JP3900297B2 - スラブ軌道のレール応急処置器、及びスラブ軌道のレール応急処置方法 - Google Patents
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タイプレート型式のスラブ軌道でレールが損傷した場合に、損傷したレール箇所を応急的に防護するレール応急処置器であって、
底板部と直立部を有し略L字状の断面をなすように形成されレールの長手方向に延びる第1反力受け部材を、前記レールの底部を前記レールの左から略囲むようにして前記損傷したレール箇所を含む範囲のレール長手方向の両端に1組ずつ設置し、
底板部と直立部を有し前記第1反力受け部材とは鏡対称となる断面をなすように形成されレールの長手方向に延びる第2反力受け部材を、前記レールの底部を前記レールの右から略囲むようにして前記損傷したレール箇所を含む範囲のレール長手方向の両端に1組ずつ設置し、
前記第1反力受け部材又は前記第2反力受け部材の一方には前記底板部から突出する嵌合凸部を設けておくとともに、前記第1反力受け部材又は前記第2反力受け部材の他方には前記底板部に形成された嵌合切欠部を設けておき、前記嵌合凸部と前記嵌合切欠部を互いに嵌合させることにより、前記第1反力受け部材及び前記第2反力受け部材の内壁への外向き水平力に対抗させるようにし、
前記損傷した箇所を含む範囲のレールの腹部の左側に第1継目板を添接し、
前記損傷した箇所を含む範囲のレールの腹部の右側に第2継目板を添接し、
前記第1継目板の腹部の左外側面と、前記第1反力受け部材の直立部の右側面との間の空間に、前記レールの長手方向から2枚の第1クサビ板を差し込み、前記第1継目板をその腹部の左外側から押さえ付けるとともに、
前記第2継目板の腹部の右外側面と、前記第2反力受け部材の直立部の左側面との間の空間に、前記レールの長手方向から2枚の第2クサビ板を差し込み、前記第2継目板をその腹部の右外側から押さえ付けること
を特徴とする。
請求項1記載のスラブ軌道のレール応急処置器において、
前記2枚の第1クサビ板が挿入される以前に、前記第1反力受け部材の直立部の右側面に第1間隔部材が添接され、前記2枚の第2クサビ板が挿入される以前に、前記第2反力受け部材の直立部の右側面に第2間隔部材が添接され、
その後、前記第1継目板の腹部の左外側面と、前記第1間隔部材の右側面との間の空間に、前記レールの長手方向から2枚の第1クサビ板を差し込み、前記第1継目板をその腹部の左外側から押さえ付けるとともに、
前記第2継目板の腹部の右外側面と、前記第2間隔部材の左側面との間の空間に、前記レールの長手方向から2枚の第2クサビ板を差し込み、前記第2継目板をその腹部の右外側から押さえ付けること
を特徴とする。
請求項1記載のスラブ軌道のレール応急処置器において、
前記嵌合凸部の平面形状は略コ字状に形成され、
前記第2反力受け部材は、2個の第2反力受け部材ピースにより構成され、
一つの第2反力受け部材ピースには、平面形状が略L字状で前記嵌合凸部の半分と嵌合するピース切欠部が形成されるとともに、
他の第2反力受け部材ピースには、略L字とは鏡対称となる形状の平面形状を有し前記嵌合凸部の他の半分と嵌合するピース切欠部が形成されること
を特徴とする。
請求項1記載のスラブ軌道のレール応急処置器において、
前記レールの左側の底部の上面となる斜面の上に設置し、前記2枚の第1クサビ板を下方から支持する第1受台部材と、
前記レールの右側の底部の上面となる斜面の上に設置し、前記2枚の第2クサビ板を下方から支持する第2受台部材を備えること
を特徴とする。
請求項1記載のスラブ軌道のレール応急処置器において、
前記第1反力受け部材又は前記第2反力受け部材のうち下方となるものと、軌道スラブ上面との間には、電気的絶縁材料からなる絶縁部材が設置されること
を特徴とする。
