JP3894499B2 - 間接加熱管付回転乾燥機 - Google Patents

間接加熱管付回転乾燥機 Download PDF

Info

Publication number
JP3894499B2
JP3894499B2 JP2004199574A JP2004199574A JP3894499B2 JP 3894499 B2 JP3894499 B2 JP 3894499B2 JP 2004199574 A JP2004199574 A JP 2004199574A JP 2004199574 A JP2004199574 A JP 2004199574A JP 3894499 B2 JP3894499 B2 JP 3894499B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
manifold
condensate
central axis
condensate outlet
rotation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004199574A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006022986A (ja
Inventor
聡 諏訪
一徳 長野
利永 関
満彦 新田
正康 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsukishima Kikai Co Ltd
Original Assignee
Tsukishima Kikai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tsukishima Kikai Co Ltd filed Critical Tsukishima Kikai Co Ltd
Priority to JP2004199574A priority Critical patent/JP3894499B2/ja
Publication of JP2006022986A publication Critical patent/JP2006022986A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3894499B2 publication Critical patent/JP3894499B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Furnace Charging Or Discharging (AREA)
  • Muffle Furnaces And Rotary Kilns (AREA)

Description

本発明は、回転筒をその中心軸周りに回転させつつ、その一方側端部に供給した被乾燥物を他方側端部へ移動させるとともに、回転筒内に配置された多数の加熱管に気化熱媒を供給し、移動する被乾燥物をこの加熱管と接触させて乾燥を図った後、回転筒の他方側端部から排出させる間接加熱管付回転乾燥機に関するものである。
通常スチームチューブドライヤーと呼ばれるこの種の乾燥機は、容積当りの加熱面積が大きく、したがって乾燥能力が大きく、伝熱速度が高いという特徴がある。
さらに、排気ガスの処理設備を必要とせず、また運転操作が容易である等の利点を有し、化学工業、食品工業、製鉄工業等に広く利用され、特にテレフタル酸や合成樹脂、ソーダ灰、肥料、コーン製品、石炭等の乾燥用として多くの実績がある。
この乾燥機は、通常10〜30mの長さを有し、回転筒内において、湿潤粉体または粒状体を、蒸気等の熱媒により加熱された加熱管と接触させ、回転筒の回転につれ順次排出口に移動させながら連続的に乾燥させるようになっている。加熱管を加熱させるための気化熱媒は、回転継手を介して加熱管に供給され、加熱管を通して湿潤粉体に熱を供給し湿潤粉体を乾燥させると同時に、気化熱媒自体は加熱管内において凝縮して凝縮液となり、乾燥機の勾配に沿って気化熱媒に対し向流的に流下して、回転筒の一端部から排出される。
この凝縮液排出方法としては、図9及び図10に示すような構造のものが知られている(特許文献1及び2参照)。すなわち、回転筒10の軸心方向一方側に、略同径の二重筒状のマニホールド30が一体化され、加熱管11の入口および出口はこのマニホールド30に接続されている。マニホールド30内には、内側筒部32の外周面から径方向に沿って外側筒部31の内周面まで揚液板33が延在されており、この揚液板33によりマニホールド30が回転方向に複数の室に区画されている。マニホールド30内の各区画室には、回転筒10側の端板における中心軸x側かつ回転方向後側の端部に、凝縮液出口34が形成されており、揚液板33の内側筒部32側の端部はこの凝縮液出口34の回転方向後側に配置される。よって、マニホールド30内に流れ込んだ凝縮液は、回転筒10に伴い回転移動される揚液板33により持ち上げられ、揚液板33の傾斜により揚液板33に沿って凝縮液出口34へ案内され、凝縮液出口34を介して導入管40へ排出される。
