JP3899244B2 - リバースミルのミルガイド - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、棒鋼圧延用のリバースミルに使用されるミルガイドに関する。
【0002】
【従来の技術】
棒鋼などの棒状材料を圧延する圧延機として、ロールを正転、逆転させることにより材料を往復させて圧延するリバースミルが知られている。図12には、棒鋼圧延用のリバースミルの平面視を示してあり、図13(a)には、リバースミルのロール型溝(ロールカリバ)の配列状況を示してある。
【0003】
図12に示すように、リバース式の圧延ライン1内にリバースミル2が配置される。リバースミル2は上下一対のロール3を備える。ロール3には、図13(a)に示すように棒鋼を複数のリバース圧延工程で大きい角型から小さい角型に形成する複数個(図示例では2個)の角型カリバ4a,4b、更に、複数のリバース圧延工程で小さい角型から順に小型の円断面に形成するための大きさの漸減する楕円カリバ4c、円カリバ4d、楕円カリバ4e、円カリバ4f,4gが形成されている。リバースミル2におけるロール3の入側と出側にはガイド支持台5が配置され、ガイド支持台5には棒鋼案内用のミルガイド6が着脱自在に配置される。ミルガイド6は各カリバ4(すべてのカリバを代表して「4」で表す)に連続するように配置される。又、ミルガイド6は、各カリバ4をパスする棒鋼
の高さ及び幅に応じて予め定めた異なるサイズで多数用意され、圧延条件に応じて選択されて着脱使用される。
【0004】
棒鋼圧延では、棒鋼を大きい角型から小さい角型に圧延する場合、往復パス間で角型カリバ4a,4bを交互に使用し、例えば、図13(b)に示すように、角型カリバ4a,4bを(1)→(2)の順に使用してリバース圧延を行っていた。そして、ミルガイド6としては、工程毎に成形途中の棒鋼サイズ(角型)に見合うボックス型のミルガイド6を取り付けている。なお、角型カリバに用いるミルガイドはボックスガイドと呼ばれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した棒鋼の圧延には次のような問題点がある。(1)使用するカリバと棒鋼のパスラインとの位置合わせをする際に、ロール3の軸方向シフト、又は、ミルスタンドの軸方向シフトのいずれかを行う必要があり、位置合わせに時間がかかる。
(2)カリバの数が多く、ロール3の長さが長くなってしまうため、ロール原単位が悪い。又、カリバの加工にも時間がかかる。
(3)ミルガイド6は、棒鋼の入材寸法に応じたものを入側に配置し、圧延による幅拡がりを考慮したものを出側に配置することが必要であるため、カリバの数に応じて入側と出側にミルガイド6をそれぞれ設置する必要があった。
【0006】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、棒鋼のリバース圧延において、ロールの角型カリバの数を減じ、角型カリバと棒鋼との位置合わせシフト回数を減少できるミルガイドを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する第1の発明に係るミルガイドは、リバースミルのロール入側・出側に備えられる棒鋼案内用のミルガイドであって、棒鋼の側部を案内する一対の側部ガイド片を水平面内で回動可能に設け、前記側部ガイド片を、一端が開き側で他端が閉じ側、又は一端が閉じ側で他端が開き側となるように開閉可能とし、前記一対の側部ガイド片の開閉方向を切り換える切り換え手段を設けてなり、
前記切り換え手段が、
前記側部ガイド片に設けられた従動部と、
前記従動部に係合する斜面を有する駆動ガイドと、
前記従動部と前記斜面との係合により前記従動部と共に前記側部ガイド片を移動させるべく前記駆動ガイドを往復動させる駆動手段とから構成されていることを特徴とする。
本発明に係るリバースミルのミルガイドでは、一対の側部ガイド片を開閉させることにより、その間隔を変更できる。よって、ミルの入側及び出側のどちらにも対応できる。
【0008】
従動部としては、例えばローラが採用され、ローラは側部ガイド片に回転自在に設けられる。この場合、駆動ガイドとしては、ローラに当接してローラを移動させる斜面を有するガイド板が採用される。
本発明に係るリバースミルのミルガイドでは、駆動ガイドを往復動させることにより、駆動ガイドの斜面と従動部との係合を介して一対の側部ガイド片は開閉される。
