JP3805237B2 - 高周波モジュール検査装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタルテレビジョン放送等の高周波信号を復調するための高周波モジュールおよび高周波集積回路を検査するための高周波モジュール検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、デジタルテレビジョン放送において、放送局から送信される高周波信号(直交デジタル変調信号)を受信するには、高周波信号をIおよびQの2つつの直交ベースバンド信号に復調するための高周波モジュールが必要である。
一般的なモジュールとしてはチューナを挙げることができるが、最近ではワンチップの高周波集積回路も開発されている。
【0003】
図13に、高周波信号をIおよびQの2つの直交ベースバンド信号に復調するための高周波モジュールの一般的な構成を示す。
一般的な高周波モジュール1は、図13に示すように、放送局から送信される高周波信号を入力するためのRF入力端子10と、RF入力端子10から入力された高周波信号を増幅するためのゲイン可変型アンプ14と、高周波信号をベースバンド信号に周波数変換するために必要な周波数を出力するための局部発振器15と、局部発振器15の出力の位相を90°ずらすための90°移相器16と、局部発振器15および90°移相器16の出力を用いて、IおよびQの2つの直交ベースバンド信号に復調するためのミキサ17,18と、ミキサ17,18の出力から、それぞれ希望帯域以外の周波数成分を遮断するためのローパスフィルタ19,20と、ローパスフィルタ19,20の出力を増幅するためのゲイン可変型アンプ21,22と、増幅されたIベースバンド信号およびQベースバンド信号をそれぞれ出力するための出力端子12,13と、ゲイン可変型アンプ14,21,22のゲインを制御するAGC制御信号を入力するためのAGC入力端子11とを備えている。
【0004】
ところで、高周波モジュールを出荷するためには種々の検査が必要であり、一般的には、図12に示す高周波モジュール検査装置を用いて検査が行われる。
図12に示す従来の高周波モジュール検査装置では、IおよびQの2つの直交ベースバンド出力を有する高周波モジュール1が被検査物となっている。
【0005】
従来の高周波モジュール検査装置は、図12に示すように、検査信号である高周波信号を供給するための高周波信号発生器2と、被検査物のゲインを制御するAGC制御信号を供給するためのAGC信号発生回路3と、被検査物の出力信号を測定するための測定器9とを備えており、この高周波モジュール検査装置を用いて、被検査物である高周波モジュール1の検査が行われる。
測定器9は、各検査によって専用の機器が使用される。
【0006】
IとQの2つの直交ベースバンド出力を有するための高周波モジュールの検査としては、主に以下の検査を挙げることができる。
(1)高周波モジュールのゲインが、所定の範囲内にあるかどうかを検査するためのAGC検査(図13に示すゲイン可変型アンプ14,21,22に関する検査)。
(2)高周波モジュールの周波数特性が、所定の範囲内にあるかどうかを検査するための周波数特性検査(図13に示すローパスフィルタ19,20に関する検査)。
(3)IとQの2つの直交ベースバンド出力のゲイン差が、所定の範囲内にあるかどうかを検査するためのゲインバランス検査(図13に示すゲイン可変型アンプ21,22に関する検査)。
(4)IとQの2つの直交ベースバンド出力の位相差が、所定の範囲内にあるかどうかを検査するための位相差検査(図13に示す90°移相器16、ミキサ17,18に関する検査)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の高周波モジュール検査装置には、以下の問題点があった。すなわち、従来の高周波モジュール検査装置では、各検査において専用の測定器が必要であり、全ての検査を行うためには、何回か装置の入れ替えを行う必要があった。このため、検査時間が長くなるというデメリットが生じてしまう。
また、測定器は高価であり、一般的に、一つの測定器で数百万円から数千万円の費用がかかるが、各検査には専用の測定器が必要であるため、コスト負担が非常に大きかった。また、各検査には専用の測定器を使用するため、検査方法・判定基準を変更することが困難であった。
【0008】
本発明は、上述した問題点に鑑み提案されたもので、各検査毎に専用の測定器を必要とせず、検査に要するコストを削減することができるとともに、検査時間を短縮して検査効率を上昇させることができ、さらに、検査方法・判定基準を容易に変更することが可能な高周波モジュール検査装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る高周波モジュール検査装置は、上述した目的を達成するため、以下の特徴点を備えている。