さらに、このマニホールド30の凝縮液出口34から機外へ凝縮液を排出するために、マニホールド30の回転筒10側において凝縮液をマニホールド30の凝縮液出口34から中心軸x上の回転中心部へ導くための導液管40が設けられ、この導液管40の先端は回転中心部に設けた接続管50の基端に接続され、この接続管50の先端は、中心軸に沿って配置された排出管60の基端に接続され、さらにこの排出管60の先端は、図示しない回転継手を介して固定配置の排出路に接続されている。接続管50は、円筒管状の本体部と、その内部に放射方向に沿って設けられた仕切り板55とからなり、この仕切り板55により導液管40の数に応じた空間が形成されており、これらの各空間が排出管60にそれぞれ接続されているものである。かくして、凝縮液は、回転するマニホールド30から固定配置の排出路を介して機外へ排出される。
また、気化熱媒を供給するために、排出管60の外側に外管61が配置されており、この二重管における管の間が気化熱媒供給流路62とされており、この流路62の上流側は図示しない回転継手を介して固定配置の供給路に接続されており、下流側の端部には外周壁を介して気化熱媒導入管63が接続されており、この気化熱媒導入管63は回転中心部から放射方向に延在してマニホールド30に接続されている。かくして、気化熱媒は、固定配置の供給路から回転するマニホールド30内に供給された後、加熱管11に分配供給される。
しかしながら、従来の間接加熱管付回転乾燥機は、他の乾燥機と比べると乾燥能力が高いといえるのであるが、気化熱媒使用量に対する乾燥能力を詳細に検討すると更に改善の余地があることが判明した。
実公平7−40951号公報 特公昭42−8110号公報
そこで、本発明の主たる目的は、気化熱媒の利用効率を向上し、乾燥能力を高めることにある。
本発明者らは、間接加熱管付回転乾燥機について鋭意研究した結果、凝縮液の排出にボトルネック(つまり、局所的な滞り)があり、その結果、停滞、逆流が起こり、加熱管内に残留する凝縮液による冷却効果により、気化熱媒の使用量の割には乾燥能力が低い、換言すれば熱効率が低いといった事態になっていることが判明し、本発明をなすに至ったものである。
より詳細には、第1の効率低下原因は、マニホールドまたは導液路内に残留する凝縮液が加熱管内に逆流し加熱管を冷却することにあった。
このため、第1の本発明は、回転筒と、
この回転筒をその中心軸周りに回転させる回転駆動手段と、
回転筒の一端部および他端部にそれぞれ設けられた被乾燥物供給部および乾燥物排出部と、
前記回転筒の中心軸方向の一方側に、前記回転筒と一体的に回転するように設けられたマニホールドと、
このマニホールドの中心軸側端部に設けられた凝縮液出口と、
前記回転筒内を通るように設けられ、両端が前記マニホールド内に開口されるとともに、前記凝縮液出口よりも外周側に設けられた多数の加熱管と、
前記マニホールド内に設けられ、前記回転筒の回転に伴う移動によりマニホールド内の凝縮液を前記凝縮液出口に案内するように構成された揚液部と、
この揚液部により揚液された凝縮液を、前記マニホールドの凝縮液出口からマニホールド外における前記中心軸上の回転中心部へ導く導液路と、
この導液路により前記回転中心部に導液した凝縮液を前記中心軸の方向に沿って導く排出路と、
前記マニホールド内に対して気化熱媒を供給する手段と、
を有する回転乾燥機において;
前記マニホールド内の凝縮液が前記加熱管へ逆流しないように、前記加熱管の開口における凝縮液出口側および正面側を覆う遮蔽部材が設けられている、
ことを特徴としたものである。
このように、マニホールド内の凝縮液が加熱管へ逆流しないように、加熱管の開口を覆う遮蔽部材を設けることにより、凝縮液の逆流による加熱管の冷却が効果的に防止され、気化熱媒の利用効率が向上し、乾燥能力が高まるようになる。
次に、第の効率低下原因は、マニホールドから凝縮液出口への流入し難さにある。すなわち、マニホールドの中心軸方向の一方側の側壁に凝縮液出口が設けられている従来装置の場合、凝縮液は揚液板により案内され回転中心軸方向に向かって流下し、中心側の底部に衝突した後、90度向きを変えて凝縮液出口に流入するため、凝縮液はマニホールド内から凝縮液出口へ流入し難くなっていた。そして、その結果、凝縮液がマニホールド内に残留し易くなり、前述の第1の効率低下原因を作り出していた。
の本発明は、この問題点を解決するものであり、
回転筒と、
この回転筒をその中心軸周りに回転させる回転駆動手段と、
