JP3901040B2 - 洗面手洗い器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、上面に可撓性配管に接続される給水栓を設置する洗面手洗い器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の洗面手洗い器は、図9に示す様にその上面に給水栓15を設け、この給水栓15と壁等に設けた止水栓17などとの間を給水管で接続している。この給水・給湯管として以前は銅管やステンレス管などの金属管を用いていたが、止水栓の設置位置がバラバラで、銅管やステンレス管を曲げたり切断して給水栓と止水栓とを接続していたのであるが、施工が大変であり、最近は止水栓の設置位置に対応して屈曲するフレキシブルホースなどの可撓性配管を用いている。この可撓性配管は通水中に給水栓を急閉止すると振動し、騒音が発生したり、給水栓や止水栓との接続部分が外れたりするので、この振動を防ぐために、従来は、ホースガイド21を壁に取り付け、可撓性配管14をホースガイド21に挿通して可撓性配管14の振動を抑制している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、壁が石膏ボードや合板の場合、ホースガイドの取り付け部分が緩んだり、近くに壁が無い場合にはホースガイドを取り付けることが出来ないなどの不都合を生じる。
【0004】
本発明はこの様な不都合を解消し、壁の存在に依存せずに可撓性配管を保持し、給水栓の開閉に伴う可撓性配管の振動を抑制することに有る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明においては、上面に可撓性配管に接続される給水栓を設置する洗面手洗い器であって、該洗面手洗い器裏面に、ボウル部の外方に位置する立壁部と前記立壁部の中途部から前記ボウル部の底部後方に連なる水平壁部とを設け、更に前記立壁部に貫通した第1のガイド穴と前記水平壁部に貫通した第2のガイド穴とを開設して、前記第1のガイド穴及び第2のガイド穴に前記可撓性配管を挿通することを特徴としている。
【0006】
この様に可撓性配管をガイド穴に挿通させて、このガイド穴で可撓性配管を保持したので、壁の存在に依存せずに給水栓の開閉に伴う可撓性配管の振動を抑制出来る。
【0007】
給水栓が立壁部の外側に設置され、可撓性配管の上流側を、立壁部の外側から内側に向けてガイド穴を挿通させることが好ましく、この様に構成すれば、ボウル部側方に給水栓が位置して結果的に洗面手洗い器の奥行きが短くなってコンパクトな洗面手洗い器にすることが出来、併せて可撓性配管が洗面手洗い器の中央側に位置し、可撓性配管や洗面手洗い器にセットされる排水装置などを覆うカバーの幅を狭くでき、デザイン性に優れたものに出来る。
【0008】
【実施例】
以下図面に基づいて本発明の洗面手洗い器について説明すると、図1は本発明洗面手洗い器に給水栓をセットした外観斜視図、図2は同洗面手洗い器の正面図、図3は同平面図、図4は同裏面図、図5は同側面図、図6は同中央断面図、図7は同給水栓のセット状態を示す要部の断面図、図8は他の実施例を示す給水栓のセット状態を示す要部の断面図である。
【0009】
陶器製の洗面手洗い器1は図2、図3に示す様に正面略逆2等辺三角形状で平面は楕円を長手方向に2分割した略半楕円形状を呈し、その表面中央部にはボウル部2が設けられると共にボウル部2開口縁に連なって左右水平方向に延びるカウンター面3が設けられており、このカウンター面3にはボウル部2の斜め奥側近傍に取付穴4が開設されている。
【0010】
又、図4に示す様に洗面手洗い器1の裏面には中空状の立壁部5がカウンター面3裏面より垂下して設けられ、この立壁部5によりボウル部2底部周縁を囲み、ペデスタルカバー6上端部がはまり込む第1の凹部7とこの第1の凹部7の左右両側には第1の凹部7を挟んで対象状に第2の凹部8と第3の凹部9が形成されている。
【0011】
ペデスタルカバー6は例えば陶器製で、背面を開口した逆U字状を呈した縦長で床面上に載置され、その上端部は第1の凹部7に嵌まり込んでいる。
【0012】
第1の凹部7には、図4に示す様に略半円形状を呈し、後方には図7に示す様に立壁部5の中途部からボウル部2底部後方に連なる水平壁部10が設けられ、図6に示す様にボウル部2の後方に開設した排水口11は第1の凹部7に連なっている。
【0013】
第2の凹部8には取付穴4が連なると共に、図5、図7に示す様に第1の凹部7と第2の凹部8を区画する立壁部5の中途部に第1のガイド穴12が開設され、水平壁部10には立壁部5と離隔して第2のガイド穴13が開設されており、これら第1のガイド穴12、第2のガイド穴13、取付穴4は、洗面手洗い器1の背面と平行の略同一平面上に位置している。
【0014】
洗面手洗い器1のカウンター面3に開設した取付穴4には給水用の可撓性配管14に接続された給水栓15がボウル部2に臨んでボウル部2の後方に片寄せて設置される。
【0015】
