JP3017955B2 - 無線機試験装置及び方法 - Google Patents

無線機試験装置及び方法

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JP3017955B2
JP3017955B2 JP9066539A JP6653997A JP3017955B2 JP 3017955 B2 JP3017955 B2 JP 3017955B2 JP 9066539 A JP9066539 A JP 9066539A JP 6653997 A JP6653997 A JP 6653997A JP 3017955 B2 JP3017955 B2 JP 3017955B2
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裕二 本間
高志 清家
隆幸 斉藤
守 赤田
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B17/00Monitoring; Testing
    • H04B17/20Monitoring; Testing of receivers
    • H04B17/23Indication means, e.g. displays, alarms, audible means
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B17/00Monitoring; Testing
    • H04B17/10Monitoring; Testing of transmitters
    • H04B17/15Performance testing
    • H04B17/16Test equipment located at the transmitter

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は無線機試験装置及
び方法に係り、特に、複数種類の通信システムについて
の試験・計測に適した無線機試験装置及び方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話といった移動体通信シス
テム等のデジタル通信システムの開発・運用が盛んにな
ってきている。
【0003】そして、これらの通信システムには、PD
C,PHS,GSM,CT−2等種々の方式による規格
が用いられており、これらの各方式ではデジタルデータ
伝送が行われている。
【0004】ところで、このようなデジタル通信システ
ムに使用される端末等の無線機の送受信特性を試験する
無線機試験装置として、従来のアナログ通信用テスタを
改造した無線機テスタが用いられている。
【0005】しかるに、この無線機テスタを用いて無線
機の送受信特性の試験を実施するにあたり、上記するよ
うに通信システムのデジタル化が図られた場合、その変
調方式、ビットレート、データフォーマットが各方式に
より異なっているため、従来のアナログ通信用テスタを
多少改造する程度ではこれらの種々の通信方式に対応さ
せるのが困難である。
【0006】したがって、従来、デジタル通信システム
における測定・検査等で無線機テスタを用いるために
は、一つの手法としてはPDC,PHSといった各通信
方式毎に専用のハードウェアを有する複数の無線機テス
タを準備しておくことが考えられる。
【0007】また、他の手法としては、アナログ通信用
テスタにアダプタ形式やボード形式で各通信方式毎にデ
ジタル回路を付け換え、各種の通信システムに対応可能
としておくことが考えられる。
【0008】また、デジタル通信用の無線機テスタは、
デジタル通信システムについての種々の測定を行う必要
があるため、複数の機能を有しており、したがって複数
のブロック(モジュール)を備えて構成することが考え
られる。
【0009】通常、各モジュールは高速性を確保するた
めに独立して種々の処理を実行し、この処理動作のため
にプログラム・参照データ等のソフトウエアが組み込ま
れていることが必要となる。
【0010】従来、この種のソフトウエアは、モジュー
ルが直ぐに動作できるよう,ROMにより供給されるよ
うにするのが一般的である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】また、上述したよう
に、日本国内においてもPDC、PHSといった通信シ
ステムが混在し、また、海外まで含めるとかなり種類の
通信システムが現実に用いられている今日、一つのテス
タで複数種類のデジタル通信システムの測定を容易に実
施できる無線機テスタが求められている。
【0012】しかしながら、従来では、通信システム毎
に一々対応するハードウェアを変更することが必要とな
るので、各種のデジタル通信システム毎にテスタシステ
ムの変更を、容易にかつ簡便に実施するのは困難であ
る。
【0013】一方、無線機テスタを含む複数モジュール
からなる各種計測装置においては、各モジュールに対し
て高速かつ簡易なソフトウエア供給を行うため、多くの
場合ROMが使用される。
【0014】しかし、これでは当該計測装置のシステム
変更容易性,拡張性を確保するのが困難である。
【0015】本発明は、このような実情を考慮してなさ
れたもので、その第1の目的は、複数種類のデジタル通
信システムへ対応するためのシステム変更を容易かつ簡
便に実現することを可能とした無線機試験装置及び方法
を提供することにある。
【0016】また、第2の目的は、複数モジュールに対
して高速かつ簡易なソフトウエア供給を実現し、かつ、
システム変更の容易性,拡張性を確保することを可能と
した無線機試験装置及び方法を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明によると、複数種類あるデジタル通信システ
ムのいずれかに対応した被試験用無線機を該被試験用無
線機が対応するデジタル通信システムに応じて試験する
ことが可能な無線機試験装置であって、書き換え可能な
第1のメモリを有し、該第1のメモリに書き込まれたプ
ログラムを実行することにより、当該被試験用無線機に
送信する第1の試験信号の内容を示す変調データをデジ
タル変調信号に変換する変調手段と、書き換え可能な第
2のメモリを有し、該第2のメモリに書き込まれたプロ
グラムを実行することにより、当該被試験用無線機から
受信した第2の試験信号から復調データを生成する復調
手段と、書き換え可能な第3のメモリを有し、該第3の
メモリに書き込まれたプログラムを実行することによ
り、上記変調手段へ入力するデータを生成すると共に、
上記復調手段で復調された復調データを当該被試験用無
線機が採用しているデジタル通信システムのプロトコル
に基づいて処理する変復調処理手段と、記憶装置に記憶
されている各種デジタル通信システムに対応するプログ
ラムのデータを読みだして上記第1、第2及び第3のメ
モリに書き込む制御手段とを具備してなることを特徴と
する無線機試験装置が提供される。
【0018】また、本発明によると、上記制御手段がメ
モリを有する主モジュールで構成されていると共に、上
記変調手段及び上記復調手段の少なくとも一方がメモリ
を有する副モジュールで構成されており、上記主モジュ
ールは、上記副モジュールのメモリを自メモリ空間の一
部として含み、上記副モジュールの設定時には、上記副
モジュールのメモリに上記プログラムを書き込み、上記
副モジュールは、上記被試験用無線機からの試験信号を
受けて解析するために上記試験信号を処理するデジタル
信号処理手段を有し、上記メモリに記憶された上記プロ
グラムにしたがって上記試験信号の処理を実行すること
を特徴とする無線機試験装置が提供される。
【0019】また、本発明によると、上記副モジュール
のメモリを上記主モジュールの自メモリ空間の一部とす
るための第1のアドレスデコーダと、上記副モジュール
のメモリを上記副モジュールの自メモリ空間とするため
の第2のアドレスデコーダと、上記副モジュールの設定
時には、上記副モジュールのメモリのアドレスを上記第
1のアドレスデコーダに接続すると共に、上記副モジュ
ールの実行時には、上記副モジュールのメモリのアドレ
スを上記第2のアドレスデコーダに接続するための切換
手段とをさらに具備してなることを特徴とする無線機試
験装置が提供される。
【0020】また、本発明によると、上記記憶装置は、
上記プログラムを外部からロードする手段を含むことを
特徴とする無線機試験装置が提供される。
【0021】また、本発明によると、上記記憶装置は、
上記プログラムを内部からリードアウトする手段を含む
ことを特徴とする無線機試験装置が提供される。
【0022】また、本発明によると、上記変調手段は、
第1のRAMを有し、その第1のRAMに記憶されたプ
ログラムを実行することにより、上記被試験用無線機へ
送信する試験信号の内容を示す変調データを、デジタル
変調信号に変換する手段を含むことを特徴とする無線機
試験装置が提供される。
【0023】また、本発明によると、上記復調手段は、
第2のRAMを有し、その第2のRAMに記憶されたプ
ログラムを実行することにより、上記被試験用無線機か
ら受信した試験信号をA/D変換し、さらに、復調デー
タ生成もしくは解析処理を実行する復調/解析処理手段
を含むことを特徴とする無線機試験装置が提供される。
【0024】また、本発明によると、上記変復調処理手
段は、第3のRAMを有し、その第3のRAMに記憶さ
れたプログラムを実行することにより、上記変調処理手
段で処理する変調データを生成し、また、上記復調/解
析処理手段で復調された復調データを上記被試験用無線
機が採用しているデジタル通信システムのプロトコルに
基づいて処理する手段を含むことを特徴とする無線機試
験装置が提供される。
【0025】また、本発明によると、上記記憶装置は、
