JP4261053B2 - 標本化関数発生装置 - Google Patents
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Description
本発明は、補間処理に用いられる標本化関数の値を発生する標本化関数発生装置に関する。なお、本明細書においては、関数の値が局所的な領域で0以外の有限の値を有し、それ以外の領域で0となる場合を「有限台」と称して説明を行うものとする。
背景技術
従来から、予め与えられた標本値間の値を求めるデータ補間方法として、標本化関数を用いてデータ補間を行う手法が知られている。
図14は、従来から知られているsinc関数と称される標本化関数の説明図である。sinc関数は、ディラックのデルタ関数を逆フーリエ変換したときに現れるものであり、標本化周波数をfとしたときにsin(πft)/(πft)で定義される。このsinc関数は、t=0の標本点のみで1になり、他の全ての標本点では0となる。
図15は、図14に示した標本化関数を用いたデータ補間の説明図である。同図に示すように、各標本点以外の値は、全ての標本値を用いて補間される。
ところで、最近のデジタルオーディオ装置、例えばCD(コンパクトディスク)プレーヤ等においては、離散的な音声データから連続的なアナログの音声信号を得る場合に、離散的な音声データの間を補間して擬似的にサンプリング周波数を上げるいわゆるオーバーサンプリング技術が用いられている。このオーバーサンプリング技術を用いてさらに音声の品質を向上させるためには、補間値の間隔が狭く連続に近いほど好ましいが、従来は標本化関数の値を連続的に発生させる回路や装置がなかったため、標本化関数の値を用いて畳み込み演算によって求める補間値も離散的に求めることになる。このような補間値の計算を各種のデジタル信号処理装置(DSP)で行おうとすると、上述した標本化関数の値を高速に演算しなければならず、処理能力の点から限界がある。また、上述した標本化関数の波形データをタップ係数として設定したデジタルフィルタによって離散的な音声データ間の補開演算を行う手法が汎用されているが、補間間隔を増やすとその分タップ係数の数も増大し、回路規模が拡大するという問題がある。
このように、補間値を連続に近い間隔で求めるには、必要とされる処理能力や回路規模の点で問題があるが、標本化関数自体を連続的に発生させることができればこのような不都合はないため、標本化関数を連続的に発生させる手法が望まれていた。
発明の開示
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、標本化関数に対応した連続的な出力値を得ることができる標本化関数発生装置を提供することにある。
本発明の標本化関数発生装置は、Bスプライン関数発生手段によってBスプライン関数に対応した基本波形を発生させるとともに、この基本波形を減衰および極性反転した補助波形を基本波形に対して時間軸上で前後に付加して信号波形を合成する処理を合成手段によって行うことにより、所定の標本化関数に対応した出力値を連続的に得ることができる。
特に、上述したBスプライン関数として3階Bスプライン関数を用い、標本化関数としては、有限台の区間の全域にわたって1回だけ微分可能な関数を用いることが好ましい。自然界に存在する各種の信号は、滑らかに変化しているため、微分可能性が必要であると考えられるが、その微分可能回数は必ずしも無限回である必要はなく、むしろ1回だけ微分可能であれば充分に自然現象を近似できると考えられる。有限回微分可能であって有限台な標本化関数を用いることにより、標本値間を滑らかに補間できる、補間処理の対象となる標本値を減らすことができる等の数々の利点があるが、従来はこのような条件を満たす標本化関数は存在しないと考えられていた。ところが、本発明者の研究によって、上述した条件を満たす標本化関数が見いだされた。