【0010】
すなわち、本発明に係る高周波モジュール検査装置は、被検査物のアナログ出力信号をデジタル信号に変換し、IおよびQの2つの直交ベースバンド出力をそれぞれAD変換する2つのADコンバータと、AGC制御信号によりゲインが制御される被検査物に対して、前記AGC制御信号を供給するためのAGC信号発生回路と、前記ADコンバータの出力信号を信号処理するための回路と、被検査物のゲイン可変範囲を検査するためのAGC検査回路が書き込まれたプログラマブルロジックICと、を備えたことを特徴とするものである。この場合、前記プログラマブルロジックICには、前記AGC信号発生回路が書き込まれているように構成する。
【0012】
また、前記高周波モジュール検査装置において、さらに、被検査物のアナログ出力信号を、前記ADコンバータがデジタル信号に変換可能な周波数までダウンコンバートするためのダウンコンバータを備えたことを特徴とするものである。
【0015】
また、前記高周波モジュール検査装置において、前記AGC制御信号を供給するAGC信号発生回路が外付けの回路の代わりに、前記プログラマブルロジックICに書き込まれているように構成する。
【0018】
また、前記高周波モジュール検査装置において、前記プログラマブルロジックICには、被検査物の周波数特性を検査するための周波数特性検査回路が書き込まれ、
前記周波数特性検査回路は、周波数可変の高周波信号が入力される被検査物の出力の平均電力を入力周波数毎に計算するための回路と、前記平均電力に基づいて周波数特性を計算するための回路を含むことを特徴とするものである。
【0020】
また、前記高周波モジュール検査装置において、前記プログラマブルロジックICには、IおよびQの2つの直交ベースバンド信号のゲインバランスを検査するためのゲインバランス検査回路が書き込まれ、前記ゲインバランス検査回路は、前記IおよびQの2つの直交ベースバンド信号の平均電力を計算するための回路と、前記Iベースバンド信号の平均電力と、前記Qベースバンド信号の平均電力との差を計算するための回路と、前記平均電力の差に基づいてゲインバランスを計算するための回路と、を含むことを特徴とするものである。
【0022】
また、前記高周波モジュール検査装置において、前記プログラマブルロジックICには、前記IおよびQの2つの直交ベースバンド信号の位相差を検査するための位相差検査回路が書き込まれ、前記位相差検査回路は、前記IおよびQの2つの直交ベースバンド信号における符号をそれぞれ測定するための回路と、前記各符号が一致する期間を計算するための回路と、計算した期間に基づいて位相差を計算するための回路を含むことを特徴とするものである。
【0024】
また、前記高周波モジュール検査装置において、前記プログラマブルロジックICには、検査の判定基準と、検査結果と前記判定基準とを比較して合否判定するための回路が書き込まれているように構成する。
【0025】
また、前記高周波モジュール検査装置において、前記プログラマブルロジックICには、各検査、各条件によって前記判定基準を変更するための回路が書き込まれているように構成する。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る高周波モジュール検査装置の実施形態を、図面に示す具体的な実施例に基づいて説明する。
【0027】
<実施例1>
図1は、本発明の実施例1に係る高周波モジュール検査装置の概略構成を示すブロック図である。
実施例1に係る高周波モジュール検査装置では、IとQの2つの直交ベースバンド出力を有する高周波モジュール1が被検査物となっている。
【0028】
実施例1に係る高周波モジュール検査装置は、図1に示すように、検査信号の高周波信号を供給するための高周波信号発生器2と、被検査物のゲインを制御するAGC制御信号を供給するためのAGC信号発生回路3と、被検査物のアナログ出力をデジタル信号に変換するためのADコンバータ4,5と、ADコンバータの出力信号を処理するためのプログラマブルロジックIC(以下、FPGAと称する)6とを備えており、この高周波モジュール検査装置を用いて、被検査物である高周波モジュール1の検査が行われる。
FPGA6には、各検査に対応した信号処理回路が書き込まれている。各検査に対応した信号処理回路を書き込むことにより、検査毎に専用の測定器を必要とせずに、高周波モジュールの検査を行うことができる。
【0029】
なお、図1では、IとQの2つの直交ベースバンドを出力する高周波モジュールを示しているが、一般的な高周波モジュールについても、同様の構成からなる高周波モジュール検査装置を用いて、FPGA6に対して各検査に対応する信号処理回路を書き込むことにより、検査毎に専用の測定器を必要とせずに、高周波モジュールの検査を行うことができる。
