JP3894294B2 - パワーアンプ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、パワーアンプに関する。
【0002】
【従来の技術】
オーディオ用のパワーアンプとして、いわゆるD級アンプがある。このD級アンプは、スイッチングにより電力増幅を行うものであるが、例えば図6に示すように構成される。
【0003】
すなわち、デジタルオーディオ信号Pinが、入力端子Tinを通じてPWM変調回路11、12に供給され、その入力信号Pinは1対のPWM信号PA、PBに変換される。
【0004】
この場合、PWM信号PA、PBのパルス幅は、入力信号Pinの示すレベル(信号PinをD/A変換した信号の瞬時レベル。以下同様)に対応して変化するものであるが、図8に示すように、一方のPWM信号PAのパルス幅は、入力信号Pinの示すレベルに対応した大きさとされ、他方のPWM信号PBのパルス幅は、入力信号Pinの示すレベルの2の補数に対応した大きさとされる。また、PWM信号PA、PBは、その立ち上がり時点が、PWM信号PA、PBの1サイクル期間Tcの開始時点に固定され、その立ち下がり時点が入力信号Pinの示すレベルに対応して変化するものとされる。
【0005】
さらに、PWM信号PA、PBのキャリア周波数fc(=1/Tc)は、入力デジタルオーディオ信号Pinのサンプリング周波数fsの例えば16倍とされ、fs=48kHzとすれば、
fc=16fs=16×48kHz=768kHz
とされる。
【0006】
そして、一方のPWM信号PAがドライブ回路13に供給されて図7Aに示すように、信号PAと同レベルおよびレベル反転した1対のドライブ電圧+PA、−PAが形成され、これらドライブ電圧+PA、−PAが、1対のスイッチング素子、例えばnチャンネルのMOS−FET(Q11、Q12)のゲートにそれぞれ供給される。
【0007】
この場合、FET(Q11、Q12)はプッシュプル回路15を構成するものであり、FET(Q11)のドレインが電源端子TPWRに接続され、そのソースがFET(Q12)のドレインに接続され、このFET(Q12)のソースが接地に接続される。また、電源端子TPWRには、安定した直流電圧+VDDが電源電圧として供給される。なお、電圧+VDDは、例えば20V〜50Vである。
【0008】
そして、FET(Q11)のソースおよびFET(Q12)のドレインが、コイルおよびコンデンサを有するローパスフィルタ17を通じてスピーカ19の一端に接続される。
【0009】
また、他方のPWM信号PBに対しても、PWM信号PAに対してと同様に構成される。すなわち、PWM信号PBがドライブ回路14に供給されて図7Bに示すように、信号PBと同レベルおよびレベル反転した1対のドライブ電圧+PB、−PBが形成され、これらドライブ電圧+PB、−PBが、プッシュプル回路16を構成する1対のnチャンネルのMOS−FET(Q13、Q14)のゲートにそれぞれ供給される。
【0010】
そして、FET(Q13)のソースおよびFET(Q14)のドレインが、コイルおよびコンデンサを有するローパスフィルタ18を通じてスピーカ19の他端に接続される。
【0011】
したがって、+PA=“H”のときには、−PA=“L”であり、FET(Q11)がオンになるとともに、FET(Q12)がオフになるので、FET(Q11、Q12)の接続点の電圧VAは、図7Cに示すように、電圧+VDDとなる。また、逆に、+PA=“L”のときには、−PA=“H”であり、FET(Q11)がオフになるとともに、FET(Q12)がオンになるので、VA=0となる。
【0012】
同様に、+PB=“H”のときには、−PB=“L”であり、FET(Q13)がオンになるとともに、FET(Q14)がオフになるので、FET(Q13、Q14)の接続点の電圧VBは、図7Dに示すように、電圧+VDDとなる。また、逆に、+PB=“L”のときには、−PB=“H”であり、FET(Q13)がオフになるとともに、FET(Q14)がオンになるので、VB=0となる。
【0013】
そして、VA=+VDD、かつ、VB=0の期間には、図6および図7Eに示すように、FET(Q11、Q12)の接続点から、ローパスフィルタ17→スピーカ19→ローパスフィルタ18のラインを通じて、FET(Q13、Q14)の接続点へと、電流iが流れる。
【0014】