この標本化関数H(t)は、3階Bスプライン関数をF(t)としたときに、−F(t+1/2)/4+F(t)−F(t−1/2)/4で定義される。すなわち、この定義式によれば、3階Bスプライン関数の信号波形を用い、この信号波形に対して減衰、極性反転および時間軸上のシフト(時間軸上を先に進ませることはできないため実際は遅延)を行った後に各信号波形を合成することにより、上述した標本化関数H(t)に対応した信号波形を得ることができる。
このような標本化関数の信号波形を発生するために、上述した合成手段は、Bスプライン関数発生手段から出力される基本波形を減衰させるとともに極性反転を行って第1の信号波形を出力する第1の反転増幅手段と、基本波形を所定時間遅延させて第2の信号波形を出力する第1の遅延手段と、基本波形に対して減衰および極性反転を行うとともに所定時間遅延させて第3の信号波形を出力する第2の反転増幅手段および第2の遅延手段とを有しており、これら第1、第2および第3の信号波形を第1の加算手段によってアナログ的に加算して信号波形の合成を行うことが好ましい。特に、上述したBスプライン関数発生手段から出力されるBスプライン関数の発生時間を3Tとしたときに、第1および第2の遅延手段の遅延時間をそれぞれT/2、Tに、第1および第2の反転増幅手段による減衰量をそれぞれ1/4に設定することが好ましい。これらの各反転増幅手段や遅延手段によって得られる各出力を合成することにより、上述した標本化関数H(t)の定義式に沿った信号処理が可能であり、3階Bスプライン関数の信号波形に基づいて標本化関数を連続的に発生させることができる。
上述した標本化関数H(t)は、3階Bスプライン関数を用いているため、全域で1回だけ微分可能であって、t=±2において値が0に収束する有限台の関数であり、上述した2つの条件を満たす。このような関数H(t)を用いて、離散データ間の補間を行うことにより、離散データ間を滑らかに補間でき、しかも演算量が少なく、精度の高い補間処理が可能となる。
また、Bスプライン関数発生手段は、i階Bスプライン関数波形同士の畳み込み演算処理を行う畳み込み演算手段を有し、これに2階Bスプライン関数の信号波形である三角波を入力することによって、容易に3階Bスプライン関数の信号波形を生成して出力することができる。
また、Bスプライン関数発生手段は、i階Bスプライン関数波形同士の畳み込み演算処理を行う縦続接続された2つの畳み込み演算手段を有し、初段の畳み込み演算手段に1階Bスプライン関数の信号波形である矩形波を入力することによって、容易に3階Bスプライン関数の信号波形を生成して出力することができる。
また、Bスプライン関数発生手段は、i階Bスプライン関数波形同士の畳み込み演算処理を行う縦続接続された3つの畳み込み演算手段を有しており、初段の畳み込み演算手段にパルス列を入力することによって、容易に3階Bスプライン関数の信号波形を生成して出力することができる。
具体的には、上述した畳み込み演算手段は、入力信号波形に対して所定時間遅延させるとともに極性反転を行う第3の遅延手段および第3の反転増幅手段と、この遅延および極性反転後の信号波形と入力信号波形とをアナログ的に加算して信号波形の合成を行う第2の加算手段と、この合成後の信号波形を時間積分する積分手段とを備えて構成することが好ましい。これらの各手段による処理を行うことにより、i階Bスプライン関数波形同士の畳み込み演算処理が可能であり、最終段の畳み込み演算手段に含まれる積分手段から3階Bスプライン関数の信号波形を時間軸上で連続的に出力することができる。
発明を実施するための最良の形態
本発明を適用した一実施形態の標本化関数発生装置は、デジタル処理によって標本化関数の値を離散的に発生させるのではなく、標本化関数に対応したアナログ信号波形を連続的に発生させることに特徴がある。以下、一実施形態の標本化関数発生装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態の標本化関数発生装置の構成を示す図である。同図に示す標本化関数発生装置1は、Bスプライン関数発生回路10、遅延回路12、14、反転増幅器16、18、加算回路20、22を含んで構成されている。Bスプライン関数発生回路10を除く各構成が合成手段に対応している。