回転筒の一端部および他端部にそれぞれ設けられた被乾燥物供給部および乾燥物排出部と、
前記回転筒の中心軸方向の一方側に、前記回転筒と一体的に回転するように設けられたマニホールドと、
このマニホールドの中心軸方向の一方側の側壁に設けられた凝縮液出口と、
前記回転筒内を通るように設けられ、両端が前記マニホールド内に開口された多数の加熱管と、
前記マニホールド内に設けられ、前記回転筒の回転に伴う移動によりマニホールド内の凝縮液を前記凝縮液出口に案内するように構成された揚液板と、
この揚液板により揚液された凝縮液を、前記マニホールドの凝縮液出口からマニホールド外における前記中心軸上の回転中心部へ導く導液路と、
この導液路により前記回転中心部に導液した凝縮液を前記中心軸の方向に沿って導く排出路と、
前記マニホールド内に対して気化熱媒を供給する手段と、
を有する回転乾燥機において;
前記揚液板の回転方向前面が、少なくとも前記凝縮液出口と対応する部分において、前記凝縮液出口を有する側壁に対して鋭角をなすように構成された、
ことを特徴としたものである。
このように、揚液板の回転方向前面が、凝縮液出口を有する側壁に対して鋭角をなすように設けられていると、揚液板により案内される凝縮液は凝縮液出口側に付勢されるため、凝縮液出口に対して円滑に流入するようになる。
次に、第の効率低下原因は、中心軸方向に沿う排出管内における凝縮液の移送能力にあった。すなわち、従来装置では、排出管内における横方向の凝縮液の移送に際しては、上流側の凝縮液による後押しが利用されており、上流側からの凝縮液の供給は連続的ではなく断続的に行われる。よって、上流側からの後押しがない状態になると、排出管内に凝縮液が残留したり、逆流したりし、この排出管内に残留する凝縮液が上流側の凝縮液の排出を阻害する。そして、その結果、凝縮液がマニホールド内に残留し易くなり、前述の第1の効率低下原因を作り出すことになる。
このため第の本発明は、
回転筒と、
この回転筒をその中心軸周りに回転させる回転駆動手段と、
回転筒の一端部および他端部にそれぞれ設けられた被乾燥物供給部および乾燥物排出部と、
前記回転筒の中心軸方向の一方側に、前記回転筒と一体的に回転するように設けられたマニホールドと、
このマニホールドの中心軸方向の一方側の側壁に設けられた凝縮液出口と、
前記回転筒内を通るように設けられ、両端が前記マニホールド内に開口された多数の加熱管と、
前記マニホールド内に設けられ、前記回転筒の回転に伴う移動によりマニホールド内の凝縮液を前記凝縮液出口に案内するように構成された揚液部と、
この揚液部により揚液された凝縮液を、前記マニホールドの凝縮液出口からマニホールド外における前記中心軸上の回転中心部へ導く導液路と、
この導液路により前記回転中心部に導液した凝縮液を前記中心軸の方向に沿って導く排出管と、
前記マニホールド内に対して気化熱媒を供給する手段と、
を有する回転乾燥機において;
前記排出管内に、スクリュー羽根が固設されており、
前記回転筒の回転に伴う排出管の回転によりスクリュー羽根が回転し、排出管内の凝縮液が下流側に向けて押し出されるように構成されている、
ことを特徴としたものである。
この場合、排出管内に送り込まれた凝縮液はスクリュー羽根により強制的に押し出されるため、凝縮液残留等の問題が生じ難くなる。またその結果、マニホールドから機外への全体としての凝縮液排出が促進され、凝縮液による冷却効果が低減され、それによって熱効率が向上され、同じ気化熱媒使用量でもより高い乾燥能力が発揮されるようになる。また、この第の本発明においては、スクリュー羽根が排出管内に固定されており、回転筒に伴う回転により回転駆動されるため、別途動力源を必要とせず、装置の簡素化、ローコスト化を図ることができるという利点もある。
以上のとおり、本発明によれば、気化熱媒の利用効率が向上し、乾燥能力が高まるようになる。上記第1〜第の発明は複数組み合わせることができ、その場合、より一層の乾燥能力向上を図ることができる。
以下、本発明の一実施形態について添付図面を参照しつつ詳説するが、本発明はこれに限定されないことはいうまでもない。
<第1の実施形態>
図1〜図3は、本発明を適用したスチームチューブドライヤー1を示している。このスチームチューブドライヤー1は、横長円筒状の回転筒10を備えている。回転筒10の中心軸方向xの両側には外周面にタイヤ16が設けられており、回転筒10はこれらタイヤ14を介して、基台18の上に設置された支承ローラ17により回転可能に支持されている。回転筒10の下り勾配および直径に合わせて支承ローラ17間の幅およびそれらの長手方向傾斜角度が選択される。
また、回転筒10を回転させるために、回転筒10の周囲に従動ギア19が設けられるとともに、これに図示されていない駆動ギアが噛合され、この駆動ギアに電動モータ等の駆動源21の回転力が減速機20を介して伝達され、回転筒10がその軸心回りに回転するようになっている。