上記複数種類のデジタル通信システムに対応して上記第
1,第2及び第3のRAMに記憶されるプログラムを内
部的または外部的に変更又は差換えるための手段を含む
ことを特徴とする無線機試験装置が提供される。
【0026】また、本発明によると、上記制御手段は、
上記試験の開始前に上記記憶装置から所望のデジタル通
信システムに対応するプログラムを読み出して、前記第
1,第2及び第3のRAMに記憶されるプログラムを変
更するための手段を含むことを特徴とする無線機試験装
置が提供される。
【0027】また、本発明によると、複数種類あるデジ
タル通信システムのいずれかに対応した被試験用無線機
を該被試験用無線機が対応するデジタル通信システムに
応じて試験することが可能な無線機試験装置であって、
計測対象の信号を送出するために、又は計測対象の信号
を受けて解析するために信号を処理するデジタル信号処
理手段及び書き換え可能な記憶手段とを有し、上記書き
換え可能な記憶手段に設定された上記デジタル通信シス
テムのいずれかに対応するプログラムに従って所定の処
理を実行する少なくとも1つの副モジュールと、上記副
モジュールに設定する上記プログラムを少なくとも1種
類保存する記憶手段と、上記書き換え可能な記憶手段と
対応する副モジュールのメモリ空間を自メモリ空間の一
部として含み、かつ、副モジュール設定時には、上記記
憶手段から読み出した上記プログラムを自メモリ空間で
ある上記副モジュールのメモリ空間に書き込むことで、
該当する副モジュールを設定する主モジュールとを具備
し、 上記副モジュールは、その副モジュールの上記書
き換え可能な記憶手段に上記主モジュールにより上記記
憶手段より設定された上記プログラム情報を実行するこ
とにより上記信号を処理することを特徴とする無線機試
験装置が提供される。
【0028】また、本発明によると、複数種類あるデジ
タル通信システムのいずれかに対応した被試験用無線機
を該被試験用無線機が対応するデジタル通信システムに
応じて試験する無線機試験方法であって、書き換え可能
な第1のメモリに書き込まれたプログラムを実行するこ
とにより、当該被試験用無線機に送信する第1の試験信
号の内容を示す変調データをデジタル変調信号に変換す
る第1のステップと、書き換え可能な第2のメモリに書
き込まれたプログラムを実行することにより、当該被試
験用無線機から受信した第2の試験信号から復調データ
を生成する第2のステップと、書き換え可能な第3のメ
モリに書き込まれたプログラムを実行することにより、
上記変調データを生成すると共に、上記復調データを当
該被試験用無線機が採用しているデジタル通信システム
のプロトコルに基づいて処理する第3のステップと、記
憶装置に記憶されている各種デジタル通信システムに対
応するプログラムのデータを読みだして上記書き換え可
能な第1、第2及び第3のメモリに書き込む第4のステ
ップとを具備することを特徴とする無線機試験方法が提
供される。
【0029】また、本発明によると、複数種類あるデジ
タル通信システムのいずれかに対応した被試験用無線機
を該被試験用無線機が対応するデジタル通信システムに
応じて試験する無線機試験方法であって、少なくとも1
つの副モジュールにおいて、計測対象の信号を送出する
ために、又は計測対象の信号を受けて解析するために信
号を処理するデジタル信号処理手段として書き換え可能
な記憶手段に設定された上記デジタル通信システムのい
ずれかに対応するプログラムに従って所定の処理を実行
する第1のステップと、上記副モジュールに設定する上
記プログラムを少なくとも1種類を記憶手段に保存する
第2のステップと、主モジュールにおいて、上記書き換
え可能な記憶手段と対応する副モジュールのメモリ空間
を自メモリ空間の一部として含み、かつ、副モジュール
設定時には、上記記憶手段から読み出した上記プログラ
ムを自メモリ空間である上記副モジュールのメモリ空間
に書き込むことで、該当する副モジュールを設定する第
4のステップとを具備し、上記副モジュールは、その副
モジュールの上記書き換え可能な記憶手段に上記主モジ
ュールにより上記記憶手段より設定された上記プログラ
ム情報を実行することにより上記信号を処理することを
特徴とする無線機試験方法が提供される。
【0030】(作用)したがって、まず、請求項1に対
応する発明の無線機試験装置においては、複数種類のデ
ジタル通信システム用の無線機に対して試験が行われ
る。
【0031】まず、試験信号を送信する際には、第3の
RAMを有し、その第3のRAMに記憶されたプログラ
ムを実行する変復調データ処理手段によって、変調デー
タが生成される。
【0032】次に、第1のRAMを有し、その第1のR
AMに記憶されたプログラムを実行する変調処理手段に
より、送信する試験信号の内容を示す変調データがデジ
タル変調信号に変換される。
【0033】これにより、テストする無線機に対して試
験信号が出力できる。
【0034】次に、試験信号を受信した際には、第2の
RAMを有し、その第2のRAMに記憶されたプログラ
ムを実行する復調/解析処理手段によって、受信した試
験信号に対する復調データ生成もしくは解析処理が実行
される。
【0035】次に、試験信号がプロトコル試験を行う際
には、第3のRAMを有し、その第3のRAMに記憶さ
れたプログラムを実行する変復調データ処理手段によっ
て、復調データが当該被試験用無線機が採用しているデ
ジタル通信システムのプロトコルに基づいて処理され、
受信情報として取り出される。
【0036】ところで、上記動作をする無線機試験装置
において、試験対象におけるデジタル通信システムの種
類もしくはデジタル信号処理種類を変更したい場合があ
る。
【0037】そこで、記憶装置に複数種類のデジタル通
信システムに対応して第1,第2及び第3のRAMに記
憶されるプログラムを変更又は差換えるためのプログラ
ム情報が記憶されている。
【0038】そして、制御部によって、試験の開始前に
記憶装置から所望のデジタル通信システムに対応するプ
ログラム情報が読み出され、第1,第2及び第3のRA
Mに記憶されるプログラムが変更される。
【0039】したがって、デジタル通信システムの種類
に応じて無線機を試験することができる。
【0040】また、請求項2または11に対応する発明
の無線機試験装置においては、副モジュールによって独
自の処理が実行されるようになっている。
【0041】ここで、副モジュールにおいては、書き換
え可能な記憶手段に設定されたプログラム情報に従い、
デジタル信号処理手段よって当該独自の処理が実行され
る。
【0042】なお、デジタル信号処理手段は、試験対象
の信号を送出するために、又は試験対象の信号を受けて
解析するために信号を処理するものである。
【0043】また、記憶手段に、上記副モジュールに設
定するプログラム情報を少なくとも1種類保存されてい
る。
【0044】一方、書き換え可能な記憶手段と対応する
副モジュールのメモリ空間を自メモリ空間の一部として
含む主モジュールが設けられている。
【0045】そして、主モジュールによって、副モジュ
ール設定時には、記憶手段から読み出したプログラム情
報が自メモリ空間である副モジュールのメモリ空間に書
き込まれ、該当する副モジュールが設定される。
【0046】これにより、副モジュールがその副モジュ
ールの書き換え可能な記憶手段に主モジュールにより記
憶手段より設定されたプログラム情報を実行することに
より信号を処理する。
【0047】したがって、複数モジュールに対して高速
かつ簡易なソフトウエア供給を実現し、かつ、システム
変更の容易性,拡張性を確保するができる。
【0048】なお、この請求項2または11に対応する
発明を適用すれば、上記請求項1に対応する発明はより
一層容易に実現することができる。
【0049】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0050】(発明の第1の実施の形態)図1は本発明
の第1の実施の形態に係る無線機試験装置としての無線
機テスタの全体構成の一例を示すブロック図である。
【0051】この無線機テスタは、表示/入力部1と、
記憶装置2と、制御部3と、変復調データ処理部4と、
変調部5と、復調/解析部6と、広帯域RF/IF部7
と、RF入・出力端子8とによって構成されている。
【0052】表示/入力部1は、表示装置と入力装置か
らなり、制御部3からの出力情報を表示する共に、無線
機テスタの使用者が制御部3に対して指示入力を行うも
のである。
【0053】記憶装置2は、各種情報及びプログラム
を、制御部3にリードアウト又はダウンロード可能に記
憶している。
【0054】これら各種情報及びプログラムとしては、
変調部5で使用するデジタルフィルタ情報及び該変調部
5、上記変復調データ処理部4並びに復調/解析部6の
各構成部分が各種のデジタル通信システムに対応して信
号処理するためのプログラムとがあり、さらに、試験用
信号情報や試験結果等があり、これらが上記記憶装置2
に保存されている。
【0055】制御部3は、試験信号送信もしくは受信時
に、変復調データ処理部4と変調部5と復調/解析部6
と広帯域RF/IF部7に対する制御を行うとともに、
テスタシステム設定時には、変調部5,復調/解析部6
及び変復調データ処理部4の各々が有する第1,第2及
び第3のRAM4a,5a,6aへ上記記憶装置2から
リードアウトまたはロードアウトされたプログラムの転
送を行い、各部が対象とするデジタル通信システムに適
合した機能性能になるようにプログラムを変更(入換も
含む)して、デジタル通信システムに対応した無線機テ
スタとしてのシステム設定を行う。
【0056】変復調データ処理部4は、制御部3から入
力された送信用信号をデジタルの変調データに変換して
変調部5に送出すると共に、復調/解析部6からの復調
データをベースバンド処理して制御部3に送出する。