タイプレート型式のスラブ軌道でレールが損傷した場合に、損傷したレール箇所を応急的に防護するレール応急処置器であって、
底板部と直立部を有し略L字状の断面をなすように形成されレールの長手方向に延びる第1反力受け部材を、前記レールの底部を前記レールの右から略囲むようにして前記損傷したレール箇所を含む範囲のレール長手方向の両端に1組ずつ設置し、
底板部と直立部を有し前記第1反力受け部材とは鏡対称となる断面をなすように形成されレールの長手方向に延びる第2反力受け部材を、前記レールの底部を前記レールの左から略囲むようにして前記損傷したレール箇所を含む範囲のレール長手方向の両端に1組ずつ設置し、
前記第1反力受け部材又は前記第2反力受け部材の一方には前記底板部から突出する嵌合凸部を設けておくとともに、前記第1反力受け部材又は前記第2反力受け部材の他方には前記底板部に形成された嵌合切欠部を設けておき、前記嵌合凸部と前記嵌合切欠部を互いに嵌合させることにより、前記第1反力受け部材及び前記第2反力受け部材の内壁への外向き水平力に対抗させるようにし、
損傷した箇所を含む範囲のレールの腹部の左右両側にそれぞれ継目板を添接し、
前記右側の継目板の腹部の右外側面と、前記第1反力受け部材の直立部の左側面との間の空間に、前記レールの長手方向から2枚のクサビ板を差し込み、前記右側の継目板をその腹部の右外側から押さえ付けるとともに、
前記左側の継目板の腹部の左外側面と、前記第2反力受け部材の直立部の右側面との間の空間に、前記レールの長手方向から2枚のクサビ板を差し込み、前記左側の継目板をその腹部の左外側から押さえ付けること
を特徴とする。
タイプレート型式のスラブ軌道でレールが損傷した場合に、損傷したレール箇所を応急的に防護するレール応急処置方法であって、
底板部と直立部を有し略L字状の断面をなすように形成されレールの長手方向に延びる第1反力受け部材を、前記レールの底部を前記レールの左から略囲むようにして前記損傷したレール箇所を含む範囲のレール長手方向の両端に1組ずつ設置し、
底板部と直立部を有し前記第1反力受け部材とは鏡対称となる断面をなすように形成されレールの長手方向に延びる第2反力受け部材を、前記レールの底部を前記レールの右から略囲むようにして前記損傷したレール箇所を含む範囲のレール長手方向の両端に1組ずつ設置し、
前記第1反力受け部材又は前記第2反力受け部材の一方には前記底板部から突出する嵌合凸部を設けておくとともに、前記第1反力受け部材又は前記第2反力受け部材の他方には前記底板部に形成された嵌合切欠部を設けておき、前記嵌合凸部と前記嵌合切欠部を互いに嵌合させることにより、前記第1反力受け部材及び前記第2反力受け部材の内壁への外向き水平力に対抗させるようにし、
前記損傷した箇所を含む範囲のレールの腹部の左側に第1継目板を添接し、
前記損傷した箇所を含む範囲のレールの腹部の右側に第2継目板を添接し、
前記第1継目板の腹部の左外側面と、前記第1反力受け部材の直立部の右側面との間の空間に、前記レールの長手方向から2枚の第1クサビ板を差し込み、前記第1継目板をその腹部の左外側から押さえ付けるとともに、
前記第2継目板の腹部の右外側面と、前記第2反力受け部材の直立部の左側面との間の空間に、前記レールの長手方向から2枚の第2クサビ板を差し込み、前記第2継目板をその腹部の右外側から押さえ付けること
を特徴とする。
タイプレート型式のスラブ軌道でレールが損傷した場合に、損傷したレール箇所を応急的に防護するレール応急処置方法であって、
底板部と直立部を有し略L字状の断面をなすように形成されレールの長手方向に延びる第1反力受け部材を、前記レールの底部を前記レールの右から略囲むようにして前記損傷したレール箇所を含む範囲のレール長手方向の両端に1組ずつ設置し、
底板部と直立部を有し前記第1反力受け部材とは鏡対称となる断面をなすように形成されレールの長手方向に延びる第2反力受け部材を、前記レールの底部を前記レールの左から略囲むようにして前記損傷したレール箇所を含む範囲のレール長手方向の両端に1組ずつ設置し、
