JP3899955B2 - ファクシミリ設定システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、WWWサーバと、WWWサーバと通信可能なパソコンと、WWWサーバと通信可能なファクシミリ装置とを有するファクシミリ設定システム、および、WWWサーバと、WWWサーバと通信可能なパソコンと、WWWサーバと通信可能なファクシミリ装置とから成るシステムにおけるファクシミリ設定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ファクシミリ装置の機能設定はファクシミリ装置自体で行っていた。この場合、テンキーや#キー等の限定されたキーで設定を行うことになり、操作が煩雑で、設定の迅速性に欠けていた。
【0003】
図11は一般的なファクシミリ装置を示すブロック図である。
【0004】
図11において、11はCPU(中央処理装置)、12はプログラムを格納するフラッシュメモリ、13はファンクションキーとしてのメニューキー、14は数字キー、15は上下左右のスクロールを行うためのナビキー、16は設定を行うための設定キー、17は外部との通信を行うためのモデムである。
【0005】
このように構成されたファクシミリ装置について、その設定動作について図12を用いて説明する。図12は従来のファクシミリ装置における設定動作を示すフローチャートである。
【0006】
図12において、まず、フラッシュメモリ12に格納された設定のためのプログラムを起動し(S41)、名称や印字用紙サイズ、ベル音色、電子電話帳などの設定情報の番号を入力し(S42)、その番号に基づく設定情報(たとえば印字用紙サイズ)を表示する。次に、その設定情報に対応するデータ(たとえば印字用紙サイズであれば、A4(設定データ))を数字キー14や+メニューキー13などを使用して入力し(S43)、設定キー16を押して設定を行う(S44)。次に、全ての設定が終了したか否かを判定し(S45)、終了していないと判定した場合はステップS42に戻る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来のファクシミリ装置では、数少ないキーを使用して設定情報の設定データを入力する必要があり、操作が煩雑で、機能設定が迅速に行われないという問題点を有していた。
【0008】
このファクシミリ設定システムおよびファクシミリ設定方法では、ファクシミリ装置の機能設定が容易でかつ設定を迅速に行うことが要求されている。
【0009】
本発明は、この要求を満たすため、ファクシミリ装置の機能設定が容易でかつ設定を迅速に行うことができるファクシミリ設定システムおよびファクシミリ装置の機能設定が容易でかつ設定を迅速に行うためのファクシミリ設定方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、パソコンから入力された設定データを格納するWWWサーバと通信可能なファクシミリ装置を備えるファクシミリ設定システムであって、上記パソコンは、印字用紙サイズ、電話番号帳等に関する設定データを上記WWWサーバへ送信することが可能であり、上記WWWサーバは、上記パソコンからの設定データを保存し、かつ、前記ファクシミリ装置から要求があった場合、上記設定データを前記ファクシミリ装置へ送信するファクシミリ設定システムにおいて、前記ファクシミリ装置は、電話回線を介して上記WWWサーバに接続する接続手段と、当該接続手段による接続後に上記設定データを上記WWWサーバに要求する設定データ要求手段と、上記WWWサーバから送信された設定データを受信する設定データ受信手段と、上記要求した設定データを全て受信したか否かを判定する受信判定手段と、各種情報を表示する表示部と、を備え、設定可能な設定登録メニューが前記表示部に表示された状態にて前記接続手段を作動させることにより、前記設定データ受信手段により受信した設定データを前記受信判定手段の判定結果に基づいて上記設定登録メニューに自動的に設定するように構成した。