【0009】
【0010】
上記課題を解決する第2の発明に係るミルガイドは、リバースミルのロール入側・出側に備えられる棒鋼案内用のミルガイドであって、
棒鋼の側部を案内する一対の側部ガイド片を水平面内で回動可能に設け、
前記側部ガイド片を、一端が開き側で他端が閉じ側、又は一端が閉じ側で他端が開き側となるように開閉可能とし、
前記一対の側部ガイド片の開閉方向を切り換える切り換え手段を設けてなり、
前記切り換え手段が、
前記側部ガイド片を2個のピンで支持し、
前記2個のピンをパスラインと直交する方向において互いに反対方向に移動させることにより、前記側部ガイド片を、一端が開き側で他端が閉じ側、又は一端が閉じ側で他端が開き側となるように開閉する開閉機構であることを特徴とする。
本発明に係るリバースミルのミルガイドでは、各側部ガイド片に設けられている2個のピンがパスラインに直交する方向に互いに逆方向に移動されることにより、側部ガイド片は開閉される。
【0011】
上記課題を解決する第3の発明に係るミルガイドは、上記第2の発明における開閉機構が、前記ピンに設けられた歯車と、前記歯車を一斉に回転させて前記側部ガイド片を、一端が開き側で他端が閉じ側、又は一端が閉じ側で他端が開き側となるように開閉させる駆動手段とから構成されていることを特徴とする。
本発明に係るリバースミルのミルガイドでは、開閉機構の駆動手段により全ての歯車が回転されることにより、ピンが移動して側部ガイド片が開閉動される。
更に、前記開閉機構として、前記歯車としてウォームホイールを採用し、前記ピンをウォームホイールに対し偏心させて結合し、ウォームホイールにウォームを噛み合わせ、ウォームをモータ等で駆動回転させる構造とすることができる。
この開閉機構によれば、モータ等によりウォームを回転させることにより、ウォームホイールが回転し、それに伴ってピンがウォームホイールの回転中心の回りに旋回移動(公転)する。二つのピンが互いに逆方向に旋回移動することにより側部ガイド片は開閉動される。
【0012】
【0013】
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明に係るリバースミルのミルガイドの実施形態について説明する。
先ず、図1乃至図4に基づいて本発明の第1の実施形態を説明する。
図1には本発明の第1の実施形態に係るミルガイドの側面をミルの一部(ロール)と共に示してあり、図2には図1中のII-II 線矢視、図3には図2中のIII-III 線矢視、図4には図1乃至図3に示したミルガイドと共に使用するロールカリバの要部側面視を示してある。
【0015】
リバースミル11は、図12に示したものと同様にリバース式の圧延ライン内に配置される。リバースミル11は上下一対のロール12を備える。ロール12には複数列のカリバ13(すべてのカリバを代表して「13」で表す)が形成されている。リバースミル11におけるロール12の入側と出側には棒鋼案内用のミルガイド(以下、ボックスガイドと呼ぶ)14が配置される。ボックスガイド14は各カリバ13に連続するように配置される。
【0016】
図1乃至図3に示すように、ボックスガイド14は横断面形状が角筒型をなす本体部15を備え、本体部15の中央上下には板状の上側ガイド片16及び下側ガイド片17が固定されている。本体部15の両側部の後端寄り(図1、2中左側)には上下方向に貫通する軸孔18がそれぞれ形成され、各軸孔18には偏心スリーブ19が内蔵されている。それぞれの偏心スリーブ19には鉛直方向を向くピン(縦ピン)20が支持され、縦ピン20を介して本体部15の両側部には対称な形状の側部ガイド片21が水平面内で回動可能に支持されている。
【0017】
偏心スリーブ19と縦ピン20は個別もしくは一体に構成されて軸孔18に挿入され、上部のフランジ部を座金8とねじ9により本体部15の天板15aに締結することにより、縦ピン20を定ピッチ角度で位置調節して固定することができる。これにより、一対の側部ガイド片21の間隔を調整することができる。
【0018】
