JP3902376B2 - 苗箱積替装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、出芽台車に載置された苗箱を自動的に緑化台車に積み替える苗箱積替装置の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、マット苗(機械移植用成型水稲苗)等の苗生産施設においては、播種処理が施された苗箱を出芽台車に積層状に載置すると共に、該出芽台車を出芽室に搬入して出芽処理を施し、しかる後、苗箱を出芽台車から緑化台車に積み替えて緑化室で緑化処理を施しているが、前記出芽台車から緑化台車への苗箱積替作業にあっては、積層状に密着した苗箱群を分離し、かつ分離した各苗箱を緑化台車の載置棚に挿入する必要があるため、苗箱積替装置を用いて苗箱積替作業を自動化することが提唱されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、従来の苗箱積替装置においては、出芽台車に積層状に載置された苗箱群から苗箱を一枚ずつ取出すと共に、該取出した苗箱を緑化台車の棚間隔に合わせて上下方向に配列し、しかる後、配列した苗箱を緑化台車の載置棚に挿入すべく構成されているため、積替作業に時間がかかる許りでなく、装置が複雑になってコストアップを招来する不都合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、出芽処理を行うための出芽台車に載置された複数の苗箱を、緑化処理を行うための緑化台車に自動的に積み替える苗箱積替装置であって、該苗箱積替装置に、出芽台車に積層状に載置された複数段の苗箱群の複数列を同時に把持し、かつ把持した苗箱群の上下間隔を調節する苗箱取出部と、該苗箱取出部が把持する複数列の苗箱群を同時に掬い取って緑化台車の載置棚に挿入する苗箱挿入部とを設けるにあたり、苗箱取出部で把持される苗箱の段数、緑化台車に積み替えられる苗箱の段数、および苗箱挿入部で掬い取って緑化台車に挿入される苗箱の段数を同一の複数段にし、かつ前記出芽台車に載置される苗箱群の段数を、前記苗箱取出部で把持される苗箱の段数の整数倍にすると共に、出芽台車に載置され苗箱取出部で把持される苗箱群の列数を、該把持された苗箱を緑化台車に挿入する苗箱挿入部の列数、および緑化台車の列数と同一にしたことを特徴とする苗箱積替装置である。つまり、出芽台車に積層状に載置された複数列の苗箱群を同時に把持して上下間隔を調節すると共に、この複数列の苗箱群を同時に掬い取って緑化台車の載置棚に挿入するため、一枚ずつ取出した苗箱を上下に配列してから緑化台車に挿入する従来のものに比して処理速度を高めることができる許りでなく、構造の簡略化を計ることができる。
請求項2の発明は、苗箱挿入部は、苗箱取出部と緑化台車との間を横移動する挿入部本体と、該挿入部本体上で苗箱を横移動させる横移動テーブルとを備えていることを特徴とする請求項1記載の苗箱積替装置である。つまり、苗箱取出部と緑化台車との間における苗箱の横移動を、挿入部本体および横移動テーブルの複合動作で行うため、挿入部本体の横移動ストロークを小さくして装置のコンパクト化を計ることができる許りでなく、挿入部本体および横移動テーブルの適正な動作速度設定に基づいて苗箱に与える衝撃を抑えることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態の一つを図面に基づいて説明する。図面において、1はマット苗生産施設に設置される苗箱積替装置であって、該苗箱積替装置1は、積替作業を控えた出芽台車2を搬入し、かつ積替作業が完了した出芽台車2を搬出する出芽台車搬送部3、積替作業を控えた緑化台車4を搬入し、かつ積替作業が完了した緑化台車4を搬出する緑化台車搬送部5、前記出芽台車搬送部3の出芽台車2から苗箱6を取出し、かつ取出した苗箱6を緑化台車搬送部5の緑化台車4に載置する苗箱積替部7等で構成されている。
【0006】
前記苗箱6は、マット苗を育苗するための凹部6aが形成された規格サイズ(平面視長方形)の樹脂成型品であり、その底部には、下層の苗箱6の凹部6aに嵌合可能な凸部6bが形成されるため、複数の苗箱6を位置ずれなく積層状に積み上げることができるようになっている。さらに、苗箱6には、外縁部から逆L字状に突出して把手等として機能するフランジ部6cが形成されているが、複数の苗箱6を積層した状態であっても、上下に隣接する苗箱6のフランジ部6c間には、指入れスペースとしての間隙K1が確保されるようになっている。