【0057】また、変復調データ処理部4は、無線機テ
スタとしてのシステム設定時には、制御部3からのプロ
グラムにより、変調データへの変換パターンが設定され
る。
【0058】変調部5は、変復調データ処理部4からの
変調データをデジタルフィルタにより変調処理し、さら
にD/A変換して広帯域RF/IF部7に送出する。
【0059】また、変調部5は、無線機テスタとしての
システム設定時には、制御部3からのプログラムによ
り、変調処理の動作及びデジタルフィルタデータの生成
処理動作についてプログラムされる。
【0060】さらに、変調部5は、デジタルフィルタ変
更時には、新たなデジタルフィルタ特性情報が制御部3
から入力され、デジタルフィルタデータの生成処理を実
行する。
【0061】復調/解析部6は、受信信号をA/D変換
し、復調処理もしくは解析処理を実行する。
【0062】また、復調/解析部6は、無線機テスタと
してのシステム設定時には、制御部3からのプログラム
により、復調処理もしくは解析処理の動作についてプロ
グラムされる。
【0063】広帯域RF/IF部7は、RF入・出力端
子8で受信した試験信号を中間周波数に変換して復調/
解析部6に入力すると共に、変調部5から入力された試
験信号をRF信号に変換してRF入・出力端子8から出
力する。
【0064】この広帯域RF/IF部7は、種々のデジ
タル通信システムに対応するため、3GHz程度までの
広帯域に渡って高周波の取扱いが可能である。
【0065】図2は、本発明の第1の実施の形態が適用
される無線機テスタのパネル配置と被試験用無線機との
接続関係を例示している。
【0066】すなわち、この無線機テスタのパネル面に
は上記表示/入力部1としての表示部D及び各種の入力
操作キーK1,K2,K3,K4等が配置されていると
共に、上記記憶装置2がフロッピーディスク(FD)で
ある場合に該FDがローディングされるFDドライバF
DD及び上記RF入・出力端子8が配置されている。
【0067】このRF入・出力端子8には、被試験用無
線機DUTがRFケーブルを介して接続される。
【0068】ここで、上記入力操作キーK1は、表示部
Dの表示画面上の複数のファンクションキー(F1−F
12等)に対応した所定のファンクションを選択すると
きに操作される。
【0069】また、上記入力操作キーK2は、各種の測
定パラメータを入力するときに操作される。
【0070】また、上記入力操作キーK3は、一回測
定、連続測定を選択するときに操作される。
【0071】また、上記入力操作キーK4は、表示部D
の表示画面上のカーソルの移動と、表示部Dの表示画面
上のパラメータ設定ウィンドウの開閉を行うときに操作
される。
【0072】図3は、本発明の第1の実施の形態が適用
される無線機テスタで測定対象とする各種のデジタル通
信システムを採用した被試験用無線機の規格仕様を例示
している。
【0073】すなわち、この例では、各種のデジタル通
信システムが採用するプロトコルのうち、上述したよう
なPDC,PHS及びGSMについての規格仕様として
無線周波数帯、通信方式、時分割チャネル(ch)数/
波、変調形式、伝送速度及びフレーム周期を示してい
る。
【0074】次に、上述した図1の各部についてのより
具体的な構成例を説明する。
【0075】図4は本実施の形態の詳細構成の一例を示
すブロック図である。
【0076】図4において、表示/入力部1は、表示装
置としての液晶(LCD)表示器10と入力装置として
のパネルキー11とによって構成されている。
【0077】記憶装置(記憶媒体)2は、外部から差し
替え交換を可能にする場合はメモリカードやフロッピー
ディスク等,内部から変更をもたらす場合はハードディ
スクやROM等、その他の記憶装置(記憶媒体)により
構成されている。
【0078】制御部3は、メインCPU部30と、LC
D表示器10を表示制御する表示器制御部31と、パネ
ルキー11に対する入出力を制御するパネル制御部32
と、広帯域RF/IF部7からのパワーメータ出力や検
波出力等のアナログ信号をA/D変換するA/D変換部
33と、広帯域RF/IF部7に対する制御を実行する
内部ハード制御部34とによって構成されている。
【0079】ここで、メインCPU部30は、作業用の
メモリを具備し、またメインバス35を介して変復調デ
ータ処理部4、変調部5及び復調/解析部6に接続され
ている。
【0080】このメインCPU部30は、無線機テスタ
としてのシステム設定時には変復調データ処理部4、変
調部5及び復調/解析部6に対し記憶装置2から読み出
したソフトウエアプログラムを転送し、またフィルタ情
報を転送し、さらに、試験計測時には各部を制御し、試
験データを転送する。
【0081】変復調データ処理部4は、CPU部40
と、プログラムローディング用のFIFOメモリ41
と、通信用のデュアルポートRAM42と、パターン発
生器43と、該パターン発生器43にパターン発生タイ
ミングを与えるタイミング発生器44とによって構成さ
れている。
【0082】ここで、CPU部40は、作業用のメモリ
(上記第3のRAM4a)を有し、制御部3からのソフ
トウエア供給によるプログラムによって、復調時の被試
験用無線機が採用しているデジタル通信システムのプロ
トコルに基づいた処理動作が実行可能となる。
【0083】これにより、復調/解析部6からの復調信
号は、所定のプロトコルに基づいて処理されて制御部3
に送出される。
【0084】また、CPU部40は、制御部3から供給
されるソフトウエアにより、パターン発生器43をプロ
グラムするとともに、変調時には制御部3からの送信デ
ータをパターン発生器43に入力する。
【0085】一方、パターン発生器43は、FPGA等
のプログラム可能なゲートアレイによって構成されてお
り、そのプログラムに応じ、PNパターンや固定パター
ン等の種々のパターンを変調データとして発生し、変調
部5に入力する。
【0086】変調部5は、デジタル信号処理部50と、
変復調データ処理部4からの変調データを変調処理する
デジタルフィルタ51,52と、変調処理された変調信
号をD/A変換するD/A変換器53,54と、D/A
変換出力の高周波成分を除去するアナログフィルタ5
5,56とによって構成されている。
【0087】ここで、デジタルフィルタ51、D/A変
換器53及びアナログフィルタ55は同相成分を処理し
てI信号を出力するものであり、デジタルフィルタ52
と、D/A変換器54及びアナログフィルタ56は、直
交成分を処理してQ信号を出力するものである。
【0088】また、デジタル信号処理部50は、DSP
(デジタルシグナルプロセッサ)と作業用メモリ(上記
第1のRAM5a)とを備えており、無線機テスタとし
てのシステム設定時に、DSPの動作として試験するデ
ジタル通信システムに対応した変調処理手段及びテーブ
ルデータ生成手段とが制御部3によりプログラムされ
る。
【0089】上記変調処理手段は、デジタルフィルタ5
1,52を用いて変復調データ処理部4からの変調デー
タをデジタル信号に変換処理する手段である。
【0090】一方、テーブルデータ生成手段は、制御部
3からのフィルタ特性指定に基づいて、デジタルフィル
タ51,52に保存するテーブルデータを生成する手段
である。
【0091】デジタルフィルタ51,52は、RAM等
の書き替え可能な記憶手段により構成されており、DS
P動作により生成されたベースバンドフィルタ情報をデ
ジタルフィルタ情報として保存する。
【0092】なお、フィルタ特性は、試験の状況や必要
に応じて設定されるものである。
【0093】アナログフィルタ55は、その特性が可変
であり、伝送レートの変更等に対応できるようになって
いる。
【0094】復調/解析部6は、中間周波数信号をA/
D変換するA/D変換器60と、BER測定用信号線6
1と、直交復調部62と、デジタルフィルタ63と、解
析用信号線64と、BER測定用信号線61,デジタル
フィルタ63及び解析用信号線64からの何れかの信号
を選択する信号切り替え部65と、ピーク検波を行いデ
ジタル信号処理部68に入力するピーク検波器66と、
波形情報をバッファリングする波形メモリ67と、デジ
タル信号処理部68と、復調用データのFIFOメモリ
69及び解析情報記憶用のFIFOメモリ70とによっ
て構成されている。
【0095】ここで、デジタル信号処理部68は、DS
P(デジタルシグナルプロセッサ)と作業用メモリ(上
記第2のRAM6a)とを備えており、無線機テスタと
してのシステム設定時に、DSPの動作として試験する
デジタル通信システムに対応した復調処理手段及び解析
手段とが制御部3によりプログラムされる。
【0096】この復調処理手段は、表示/入力部1より
復調モードが選択されたときに動作する。
【0097】この場合、信号切り替え部65は、デジタ
ルフィルタ63からの何れかの信号を選択し、DSPは
プログラムに従って波形信号を復調処理し、FIFOメ
モリ69を介して復調データを変復調データ処理部4に
入力する。
【0098】一方、解析手段は、表示/入力部1より解
析モードが選択されたときに動作する。
【0099】ここで、DSPは、複数種類の解析を実施
することが可能であり、そのプログラムを記憶装置2か
ら制御部3を介して変更することにより、その内容を追
加しまた変更することが可能である。
【0100】このDSPによる解析機能の種類として
は、例えばスペクトラムアナライザ機能、変調解析機
能、BER測定機能、ピーク検波機能、その他種々の解
析機能があり、DSPプログラムの設定により実行可能
である。
【0101】この場合、信号切り替え部65は、解析に
応じた信号を選択し、また、解析手段は、FIFOメモ
リ70又はメインバスを介して解析結果を直接制御部3
に送出する。
【0102】広帯域RF/IF部7及びRF入・出力端
子8は、種々のデジタル通信システムに対応できるよう