回転筒10の中心軸方向xの一方側の端板には被乾燥物の装入部12が回転継手13を介して接続されている。装入部12は、回転筒10内に通じる各種コンベアもしくはシュートにより構成することができる。被乾燥物は固定設置された装入部12から回転継手13を介して回転筒10内に装入される。
回転筒10内には、加熱管11が多数配置される。加熱管11は、回転筒10の中心軸方向xに対して平行的に配されている。より詳細には、図2にも示されているように、加熱管11は回転筒10内における内周面側部分(中心部を除く周囲部分)全体に配列されている。加熱管11の数および配列は適宜定めることができる。加熱管11は、回転筒10の両側の端板により支持されている。必要に応じて、加熱管11を支持するために、回転筒10内における長手方向中間位置に図示しない支持板を追加することもできる。この場合、加熱管11は、回転筒10の両側の端板のみならず内周面によっても支持される。これらの加熱管11には後述する上記給排系を介して加熱媒体としての蒸気が供給される。
回転筒10に装入された被乾燥物は、回転筒10の回転により周方向に持ち上げられた後に落下することを繰り返しつつ、回転筒10が下り勾配をもって設置されていることで、順次、装入部12に対して反対側に移送される。この過程で、被乾燥物は、加熱管11との接触により加熱され、乾燥が進行する。回転筒10における装入部20に対して反対側の端部には乾燥物の排出部14が設けられている。乾燥物はこの排出部14から排出される。排出部14は各種のコンベヤやシュートにより構成することができる。
回転筒10内の排出部14側には、乾燥により発生する蒸気等のガスを排出するための排ガス出口15が設けられている。排ガス出口15からの排ガスは、必要に応じて図示しない排ガス処理設備を介して大気に放出するように構成することができる。
他方、本発明を適用した蒸気給排系は、本実施形態では、回転筒10の排出部14側の端部に設けられており、その具体的構造例は、図2〜図4に示されている。すなわち、回転筒10の排出部12側端部に、マニホールド30が一体化され、加熱管11の入口および出口はこのマニホールド30内に通じている。このマニホールド30は、回転筒10と略同径の外側筒部31と、加熱管11の配置領域よりも若干中心軸側に位置する内側筒部32とを有する二重筒状体とされている。マニホールド30内には、内側筒部の外周面から外側筒部31の内周面まで揚液板33が径方向に沿って延在されている。マニホールド30は、この揚液板33により回転方向に複数の室に区画されている。マニホールド30内の各区画室には、回転筒10側の端板30aにおける中心軸x側かつ回転方向後側の隅部に、凝縮液出口34が形成されている。揚液板33の内側筒部32側の端部はこの凝縮液出口34の回転方向後側に配置される。
また本実施形態では、凝縮液出口34の回転方向前側に近接して堰板35が設けられている。この堰板35は、内側筒部32から延在し、その先端と外側筒部31との間に所定の間隔が空けられる。この間隔(換言すれば堰板の高さ)は、1サイクルの間に、マニホールド30内に排出された凝縮液が揚液板33と堰板35との間に順次流入し、堰板35からこぼれ出ない程度を目安に設定できる。この堰板35は省略することもできる。
そして、第1の本発明に従って、マニホールド内の凝縮液が前記加熱管へ逆流しないように、加熱管11の開口を覆う遮蔽部材36が設けられている。具体的に図示形態では、遮蔽部材36は断面L字形状をなし、凝縮液出口34側の側壁から張り出し、凝縮液出口34と加熱管開口11との間を遮るように当該側壁に固設された中心側カバー部36aと、この中心側カバー部36aの先端から径方向外側に向かって延在され、加熱管開口11の正面側を覆う正面側カバー部36bとから構成されている。より好ましくは、遮蔽部材36は、加熱管11開口の回転方向前後側についても遮蔽する形態とするのが好ましい。
遮蔽部材36は、図示形態のように、複数の加熱管11の開口を一体的に覆うように設ける他、一つの加熱管開口11毎に設けることもできる。後者の場合、遮蔽部材36として所謂エルボ管を屈曲方向が径方向外側に向くように加熱管11の開口に取り付けることで容易に実現できる。
遮蔽部材36による遮蔽範囲は径方向及び回転方向のいずれにおいても適宜定めることができるが、少なくとも凝縮液出口34の近傍に位置する加熱管開口11を遮蔽するのが好ましい。また、中心軸側に位置する加熱管11開口を全て、すなわち回転方向全体にわたり遮蔽部材36により遮蔽することができる。
