JP3898052B2 - 変調解析装置 - Google Patents

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Description

【0001】
<技術分野>
本発明は変調解析装置に係り、特に、移動体通信システムを典型例とする各種通信システムの端末における変調解析を行う変調解析装置に関する。
【0002】
<背景技術>
移動体通信システムの端末の特性評価の一つに、IQ入力による変調解析がある。
【0003】
これは、例えば、携帯電話に組み込まれた変復調ICのデバイス評価に結びつくものであり、端末のみならず通信システムを構成する機器及びデバイスの製造及び検査において重要事項である。
【0004】
かかる変調解析装置の従来例を図3及び図4を参照して説明する。
【0005】
図3において、参照符号10は、供試機としての、例えば、移動体通信システムの無線機(携帯電話)である。
【0006】
この無線機(携帯電話)10は、ベースバンド部10A、直交変調部10B、周波数変換部10C等からなる。
【0007】
そして、これらの一部の機能は、図示しない変復調ICにより実現されている。
【0008】
変調解析装置本体20からは、前記無線機(携帯電話)10のベースバンド部10Aからのベースバンド(変調)信号の同相成分I及び直交成分Qを受けるためのプローブ20Bを端部に有する測定ケーブル20Aが導出されている。
【0009】
この変調解析装置本体20には、表示部20C及び操作部20D等が設けられている。
【0010】
そして、図4に示すように、変調解析装置本体20内に設けられている増幅器22、アナログ/デジタル変換器(ADC)23を通して前記無線機(携帯電話)10の直交変調部10Bへの変調信号の同相成分I及び直交成分Qが解析処理に供されるようになされている。
【0011】
供試機である無線機の変調信号は不平衡伝送形式であるのが一般的であった。
【0012】
しかし、近時に至り、低電圧動作型のICが製作されるに及んで、平衡伝送形式の変調信号を取り扱う無線機も出現している。
【0013】
かかる平衡伝送形式の変調信号の無線機の変調解析を、上述した変調解析装置で行う場合には、変調解析装置の入力段に平衡/不平衡変換器を設置する必要がある。
【0014】
このため、上述した従来の変調解析装置においては、供試機が平衡伝送形式か不平衡伝送形式かによって平衡/不平衡変換器を取り付けたり、外したりする必要があるため、供試機を含む通信システムの評価をスムーズに行うことができないという問題があった。
【0015】
<発明の開示>
本発明の目的は、供試機で取り扱われる変調信号が平衡伝送形式及び不平衡伝送形式のどちらの場合であっても、簡単に変調解析を行うことが可能な変調解析装置を提供することにある。
【0016】
本発明の一態様によると、
供試機の直交変調部に入力される変調信号の反転同相成分及び非反転同相成分と、該変調信号の反転直交成分及び非反転直交成分とを取り込む各一対の信号ライン(32A,32B)と、
前記各一対の信号ラインからの、前記変調信号の反転同相成分及び非反転同相成分と、該変調信号の反転直交成分及び非反転直交成分とをそれぞれ演算する演算器(34A,34B)と、
前記演算器からの出力をそれぞれアナログ/デジタル変換するアナログ/デジタル変換部(35A,35B)と、
前記アナログ/デジタル変換部からの出力をそれぞれ記憶する波形記憶メモリ(36)と、
前記波形記憶メモリから記憶データを読み出して所定の演算処理を行うことにより、前記供試機の直交変調部に入力される変調信号の変調特性を解析する変調特性解析部(37)と、
前記変調特性解析部による解析結果を表示する表示部(38)と、
前記各一対の信号ラインのそれぞれ一方に設けられ、当該信号ラインを接地することにより、平衡伝送形式の変調信号を伝送する状態から不平衡伝送形式の変調信号を伝送する状態に切り換える平衡/不平衡切換部(43A,43B)と、
を備える変調解析装置が提供される。
【0017】
本発明の変調解析装置によれば、平衡、不平衡伝送形式のどちらのIQ入力の供試機であっても、測定者により平衡/不平衡切換部(43A,43B)を切り換え操作することにより、変調信号の同相成分及び直交成分を取り込む信号ラインを平衡又は不平衡伝送形式とすることができるので、平衡/不平衡変換器の取り付け及び取り外しが不要にして、直接に変調信号の同相成分及び直交成分を取り込んで変調解析することができ、もって通信システムの評価をスムーズに行うことができる。
【0018】
<発明を実施するための最良の形態>