に広帯域な範囲で高周波RFを送信し、また受信できる
ようになっている。
【0103】なお、特に、図示しないが広帯域RF/I
F部7及びRF入・出力端子8は、π/4DQPSK、
BPSKやFM等の種々の変調信号を取り扱うことがで
きるように構成されている。
【0104】次に、以上のように構成された本発明の第
1の実施の形態に係る無線機テスタの動作について説明
する。
【0105】まず、この無線機テスタが測定し、またテ
ストするデジタル通信システムに対応させて、無線機テ
スタとしてのシステムを設定する動作について、図5を
用いて説明する。
【0106】図5は、本実施の形態の無線機テスタにお
ける無線機テスタとしてのシステム設定動作を説明する
図である。
【0107】まず、操作者により、図3に示したような
PHS、PDC、GSM等のデジタル通信システムの方
式が指定され、表示/入力部1より選択入力される(S
1)。
【0108】次に、制御部3により、選択入力された方
式に対応する記憶装置2からプログラムが読み出され
(S2)、変復調データ処理部4,変調部5及び復調/
解析部6に転送される(S3,S4及びS5)。
【0109】上記変復調データ処理部4,変調部5及び
復調/解析部6の各部では、それぞれのDSP,テーブ
ル,CPUもしくはFPGA用のプログラムやテーブル
情報が保存され、指定された通信方式に対応してデジタ
ル信号処理が可能となるように設定される。
【0110】また、計測にあたり、必要に応じて変調部
5のデジタルテーブル特性の変更や解析種類の変更が行
われる(S1,S2,S6,S7) 次に、被試験用のデジタル通信システムに対し、この無
線機テスタがテスト用信号の送信を行う場合の送信動作
について図6を用いて説明する。
【0111】図6は、本実施の形態の無線機テスタによ
る送信動作を説明する図である。
【0112】まず、表示/入力部1から送信すべき試験
信号が指定される(S11)。
【0113】次に、制御部3から前記の指定された試験
信号の情報すなわち送信データが変復調データ処理部4
に送出される(S13)。
【0114】また、これに先立ち、変調部5内のデジタ
ルフィルタ特性を変更する必要がある場合には、上記し
たように当該フィルタ特性が変更される(S6)。
【0115】変復調データ処理部4において、送信デー
タは変調データとして処理され、それが変調部5に入力
される(S14)。
【0116】この変調データは、変調部5でデジタルフ
ィルタ,DSPにより被試験用無線機が採用しているデ
ジタル形式に基づいて変調処理され、さらにD/A変換
されたのち、その高周波成分が除去されて、高帯域RF
/IF部7に入力される(S15)。
【0117】そして、この広帯域RF/IF部7によ
り、高周波信号RFが試験すべき無線機に対してRF入
・出力端子8より出力される(S16)。
【0118】また、無線機テスタが無線信号を受信して
復調する場合の復調動作について図7を用いて説明す
る。
【0119】図7は本実施の形態の無線機テスタにおけ
る復調動作を説明する図である。
【0120】まず、試験すべき無線機から受信した高周
波信号RF(S21)は、広帯域RF/IF部7により
中間周波信号に変換されて復調/解析部6に入力される
(S22)。
【0121】復調/解析部6では、この信号がA/D変
換され、さらにDSPの動作により復調されて復調デー
タとして変復調データ処理部4に入力される(S2
3)。
【0122】変復調データ処理部4においては、復調デ
ータを被試験用無線機が採用しているデジタル通信シス
テムのプロトコルに基づいて処理し、受信データとして
制御部3に入力する(S24)。
【0123】なお、復調データを変復調データ処理部4
で処理するのは復調動作の高速性を確保するためであ
る。
【0124】そして、制御部3により、変復調データ処
理部4からの受信データが、表示/入力部1に表示され
る(S26)。
【0125】さらに、本実施の形態の無線機テスタが無
線信号を受信し受信信号を解析する場合の解析動作につ
いて図8を用いて説明する。
【0126】図8は本実施の形態の無線機テスタにおけ
る解析動作を説明する図である。
【0127】まず、試験すべき無線機から受信した高周
波信号RF(S31)は、広帯域RF/IF部7により
中間周波信号に変換されて復調/解析部6に入力される
(S32)。
【0128】復調/解析部6では、この中間周波信号が
A/D変換され、さらにプログラムされた解析動作がD
SPにより実行され、周波数偏差,立ち上がり/立ち下
がり特性,空中線電力の偏差,タイムアライメント,キ
ャリアオフ時漏洩電力,変調精度,占有周波数帯域幅,
隣接チャネル漏洩電力等の解析が行われ、さらにその解
析結果が制御部3に入力される(S33)。
【0129】そして、制御部3により、解析結果が、表
示/入力部1に表示出力される(S35)。
【0130】上述したように、本発明の実施の形態に係
る無線機テスタは、変復調データ処理部4と、変調処理
部5と、変調/解析処理部6に書き換え可能なメモリ手
段を有するデジタル信号処理手段を設け、デジタル信号
システムやデジタル処理種類に応じてそのプログラムを
変更するようにしたので、複数種類のデジタル通信シス
テムへ対応するためのシステム変更を容易かつ簡便に実
現することができる。
【0131】また、本発明の実施の形態に係る無線機テ
スタは、デジタルフィルタの種類の変更や復調解析の切
替、解析種類の変更、さらに変調パターンの変更等を容
易に実施することができる。
【0132】したがって、本発明によれば、従来のよう
に通信システム毎に複数種類のテスタを使用したり、各
通信システム専用のハードウエア交換の必要をなくすこ
とができる。
【0133】また、本発明によれば、制御部3が記憶装
置2から上記プログラム等を読み出して各部に転送する
構成としたので、より一層汎用性を高くでき、簡便確実
に機能変更を実現することができる。
【0134】(発明の第2の実施の形態)本発明の第2
の実施の形態による無線機試験装置として、複数のモジ
ュールからなり、各モジュールに高速かつ簡易にソフト
ウエアプログラムを供給することが可能な無線機テスタ
について説明する。
【0135】このような第2の実施の形態による無線機
テスタは、第1の実施の形態に示す無線機テスタを実現
するための一手段を提供するものでもある。
【0136】図9は、本発明の第2の実施の形態に係る
無線機テスタの要部の構成を示すブロック図である。
【0137】図9に示すように、この無線機テスタは、
外部記憶装置94と接続された主モジュール90に、バ
ス95を介して第1副モジュール91,第2副モジュー
ル92及び第3副モジュール93が接続されてなってい
る。
【0138】なお、以下は3つの副モジュールを接続す
る場合で説明するが、本発明は接続可能な副モジュール
数は特に限定されない。
【0139】ここで、主モジュール90は、独自の処理
機能を有する他、各副モジュール91,92,93を統
括制御する役割を有する。
【0140】一方、各副モジュール91,92,93
は、外部記憶装置94から主モジュールによって供給さ
れたソフトウエアプログラムに従って、後述するような
所定の処理を実行する。
【0141】また、主モジュール90及び副モジュール
91,92,93のメモリ空間は図10に示すようにな
っている。
【0142】図10は、本実施の形態の無線機テスタに
おけるメモリ空間を示す図である。
【0143】図10に示すように、主モジュール90が
アクセス可能な全メモリ空間である主モジュールメモリ
空間MAには、主モジュールプログラム空間A90と、
副モジュールプログラム空間A91,A92,A93と
が設けられている。
【0144】主モジュールプログラム空間A90は、当
該無線機テスタにおけるシステム設定動作終了後、主モ
ジュール独自の動作が実施される際に、主モジュール9
0が使用するメモリ領域である。
【0145】各副モジュールプログラム空間A91,A
92,A93は、主モジュール90が自己のアクセス可
能なメモリ領域として認識すると共に、当該無線機テス
タにおけるシステム設定終了後に、各副モジュールが9
1,92,93が自己の処理を実行するのに使用するメ
モリ領域である。
【0146】このようなメモリ空間A90およびA9
1,A92,A93とを有する主モジュール90および
副モジュール91,92,93とを含む無線機テスタの
さらに具体的な構成を図11を用いて説明する。
【0147】図11は、本実施の形態の無線機テスタに
おける主モジュール及び副モジュールの構成を示すブロ
ック図である。
【0148】図11に示すように主モジュール90は、
内部バス101に、CPU102と、アドレスデコーダ
103と、RAM/ROMメモリ104と、リセット回
路105と、外部記憶装置インタフェース106と、バ
スバッファ107とが接続され、さらに、その他図示し
ない周辺要素が設けられて構成されている。
【0149】CPU102は、RAM/ROMメモリ1
04内のプログラムに従って主モジュール90における
動作を制御する。
【0150】アドレスデコーダ103は、RAM/RO
Mメモリ104,リセット回路105,外部インタフェ
ース106,バスバッファ107とそれぞれ信号線l1
04,l105,l106,l107により接続されて
いる。
【0151】このアドレスデコーダ103は、CPU1
02がアクセスしようとするアドレスを検知し、当該指
定アドレスに対応するデバイスにセレクト信号を出力し
オン状態とする。
【0152】RAM/ROMメモリ104は、図10で
示す主モジュールプログラム空間A90に対応したアド
レス空間を有するメモリ素子であり、主モジュール90
自体のの動作において使用される。
【0153】リセット回路105は、CPU102から
の指示でアクティブにされることによってリセット信号