マニホールド30内に流れ込んだ凝縮液は、回転筒10に伴い図中矢印方向に回転移動される揚液板33により持ち上げられ、次いで、揚液板33の傾斜により揚液板33に沿って凝縮液出口34へ案内され、凝縮液出口34を介して排出される。この際、凝縮液出口34の回転方向前側に近接して堰板35が設けられていると、凝縮液出口34の近傍に到達した凝縮液の回転方向前側への飛散・移動が堰板35により堰き止められ、より効率良く、またより確実に、凝縮液がマニホールド30から排出される。
回転筒10が更に回転すると、揚液板33が凝縮液を案内不可能な位置(図示例では上方位置)に到達し、当該区画室による排出工程が完了した後、揚液板33の姿勢が逆さになっていく。よって、マニホールド30内の凝縮液出口34の近傍位置で排出を待っていた凝縮液は、凝縮液出口34の近傍位置から離散する。この際、本発明に従って、遮蔽部材36が設けられていると、マニホールド30内に残留した凝縮液が加熱管11の開口に流入しようとしても、遮蔽部材36によって遮られるため、加熱管11内への逆流は効果的に防止される。すなわち、遮蔽部材36は、加熱管11を塞がないものの、マニホールド30内において凝縮液出口側から周囲へ移動する凝縮液から加熱管11の開口を遮蔽する。また、これと反対方向、すなわち中心軸側へ凝縮液が移動する際には、マニホールド30が回転筒10と同様に傾斜しているため、凝縮液は加熱管11と反対側の側壁に沿って流下し、加熱管11へは流入し難くなる。よって、本発明によれば、凝縮液が加熱管11へ逆流することによる乾燥能力の低下を抑制できる。
マニホールド30の凝縮液出口34に流入した凝縮液は機外へ排出される。このため、マニホールドの回転筒10側において凝縮液をマニホールド30の凝縮液出口34から中心軸x上の回転中心部へ導くための導液管40が配管されている。この導液管40の先端は回転中心部に設けた接続管50の基端に接続されている。さらに、この接続管50の先端は、中心軸xに沿ってマニホールド30の内側筒部32の中心空洞を通り回転筒10側と反対側の外部へ直線的に延在する排出管60の基端に接続されている。さらにこの排出管60の先端は、図1に示される回転継手70を介して固定配置の出口管80に接続されている。かくして、凝縮液は、回転するマニホールド30から固定配置の出口管80を介して機外へ排出される。
本実施形態では、マニホールド30に対する蒸気供給系も類似の経路を取る。すなわち、気化熱媒を供給するために、排出管60の外側に外管61が配置されており、この二重管における管の隙間62が気化熱媒供給流路とされている。この供給流路62の上流側は回転継手70を介して固定配置の供給管81に接続されている。下流側の端部には外周壁を介して気化熱媒導入管63が接続されており、この気化熱媒導入管63は中心軸部から放射方向に延在してマニホールド30に接続されている。この気化熱媒導入管63の接続位置は、図示例では揚液板33間の回転方向の略中央かつ内側筒部32近傍とされている。かくして、気化熱媒は、固定配置の供給管81から回転するマニホールド30内に供給された後、加熱管11に分配供給される。
<第2の実施形態>
第2の実施形態は、図4に示すように、導液管40に逆止弁43を設けることにより、導液管40側からマニホールド30への凝縮液の逆流を防止するものである。逆止弁43としては、ボール弁型、フラップ弁型等、公知のものを特に限定なく用いることができる。逆止弁43の配設位置は、凝縮液出口34に近いほど、つまり導液管40の上流側であるほど好ましい。このため、図示形態では、導液管と凝縮液出口34との間に逆止弁43を介在させている。これにより、導液管40内に一旦流入した凝縮液は、逆流しようとしても、逆止弁43が閉状態となることにより逆流が防止されるようになる。
また、図4に示す形態では、凝縮液出口34の出側にレジューサ等の漏斗状部材44を介在させることにより、凝縮液出口34の径を拡大し、マニホールド30内から導液管40に対する凝縮液の流入がより容易になるように構成されている。
<第3の実施形態>
第3の実施形態は、従来、慣習的に放射方向に沿って延在・配置されていた揚液板の改良に関するものであり、例えば、図5に示すように、揚液板33の向きを、凝縮液出口34から径方向外側に向かうにつれて回転方向前側に位置するように配設することにより、凝縮液出口34が回転筒10の回転に伴って下降した後、最も低い位置から90度回転する前に、マニホールド30内の凝縮液を凝縮液出口34に案内し始める(すなわち図示形態の場合、揚液板33が凝縮液出口側が下となるように傾斜する)ように構成したものである。この案内開始回転角度θは、適宜定めることができるが、45度以下(45度回転するまでに案内を開始する)とするのが好ましい。特に好ましいのは案内開始回転角度θが0度、すなわち、凝縮液出口34が最も低い位置に到達したときに案内を開始するように構成したものである。また、図示形態の揚液板33の外周側部分は直線的に形成されているが、曲線状に形成することもできる。