側部ガイド片21の略中央部の上面には軸22が突設されている。軸22は、本体部15の前端近傍において天板15aに、パスライン方向に直交する方向(ボックスガイド14自体の左右方向)に形成された横長孔23を貫通している。つまり、軸22は、パスライン方向に直交する方向にのみ移動が許容されている。軸22には、従動部としてのローラ24が回転自在に取り付けられている。一方、本体部15上には、駆動ガイドとしてのガイド板25がパスライン方向(ボックスガイド14自体の前後方向、図2中左右方向)に移動可能に設けられている。ガイド板25には、前記ローラ24が転動自在に嵌合するスリットもしくは溝で形成された傾斜ガイド(斜面)26が形成されている。左右の傾斜ガイド26は、当該ボックスガイド14の後方側(図2の左側)から先端側(図2の右側)にかけて広がるように傾斜して形成されている。本体部15の後側の上部には、駆動手段としての油圧シリンダ27が設けられ、この油圧シリンダ27の駆動によりガイド板25はパスライン方向に往復移動される。なお、ガイド板25の装着部はカバー28により覆われている。
【0019】
油圧シリンダ27の駆動によりガイド板25がパスライン方向に移動されると、ガイド板25の傾斜ガイド26に案内されると共に、天板の横長孔23にパスライン方向の移動が規制されてローラ24が左右方向(図2中上下方向)に移動し、側部ガイド片21が縦ピン20を中心に回動する。つまり、ガイド板25の傾斜ガイド26がカム、ローラ24がカムフォロアの如く機能するのである。
【0020】
次に、上記構成のボックスガイド14による棒鋼の案内作用について説明する。
ボックスガイド14は、一対の側部ガイド片21が縦ピン20を中心に回動可能に支持され、油圧シリンダ27の駆動により往復移動されるガイド板25の傾斜ガイド26とローラ24との係合によりローラ24がパスラインと直交する方向に移動して側部ガイド片21が回動する。つまり、側部ガイド片21の一端が開き側で他端が閉じ側、又は一端が閉じ側で他端が開き側となるように開閉動する。図2(a)(b)では、偏心スリーブ19は縦ピン20を最も外側位置に維持するようにセットされている。ねじ9を緩めて偏心スリーブ19を180度までの範囲で回動してねじ9を締め付けることにより、縦ピン20の間隔、即ち、側部ガイド片21の相互の間隔を偏心スリーブ19の最大偏心量の範囲内で調節することができる。つまり、案内する棒鋼の寸法に対応させることができるので
ある。
【0021】
図2(a)は油圧シリンダ27の定量伸ばし駆動でガイド板25を先方(図2右側)に押し出した状態である。ガイド板25の押し出しにより側部ガイド片21のローラ24が傾斜ガイド26との係合により内側に移動して一対のローラ24の間隔が狭まる。これにより、側部ガイド片21の先端側が閉じ且つ後端側が開く状態に一挙動で調節される。この状態で、ボックスガイド14はリバースミル11の入側のガイドとして使用することができる。つまり、圧延ラインにより搬送される棒鋼は、上下両側のガイド片16、17及び左右両側のガイド片21が作る角形の空間内に、後方より導かれ、ガイド片16、17、21により案内されて、ガイド片16、17、21の先端側よりロール12のカリバ13に供給される。
【0022】
図2(b)は油圧シリンダ27の定量縮め駆動でガイド板25を後方(図2左側)に戻した状態である。ガイド板25の引き戻しにより側部ガイド片21のローラ24が傾斜ガイド26との係合により外側に移動し、両ローラ24の間隔が拡がる。これにより、側部ガイド片21のリバースミル11側の先端が開き且つ後端側が閉じる状態に一挙動で調節される。この状態で、ボックスガイド14はリバースミル11の出側のガイドとして使用することができる。つまり、圧延されてカリバ13から出る棒鋼は、開き側に設定されている先端側からガイド片16、17、21が作る角形の空間内に進入し、案内される。
【0023】
即ち、リバースミル11の両側に配置した一対のボックスガイド14を、交互に一方を入側のガイドの状態、即ち、図2(b)の状態にし、他方を出側のガイドの状態、即ち、図2(b)の状態に切り換えることにより、ボックスガイド14の交換なしに1つのカリバを往復パスする棒鋼の圧延が可能になるのである。
【0024】
図4は、リバースミル11の両側にセットした一対のボックスガイド14を交互に入側のガイドの状態(図2(a))、出側のガイドの状態(図2(b))に切り換え、1つの角型カリバ13aを往復パスで使用する場合のロール12の例である。従来、図13に示したように2個設けていた角型カリバ4a,4bに代えて、図4で示すように、1個の角型カリバ13aだけを設ける。このロール12による圧延作業は以下の通りである。