【0030】
<実施例2>
図2は、本発明の実施例2に係る高周波モジュール検査装置の概略構成を示すブロック図である。
実施例2に係る高周波モジュール検査装置は、図2に示すように、実施例1の高周波モジュール検査装置の構成に加えて、高周波モジュール1の信号を周波数変換するためのダウンコンバータ7を備えている。なお、図2に示す実施例2に係る高周波モジュール検査装置では、実施例1の高周波モジュール検査装置と同様の機能を有する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
【0031】
実施例2に係る高周波モジュール検査装置において、ADコンバータ4,5によりデジタル信号への変換を行うためには、アナログ信号は、ADコンバータ4,5のサンプリング周波数の1/2以下の周波数となっていることが必要である。
被検査物である高周波モジュール1の出力が、ADコンバータ4,5のサンプリング周波数の1/2以上である場合には、ダウンコンバータ7により、高周波モジュール1の出力の周波数を、ADコンバータ4,5のサンプリング周波数の1/2以下に周波数変換する。これにより、高周波モジュール1の検査が可能となる。
【0032】
<実施例3>
図3は、本発明の実施例3に係る高周波モジュール検査装置の概略構成を示すブロック図である。
実施例3に係る高周波モジュール検査装置は、AGC制御信号によってゲインを制御される被検査物の検査を行うための高周波モジュール検査装置である。
AGC制御信号によってゲインを制御される被検査物の検査を行うためには、AGC制御信号を供給するためのAGC信号発生回路3が必要である。
【0033】
実施例3の高周波モジュール検査装置は、図3に示すように、実施例1の高周波モジュール検査装置の構成と比較して、FPGA6によりAGC信号発生回路3を構成するとともに、DAコンバータ8を備えている。なお、図3に示す実施例3に係る高周波モジュール検査装置では、実施例1の高周波モジュール検査装置と同様の機能を有する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
【0034】
実施例3に係る高周波モジュール検査装置では、AGC信号発生回路3をFPGA6に書き込むことにより構成し、AGC信号発生回路3で発生するAGC制御信号を、DAコンバータ8を介して被検査物である高周波モジュール1に入力することにより、装置構成を簡略化することができる。
【0035】
<実施例4>
図4は、本発明の実施例4に係る高周波モジュール検査装置におけるFPGA6の概略構成を示すブロック図である。
本発明の実施例4に係る高周波モジュール検査装置におけるFPGA6には、図4に示すように、種々の検査回路に対応した信号処理回路が書き込まれている。このような構成とすることにより、各検査毎に専用の測定器を必要とせず、安価で効率の良い高周波モジュール検査装置を実現することができる。
【0036】
IとQの2つの直交ベースバンド出力を有する高周波モジュールに対して、主要な検査を行う場合には、FPGA6に対して以下の検査回路を書き込む。
すなわち、図4に示すように、高周波モジュールのゲイン可変範囲を検査するためには、AGC検査回路23を書き込み、高周波モジュールの周波数特性を検査するためには周波数特性検査回路24を書き込み、IとQの2つの直交ベースバンド出力のゲイン差を検査するためにはゲインバランス検査回路25を書き込み、IとQの2つの直交ベースバンド出力の位相差を検査するためには位相差検査回路26を書き込む。
【0037】
また、検査毎の検査合否の判定基準28と、検査結果と前記判定基準28とを比較して合否を判定するための合否判定回路27を書き込むことにより、より一層、効率良い検査を行うことができる。
さらに、種々の条件に基づいて判定基準28を変更するための判定基準変更回路29を書き込むことにより、様々な検査に対応することが可能となる。
【0038】
以下、各検査回路の具体的な実施例について説明する。
【0039】
<AGC検査回路>
図5は、AGC検査回路23の概略構成を示すブロック図である。
AGC検査回路23は、図5に示すように、IとQの2つの直交ベースバンド信号の平均電力を計算するための平均電力計算回路30,31と、平均電力計算回路30,31に対してレベル毎に計算を行わせるためのレベル設定回路32と、レベル毎の平均電力計算に基づいてゲイン可変範囲を計算するためのゲイン可変範囲計算回路33,34とからなり、これらの回路がFPGA6に書き込まれている。
