JP2003152468A - パワーアンプ - Google Patents
パワーアンプInfo
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- H03F3/30—Single-ended push-pull [SEPP] amplifiers; Phase-splitters therefor
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- H03F3/3023—CMOS common source output SEPP amplifiers with asymmetrical driving of the end stage
- H03F3/3027—CMOS common source output SEPP amplifiers with asymmetrical driving of the end stage using a common source driving stage, i.e. inverting stage
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Abstract
ジにより発生する輻射を低減する。 【解決手段】 入力信号の供給される1対のPWM変調
回路11、12と、1対のプッシュプル回路15、16
と、PWM変調回路11、12の出力をドライブ信号と
してプッシュプル回路15、16に供給するドライブ回
路13、14とを設ける。プッシュプル回路15の出力
端と、プッシュプル回路16の出力端との間に、スピー
カ19を接続する。ドライブ回路13、14は、プッシ
ュプル回路15と、プッシュプル回路16とをPWM信
号の1サイクル期間ごとに交互にドライブする。
Description
関する。
わゆるD級アンプがある。このD級アンプは、スイッチ
ングにより電力増幅を行うものであるが、例えば図6に
示すように構成される。
が、入力端子Tinを通じてPWM変調回路11、12に
供給され、その入力信号Pinは1対のPWM信号PA、
PBに変換される。
は、入力信号Pinの示すレベル(信号PinをD/A変換
した信号の瞬時レベル。以下同様)に対応して変化する
ものであるが、図8に示すように、一方のPWM信号P
Aのパルス幅は、入力信号Pinの示すレベルに対応した
大きさとされ、他方のPWM信号PBのパルス幅は、入
力信号Pinの示すレベルの2の補数に対応した大きさと
される。また、PWM信号PA、PBは、その立ち上がり
時点が、PWM信号PA、PBの1サイクル期間Tcの開
始時点に固定され、その立ち下がり時点が入力信号Pin
の示すレベルに対応して変化するものとされる。
波数fc(=1/Tc)は、入力デジタルオーディオ信号
Pinのサンプリング周波数fsの例えば16倍とされ、fs
=48kHzとすれば、 fc=16fs=16×48kHz=768kHz とされる。
回路13に供給されて図7Aに示すように、信号PAと
同レベルおよびレベル反転した1対のドライブ電圧+P
A、−PAが形成され、これらドライブ電圧+PA、−PA
が、1対のスイッチング素子、例えばnチャンネルのM
OS−FET(Q11、Q12)のゲートにそれぞれ供給さ
れる。
ュプル回路15を構成するものであり、FET(Q11)
のドレインが電源端子TPWRに接続され、そのソースが
FET(Q12)のドレインに接続され、このFET(Q
12)のソースが接地に接続される。また、電源端子TPW
Rには、安定した直流電圧+VDDが電源電圧として供給
される。なお、電圧+VDDは、例えば20V〜50Vであ
る。
ET(Q12)のドレインが、コイルおよびコンデンサを
有するローパスフィルタ17を通じてスピーカ19の一
端に接続される。
PWM信号PAに対してと同様に構成される。すなわ
ち、PWM信号PBがドライブ回路14に供給されて図
7Bに示すように、信号PBと同レベルおよびレベル反
転した1対のドライブ電圧+PB、−PBが形成され、こ