【0007】
また、前記出芽台車2は、底部の四隅に自在キャスタ8を備える一方、上部には、複数の苗箱6を積層状に載置できるように構成されている。つまり、播種処理が施された苗箱6を出芽台車2に積層状に載置した後、該出芽台車2を出芽室に搬入して出芽処理を施すが、本実施形態の出芽台車2は、積層された30枚の苗箱6を一列の苗箱群Aとし、該苗箱群Aを、長辺同志が所定間隔K2を介して対向する状態で4列載置するように構成されると共に、出芽台車2の上部に所定間隔を存して複数並設される苗箱ガイド9で苗箱群Aのずれを規制するようになっている。
【0008】
一方、前記緑化台車4は、底部の四隅に自在キャスタ10を備える点は前記出芽台車2と同様であるが、緑化台車4においては、出芽台車2の様に苗箱6を密着状に積層することなく、上下方向に所定間隔K3を存して苗箱6を載置するようになっている。つまり、出芽処理を施した出芽台車2上の苗箱6を、採光および通気が良好となるように緑化台車4に積み替えた後、緑化室に搬入して緑化処理を施すが、本実施形態の緑化台車4は、前後に並ぶ二つの苗箱載置空間4aを備えると共に、各苗箱載置空間4aには、長辺同志が隣接する状態で2枚の苗箱6を並列状に載置可能な載置棚4bが上下方向に所定間隔K3を存して10段形成されている。また、4cは各載置棚4bを形成する前後一対の苗箱係止片であって、該苗箱係止片4cは、苗箱6の両端部(短辺部)を下方から係止することで苗箱6を支持している。
【0009】
11は前記苗箱積替装置1のフレームであって、該フレーム11は、苗箱積替装置1の四隅に立設される柱フレーム12、該柱フレーム12の上端同志を連結する梁フレーム13、左右の柱フレーム12間に所定間隔を存して立設される各一対の中柱フレーム14、前側中柱フレーム14または後側中柱フレーム14の下端側同志を連結し、かつ装置上部をメンテナンスする際にステップとして機能するステップフレーム15等で形成されている。そして、フレーム11内の左側空間に出芽台車搬送部3を構成する一方、右側空間に緑化台車搬送部5を構成し、さらに、中央空間に苗箱積替部7を構成しているが、該苗箱積替部7の前方は、前側中柱フレーム14に設けられるガードフレーム16で覆われている。つまり、台車2、4や作業者が苗箱積替部7に干渉することをガードフレーム16で防止しているが、苗箱積替部7の後方にあっては、敢えてガードフレーム16を設けていないため、メンテナンス時における苗箱積替装置1内への出入りや緊急時における脱出を容易かつ速やかに行うことができるようになっている。
【0010】
前記出芽台車搬送部3は、出芽台車2の左右両側面(短辺)を搬送ガイドするローラガイド17、出芽台車2を床面から浮上させた状態で搬送する搬送コンベア18、該搬送コンベア18の始端部で出芽台車2の自在キャスタ8を進入ガイドする進入ガイド19、出芽台車2が搬送始端位置に進入したことを検出する第一台車センサS1、出芽台車2が積替作業位置に達したことを検出する第二台車センサS2等で構成されている。そして、出芽台車搬送部3においては、作業者が搬送コンベア18の始端部まで出芽台車2を手動で搬入する手動搬入処理と、手動搬入された出芽台車2を積替作業位置まで自動的に搬入する自動搬入処理と、積替作業が完了した出芽台車2を搬送コンベア18の終端部まで自動的に搬出する自動搬出処理と、自動搬出された出芽台車2を作業者が所定位置まで手動で搬出する手動搬出処理とを所定のタイミングで繰り返すことによって、搬送コンベア18の積替作業位置に出芽台車2を順次供給するようになっている。
【0011】
即ち、作業者が出芽台車搬送部3の前側から進入ガイド19のガイド作用を受けるように出芽台車2を後方に向けて押込むと、左右のローラガイド17間に出芽台車2が進入すると共に、出芽台車2の底部前側が搬送コンベア18の始端部に乗り上げることになる。ここで、搬送コンベア18に乗り上げた出芽台車2を第一台車センサS1が検出し、該検出信号に応じて作動した搬送コンベア18が出芽台車2を床面から浮上させた状態で積替作業位置(第二台車センサS2の検出位置)まで自動的に搬送することになる。そして、この状態で前記苗箱積替部7が苗箱6の積替作業を実行することになるが、出芽台車2から全ての苗箱6が取出されると、制御盤20からの搬出指令に基づいて搬送コンベア18が空の出芽台車2をコンベア終端部まで自動的に搬出し、該搬出された出芽台車2は、作業者によって所定位置まで手動で運ばれることになる。