【0025】
先ず、上下のロール12の間隙を所定量に設定し、材料である棒鋼を、入側に位置するボックスガイド14を経て角型カリバ13aに供給し、圧延(往パス圧延)を行う。圧延された棒鋼はロール12から排出され、出側に位置するボックスガイド14で受けられる。図示されていない圧下装置によりロール12の間隙が制御され、カリバ13aの間隔が狭められる。一方、ボックスガイド14で受けられた棒鋼は90度旋回され、再び同じ角型カリバ13aに供給され、圧延(復パス圧延)が行われ、圧延された棒鋼は先の入側のボックスガイド14で受けられる。つまり、同一の角型カリバ13aで二回(場合によっては更なる回数)の圧延がなされるのである。
【0026】
この圧延における棒鋼の寸法の変化についてみると、最初、厚さT1×幅B1であった棒鋼は、往パス圧延後、厚さT2×幅B2となる。この状態で前述の如く90度旋回されて、復パス圧延のため角型カリバ13aに供給されるので、角型カリバ13aに供給される際の棒鋼の寸法は、厚さT3(=B2)×幅B3(=T2)となる。復パス圧延後の棒鋼は、厚さT4×幅B4となる。ロール12の角型カリバ13aの入側及び出側にあるボックスガイド14の開口寸法が変えられるようになっているので、一つのカリバを復数回パスさせての圧延が可能となる。カリバが一つでよいことから、ロール12の長さを短くすることができ、ロール原単位を向上することができる。なお、図4中の符号で、13bは楕円カリバ、13cは円カリバ、13dは楕円カリバ、13e、13fは円カリバである。
【0027】
この結果、本発明に係るボックスガイド14を使用することにより、角型カリバでの棒鋼リバース圧延に不可欠なミルガイド、即ち、ボックスガイドの数、ロールの軸方向の位置合わせシフトが減少し、ボックスガイド14の油圧シリンダ27による一挙動の切り換え操作で高能率な棒鋼のリバース圧延を行うことが可能になる。
【0028】
図1乃至図3に示した実施形態では、軸22、ローラ24、ガイド板25、傾斜ガイド26、油圧シリンダ27等が切り換え手段を構成している。切り換え手段としては種々の構成のものが採用可能であり、他の構成を採用した第2の実施形態を図5乃至7に示す。図5には第2の実施形態に係るミルガイド(ボックスガイド)の側面視、図6にはその平面視、図7にはピン支持部の断面を示す。
以下、これらの図面に基づき第2の実施形態につき説明する。尚、図1乃至図4に示した部材と同一の部材には同一符号を付して示し、重複した説明は省略する。
【0029】
リバースミル11におけるロール12の入側と出側に棒鋼案内用のミルガイド(ボックスガイド)31が配置される。ボックスガイド31は各カリバ13に連続するように配置される。ボックスガイド31は、横断面形状が角筒型をなす本体部32を備え、本体部32の中央上下には上側ガイド片16及び下側ガイド片17が固定されている。上側ガイド片16及び下側ガイド片17の外側における本体部32の両側部には対称な形状の側部ガイド片33が配設されている。これらの側部ガイド片33は、切り換え手段である開閉機構30によって水平面内で回動可能とされており、一端が開き側で他端が閉じ側に、又は一端が閉じ側で他端が開き側に回動されるようになっている。
【0030】
即ち、図5乃至図7に示すように、側部ガイド片33の中間部位には2本の第2縦ピン34が鉛直方向にそれぞれ貫通して支持されている。2本の第2縦ピン34の位置に対応した位置において本体部32上には、中心部にガイド溝35が形成されたリングギヤ(ウォームホイール)36a,36b及びリングギヤ(ウォームホイール)36c,36dが回転自在に支持されている。各第2縦ピン34は、対応するリングギヤ36a,36b,36c,36dの中心O1 から偏心して各リングギヤ36a,36b,36c,36dにそれぞれ嵌合している。第2縦ピン34の中心を図7では「O2 」で示す。リングギヤ36a,36bのガイド溝35に第2縦ピン34の頭部34aが嵌合し、また同様に、リングギヤ36c,36dのガイド溝35に第2縦ピン34の頭部34aが嵌合している。リングギヤ36aと36b及びリングギヤ36cと36dとが互いに逆向きに回転することにより、2本の縦ピン34がリングギヤ36a,36b,36c,36dの回転中心を中心にして円弧状に互いに反対方向に旋回移動(公転)する。2本の縦ピン34が旋回移動することにより、側部ガイド片33は水平軸回りに回動される。