を出力すると共に、非アクティブにされることによって
リセット信号の出力を中止する。
【0154】外部記憶装置インタフェース106は、外
部記憶装置94から指定された情報を読み出すためのも
のである。
【0155】バスバッファ107は、バス95に接続さ
れており、当該バス95を介して副モジュール91,9
2,93の何れかに対してデータを転送するときに使用
されるバス駆動用バッファである。
【0156】一方、各副モジュール91,92,93に
は、内部バス111に、DSP112及び内部アドレス
デコーダ113が接続され、さらに、スイッチ114を
介してRAMメモリ115が接続されている。
【0157】また、各副モジュール91,92,93で
は、バス95から外部アドレスデコーダ116が接続さ
れると共に、このバス95がスイッチ114を介してR
AMメモリ115に接続されている。
【0158】さらに、内部アドレスデコーダ113及び
外部アドレスデコーダ116からのセレクト信号が送出
される信号線l113及びl116は、スイッチ117
に接続され、その何れかがスイッチ117においてRA
Mメモリ115に入力する信号線l115と接続され
る。
【0159】DSP112は、副モジュールのデジタル
信号処理を司るものであり、RAMメモリ115内のプ
ログラムに従いまたデータを用いて動作する。
【0160】また、当該DSPは、信号線l105を介
して主モジュールのリセット回路105と接続されてお
り、リセット信号を受けるとリセット状態となる。
【0161】内部アドレスデコーダ113は、DSP1
12がアクセスしようとするアドレスを検知し、当該指
定アドレスに対応するデバイスにセレクト信号を出力し
オン状態とする。
【0162】なお、ここで、DSP112が指定するア
ドレスは、例えば第1副モジュール91の場合であれ
ば、図10に示す第1副モジュールプログラム空間域の
アドレスである。
【0163】スイッチ114及びスイッチ117は、信
号線l105を介して主モジュールのリセット回路10
5と接続されており、リセット信号を受けると、RAM
メモリ115をバス95及び外部アドレスデコーダ側信
号線l116に接続する。
【0164】また、スイッチ114及びスイッチ117
は、リセット信号が解除されているときは、RAMメモ
リ115を内部バス111及び内部アドレスデコーダ側
信号線l113に接続する。
【0165】RAMメモリ115は、DSP112を動
作させるためのプログラム及び処理に用いるデータを保
存し、またDSP動作用の作業領域としても使用され
る。
【0166】なお、プログラム等はバス95を介して主
モジュール90から転送される。
【0167】例えば、第1副モジュール91の場合、R
AMメモリ115は、図8で示す第1副モジュールプロ
グラム空間A91に対応したアドレス空間を有するメモ
リ素子である。
【0168】外部アドレスデコーダ116は、バス95
を介して主モジュール90のCPU102がアクセスし
ようとするアドレスを検知し、当該指定アドレスに対応
するデバイスにセレクト信号を出力しオン状態とする。
【0169】なお、主モジュール90のリセット回路1
05からリセット信号が出力されているときには、外部
アドレスデコーダ116が有効であり、当該リセットが
解除されているときには、内部アドレスデコーダ113
が有効となる。
【0170】また、RAMメモリ115のアドレス空間
は、第2又は第3副モジュール92,93においては、
図12に示す第2又は第3副モジュールプログラム空間
A92,A93と対応する。
【0171】次に、以上のように構成された本実施の形
態に係る無線機テスタにおいて、その副モジュールに使
用するソフトウエアプログラムを転送し、無線機テスタ
としてのシステム設定動作について図12を用いて説明
する。
【0172】図12は、本実施の形態における副モジュ
ールのシステム設定動作を説明する流れ図である。
【0173】まず、指定されたデータを対応する副モジ
ュールに転送するにあたり、主モジュール90のCPU
102により、リセット回路105がアクティブにさ
れ、リセット信号が出力される(S41)。
【0174】リセット信号により、各副モジュール9
1,92,93においては、DSP112がリセットさ
れるとともに、スイッチ114及び117により、RA
Mメモリ115がバス95に接続され、外部アドレスデ
コーダ116のセレクト信号を受け付けるようになる
(S42)。
【0175】次に、主モジュール90のCPU102に
より、外部記憶装置94から転送すべきデータが読み出
される(S43)。
【0176】さらに、CPU102により、自メモリ空
間MAとして把握される副モジュールプログラム空間A
91,A92,A93の何れかに対し、外部記憶装置9
4から読み出したデータの転送が開始される(S4
4)。
【0177】ここでは、第1副モジュール91に対して
データが転送される場合について説明する。
【0178】ここで、CPU102により指定されるア
ドレスは、第1副モジュールプログラム空間A91上の
ものであるから、アドレスデコーダ103により、バス
バッファ107がセレクトされ、バス95を介してアド
レス情報、転送データ等が第1副モジュール91に送出
される。
【0179】一方、第1副モジュール91においては、
バス95を介するアドレス指定によって、外部アドレス
デコーダ116からRAMメモリ115に対してセレク
ト信号が出力される(S45)。
【0180】そして、セレクトされたRAMメモリ11
5に対して外部記憶装置94から読み出されたデータが
転送され書き込まれる(S46)。
【0181】また、第1副モジュール91に対するデー
タ転送が終了すると、CPU102により、リセット回
路105が非アクティブにされ、リセット信号が出力さ
れなくなる(S47)。
【0182】これにより、スイッチ114及び117に
よって、RAMメモリ115が内部バス111に接続さ
れ、内部アドレスデコーダ113のセレクト信号を受け
付けるように切り換えられる。
【0183】そして、DSP112の動作が再開され、
RAMメモリ115はDSP112のみからアクセスさ
れることとなるので、第1副モジュール91は主モジュ
ールから独立する。
【0184】このようにしてRAMメモリ115に転送
され保存されたプログラムに基づいて、そのデジタル信
号処理が行われることになる(S48)。
【0185】上述したように、本実施の形態に係る無線
機テスタは、副モジュール91,92,93にDSP1
12とRAMメモリ115を設け、主モジュールのメモ
リ空間は、副モジュールのメモリ空間をも含むようにし
て副モジュールの設定情報を直接RAMメモリ115に
書き込むようにしたので、複数モジュールに対する高速
かつ簡易なソフトウエアプログラム供給を実現し、か
つ、システム変更の容易性,拡張性を確保することがで
きる。
【0186】これにより、本実施の形態によれば、従来
のように組み込みソフトを変更するときでも、機器内の
プログラムROMをその都度変更する必要をなくし、外
部記憶媒体を交換するだけで、パーソナルコンピュータ
のように複数のアプリケーションを選択して実行するこ
とができる。
【0187】また、本実施の形態によれば、主モジュー
ル90は、副モジュールの設定をするときでも、自メモ
リ空間に直接書き込みを行うだけであるので、データ転
送を高速に実行することができる。
【0188】また、アクセスタイムの短い外部記憶装置
を使用すれば、ソフトウエアのロード時間を極めて短く
することが可能となる。
【0189】また、本発明によれば、リセット回路10
5、スイッチ114,117、内部アドレスデコーダ1
13、外部アドレスデコーダ116を設け、主モジュー
ルからのデータ転送時には、内部バスからRAMメモリ
115を切り離し、副モジュール動作時にはバス95か
らRAMメモリを切り離すようにしたので、副モジュー
ルへの確実なデータ転送、副モジュールの確実・正確な
動作を確保することができる。
【0190】(発明の第3の実施の形態)本実施の形態
においては、第2の実施の形態で説明した無線機テスタ
の要部の構成を用いて第1の実施の形態の無線機テスタ
を実現させる場合に、主モジュール90を制御部3と
し、副モジュール91を変調部5としたときの一構成例
を説明する。
【0191】図13は、本発明の第3の実施の形態に係
る無線機試験装置としての無線機テスタにおいて、変調
部として使用した副モジュールの一例を示す構成図であ
る。
【0192】なお、図13において、図1,図4及び図
11と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、こ
こでは異なる部分についてのみ述べる。
【0193】この図13において、副モジュールからな
る変調部5は、内部バス111に外部インタフェース1
18とD/A変換器119が接続され、D/A変換器1
19にからアナログ変調信号から高周波成分を除去する
可変アナログフィルタ120が設けられる他、第2の実
施の形態の図11で説明した副モジュール91,92,
93と同様な副モジュールの1つとして構成されてい
る。
【0194】また、図13に示す変調部5は、第2の実
施形態で示したプログラム及びその他のデータが制御部
3から転送され、リセット回路105が非アクティブに
されている。
【0195】したがって、RAMメモリ115(図1の
第1のRAM5aに相当)がすでに内部バス111,内
部アドレスデコーダ113に接続されている。
【0196】また、内部アドレスデコーダ113は、信
号線l118及びl119を介してそれぞれ外部インタ
フェース118及びD/A変換器119に接続され、こ
れらに対してセレクト信号を出力する。
【0197】さらに、RAMメモリ115内には変調処
理手段を実現するための変調処理プログラム121と、