【0012】
一方、緑化台車搬送部5は、緑化台車4の左右両側面(短辺)を搬送ガイドするローラガイド21、緑化台車4を床面から浮上させた状態で搬送する搬送コンベア22、該搬送コンベア22の始端部で緑化台車4の自在キャスタ10を進入ガイドする進入ガイド23等で構成されている。そして、緑化台車搬送部5においては、作業者が搬送コンベア22の始端部まで緑化台車4を手動で搬入する手動搬入処理と、手動搬入された緑化台車4を積替作業位置まで自動的に搬入する自動搬入処理と、積替作業が完了した緑化台車4を搬送コンベア22の終端部まで自動的に搬出する自動搬出処理と、自動搬出された緑化台車4を作業者が所定位置(緑化室)まで手動で搬出する手動搬出処理とを所定のタイミングで繰り返すことによって、搬送コンベア22の積替作業位置に緑化台車4を順次供給するようになっている。つまり、緑化台車搬送部5は、各部の寸法等は相違するものの、基本構成および処理手順は前述した出芽台車搬送部3と略共通しているため、共通部分については出芽台車搬送部3の説明を援用する。
【0013】
さて、各台車搬送部3、5は、何れも苗箱積替装置1の前側から台車2、4を搬入し、かつ積替作業が完了した台車2、4を苗箱積替装置1の後側に搬出するように構成されている。つまり、各台車搬送部3、5における台車搬送方向が一方向で、かつ一直線であるため、搬入台車の動線と搬出台車の動線とが重合または交差することがなく、しかも、各台車搬送部3、5の台車搬送方向は、所定間隔を存して平行しているため、出芽台車2の動線と緑化台車4の動線とが重合または交差することも回避することができ、その結果、苗箱積替処理における台車2、4の動線を単純化して作業者による台車2、4の運搬作業を簡略化することができる許りでなく、最小限のスペースで効率の良い苗箱積替作業を行うことができるようになっている。
【0014】
また、本実施形態の各台車搬送部3、5においては、苗箱積替装置1の設置環境に応じて台車搬送方向を適宜反転することができるようになっている。即ち、搬送コンベア18、22の設置方向を反転することで台車搬送方向を変更可能であるが、本実施形態では、搬送コンベア18、22を床面に独立して設置するように構成しているため、搬送コンベア18、22を苗箱積替装置1に一体的に組付ける場合に比して台車搬送方向の変更を容易に行うことができるようになっている。
【0015】
前記搬送コンベア18、22は、床面に接当するコンベアベース18a、22a、搬送始端側に設けられる左右一対の従動スプロケット18b、22b、搬送終端側に設けられる左右一対の駆動スプロケット18c、22c、従動スプロケット18b、22bと駆動スプロケット18c、22cとの間に懸回される左右一対の搬送チェン18d、22d、該搬送チェン18d、22dの張り側(上側)を下方から支えるチェンガイド18e、22e、駆動スプロケット18c、22cを駆動させるコンベア駆動用モータ18f、22f等で構成されるが、前記従動スプロケット18b、22bの頂部におけるチェン支持位置は、チェンガイド18e、22eの始端部におけるチェン支持位置よりも低く設定されており、そのため、従動スプロケット18b、22bからチェンガイド18e、22eの始端部に至るチェン移動経路においては、前下がり状に所定角度αだけ傾斜した傾斜部が形成されることになる。つまり、搬送コンベア18、22への台車2、4の乗り上げを容易にしているため、台車2、4を手動で搬送コンベア18、22に乗せる際の作業性が向上し、また、搬送コンベア18、22を全体的に低く構成するものではないため、台車2、4の床面からの浮上高さを可及的に高く設定して床面上の障害物との接触を防止することができるようになっている。
【0016】
ところで、上記コンベアベース18a、22aの始端部には、前述した進入ガイド19、23の後端部が左右一対のボルト19a、23aを介して固定されているが、ボルト19a、23aを弛めた状態では、ボルト19a、23aを回動支点として進入ガイド19、23を後方上方の直立姿勢に収納することができるため、非積替作業時に進入ガイド19、23が通行の邪魔になる等の不都合を回避することができるようになっている。
【0017】