前記第1反力受け部材又は前記第2反力受け部材の一方には前記底板部から突出する嵌合凸部を設けておくとともに、前記第1反力受け部材又は前記第2反力受け部材の他方には前記底板部に形成された嵌合切欠部を設けておき、前記嵌合凸部と前記嵌合切欠部を互いに嵌合させることにより、前記第1反力受け部材及び前記第2反力受け部材の内壁への外向き水平力に対抗させるようにし、
損傷した箇所を含む範囲のレールの腹部の左右両側にそれぞれ継目板を添接し、
前記右側の継目板の腹部の右外側面と、前記第1反力受け部材の直立部の左側面との間の空間に、前記レールの長手方向から2枚のクサビ板を差し込み、前記右側の継目板をその腹部の右外側から押さえ付けるとともに、
前記左側の継目板の腹部の左外側面と、前記第2反力受け部材の直立部の右側面との間の空間に、前記レールの長手方向から2枚のクサビ板を差し込み、前記左側の継目板をその腹部の左外側から押さえ付けること
を特徴とする。
第2反力受け部材ピース23の鈎状切欠部23dを嵌合凸部板31の鈎状部(例えば31c)に嵌合させるようにして、第2反力受け部材ピース23を、レールRの長手方向に直角な方向(図6における左から右へ向かう方向)に移動させることができる。
12 第2継目板
21 第1反力受け部材
21a 底板部
21b 直立部
21c ボルト孔
22 第2反力受け部材
23 第2反力受け部材ピース
23a 底板部
23b 直立部
23c ピース切欠部
23d 鈎状切欠部
23e 顎部
23f 端面
23g 矩形切欠部
24 第2反力受け部材ピース
24a 底板部
24b 直立部
24c ピース切欠部
24d 鈎状切欠部
24e 顎部
24f 端面
24g 矩形切欠部
31 嵌合凸部板
31a 中央部
31b、31c 鈎状部
31d ボルト孔
31d1 テーパー部
31d2 雌ネジ部
31e 顎部
32 皿ボルト
32a 頭部
32b 軸部
32c 凹部
41A、41B 第1クサビ板
42A、42B 第1クサビ板
51 第1間隔部材
51a 曲面部
51b 段差部
52 第2間隔部材
52a 曲面部
52b 段差部
61 第1受台部材
62 第2受台部材
70 絶縁部材
81 継目板押圧構造体
101 レール応急処置器
R レール
R1 レール腹部
R2 レール底部
R2L 左側レール底部
R2R 右側レール底部
S1 レール腹部左側面
S2 レール腹部右側面
S3 軌道スラブ上面
Z 嵌合凸部板の設置位置
Claims (8)
- タイプレート型式のスラブ軌道でレールが損傷した場合に、損傷したレール箇所を応急的に防護するレール応急処置器であって、
底板部と直立部を有し略L字状の断面をなすように形成されレールの長手方向に延びる第1反力受け部材を、前記レールの底部を前記レールの左から略囲むようにして前記損傷したレール箇所を含む範囲のレール長手方向の両端に1組ずつ設置し、
底板部と直立部を有し前記第1反力受け部材とは鏡対称となる断面をなすように形成されレールの長手方向に延びる第2反力受け部材を、前記レールの底部を前記レールの右から略囲むようにして前記損傷したレール箇所を含む範囲のレール長手方向の両端に1組ずつ設置し、
前記第1反力受け部材又は前記第2反力受け部材の一方には前記底板部から突出する嵌合凸部を設けておくとともに、前記第1反力受け部材又は前記第2反力受け部材の他方には前記底板部に形成された嵌合切欠部を設けておき、前記嵌合凸部と前記嵌合切欠部を互いに嵌合させることにより、前記第1反力受け部材及び前記第2反力受け部材の内壁への外向き水平力に対抗させるようにし、
前記損傷した箇所を含む範囲のレールの腹部の左側に第1継目板を添接し、
前記損傷した箇所を含む範囲のレールの腹部の右側に第2継目板を添接し、