Bスプライン関数発生回路10は、3階Bスプライン関数に対応する信号波形を発生させるものである。また、一方の遅延回路12は、Bスプライン関数発生回路10から出力される信号波形を所定時間(T/2)だけ遅延させて出力し、他方の遅延回路14は、Bスプライン関数発生回路10から出力される信号波形を所定時間(T)だけ遅延させて出力する。反転増幅器16、18は、入力される信号のレベルを1/4に減衰させるとともに、極性を反転させて出力する。一方の反転増幅器16にはBスプライン関数発生回路10から出力される信号波形が直接入力されており、他方の反転増幅器18にはBスプライン関数発生回路10から出力される信号波形を遅延回路14に通した後の信号が入力されている。2つの加算回路20、22は、遅延回路12および2つの反転増幅器16、18のそれぞれから出力される3つの信号波形をアナログ的に加算するためのものである。一方の加算回路20によって遅延回路12および反転増幅器18の各出力信号が加算され、他方の加算回路22によってこの加算結果と反転増幅器16の出力信号とが加算される。
本実施形態の標本化関数発生装置1はこのような構成を有しており、次にその動作説明に先立って、本実施形態の標本化関数発生装置1によって発生される標本化関数と、この標本化関数を用いて行われるデータ補間処理の概要を説明する。
図2は、本実施形態で用いられる標本化関数の説明図である。図2に示す標本化関数H(t)は、微分可能性に着目した有限台の関数であり、例えば全域において1回だけ微分可能であって、横軸に沿った標本位置tが−2から+2の間にあるときに0以外の有限な値を有する有限台の関数である。また、H(t)は標本化関数であるため、t=0の標本点でのみ1になり、t=±1,±2の標本点において0になるという特徴を有する。
なお、本実施形態の標本化関数発生装置1によって発生される標本化関数を考えた場合には、図2に示した横軸の標本位置tが経過時間に、縦軸の標本化関数Hの値が出力信号の信号レベルに対応している。標本化関数発生装置1による標本化関数に対応した信号波形の発生動作の詳細については後述する。
上述した各種の条件(標本化関数、1回だけ微分可能、有限台)を満たす関数H(t)が存在することが本発明者の研究により確かめられている。具体的には、このような標本化関数H(t)は、3階Bスプライン関数をF(t)としたときに、
H(t)=−F(t+1/2)/4+F(t)−F(t−1/2)/4
…(1)
で定義することができる。ここで、3階Bスプライン関数F(t)は、
(4t2+12t+9)/4 ;−3/2≦t<−1/2
−2t2+3/2 ;−1/2≦t<1/2
(4t2−12t+9)/4 ;1/2≦t<3/2 …(2)
で表される。
本実施形態の標本化関数発生装置1は、この(1)式の右辺各項の信号波形を別々につくって、これらの信号を合成することにより、標本化関数H(t)に対応した信号波形を発生させるものである。
上述した標本化関数H(t)は、二次の区分多項式であり、3階Bスプライン関数F(t)を用いているため、全域で1回だけの微分可能性が保証される有限台の関数となっている。また、t=±1,±2において0となる。
このように、上述した関数H(t)は、標本化関数であって、全域において1回だけ微分可能であり、しかもt=±2において0に収束する有限台の関数である。したがって、この標本化関数H(t)を用いて各離散データに基づく重ね合わせを行うことにより、離散データ間の値を1回だけ微分可能な関数を用いて補間することができる。
図3は、離散データとその間の補間値との関係を示す図である。例えば、滑らかに変化する音声信号を一定の時間間隔で標本化し、これを量子化することにより標本データとしての離散的な音声データが得られる。デジタルオーディオ装置に用いられるDA(デジタル−アナログ)変換器は、このような離散的な音声データが入力されて、その間を補間処理によってつないだ連続的なアナログの音声信号を出力する。