前記進入ガイド19、23は、左右外側部に形成されるフランジ状のガイド部19b、23bで台車2、4の自在キャスタ8、10を所定の進入経路に導くが、本実施形態では、左右のガイド部19b、23bを連結部19c、23cを介して一体的に連結しているため、左右のガイド部19b、23bを独立状に形成した場合に比して収納作業を容易にできる許りでなく、強度的にも有利になり、さらに、進入ガイド19、23は、収納時に搬送コンベア18、22のチェン、スプロケット等を前方から覆うため、安全カバーとしても機能させることができるようになっている。
【0018】
また、進入ガイド19、23は、前述の如く、台車2、4が左右のローラガイド17、21間に進入するように自在キャスタ8、10をガイドするものであるが、本実施形態の進入ガイド19、23は、平面視でローラガイド17、21間に入り込むように設けられている。つまり、進入ガイド19、23を、ローラガイド17、21にローラ1ピッチ分以上オーバーラップさせているため、台車2、4がローラガイド17、21間に進入した後、少なくとも複数のローラ17a、21aで台車2、4の側面を支持することになり、その結果、単一のローラ17a、21aで台車2、4の側面を支持する可能性があるものに比して始端のローラ17a、21aに作用する負荷を軽減できる許りでなく、搬送コンベア18、22で搬送される台車2、4の位置精度を向上させることができるようになっている。
【0019】
さて、前記苗箱積替部7は、出芽台車搬送部3の積替作業位置にセットされた出芽台車2から苗箱6を取り出す苗箱取出部24と、該苗箱取出部24が取出した苗箱6を緑化台車搬送部5の積替作業位置にセットされた緑化台車4に挿入する苗箱挿入部25とで構成されており、以下、各部の詳細を順次説明する。
【0020】
前記苗箱取出部24は、フレーム11上に敷設される前後一対のガイドレール26a、該ガイドレール26aに沿って左右移動自在な取出部フレーム27、該取出部フレーム27に昇降ガイドシャフト28を介して上下昇降自在に設けられる左右一対の苗箱把持機構29、各苗箱把持機構29の本体に対して前後方向に横移動自在で、かつ伸縮自在に構成される前後一対の苗箱把持体30等を備えると共に、上記取出部フレーム27を横移動チェン31aを介して左右方向に横移動させる取出部横移動用モータ31、上記各苗箱把持機構29を昇降チェン32aを介して昇降させる把持機構昇降用モータ32、上記各苗箱把持体30を伸縮チェン33aを介して伸縮させる把持体伸縮用モータ33、対向する苗箱把持体30を接離方向に横移動させる把持体横移動用シリンダ34等のアクチュエータ駆動に基づいて作動するようになっている。
【0021】
前記苗箱把持体30は、左右一対の苗箱把持爪35が取付けられる10段の爪ブラケット36、最下段の爪ブラケット36から一体的に上方に延出し、かつ他の爪ブラケット36を上下摺動自在にガイドする左右一対の伸縮ガイドシャフト37、各爪ブラケット36間に介設される屈曲自在な連結リンク38等で構成されている。そして、最上段の爪ブラケット36は、前述した把持体横移動用シリンダ34の駆動に伴って横移動する横移動ブラケット39側に一体的に支持される一方、最下段の爪ブラケット36は、前述した伸縮チェン33aで吊持されているため、把持体伸縮用モータ33のチェン繰出駆動に伴って上側爪ブラケット36から順次間隔を広げるようにして伸長する一方、把持体伸縮用モータ33のチェン巻取駆動に伴って下側爪ブラケット36から順次間隔を狭めるようにして縮小することになり、また、伸長時における各苗箱把持爪35の上下間隔は、前記緑化台車4における苗箱6の上下載置間隔K3に略一致するように設定されている。尚、35aは苗箱把持爪35の先端部から上方に突出する係止突起であって、該係止突起35aは、苗箱把持爪35が苗箱6を把持しているとき、苗箱6の脱落を規制すべくフランジ部6cの内側部を係止するようになっている。
【0022】
次に、苗箱取出部24における苗箱取出処理手順(制御盤20の制御手順)を説明する。但し、初期状態では、対向する苗箱把持体30同志が離間し、かつ縮小状態であるものとする。まず、取出部横移動用モータ31の駆動に基づいて左右一対の苗箱把持機構29を出芽台車2の上方に横移動させる。ここで、出芽台車2に4列の苗箱群Aが載置されている場合には、左右一対の苗箱把持機構29が右側2列の苗箱群Aの上方まで横移動する一方、出芽台車2上の苗箱群Aが残り2列の場合には、左側2列の苗箱群Aの上方まで苗箱把持機構29が横移動することになる。そして、横移動終了後は、把持機構昇降用モータ32の駆動に基づいて左右一対の苗箱把持機構29を下降させ、その後、苗箱把持体30が苗箱群Aの上側10段の側方まで達した段階で苗箱把持機構29の下降を停止させる。尚、上記の説明では、苗箱把持機構29を横移動させた後、下降動作を行っているが、動作順序を逆にしてもよいことは勿論のこと、両動作を同時に行うことも可能である。