前記第1継目板の腹部の左外側面と、前記第1反力受け部材の直立部の右側面との間の空間に、前記レールの長手方向から2枚の第1クサビ板を差し込み、前記第1継目板をその腹部の左外側から押さえ付けるとともに、
前記第2継目板の腹部の右外側面と、前記第2反力受け部材の直立部の左側面との間の空間に、前記レールの長手方向から2枚の第2クサビ板を差し込み、前記第2継目板をその腹部の右外側から押さえ付けること
を特徴とするスラブ軌道のレール応急処置器。 - 請求項1記載のスラブ軌道のレール応急処置器において、
前記2枚の第1クサビ板が挿入される以前に、前記第1反力受け部材の直立部の右側面に第1間隔部材が添接され、前記2枚の第2クサビ板が挿入される以前に、前記第2反力受け部材の直立部の右側面に第2間隔部材が添接され、
その後、前記第1継目板の腹部の左外側面と、前記第1間隔部材の右側面との間の空間に、前記レールの長手方向から2枚の第1クサビ板を差し込み、前記第1継目板をその腹部の左外側から押さえ付けるとともに、
前記第2継目板の腹部の右外側面と、前記第2間隔部材の左側面との間の空間に、前記レールの長手方向から2枚の第2クサビ板を差し込み、前記第2継目板をその腹部の右外側から押さえ付けること
を特徴とするスラブ軌道のレール応急処置器。 - 請求項1記載のスラブ軌道のレール応急処置器において、
前記嵌合凸部の平面形状は略コ字状に形成され、
前記第2反力受け部材は、2個の第2反力受け部材ピースにより構成され、
一つの第2反力受け部材ピースには、平面形状が略L字状で前記嵌合凸部の半分と嵌合するピース切欠部が形成されるとともに、
他の第2反力受け部材ピースには、略L字とは鏡対称となる形状の平面形状を有し前記嵌合凸部の他の半分と嵌合するピース切欠部が形成されること
を特徴とするスラブ軌道のレール応急処置器。 - 請求項1記載のスラブ軌道のレール応急処置器において、
前記レールの左側の底部の上面となる斜面の上に設置し、前記2枚の第1クサビ板を下方から支持する第1受台部材と、
前記レールの右側の底部の上面となる斜面の上に設置し、前記2枚の第2クサビ板を下方から支持する第2受台部材を備えること
を特徴とするスラブ軌道のレール応急処置器。 - 請求項1記載のスラブ軌道のレール応急処置器において、
前記第1反力受け部材又は前記第2反力受け部材のうち下方となるものと、軌道スラブ上面との間には、電気的絶縁材料からなる絶縁部材が設置されること
を特徴とするスラブ軌道のレール応急処置器。 - タイプレート型式のスラブ軌道でレールが損傷した場合に、損傷したレール箇所を応急的に防護するレール応急処置器であって、
底板部と直立部を有し略L字状の断面をなすように形成されレールの長手方向に延びる第1反力受け部材を、前記レールの底部を前記レールの右から略囲むようにして前記損傷したレール箇所を含む範囲のレール長手方向の両端に1組ずつ設置し、
底板部と直立部を有し前記第1反力受け部材とは鏡対称となる断面をなすように形成されレールの長手方向に延びる第2反力受け部材を、前記レールの底部を前記レールの左から略囲むようにして前記損傷したレール箇所を含む範囲のレール長手方向の両端に1組ずつ設置し、
前記第1反力受け部材又は前記第2反力受け部材の一方には前記底板部から突出する嵌合凸部を設けておくとともに、前記第1反力受け部材又は前記第2反力受け部材の他方には前記底板部に形成された嵌合切欠部を設けておき、前記嵌合凸部と前記嵌合切欠部を互いに嵌合させることにより、前記第1反力受け部材及び前記第2反力受け部材の内壁への外向き水平力に対抗させるようにし、
損傷した箇所を含む範囲のレールの腹部の左右両側にそれぞれ継目板を添接し、
前記右側の継目板の腹部の右外側面と、前記第1反力受け部材の直立部の左側面との間の空間に、前記レールの長手方向から2枚のクサビ板を差し込み、前記右側の継目板をその腹部の右外側から押さえ付けるとともに、