【0031】
図5、図7に示すように、本体部32の底板のピン受孔34cには偏心駒34bが回動自在に支持され、側部ガイド片33を縦に貫通する第2縦ピン34の下端部は偏心駒34bを介して本体部32の底板のピン受孔34cに円弧状に移動可能に支持されている。
【0032】
本体部32の上部にはパスラインに直交する方向に延びる回転軸37が、本体部32上に設けられた軸受45を介して回転可能に支持されている。回転軸37は、リングギヤ36aと36bとの間及びリングギヤ36cと36dとの間に配された状態になっている。回転軸37のリングギヤ36a,36b間及びリングギヤ36c,36d間のそれぞれの位置には左右逆方向にねじ部が形成されたウォーム38,39が設けられ、ウォーム38はリングギヤ36a,36bに噛み合い、ウォーム39はリングギヤ36c,36dに噛み合っている。つまり、回転軸37の回転により、ウォーム38,39を介して各側部ガイド片33のリングギヤ36a,36b及びリングギヤ36c,36dは互いに逆方向に回転される。
【0033】
回転軸37の中央部にはウォームギヤ(ウォームホイール)42が固定されている。本体部32には駆動手段としての油圧モータ41が設けられ、油圧モータ41の駆動軸には、ウォームギヤ42に噛み合うウォーム40が取り付けられている。この例では、回転軸37上のウォームギヤ42にその上側からウォーム40が噛み合っている。油圧モータ41の駆動によるウォーム40の回転により、ウォーム40と噛み合うウォームギヤ42が回転すると共にウォームギヤ42を一体に備える回転軸37が回転し、回転軸37の回転によりウォーム38,39を介してリングギヤ36a,36b及びリングギヤ36c,36dが回転する。これにより、側部ガイド片33が所定の状態に開閉する。リングギヤ36a,36b及びリングギヤ36c,36dの回転角度は油圧モータ41に装備されたエンコーダ43により検知される。図中44は、上述の開閉機構30のウォーム38,39、リングギヤ36a,36b及びリングギヤ36c,36d等を覆うカバーである。
【0034】
尚、開閉機構30としては、上記実施形態に限定されず、他の動力伝達機構を採用することも可能である。
【0035】
次に、上記構成のボックスガイド31による棒鋼の案内作用について説明する。
油圧モータ41の正逆いずれかの駆動により、ウォーム40が回転し、ウォーム40と噛み合うウォームギヤ42と共に回転軸37が一方向に回転する。回転軸37が回転することにより、回転軸37上のウォーム38,39と噛み合っているリングギヤ36a,36b及び36c,36dが回転する。ミル11に向かった状態で当該ボックスガイド31の左側(図6中上側)に位置する側部ガイド片33について見ると、ウォーム38の回転により側部ガイド片33のリングギヤ36a,36bが互いに逆方向に回転する。側部ガイド片33を支持する第2縦ピン34は、リングギヤ36a,36bの中心に対し偏心して支持されているので、リングギヤ36a,36bが回転することにより、第2縦ピン34はリングギヤ36a,36bにより連れ回され、リングギヤ36a,36bの中心O1 を中心とし、偏心量δを半径として旋回移動(公転)される。たとえば、リングギヤ36a側の第2縦ピン34は図6中時計回りに旋回移動し、リングギヤ36b側の第2縦ピン34が図6中反時計回りに旋回移動する。つまり、リングギヤ36a側の第2縦ピン34が内側に移動し、リングギヤ36b側の第2縦ピン34が外側に移動するのである。よって、この側部ガイド片33は反時計回り方向に傾動し、先端(図6中右端)が開き側に、後端(図6中左端)が閉じ側に移動することになる。
【0036】
ミル11に向かった状態で右側(図6中下側)の側部ガイド片33も同様に、ウォーム38の回転により側部ガイド片33のリングギヤ36c,36dが互いに逆方向に回転する。側部ガイド33を支持する第2縦ピン34は、リングギヤ36c,36dの中心に対し偏心して支持されているので、リングギヤ36c,36dが回転することにより、第2縦ピン34はリングギヤ36c,36dにより連れ回され、リングギヤ36c,36dの中心O1 を中心とし、偏心量δを半径として旋回移動(公転)される。たとえば、リングギヤ36c側の第2縦ピン34は図6中反時計回りに旋回移動し、リングギヤ36d側の第2縦ピン34が図6中時計回りに旋回移動する。つまり、リングギヤ36c側の第2縦ピン34が内側に移動し、リングギヤ36d側の第2縦ピン34が外側に移動するのである。よって、この側部ガイド片33は時計回り方向に傾動し、先端(図6中右端)が開き、後端(図6中左端)が閉じる状態に移動することになる。