【0023】
次に、把持体横移動用シリンダ34の駆動に基づいて苗箱把持体30を苗箱群A側に近接する方向に所定ストローク移動させる。ここで、各爪ブラケット36の苗箱把持爪35は、苗箱6のフランジ部6c間に確保される前述の間隙K1に入り込むことになり、続いて、把持機構昇降用モータ32の駆動に基づいて左右一対の苗箱把持機構29を上昇させると、並列する2列の苗箱群Aから各10段の苗箱6が同時に取出されることになる。そして、左右一対の苗箱把持機構29が苗箱6を取出した後は、取出部横移動用モータ31の駆動に基づいて左右一対の苗箱把持機構29を右端の初期位置に横移動させ、しかる後、把持体伸縮用モータ33の駆動で苗箱把持体30を伸長させて苗箱6の上下間隔を前記間隔K3まで広げることになる。
【0024】
つまり、苗箱取出部24は、出芽台車2に積層状に載置された苗箱群Aを同時に把持すると共に、把持した苗箱群Aの上下間隔を調節するため、苗箱6を一枚ずつ取り出す従来のものに比して処理速度を高めることができる許りでなく、構造の簡略化を計ることができ、しかも、苗箱把持機構29を複数並設して複数列の苗箱群Aを同時に把持するようにしたため、処理速度をさらに高めることができるようになっている。また、複数列の苗箱群Aを同時に把持するにあたり、本実施形態では、構造を簡略化すべく苗箱把持機構29同志の左右間隔を固定しているが、出芽台車2に載置される苗箱群Aは、前述した苗箱ガイド9によって左右方向の位置ずれが規制されているため、苗箱取出作業の精度が低下する不都合は回避することができるようになっている。
【0025】
また、苗箱把持機構29を複数並設するにあたり、複数の苗箱把持機構29を単一の取出部横移動用モータ31(横移動機構)で横移動させるように構成しており、その結果、各苗箱把持機構29を個別に横移動させる場合に比して構造の簡略化、部品点数の削減、装置のコンパクト化等を計ることができるようになっている。
【0026】
40は各苗箱把持機構29に設けられる苗箱押圧体(苗箱押圧部材)であって、該苗箱押圧体40は、苗箱把持体30が出芽台車2上の苗箱群Aを把持する際に、苗箱群Aの上部を下方に向けて押圧するように構成されている。つまり、上部を押圧しながら苗箱群Aを把持するため、出芽によって苗箱6が浮いている状況でも把持位置(間隙K1)の上下のズレを可及的に修正して苗箱6を確実に把持することができるようになっている。
【0027】
前記苗箱押圧体40は、苗箱把持体30の苗箱把持動作方向(前後方向)に回動自在な押圧用ローラ41、該押圧用ローラ41を上下動自在に支持するロッド42、押圧用ローラ41を苗箱群Aの上部に向けて付勢する押圧用弾機43、該押圧用弾機43の付勢力を調整するスペーサ44等で構成されている。即ち、苗箱群Aの上部を押圧するものでありながら、苗箱把持体30の苗箱把持動作方向については、押圧用ローラ41の回動に基づいて苗箱群Aの移動を許容するようにしたため、苗箱把持体30に対して苗箱把持動作方向に位置ズレしている苗箱群Aを把持する際に、苗箱押圧体40が苗箱群Aの移動を規制して苗箱把持動作を阻害する不都合を回避することができるようになっている。
【0028】
ところで、前記苗箱押圧体40は、各苗箱把持機構29に対し、それぞれ前後方向に所定間隔を存して複数(本実施形態では2個)設けられているが、各苗箱把持機構29に設けられる苗箱押圧体40の押圧用ローラ41同志は、連結プレート45を介して連結されているため、必要な剛性を確保することができ、しかも、本実施形態では、押圧用ローラ41のローラブラケット41aに、連結プレート45の長孔45aを貫通するピン41bを枢着することで複数の押圧用ローラ41を連結しているため、各苗箱押圧体40の伸縮動作に適度な独立性を保つことができる許りでなく、連結プレート45を、押圧用ローラ41のロッド軸芯回り方向の回転を規制する回転規制部材に兼用することができるようになっている。
【0029】