従来型の場合、凝縮液出口34が回転筒の回転に伴って上昇し、最も低い位置から90度回転した時点(揚液板が水平位置)以降になって始めて、マニホールド30内の凝縮液が凝縮液出口34に案内されるのに対し、本第3の実施形態の場合、それよりも早期に凝縮液の案内が開始され、より長い時間をかけて凝縮液がマニホールド30から排出されるようになる。しかも、揚液板33による案内機能が発揮されなくなるタイミングは従来と同じである。よって、揚液板33による凝縮液の案内時間が従来よりも長くなるため、凝縮液はマニホールド30内に残留し難くなる。
なお、図示形態では、揚液板33の配置変更に伴い、堰板35の位置を回転方向前側に移設している。
<第4の実施形態>
第4の実施形態は、従来、慣習的に、マニホールド30内における凝縮液出口34側の側壁30aに対して直交する方向に沿って設けられていた揚液板33の向きを、図6に示すように、当該側壁30aに対して鋭角をなすように傾斜させることにより、凝縮液を凝縮液出口34に円滑に流入させるものである。この揚液板33の傾斜角zとしては、15〜60°程度が好適である。また、揚液板33は全体を傾斜させることもできるが、凝縮液出口33と対応する径方向範囲のみ傾斜させることもできる。また、図6に示す形態では平板状の揚液板33を傾斜配置しているが、図7に示すように曲面状の揚液板33を採用することもできる。
このように構成することにより、揚液板33により揚液され、凝縮液出口34へ案内される凝縮液は凝縮液出口34側に付勢されるため、凝縮液出口34に対して円滑に流入するようになる。
<第5の実施形態>
第5の実施形態は、導液管40により回転中心部に案内された凝縮液を中心軸の方向に沿って排出する排出管60の改良に関するものであり、図3に示すように、排出管60内に、スクリュー羽根64を固設し、回転筒10の回転に伴う排出管60の回転によりスクリュー羽根64を回転させ、排出管60内の凝縮液を下流側に向けて押し出すように構成したものである。
これにより、従来、上流側から供給される凝縮液の後押し作用に任されていた排出が、スクリュー羽根64による強制的排出となる。すなわち、排出管60内に送り込まれた凝縮液はスクリュー羽根64により強制的に下流側に排出されるため、排出管60内における凝縮液の残留等の問題が生じ難くなる。このような強制的排出は特に複数の導液管40から排出管60に対して凝縮液を順次送り込み合流させる場合に好適である。
なお、これと同様の趣旨により、本実施形態では図3及び図8に示すように、複数の導液管40と排出管60とを連通接続する接続管50内にもスクリュー羽根53を設けている。このように接続管50及びこれに連続する排出管60内にスクリュー羽根53、64をそれぞれ設ける場合、両スクリュー羽根53,64の形状を図示のように連続させるのが好ましい。
(その他)
以上、好適な実施形態について説明したが、本発明は、その範囲内において種々の変形が可能である。例えば、上記例は、熱媒として蒸気を用いているが、他の熱媒を用いることもできる。また、上記第1〜第5の実施形態は、本発明の範囲内で単独または複数組み合わせて適用することできる。もちろん、以上に述べた第1〜第5の実施形態を全て組み合わせることにより、特に顕著な効果が発揮されることはいうまでもない。
本発明は、高密度ポリエチレン、ポリカーボネイト、ポリエステルカーボネイト、ポリフェニレンエーテル、ポリ塩化ビニル、アトマイズ鉄粉、多孔質アルミナ、ポリアセタール、石炭、コーンジャーム・ファイバー、酸化鉄、炭酸カルシウム、フッ化カリウム、シリカゲル、グルテンフィード、ビール粕、ポリエチレン、メチルセルロース、乾燥汚泥等の乾燥に代表されるように、広範な用途に適用できるものである。
図1は、本発明の一実施形態であるスチームチューブドライヤーの正面図である。 図2は、図1のA−A断面図である。 図3は、図2のB−B断面(中心軸に対して上側の部分)およびC−C断面(中心軸に対して下側の部分)を示した断面図である。 第2の実施形態を示す要部拡大縦断面図である。 第3の実施形態を示すA−A断面図である。 第4の実施形態における揚液板の要部拡大図である。 第4の実施形態における揚液板の要部拡大図である。 接続管の要部拡大図である。 従来のスチームチューブドライヤーの断面図である。 図9の要部断面図(中心軸に対して上側の部分と下側の部分は異なる断面を示す)である。
符号の説明
1…スチームチューブドライヤー、10…回転筒、11…加熱管、12…装入部、13…回転継手、14…排出部、30…マニホールド、31…外側筒部、32…内側筒部、33…揚液板、34…凝縮液出口、35…堰板、36…遮蔽部材、40…導液管、41…基端側部分、42…先端側部分、43…逆止弁、50…接続管、53……スクリュー羽根、60…排出管、64……スクリュー羽根。