図3において、等間隔の標本位置t1、t2、t3、t4のそれぞれでの離散データの値をY(t1)、Y(t2)、Y(t3)、Y(t4)とし、座標t2とt3の間の所定位置t0(t2から距離a)に対応した補間値yを求める場合を考える。
一般に、補間値yを標本化関数を用いて求めるには、与えられた各離散データのそれぞれについて補間値yの位置における標本化関数の値を求め、これを用いて畳み込み演算を行えばよい。sinc関数はt=±∞の標本点で0に収束する関数であるため、補間値yを正確に求めようとすると、t=±∞までの各離散データに対応して補間値yの位置でのsinc関数の値を計算し、これを用いて畳み込み演算を行う必要があった。
ところが、本実施形態で用いる標本化関数H(t)は、t=±2の標本点で0に収束するため、t=±2までの離散データを考慮に入れればよい。したがって、図3に示す補間値yを求める場合には、t=t1、t2、t3、t4に対応した4つの離散データの値Y(t1)、Y(t2)、Y(t3)、Y(t4)のみを考慮すればよいことになり、処理量を大幅に削減することができる。しかも、t=±3以上の各離散データについては、本来考慮すべきであるが処理量や精度等を考慮して無視しているというわけではなく、理論的に考慮する必要がないため、打ち切り誤差は発生しない。
図4は、本実施形態の標本化関数を用いて行われるデータ補間の詳細な説明図である。補間処理の手順としては、図4(A)〜(D)に示すように、各標本点毎に、図2に示した標本化関数H(t)のt=0(中心位置)におけるピーク高さを一致させ、このときのそれぞれの補間位置t0における標本化関数H(t)の値を求める。
例えば、図4(A)に示すt1における離散データの値Y(t1)について具体的に説明する。補間位置t0と標本位置t1との距離は、各標本位置間の距離を正規化して1とすると、1+aとなる。したがって、標本位置t1に標本化関数H(t)の中心位置を合わせたときの補間位置t0における標本化関数の値はH(1+a)となる。実際には、離散データの値Y(t1)に一致するように標本化関数H(t)の中心位置のピーク高さを合わせるため、上述したH(1+a)をY(t1)倍した値H(1+a)・Y(t1)が求めたい値となる。
ところで、本実施形態の標本化関数発生装置1は、図2に示した標本化関数H(t)の波形を連続的に発生する。したがって、信号の発生開始位置(図2のt=−2の位置)を基準に考えると、その時点から時間(3+a)経過したときの出力レベルが上述したt=1+aにおける標本化関数の値H(1+a)に一致する。このH(1+a)をY(t1)倍した値を得たい場合には、標本化関数発生装置1の出力をゲインY(t1)の増幅器で増幅すればよい。
同様にして、発生開始時点が単位時間づつ互いに遅れた3つの標本化関数の信号波形を標本化関数発生装置1によって発生し、それぞれの信号をゲインY(t2)、Y(t3)、Y(t4)の各増幅器で増幅することにより、図4(B)〜(D)に示す補間位置t0に対応する値H(a)・Y(t2)、H(1−a)・Y(t3)、H(2−a)・Y(t4)が同じタイミングで得られる。
このようにして、信号レベルに対応させて得られた4つの値H(1+a)・Y(t1)、H(a)・Y(t2)、H(1−a)・Y(t3)、H(2−a)・Y(t4)をアナログ加算器で加算することにより、補間値y(t0)を得ることができる。
また、時間経過とともに補間位置t0が移動するが、標本化関数発生装置1から出力される信号波形のレベルも経過時間と共に変化するため、補間値y(t0)も連続的に変化し、各離散データ間を滑らかにつなぐ連続した補間信号が得られる。特に、それぞれが異なる開始タイミングで発生された4つの標本化関数の信号波形を、離散データに対応した所定のゲインで増幅して加算するだけで連続的な補間値が得られるため、従来のようにサンプルホールド回路やローパスフィルタが不要であって、回路規模の増大や群遅延特性の悪化等を招くことがない。また、オーバーサンプリング処理を行う場合のように高速な信号処理を行う必要もなく、高価な部品を用いる必要もない。