46は最下段の爪ブラケット36に設けられる剥がし爪であって、該剥がし爪46は、苗箱把持体30を伸長させて苗箱6同志の上下間隔を広げる際に、最下段の苗箱6が上側の苗箱6に付着したままの状態を維持することを防止すべく設けられている。つまり、積層状態で出芽処理された苗箱6においては、発芽苗の成長等によって上下の苗箱6が付着状態になることがあり、特に最下段の苗箱6は、間隔を広げる際に下側の苗箱6による引張荷重を受けないため、前記剥がし爪46をフランジ部6cの上側に係合させて最下段の苗箱6を強制的に剥がすようになっている。そのため、最下段の苗箱6が付着したまま苗箱積替作業を継続した場合の如く、苗箱6の脱落や詰りが発生して作業が中断したり、復旧作業に手間取る不都合を解消することができるようになっている。
【0030】
一方、前記苗箱挿入部25は、フレーム11上に敷設される前後一対のガイドレール26b、該ガイドレール26bに沿って左右移動自在な挿入部フレーム47、該挿入部フレーム47に昇降ガイドシャフト48を介して上下昇降自在に設けられるテーブル体49、該テーブル体49に上下方向所定間隔を存して設けられる10段の固定テーブル50、該固定テーブル50上を左右方向に横移動自在で、かつ左右に並ぶ2枚の苗箱6を載置可能な横移動テーブル51等で構成されると共に、上記挿入部フレーム47を横移動チェン52aを介して左右方向に横移動させる挿入部横移動用モータ52、上記テーブル体49を昇降チェン53aを介して昇降させるテーブル昇降用モータ53、上記横移動テーブル51を横移動させるテーブル横移動用シリンダ54等のアクチュエータ駆動に基づいて作動するが、上記ガイドレール26bとしては、苗箱取出部24の取出部フレーム27を左右移動自在にガイドするガイドレール26aと同一のレール部材26を共用している。つまり、直線状に連続する同一のレール部材26で取出部フレーム27および挿入部フレーム47を横移動自在に支持しているため、部品点数の削減および構造の簡略化を計ることができる許りでなく、レール取付誤差に起因する取出部フレーム27と挿入部フレーム47との相対的な位置ズレも回避することができるようになっている。
【0031】
次に、苗箱挿入部25における苗箱挿入処理手順を説明する。但し、苗箱取出部24では、上下間隔を広げた2列の苗箱群Aが待機する一方、苗箱挿入部25では、横移動テーブル51が固定テーブル50の苗箱取出部側端部(左側端部)に移動しているものとする。まず、挿入部横移動用モータ52の駆動に基づいてテーブル体49を苗箱取出部24側に横移動させる。ここで、各横移動テーブル51は、上下の苗箱6間に確保された空間に入り込むことになり、続いて、テーブル昇降用モータ53の駆動に基づいてテーブル体49を所定ストローク上昇させると、各横移動テーブル51が左右に所定間隔K2を存して並列する2枚の苗箱6を苗箱把持機構29から同時に掬い取ることになる。次に、挿入部横移動用モータ52の駆動に基づいてテーブル体49を緑化台車4側に横移動させつつ、テーブル横移動用シリンダ54の駆動に基づいて横移動テーブル51を固定テーブル50の緑化台車側端部(右側端部)まで移動させると、各横移動テーブル51上の2枚の苗箱6は、緑化台車4の各載置棚4bに挿入されることになり、続いて、テーブル昇降用モータ53の駆動に基づいてテーブル体49を所定ストローク下降させると、上記2枚の苗箱6が各載置棚4bに載置されることになる。
【0032】
つまり、苗箱挿入部25は、苗箱取出部24が把持している2列の苗箱群Aを同時に掬い取って緑化台車4の載置棚4bに挿入状に載置するため、一枚ずつ取出した苗箱6を上下に配列してから緑化台車4に挿入する従来のものに比して処理速度を高めることができる許りでなく、装置の構造を簡略化することができ、しかも、本実施形態の苗箱挿入部25は、2列の苗箱6間に所定間隔K2を確保した状態で緑化台車4に載置するため、2列の苗箱6を密着状態で押込む場合の如く、床土の片寄りが発生する等の不都合を回避できる許りでなく、緑化処理における採光や潅水を良好にすることができるようになっている。
【0033】
また、苗箱挿入部25は、前述の如く、テーブル体49の全体的な横移動と、該テーブル体49に対する横移動テーブル51の相対的な横移動とを複合的に行うことによって苗箱6を緑化台車4に挿入するように構成されており、その結果、テーブル体49の横移動ストロークを小さくして装置のコンパクト化を計ることができ、しかも、テーブル体49および横移動テーブル51の適正な動作速度設定に基づき、苗箱6に与える衝撃を抑えつつ処理速度を高めることができるようになっている。
【0034】