前記左側の継目板の腹部の左外側面と、前記第2反力受け部材の直立部の右側面との間の空間に、前記レールの長手方向から2枚のクサビ板を差し込み、前記左側の継目板をその腹部の左外側から押さえ付けること
を特徴とするスラブ軌道のレール応急処置器。 - タイプレート型式のスラブ軌道でレールが損傷した場合に、損傷したレール箇所を応急的に防護するレール応急処置方法であって、
底板部と直立部を有し略L字状の断面をなすように形成されレールの長手方向に延びる第1反力受け部材を、前記レールの底部を前記レールの左から略囲むようにして前記損傷したレール箇所を含む範囲のレール長手方向の両端に1組ずつ設置し、
底板部と直立部を有し前記第1反力受け部材とは鏡対称となる断面をなすように形成されレールの長手方向に延びる第2反力受け部材を、前記レールの底部を前記レールの右から略囲むようにして前記損傷したレール箇所を含む範囲のレール長手方向の両端に1組ずつ設置し、
前記第1反力受け部材又は前記第2反力受け部材の一方には前記底板部から突出する嵌合凸部を設けておくとともに、前記第1反力受け部材又は前記第2反力受け部材の他方には前記底板部に形成された嵌合切欠部を設けておき、前記嵌合凸部と前記嵌合切欠部を互いに嵌合させることにより、前記第1反力受け部材及び前記第2反力受け部材の内壁への外向き水平力に対抗させるようにし、
前記損傷した箇所を含む範囲のレールの腹部の左側に第1継目板を添接し、
前記損傷した箇所を含む範囲のレールの腹部の右側に第2継目板を添接し、
前記第1継目板の腹部の左外側面と、前記第1反力受け部材の直立部の右側面との間の空間に、前記レールの長手方向から2枚の第1クサビ板を差し込み、前記第1継目板をその腹部の左外側から押さえ付けるとともに、
前記第2継目板の腹部の右外側面と、前記第2反力受け部材の直立部の左側面との間の空間に、前記レールの長手方向から2枚の第2クサビ板を差し込み、前記第2継目板をその腹部の右外側から押さえ付けること
を特徴とするスラブ軌道のレール応急処置方法。 - タイプレート型式のスラブ軌道でレールが損傷した場合に、損傷したレール箇所を応急的に防護するレール応急処置方法であって、
底板部と直立部を有し略L字状の断面をなすように形成されレールの長手方向に延びる第1反力受け部材を、前記レールの底部を前記レールの右から略囲むようにして前記損傷したレール箇所を含む範囲のレール長手方向の両端に1組ずつ設置し、
底板部と直立部を有し前記第1反力受け部材とは鏡対称となる断面をなすように形成されレールの長手方向に延びる第2反力受け部材を、前記レールの底部を前記レールの左から略囲むようにして前記損傷したレール箇所を含む範囲のレール長手方向の両端に1組ずつ設置し、
前記第1反力受け部材又は前記第2反力受け部材の一方には前記底板部から突出する嵌合凸部を設けておくとともに、前記第1反力受け部材又は前記第2反力受け部材の他方には前記底板部に形成された嵌合切欠部を設けておき、前記嵌合凸部と前記嵌合切欠部を互いに嵌合させることにより、前記第1反力受け部材及び前記第2反力受け部材の内壁への外向き水平力に対抗させるようにし、
損傷した箇所を含む範囲のレールの腹部の左右両側にそれぞれ継目板を添接し、
前記右側の継目板の腹部の右外側面と、前記第1反力受け部材の直立部の左側面との間の空間に、前記レールの長手方向から2枚のクサビ板を差し込み、前記右側の継目板をその腹部の右外側から押さえ付けるとともに、
前記左側の継目板の腹部の左外側面と、前記第2反力受け部材の直立部の右側面との間の空間に、前記レールの長手方向から2枚のクサビ板を差し込み、前記左側の継目板をその腹部の左外側から押さえ付けること
を特徴とするスラブ軌道のレール応急処置方法。
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