次に、上述した標本化関数発生装置1による信号波形の発生動作について説明する。
図5は、標本化関数発生装置1の各部に入出力される信号波形を示す図である。図5(A)は、Bスプライン関数発生回路10から出力される信号波形(基本波形)を示しており、(2)式の区分多項式で示される3階Bスプライン関数の波形に対応している。この出力信号は、離散データの入力時間間隔をT、信号の発生時刻(発生タイミング)をt10としたときに、時間3T経過後の時刻t13までの間所定の値を有する有限台の波形となる。
また、図5(B)は、反転増幅器16から出力される信号波形(第1の信号波形)を示しており、Bスプライン関数発生回路10から出力された基本波形を反転増幅器16に通すことにより1/4に減衰させ、極性反転した補助波形が示されている。
図5(C)は、遅延回路12から出力される信号波形(第2の信号波形)を示しており、Bスプライン関数発生回路10から出力された基本波形を遅延回路12に通すことにより、離散データの入力時間間隔Tの半分(T/2)だけ遅延させた信号波形が示されている。
図5(D)は、反転増幅器18から出力される信号波形(第3の信号波形)を示しており、Bスプライン関数発生回路10から出力された基本波形を遅延回路14および反転増幅器18に通すことにより、離散データの入力時間間隔Tと同じ時間遅延させた後に、この遅延した信号のレベルを1/4に減衰させ、極性反転した補助波形が示されている。
このようにして2つの反転増幅器16、18および遅延回路12のそれぞれから出力された信号波形(図5(B)、(C)、(D)に示した信号波形)を加算回路20、22によってアナログ的に加算して信号の合成を行うことにより、図5(E)に示す信号波形を得ることができる。この信号波形は、図2に示した信号波形そのものであり、時刻t10〜t14の間で時間の経過とともに信号レベルが連続的に変化する本実施形態の標本化関数を発生させることができる。
図6は、本実施形態の標本化関数発生装置1に含まれるBスプライン関数発生回路10の具体的な構成を示す図である。同図に示すBスプライン発生回路10は、縦続接続された同じ構成を有する3つの畳み込み演算回路30(30−1、30−2、30−3)を備えている。
各畳み込み演算回路30は、i階Bスプライン関数の信号波形が入力されたときに、i階Bスプライン関数同士の畳み込み演算(コンボリューション演算)処理を行って、(i+1)階Bスプライン関数に対応した信号波形を生成して出力するためのものである。
初段の畳み込み演算回路30−1は、周期4Tのパルス列が入力され、1階Bスプライン関数である矩形波を生成して出力する。2段目の畳み込み演算回路30−2は、初段の畳み込み演算回路30−1から出力される1階Bスプライン関数に対応する信号波形(矩形波)が入力され、2階Bスプライン関数である三角波を生成して出力する。3段目の畳み込み演算回路30−3は、2段目の畳み込み演算回路30−2から出力される2階Bスプライン関数に対応する信号波形(三角波)が入力され、3階Bスプライン関数である図5(A)に示した信号波形を出力する。
各畳み込み演算回路30は、遅延回路32、反転増幅器34、加算回路36および積分回路38を含んで構成されている。遅延回路32は、入力されたi階Bスプライン関数の信号波形を所定時間Tだけ遅延する。この遅延時間Tは、図3等に示す各離散データの入力時間間隔に等しい量が設定される。反転増幅器34は、入力信号の極性反転を行う反転増幅器であり、遅延回路32から出力されるi階Bスプライン関数の信号波形の極性を反転させる。加算回路36は、入力されたi階Bスプライン関数の信号波形と、遅延回路32および反転増幅器34を通すことにより時間T遅延の後に極性が反転されたi階Bスプライン関数の信号波形とをアナログ的に加算する。積分回路38は、加算回路36から出力される信号波形を時間積分する。