れらドライブ電圧+PB、−PBが、プッシュプル回路1
6を構成する1対のnチャンネルのMOS−FET(Q
13、Q14)のゲートにそれぞれ供給される。
ET(Q14)のドレインが、コイルおよびコンデンサを
有するローパスフィルタ18を通じてスピーカ19の他
端に接続される。
−PA=“L”であり、FET(Q11)がオンになると
ともに、FET(Q12)がオフになるので、FET(Q
11、Q12)の接続点の電圧VAは、図7Cに示すよう
に、電圧+VDDとなる。また、逆に、+PA=“L”の
ときには、−PA=“H”であり、FET(Q11)がオ
フになるとともに、FET(Q12)がオンになるので、
VA=0となる。
=“L”であり、FET(Q13)がオンになるととも
に、FET(Q14)がオフになるので、FET(Q13、
Q14)の接続点の電圧VBは、図7Dに示すように、電
圧+VDDとなる。また、逆に、+PB=“L”のときに
は、−PB=“H”であり、FET(Q13)がオフにな
るとともに、FET(Q14)がオンになるので、VB=
0となる。
間には、図6および図7Eに示すように、FET(Q1
1、Q12)の接続点から、ローパスフィルタ17→スピ
ーカ19→ローパスフィルタ18のラインを通じて、F
ET(Q13、Q14)の接続点へと、電流iが流れる。
には、FET(Q13、Q14)の接続点から、ローパスフ
ィルタ18→スピーカ19→ローパスフィルタ17のラ
インを通じて、FET(Q11、Q12)の接続点へと、逆
向きに電流iが流れる。さらに、VA=VB=+VDDの期
間、およびVA=VB=0の期間には、電流iは流れな
い。つまり、プッシュプル回路15、16がBTL回路
を構成していることになる。
WM信号PA、PBが立ち上がっている期間に対応して変
化するとともに、電流iがスピーカ19を流れるとき、
電流iはローパスフィルタ17、18により積分される
ので、結果として、スピーカ19を流れる電流iは、入
力信号Pinの示すレベルに対応したアナログ電流であっ
て電力増幅された電流となる。つまり、電力増幅された
出力がスピーカ19に供給されることになる。
て動作するが、このとき、FET(Q11〜Q14)は、入
力されたデジタルオーディオ信号Pinに対応して電源電
圧+VDDをスイッチングして電力増幅をするので、効率
が高く、また、大出力を得ることができる。
ス電圧の立ち上がり時間および立ち下がりを完全に0に
することはできず、上述のパワーアンプにおいても、例
えば図9A、Bに示すように、ドライブ電圧+PA、−
PAの立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジはわず
かではあるが傾斜することになる。すると、この立ち上
がりエッジおよび立ち下がりエッジの期間に、瞬間的で
はあるが、FET(Q11、Q12)が同時にオンになって
しまい、FET(Q11、Q12)に貫通電流が流れてしま
う。
上がりエッジおよび立ち下がりエッジの期間に、瞬間的
ではあるがFET(Q13、Q14)が同時にオンになって
しまい、FET(Q13、Q14)に貫通電流が流れてしま
う。
例えば図9B、Cに示すように、ドライブ電圧+PAを
わずかに遅延させ、ドライブ電圧+PAのエッジと、ド
ライブ電圧−PAのエッジとが、時間的に重ならないよ
うにする方法がある。つまり、そのようにすれば、FE
T(Q11、Q12)が同時にオンになることがなくなり、
したがって、FET(Q11、Q12)に貫通電流の流れる
ことがなくなる。また、FET(Q13、Q14)の貫通電
流についても、同様となる。
A、VBが電圧+VDDとなっている期間が遅延するので、
電流iの流れる期間が短くなり、結果として、スピーカ
19に供給される信号電流に歪みを生じてしまう。
流iを変化させることなく、貫通電流を低減させようと
するものである。
えば、入力信号を、そのレベルを示す第1のパルス変調
信号に変換して出力する第1のパルス変調回路と、上記
入力信号を、そのレベルの2の補数を示す第2のパルス