FPGA6に対してAGC検査回路23を書き込むことにより、AGC検査のための測定器が不要となる。
【0040】
<周波数特性検査回路>
図6は、周波数特性検査回路24の概略構成を示すブロック図である。
周波数特性検査回路24は、図6に示すように、IとQの2つの直交ベースバンド信号の平均電力を計算するための平均電力計算回路30,31と、平均電力計算回路30,31に対して周波数毎に計算を行わせるための周波数設定回路35と、周波数毎の平均電力計算に基づいて周波数特性を計算するための周波数特性計算回路36,37とからなり、これらの回路がFPGA6に書き込まれている。
FPGA6に対して周波数特性検査回路24を書き込むことにより、周波数特性検査のための測定器が不要となる。
【0041】
<ゲインバランス検査回路>
図7は、ゲインバランス検査回路25の概略構成を示すブロック図である。
ゲインバランス検査回路25は、図7に示すように、IとQの2つの直交ベースバンド信号の平均電力を計算するための平均電力計算回路30,31と、Iベースバンド信号とQベースバンド信号の平均電力の差を計算するための引算回路38と、平均電力差の計算に基づいてゲインバランスを計算するためのゲインバランス計算回路39とからなり、これらの回路がFPGA6に書き込まれている。
FPGA6に対してゲインバランス検査回路25を書き込むことによりゲインバランス検査のための測定器が不要となる。
【0042】
<位相差検査回路>
図8は、位相差検査回路26の概略構成を示すブロック図である。
なお、位相のずれを計算するためには、図9〜11に示すように、cos波、sin波を出力するIベースバンド信号とQベースバンド信号の符号の一致期間を測定すればよい。
【0043】
位相差検査回路26は、図8に示すように、IとQの2つの直交ベースバンド信号の符号を測定するための符号測定回路40,41と、Iベースバンド信号とQベースバンド信号の符号が一致する期間を測定するための一致期間測定回路42と、符号一致期間から、Iベースバンド信号とQベースバンド信号の位相差を計算するための位相差計算回路43とからなり、これらの回路がFPGA6に書き込まれている。
FPGA6に対して位相差検査回路26を書き込むことにより、位相差検査のための測定器が不要となる。
【0044】
【発明の効果】
本発明に係る高周波モジュール検査装置は、上述した構成を備えているため、以下の効果を奏することができる。
【0045】
すなわち、本発明に係る高周波モジュール検査装置は、被検査物のアナログ出力信号をデジタル信号に変換するためのADコンバータと、ADコンバータの出力信号を信号処理するための回路が書き込まれたプログラマブルロジックICとを備えているため、高周波モジュールに対して種々の検査を行う場合に、各検査専用の測定器を必要としない。
【0046】
また、専用の測定器が必要ではないため、検査毎に検査装置を入れ替える必要がなくなり、検査時間を短縮することができる。
【0047】
また、測定器を必要しない安価な検査装置を実現することができるので、検査にかかるコストを抑えることができる。さらに、本発明に係る安価な高周波モジュール検査装置を複数使用して検査の並列処理を行えば、検査の効率を上昇させることができる。
【0048】
また、書き込んだ回路を自由に変更可能なプログラマブルロジックICを使用しているので、検査方法・判定基準を容易に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に係る高周波モジュール検査装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】実施例2に係る高周波モジュール検査装置の概略構成を示すブロック図である。
【図3】実施例3に係る高周波モジュール検査装置の概略構成を示すブロック図である。
【図4】実施例4に係る高周波モジュール検査装置におけるFPGAの概略構成を示すブロック図である。
【図5】AGC検査回路の概略構成を示すブロック図である。
【図6】周波数特性検査回路の概略構成を示すブロック図である。
【図7】ゲインバランス検査回路の概略構成を示すブロック図である。
【図8】位相差検査回路の概略構成を示すブロック図である。
【図9】符号の一致期間を測定することにより位相のずれが計算可能であることを示す説明図である。
【図10】符号の一致期間を測定することにより位相のずれが計算可能であることを示す説明図である。
【図11】符号の一致期間を測定することにより位相のずれが計算可能であることを示す説明図である。
【図12】従来の高周波モジュール検査装置の概略構成を示すブロック図である。
【図13】高周波モジュールの一般的な構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 高周波モジュール