以下、本発明に係る変調解析装置の一実施形態を図1及び図2並びに図5及び図6を参照して説明する。
【0019】
図1において、携帯電話等の供試機10には、例えば、ANALOG DEVICE社からGSM 3V IF Subsystem AD6432として市販されているような変復調IC11が組み込まれている。
【0020】
そして、この変復調IC11からは、ベースバンド信号の非反転同相成分In及び反転同相成分Iiと、ベースバンド信号の非反転直交成分Qn及び反転直交成分Qiとが導出されている。
【0021】
一方、変調解析装置本体30からは、図示しないコネクタ等を介して各一対の測定ケーブル31A、31Bが導出されている。
【0022】
これらの各一対の測定ケーブル31A、31Bの先端には、各一対のプローブ30A、30Bが設けられている。
【0023】
また、変調解析装置本体30において、表示部38を有するパネル42には、平衡不平衡切換スイッチ42A及びオフセットキャンセルスイッチ42Bが設けられている。
【0024】
図2に示すように、変調解析装置本体30の内部には、各一対の測定ケーブル31A、31Bを介し、上記変復調IC11から変調信号としての非反転及び反転同相成分In、Iiと、非反転及び反転直交成分Qn、Qiを取り込む各一対の信号ライン32A、32Bが設けられている。
【0025】
また、変調解析装置本体30には、各一対の信号ライン32A、32Bに伝送される信号を増幅する各一対の増幅器33A、33Bが設けられている。
【0026】
この各一対の増幅器33A、33Bからの各出力は、同相成分Iと直交成分Qとに分けて一対の加算器34A、34Bによりそれぞれ加算される。
【0027】
そして、この一対の加算器34A、34Bからの各加算出力は、一対のアナログ/デジタル変換器(ADC)35A、35Bによりデジタル値に変換された後、波形記憶メモリ36に入力されて記憶される。
【0028】
この波形記憶メモリ36からの記憶データは、変調特性解析部37に読み出されて所定の演算処理が行われる。
【0029】
すなわち、前記供試機の直交変調部に入力される変調信号の変調特性を解析する変調特性解析部37は、例えば、マイクロプロセッサやデジタルシグナルプロセッサ等からなり、波形記憶メモリ36に一旦記憶された前記一対の加算器34A、34Bからの各加算出力を読み出して、変調度や変調精度等の演算を行う。
【0030】
この変調特性解析部37による解析結果は、表示部38にて表示される。
【0031】
また、本実施形態による変調解析装置本体30には、一対のオフセットキャンセル回路39A、39Bが備えられている。
【0032】
この一対のオフセットキャンセル回路39A、39Bは、それぞれ、前記各一対の信号ライン32A、32Bの非反転側に設けられており、制御部41からのオフセットキャンセル信号S2に応動して、各一対の信号ライン32A、32Bに伝送される信号のオフセット成分をキャンセルする。
【0033】
すなわち、この一対のオフセットキャンセル回路39A、39Bは、それぞれ、一対のスイッチ391及び一対のコンデンサ392からなり、不平衡入力時に、制御部41からオフセットキャンセル信号S2が与えられると、一対のスイッチ391を一対のコンデンサ392側に閉じることにより、各一対の信号ライン32A、32B上のオフセット成分を一対のコンデンサ392によりキャンセルするようにしたものである。
【0034】
なお、図2に示されるように、この一対のスイッチ391は,各一対の信号ライン32A、32Bの非反転側に伝送される信号を一対のコンデンサ392を介して伝送するか、一対のコンデンサ392を介さずに伝送するかが切換可能に構成されている。
また、本実施形態による変調解析装置本体30には、一対の平衡/不平衡切換部43A,43Bが備えられている。
【0035】
この一対の平衡/不平衡切換部43A,43Bは、前記各一対の信号ライン32A,32Bの反転入力側に設けられており、制御部41からの平衡/不平衡切換信号S3に応動して各一対の信号ライン32A,32Bの平衡/不平衡伝送の切換を行う。
【0036】
すなわち、この一対の平衡/不平衡切換部43A,43Bは、それぞれ、スイッチ431からなり、不平衡入力時には一対のスイッチ431を接地側に閉じることにより、前記各一対の増幅器33A,33Bの入力を接地する。
【0037】
また、平衡入力時には、一対のスイッチ431をプローブ30A、30B(Ii,Qi)側に閉じることにより、前記各一対の増幅器33A,33Bに反転同相信号Ii、反転直交信号Qiが入力される状態に切り換える。