また、VA=0、かつ、VB=+VDDの期間には、FET(Q13、Q14)の接続点から、ローパスフィルタ18→スピーカ19→ローパスフィルタ17のラインを通じて、FET(Q11、Q12)の接続点へと、逆向きに電流iが流れる。さらに、VA=VB=+VDDの期間、およびVA=VB=0の期間には、電流iは流れない。つまり、プッシュプル回路15、16がBTL回路を構成していることになる。
【0015】
そして、電流iの流れる期間は、もとのPWM信号PA、PBが立ち上がっている期間に対応して変化するとともに、電流iがスピーカ19を流れるとき、電流iはローパスフィルタ17、18により積分されるので、結果として、スピーカ19を流れる電流iは、入力信号Pinの示すレベルに対応したアナログ電流であって電力増幅された電流となる。つまり、電力増幅された出力がスピーカ19に供給されることになる。
【0016】
こうして、図6の回路はパワーアンプとして動作するが、このとき、FET(Q11〜Q14)は、入力されたデジタルオーディオ信号Pinに対応して電源電圧+VDDをスイッチングして電力増幅をするので、効率が高く、また、大出力を得ることができる。
【0017】
ところで、一般にパルス電圧の立ち上がり時間および立ち下がり時間を完全に0にすることはできず、上述のパワーアンプにおいても、例えば図9A、Bに示すように、ドライブ電圧+PA、−PAの立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジはわずかではあるが傾斜することになる。すると、この立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジの期間に、瞬間的ではあるが、FET(Q11、Q12)が同時にオンになってしまい、FET(Q11、Q12)に貫通電流が流れてしまう。
【0018】
同様に、ドライブ電圧+PB、−PBの立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジの期間に、瞬間的ではあるがFET(Q13、Q14)が同時にオンになってしまい、FET(Q13、Q14)に貫通電流が流れてしまう。
【0019】
このような貫通電流をなくす方法として、例えば図9B、Cに示すように、ドライブ電圧+PAをわずかに遅延させ、ドライブ電圧+PAのエッジと、ドライブ電圧−PAのエッジとが、時間的に重ならないようにする方法がある。つまり、そのようにすれば、FET(Q11、Q12)が同時にオンになることがなくなり、したがって、FET(Q11、Q12)に貫通電流の流れることがなくなる。また、FET(Q13、Q14)の貫通電流についても、同様となる。
【0020】
しかし、この方法の場合には、出力電圧VA、VBが電圧+VDDとなっている期間が遅延するので、電流iの流れる期間が短くなり、結果として、スピーカ19に供給される信号電流に歪みを生じてしまう。
【0021】
この発明は、以上の点にかんがみ、出力電流iを変化させることなく、貫通電流を低減させようとするものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】
この発明においては、
入力信号を、そのレベルを示す第1のパルス変調信号に変換して出力する第1のパルス変調回路と、
上記入力信号を、そのレベルの2の補数を示す第2のパルス変調信号に変換して出力する第2のパルス変調回路と、
1対のスイッチング素子がプッシュプル接続されて構成された第1および第2のプッシュプル回路と、
上記第1のパルス変調回路の出力と、上記第2のパルス変調回路の出力のレベル反転した信号とをアンド処理して上記第1のプッシュプル回路の上記1対のスイッチング素子をドライブする第1のドライブ電圧を形成する第1のドライブ回路と、
上記第2のパルス変調回路の出力と、上記第1のパルス変調回路の出力のレベル反転した信号とをアンド処理して上記第2のプッシュプル回路の上記1対のスイッチング素子をドライブする第2のドライブ電圧を形成する第2のドライブ回路と
を有し、
上記第1のプッシュプル回路の出力端と、上記第2のプッシュプル回路の出力端との間に、負荷が接続され、
上記第1および第2のドライブ回路は、上記第1のドライブ電圧と、上記第2のドライブ電圧とを、上記第1および第2のパルス変調信号の1サイクル期間ごとに交互に出力する
ようにしたパワーアンプ
とするものである。
したがって、出力電圧の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジの数が1/2となり、貫通電流の流れる回数が半減する。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明によるD級パワーアンプの一例を示し、デジタルオーディオ信号Pinが、入力端子Tinを通じてPWM変調回路11、12に供給され、例えば図2A、Bに示すようなPWM信号+PA、+PBに変換される。
