
それぞれ弾圧嵌入し該止めワッシャ48,48・・によって
揺動基材24を外殻材22側に固定する。
次に、天板材23を外殻材22の開口端部に密接嵌合させ
る。この時、天板材23はその下面が上記各支持柱42,42
・・により支持され、その上面は外殻材22の上端面と略
面一とされる。また、各円錐筒部45,45は外殻材22の各
鍔付嵌合穴41,41に臨み、さらにネジ嵌挿筒部46の下端
面は上記揺動基材24の取付台部36上に当接される。従っ
て、このネジ嵌挿筒部46内にネジ47を差し入れてこれを
該取付台部36側にねじ込むことにより、外殻材22と天板
材23と揺動基材24の三者は一体的に連結される。さら
に、この状態で上記外殻材22と天板材23とを電着接合す
ることにより上記三者は完全に一体化され、可動部材21
を構成する。
る。この時、天板材23はその下面が上記各支持柱42,42
・・により支持され、その上面は外殻材22の上端面と略
面一とされる。また、各円錐筒部45,45は外殻材22の各
鍔付嵌合穴41,41に臨み、さらにネジ嵌挿筒部46の下端
面は上記揺動基材24の取付台部36上に当接される。従っ
て、このネジ嵌挿筒部46内にネジ47を差し入れてこれを
該取付台部36側にねじ込むことにより、外殻材22と天板
材23と揺動基材24の三者は一体的に連結される。さら
に、この状態で上記外殻材22と天板材23とを電着接合す
ることにより上記三者は完全に一体化され、可動部材21
を構成する。
上述の如く構成されたコップスタンド2によれば、可動
部材21を使用時位置に設定した状態においては、そのコ
ップ受部3,3がシート1から側方に大きく延出するた
め、容易に該コップ受部3に紙コップ等を脱着すること
ができ、その使い勝手が良好となる。
部材21を使用時位置に設定した状態においては、そのコ
ップ受部3,3がシート1から側方に大きく延出するた
め、容易に該コップ受部3に紙コップ等を脱着すること
ができ、その使い勝手が良好となる。
一方、可動部材21を格納時位置に設定した状態において
は、該可動部材21が可及的にシート1に近接しその車室
内へのはね出し量が少ならしめられるところから、車室
スペースの減少を招くとか、乗員が誤ってこれに接触す
るというようなことが未然に防止される。
は、該可動部材21が可及的にシート1に近接しその車室
内へのはね出し量が少ならしめられるところから、車室
スペースの減少を招くとか、乗員が誤ってこれに接触す
るというようなことが未然に防止される。
また、可動部材21はその使用時位置及び格納時位置の両
位置においてそれぞれ適度の節度をもって位置保持され
ているため、例えば車両揺動を受けて可動部材21がガタ
つくとか打撃音を発するというようなことがなく、その
耐久性が向上せしめられることになる。
位置においてそれぞれ適度の節度をもって位置保持され
ているため、例えば車両揺動を受けて可動部材21がガタ
つくとか打撃音を発するというようなことがなく、その
耐久性が向上せしめられることになる。
さらに、このように可動部材21をその使用時位置と格納
時位置の間で操作する場合、上述のようにガイド溝51の
溝底形状が溝方向において円弧状とされ、これに上記撓
曲レバー部材60の凸部61が面直状態で当接して摺動する
場合、この両者間に作用する摺接抵抗、即ち、操作抵抗
は該ガイド溝51の中央部からそれぞれその両端部寄り
(即ち、使用時位置と格納時位置寄り)に移動するに従
って次第に増加するようになっている。このため、操作
者が上記可動部材21をその使用時位置から格納時位置
へ、あるいは格納時位置から使用時位置へ回動操作する
場合、該使用時位置あるいは格納時位置に近付くに従っ
て操作抵抗が次第に増加し、操作抵抗が最大となった時
点、即ち、使用時位置あるいは格納時位置に達した時点
で節度をもって位置決めされることから、例えば、使用
時位置と格納時位置の間の回動範囲内における操作抵抗
が全て同一とされているような場合に比して、操作者が
受ける節度感がより一層向上し、それだけ操作フィーリ
ングが良好となるものである。また、操作抵抗の増加を
体感することで操作者は後どのくらいの操作量で所定一
に達するのかを予測することもでき、操作の確実性も担
保されるものである。
時位置の間で操作する場合、上述のようにガイド溝51の
溝底形状が溝方向において円弧状とされ、これに上記撓
曲レバー部材60の凸部61が面直状態で当接して摺動する
場合、この両者間に作用する摺接抵抗、即ち、操作抵抗
は該ガイド溝51の中央部からそれぞれその両端部寄り
(即ち、使用時位置と格納時位置寄り)に移動するに従
って次第に増加するようになっている。このため、操作
者が上記可動部材21をその使用時位置から格納時位置
へ、あるいは格納時位置から使用時位置へ回動操作する
場合、該使用時位置あるいは格納時位置に近付くに従っ
て操作抵抗が次第に増加し、操作抵抗が最大となった時
点、即ち、使用時位置あるいは格納時位置に達した時点
で節度をもって位置決めされることから、例えば、使用
時位置と格納時位置の間の回動範囲内における操作抵抗
が全て同一とされているような場合に比して、操作者が
受ける節度感がより一層向上し、それだけ操作フィーリ
ングが良好となるものである。また、操作抵抗の増加を
体感することで操作者は後どのくらいの操作量で所定一
に達するのかを予測することもでき、操作の確実性も担
保されるものである。
さらに、このコップスタンド2はシート1に設けられる
ものであるため、常に両者の相対位置関係は一定であ
り、またこの関係は例えシート1が車体に対して固定配
置される形式のシートでも回転可能とされた形式のシー
トでも同じである。従って、例えば、このコップスタン
ド2を回転式シートに取付けた場合、該シートがいずれ
の回転位置にあっても該シートに着座した乗員は容易に
紙コップ等の脱着ができるなど、シート形式の如何に拘
わらず高い利便性が得られるものである。
ものであるため、常に両者の相対位置関係は一定であ