【0038】
さらに、また、本実施形態による変調解析装置本体30には、各一対のインピーダンス切換部40A、40Bが備えられている。
【0039】
この各一対のインピーダンス切換部40A、40Bは、前記各一対の信号ライン32A、32Bに設けられ、制御部41からの切換信号S1に応動して、各一対の信号ライン32A、32Bに伝送される信号の平衡/不平衡切換を行う。
【0040】
すなわち、この各一対のインピーダンス切換部40A、40Bは、それぞれ、高抵抗値Ru(例えば、1MΩ)である抵抗401と、低抵抗値Rb(例えば、50Ω)である抵抗402及びスイッチ403の直列回路とを並列接続したものである。
【0041】
そして、この各一対のインピーダンス切換部40A、40Bの一端は、それぞれ、前記各一対の信号ライン32A、32Bに接続され、各一対のインピーダンス切換部40A、40Bの他端は接地されている。
【0042】
本実施形態における制御部41は、測定者がパネル42に設けられた平衡/不平衡切換スイッチ42A、オフセットキャンセルスイッチ42B及びインピーダンス切換スイッチ42Cを操作することにより信号S3,S2,S1を発生させる。
【0043】
また、この制御部41は、本実施形態の装置の各部の制御を司る。
【0044】
次に、上記のように構成された本実施形態の変調解析装置の作用を説明する。
【0045】
先ず、測定者は、変調解析装置本体30から導出された測定ケーブル31A、31Bのプローブ30A、30Bを、携帯電話等の供試機10の変復調IC11に接続し、変復調IC11からの変調信号In、Ii、Qn、Qiを該変調解析装置本体30内に入力する。
【0046】
この場合、変復調IC11が平衡型である場合は、測定者は、平衡不平衡切換スイッチ42Aを操作する。
【0047】
これにより制御部41は、平衡/不平衡切換信号S3を一対の平衡/不平衡切換部43A、43Bに与える。
【0048】
この平衡/不平衡切換信号S3が与えられた一対の平衡/不平衡切換部43A、43Bは、それぞれ、スイッチ431を接地側に閉じる。
【0049】
なお、変復調IC11が平衡型である場合、測定者は、平衡不平衡切換スイッチ42Aを操作しない。
【0050】
この場合、制御部41は、平衡/不平衡切換信号S3を各平衡/不平衡切換部43A、43Bに与えない。
【0051】
さらに、測定者が、インピーダンス切換スイッチ42Cを操作すると、制御部41は切換信号S1を各一対のインピーダンス切換部40A、40Bに与える。
【0052】
切換信号S1が与えられた各一対のインピーダンス切換部40A、40Bは、それぞれ、スイッチ403を閉じる。
【0053】
これにより、各一対のインピーダンス切換部40A、40Bの抵抗値は、Ru//Rbとなる。
【0054】
また、測定者が、インピーダンス切換スイッチ42Cを操作しないと、制御部41は切換信号S1を各インピーダンス切換部40A、40Bに与えず、インピーダンス切換部40A、40Bの抵抗値はRuとなる。
【0055】
一例として、Ruは1MΩ、Rbは50Ωであり、この場合、インピーダンス切換スイッチ42Cを操作して、切換信号S1を与えると、各一対のインピーダンス切換部40A、40Bの抵抗値はRu//Rb 50Ωとなり、インピーダンス切換スイッチ42Cを操作しないと、インピーダンス切換部40A、40Bの抵抗値はRu=1MΩとなる。
【0056】
このように、測定者の操作により、不平衡入力及び平衡入力のいずれにも対応し、且つ入力インピーダンスの切り換えにも対応して前記各一対の増幅器33A、33B以降の各部にIQ信号を与えることができ、変調解析を行うことが可能となる。
【0057】
なお、以上のような不平衡入力及び平衡入力の切り換え、前記各一対の信号ラインから到来するオフセットをキャンセルするか否かの切り換え、及び入力インピーダンスの切り換え設定は、制御部41の制御の下に表示部38の画面上で行うこともできる。
【0058】
図5及び図6は、このような表示部38の画面上で行われる設定画面の一例を示している。
【0059】
この場合、図5の設定画面では、入力形態としてのRF,平衡入力IQ−balance、不平衡入力IQ−DC,IQ−ACのうち、反転表示による不平衡入力IQ−DCが選択されていることを示している。
【0060】
また、図6の設定画面では、入力インピーダンス50Ω,1MΩのうち、反転表示による50Ωが選択されていることを示している。
【0061】
図7は、上述した実施形態の変形例として、前記各一対の増幅器33A、33Bの入力バイアス電流Ibによるオフセット電圧をキャンセルする構成を取り入れた変形例の一部を示している。