【0024】
この場合、PWM信号+PA、+PBのパルス幅は、入力信号Pinの示すレベルに対応して変化するものであるが、図8に示すように、一方のPWM信号+PAのパルス幅は、入力信号Pinの示すレベルに対応した大きさとされ、他方のPWM信号+PBのパルス幅は、入力信号Pinの示すレベルの2の補数に対応した大きさとされる。また、PWM信号+PA、+PBは、その立ち上がり時点が、PWM信号+PA、+PBの1サイクル期間Tcの開始時点に固定され、その立ち下がり時点はオーディオ信号Pinの示すレベルに対応して変化するものとされる。
【0025】
さらに、PWM信号+PA、+PBのキャリア周波数fc(=1/Tc)は、デジタルオーディオ信号Pinのサンプリング周波数fsの例えば16倍とされ、fs=48kHzとすれば、
fc=16fs=16×48kHz=768kHz
とされる。
【0026】
そして、そのようなPWM信号+PAを形成するため、PWM変調回路11は、例えば次のように構成される。すなわち、入力端子Tinからのデジタルオーディオ信号Pinが、ΔΣ変調回路111に供給されて可聴帯域内の量子化ノイズを抑えつつビット数を少なくしたデジタルオーディオ信号、例えば、量子化周波数(=fc)が16fsで、量子化ビット数が6ビットのデジタルオーディオ信号に変換される。そして、このデジタルオーディオ信号がROM112に供給されてその量子化レベルに対応した並列デジタルデータに変換され、この並列デジタルデータがシフトレジスタ113に供給されて直列信号、すなわち、PWM信号+PAに変換される。
【0027】
また、PWM変調回路12においては、ΔΣ変調回路111から出力されるデジタルオーディオ信号が、ROM122に供給されてそのレベルの2の補数に対応した並列デジタルデータに変換され、この並列デジタルデータがシフトレジスタ123に供給されて直列信号、すなわち、PWM信号+PBに変換される。
【0028】
そして、PWM信号+PA、+PBがドライブ回路13、14に供給されてドライブ電圧P1〜P4が形成される。すなわち、PWM信号+PAがアンド回路131に供給されるとともに、インバータ135に供給されて図2Aに示すように、レベルの反転したPWM信号−PAとされ、このPWM信号−PAがアンド回路141に供給される。また、PWM信号+PBがアンド回路141に供給されるとともに、インバータ145に供給されて図2Bに示すように、レベルの反転したPWM信号−PBとされ、このPWM信号−PBがアンド回路131に供給される。なお、今の場合、図2A、Bの電圧波形は、図7A、Bと同じである。
【0029】
したがって、アンド回路131の出力電圧P1は、図2Cに示すように、+PA=“H”、かつ、−PB=“H”のとき、“H”となり、それ以外のとき、“L”となる。また、アンド回路141の出力電圧P3は、図2Dに示すように、−PA=“H”、かつ、+PB=“H”のとき、“H”となり、それ以外のとき、“L”となる。そして、これらの出力電圧P1、P3がインバータ132、142に供給されて図2C、Dに示すように、レベルの反転した出力電圧P2、P4が取り出される。
【0030】
そして、これらの出力電圧P1、P2、P3、P4がフリップフロップ回路133、134、143、144により整形されたのち、出力電圧P1、P2が、1対のスイッチング素子、例えばnチャンネルのMOS−FET(Q11、Q12)のゲートにドライブ電圧としてそれぞれ供給される。
【0031】
この場合、FET(Q11、Q12)はプッシュプル回路15を構成するものであり、FET(Q11)のドレインが電源端子TPWRに接続され、そのソースがFET(Q12)のドレインに接続され、このFET(Q12)のソースが接地に接続される。そして、FET(Q11)のソースおよびFET(Q12)のドレインが、例えばコイルおよびコンデンサにより構成されたローパスフィルタ17を通じてスピーカ19の一端に接続される。なお、電源端子TPWRには、安定した直流電圧+VDD、例えば20V〜50Vの直流電圧が電源電圧として供給される。
【0032】
また、出力電圧P3、P4に対しても、出力電圧P1、P2に対してと同様に構成される。すなわち、出力電圧P3、P4が、プッシュプル回路16を構成する1対のnチャンネルのMOS−FET(Q13、Q14)のゲートにドライブ電圧としてそれぞれ供給される。さらに、FET(Q13)のソースおよびFET(Q14)のドレインが、コイルおよびコンデンサを有するローパスフィルタ18を通じてスピーカ19の他端に接続される。
【0033】
このような構成によれば、P1=“H”のときには、P2=“L”であり、FET(Q11)がオンになるとともに、FET(Q12)がオフになるので、FET(Q11、Q12)の接続点の電圧VAは、図2Eに示すように、電圧+VDDとなる。また、逆に、P1=“L”のときには、P2=“H”であり、FET(Q11)がオフになるとともに、FET(Q12)がオンになるので、VA=0となる。
【0034】
同様に、P3=“H”のときには、P4=“L”であり、FET(Q13)がオンになるとともに、FET(Q14)がオフになるので、FET(Q13、Q14)の接続点の電圧VBは、図2Fに示すように、電圧+VDDとなる。また、逆に、P3=“L”のときには、P4=“H”であり、FET(Q13)がオフになるとともに、FET(Q14)がオンになるので、VB=0となる。
【0035】
そして、VA=+VDD、かつ、VB=0の期間には、図1および図2Gに示すように、FET(Q11、Q12)の接続点から、ローパスフィルタ17→スピーカ19→ローパスフィルタ18のラインを通じて、FET(Q13、Q14)の接続点へと、電流iが流れる。
【0036】
また、VA=0、かつ、VB=+VDDの期間には、FET(Q13、Q14)の接続点から、ローパスフィルタ18→スピーカ19→ローパスフィルタ17のラインを通じて、FET(Q11、Q12)の接続点へと、逆向きに電流iが流れる。さらに、VA=VB=+VDDの期間、およびVA=VB=0の期間には、電流iは流れない。つまり、プッシュプル回路15、16がBTL回路を構成していることになる。
【0037】
そして、電流iの流れる期間は、もとのPWM信号PA、PBが立ち上がっている期間に対応して変化するとともに、電流iがスピーカ19を流れるとき、電流iはローパスフィルタ17、18により積分されるので、結果として、スピーカ19を流れる電流iは、オーディオ信号Pinの示すレベルに対応したアナログ電流であって電力増幅された電流となる。したがって、図1に示す回路は、D級パワーアンプとして動作していることになり、電力増幅された出力がスピーカ19に供給されることになる。
【0038】
なお、今の場合、図2A、Bに示す電圧波形が図7A、Bの電圧波形と等しいが、図2Gに示す電流波形は図7Eに示す電流波形に等しくなっている。つまり、図1に示すパワーアンプによれば、図6に示すパワーアンプと等しい出力を得ることができる。
【0039】
こうして、図1に示すパワーアンプは、スイッチングにより電力増幅を行うが、図2にも示すように、PWM信号+PA、+PBの周期が期間Tcのとき、ドライブ電圧P1〜P4の周期は、期間2Tcとなっている。つまり、ドライブ電圧P1〜P4の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジの数は、図6に示すパワーアンプにおける出力電圧VA、VB(図7C、D参照)の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジの数の1/2となっている。したがって、FET(Q11、Q12)、(Q13、Q14)に流れる貫通電流を半減することができ、無駄な電力消費を低減することができる。
【0040】
また、無駄な電力消費が低減するので、FET(Q11〜Q14)の発熱を抑えることができ、ヒートシンクなどの冷却部品を削減できるとともに、パワーアンプのスペースファクタを改善することができる。
【0041】
さらに、出力電圧VA、VBが変化するとき、その立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジにより輻射を生じ、この輻射が受信機にノイズとして飛び込んで、放送の受信に妨害を与える。しかし、図2に示す出力電圧VA、VBの立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジの数は、図6に示すパワーアンプにおける出力電圧VA、VBの立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジの数の1/2となっているので、出力電圧VA、VBの変化により生じる輻射を低減することができる。
【0042】
また、出力電圧VA、VBの周波数は、図6に示すパワーアンプにおける出力電圧VA、VBの周波数の1/2になるので、カーオーディオなどのように、パワーアンプが受信機と一体化されていたり、受信機に近接して配置されていても、輻射が放送の受信に与える妨害を低減することができる。そして、このように輻射が放送の受信に与える妨害を低減することができるので、輻射に対して受信機をシールドするための部材を削減することができ、コストを低減できる。また、受信機をパワーアンプにより近接させることができるので、省スペースとすることもできる。
【0043】
上述においては、パワーアンプの出力段がBTL回路とされている場合であるが、シングル回路とすることもできる。図3は、そのようなパワーアンプの一形態を示す。
【0044】
すなわち、図3に示すパワーアンプにおいては、PWM変調回路11、12から図4Aに示すようにPWM信号+PA、+PBが取り出され、PWM信号+PAがドライブ回路13に供給され、PWM信号+PBがインバータ145に供給されて図4Bに示すように、レベルの反転したPWM信号−PBとされ、このPWM信号−PBがドライブ回路13に供給される。
【0045】
そして、ドライブ回路13からドライブ電圧P1、P2が取り出され、これらドライブ電圧P1、P2がプッシュプル回路15に供給される。この場合、図4Cに示すように、ドライブ電圧P1は、PWM信号+PAと、PWM信号−PBとを、1サイクル期間Tcごとに交互に取り出した信号であり、ドライブ電圧P2はドライブ電圧P1のレベルを反転した信号である。
【0046】
また、図3に示すパワーアンプにおいては、プッシュプル回路15が正負の電源を使用する場合であり、FET(Q11)のドレインが正の電源端子TPWR+に接続され、FET(Q12)のソースが負の電源端子TPWR-に接続される。そして、電源端子TPWR+、TPWR-には、正負一対の直流電圧+VDD、−VDDが電源電圧として供給される。さらに、プッシュプル回路15の出力端が、ローパスフィルタ17を通じてスピーカ19の一端に接続され、その他端は接地される。
【0047】
したがって、プッシュプル回路15の出力電圧VAは、ドライブ電圧P1、P2に対応して図4Dに示すような波形となり、図4Eに示すように、スピーカ19には入力信号Pinに対応した極性および大きさの電流iが流れることになり、電力増幅が行われる。
【0048】
そして、このパワーアンプにおいても、ドライブ電圧P1、P2の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジの数は、PWM信号+PA、+PBの1/2となっているので、FET(Q11、Q12)、(Q13、Q14)に流れる貫通電流を半減することができる。また、出力電圧VAの周波数が1/2となっているので、この出力電圧VAにより生じる輻射を低減することができる。
【0049】
図5に示すパワーアンプは、図3に示すパワーアンプと同様、出力段がシングル回路されるとともに、プッシュプル回路15の電源電圧を直流電圧+VDDだけとした場合である。したがって、この場合には、プッシュプル回路15の出力端と、ローパスフィルタ17との間に、コンデンサ21が接続される。
【0050】
なお、上述においては、入力信号Pinがデジタルオーディオ信号の場合であるが、アナログオーディオ信号であってもよい。また、PWM信号+PA、+PB、−PA、−PBはPNM信号などとすることもできる。さらに、PWM変調回路11、12は、アップカウンタ、ダウンカウンタおよび比較回路により構成することもできる。
【0051】
また、上述においては、パワーアンプがオーディオ用のアンプの場合であるが、モータなどの電力機器をドライブするためのアンプとして使用することもできる。さらに、スピーカ19に代えて任意の負荷を接続すれば、その負荷に動作電圧を供給することができるとともに、入力信号Pinを変更することにより負荷に供給される電圧の大きさを変更することができ、したがって、可変電源回路として使用することもできる。
【0052】
〔この明細書で使用している略語の一覧〕
BTL :Bridged-Tied Load
D/A :Digital to Analog
MOS−FET:Metal Oxide Semiconductor type FET
FET :Field Effect Transistor
PNM :Pulse Number Modulation
PWM :Pulse Width Modulation
【0053】
【発明の効果】
この発明によれば、出力用のスイッチング素子のドライブ電圧の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジの数が、そのドライブ電圧を形成するためのPWM信号の1/2となるので、出力用のスイッチングに流れる貫通電流を半減することができ、無駄な電力消費を低減することができる。また、無駄な電力消費が低減するので、そのスイッチング素子の発熱を抑えることができ、ヒートシンクなどの冷却部品を削減できるとともに、パワーアンプのスペースファクタを改善することができる。
【0054】
また、出力電圧の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジの数が、その出力電圧を形成するPWM信号の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジの数の1/2となるので、出力電圧の変化により生じる輻射を低減することができる。
【0055】
したがって、カーオーディオなどのように、パワーアンプが受信機と一体化されていたり、受信機に近接して配置されていても、輻射が放送の受信に与える妨害を低減することができる。また、このことから、輻射に対して受信機をシールドするための部材を削減することができ、コストを低減することができる。さらに、受信機をパワーアンプにより近接させることができるので、省スペースとすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一形態を示す系統図である。
【図2】図1の回路を説明するための波形図である。
【図3】この発明の他の形態を示す系統図である。
【図4】図3の回路を説明するための波形図である。
【図5】この発明の他の形態を示す系統図である。
【図6】この発明を説明するための系統図である。
【図7】図6の回路を説明するための波形図である。
【図8】図6の回路を説明するための波形図である。
【図9】図6の回路を説明するための波形図である。
【符号の説明】
11および12…PWM変調回路、13および14…ドライブ回路、15および16…プッシュプル回路、17および18…ローパスフィルタ、19…スピーカ
Claims (3)
- 入力信号を、そのレベルを示す第1のパルス変調信号に変換して出力する第1のパルス変調回路と、
上記入力信号を、そのレベルの2の補数を示す第2のパルス変調信号に変換して出力する第2のパルス変調回路と、
1対のスイッチング素子がプッシュプル接続されて構成された第1および第2のプッシュプル回路と、
上記第1のパルス変調回路の出力と、上記第2のパルス変調回路の出力のレベル反転した信号とをアンド処理して上記第1のプッシュプル回路の上記1対のスイッチング素子をドライブする第1のドライブ電圧を形成する第1のドライブ回路と、
上記第2のパルス変調回路の出力と、上記第1のパルス変調回路の出力のレベル反転した信号とをアンド処理して上記第2のプッシュプル回路の上記1対のスイッチング素子をドライブする第2のドライブ電圧を形成する第2のドライブ回路と
を有し、
上記第1のプッシュプル回路の出力端と、上記第2のプッシュプル回路の出力端との間に、負荷が接続され、
上記第1および第2のドライブ回路は、上記第1のドライブ電圧と、上記第2のドライブ電圧とを、上記第1および第2のパルス変調信号の1サイクル期間ごとに交互に出力する
ようにしたパワーアンプ。 - 入力信号を、そのレベルを示す第1のパルス変調信号に変換して出力する第1のパルス変調回路と、
上記入力信号を、そのレベルの2の補数を示す第2のパルス変調信号に変換して出力する第2のパルス変調回路と、
1対のスイッチング素子がプッシュプル接続されて構成されたプッシュプル回路と、
上記第1および第2のパルス変調回路の出力から、アンド処理により互いにレベルの反転した1対のドライブ電圧を形成して、上記プッシュプル回路の上記1対のスイッチング素子をドライブするドライブ電圧を形成するドライブ回路と
を有し、
上記第1のプッシュプル回路の出力端と、接地との間に負荷が接続され、
上記ドライブ回路は、上記第1のパルス変調回路の出力と、上記第2のパルス変調回路の出力のレベル反転した信号とを、上記パルス変調信号の1サイクル期間ごとに交互に、ドライブ電圧として出力する
ようにしたパワーアンプ。 - 請求項1あるいは請求項2に記載のパワーアンプにおいて、
上記パルス変調信号がPWM信号である
ようにしたパワーアンプ。
Priority Applications (3)
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