変調信号に変換して出力する第2のパルス変調回路と、
1対のスイッチング素子がプッシュプル接続されて構成
された第1および第2のプッシュプル回路と、上記第1
のパルス変調回路の出力と、上記第2のパルス変調回路
の出力のレベル反転した信号とから、上記第1のプッシ
ュプル回路の上記1対のスイッチング素子をドライブす
る第1のドライブ電圧を形成する第1のドライブ回路
と、上記第2のパルス変調回路の出力と、上記第1のパ
ルス変調回路の出力のレベル反転した信号とから、上記
第2のプッシュプル回路の上記1対のスイッチング素子
をドライブする第2のドライブ電圧を形成する第2のド
ライブ回路とを有し、上記第1のプッシュプル回路の出
力端と、上記第2のプッシュプル回路の出力端との間
に、負荷が接続され、上記第1および第2のドライブ回
路は、上記第1のドライブ電圧と、上記第2のドライブ
電圧とを、上記第1および第2のパルス変調信号の1サ
イクル期間ごとに交互に出力するようにしたパワーアン
プとするものである。したがって、出力電圧の立ち上が
りエッジおよび立ち下がりエッジの数が1/2となり、
貫通電流の流れる回数が半減する。
ーアンプの一例を示し、デジタルオーディオ信号Pin
が、入力端子Tinを通じてPWM変調回路11、12に
供給され、例えば図2A、Bに示すようなPWM信号+
PA、+PBに変換される。
ス幅は、入力信号Pinの示すレベルに対応して変化する
ものであるが、図8に示すように、一方のPWM信号+
PAのパルス幅は、入力信号Pinの示すレベルに対応し
た大きさとされ、他方のPWM信号+PBのパルス幅
は、入力信号Pinの示すレベルの2の補数に対応した大
きさとされる。また、PWM信号+PA、+PBは、その
立ち上がり時点が、PWM信号+PA、+PBの1サイク
ル期間Tcの開始時点に固定され、その立ち下がり時点
はオーディオ信号Pinの示すレベルに対応して変化する
ものとされる。
ア周波数fc(=1/Tc)は、デジタルオーディオ信号
Pinのサンプリング周波数fsの例えば16倍とされ、fs
=48kHzとすれば、 fc=16fs=16×48kHz=768kHz とされる。
成するため、PWM変調回路11は、例えば次のように
構成される。すなわち、入力端子Tinからのデジタルオ
ーディオ信号Pinが、ΔΣ変調回路111に供給されて
可聴帯域内の量子化ノイズを抑えつつビット数を少なく
したデジタルオーディオ信号、例えば、量子化周波数
(=fc)が16fsで、量子化ビット数が6ビットのデジ
タルオーディオ信号に変換される。そして、このデジタ
ルオーディオ信号がROM112に供給されてその量子
化レベルに対応した並列デジタルデータに変換され、こ
の並列デジタルデータがシフトレジスタ113に供給さ
れて直列信号、すなわち、PWM信号+PAに変換され
る。
Σ変調回路111から出力されるデジタルオーディオ信
号が、ROM122に供給されてそのレベルの2の補数
に対応した並列デジタルデータに変換され、この並列デ
ジタルデータがシフトレジスタ123に供給されて直列
信号、すなわち、PWM信号+PBに変換される。
ブ回路13、14に供給されてドライブ電圧P1〜P4が
形成される。すなわち、PWM信号+PAがアンド回路
131に供給されるとともに、インバータ135に供給
されて図2Aに示すように、レベルの反転したPWM信
号−PAとされ、このPWM信号−PAがアンド回路14
1に供給される。また、PWM信号+PBがアンド回路
141に供給されるとともに、インバータ145に供給
されて図2Bに示すように、レベルの反転したPWM信
号−PBとされ、このPWM信号−PBがアンド回路13
1に供給される。なお、今の場合、図2A、Bの電圧波
形は、図7A、Bと同じである。
P1は、図2Cに示すように、+PA=“H”、かつ、−
PB=“H”のとき、“H”となり、それ以外のとき、
“L”となる。また、アンド回路141の出力電圧P3
は、図2Dに示すように、−PA=“H”、かつ、+PB
=“H”のとき、“H”となり、それ以外のとき、