【0062】
すなわち、この変形例では、前記各一対の増幅器33A、33Bの各出力を加算する一対の増幅器34A、34Bと、一対のADC35A,35Bとの間に一対の加算器45を接続すると共に、この一対の加算器45の各入力他端に一対の可変電圧発生器46を接続するようにしている。
【0063】
そして、この場合、制御部41の制御の下に、前記各一対の信号ライン32A、32Bがとる入力インピーダンス25Ω,50Ω,1Ω,1MΩに応じて前記各一対の増幅器33A、33Bのバイアス電流Ibによるオフセット電圧Ib×25Ω,Ib×50Ω,Ib×1Ω,Ib×1MΩを打ち消すようなオフセット補償電圧を一対の可変電圧発生器46から一対の加算器45の各入力他端に加えるようになされている。
【0064】
以上のように本実施形態によれば、従来のように平衡/不平衡変換器を取り付けたり、外したりする必要を無くして、変調解析を行うことができ、通信システムの評価をスムーズに行うことができるようになる。
【0065】
以上述べたように本発明によれば、直交変調部を含む通信システムの変調信号の同相成分及び直交成分を取り込み、該信号に基づき少なくとも前記直交変調部の変調特性を解析する変調解析装置において、前記変調信号の同相成分及び直交成分を取り込む信号ラインに平衡/不平衡切換部と、伝送路のインピーダンスを選択的に設定するインピーダンス切換部とを設けることにより、平衡、不平衡のどちらのIQ入力の供試機であっても、測定者により平衡/不平衡切換部とインピーダンス切換部とを操作することにより、変調信号の同相成分及び直交成分を取り込む信号ラインを所望のインピーダンスで平衡又は不平衡伝送形式とすることができるので、平衡/不平衡変換器の取り付け及び取り外しが不要にして、直接に変調信号の同相成分及び直交成分を取り込んで変調解析することができ、もって通信システムの評価をスムーズに行うことが可能な変調解析装置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明に係る変調解析装置の一実施形態の概略的な構成を示す説明図である。
【図2】 図2は、図1に示す本発明に係る変調解析装置内の詳細な構成を示すブロック図である。
【図3】 図3は、従来の変調解析装置の概略的な構成を示す説明図である。
【図4】 図4は、図3に示す従来例の変調解析装置内の一部の詳細な構成を示すブロック図である。
【図5】 図5は、図2に示す本発明に係る変調解析装置による設定画面を例示する図である。
【図6】 図6は、図2に示す本発明に係る変調解析装置による設定画面を例示する図である。
【図7】 図7は、図1の各一対の増幅器33A、33Bのバイアス電流Ibによるオフセットを補償する構成を取り入れた変形例を示すブロック図である。

Claims (15)

  1. 供試機の直交変調部に入力される変調信号の反転同相成分及び非反転同相成分と、該変調信号の反転直交成分及び非反転直交成分とを取り込む各一対の信号ラインと、
    前記各一対の信号ラインからの、前記変調信号の反転同相成分及び非反転同相成分と、該変調信号の反転直交成分及び非反転直交成分とをそれぞれ演算する演算器と、
    前記演算器からの出力をそれぞれアナログ/デジタル変換するアナログ/デジタル変換部と、
    前記アナログ/デジタル変換部からの出力をそれぞれ記憶する波形記憶メモリと、
    前記波形記憶メモリから記憶データを読み出して所定の演算処理を行うことにより、前記供試機の直交変調部に入力される変調信号の変調特性を解析する変調特性解析部と、
    前記変調特性解析部による解析結果を表示する表示部と、 前記各一対の信号ラインのそれぞれ一方に設けられ、当該信号ラインを接地することにより、平衡伝送形式の変調信号を伝送する状態から不平衡伝送形式の変調信号を伝送する状態に切り換える平衡/不平衡切換部と、
    を備える変調解析装置。
  2. 前記供試機の直交変調部に入力される変調信号の反転同相成分及び非反転同相成分と、該変調信号の反転直交成分及び非反転直交成分は、専用の変復調ICから導出される、ベースバンド信号の非反転同相成分In及び反転同相成分Iiと、ベースバンド信号の非反転直交成分Qn及び反転直交成分Qiとであることを特徴とする請求項1に記載の変調解析装置。
  3. 前記平衡/不平衡切換部は、
    変調解析装置本体におけるパネルに設けられた平衡不平衡切換スイッチを含むことを特徴とする請求項1に記載の変調解析装置。
  4. 前記平衡/不平衡切換部は、