また、パソコンから受信した設定データを格納し、かつファクシミリと電話回線を介して通信可能なWWWサーバを備えるファクシミリ設定システムであって、上記パソコンは、印字用紙サイズ、電話番号帳等に関する設定データを上記WWWサーバへ送信することが可能であり、前記WWWサーバは、上記パソコンからの設定データを保存し、かつ、上記ファクシミリ装置から要求があった場合、上記設定データを上記ファクシミリ装置へ送信するファクシミリ設定システムにおいて、前記WWWサーバは、上記パソコンからの設定データを保存する保存手段と、上記ファクシミリからの要求に応じて上記設定データを上記ファクシミリに送信する送信手段と、上記ファクシミリからの接続要求に基づいてコーラーID機能により上記ファクシミリを特定するユーザ特定手段と、を備え、上記ファクシミリからの接続要求により、前記ユーザ特定手段は上記コーラーID機能により上記ファクシミリを特定し、前記送信手段は、自動的に上記特定されたファクシミリに上記設定データを送信するように構成した。
【0011】
これにより、ファクシミリ装置の機能設定が容易でかつ設定を迅速に行うことができるファクシミリ設定システムが得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明における第1の発明は、パソコンから入力された設定データを格納するWWWサーバと通信可能なファクシミリ装置を備えるファクシミリ設定システムであって、上記パソコンは、印字用紙サイズ、電話番号帳等に関する設定データを上記WWWサーバへ送信することが可能であり、上記WWWサーバは、上記パソコンからの設定データを保存し、かつ、前記ファクシミリ装置から要求があった場合、上記設定データを前記ファクシミリ装置へ送信するファクシミリ設定システムにおいて、前記ファクシミリ装置は、電話回線を介して上記WWWサーバに接続する接続手段と、当該接続手段による接続後に上記設定データを上記WWWサーバに要求する設定データ要求手段と、上記WWWサーバから送信された設定データを受信する設定データ受信手段と、上記要求した設定データを全て受信したか否かを判定する受信判定手段と、各種情報を表示する表示部と、を備え、設定可能な設定登録メニューが前記表示部に表示された状態にて前記接続手段を作動させることにより、前記設定データ受信手段により受信した設定データを前記受信判定手段の判定結果に基づいて上記設定登録メニューに自動的に設定するように構成した。
【0015】
この構成により、ファクシミリ装置の機能をファクシミリ装置よりも遥かにキー数の多いパソコンから設定することができるので、ファクシミリ装置自体で機能設定する場合と比べ、機能設定が遥かに容易でかつ設定を迅速に行うことができるという作用を有する。
【0016】
本発明における第2の発明は、パソコンから受信した設定データを格納し、かつファクシミリと電話回線を介して通信可能なWWWサーバを備えるファクシミリ設定システムであって、上記パソコンは、印字用紙サイズ、電話番号帳等に関する設定データを上記WWWサーバへ送信することが可能であり、前記WWWサーバは、上記パソコンからの設定データを保存し、かつ、上記ファクシミリ装置から要求があった場合、上記設定データを上記ファクシミリ装置へ送信するファクシミリ設定システムにおいて、前記WWWサーバは、上記パソコンからの設定データを保存する保存手段と、上記ファクシミリからの要求に応じて上記設定データを上記ファクシミリに送信する送信手段と、上記ファクシミリからの接続要求に基づいてコーラーID機能により上記ファクシミリを特定するユーザ特定手段と、を備え、上記ファクシミリからの接続要求により、前記ユーザ特定手段は上記コーラーID機能により上記ファクシミリを特定し、前記送信手段は、自動的に上記特定されたファクシミリに上記設定データを送信するように構成した。
【0017】
この構成により、正確かつ容易に設定可能な設定画面をWWWサーバから得ることができ、また、選択肢データに基づいて設定情報を容易に選択することができ、選択した設定情報の設定データをWWWサーバへ容易に送信することができるという作用を有する。
【0024】
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図10を用いて説明する。
【0025】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1によるファクシミリ設定システムを示すブロック図である。
【0026】