Claims (3)

  1. 回転筒と、
    この回転筒をその中心軸周りに回転させる回転駆動手段と、
    回転筒の一端部および他端部にそれぞれ設けられた被乾燥物供給部および乾燥物排出部と、
    前記回転筒の中心軸方向の一方側に、前記回転筒と一体的に回転するように設けられたマニホールドと、
    このマニホールドの中心軸側端部に設けられた凝縮液出口と、
    前記回転筒内を通るように設けられ、両端が前記マニホールド内に開口されるとともに、前記凝縮液出口よりも外周側に設けられた多数の加熱管と、
    前記マニホールド内に設けられ、前記回転筒の回転に伴う移動によりマニホールド内の凝縮液を前記凝縮液出口に案内するように構成された揚液部と、
    この揚液部により揚液された凝縮液を、前記マニホールドの凝縮液出口からマニホールド外における前記中心軸上の回転中心部へ導く導液路と、
    この導液路により前記回転中心部に導液した凝縮液を前記中心軸の方向に沿って導く排出路と、
    前記マニホールド内に対して気化熱媒を供給する手段と、
    を有する回転乾燥機において;
    前記マニホールド内の凝縮液が前記加熱管へ逆流しないように、前記加熱管の開口における凝縮液出口側および正面側を覆う遮蔽部材が設けられている、
    ことを特徴とする間接加熱管付回転乾燥機。
  2. 回転筒と、
    この回転筒をその中心軸周りに回転させる回転駆動手段と、
    回転筒の一端部および他端部にそれぞれ設けられた被乾燥物供給部および乾燥物排出部と、
    前記回転筒の中心軸方向の一方側に、前記回転筒と一体的に回転するように設けられたマニホールドと、
    このマニホールドの中心軸方向の一方側の側壁に設けられた凝縮液出口と、
    前記回転筒内を通るように設けられ、両端が前記マニホールド内に開口された多数の加熱管と、
    前記マニホールド内に設けられ、前記回転筒の回転に伴う移動によりマニホールド内の凝縮液を前記凝縮液出口に案内するように構成された揚液板と、
    この揚液板により揚液された凝縮液を、前記マニホールドの凝縮液出口からマニホールド外における前記中心軸上の回転中心部へ導く導液路と、
    この導液路により前記回転中心部に導液した凝縮液を前記中心軸の方向に沿って導く排出路と、
    前記マニホールド内に対して気化熱媒を供給する手段と、
    を有する回転乾燥機において;
    前記揚液板の回転方向前面が、少なくとも前記凝縮液出口と対応する部分において、前記凝縮液出口を有する側壁に対して鋭角をなすように構成された、
    ことを特徴とする間接加熱管付回転乾燥機。
  3. 回転筒と、
    この回転筒をその中心軸周りに回転させる回転駆動手段と、
    回転筒の一端部および他端部にそれぞれ設けられた被乾燥物供給部および乾燥物排出部と、
    前記回転筒の中心軸方向の一方側に、前記回転筒と一体的に回転するように設けられたマニホールドと、
    このマニホールドの中心軸方向の一方側の側壁に設けられた凝縮液出口と、
    前記回転筒内を通るように設けられ、両端が前記マニホールド内に開口された多数の加熱管と、
    前記マニホールド内に設けられ、前記回転筒の回転に伴う移動によりマニホールド内の凝縮液を前記凝縮液出口に案内するように構成された揚液部と、
    この揚液部により揚液された凝縮液を、前記マニホールドの凝縮液出口からマニホールド外における前記中心軸上の回転中心部へ導く導液路と、
    この導液路により前記回転中心部に導液した凝縮液を前記中心軸の方向に沿って導く排出管と、
    前記マニホールド内に対して気化熱媒を供給する手段と、
    を有する回転乾燥機において;
    前記排出管内に、スクリュー羽根が固設されており、
    前記回転筒の回転に伴う排出管の回転によりスクリュー羽根が回転し、排出管内の凝縮液が下流側に向けて押し出されるように構成されている、
    ことを特徴とする間接加熱管付回転乾燥機。
JP2004199574A 2004-07-06 2004-07-06 間接加熱管付回転乾燥機 Expired - Lifetime JP3894499B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004199574A JP3894499B2 (ja) 2004-07-06 2004-07-06 間接加熱管付回転乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004199574A JP3894499B2 (ja) 2004-07-06 2004-07-06 間接加熱管付回転乾燥機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006022986A JP2006022986A (ja) 2006-01-26
JP3894499B2 true JP3894499B2 (ja) 2007-03-22

