JP3894411B2 - 車両用交流発電機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両用交流発電機に関し、特に回転子内を流通する冷却風の流量を低減して、固定子を効率的に冷却できる車両用交流発電機の固定子巻線のコイルエンド群構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5は従来の車両用交流発電機を示す断面図である。
従来の車両用交流発電機は、ランドル型の回転子7がアルミニウム製のフロントブラケット1およびリヤブラケット2から構成されたケース3内にシャフト6を介して回転自在に装着され、固定子8が回転子7の外周側を覆うようにケース3の内壁面に固着されて構成されている。
シャフト6は、フロントブラケット1およびリヤブラケット2に回転可能に支持されている。このシャフト6の一端にはプーリ4が固着され、エンジンの回転トルクをベルト(図示せず)を介してシャフト6に伝達できるようになっている。
回転子7に電流を供給するスリップリング9がシャフト6の他端部に固着され、一対のブラシ10がこのスリップリング9に摺接するようにケース3内に配設されたブラシホルダ11に収納されている。固定子8の出力電圧を調整するレギュレータ18がブラシホルダ11に嵌着されたヒートシク17に接着されている。固定子8に電気的に接続され、固定子8で生じた交流を直流に整流する整流器12がケース3内に装着されている。
【0003】
回転子7は、電流を流して磁束を発生する回転子巻線13と、この回転子巻線13を覆うように設けられ、回転子巻線13で発生された磁束によって磁極が形成される一対のポールコア20、21とから構成される。一対のポールコア20、21は、鉄製で、それぞれ爪形状の爪状磁極22、23が外周縁に周方向に等角ピッチで複数突設され、爪状磁極22、23をかみ合わせるように対向してシャフト6に固着されている。さらに、ファン5が回転子7の軸方向の両端に固着されている。
固定子8は、固定子鉄心15と、この固定子鉄心15に導線を巻回してなり、回転子7の回転に伴い、回転子7からの磁束の変化で交流が生じる固定子巻線16とから構成されている。
【0004】
このように構成された車両用交流発電機では、電流がバッテリ(図示せず)からブラシ10およびスリップリング9を介して回転子巻線13に供給され、磁束が発生される。この磁束により、一方のポールコア20の爪状磁極22がN極に着磁され、他方のポールコア21の爪状磁極23がS極に着磁される。一方、エンジンの回転トルクがベルトおよびプーリ4を介してシャフト6に伝達され、回転子7が回転される。そこで、固定子巻線16に回転磁界が与えられ、固定子巻線16に起電力が発生する。この交流の起電力が整流器12を通って直流に整流されるとともに、その出力がレギュレータ18により調整され、バッテリに充電される。
【0005】
車両用交流発電機においては、固定子巻線16、整流器12およびレギュレータ18等は、発電中、常に発熱している。そこで、発電により発生する熱を冷却するために、吸気孔1a、2aおよび排気孔1b、2bがフロントブラケット1およびリヤブラケット2に設けられている。
リヤ側においては、ファン5の回転により、冷却風の流れQRが形成され、整流器12、レギュレータ18および固定子巻線16のリヤ側コイルエンド群16rを冷却している。つまり、ファン5の回転により、外気が整流器12のヒートシンク19およびレギュレータ18のヒートシンク17にそれぞれ対向して設けられた吸気孔2aを通じて吸い込まれて整流器12およびレギュレータ18を冷却し、その後ファンブレード5aを内径側から外径側に通って固定子巻線16のリヤ側のコイルエンド群16rを冷却して、排気孔2bより外部に排出される。
一方、フロント側においては、ファン5の回転により、冷却風の流れQFが形成され、固定子巻線16のフロント側コイルエンド群16fを冷却している。つまり、ファン5の回転により、外気が吸気孔1aから軸方向に吸い込まれ、その後ファンブレード5aを内径側から外径側に通って固定子巻線16のフロント側のコイルエンド群16fを冷却して、排気孔1bより外部に排出される。
さらに、リヤ側とフロント側との圧力差に起因する回転子7内を流れる冷却風の流れQRtが生じ、回転子7を冷却している。