テーブルデータ生成手段を実現するためのテーブルデー
タ生成プログラム122とが転送されている。
【0198】DSP112は、これらのプログラムに従
って変調処理及びテーブルデータ生成を実施する。
【0199】なお、テーブルデータ生成プログラム12
2は、周波数特性生成部と補正値生成部と逆フーリエ変
換部と畳み込み処理部とを有する。
【0200】次に、以上のように構成された本実施の形
態に係る無線機テスタにおける動作を説明する。
【0201】まず、制御部3からプログラム及びフィル
タ特性情報がバス95を介してRAMメモリ115に保
存される。
【0202】このときの動作は第2の実施の形態と同様
である。
【0203】また、制御部3から、フィルタ特性の一部
として可変アナログフィルタ120に対するアナログフ
ィルタ切替信号が入力され、アナログフィルタ特性が設
定される。
【0204】DSP112により、転送されたテーブル
データ生成プログラムに従ってフィルタ特性情報が処理
され、ベースバンドフィルタ処理を実行するデジタルフ
ィルタとしてのフィルタテーブル123が生成され、R
AMメモリ115に保存される。
【0205】次に、制御部3は試験信号用の送信データ
を変復調データ処理部4に送出し、変復調データ処理部
4にて生成された変調データが外部インタフェース11
8を介して変調部5内に入力される。
【0206】入力された変調データは、変調処理プログ
ラム121に従うDSP112の動作により、そしてデ
ジタルフィルタとしてのフィルタテーブル123が用い
られてデジタルの変調信号に変換されてD/A変換器1
19に入力される。
【0207】そして、デジタル変調信号はD/A変換器
119にてD/A変換され、さらに可変アナログフィル
タ120により高周波成分が除去されて、アナログ変調
信号として出力され、高帯域RF/IF部7に入力され
る。
【0208】上述したように、本発明の実施の形態に係
る無線機テスタによれば、DSP112、RAMメモリ
115を有する副モジュールに変調処理プログラム12
1及びテーブルデータ生成プログラム122を転送し変
調部5として動作できるようにしたので、上述した各実
施の形態における効果と同様な効果を奏することができ
る。
【0209】また、図13に示す変調部5と同様にして
図1,図4の変復調データ処理部4、復調/解析部6を
構成させることにより、処理内容変更可能な拡張性・汎
用性の高い無線機テスタを実現することができる。
【0210】図14は、本発明の第4の実施の形態に係
る無線機試験装置としての無線機テスタにおいて、復調
/解析部6として使用した副モジュールの一例を示す構
成図である。
【0211】なお、図14において、図1,図4及び図
11と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、こ
こでは異なる部分についてのみ述べる。
【0212】この図14において、副モジュールからな
る復調/解析部6は、内部バス121に直交復調器62
とDDFデジタルフィルタ63と波形メモリ67と出力
インタフェース133とが接続され、被測定無線機から
のBER用DATA,CLOCK入力とDDFデジタル
フィルタ63からの出力信号を切り替えて選択する切り
替えスイッチ65が設けられる他、第2の実施の形態の
図11で説明した副モジュール91,92,93と同様
な副モジュールの1つとして構成されている。
【0213】また、図14に示す復調/解析部6は、第
2の実施形態で示したプログラム及びその他のデータが
制御部3から転送され、リセット回路105が非アクテ
ィブにされている。
【0214】したがつて、RAMメモリ134(図1の
第2のRAM6aに相当)がすでに内部バス121,内
部アドレスデコーダ123に接続されている。
【0215】また、内部アドレスデコーダ123は、信
号線l123とl124とl125とl126とを介し
てそれぞれ直交復調器129とDDFデジタルフィルタ
63と波形メモリ67と出力インタフェース133に接
続され、これらに対してセレクト信号を出力する。
【0216】さらに、RAMメモリ134内には直交復
調器62とDDFデジタルフィルタ63の動作設定を実
現するためのハードウエア設定プログラム135と、被
試験用無線機が採用しているデジタル変調形式に基づい
た復調を実現するための復調プログラム136と、被試
験用無線機が採用しているデジタル変調形式に基づいた
変調解析を実現するための変調解析プログラム137
と、被試験用無線機からのBER用DATA,CLOC
K信号を受け、被試験用無線機のBER測定を実現する
BER測定プログラム138が転送されている。
【0217】また、処理モード指定データ139は制御
部3によって復調処理、変調解析処理、BER測定処理
のいずれかーつに対応した値が書き込まれている。
【0218】DSP68は、ハードウエア設定プログラ
ム135実行後、処理モード指定データ139の値に対
応したプログラムを実行することにより復調処理、また
は変調解析処理、またはBER測定を実施する。
【0219】次に、以上のように構成された本実施の形
態に係る無線機テスタにおける動作を説明する。
【0220】まず、制御部3からプログラムがバス95
を介してRAMメモリ134に保存される。
【0221】このときの動作は第2の実施形熊と同様で
ある。
【0222】次に、制御部3は処理モード指定データ1
39に復調処理、変調解析処理、BER測定処理のいず
れか一つに対応した値を書き込む。
【0223】リセット信号の制御線l105が制御部3
により非アクティブにされると、DSP68によりハー
ドウエア設定プログラム135が実行される。
【0224】処理モード指定データ139の値が復調処
理、変調解析処理に対応する場合は直交復調器62とD
DFデジタルフィルタ63には被試験無線機からのデジ
タル変調データをI,Qベースバンドデータに変換する
のに必要なパラメータが設定される。
【0225】このとき切り替えスイッチ65は波形メモ
リ67に対しDDFデジタルフィルタ63からの出力信
号が入力されるよう設定される。
【0226】処理モード指定データ139の値がBER
測定処理に対応する場合は、切り替えスイッチ65は波
形メモリ67に対し被試験無線機からののBER用DA
TA,CLOCKが入力されるよう設定される。
【0227】ハードウエア設定プログラム135実行
後、処理モード指定データ139の値が復調処理に対応
する場合は、DSP68により復調プログラム136が
実行される。
【0228】これにより、波形メモリ67内のI,Qベ
ースバンドデータは被試験用無線機が採用しているデジ
タル変調形式に基づき1,0の論理レベルを有するデジ
タルデータに復調される。
【0229】復調されたデータは出力インタフェース1
33を介して変復調データ処理部4内に入力される。
【0230】ハードウエア設定プログラム135実行
後、処理モード指定データ139の値が変調解析処理に
対応する場合は、DSP68により変調解析プログラム
137が実行される。
【0231】これにより、波形メモリ67内のI,Qベ
ースバンドデータは被試験無線機が採用しているデジタ
ル変調形式に基づき解析される。
【0232】解析結果は出力インタフェース133を介
して制御部3に入力され、LCD表示器10に表示され
る。
【0233】ハードウエア設定プログラム135実行
後、処理モード指定データ139の値がBER測定処理
に対応する場合には、BER測定プログラム138が実
行される。
【0234】これにより、波形メモリ67内のBER用
DATAは、前記波形メモリ67内のBER用CLOC
Kの変化点にてサンプルされデータ列に変換される。
【0235】サンプルされたデータ列は被試験用無線機
に送信されたBER測定用データ列と照合され、BER
が算出される。
【0236】算出されたBER測定結果は、出力インタ
フェース133を介して制御部3に入力され、LCD表
示器10に表示される。
【0237】なお、以上のような各実施の形態による無
線機テスタにおいて、記憶装置(記憶媒体)2からリー
ドアウトまたはロードされて制御部3から転送される各
デジタル通信システム(PDC,PHS,GSM)に対
応したプログラムによって所定の設定・処理が例えば前
述したような各モジュールにて構成される変復調データ
処理部4、変調部5及び復調/解析部6にて実施され
る。
【0238】以下に、変復調データ処理部4、変調部5
及び復調/解析部6が、各デジタル通信システム(例え
ば、PDC,PHS,GSM)に対応したプログラムに
応じて実行する主な機能動作例(あるいは設定処理の
例)について、PDC,PHS,GSMの順に箇条書き
形式にして説明する。
【0239】PDC 変復調データ処理部4 ・変調データ処理 パターン発生器43に伝送速度42.0kbps、フレ
ーム周期20msでもってPDC規格に基づいたデータ
パターンを発生するような設定が実施される。
【0240】・復調データ処理 復調/解析部6からの復調データをPDCの通信プロト
コルに基づいて処理し制御部3に送出する。(複数のス
ロットに分解された復調/解析部6からのデータをPD
Cのプロトコルに基づいて合成する) 変調部5 ・ベースバンドフィルタ用テーブルデータ作成 テーブルデータ作成プログラム122によりPDCで使
用する変調用ペースバンドフィルタの特性(PDCでは
α=0.5のルートナイキストフィルタ特性)が計算さ
れデジタルフィルタ51,52に設定される。
【0241】・変調処理 変調処理部50内のDSPにて変調処理プログラム12
2が実施され、変復調データ処理部4からの変調データ
に対し、PDCで採用されているπ/4DQPSK変調
処理を行いデジタルフィルタ51,52に送出する。
【0242】・可変アナログフィルタ遮断周波数設定 本無線機テスタが変調部5にてPDCに使用しているサ