給水栓15は、この実施例ではセンサーなどで手を検知して検知中吐水する自動水栓であって、図7に示す様に取付穴4周縁部を挟む様に取付ナット16で固定されると共に、この給水栓15に一体的に接続されたビニールホース等からなる可撓性配管14が、その上流側開放端を、第2の凹部8から第1の凹部7に向かって第1のガイド穴12を挿通し、更に水平壁部10の上方から下方に向って第2のガイド穴13を挿通し、その先端部は壁面に取り付け固定された止水栓17付きの電磁弁ユニット18に接続されている。
【0016】
又、排水口11には排水管などの排水装置19が接続され、排水装置19、可撓性配管14上流側、電磁弁ユニット18、止水栓17などはカバー6内に配設され、カバー6で覆われる。
【0017】
而して、可撓性配管14を立壁部5のガイド穴12及び水平壁部10のガイド穴13に挿通させて、このガイド穴12及びガイド穴13で可撓性配管14を保持しているので、壁面の存在に依存せずに給水栓15の開閉に伴う可撓性配管14の振動を抑制出来る。
【0018】
本実施例のように、給水栓15を立壁部5の外側に設置し、可撓性配管14の上流側を、立壁部5の外側から内側に向けてガイド穴12を挿通させているので、ボウル部2側方に給水栓15を位置させることが出来、結果的に洗面手洗い器1の奥行きが短くなってコンパクトな洗面手洗い器1に出来る。
【0019】
併せて可撓性配管14が洗面手洗い器1の中央側に延び、洗面手洗い器1にセットされる排水装置19などを覆うカバー6内に可撓性配管14を導くことが出来、止水栓17、電磁弁ユニット18等をカバー6内に納めることや、給水栓15の取付ナット16及び給水栓15と可撓性配管14との接続部分が第2の凹部8内に位置しており、正面から見て排水装置19、可撓性配管14、給水栓15の取付ナット16、及び給水栓15と可撓性配管14との接続部分などが正面から見て露出せず、デザイン性に優れたものになる。
【0020】
併せて、排水装置19に近づけて止水栓17、電磁弁ユニット18等を設置でき、カバー6の幅を狭くすることが可能になる。
【0021】
尚、可撓性配管14金属管と比べ外観的に見劣りするうえ、可撓性配管14はエッジに弱く、露出状態で設置されると刃物等で切断される恐れが有るなどの欠点もあるが、本実施例のように可撓性配管14を、ガイド穴12、ガイド穴13を通じてカバー6内に導き、止水栓17や電磁弁ユニット18等をカバー6内に納めることによりこれらが露出せず、可撓性配管14の欠点を解消でき、且つデザイン的に優れたものになる。
【0022】
勿論、図8に示す様に継手20を用いて、可撓性配管14や従来の金属製給水管を、ガイド穴12、ガイド穴13を通してカバー6内に導きカバー6内に納めることにより、これらが正面から見て露出せず、デザイン的に優れたものになる。
【0023】
本発明は上述の実施例に限定されること無く種々の変形が可能であり、例えば洗面手洗い器の材質は陶器のほかホーロー製、樹脂製などであっても良い。
【0024】
又、カウンター面はボウル部の両側に設けず、給水栓が取り付けられる片側だけに設けても良いし、給水栓をボウル部後方に設置する場合は、カウンター面はなくても良い。
【0025】
勿論、ボウル部を挟んで両側に水用、湯用の給水栓を設ける場合は、夫々に給水栓の取付穴、その下方に対応する凹部の立壁部にガイド穴を設ければ良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明洗面手洗い器に給水栓をセットした外観斜視図である。
【図2】同洗面手洗い器の正面図である。
【図3】同洗面手洗い器の平面図である。
【図4】同洗面手洗い器の裏面図である。
【図5】同洗面手洗い器の側面図である。
【図6】同洗面手洗い器の中央断面図である。
【図7】同洗面手洗い器に給水栓をセットした状態を示す要部の断面図である。
【図8】同洗面手洗い器に給水栓をセットした状態を示す要部の断面図である。
【図9】従来例を示す外観斜視図である。
【符号の説明】
1:洗面手洗い器
2:ボウル部
3:カウンター面
4:取付穴
5:立壁部
6:カバー
7:第1の凹部
8:第2の凹部
9:第3の凹部
10:水平壁部
11:排水口
12:第1のガイド穴
13:第2のガイド穴
14:可撓性配管
15:給水栓
16:取付ナット
17:止水栓
18:電磁弁ユニット
19:排水装置
20:継手
21:ホースガイド

Claims (2)

  1. 上面に可撓性配管に接続される給水栓を設置する洗面手洗い器であって、該洗面手洗い器裏面に、ボウル部の外方に位置する立壁部と前記立壁部の中途部から前記ボウル部の底部後方に連なる水平壁部とを設け、更に前記立壁部に貫通した第1のガイド穴と前記水平壁部に貫通した第2のガイド穴とを開設して、前記第1のガイド穴及び第2のガイド穴に前記可撓性配管を挿通することを特徴とする洗面手洗い器。
  2. 上記給水栓が上記立壁部の外側に設置され、上記可撓性配管の上流側を、上記立壁部の外側から内側に向けて上記ガイド穴を挿通させたことを特徴とする請求項1記載の洗面手洗い器。
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