【0006】
ここで、固定子巻線16は、発熱度合いが高く、高温度となるとその出力特性が低下してしまうことから、そのコイルエンド群16f、16rをファンブレード5aと排気孔1b、2bとの間に位置させ、確実に冷却できるように構成されている。
【0007】
ついで、従来の車両用交流発電機に適用される固定子巻線構造について図6を参照しつつ説明する。なお、図6は従来の固定子を内周側から見た要部拡大図である。
図6において、固定子鉄心15は、円筒状に成形され、溝方向を軸方向とするスロット15aが内周側に開口するようにして周方向に等角ピッチで複数設けられている。固定子巻線16は、3スロット数離れて対をなす各スロット15aの対に挿入されたコイルセグメント29の開放端部29c同士をアーク溶接等により接合して、所定の巻線構造を採るように構成されている。各コイルセグメント29は、図7に示されるように、絶縁被覆された銅等からなる短尺の円形断面の導体を一対の直線部29aを略V字状のターン部29bで連結してなる略U字状に成形されたものである。
【0008】
そして、固定子鉄心15のフロント側では、3スロット数離れた2つのスロット15aからそれぞれ延出する一対の根元部24aと、それぞれの根元部24aから曲げられて周方向に延びる一対の傾斜部24bと、一対の傾斜部24bの先端同士を接続する連結部24cとからなる接続パターンに形成されたコイルエンド24が、周方向に配列されてフロント側のコイルエンド群16fを構成している。なお、連結部24cはコイルセグメント29の開放端部29c同士の接合部に相当する。
一方、固定子鉄心15のリヤ側では、3スロット数離れた2つのスロット15aからそれぞれ延出する一対の根元部25aと、それぞれの根元部25aから曲げられて周方向に延びる一対の傾斜部25bと、一対の傾斜部25bの先端同士を接続する連結部25cとからなる接続パターンに形成されたコイルエンド25が、周方向に配列されてリヤ側のコイルエンド群16rを構成している。なお、コイルエンド25はコイルセグメント29のターン部29bに相当する。
【0009】
このように構成された固定子巻線16では、コイルエンド群16f、16rの内周面がファンブレード5aに対向し、ファンブレード対向面を構成している。そして、ファンブレード対向面を構成するコイルエンド24、25の傾斜部24b、25b、即ちコイルエンド24、25の内周側に位置する傾斜部24b、25bが、互いに平行に、かつ、固定子鉄心15の軸心に対して所定角度で傾いている。
【0010】
ここで、従来の固定子巻線16の製造方法について図8および図9を参照しつつ説明する。
まず、コイルセグメント29が、図8に示されるように、3スロット離れた各組のスロット15a内にリヤ側から挿入される。この時、各コイルセグメント29は、1つのスロット15a内のスロット深さ方向の内周側と、3スロット離れたもう1つのスロット15a内のスロット深さ方向の外周側とに挿入される。そして、スロット15aからフロント側に延出した各コイルセグメント29の開放端部29c側が外開きとなるように周方向外側に曲げられる。
ついで、図9に示されるように、隣り合うコイルセグメント29の開放端部29c同士が接合され、1ターンの巻線が2組作製される。そして、2組の巻線が直列に接続されて、導体が3スロット毎のスロット15aに波巻きに巻装された2ターンの1相分の巻線群が作製される。この時、固定子鉄心15のフロント側では、隣り合うコイルセグメント29の開放端部29cは径方向に重ね合わされて接合され、コイルセグメント29の導体が接合部で見かけ上内周側から外周側に折り返されているように構成されている。一方、固定子鉄心15のリヤ側では、コイルセグメント29の導体がターン部29bで内周側から外周側に折り返されているように構成されている。
同様にして、他の2相分の巻線群が作製される。各相の巻線群は、コイルセグメント29を挿入するスロット15aが1スロットずつずれている。
このように作製された3相の巻線群をY結線やΔ結線等の三相交流結線して固定子巻線16が構成されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
従来の車両用交流発電機では、固定子巻線16のコイルエンド群16f、16rを構成するコイルエンド24、25の内周側に位置する傾斜部24b、25bを構成する導体が、互いに平行に、かつ、固定子鉄心15の軸心に対して所定角度で傾いている。つまり、内周側の傾斜部24bを構成する導体がファン回転方向の前方に傾き、内周側の傾斜部25bを構成する導体がファン回転方向の後方に傾いている。
そこで、フロント側においては、ファン5から吐出される冷却風が内周側の傾斜部24bの内周表面に沿って滑らかに流れる。一方、リヤ側においては、ファン5から吐出される冷却風が内周側の傾斜部25bの内周表面と干渉し、通風抵抗の増大をもたらす。その結果、フロント側とリヤ側との通風抵抗のアンバランスによってフロント側とリヤ側との間の圧力差が大きくなり、回転子7内を流れる冷却風の流れQRtが増大してしまう。そこで、QRtによる回転子内の圧力損失が増加することによってフロント側およびリヤ側から吸入される空気の全体流量が減少してしまう。リヤ側吸入量の一部が回転子内に流れ込むので、コイルエンド群16rを冷却する冷却風の流量が減少し、コイルエンド群16rを十分に冷却できなくなるという不具合があった。
【0012】
また、このファン5から吐出される冷却風は、図10のA部に示されるように、軸方向に速度分布を有している。そして、このファン5から吐出される冷却風は、ファン5開放側に近いブレード5a先端における速度が速いので、軸方向先端側に流れる成分も有している。
そこで、ブレード対向面に位置するリヤ側のコイルエンド25の内周側の傾斜部25bがすべてファン5の回転方向の後方に傾いているので、冷却風の軸方向先端側に流れる成分との干渉のため、風騒音が大きくなるとともに、通風抵抗が増大して全体風量が落ち、整流器12やレギュレータ18などのファン吸入側冷却物の温度上昇を抑えることができなくなるという不具合があった。
また、ブレード対向面に位置するフロント側のコイルエンド24の内周側の傾斜部24bがすべてファン5の回転方向の前方に傾いているので、ファン5から吐出される冷却風が内周側の傾斜部24bの内周表面に沿って滑らかに流れ、コイルエンド24から冷却風への熱伝達が促進されず、固定子8の温度上昇を抑えることができなくなるという不具合があった。
【0013】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、コイルエンドの内周側の傾斜部を構成する導体の傾きをファン吐出側の速度分布に合致させ、フロント側とリヤ側との間の圧力差を抑えて回転子内を流れる冷却風の流れQRtを低減し、コイルエンド群を冷却する冷却風の十分な流量を確保して、固定子の温度上昇を抑えることができる車両用交流発電機を提供することを目的とする。
また、フロント側およびリヤ側のコイルエンド群のブレード対向面に位置する導体をファン回転方向の前方に傾かせて、風騒音を低減できるとともに、吸入側内蔵物の冷却性を向上させることができる車両用交流発電機を提供することを目的とする。
さらに、フロント側およびリヤ側のコイルエンド群のブレード対向面に位置する導体をファン回転方向の後方に傾かせて、コイルエンドから冷却風への熱伝達の促進が図られ、固定子の冷却性を向上させることができる車両用交流発電機を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る車両用交流発電機は、回転周方向に沿ってNS極を形成する回転子と、軸方向に延びるスロットが周方向に複数形成されて上記回転子の外周に配置された円筒状の固定子鉄心およびこの固定子鉄心に装着された固定子巻線を有する固定子と、上記回転子と上記固定子とを支持するブラケットと、上記回転子の軸方向両端部に固着されたファンとを備えた車両用交流発電機において、上記固定子巻線は、素線が1つの上記スロットからスロット外に引き出され、スロット外で折り返されて、所定スロット離れた他のスロットに入るように上記固定子鉄心に巻装された複数の巻線を備え、1つの上記スロットからスロット外に引き出され、スロット外で折り返されて、所定スロット離れた他のスロットに入る上記素線の接続パターンにより構成されたコイルエンドが、上記固定子鉄心のフロント側およびリヤ側で、周方向に整列して配列されてコイルエンド群を構成しており、フロント側およびリヤ側の上記コイルエンド群のブレード対向面に位置する上記コイルエンドの部位が、スロットからファン回転方向に向かって同一の方向に傾いているものである。
【0015】
また、フロント側およびリヤ側の上記コイルエンド群のブレード対向面に位置する上記コイルエンドの部位が、ファン回転方向の前方に傾いているものである。
【0016】
また、フロント側およびリヤ側の上記コイルエンド群のブレード対向面に位置する上記コイルエンドの部位が、ファン回転方向の後方に傾いているものである。
【0017】
また、上記素線が平角導体で作製されているものである。
【0018】
また、上記コイルエンド群において、上記コイルエンドが互いに周方向に離間しているものである。
【0019】
また、上記素線は略U字状のコイルセグメントであり、上記固定子巻線は、該コイルセグメントが所定スロット離れて対をなす各組の上記スロット対に挿入され、該コイルセグメントの開放端部を接合して構成されているものである。
【0020】
また、上記素線は略U字状のコイルセグメントであり、上記固定子巻線は、該コイルセグメントが所定スロット離れて対をなす各組の上記スロット対に上記固定子鉄心の一端側から挿入され、上記固定子鉄心の他端側に延出する該コイルセグメントの開放端部を接合して構成され、フロント側およびリヤ側の上記コイルエンド群のブレード対向面に位置する上記コイルエンドの部位が、ファン回転方向の前方に傾いているものである。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図について説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施例1に係る車両用交流発電機に適用される固定子を内周側からみた要部拡大図である。
図1において、固定子34は、固定子鉄心15と、固定子鉄心15に巻装された固定子巻線35とから構成されている。そして、固定子鉄心15は、円筒状に成形され、溝方向を軸方向とするスロット15aが内周側に開口するようにして周方向に等角ピッチで複数設けられている。また、固定子巻線35は、3スロット数離れて対をなす各スロット15aの対に挿入された素線としてのコイルセグメント30の開放端部30c同士をアーク溶接等により接合して、所定の巻線構造を採るように構成されている。各コイルセグメント30は、図2に示されるように、絶縁被覆された銅等からなる短尺の平角導体を一対の直線部30aを略V字状のターン部30bで連結してなる略U字状に成形されたものである。
【0022】
そして、固定子鉄心15のフロント側では、3スロット数離れた2つのスロット15aからそれぞれ延出する一対の根元部36aと、それぞれの根元部36aから曲げられて周方向に延びる一対の傾斜部36bと、一対の傾斜部36bの先端同士を接続する連結部36cとからなる接続パターンに形成されたコイルエンド36が、周方向に配列されてフロント側のコイルエンド群35fを構成している。なお、連結部36cはコイルセグメント30の開放端部30c同士の接合部に相当する。
一方、固定子鉄心15のリヤ側では、3スロット数離れた2つのスロット15aからそれぞれ延出する一対の根元部37aと、それぞれの根元部37aから曲げられて周方向に延びる一対の傾斜部37bと、一対の傾斜部37bの先端同士を接続する連結部37cとからなる接続パターンに形成されたコイルエンド37が、周方向に配列されてリヤ側のコイルエンド群35rを構成している。なお、コイルエンド37はコイルセグメント30のターン部30bに相当する。
【0023】
つぎに、この固定子巻線35の巻線構造について図3を参照しつつ説明する。図3はこの発明の実施の形態1に係る固定子巻線の1相分の結線状態を説明するリヤ側平面図であり、図3においてリヤ側の結線状態を実線で示し、フロント側の結線状態を点線で示している。
まず、コイルセグメント30が3スロット離れた1組のスロット対に、例えば34番と1番のスロット15aにリヤ側から2本ずつ挿入される。この時、1本のコイルセグメント30は、34番のスロット15a内のスロット深さ方向の内周側から1番目の位置(以降、1番地とする)と、1番のスロット15a内のスロット深さ方向の内周側から4番目の位置(以降、4番地とする)とに挿入され、もう1本のコイルセグメント30は、34番のスロット15a内のスロット深さ方向の内周側から2番目の位置(以降、2番地とする)と、1番のスロット15a内のスロット深さ方向の内周側から3番目の位置(以降、3番地とする)とに挿入される。
さらに、コイルセグメント30が3スロット離れた他の組のスロット対に、リヤ側から2本ずつ挿入される。この時、1本のコイルセグメント30が、一方のスロット15a内の1番地と、他方のスロット15a内の3番地とに挿入され、もう1本のコイルセグメント30が、一方のスロット15a内の2番地と、他方のスロット15a内の4番地とに挿入される。
これにより、各スロット15a内には、コイルセグメント30の直線部30aが矩形断面の長手方向を径方向に揃えて径方向に1列にに4本並んで収納されている。
【0024】
ついで、34番と1番のスロット対の1番地と4番地とに挿入されたコイルセグメント30の開放端部30c側が図3中時計回り方向に曲げられ、2番地と3番地とに挿入されたコイルセグメント30の開放端部側が図3中反時計回り方向に曲げられる。
さらに、3スロット離れた他の組のスロット対の1番地と3番地とに挿入されたコイルセグメント30の開放端部30c側が周方向内方に、即ち互いに接近する方向に曲げられる。さらに、2番地と4番地とに挿入されたコイルセグメント30の開放端部30c側が周方向外方に(外開き状に)、即ち互いに離反する方向に曲げられる。
【0025】
そして、固定子鉄心15のフロント側において、1つのスロット15a内の1番地からフロント側に延出するコイルセグメント30の開放端部30cと、3スロット離れたスロット15a内の2番地からフロント側に延出するコイルセグメント30の開放端部30cとが、径方向に重ねられて接合される。同様に、1つのスロット15a内の3番地からフロント側に延出するコイルセグメント30の開放端部30cと、3スロット離れたスロット15a内の4番地からフロント側に延出するコイルセグメント30の開放端部30cとが、径方向に重ねられて接合される。これらの接合部は図3中黒丸で示されている。
さらに、34番と1番のスロット対の1番地と4番地とに挿入されたコイルセグメント30のターン部30bが切断される。これにより、周回当たり2ターンの重ね巻きされた2組の巻線を直列に接続した4ターンの1相分の巻線群50が作製される。この時、34番と1番のスロット対の1番地と4番地とに挿入されたコイルセグメント30の切断端がそれぞれ1相分の巻線群50の口出し線(O)および中性点リード線(N)となる。
【0026】
同様にして、他の2相分の巻線群が作製される。各相の巻線群50は、コイルセグメント30を挿入するスロット15aが1スロットずつずれている。
このように作製された3相の巻線群50の各中性点リード線を結線して(三相交流結線して)固定子巻線35が構成される。
【0027】
このように構成された固定子巻線35では、リヤ側のコイルエンド群35rを構成する各コイルエンド37が、連結部37c(ターン部37b)で内周側から外周側に折り返されているので、コイルエンド37は互いに所定の間隙を持って周方向に2列に並んで整然と配列される。同様に、フロント側のコイルエンド群35fを構成する各コイルエンド36が、連結部36c(開放端部30c同士の接合部)で内周側から外周側に折り返されているので、コイルエンド36は互いに所定の間隙をもって周方向に2列に並んで整然と配列される。
また、コイルエンド群35f、35rの内周面がファンブレード5aに対向し、ファンブレード対向面を構成している。そして、ファンブレード対向面を構成するコイルエンド36、37の傾斜部36b、37b、即ちコイルエンド36、37の内周側に位置する傾斜部36b、37bが、共にファン回転方向の前方に傾いており、ファン5の吐出側の速度分布に合致している。
【0028】
このように構成された固定子34は、回転子7の外周側を覆うようにケース3の内壁面に固着される。なお、この実施の形態1による車両用交流発電機は、固定子8に代えて固定子34を用いている点を除いて図5に示される車両用交流発電機と同様に構成されている。
【0029】
つぎに、この車両用交流発電機における冷却風の流れについて説明する。
リヤ側においては、ファン5の回転により、外気が整流器12のヒートシンク19およびレギュレータ18のヒートシンク17にそれぞれ対向して設けられた吸気孔2aを通じて吸い込まれて整流器12およびレギュレータ18を冷却し、その後ファン5により遠心方向に曲げられて、固定子巻線35のリヤ側のコイルエンド群35rを冷却し、排気孔2bより外部に排出される。そして、コイルエンド37の内周側の傾斜部37bがファン回転方向の前方に傾いているので、ファン5から吐出された冷却風は、内周側の傾斜部37bの内周表面に沿って滑らかに流れる。
一方、フロント側においては、ファン5の回転により、外気が吸気孔1aから軸方向に吸い込まれ、その後ファン5により遠心方向に曲げられて固定子巻線35のフロント側のコイルエンド群35fを冷却し、排気孔1bより外部に排出される。そして、コイルエンド36の内周側の傾斜部36bがファン回転方向の前方に傾いているので、ファン5から吐出された冷却風は、内周側の傾斜部36bの内周表面に沿って滑らかに流れる。
【0030】
このように、この実施の形態1による固定子巻線35は、フロント側およびリヤ側のコイルエンド群35f、35rを構成する各コイルエンド36、37導体が、連結部36c、37cで内周側から外周側に折り返されている。そこで、コイルエンド36、37は連結部36c、37c付近で周方向に並んで整然と配列される。つまり、コイルエンド群35f、35rを構成するコイルエンド36、37が全周にわたって同形状となり、整列性が高められる。
【0031】
また、コイルエンド群35f、35rのファンブレード対向面に位置するコイルエンド36、37の部位(内周側の傾斜部36b、37b)がファン回転方向に関して同一の方向に傾いている。つまり、内周側傾斜部36b、37bはともにファン回転方向に関して前方に傾いており、ファン5の吐出側の速度分布に合致している。そこで、フロント側およびリヤ側のファン5から吐出する冷却風は内周側傾斜部36b、37bの内周表面に沿って滑らかに流れて通風抵抗の増大が抑えられる。その結果、フロント側とリヤ側との圧力差がなくなるので、回転子7内を流通する冷却風の流量が少なくなり、回転子内の圧力損失が減少するために全体風量が増し、発電機の温度上昇を抑えることができる。
この時、フロント側およびリヤ側のファン5から吐出する冷却風は内周側傾斜部36b、37bの内周表面に沿って滑らかに流れ、コイルエンド36、37から冷却風への熱伝達の促進が低下するが、全体風量が増加するので、結果的に固定子34の温度上昇を抑えることができる。
【0032】
また、フロント側およびリヤ側においては、ファン吐出側の通風抵抗が小さくなるので、冷却風の風量が増え、整流器12やレギュレータ18等のファン吸入側内蔵物の温度上昇が抑えられる。
また、フロント側およびリヤ側においては、ファン5から吐出する冷却風がコイルエンド36、37の内周側傾斜部36b、37bの内周表面に沿って滑らかに流れるので、冷却風との干渉がなくなり、風騒音を抑えることができる。
また、固定子巻線35が略U字状のコイルセグメント30から構成されているので、固定子巻線35を固定子鉄心15に簡易に巻装でき、組立性を向上させることができるとともに、過度の曲げ加工が不要となり、コイル間のショートやコイル断線などが発生せず、信頼性を向上させることができる。
また、全てのコイルセグメント30をリヤ側からスロット15aに挿入しているので、開放端部30c同士の接合作業がフロント側から行うことができ、接合作業性が向上される。
【0033】
また、コイルセグメント30が平角導体で作製されているので、コイルエンド36、37による冷却風の誘導効果が大きくなり、冷却風が内周側傾斜部36b、37bの内周表面に沿ってより滑らかに流れるようになる。その結果、冷却風との干渉がなくなり、風騒音をより抑えることができる。
また、コイルエンド36、37が周方向に離間して配列されているので、コイルエンド36、37による冷却風の誘導効果が大きくなる。これにより、冷却風が内周側の傾斜部36b、37bに沿って滑らかに流れるようになり、風騒音をより抑えることができる。
また、コイルセグメント30の開放端部30cの接合部は、外径形状が大きくなり、冷却風との干渉により風騒音を増大させる要因となる。しかし、開放端部30cの接合部側のコイルエンド36がファン回転方向の前方に傾いているので、該接合部と冷却風との干渉が低減され、風騒音の悪化を抑えることがきる。
【0034】
実施の形態2.
この実施の形態2による固定子34Aでは、図3に示されるように、固定子巻線35Aのフロント側およびリヤ側のコイルエンド群35f、35rのファンブレード対向面を構成するコイルエンド36、37の傾斜部36b、37b、即ちコイルエンド36、37の内周側に位置する傾斜部36b、37bが、共にファン回転方向の後方に傾いている。
なお、他の構成は、上記実施の形態1と同様に構成されている。
【0035】
この実施の形態2では、コイルエンド群35f、35rを構成するコイルエンド36、37の内周側傾斜部36b、37bがともにファン回転方向に関して同一方向に傾いているので、フロント側とリヤ側との圧力差がなくなり、回転子内の圧力損失が減少する。従って、この実施の形態2においても、回転子7内を流通する冷却風の流量が少なくなり、全体風量が増し、発電機の温度上昇を抑えることができる。
また、フロント側およびリヤ側のコイルエンド群35f、35rを構成するコイルエンド36、37の内周側傾斜部36b、37bがともにファン回転方向の後方に傾いているので、ファン5から吐出する冷却風が内周側傾斜部36b、37bの内周表面に衝突して、コイルエンド36、37から冷却風への熱伝達の促進が図られ、固定子34の温度上昇を抑えることができる。
【0036】
なお、この発明では、冷却風の誘導効果の点から平角導体からなるコイルセグメント30を用いることが望ましいが、フロント側およびリヤ側のコイルエンドの内周側の傾斜部をファン回転方向に関して同一方向に傾けていれば、円形断面の導体からなるコイルセグメントを用いてもよい。
また、各実施の形態では、多数本のコイルセグメント30を所定の巻線構造を採るように結線して固定子巻線を構成するものとしているが、複数本の導線を所定の巻線構造を採るように固定子鉄心に巻装して固定子巻線を構成しても良い。
【0037】
【発明の効果】
この発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されているような効果を奏する。
【0038】
この発明によれば、回転周方向に沿ってNS極を形成する回転子と、軸方向に延びるスロットが周方向に複数形成されて上記回転子の外周に配置された円筒状の固定子鉄心およびこの固定子鉄心に装着された固定子巻線を有する固定子と、上記回転子と上記固定子とを支持するブラケットと、上記回転子の軸方向両端部に固着されたファンとを備えた車両用交流発電機において、上記固定子巻線は、素線が1つの上記スロットからスロット外に引き出され、スロット外で折り返されて、所定スロット離れた他のスロットに入るように上記固定子鉄心に巻装された複数の巻線を備え、1つの上記スロットからスロット外に引き出され、スロット外で折り返されて、所定スロット離れた他のスロットに入る上記素線の接続パターンにより構成されたコイルエンドが、上記固定子鉄心のフロント側およびリヤ側で、周方向に整列して配列されてコイルエンド群を構成しており、フロント側およびリヤ側の上記コイルエンド群のブレード対向面に位置する上記コイルエンドの部位が、スロットからファン回転方向に向かって同一の方向に傾いているので、フロント側とリヤ側との圧力差がなくなり、回転子内を流通する冷却風の風量が少なくなることによって回転子内の圧力損失が減少し、全体風量が増大して、ファン吸入側内蔵物や固定子を効果的に冷却できる車両用交流発電機が得られる。
【0039】
また、フロント側およびリヤ側の上記コイルエンド群のブレード対向面に位置する上記コイルエンドの部位が、ファン回転方向の前方に傾いているので、風騒音を低減できるとともに、ファン吸入側内蔵物の冷却性を向上させることができる。
【0040】
また、フロント側およびリヤ側の上記コイルエンド群のブレード対向面に位置する上記コイルエンドの部位が、ファン回転方向の後方に傾いているので、コイルエンドから冷却風への熱伝達の促進が図られ、固定子の冷却性を向上させることができる。
【0041】
また、上記素線が平角導体で作製されているので、コイルエンドによる冷却風の誘導効果が大きくなる。
【0042】
また、上記コイルエンド群において、上記コイルエンドが互いに周方向に離間しているので、コイルエンドによる冷却風の誘導効果が大きくなるとともに、風騒音の低減が図られる。
【0043】
また、上記素線は略U字状のコイルセグメントであり、上記固定子巻線は、該コイルセグメントが所定スロット離れて対をなす各組の上記スロット対に挿入され、該コイルセグメントの開放端部を接合して構成されているので、固定子巻線の固定子鉄心への巻装が簡易にでき、組立性を向上させる。
【0044】
また、上記素線は略U字状のコイルセグメントであり、上記固定子巻線は、該コイルセグメントが所定スロット離れて対をなす各組の上記スロット対に上記固定子鉄心の一端側から挿入され、上記固定子鉄心の他端側に延出する該コイルセグメントの開放端部を接合して構成され、フロント側およびリヤ側の上記コイルエンド群のブレード対向面に位置する上記コイルエンドの部位が、ファン回転方向の前方に傾いているので、開放端部同士の接合部と冷却風との干渉が少なくなり、風騒音の悪化を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る車両用交流発電機に適用される固定子を内周側から見た要部拡大図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る車両用交流発電機に適用されるコイルセグメントを示す斜視図である。
【図3】 この発明の実施の形態1に係る車両用交流発電機に適用される固定子巻線の1相分の結線状態を説明するリヤ側平面図である。
【図4】 この発明の実施の形態2に係る車両用交流発電機に適用される固定子を内周側から見た要部拡大図である。
【図5】 従来の車両用交流発電機を示す断面図である。
【図6】 従来の車両用交流発電機に適用される固定子を内周側から見た要部拡大図である。
【図7】 従来の固定子巻線に適用されるコイルセグメントを示す斜視図である。
【図8】 従来の固定子の製造方法を説明する図である。
【図9】 従来の固定子の製造方法を説明する図である。
【図10】 一般的な車両用交流発電機における冷却風の流れを説明する斜視図である。
【符号の説明】
1 フロントブラケット、2 リヤブラケット、5 ファン、7 回転子、15 固定子鉄心、15a スロット、30 コイルセグメント(素線)、30c開放端部、34、34A 固定子、35、35A 固定子巻線、35f、35rコイルエンド群、36、37 コイルエンド。

Claims (7)

  1. 回転周方向に沿ってNS極を形成する回転子と、軸方向に延びるスロットが周方向に複数形成されて上記回転子の外周に配置された円筒状の固定子鉄心およびこの固定子鉄心に装着された固定子巻線を有する固定子と、上記回転子と上記固定子とを支持するブラケットと、上記回転子の軸方向両端部に固着されたファンとを備えた車両用交流発電機において、
    上記固定子巻線は、素線が1つの上記スロットからスロット外に引き出され、スロット外で折り返されて、所定スロット離れた他のスロットに入るように上記固定子鉄心に巻装された複数の巻線を備え、
    1つの上記スロットからスロット外に引き出され、スロット外で折り返されて、所定スロット離れた他のスロットに入る上記素線の接続パターンにより構成されたコイルエンドが、上記固定子鉄心のフロント側およびリヤ側で、周方向に整列して配列されてコイルエンド群を構成しており、
    フロント側およびリヤ側の上記コイルエンド群のブレード対向面に位置する上記コイルエンドの部位が、スロットからファン回転方向に向かって同一の方向に傾いていることを特徴とする車両用交流発電機。
  2. フロント側およびリヤ側の上記コイルエンド群のブレード対向面に位置する上記コイルエンドの部位が、ファン回転方向の前方に傾いていることを特徴とする請求項1記載の車両用交流発電機。
  3. フロント側およびリヤ側の上記コイルエンド群のブレード対向面に位置する上記コイルエンドの部位が、ファン回転方向の後方に傾いていることを特徴とする請求項1記載の車両用交流発電機。
  4. 上記素線が平角導体で作製されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の車両用交流発電機。
  5. 上記コイルエンド群において、上記コイルエンドが互いに周方向に離間していることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の車両用交流発電機。
  6. 上記素線は略U字状のコイルセグメントであり、上記固定子巻線は、該コイルセグメントが所定スロット離れて対をなす各組の上記スロット対に挿入され、該コイルセグメントの開放端部を接合して構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の車両用交流発電機。
  7. 上記素線は略U字状のコイルセグメントであり、上記固定子巻線は、該コイルセグメントが所定スロット離れて対をなす各組の上記スロット対に上記固定子鉄心の一端側から挿入され、上記固定子鉄心の他端側に延出する該コイルセグメントの開放端部を接合して構成され、フロント側およびリヤ側の上記コイルエンド群のブレード対向面に位置する上記コイルエンドの部位が、ファン回転方向の前方に傾いていることを特徴とする請求項1記載の車両用交流発電機。
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