また、テーブル体49および横移動テーブル51を複合的に横移動させるにあたり、本実施形態では、テーブル体49の始動に伴う加速時および停止に伴う減速時を避け、テーブル体49の定速移動時に横移動テーブル51を横移動させるようになっている。つまり、テーブル体49および横移動テーブル51の加速または減速タイミングが一致することを回避しているため、横移動時に苗箱6が受ける衝撃を最小限に抑えることができ、その結果、床土の片寄り等による苗の品質低下を防止することができるようになっている。
【0035】
また、前記テーブル横移動用シリンダ54には、シリンダ本体54aから突出する可動部54bを空気圧で移動させるロッドレスシリンダを採用している。そして、ロッドレスシリンダは、単独でテーブル横移動機構を構成し得るため、チェン機構、ラックピニオン機構、ボールネジ機構等の伝動機構を採用する場合に比してコンパクトでシンプルなテーブル横移動機構を構成することができるようになっている。
【0036】
また、前記テーブル横移動用シリンダ54で横移動テーブル51を横移動させるにあたり、本実施形態では、固定テーブル50の上面に沿ってテーブル横移動用シリンダ54を取付けると共に、該テーブル横移動用シリンダ54の可動部54bを横移動テーブル51の底部に連結しているが、横移動テーブル51の底部には、固定テーブル50の上面を転動するキャスタ51aを設けているため、テーブル横移動用シリンダ54が受ける横移動荷重を軽減することができ、その結果、小型のロッドレスシリンダを採用することができる許りでなく、横移動テーブル51の安定性を向上させることができるようになっている。尚、50aはキャスタ51aをガイドすべく固定テーブル50の上面に設けられる前後一対のガイドレール50aである。
【0037】
さて、苗箱積替装置1を構成する各部の説明は以上であるが、この様に構成された苗箱積替装置1においては、出芽台車搬送部3の出芽台車2から緑化台車搬送部5の緑化台車4に至る苗箱積替搬送経路が平面視で略一直線になる。そのため、苗箱積替処理における苗箱6の動線を単純化して処理能力の向上を計ることができる許りでなく、床土の片寄り等を防止して苗の品質を向上させることができ、しかも、本実施形態では、出芽台車搬送部3、苗箱積替部7および緑化台車搬送部5をフレーム11内に略直線状に配置しているため、各部間の苗箱移動距離を短くして処理能力を向上させることができるうえに、苗箱積替装置1の前後幅を可及的に小さくすることが可能になる。
【0038】
また、フレーム11内に苗箱取出部24および苗箱挿入部25を設けるにあたり、本実施形態では、苗箱取出部24および苗箱挿入部25の下方に、苗箱6の長辺寸法程度の間隙K4を確保しており、そのため、苗箱取出部24や苗箱挿入部25から苗箱6が脱落するようなトラブルがあったとしても、苗箱取出部24と床面との間や、苗箱挿入部25と床面との間に苗箱6を挟み込む等の二次的なトラブルを回避することができる許りでなく、苗箱取出部24および苗箱挿入部25の下方からの点検、調整等を可能にしてメンテナンス性も向上させることができるようになっている。
【0039】
ところで、前述した各部のアクチュエータ類は、全て制御盤20で集中的に制御されるが、制御盤20に組込まれる制御プログラムは、出芽台車搬送部3、苗箱取出部24、苗箱挿入部25および緑化台車搬送部5をそれぞれ独立作動させるように記述されている。そのため、各部の処理タイミングや処理速度を個別に設定することが可能になり、その結果、処理待ち時間等の無駄を可及的に排除して効率の良い苗箱積替処理を行うことができる許りでなく、各部の適正な処理速度設定に基づいて苗の品質も向上させることができるようになっている。
【0040】
また、制御盤20には、出芽台車搬送部3、苗箱取出部24、苗箱挿入部25および緑化台車搬送部5に対応する警報ランプ(図示せず)が接続されており、何れかの部位でトラブルが発生した場合には、制御盤20がトラブル発生部位を判断して対応する警報ランプを点灯させるようになっている。そのため、単にエラーコード等を表示するものに比してトラブルの発生部位を容易に特定することが可能になり、その結果、トラブル発生時の迅速な対応が可能になる。
【0041】
叙述の如く構成されたものにおいて、苗箱積替装置1は、出芽処理を行うための出芽台車2に載置された複数の苗箱6を、緑化処理を行うための緑化台車4に自動的に積み替えるものであるが、この苗箱積替装置1に、出芽台車2に積層状に載置された複数列の苗箱群Aを同時に把持し、かつ把持した苗箱群Aの上下間隔を調節する苗箱取出部24と、該苗箱取出部24が把持する複数列の苗箱群Aを同時に掬い取って緑化台車4の載置棚4bに挿入する苗箱挿入部25とを設けたため、一枚ずつ取出した苗箱6を上下に配列してから緑化台車4に挿入する従来のものに比して処理速度を高めることができる許りでなく、構造の簡略化を計ることができる。