ンプリング周波数のノイズを遮断するような特性が制御
部3より可変アナログフィルタ55、56に設定され
る。
【0243】復調/解析部6 ・復調/解析部内ハードウエア設定 ハードウエア設定プログラム135により42.0kb
psの伝送速度のπ/4DQPSK変調波をI,Qベー
スバンド信号に変換するための設定が直交復調器62と
DDFデジタルフィルタ63に対して実施される。
【0244】・復調処理 復調プログラム136により、PDCのスロット構成を
有するπ/4DQPSKのI,Q信号が1,0のデジタ
ル信号に復調され、変復調データ処理部4に送出され
る。
【0245】・解析処理 変調解析プログラム137により、PDCのスロット構
成を有するπ/4DQPSKのI,Q信号の変調解析が
行われ、結果が制御部3に送出される。
【0246】・BER測定処理 BER測定プログラム138により、被試験無線機から
の伝送速度42.0kbpsのBER用DATAデータ
の誤り率が算出され、結果が制御部3に送出される。
【0247】PHS 変復調データ処理部4 ・変調データ処理 パターン発生器43に伝送速度384.0kbps、フ
レーム周期5msでもってPHS規格に基づいたデータ
パターンを発生するような設定が実施される。 ・復調データ処理 復調/解析部6からの復調データをPHSの通信プロト
コルに基づいて処理し制御部3に送出する(複数のスロ
ットに分解された復調/解析部6からのデータをPHS
のプロトコルに基づいて合成する)。
【0248】変調部5 ・ベースバンドフィルタ用テーブルデータ作成 テーブルデータ作成プログラム122によりPHSで使
用する変調用ベースバンドフィルタの特性(PDCでは
α=0.5のルートナイキストフィルタ特性)が計算さ
れデジタルフィルタ51,52に設定される。
【0249】・変調処理 変調処理部50内のDSPにて変調処理プログラム12
2が実施され、変復調データ処理部4からの変調データ
に対し、PHSで採用されているπ/4 DQPSK変
調処理を行いデジタルフィルタ51,52に送出する。
【0250】・可変アナログフィルタ遮断周波数設定 本無線機テスタが変調部5にてPHSに使用しているサ
ンプリング周波数のノイズを遮断するような特性が制御
部3より可変アナログフィルタ55、56に設定され
る。
【0251】復調/解析部6 ・復調/解析部内ハードウエア設定 ハードウエア設定プログラム135により384.0k
bpsの伝送速度のπ/4DQPSK変調波をI,Qベ
ースバンド信号に変換するための設定が直交復調器62
とDDFディジタルフィルタ63に対して実施される。
【0252】・復調処理 復調プログラム136により、PHSのスロット構成を
有するπ/4DQPSKのI,Q信号が1,0のデジタ
ル信号に復調され、変復調データ処理部4に送出され
る。
【0253】・解析処理 変調解析プログラム137により、PHSのスロット構
成を有するπ/4DQPSKのI,Q信号の変調解析が
行われ、結果が制御部3に送出される。
【0254】・BER測定処理 BER測定プログラム138により、被試験無線機から
の伝送速度384.0kbpsのBER用DATAデー
タの誤り率が算出され、結果が制御部3に送出される。
【0255】GSM 変復調データ処理部4 ・変調データ処理 パターン発生器43に伝送速度270.833kbp
s、フレーム周期4.615msでもってGSM規格に
基づいたデータパターンを発生するような設定が実施さ
れる。
【0256】・復調データ処理 復調/解析部6からの復調データをGSMの通信プロト
コルに基づいて処理し制御部3に送出する(複数のスロ
ットに分解された復調/解析部6からのデータをGSM
のプロトコルに基づいて合成する)。
【0257】変調部5 ベースバンドフィルタ用テーブルデータ作成 テーブルデータ作成プログラム122によりGSMで使
用する変調用ベースバンドフィルタの特性(GSMでは
BbT=0.3のガウスフィルタ特性)が計算されデジ
タルフィルタ51,52に設定される。
【0258】・変調処理 変調処理部50内のDSPにて変調処理プログラム12
2が実施され、変復調データ処理部4からの変調データ
に対し、GSMで採用されているGMSK変調処理を行
いデジタルフィルタ51,52に送出する。
【0259】・可変アナログフィルタ遮断周波数設定 本無線機テスタが変調部5にてGSMに使用しているサ
ンプリング周波数のノイズを遮断するような特性が制御
部3より可変アナログフィルタ55、56に設定され
る。
【0260】復調/解析部6 ・復調/解析部内ハードウエア設定 ハードウエア設定プログラム135により273.84
4kbpsの伝送速度のGMSK変調波をI,Qベース
バンド信号に変換するための設定が直交復調器62とD
DFデジタルフィルタ63に対して実施される。
【0261】・復調処理 復調プログラム136により、GSMのスロット構成を
有するGMSK I,Q信号が1,0のデジタル信号に
復調され、変復調データ処理部に送出される。
【0262】・解析処理 変調解析プログラム137により、GSMのスロット構
成を有するGMSKのI,Q信号の変調解析が行われ、
結果が制御部3に送出される。
【0263】・BER測定処理 GSMの場合はPDC、PHSとは異なり被試験無線機
からのRF信号を復調した後、更にスロットに分割され
たデータを合成し、合成されたデータから誤り率を算出
する(図14の切り替えスイッチ65はDDFデジタル
フィルタの出力を選択)。
【0264】GSMのBER測定プログラム138はP
DC、PHSの復調プログラム136とBER測定プロ
グラム138にスロット合成手順を加えた形式となって
いる。
【0265】誤り率測定結果はPDC,PHS同様に制
御部3に送出される。
【0266】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の第1乃至
第4の実施形態によれば、複数種類のデジタル通信シス
テムへ対応するためのシステム変更を容易かつ簡便に実
現することができる無線機試験装置及び方法を提供する
ことができる。
【0267】また、本発明の第2乃至第4の実施形態に
よれば、複数モジュールに対して高速かつ簡易なソフト
ウエアプログラムの供給を実現し、かつ、システム変更
の容易性,拡張性を確保することができる無線機試験装
置及び方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る無線機試験装
置としての無線機テスタの全体構成の一例を示すブロッ
ク図。
【図2】本発明の第1の実施の形態が適用される無線機
テスタのパネル配置と被試験用無線機との接続関係を例
示する図。
【図3】本発明の第1の実施の形態が適用される無線機
テスタで測定対象とする各種のデジタル通信システムを
採用した被試験用無線機の規格仕様を例示する図。
【図4】同実施の形態の詳細構成の一例を示すブロック
図。
【図5】同実施の形態の無線機テスタにおけるテスタシ
ステム設定動作を説明する図。
【図6】同実施の形態の無線機テスタにおける送信動作
を説明する図。
【図7】同実施の形態の無線機テスタにおける復調動作
を説明する図。
【図8】同実施の形態の無線機テスタにおける解析動作
を説明する図。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係る無線機試験装
置としての無線機テスタを含む計測装置の全体構成の一
例を示すブロック図。
【図10】同実施の形態の計測装置におけるメモリ空間
を示す図。
【図11】同実施の形態の計測装置における主モジュー
ル及び副モジュールの構成を示すブロック図。
【図12】同実施の形態における副モジュールのシステ
ム設定動作を説明する流れ図。
【図13】本発明の第3の実施の形態に係る計測装置に
おいて、変調部として使用した副モジュールの一例を示
す構成図。
【図14】本発明の第4の実施の形態に係る無線機試験
装置としての無線機テスタにおいて、復調/解析部とし
て使用した副モジュールの一例を示す構成図。
【符号の説明】
1…表示/入力部 2…記憶装置 3…制御部 4…変復調データ処理部 5…変調部 6…復調/解析部 7…広帯域RF/IF部 10…LCD表示器 11…パネルキー 30…メインCPU部 40…CPU部 43…パターン発生器 50…デジタル信号処理部 51,52…デジタルフィルタ 53,54…D/A変換器 55,56…アナログフィルタ 67…波形メモリ 68…デジタル信号処理部 90…主モジュール 91,92,93…副モジュール 94…外部記憶装置 95…バス 103…アドレスデコーダ 105…リセット回路 111…内部バス111 112…DSP 113…内部アドレスデコーダ113 114,117…スイッチ 115…RAMメモリ A90…主モジュールプログラム空間 A91,A92,A93…副モジュールプログラム空間 MA…主モジュールメモリ空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 赤田 守 東京都港区南麻布五丁目10番27号 アン リツ株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−307485(JP,A) 特開 平9−46394(JP,A) 特開 平8−167869(JP,A) 実開 平4−96150(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 17/00 - 17/02 H04B 3/46 - 3/48 H04Q 7/00 - 7/38 H04B 7/24 - 7/26

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類あるデジタル通信システムのい