図1において、CPU11、フラッシュメモリ12、メニューキー13、数字キー14、ナビキー15、設定キー16、モデム17は図12と同様のものなので、同一符号を付し、説明は省略する。1はファクシミリ装置、2はファクシミリ装置1と電話回線3で接続されたWWWサーバ、4はWWWサーバ2と電話回線5で接続されたパソコンである。
【0027】
図2は図1のファクシミリ設定システムを構成するパソコン4のCPU(図示せず)の構成を示す機能ブロック図であり、図3は図1のファクシミリ設定システムを構成するWWWサーバ2のCPU(図示せず)の構成を示す機能ブロック図、図4は図1のファクシミリ設定システムを構成するファクシミリ装置1のCPU11の構成を示す機能ブロック図である。
【0028】
図2において、41はログイン画面をWWWサーバ2に要求するログイン画面要求手段、42はWWWサーバ2からのデータを受信する受信手段、43はパソコン4の表示部(図示せず)に図形や文字などを表示させる表示手段、44はデータを入力する入力手段、45は設定画面をWWWサーバ2に要求する設定画面要求手段、46は選択肢データをWWWサーバ2に要求する選択肢要求手段、47は設定データを送信する設定データ送信手段、48は全設定が終了したか否かを判定する終了判定手段、49はWWWサーバ2に設定終了を要求する設定終了要求手段、50はWWWサーバ2にログアウトを要求するログアウト要求手段である。
【0029】
また、図3において、21はデータを送信する送信手段、22はデータを保存する保存手段、23は着信を検知して着信処理を行う着信手段、24はコーラIDでユーザを特定するユーザ特定手段、25はデータを受信する受信手段、26はデータ送信の終了を判定する終了判定手段、27は処理を終了させる終了手段である。
【0030】
また、図4において、111は設定登録を開始するための設定登録開始手段、112はWWWサーバ2と回線接続するための接続手段、113はWWWサーバ2に設定データを要求する設定データ要求手段、114はWWWサーバ2から設定データを受信する設定データ受信手段、115は要求した設定データをすべて受信したか否かを判定する受信判定手段、116はデータを送信する送信手段、117は処理を終了させる終了手段である。
【0031】
このように構成されたファクシミリ設定システムについて、その動作を図5〜図10を用いて説明する。図5はパソコン4とWWWサーバ2とについてのシーケンス動作を示すフローチャートであり、図6はファクシミリ装置1とWWWサーバ2とについてのシーケンス動作を示すフローチャート、図7は初期画面としてのログイン画面を示す画面図、図8はログイン直後の画面を示す画面図、図9は設定画面を示す画面図、図10はログアウト画面を示す画面図である。
【0032】
図5において、まず、ログイン画面要求手段41はログイン画面のデータをWWWサーバ2に要求し、WWWサーバ2の送信手段21はログイン画面のデータをパソコン4へ送信し(S11)、送信されたログイン画面のデータを受信手段42が受信し、表示手段43はログイン画面(図7)を表示する(S1)。次に、入力手段44は、キーボード等を介してログイン画面に電話番号やパスワードを入力し、それらのデータをWWWサーバ2へ送信し、WWWサーバ2の送信手段21はユーザを確認してメニューデータをパソコン4へ送信する(S12)。受信手段42で受信したメニューデータに基づき、パソコン4はユーザ専用メニュー(図8)にログインする(S2)。設定画面要求手段45は、パソコン4の表示部に表示されたメニューに基づき、設定画面をWWWサーバ2に要求し(具体的にはFunction SetupまたはPhone Directoryをクリックする)、WWWサーバ2の送信手段21はプログラム設定メニューを送信し(S13)、そのプログラム設定メニューデータを設定画面のデータとして受信手段42は受信し、表示手段43はプログラム設定メニュー画面(設定画面、図9)を表示する(S3)。
【0033】