    前記各一対の信号ラインの反転入力側に設けられ、前記平衡不平衡切換スイッチの操作に基づく平衡/不平衡切換信号に応動して前記各一対の信号ラインの平衡/不平衡伝送の切換を行う一対の平衡/不平衡切換部でなることを特徴とする請求項3に記載の変調解析装置。
  5. 前記一対の平衡/不平衡切換部は、
    一対のスイッチからなり、前記平衡不平衡切換スイッチの操作に基づく不平衡入力時には前記一対のスイッチを接地側に閉じることを特徴とする請求項4に記載の変調解析装置。
  6. 前記平衡不平衡切換スイッチの非操作に基づく平衡入力時には、前記一対のスイッチを前記供試機の直交変調部側に閉じることにより、前記反転同相信号及び反転直交信号が入力される状態に切り換える請求項4に記載の変調解析装置。
  7. 前記変調解析装置は、
    変調解析装置本体におけるパネルに設けられたオフセットキャンセルスイッチと、
    前記オフセットキャンセルスイッチの操作に基づいて、前記各一対の信号ラインから到来するオフセットをキャンセルするオフセットキャンセル手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の変調解析装置。
  8. 前記オフセットキャンセル手段は、
    それぞれ、前記各一対の信号ラインの非反転側に設けられており、前記オフセットキャンセルスイッチの操作に基づくオフセットキャンセル信号に応動して、各一対の信号ラインに伝送される信号のオフセット成分をキャンセルする一対のオフセットキャンセル回路を含むことを特徴とする請求項7に記載の変調解析装置。
  9. 前記一対のオフセットキャンセル回路は、
    それぞれ、一対のスイッチ及び一対のコンデンサからなり、前記オフセットキャンセルスイッチの操作に基づくオフセットキャンセル信号に応動して、前記一対のスイッチを前記一対のコンデンサ側に閉じることで、前記各一対の信号ラインの非反転側が前記一対のコンデンサを介して伝送されるようにすることにより、前記各一対の信号ライン上のオフセット成分を前記一対のコンデンサによりキャンセルすることを特徴とする請求項8に記載の変調解析装置。
  10. 前記変調解析装置は、
    変調解析装置本体におけるパネルに設けられたインピーダンス切換スイッチと、
    前記インピーダンス切換スイッチの操作に基づいて、前記各一対の信号ラインのインピーダンスを切り換える各一対のインピーダンス切換部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の変調解析装置。
  11. 前記各一対のインピーダンス切換部は、
    それぞれ、高抵抗値Ruを有する第1の抵抗と、低抵抗値Rbを有する第2の抵抗及びスイッチの直列回路とを並列接続され、一端が、それぞれ、前記各一対の信号ラインに接続され、他端が、それぞれ、接地されてなり、
    前記インピーダンス切換スイッチの操作に基づく切換信号により、前記それぞれのスイッチが閉じられることにより、前記各一対のインピーダンス切換部の抵抗値は、Ru//Rbとなり、
    前記インピーダンス切換スイッチの非操作に基づいて前記それぞれのスイッチが開けられることにより、前記各一対のインピーダンス切換部の抵抗値はRuとなることを特徴とする請求項10に記載の変調解析装置。
  12. 前記変調解析装置は、
    変調解析装置本体におけるパネルに設けられている前記表示部の設定画面上で前記平衡/不平衡切換部の切換設定を可能とする制御部を含むことを特徴とする請求項1に記載の変調解析装置。
  13. 前記変調解析装置は、
    変調解析装置本体におけるパネルに設けられている前記表示部の設定画面上で前記各一対の信号ラインに伝送される信号のオフセット成分をキャンセルするか否かの切換設定を可能とする制御部を含むことを特徴とする請求項1に記載の変調解析装置。
  14. 前記変調解析装置は、
    変調解析装置本体におけるパネルに設けられている前記表示部の設定画面上で前記各一対の信号ラインのインピーダンスの切換設定を可能とする制御部を含むことを特徴とする請求項1に記載の変調解析装置。
  15. 前記変調解析装置は、
    前記演算器に含まれる増幅器の入力バイアス電流に基づくオフセット電圧をキャンセルするオフセット電圧キャンセル部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の変調解析装置。
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