2 高周波信号発生器
3 AGC信号発生回路
4,5 ADコンバータ(ADC)
6 プログラマブルロジックIC(FPGA)
7 ダウンコンバータ
8 DAコンバータ(DAC)
9 測定器
10 RF入力端子
11 AGC入力端子
12,13 出力端子
14,21,22 ゲイン可変型アンプ
15 局部発振器
16 90°移相器
17,18 ミキサ
19,20 ローパスフィルタ
23 AGC検査回路
24 周波数特性検査回路
25 ゲインバランス検査回路
26 位相差検査回路
27 合否判定回路
28 判定基準
29 判定基準変更回路
30,31 平均電力計算回路
32 レベル設定回路
33,34 ゲイン可変範囲計算回路
35 周波数設定回路
36,37 周波数特性計算回路
38 引算回路
39 ゲインバランス計算回路
40,41 符号測定回路
42 一致期間測定回路
43 位相差計算回路

Claims (8)

  1. 被検査物のアナログ出力信号をデジタル信号に変換し、IおよびQの2つの直交ベースバンド出力をそれぞれAD変換する2つのADコンバータと、
    AGC制御信号によりゲインが制御される被検査物に対して、前記AGC制御信号を供給するためのAGC信号発生回路と、
    前記ADコンバータの出力信号を信号処理するための回路と、被検査物のゲイン可変範囲を検査するためのAGC検査回路が書き込まれたプログラマブルロジックICと、
    を備え、
    前記AGC検査回路は、レベル可変の高周波信号が入力される被検査物の出力の平均電力を入力レベル毎に計算するための回路と、前記平均電力に基づいてゲイン可変範囲を計算するための回路を含むことを特徴とする高周波モジュール検査装置。
  2. さらに、前記被検査物のアナログ出力信号を、前記ADコンバータがデジタル信号に変換可能な周波数までダウンコンバートするためのダウンコンバータを備えたことを特徴とする請求項1に記載の高周波モジュール検査装置。
  3. 前記AGC制御信号を供給するAGC信号発生回路が、外付けの回路の代わりに、前記プログラマブルロジックICに書き込まれていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の高周波モジュール検査装置。
  4. 前記プログラマブルロジックICには、被検査物の周波数特性を検査するための周波数特性検査回路が書き込まれ、
    前記周波数特性検査回路は、周波数可変の高周波信号が入力される被検査物の出力の平均電力を入力周波数毎に計算するための回路と、前記平均電力に基づいて周波数特性を計算するための回路を含むことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の高周波モジュール検査装置。
  5. 前記プログラマブルロジックICには、IおよびQの2つの直交ベースバンド信号のゲインバランスを検査するためのゲインバランス検査回路が書き込まれ、
    前記ゲインバランス検査回路は、前記IおよびQの2つの直交ベースバンド信号の平均電力を計算するための回路と、前記Iベースバンド信号の平均電力と、前記Qベースバンド信号の平均電力との差を計算するための回路と、前記平均電力の差に基づいてゲインバランスを計算するための回路と、を含むことを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1項に記載の高周波モジュール検査装置。
  6. 前記プログラマブルロジックICには、前記IおよびQの2つの直交ベースバンド信号の位相差を検査するための位相差検査回路が書き込まれ、
    前記位相差検査回路は、前記IおよびQの2つの直交ベースバンド信号における符号をそれぞれ測定するための回路と、前記各符号が一致する期間を計算するための回路と、計算した期間に基づいて位相差を計算するための回路を含むことを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか1項に記載の高周波モジュール検査装置。
  7. 前記プログラマブルロジックICには、検査の判定基準と、検査結果と前記判定基準とを比較して合否判定するための回路が書き込まれていることを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか1項に記載の高周波モジュール検査装置。
  8. 前記プログラマブルロジックICには、各検査、各条件によって前記判定基準を変更するための回路が書き込まれていることを特徴とする請求項7に記載の高周波モジュール検査装置。
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