【0037】
これにより、ボックスガイド31をリバースミル11の出側ガイドの状態、つまり棒鋼を受け入れる先端側を開き、案内する後端側を閉じた状態にすることができる。油圧モータ41を反対方向に駆動すると、上述とは逆に側部ガイド片33が傾動し、先端側が閉じ、後端側が開く状態に移行する。これにより、ボックスガイド31をリバースミル11の入側ガイドの状態にすることができる。
【0038】
上述の操作は、エンコーダ43によりリングギヤ36a,36b及びリングギヤ36c,36dの回転角度を監視することで、自動的に行うことができる。即ち、リバースミル11の両側にボックスガイド31を配置し、交互に一方を入側の状態に、他方を出側の状態に切り換えセットすることで、ボックスガイド31を交換することなく一つのカリバを往復パスする棒鋼の圧延が可能になり、角型カリバでの棒鋼リバース圧延に不可欠なミルガイド、即ち、ボックスガイドの数、ロールの軸方向の位置合わせシフトが減少し、ボックスガイド31の油圧モータ41による駆動の一挙動の切り換え操作で高能率な棒鋼のリバース圧延を行うことが可能になる。
【0039】
次に、本発明に係るミルガイドの第3の実施形態について説明する。
図8には第3の実施形態に係るミルガイド(ボックスガイド)の側面視、図9には図8中のIX-IX 線矢視、図10、図11にはその平面視を示してある。
【0040】
本実施形態に係るボックスガイド51は、本体部52の後端部側における側壁にそれぞれ側部ガイド片53を水平方向面内で回動可能に支持し、先端側を開き方向に付勢する圧縮コイルばね54により一対の側部ガイド片53を連結し、圧縮コイルばね54の付勢力に抗して楔機構55により一対の側部ガイド片53を開閉し、一対の側部ガイド片53を先端開き、又は先端閉じ状態に調節できるようにしたものである。また、上側ガイド片56を傾動可能に構成している。
【0041】
リバースミル11におけるロール12の入側と出側には棒鋼案内用のボックスガイド51が配置される。ボックスガイド51は各カリバ13に連続するように配置される。図8乃至図11に示すように、ボックスガイド51は、横断面形状が角筒型をなす本体部52を備え、本体部52内には、本体部52の天板に設けられた高さ調整式吊ボルト57により上側ガイド片56が支持されている。上側ガイド片56には、高さ調整式吊ボルト57を挟んで設けられた二本の傾斜調節用ボルト58が連結し、これらを調整することにより上側ガイド片56は傾動可能とされている。また、本体部52内の底部には下側ガイド片59が固定されている。本体部52の後端部(図10、図11中右側)側において側壁にはそれぞれアイプレート60が設けられ、アイプレート60に側部ガイド片53の後端がそれぞれピンにより回動可能に支持されている。
【0042】
側部ガイド片53の先端側(図10、図11中左側)同士は圧縮コイルばね54により連結され、一対の側部ガイド片53はこの圧縮コイルばね54により先端側が開く方向に付勢されている。図9に示すように、本体部52には鉛直方向に往復動作される楔機構55が内蔵されている。楔機構55の下方への押し込み動作により、一対の側部ガイド片53は圧縮コイルばね54の付勢力に抗して開き方向に回動される。
【0043】
図9に示すように、楔機構55は、下端と本体部52の底面との間にコイルばね61を挟んで上方に自動復帰する楔本体62を備え、楔本体62の内側には、上から下にかけて外側に傾斜する斜面63が形成されている。側部ガイド片53の外側面(背面)には楔本体62の斜面63と摺動する斜面を有するブロック64が設けられている。楔本体62の上部にはロッド66が設けられ、ロッド66は、本体部52の天板を貫通して突出している。ロッド66には、図示されていないシリンダ等(例えば、ミル側のシリンダ等)が連結される。これらのシリンダによりロッド66を下方に押し込むことにより、楔本体62はコイルばね61の付勢力に抗して押し込まれ、斜面63及びブロック64を介して側部ガイド片53は内側に押される。つまり、一対の側部ガイド片53は閉じ側に回動されるのである。なお、本体部52の後部の下部には、棒鋼をガイドするためのガイドローラ65が設けられている。このガイドローラ65の上面は、前記下側ガイド片59のほぼ延長上に位置する。