次に、各設定項目をクリックすると、選択肢要求手段46はWWWサーバ2に選択肢データを要求し、送信手段21は選択肢データをパソコン4へ送信し(S14)、パソコン4の表示手段43は選択肢データを表示する(S4)。入力手段44は、表示された選択肢データに基づき、設定項目(設定情報)毎に、設定データを入力し、設定データ送信手段47は、入力された設定データをWWWサーバ2へ送信し(S5)、WWWサーバ2は送信されてきた設定データをメモリ(図示せず)に保存する(S15)。次に、ユーザが全設定が終了したと判断したときは、所定のボタン(図示せず)を押下する。所定のボタンの押下により終了判定手段48は全設定が終了した(全設定データをWWWサーバ2へ送信した)と判定する(S6)。所定のボタン押下までは、ステップS4、S5を繰り返す。次に、設定修了要求手段49は設定終了をWWWサーバ2に要求し、送信手段21は操作案内画面(図10の画面4)のデータをパソコン4へ送信し(S16)、パソコン4の表示部は送信されてきた操作案内画面を表示し、それに基づき設定終了をクリック(Logoutをクリック)すると、ログアウト要求手段50は、ログアウト(Logout)をWWWサーバ2に要求し、送信手段21はログアウト画面のデータをパソコン4へ送信し(S17)、そのログアウト画面のデータに基づいてログアウト要求手段50は、設定データの処理を終了させる(S8)。ログアウト後の画面は図7の画面1となる。
【0034】
このようにしてパソコン4からWWWサーバ2に対してファクシミリ装置1の機能設定のデータを送信することができる。なお、図5の処理はファクシミリ装置1について新規に機能を設定する場合や既に設定した機能を変更する場合などに行われるものである。また、設定情報(設定項目)としては例えば、会社名称等のロゴ、電話番号等のサブID、送信レポートの印字の有無、着信ベル回数、TAM設定(リモートIDや録音時間)、印字用紙サイズ、転送先番号、ベル音色、電子電話帳、リングパターンによる着信時の電話ファクシミリの識別、ダイヤルモードなどがある。
【0035】
次に、ファクシミリ装置1とWWWサーバ2とについてのシーケンス動作を図6を用いて説明する。
【0036】
図6において、まず、設定登録開始手段111は、所定キーのオンにより、設定登録メニューに入り、ファクシミリ装置1の表示部(図示せず)に設定登録メニューを表示する(S21)。次に、接続手段112は、設定キー16のオンにより、WWWサーバ2へダイヤル発呼を行い(S22)、WWWサーバ2の着信手段23は着信を検知して着信処理を行い(S31)、ユーザ特定手段24はコーラIDからユーザを特定する(S32)。次に、設定データ要求手段113は設定データの送信をWWWサーバ2に要求し(S23)、この要求を受信手段25で受信した後(S33)、WWWサーバ2の送信手段21は設定データを送信する(S34)。CPU11の設定データ受信手段114はWWWサーバ2からの設定データを受信し(S24)、受信判定手段115は要求した設定データのすべてを受信したか否かを確認する(S25、S26)。設定データのすべては受信していないと判定したときはステップS23に戻る。設定データのすべてを受信したと判定したときは送信手段116は、終了信号をWWWサーバ2へ送信する(S27)。
【0037】
一方、WWWサーバ2の終了判定手段26は、終了信号を受信したか否かを判定し(S35、S36)、終了信号を受信していないと判定したときはステップS33に戻る。終了信号を受信したと判定したときは終了手段27は電話回線を解放して処理を終了する(S37)。CPU11側では、送信手段116が終了信号を送信した後、終了手段117は電話回線を解放して処理を終了する(S28)。
【0038】
このように、ファクシミリ装置1から機能設定のための設定データを要求することにより、WWWサーバ2から設定データを受信して機能を設定することができる。なお、図6の処理は、ファクシミリ装置1の新規購入時や設定変更時、交換時などに行われるものである。
【0039】
以上のように本実施の形態によれば、パソコン4は、名称や印字用紙サイズ、ベル音色、電子電話帳などの設定情報の設定データをWWWサーバ2へ送信することが可能であり、WWWサーバ2は、パソコン4からの設定データを保存することが可能で、ファクシミリ装置1から要求があったときに設定データをファクシミリ装置1へ送信することにより、ファクシミリ装置1の機能をファクシミリ装置1よりも遥かにキー数の多いパソコン4から設定することができるので、ファクシミリ装置1自体で機能設定する場合と比べ、機能設定が遥かに容易でかつ設定を迅速に行うことができる。
【0040】
また、パソコン4は、設定画面をWWWサーバ2へ要求する設定画面要求手段45と、設定画面に基づいて各設定情報の選択肢データを要求する選択肢要求手段46と、選択肢データに基づいて選択した各設定情報の設定データを入力する入力手段44と、設定データをWWWサーバ2へ送信する設定データ送信手段47とを有することにより、正確かつ容易に設定可能な設定画面をWWWサーバ2から得ることができ、また、選択肢データに基づいて設定情報を容易に選択することができ、選択した設定情報の設定データをWWWサーバ2へ容易に送信することができる。
【0041】
さらに、ファクシミリ装置1は、WWWサーバ2に対して設定データを要求する設定データ要求手段113と、要求した設定データを受信したか否かを判定する受信判定手段115とを有することにより、WWWサーバ2から設定データを容易に受信して自装置内に保存することができる。
【0042】
さらに、WWWサーバ2は、設定画面と選択肢データとを送信する第1の送信手段21と、パソコンからの設定データを保存する保存手段22と、設定データ要求手段113からの要求に応じて設定データを送信する第2の送信手段21とを有することにより、WWWサーバ2は、パソコン4から受信した設定データを保存し、その保存した設定データをファクシミリ装置1へ送信することができるので、設定データを容易かつ迅速に設定することができると共に、その設定データをファクシミリ装置1へ送信して保存させることができる。
【0043】
【発明の効果】
本発明における請求項1の発明は、パソコンから入力された設定データを格納するWWWサーバと通信可能なファクシミリ装置を備えるファクシミリ設定システムであって、上記パソコンは、印字用紙サイズ、電話番号帳等に関する設定データを上記WWWサーバへ送信することが可能であり、上記WWWサーバは、上記パソコンからの設定データを保存し、かつ、前記ファクシミリ装置から要求があった場合、上記設定データを前記ファクシミリ装置へ送信するファクシミリ設定システムにおいて、前記ファクシミリ装置は、電話回線を介して上記WWWサーバに接続する接続手段と、当該接続手段による接続後に上記設定データを上記WWWサーバに要求する設定データ要求手段と、上記WWWサーバから送信された設定データを受信する設定データ受信手段と、上記要求した設定データを全て受信したか否かを判定する受信判定手段と、各種情報を表示する表示部と、を備え、設定可能な設定登録メニューが前記表示部に表示された状態にて前記接続手段を作動させることにより、前記設定データ受信手段により受信した設定データを前記受信判定手段の判定結果に基づいて上記設定登録メニューに自動的に設定するように構成した。この構成において、ユーザは、設定登録メニューを表示部に表示した状態にて、上記WWWサーバに接続するだけで電話回線を介して上記WWWサーバから設定データを入手でき、更に、電話回線を介しながら、その設定データの全てを受信したことも確信できるため、設定操作が便利でありかつその確実性も高く、極めて使い勝手がよいという発明の効果がある。
【0044】
本発明における請求項2の発明は、パソコンから受信した設定データを格納し、かつファクシミリと電話回線を介して通信可能なWWWサーバを備えるファクシミリ設定システムであって、上記パソコンは、印字用紙サイズ、電話番号帳等に関する設定データを上記WWWサーバへ送信することが可能であり、上記WWWサーバは、上記パソコンからの設定データを保存し、かつ、上記ファクシミリ装置から要求があった場合、上記設定データを上記ファクシミリ装置へ送信するファクシミリ設定システムにおいて、前記WWWサーバは、上記パソコンからの設定データを保存する保存手段と、上記ファクシミリからの要求に応じて上記設定データを上記ファクシミリに送信する送信手段と、上記ファクシミリからの接続要求に基づいてコーラーID機能により上記ファクシミリを特定するユーザ特定手段と、を備え、上記ファクシミリからの接続要求により、前記ユーザ特定手段は上記コーラーID機能により上記ファクシミリを特定し、前記送信手段は、自動的に上記特定されたファクシミリに上記設定データを送信するように構成した。この構成において、ファックスのユーザは、上記WWWサーバと接続を行うことにより、極めて容易に設定データを入手することが可能という発明の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるファクシミリ設定システムを示すブロック図