Family

ID=35796383

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004199574A Expired - Lifetime JP3894499B2 (ja) 2004-07-06 2004-07-06 間接加熱管付回転乾燥機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3894499B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5865471B1 (ja) * 2014-12-02 2016-02-17 月島機械株式会社 間接加熱管付回転乾燥機及び乾燥方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5847350B1 (ja) * 2015-09-15 2016-01-20 月島機械株式会社 テレフタル酸の乾燥方法および横型回転式乾燥機

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5865471B1 (ja) * 2014-12-02 2016-02-17 月島機械株式会社 間接加熱管付回転乾燥機及び乾燥方法
WO2016088433A1 (ja) * 2014-12-02 2016-06-09 月島機械株式会社 間接加熱管付回転乾燥機及び乾燥方法
KR20170088825A (ko) 2014-12-02 2017-08-02 츠키시마기카이가부시키가이샤 간접 가열관 부착 회전 건조기 및 건조 방법
TWI672473B (zh) * 2014-12-02 2019-09-21 日商月島機械股份有限公司 附間接加熱管之旋轉乾燥機及乾燥方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006022986A (ja) 2006-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2610569A1 (en) Indirectly heated rotary dryer
JP4679336B2 (ja) 生ごみ乾燥機
CN107352772B (zh) 污泥预热装置及污泥干化系统
JP2012163256A (ja) 間接加熱式乾燥機
JP3894499B2 (ja) 間接加熱管付回転乾燥機
CN102875002B (zh) 一种污泥干燥装置以及污泥处理系统
JP2001272169A (ja) 連続式回転乾燥機
JP3849982B2 (ja) 間接加熱管付回転乾燥機
CN109210885A (zh) 三筒式真空烘干机
JP5865471B1 (ja) 間接加熱管付回転乾燥機及び乾燥方法
CN215952146U (zh) 一种用于催化剂生产的干燥装置
CN205843256U (zh) 连续性三筒干燥机
CN104864688B (zh) 大型多管扩散气流回转干燥机及干燥方法
CN211261722U (zh) 一种脱油回转窑装置
CN210418086U (zh) 一种气流烘干器出料口的冷却装置
JP4968897B2 (ja) 間接加熱型回転乾燥機
JP4266332B2 (ja) 乾燥機
JP2009222369A (ja) 横型回転式乾燥機
CN217131688U (zh) 一种间接加热式烘干机
CN215947079U (zh) 一种烘干装置
CN210593880U (zh) 高温固体物料输送系统
CN213914771U (zh) 一种有机肥料生产专用电热鼓风干燥箱
CN115823835B (zh) 一种蒸汽回转干燥机
CN219279718U (zh) 一种高效污泥干燥装置
CN212655676U (zh) 一种市政污水厂污泥减量化处理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060818

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060825

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061023

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061208

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061208

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3894499

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091222

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101222

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131222

Year of fee payment: 7

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term