【0044】
上側ガイド片56の開き、閉じの切り換え機構及び側部ガイド片53の開き、閉じの切り換え機構は上記実施形態例に限定されず、他の機構を用いることも可能である。
【0045】
次に、上記構成のボックスガイド51による棒鋼の案内作用について説明する。
ボックスガイド51では、シリンダ等の駆動により楔機構55における楔本体62のロッド66を押し込むことで、図11に示したように、一対の側部ガイド片53は圧縮コイルばね54の付勢力に抗して開閉され、先端が閉側に保持される。即ち、この状態がリバースミル11への入側のボックスガイド51として用いる場合のセット状態を示している。図10の上側ガイド片56及び側部ガイド片53の先端閉じ状態からシリンダ等を縮動すると、図10に示したように、一対の側部ガイド片53は圧縮コイルばね54の付勢力によって開閉され、先端が開き側に切り換えられて保持される。即ち、リバースミル11への出側のボックスガイド51としてセットできる状態が得られる。
【0046】
これにより、ボックスガイド51を交換することなく1つのカリバを往復パスする棒鋼圧延が可能になり、角型カリバでの棒鋼リバース圧延に不可欠なミルガイド、即ち、ボックスガイドの数、ロールの軸方向の位置合わせシフトが減少し、更にボックスガイド51の楔機構55の動作による一挙動の切り換え操作で高能率な棒鋼のリバース圧延を行うことが可能になる。
【0047】
【発明の効果】
第1の発明に係るリバースミルのミルガイドによれば、棒鋼の側部を案内する一対の側部ガイド片を水平面内で回動可能に設け、前記側部ガイド片を、一端が開き側で他端が閉じ側、又は一端が閉じ側で他端が開き側となるように開閉可能とし、前記一対の側部ガイド片の開閉方向を切り換える切り換え手段を設けてなり、前記切り換え手段が、前記側部ガイド片に設けられた従動部と、前記従動部に係合する斜面を有する駆動ガイドと、前記従動部と前記斜面との係合により前記従動部と共に前記側部ガイド片を移動させるべく前記駆動ガイドを往復動させる駆動手段とから構成されてものとしたので、駆動ガイドを往復動させることにより、一対の側部ガイド片を開閉することができる。従って、入側及び出側のミルガイドとして使用できるようになり、その結果、ミルガイドを交換することなく一つのカリバを往復パスする棒鋼圧延が可能になり、ロールの角型カリバの数を減じ、角型カリバでの棒鋼リバース圧延に不可欠なミルガイドの数、ロールの軸方向の位置合わせシフトが減少し、切り換え手段による一挙動の切り換え操作で高能率な棒鋼のリバース圧延を行うことが可能になる。
【0048】
【0049】
【0050】
第2の発明に係るリバースミルのミルガイドによれば、リバースミルのロール入側・出側に備えられる棒鋼案内用のミルガイドであって、棒鋼の側部を案内する一対の側部ガイド片を水平面内で回動可能に設け、前記側部ガイド片を、一端が開き側で他端が閉じ側、又は一端が閉じ側で他端が開き側となるように開閉可能とし、前記一対の側部ガイド片の開閉方向を切り換える切り換え手段を設けてなり、前記切り換え手段が、前記側部ガイド片を2個のピンで支持し、前記2個のピンをパスラインと直交する方向において互いに反対方向に移動させることにより、前記側部ガイド片を、一端が開き側で他端が閉じ側、又は一端が閉じ側で他端が開き側となるように開閉する開閉機構であるので、各側部ガイド片に設けられている2個のピンをパスラインと直交する方向において互いに逆方向に移動することにより、側部ガイド片を開閉することができ、入側及び出側のミルガイドとして使用できるようになり、その結果、ミルガイドを交換することなく一つのカリバを往復パスする棒鋼圧延が可能になり、ロールの角型カリバの数を減じ、角型カリバでの棒鋼リバース圧延に不可欠なミルガイドの数、ロールの軸方向の位置合わせシフトが減少し、切り換え手段による一挙動の切り換え操作で高能率な棒鋼のリバース圧延を行うことが可能になる。
【0051】