以下、各段の畳み込み演算回路30の動作を説明する。図7は、初段の畳み込み演算回路30−1の各部に入出力される信号波形を示す図である。図7(A)に示す所定周期(例えば周期4T)のパルスが畳み込み演算回路30−1に入力されると、この入力信号と、この入力信号を周期Tだけ遅延して極性反転した信号とが加算されるため、加算回路36からは図7(B)に示すような互いに極性が異なるパルスが交互に配置された信号が出力される。したがって、この信号を積分回路38によって積分することにより、図7(C)に示す周期が4Tであってデューティ比が25%の矩形波が出力される。
また、図8は2段目の畳み込み演算回路30−2の各部に入出力される信号波形を示す図である。図8(A)に示す周期4Tでデューテイ比が25%の矩形波が畳み込み演算回路30−2に入力されると、この入力された矩形波と、この矩形波を周期Tだけ遅延して極性反転した信号とが加算されるため、加算回路36からは図8(B)に示すような互いに極性が異なる矩形波が交互に配置された信号が出力される。したがって、この信号を積分回路38によって積分することにより、図8(C)に示す周期が4Tの部分的な三角波が出力される。
また、図9は3段目の畳み込み演算回路30−3の各部に入出力される信号波形を示す図である。図9(A)に示す三角波が畳み込み演算回路30−3に入力されると、この入力された信号と、この信号を周期Tだけ遅延して極性を反転した信号とが加算されるため、加算回路36からは図8(B)に示す信号が出力され、この出力信号を積分回路38によって積分することにより、図8(C)に示す3階Bスプライン関数信号が得られる。
このように、本実施形態のBスプライン関数発生回路10は、簡単な構成によって3階Bスプライン関数の信号波形を連続的に生成することができる。
ところで、図6に示したBスプライン関数発生回路10の説明では、初段の畳み込み演算回路30−1にパルス列を入力するようにしたが、外部から実際に入力する信号としては、図8(A)に示すような矩形波や、図9(A)に示すような三角波の方が生成しやすいため、これらの信号を2段目の畳み込み演算回路30−1あるいは3段目の畳み込み演算回路30−3に入力するようにしてもよい。
図10は、2段目の畳み込み演算回路30−2に入力する矩形波を生成する矩形波発生回路40の構成を示す図である。同図に示す矩形波発生回路40は、2ビットカウンタ42とアンドゲート44とを備えている。2ビットカウンタ42のクロック端子には、周期Tのクロック信号が入力されている。また、2ビットカウンタ42の出力端子の各ビットQ0、Q1がアンドゲート44の2つの入力端子にそれぞれ接続されており、このアンドゲート44から出力される矩形波が2ビットカウンタ42のリセット端子R(負論理)に入力されるとともに、矩形波発生回路40の出力として取り出され、図6に示した2段目の畳み込み演算回路30−2に入力される。
図11は、図10に示した矩形波発生回路40の各部に入出力される各種の信号波形を示す図である。2ビットカウンタ42は、図11(A)に示す周期Tのクロック信号が入力されると、このクロック信号の立ち上がりに同期した計数動作を行って、出力端子の下位ビットQ0および上位ビットQ1からそれぞれ図11(B)、(C)に示す矩形波を出力する。アンドゲート44は、2ビットカウンタ42の出力端子の各ビットQ0、Q1から出力される信号の論理積を求め、図11(D)に示す周期が4Tでデューティ比が25%の矩形波が矩形波発生回路40の出力として得られる。
なお、矩形波発生回路40から出力される矩形波をBスプライン関数発生回路10の2段目の畳み込み演算回路30−2に入力する場合には、初段の畳み込み演算回路30−1は不要であるため、図6に示した回路構成から削除してもよい。
図12は、3段目の畳み込み演算回路30−3に入力する三角波を生成する三角波発生回路50の構成を示す図である。また、図13は図12に示した三角波発生回路50の各部に入出力される信号波形を示す図である。図12に示す三角波発生回路50は、ヒステリシスコンパレータ52と積分器54を備えることによって図13(A)に示す三角波を生成し、ダイオード56を用いることによってこの三角波の正極性側のみを取り出しており、図13(B)に示す部分的な三角波が三角波発生回路50の出力として得られる。