り、またこの関係は例えシート1が車体に対して固定配
置される形式のシートでも回転可能とされた形式のシー
トでも同じである。従って、例えば、このコップスタン
ド2を回転式シートに取付けた場合、該シートがいずれ
の回転位置にあっても該シートに着座した乗員は容易に
紙コップ等の脱着ができるなど、シート形式の如何に拘
わらず高い利便性が得られるものである。
第1図は本考案の実施例に係る車両用シートの筒状容器
保持装置の全体斜視図、第2図は第1図に示した車両用
シートの筒状容器保持装置の分解斜視図、第3図は第2
図に示した固定部材と可動部材との連結部分の拡大分解
斜視図、第4図は第2図のIV-IV要部拡大矢視図、第5
図は第4図のV−V縦断面図である。 1……シート 2……コップスタンド 3……コップ受部 11……コップスタンド取付ベース 12……ガードプレート 20……固定部材 21……可動部材 22……外殻材 23……天板材 24……揺動基材 30……連結ピン 33,37……ストッパー 50……ガイドプレート 51……ガイド溝 52,53……凹部 55……突部 60……撓曲レバー部材 61……凸部 62……係止部
保持装置の全体斜視図、第2図は第1図に示した車両用
シートの筒状容器保持装置の分解斜視図、第3図は第2
図に示した固定部材と可動部材との連結部分の拡大分解
斜視図、第4図は第2図のIV-IV要部拡大矢視図、第5
図は第4図のV−V縦断面図である。 1……シート 2……コップスタンド 3……コップ受部 11……コップスタンド取付ベース 12……ガードプレート 20……固定部材 21……可動部材 22……外殻材 23……天板材 24……揺動基材 30……連結ピン 33,37……ストッパー 50……ガイドプレート 51……ガイド溝 52,53……凹部 55……突部 60……撓曲レバー部材 61……凸部 62……係止部
Claims (1)
- 【請求項1】筒状容器を保持する容器保持部を備え車両
用シートに取付けられる筒状容器保持装置であって、 上記車両用シートに固定される固定部材と、 上記容器保持部を備えるとともに上記固定部材に対して
連結ピンにより起倒自在に連結され、その倒伏状態にお
いては上記固定部材から上記シートの側方に延出して上
記容器保持部を容器保持可能状態とする使用時位置に、
またその起仰状態においては上記固定部材に近接した状
態で上記シート側に格納される格納時位置にそれぞれ位
置決め可能とされた可動部材と、 上記固定部材と可動部材との連結部の近傍位置に設けら
れて上記可動部材をその使用時位置と格納時位置の二位
置において節度をもって位置決めする節度機構とを備え
るとともに、 上記節度機構が、 上記可動部材側と固定部材側とからそれぞれ該可動部材
の起倒面に略平行に延出し且つその面直方向に近接対向
する一対の腕部材のいずれか一方の腕部材に設けられ且
つその可動端を摺接子とした板バネ状の付勢部材と、 他方の腕部材に設けられて上記可動部材がその使用時位
置と格納時位置との間で起倒操作される場合に上記付勢
部材の摺接子を面直方向に圧接状態で摺接せしめるとと
もにその摺接範囲の中央部から両端部に至るに従って上
記一方の腕部材との相対間隔が漸減するように構成され
たガイド溝と、 上記ガイド溝の両端部に近接して設けられ上記可動部材
が使用時位置あるいは格納時位置に設定された時に上記
付勢部材の摺接子を係入させて上記可動部材に節度を与
える係入部とを備えていることを特徴とする車両用シー
トの筒状容器保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988140257U JPH0640016Y2 (ja) | 1988-10-26 | 1988-10-26 | 車両用シートの筒状容器保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988140257U JPH0640016Y2 (ja) | 1988-10-26 | 1988-10-26 | 車両用シートの筒状容器保持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0260034U JPH0260034U (ja) | 1990-05-02 |
JPH0640016Y2 true JPH0640016Y2 (ja) | 1994-10-19 |
Family
ID=31404262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988140257U Expired - Fee Related JPH0640016Y2 (ja) | 1988-10-26 | 1988-10-26 | 車両用シートの筒状容器保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0640016Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4695304B2 (ja) * | 2001-08-09 | 2011-06-08 | テイ・エス テック株式会社 | 容器保持装置付き車両用シート |
JP5139125B2 (ja) | 2008-03-07 | 2013-02-06 | 株式会社ニフコ | カップホルダ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0198753U (ja) * | 1987-12-24 | 1989-07-03 |
-
1988
- 1988-10-26 JP JP1988140257U patent/JPH0640016Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0260034U (ja) | 1990-05-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |