JP3899583B2 - 純水製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、高純度の純水を効率的に製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、市水、井水、工水、回収水、その他の水から純水を製造する方法として、これらの水を前処理(除濁、除塩素)した後、酸を添加して脱気装置で脱炭酸処理し、脱炭酸処理水を2段に直列配置した逆浸透(RO)膜分離装置に順次通水処理(2段RO処理)し、更にRO処理水をイオン交換装置で処理する方法がある。
【0003】
また、このような2段RO処理において、処理水質の改善を図るために、RO膜分離装置の給水に水酸化ナトリウム(NaOH)等のアルカリを注入し、RO膜分離装置に供給される水中に残留する炭酸(CO2 )をイオン化(HCO3 -,CO3 2- )してRO処理する方法が提案されている。
【0004】
例えば、特公平8−29315号公報には、原水に酸を添加して炭酸成分をCO2 ガス化した後、膜脱気装置で脱気処理し、その後、脱気処理水にアルカリを添加して残留するCO2 をイオン化し、次いで2段RO処理する方法が記載されている。この特公平8−29315号公報の第3図のpHとCO2 ,HCO3 - ,CO3 2-の分布との関係を示すグラフから明らかなように、膜脱気装置におけるCO2 の除去にはpH4以下の酸性条件が最適である。
【0005】
また、特公平6−49191号公報にも、原水に酸を加えて脱炭酸処理し、脱炭酸処理水にアルカリを添加した後、2段に直列に配置したRO膜分離装置に順次通水する方法が記載されている。
【0006】
なお、特開平6−134446号公報には、溶存酸素(DO)濃度50ppb以下、更には10ppb以下にまで低減可能な膜脱気装置として、原水の流路間隔を190μm以下としたものが記載されているが、この特開平6−134446号公報の記載は脱気法に留まり、RO処理との組み合せについての記載はない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来の方法では、酸を添加して脱炭酸処理した後、RO処理に先立ち、更にアルカリを添加して、残留するCO2 をイオン化する必要がある。
【0008】
このため、原水には、脱炭酸処理に先立ち酸を添加し、その後RO処理に先立ちアルカリを添加することとなり、薬剤を多く必要とするという欠点があった。特に、特公平8−29315号公報記載の方法では、CO2 の除去が不十分であるため、RO処理に先立ち添加するアルカリの添加量が多かった。また、特公平6−49191号公報記載の方法でも、脱炭酸処理後、若干のpHの上昇があるが、やはり、RO処理に先立ってアルカリを添加する必要がある。
【0009】
本発明は上記従来の問題点を解決し、原水を脱炭酸処理した後脱イオン処理して純水を製造する方法において、脱炭酸処理後のアルカリ添加を不要とし、薬剤使用量を低減する純水製造方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の純水製造方法は、原水を酸性条件下に膜脱気装置で脱炭酸処理してpH6.0〜6.8の脱炭酸処理水を得、該脱炭酸処理水にアルカリを添加することなく活性炭と接触させた後、脱イオン処理する純水製造方法であって、該膜脱気装置が、酸素透過速度が1×10 -5 cm 3 /cm 2 ・sec・cmHg以上、水蒸気の透過速度が400cm 3 (STP)/cm 2 ・sec・cmHg以下の疎水性中空糸膜を用いた、処理水のDOを2ppb以下にまで低減可能な膜脱気装置であることを特徴とする。
【0011】
即ち、本発明ではCO2 除去効率の高い脱炭酸手段を用い、pH6.0〜6.8の脱炭酸処理水が得られるようにCO2 を高度に除去する。このようにCO2 が少なくpHの上昇した脱炭酸処理水を得ることで、脱イオン処理に先立つアルカリ添加が不要となる。
【0012】
以下に本発明に好適な高CO2 除去効率の脱炭酸手段及びその作用効果について説明する。
【0013】
前述の如く、通常の膜脱気装置でのCO2 の除去効率はpH条件で異なりpHが4以下で最も良いとされている。一方、DOの除去は、pH等の影響を受けることはない。本発明では、DO除去率の良い高効率脱気装置を用いることにより、CO2 除去率をも高め、CO2 の除去を効率的に行う。これにより、水中の溶存炭酸成分がH+ +HCO3 -→H2 O+CO2 (ガス)となり、CO2 がガス化する過程でH+ イオン即ち、酸が消費され、水のpHが上昇する。
【0014】
本発明では、このような高CO2 除去効率の脱気装置を用いて、CO2 の除去によりpHを高め、アルカリ性の脱炭酸処理水を得る。しかも、本発明では脱炭酸処理水を活性炭処理することで、活性炭の触媒作用によりわずかに残留するCO2 のイオン化を促進するため、アルカリ無添加で効率的な脱イオン処理を行える。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0016】
図1は本発明の純水製造方法の実施の形態を示す系統図である。
【0017】
まず、市水、工水、井水、回収水等に必要に応じて除濁、除塩素等の前処理を施して得られる原水に酸を添加した後、脱気装置1で脱気処理する。
【0018】
なお、この脱気装置1としては、処理水のDOを2ppb以下にまで低減可能な高DO除去率で、高CO2除去率の高効率膜脱気装置を用いる。このような膜脱気装置の脱気膜の型式としては、コンパトなモジュールで大きな膜面積を得ることができる中空糸膜を用いる。中空糸膜は、内部還流型、外部還流型のどちらも使用することができるが、内部還流型中空糸モジュールにおいては、中空糸膜の内径が190μm以下特に、中空糸膜の内径が60μm〜190μmであることが好ましい。この内径が60μm未満になると中空糸内部を流れる水の圧力損失が極めて大きくなり、多量の水を処理することが困難となる。
【0019】
使用される中空糸膜は、液体として水を透過せず脱気対象となる気体を十分良く透過させ、総括透過速度Qが膜自身の気体透過速度律速とならない膜であれば良く、酸素透過速度が1×10-5cm3/cm2・sec・cmHg以上、水蒸気の透過速度が400cm3(STP)/cm2・sec・cmHg以下の膜を用いる。なお、膜自身の気体の透過速度の測定はASTM−D1434に準拠して容易に行われる。また膜の水蒸気透過速度の測定は、膜の一方の側に水を満たし、反対側を減圧し、透過してきた水をコールドトラップに捕捉しその量を測定することにより容易に求めることができる。この時、膜の両側の水蒸気の圧力差は、水のその測定温度での飽和水蒸気圧から減圧側の真空度を減じた値とする。
【0020】
脱気膜の材質としては、疎水性の高い材質が好ましく、例えばポリオレフィン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリフッ化ビニリデン、シリコーン、フッ素樹脂、ポリメチルペンテン等が挙げられる。親水性の膜は水の遮断性及び水蒸気の遮断性の点で好ましくない。
【0021】
膜の構造は多孔膜、均質膜、不均質膜、複合膜、その他いずれでも良く特に制限するものではないが、不均質膜、特にポリメチルペンテンを主成分とする不均質膜が、酸素、窒素、炭酸ガス等の気体透過速度が大きく、且つ水蒸気のバリヤー性が高く最も好ましい。
【0022】
このような高効率の膜脱気装置を用いる場合、脱気装置1に導入される水のpHは過度に小さくする必要はなく、pH4.5〜5.0程度で良い。このpHを4.5より低くすると、加える酸が多く残留するため脱炭酸処理によりpHの上昇した脱炭酸処理水を得ることが難しい。また、このpHが5.0より高いとCO2 の除去効率が低下する。
【0023】
なお、ここで添加される酸としては硫酸(H2 SO4 )、塩酸(HCl)等が好適である。
【0024】
また、本発明において、脱炭酸処理水のpHは6.0〜6.8である。このpHが6.0より低いと脱イオン処理を効率的に行うことができず、6.8より高いpHにまで脱炭酸することは実用上困難である。また、CO2 の除去には水温の影響が大きいため、膜脱気装置入口で熱交換器により温度調整を行うことが望ましい。
【0025】
脱炭酸によりpH6.0〜6.8とした脱気装置1の流出水は、アルカリを添加することなく、活性炭塔2に通水し、その後、第1段目のRO膜分離装置(以下「第1RO膜分離装置」と称す。)3、第2段目のRO膜分離装置(以下「第2RO膜分離装置」と称す。)4に順次通水して脱イオン処理する。
【0026】
この通水速度は、活性炭による触媒作用のもと、CO2 のイオン化を十分に進行させるために、活性炭塔2の滞留時間が60秒以上、特に150〜200秒程度となるような速度とするのが好ましい。
【0027】
本発明において、アルカリ性の脱炭酸処理水を活性炭処理して得られる活性炭塔2の流出水は、水中のCO2 がほぼ完全にイオン化された水であるため、2段RO処理による脱イオン処理で、極めて高水質の処理水を得ることができる。
【0028】
なお、活性炭処理水にも、当然アルカリ添加は不要であるが、RO膜分離装置でのアンモニアイオン等の除去性を高めるため、微量の酸を添加しても良い。
【0029】
本発明において、RO処理に用いるRO膜としては特に制限はなく、通常のRO膜の他、表面をカチオン荷電させた正荷電膜等の荷電膜等を用いることもできる。
【0030】
なお、図1の方法では、脱イオン処理を2段RO処理で行っているが、更にRO膜分離装置を設けて3段RO処理を行っても良い。また、2段RO処理後、イオン交換処理を行って、純度を高めても良い。
【0031】
このような本発明の純水製造方法は、特に、半導体工場等の超純水システムの一次純水システムにおける処理コストの低減、水質の向上及び処理効率の向上に有効である。
【0032】
【実施例】
以下に実施例及び比較例を挙げて本発明をより具体的に説明する。
【0033】
実施例1
水道水を原水として、これに酸(HCl)を添加してpH4.7〜4.8とした水を、膜脱気装置で脱気処理した後、活性炭塔にSV=20hr-1(滞留時間3分)で通水し、その後、2段に直列配置したRO膜分離装置に順次通水した。
【0034】
なお、膜脱気装置に用いた脱気膜は、ポリメチルペンテンからなる不均質中空糸膜(中空糸膜の内径185μm,酸素透過速度1.0×10-5cm3 /cm2 ・sec・cmHg,水蒸気透過速度400cm3 /cm2 ・sec・cmHg)である。また、第1RO膜分離装置及び第2RO膜分離装置で用いたRO膜は次の通りである。
【0035】
第1RO膜分離装置:日東電工製「ES−20」(4インチ)
第2RO膜分離装置:日東電工製「ES−20」(4インチ)
各部の水のpHと、膜脱気処理水のDO濃度及び得られた処理水(第2RO膜分離装置の透過水)のIC(Inorganic Carbon:全炭酸成分(CO2 ,HCO3 -及びCO3 2- )を炭素換算した値)濃度を調べ、結果を表1に示した。
【0036】
比較例1
実施例1において、活性炭塔への通水を行わず、膜脱気処理水を直接2段RO処理したこと以外は同様に処理を行い、結果を表1に示した。
【0037】
【表1】
【0038】
表1より、本発明によれば、RO処理に先立ちアルカリを添加することなく、高純度の純水を製造することができることがわかる。
【0039】
【発明の効果】
以上詳述した通り、本発明の純水製造方法によれば、原水を脱炭酸処理した後脱イオン処理して純水を製造するに当り、脱炭酸処理水にアルカリを添加することなく効率的な脱イオン処理を行うことができる。このため、薬剤使用量が低減され、低コストで効率的に高純度の純水を製造することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の純水製造方法の実施の形態を示す系統図である。
【符号の説明】
1 脱気装置
2 活性炭塔
3 第1RO膜分離装置
4 第2RO膜分離装置
Claims (4)
- 原水を酸性条件下に膜脱気装置で脱炭酸処理してpH6.0〜6.8の脱炭酸処理水を得、該脱炭酸処理水にアルカリを添加することなく活性炭と接触させた後、脱イオン処理する純水製造方法であって、
該膜脱気装置が、酸素透過速度が1×10 -5 cm 3 /cm 2 ・sec・cmHg以上、水蒸気の透過速度が400cm 3 (STP)/cm 2 ・sec・cmHg以下の疎水性中空糸膜を用いた、処理水のDOを2ppb以下にまで低減可能な膜脱気装置である
ことを特徴とする純水製造方法。 - 請求項1において、原水を膜脱気装置で脱炭酸処理することを特徴とする純水製造方法。
- 請求項2において、原水に酸を添加してpH4.5〜5.0の条件下で脱炭酸処理することを特徴とする純水製造方法。
- 請求項1ないし3のいずれか1項において、中空糸膜がポリメチルペンテンを主成分とする不均質膜であることを特徴とする純水製造方法。
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