なお、ダイオード56を用いると順方向電圧以下の正極性の三角波出力が遮断されるため、正確に0V以上の三角波を取り出すためには、例えば閾値が0Vに設定されたコンパレータとこの出力によってオンオフ状態が設定されるアナログスイッチとを組み合わせて用い、積分器54から出力される三角波信号の0V以上の成分を抽出することが好ましい。また、三角波発生回路50から出力される三角波をBスプライン関数発生回路10の3段目の畳み込み演算回路30−3に入力する場合には、初段と2段目の畳み込み演算回路30−1、30−2は不要であるため、図6に示した回路構成から削除してもよい。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、図1に示した標本化関数発生装置1において、遅延回路14の後段に反転増幅器18を接続したが、この接続順番は反対であってもよい。同様に、図6に示したBスプライン関数発生回路10に含まれる各畳み込み演算回路30において、遅延回路32の後段に反転増幅器34を接続したが、この接続順番は反対であってもよい。
また、図6に示したBスプライン関数発生回路10に含まれる各畳み込み演算回路30の動作を説明する際に、図7、図8、図9に示したような周期的なパルス、矩形波、三角波がそれぞれ畳み込み演算回路30−1、30−2、30−3に入力される場合を説明したが、単独の標本化関数の信号波形を発生させるためには必ずしも周期的なこれらの信号を入力する必要はなく、単独のパルス、矩形波、三角波を入力するようにしてもよい。
産業上の利用可能性
上述したように、本発明によれば、Bスプライン関数発生手段によってBスプライン関数に対応した基本波形を発生させるとともに、この基本波形を減衰および極性反転した補助波形を基本波形に対して時間軸上で前後に付加して信号波形を合成する処理を合成手段によって行うことにより、所定の標本化関数に対応した出力値を連続的に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
図1は、本実施形態の標本化関数発生装置の構成を示す図、
図2は、本実施形態で用いられる標本化関数の説明図、
図3は、離散データとその間の補間値との関係を示す図、
図4は、本実施形態の標本化関数を用いたデータ補間の詳細な説明図、
図5は、標本化関数発生装置の各部の信号波形を示す図、
図6は、Bスプライン関数発生回路の具体的な構成を示す図、
図7は、Bスプライン関数発生回路の初段の畳み込み演算回路の各部の信号波形を示す図、
図8は、Bスプライン関数発生回路の2段目の畳み込み演算回路の各部の信号波形を示す図、
図9は、Bスプライン関数発生回路の3段目の畳み込み演算回路の各部の信号波形を示す図、
図10は、矩形波発生回路の構成を示す図、
図11は、矩形波発生回路の各部の信号波形を示す図、
図12は、三角波発生回路の構成を示す図、
図13は、三角波発生回路の各部の信号波形を示す図、
図14は、sinc関数の説明図、
図15は、sinc関数を用いたデータ補間の説明図である。
Claims (11)
- Bスプライン関数に対応した信号波形を発生するBスプライン関数発生手段と、
前記Bスプライン関数発生手段から出力される信号波形を基本波形としたときに、この基本波形を減衰させて極性反転した補助波形を前記基本波形に対して時間軸上で前後に付加して信号波形の合成を行う合成手段と、
を備えることにより標本化関数に対応した信号波形を発生する標本化関数発生装置であって、
前記合成手段は、
前記Bスプライン関数発生手段から出力される前記基本波形を減衰させるとともに極性反転を行って第1の信号波形を出力する第1の反転増幅手段と、
前記基本波形を所定時間遅延させて第2の信号波形を出力する第1の遅延手段と、
前記基本波形に対して減衰および極性反転を行うとともに所定時間遅延させて第3の信号波形を出力する第2の反転増幅手段および第2の遅延手段と、