第3の発明に係るリバースミルのミルガイドによれば、上記第2の発明における開閉機構を、前記ピンに設けられた歯車と、前記歯車を一斉に回転させて前記側部ガイド片を、一端が開き側で他端が閉じ側、又は一端が閉じ側で他端が開き側となるように開閉させる駆動手段とで構成し、開閉機構の駆動手段による歯車の回転により、ピンを介して全ての側部ガイド片が開閉されるようにしたので、上記効果に加えて、全ての側部ガイド片を一斉に開閉操作することができ、入側と出側との切り換えが素早く行うことができるようになる。
【0052】
【0053】
更に、いずれの発明においても、カリバの数を減らすことができることから、ロールの長さが短くなり、ロール原単位の改善が図れ、カリバの加工にかかる時間も短縮できる。また、入側、出側の開き量を変えられることから、複数又は全てのカリバに対しミルガイドを共用することができ、設置するミルガイドの数を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るミルガイドの第1の実施形態の側面図である。
【図2】 図1中のII-II 線矢視図である。
【図3】 図2中のIII-III 線矢視図である。
【図4】 ロールカリバの要部側面図である。
【図5】 本発明に係るミルガイドの第2の実施形態の側面図である。
【図6】 図5の平面図である。
【図7】 図5、図6に示した実施形態の第2縦ピン支持部の断面図である。
【図8】 本発明に係るミルガイドの第3の実施形態の側面図である。
【図9】 図8中のIX-IX 線矢視図である。
【図10】 図8の平面図である。
【図11】 図10とは状態を異にする図8の平面図である。
【図12】 棒鋼圧延用のリバースミル近傍の平面図である。
【図13】 リバースミルのロール型溝(ロールカリバ)の配列状況説明図である。
【符号の説明】
11 リバースミル
12 リバースミルのロール
13 ロール型溝(カリバ)
14,31,51 ミルガイド(ボックスガイド)
15,32,52 ミルガイドの本体部
16,56 上側ガイド片
17,59 下側ガイド片
19 偏心スリーブ
20 縦ピン
21,33,53 側部ガイド片
22 軸
23 横長孔
24 ローラ
25 ガイド板
26 傾斜ガイド
30 開閉機構
34 第2縦ピン
35 ガイド溝
36a,36b,36c,36d リングギヤ
37 回転軸
38,39 ウォーム
40 ウォーム
41 油圧モータ
42 ウォームギヤ(ウォームホイール)
54 圧縮コイルばね
55 楔機構
62 楔本体
63 斜面
64 ブロック
Claims (3)
- リバースミルのロール入側・出側に備えられる棒鋼案内用のミルガイドであって、
棒鋼の側部を案内する一対の側部ガイド片を水平面内で回動可能に設け、
前記側部ガイド片を、一端が開き側で他端が閉じ側、又は一端が閉じ側で他端が開き側となるように開閉可能とし、
前記一対の側部ガイド片の開閉方向を切り換える切り換え手段を設けてなり、
前記切り換え手段が、
前記側部ガイド片に設けられた従動部と、
前記従動部に係合する斜面を有する駆動ガイドと、
前記従動部と前記斜面との係合により前記従動部と共に前記側部ガイド片を移動させるべく前記駆動ガイドを往復動させる駆動手段とから構成されていることを特徴とするリバースミルのミルガイド。 - リバースミルのロール入側・出側に備えられる棒鋼案内用のミルガイドであって、
棒鋼の側部を案内する一対の側部ガイド片を水平面内で回動可能に設け、
前記側部ガイド片を、一端が開き側で他端が閉じ側、又は一端が閉じ側で他端が開き側となるように開閉可能とし、
前記一対の側部ガイド片の開閉方向を切り換える切り換え手段を設けてなり、
前記切り換え手段が、
前記側部ガイド片を2個のピンで支持し、
前記2個のピンをパスラインと直交する方向において互いに反対方向に移動させることにより、前記側部ガイド片を、一端が開き側で他端が閉じ側、又は一端が閉じ側で他端が開き側となるように開閉する開閉機構であることを特徴とする
リバースミルのミルガイド。 - 請求項2に記載のリバースミルのミルガイドおいて、
前記開閉機構が、
前記ピンに設けられた歯車と、
前記歯車を一斉に回転させて前記側部ガイド片を、一端が開き側で他端が閉じ側、又は一端が閉じ側で他端が開き側となるように開閉させる駆動手段とから構成されていることを特徴とするリバースミルのミルガイド。
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