【0042】
また、苗箱挿入部25は、苗箱取出部24と緑化台車4との間を横移動するテーブル体49(挿入部本体)と、該テーブル体49に複数段設けられる各固定テーブル50上で苗箱6を横移動させる横移動テーブル51とを備えているため、苗箱取出部25と緑化台車4との間における苗箱6の横移動を、テーブル体49および横移動テーブル51の複合動作で行うことになり、その結果、テーブル体49の横移動ストロークを小さくして装置のコンパクト化を計ることができる許りでなく、テーブル体49および横移動テーブル51の適正な動作速度設定に基づいて苗箱6に与える衝撃を抑えることができる。
【0043】
尚、本発明は、前記実施形態に限定されないことは勿論であって、例えば図13に示す様に、苗箱把持爪35の先端部上側に所定角度βの挿入ガイド面35bを形成してもよく、この場合には、苗箱把持爪35の先端部が鋭利な形状となるため、苗箱6の苗箱把持爪35に対する位置ズレの許容範囲を広げることができる。また、前記実施形態では、爪ブラケット36の内側方から苗箱把持爪35を取付けているが、図14に示す様に、爪ブラケット36の外側方から苗箱把持爪35を取付けるようにしてもよく、この場合には、苗箱6を把持したままの状態で苗箱把持爪35の位置調整(高さ調整等)ができる利点がある。また、図15に示す様に、横移動テーブル51の端部に苗箱6の端部を係止する係止爪51bを設けてもよく、この場合には、振動等による苗箱6の位置ズレを規制することができるため、位置ズレに起因する緑化台車4への挿入ミスを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】苗箱積替装置の正面図である。
【図2】同上平面図である。
【図3】同上左側面図である。
【図4】同上右側面図である。
【図5】台車搬送部の前端側を示す平面図である。
【図6】同上側面図である。
【図7】苗箱取出部の正面図である。
【図8】苗箱把持体の要部側面図である。
【図9】苗箱押圧体の側面図である。
【図10】固定テーブルおよび横移動テーブルを示す平面図である。
【図11】同上正面図である。
【図12】同上側面図である。
【図13】苗箱把持爪の他例(形状)を示す側面図である。
【図14】苗箱把持爪の他例(取付構造)を示す側面図である。
【図15】横移動テーブルの他例を示す正面図である。
【符号の説明】
1 苗箱積替装置
2 出芽台車
3 出芽台車搬送部
4 緑化台車
5 緑化台車搬送部
6 苗箱
7 苗箱積替部
18 搬送コンベア
20 制御盤
22 搬送コンベア
24 苗箱取出部
25 苗箱挿入部
29 苗箱把持機構
30 苗箱把持体
31 取出部横移動用モータ
35 苗箱把持爪
40 苗箱押圧体
41 押圧用ローラ
42 ロッド
43 押圧用弾機
49 テーブル体
50 固定テーブル
51 横移動テーブル
54 テーブル横移動用シリンダ

Claims (2)

  1. 出芽処理を行うための出芽台車に載置された複数の苗箱を、緑化処理を行うための緑化台車に自動的に積み替える苗箱積替装置であって、該苗箱積替装置に、出芽台車に積層状に載置された複数段の苗箱群の複数列を同時に把持し、かつ把持した苗箱群の上下間隔を調節する苗箱取出部と、該苗箱取出部が把持する複数列の苗箱群を同時に掬い取って緑化台車の載置棚に挿入する苗箱挿入部とを設けるにあたり、苗箱取出部で把持される苗箱の段数、緑化台車に積み替えられる苗箱の段数、および苗箱挿入部で掬い取って緑化台車に挿入される苗箱の段数を同一の複数段にし、かつ前記出芽台車に載置される苗箱群の段数を、前記苗箱取出部で把持される苗箱の段数の整数倍にすると共に、出芽台車に載置され苗箱取出部で把持される苗箱群の列数を、該把持された苗箱を緑化台車に挿入する苗箱挿入部の列数、および緑化台車の列数と同一にしたことを特徴とする苗箱積替装置。
  2. 苗箱挿入部は、苗箱取出部と緑化台車との間を横移動する挿入部本体と、該挿入部本体上で苗箱を横移動させる横移動テーブルとを備えていることを特徴とする請求項1記載の苗箱積替装置。
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