前記第1、第2および第3の信号波形をアナログ的に加算して信号波形の合成を行う第1の加算手段と、
を備え、前記第1の遅延手段の遅延時間よりも前記第2の遅延手段の遅延時間の方が長く設定されていることを特徴とする標本化関数発生装置。 - 前記Bスプライン関数は3階Bスプライン関数であり、前記標本化関数は全域が1回だけ微分可能な有限台の関数であることを特徴とする請求項1記載の標本化関数発生装置。
- 前記標本化関数は、前記3階Bスプライン関数をF(t)としたときに、
H(t)=−F(t+1/2)/4+F(t)−F(t−1/2)/4
で定義されることを特徴とする請求項2記載の標本化関数発生装置。 - 前記3階Bスプライン関数F(t)は、
−3/2≦t<−1/2については(4t2 +12t+9)/4で、
−1/2≦t<1/2については−2t2 +3/2で、
1/2≦t<3/2については(4t2 −12t+9)/4で表されることを特徴とする請求項3記載の標本化関数発生装置。 - 前記Bスプライン関数発生手段による前記Bスプライン関数の発生時間を3Tとしたときに、前記第1の遅延手段の遅延時間をT/2に、前記第2の遅延手段の遅延時間をTにそれぞれ設定し、
前記第1および第2の反転増幅手段による減衰量を1/4に設定することを特徴とする請求項1記載の標本化関数発生装置。 - 前記Bスプライン関数発生手段は、i階Bスプライン関数波形同士の畳み込み演算処理を行う畳み込み演算手段を有しており、この畳み込み演算手段に2階Bスプライン関数の信号波形を入力することにより、3階Bスプライン関数の信号波形を出力することを特徴とする請求項1記載の標本化関数発生装置。
- 前記畳み込み演算手段は、
入力信号波形に対して所定時間遅延させるとともに極性反転を行う第3の遅延手段および第3の反転増幅手段と、
前記第3の遅延手段あるいは前記第3の反転増幅手段から出力される遅延および極性反転後の信号波形と前記入力信号波形とをアナログ的に加算して信号波形の合成を行う第2の加算手段と、
前記第2の加算手段から出力される信号波形に対して時間積分する積分手段と、
を備えることを特徴とする請求項6記載の標本化関数発生装置。 - 前記Bスプライン関数発生手段は、i階Bスプライン関数波形同士の畳み込み演算処理を行う縦続接続された2つの畳み込み演算手段を有しており、初段の前記畳み込み演算手段に1階Bスプライン関数の信号波形を入力することにより、後段の前記畳み込み演算手段から3階Bスプライン関数の信号波形を出力することを特徴とする請求項1記載の標本化関数発生装置。
- 前記畳み込み演算手段は、
入力信号波形に対して所定時間遅延させるとともに極性反転を行う第3の遅延手段および第3の反転増幅手段と、
前記第3の遅延手段あるいは前記第3の反転増幅手段から出力される遅延および極性反転後の信号波形と前記入力信号波形とをアナログ的に加算して信号波形の合成を行う第2の加算手段と、
前記第2の加算手段から出力される信号波形に対して時間積分する積分手段と、
を備えることを特徴とする請求項8記載の標本化関数発生装置。 - 前記Bスプライン関数発生手段は、i階Bスプライン関数波形同士の畳み込み演算処理を行う縦続接続された3つの畳み込み演算手段を有しており、初段の前記畳み込み演算手段にパルス列を入力することにより、最終段の前記畳み込み演算手段から3階Bスプライン関数の信号波形を出力することを特徴とする請求項1記載の標本化関数発生装置。
- 前記畳み込み演算手段は、
入力信号波形に対して所定時間遅延させるとともに極性反転を行う第3の遅延手段および第3の反転増幅手段と、
前記第3の遅延手段あるいは前記第3の反転増幅手段から出力される遅延および極性反転後の信号波形と前記入力信号波形とをアナログ的に加算して信号波形の合成を行う第2の加算手段と、
前記第2の加算手段から出力される信号波形に対して時間積分する積分手段と、
を備えることを特徴とする請求項10記載の標本化関数発生装置。
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