【図2】図1のファクシミリ設定システムを構成するパソコンのCPUの構成を示す機能ブロック図
【図3】図1のファクシミリ設定システムを構成するWWWサーバのCPUの構成を示す機能ブロック図
【図4】図1のファクシミリ設定システムを構成するファクシミリ装置のCPUの構成を示す機能ブロック図
【図5】パソコンとWWWサーバとについてのシーケンス動作を示すフローチャート
【図6】ファクシミリ装置とWWWサーバとについてのシーケンス動作を示すフローチャート
【図7】初期画面としてのログイン画面を示す画面図
【図8】ログイン直後の画面を示す画面図
【図9】設定画面を示す画面図
【図10】ログアウト画面を示す画面図
【図11】一般的なファクシミリ装置を示すブロック図
【図12】従来のファクシミリ装置における設定動作を示すフローチャート
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置
2 WWWサーバ
3、5 電話回線
4 パソコン
11 CPU(中央処理装置)
12 フラッシュメモリ
13 メニューキー
14 数字キー
15 ナビキー
16 設定キー
17 モデム
21、116 送信手段
22 保存手段
23 着信手段
24 ユーザ特定手段
25、42 受信手段
26、48 終了判定手段
27、117 終了手段
41 ログイン画面要求手段
43 表示手段
44 入力手段
45 設定画面要求手段
46 選択肢要求手段
47 設定データ送信手段
49 設定終了要求手段
50 ログアウト要求手段
111 設定登録開始手段
112 接続手段
113 設定データ要求手段
114 設定データ受信手段
115 受信判定手段
Claims (2)
- パソコンから入力された設定データを格納するWWWサーバと通信可能なファクシミリ装置を備えるファクシミリ設定システムであって、
上記パソコンは、印字用紙サイズ、電話番号帳等に関する設定データを上記WWWサーバへ送信することが可能であり、上記WWWサーバは、上記パソコンからの設定データを保存し、かつ、前記ファクシミリ装置から要求があった場合、上記設定データを前記ファクシミリ装置へ送信するファクシミリ設定システムにおいて、
前記ファクシミリ装置は、電話回線を介して上記WWWサーバに接続する接続手段と、当該接続手段による接続後に上記設定データを上記WWWサーバに要求する設定データ要求手段と、上記WWWサーバから送信された設定データを受信する設定データ受信手段と、上記要求した設定データを全て受信したか否かを判定する受信判定手段と、各種情報を表示する表示部と、を備え、
設定可能な設定登録メニューが前記表示部に表示された状態にて前記接続手段を作動させることにより、前記設定データ受信手段により受信した設定データを前記受信判定手段の判定結果に基づいて上記設定登録メニューに自動的に設定することを特徴とするファクシミリ設定システム。 - パソコンから受信した設定データを格納し、かつファクシミリと電話回線を介して通信可能なWWWサーバを備えるファクシミリ設定システムであって、
上記パソコンは、印字用紙サイズ、電話番号帳等に関する設定データを前記WWWサーバへ送信することが可能であり、
前記WWWサーバは、上記パソコンからの設定データを保存し、かつ、上記ファクシミリ装置から要求があった場合、上記設定データを上記ファクシミリ装置へ送信するファクシミリ設定システムにおいて、
前記WWWサーバは、上記パソコンからの設定データを保存する保存手段と、上記ファクシミリからの要求に応じて上記設定データを上記ファクシミリに送信する送信手段と、上記ファクシミリからの接続要求に基づいてコーラーID機能により上記ファクシミリを特定するユーザ特定手段と、を備え、
上記ファクシミリからの接続要求により、前記ユーザ特定手段は上記コーラーID機能により上記ファクシミリを特定し、前記送信手段は、自動的に上記特定されたファクシミリに上記設定データを送信することを特徴とするファクシミリ設定システム。
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