    ずれかに対応した被試験用無線機を該被試験用無線機が
    対応するデジタル通信システムに応じて試験することが
    可能な無線機試験装置であって、 書き換え可能な第1のメモリを有し、該第1のメモリに
    書き込まれたプログラムを実行することにより、当該被
    試験用無線機に送信する第1の試験信号の内容を示す変
    調データをデジタル変調信号に変換する変調手段(5)
    と、 書き換え可能な第2のメモリを有し、該第2のメモリに
    書き込まれたプログラムを実行することにより、当該被
    試験用無線機から受信した第2の試験信号から復調デー
    タを生成する復調手段(6)と、 書き換え可能な第3のメモリを有し、該第3のメモリに
    書き込まれたプログラムを実行することにより、上記変
    調手段へ入力するデータを生成すると共に、上記復調手
    段で復調された復調データを当該被試験用無線機が採用
    しているデジタル通信システムのプロトコルに基づいて
    処理する変復調処理手段(4)と、 記憶装置に記憶されている各種デジタル通信システムに
    対応するプログラムのデータを読みだして上記第1、第
    2及び第3のメモリに書き込む制御手段(3)とを具備
    してなることを特徴とする無線機試験装置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段がメモリを有する主モジュ
    ール(90)で構成されていると共に、上記変調手段及
    び上記復調手段の少なくとも一方がメモリを有する副モ
    ジュール(91,92,93)で構成されており、 上記主モジュールは、上記副モジュールのメモリを自メ
    モリ空間の一部として含み、上記副モジュールの設定時
    には、上記副モジュールのメモリに上記プログラムを書
    き込み、 上記副モジュールは、上記被試験用無線機からの試験信
    号を受けて解析するために上記試験信号を処理するデジ
    タル信号処理手段(115)を有し、上記メモリに記憶
    された上記プログラムにしたがって上記試験信号の処理
    を実行することを特徴とする請求項1に記載の無線機試
    験装置。
  3. 【請求項3】 上記副モジュールのメモリを上記主モジ
    ュールの自メモリ空間の一部とするための第1のアドレ
    スデコーダ(116)と、 上記副モジュールのメモリを上記副モジュールの自メモ
    リ空間とするための第2のアドレスデコーダ(113)
    と、 上記副モジュールの設定時には、上記副モジュールのメ
    モリのアドレスを上記第1のアドレスデコーダに接続す
    ると共に、上記副モジュールの実行時には、上記副モジ
    ュールのメモリのアドレスを上記第2のアドレスデコー
    ダに接続するための切換手段とをさらに具備してなるこ
    とを特徴とする請求項2に記載の無線機試験装置。
  4. 【請求項4】 上記記憶装置は、上記プログラムを外部
    からロードする手段を含むことを特徴とする請求項1に
    記載の無線機試験装置。
  5. 【請求項5】 上記記憶装置は、上記プログラムを内部
    からリードアウトする手段を含むことを特徴とする請求
    項1に記載の無線機試験装置。
  6. 【請求項6】 上記変調手段は、上記書き換え可能な第
    1のメモリとしての第1のRAM(5a)を有し、その
    第1のRAMに記憶されたプログラムを実行することに
    より、上記被試験用無線機へ送信する試験信号の内容を
    示す変調データを、デジタル変調信号に変換する手段を
    含むことを特徴とする請求項1に記載の無線機試験装
    置。
  7. 【請求項7】 上記復調手段は、上記書き換え可能な第
    2のメモリとしての第2のRAM(6a)を有し、その
    第2のRAMに記憶されたプログラムを実行することに
    より、上記被試験用無線機から受信した試験信号をA/
    D変換し、さらに、復調データ生成もしくは解析処理を
    実行する復調/解析処理手段を含むことを特徴とする請
    求項6に記載の無線機試験装置。
  8. 【請求項8】 上記変復調処理手段は、上記書き換え可
    能な第3のメモリとしての第3のRAM(4a)を有
    し、その第3のRAMに記憶されたプログラムを実行す
    ることにより、上記変調処理手段で処理する変調データ
    を生成し、また、上記復調/解析処理手段で復調された
    復調データを上記被試験用無線機が採用しているデジタ
    ル通信システムのプロトコルに基づいて処理する手段を
    含むことを特徴とする請求項7に記載の無線機試験装
    置。
  9. 【請求項9】 上記記憶装置は、上記複数種類のデジタ
    ル通信システムに対応して上記書き換え可能な第1、第
    2及び第3のメモリとしての上記第1第2及び第3の
    RAMに記憶されるプログラムを内部的または外部的に
    変更又は差換えるための手段を含むことを特徴とする請
    求項8に記載の無線機試験装置。
  10. 【請求項10】 上記制御手段は、上記試験の開始前に
    上記記憶装置から所望のデジタル通信システムに対応す
    るプログラムを読み出して、上記書き換え可能な第1、
    第2及び第3のメモリとしての上記第1第2及び第3
    のRAMに記憶されるプログラムを変更するための手段
    を含むことを特徴とする請求項8に記載の無線機試験装
    置。
  11. 【請求項11】 複数種類あるデジタル通信システムの
    いずれかに対応した被試験用無線機を該被試験用無線機
    が対応するデジタル通信システムに応じて試験すること
    が可能な無線機試験装置であって、 計測対象の信号を送出するために、又は計測対象の信号
    を受けて解析するために信号を処理するデジタル信号処
    理手段及び書き換え可能な記憶手段とを有し、上記書き
    換え可能な記憶手段に設定された上記デジタル通信シス
    テムのいずれかに対応するプログラムに従って所定の処
    理を実行する少なくとも1つの副モジュール(91,9
    2,93)と、 上記副モジュールに設定する上記プログラムを少なくと
    も1種類保存する記憶手段と、上記書き換え可能な記憶
    手段と対応する副モジュールのメモリ空間を自メモリ空
    間の一部として含み、かつ、副モジュール設定時には、
    上記記憶手段から読み出した上記プログラムを自メモリ
    空間である上記副モジュールのメモリ空間に書き込むこ
    とで、該当する副モジュールを設定する主モジュール
    (90)とを具備し、 上記副モジュールは、その副モジュールの上記書き換え
    可能な記憶手段に上記主モジュールにより上記記憶手段
    より設定された上記プログラム情報を実行することによ
    り上記信号を処理することを特徴とする無線機試験装
    置。
  12. 【請求項12】 複数種類あるデジタル通信システムの
    いずれかに対応した被試験用無線機を該被試験用無線機
    が対応するデジタル通信システムに応じて試験する無線
    機試験方法であって、 書き換え可能な第1のメモリに書き込まれたプログラム
    を実行することにより、当該被試験用無線機に送信する
    第1の試験信号の内容を示す変調データをデジタル変調
    信号に変換する第1のステップと、 書き換え可能な第2のメモリに書き込まれたプログラム
    を実行することにより、当該被試験用無線機から受信し
    た第2の試験信号から復調データを生成する第2のステ
    ップと、 書き換え可能な第3のメモリに書き込まれたプログラム
    を実行することにより、上記変調データを生成すると共
    に、上記復調データを当該被試験用無線機が採用してい
    るデジタル通信システムのプロトコルに基づいて処理す
    る第3のステップと、 記憶装置に記憶されている各種デジタル通信システムに
    対応するプログラムのデータを読みだして上記書き換え
    可能な第1、第2及び第3のメモリに書き込む第4のス
    テップとを具備することを特徴とする無線機試験方法。
  13. 【請求項13】 複数種類あるデジタル通信システムの
    いずれかに対応した被試験用無線機を該被試験用無線機
    が対応するデジタル通信システムに応じて試験する無線
    機試験方法であって、 少なくとも1つの副モジュールにおいて、計測対象の信
    号を送出するために、又は計測対象の信号を受けて解析
    するために信号を処理するデジタル信号処理手段として
    書き換え可能な記憶手段に設定された上記デジタル通信
    システムのいずれかに対応するプログラムに従って所定
    の処理を実行する第1のステップと、 上記副モジュールに設定する上記プログラムを少なくと
    も1種類を記憶手段に保存する第2のステップと、 主モジュールにおいて、上記書き換え可能な記憶手段と
    対応する副モジュールのメモリ空間を自メモリ空間の一
    部として含み、かつ、副モジュール設定時には、上記記
    憶手段から読み出した上記プログラムを自メモリ空間で
    ある上記副モジュールのメモリ空間に書き込むことで、
    該当する副モジュールを設定する第4のステップとを具
    備し、 上記副モジュールは、その副モジュールの上記書き換え
    可能な記憶手段に上記主モジュールにより上記記憶手段
    より設定された上記プログラム情報を実行することによ
    り上記信号を処理することを特徴とする無線機試験方
    法。
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