“L”となる。そして、これらの出力電圧P1、P3がイ
ンバータ132、142に供給されて図2C、Dに示す
ように、レベルの反転した出力電圧P2、P4が取り出さ
れる。
3、P4がフリップフロップ回路133、134、14
3、144により整形されたのち、出力電圧P1、P2
が、1対のスイッチング素子、例えばnチャンネルのM
OS−FET(Q11、Q12)のゲートにドライブ電圧と
してそれぞれ供給される。
ュプル回路15を構成するものであり、FET(Q11)
のドレインが電源端子TPWRに接続され、そのソースが
FET(Q12)のドレインに接続され、このFET(Q
12)のソースが接地に接続される。そして、FET(Q
11)のソースおよびFET(Q12)のドレインが、例え
ばコイルおよびコンデンサにより構成されたローパスフ
ィルタ17を通じてスピーカ19の一端に接続される。
なお、電源端子TPWRには、安定した直流電圧+VDD、
例えば20V〜50Vの直流電圧が電源電圧として供給され
る。
電圧P1、P2に対してと同様に構成される。すなわち、
出力電圧P3、P4が、プッシュプル回路16を構成する
1対のnチャンネルのMOS−FET(Q13、Q14)の
ゲートにドライブ電圧としてそれぞれ供給される。さら
に、FET(Q13)のソースおよびFET(Q14)のド
レインが、コイルおよびコンデンサを有するローパスフ
ィルタ18を通じてスピーカ19の他端に接続される。
ときには、P2=“L”であり、FET(Q11)がオン
になるとともに、FET(Q12)がオフになるので、F
ET(Q11、Q12)の接続点の電圧VAは、図2Eに示
すように、電圧+VDDとなる。また、逆に、P1=
“L”のときには、P2=“H”であり、FET(Q1
1)がオフになるとともに、FET(Q12)がオンにな
るので、VA=0となる。
“L”であり、FET(Q13)がオンになるとともに、
FET(Q14)がオフになるので、FET(Q13、Q1
4)の接続点の電圧VBは、図2Fに示すように、電圧+
VDDとなる。また、逆に、P3=“L”のときには、P4
=“H”であり、FET(Q13)がオフになるととも
に、FET(Q14)がオンになるので、VB=0とな
る。
間には、図1および図2Gに示すように、FET(Q1
1、Q12)の接続点から、ローパスフィルタ17→スピ
ーカ19→ローパスフィルタ18のラインを通じて、F
ET(Q13、Q14)の接続点へと、電流iが流れる。
には、FET(Q13、Q14)の接続点から、ローパスフ
ィルタ18→スピーカ19→ローパスフィルタ17のラ
インを通じて、FET(Q11、Q12)の接続点へと、逆
向きに電流iが流れる。さらに、VA=VB=+VDDの期
間、およびVA=VB=0の期間には、電流iは流れな
い。つまり、プッシュプル回路15、16がBTL回路
を構成していることになる。
WM信号PA、PBが立ち上がっている期間に対応して変
化するとともに、電流iがスピーカ19を流れるとき、
電流iはローパスフィルタ17、18により積分される
ので、結果として、スピーカ19を流れる電流iは、オ
ーディオ信号Pinの示すレベルに対応したアナログ電流
であって電力増幅された電流となる。したがって、図1
に示す回路は、D級パワーアンプとして動作しているこ
とになり、電力増幅された出力がスピーカ19に供給さ
れることになる。
形が図7A、Bの電圧波形と等しいが、図2Gに示す電
流波形は図7Eに示す電流波形に等しくなっている。つ
まり、図1に示すパワーアンプによれば、図6に示すパ
ワーアンプと等しい出力を得ることができる。
イッチングにより電力増幅を行うが、図2にも示すよう
に、PWM信号+PA、+PBの周期が期間Tcのとき、
ドライブ電圧P1〜P4の周期は、期間2Tcとなってい
る。つまり、ドライブ電圧P1〜P4の立ち上がりエッジ
および立ち下がりエッジの数は、図6に示すパワーアン
プにおける出力電圧VA、VB(図7C、D参照)の立ち
上がりエッジおよび立ち下がりエッジの数の1/2とな
っている。したがって、FET(Q11、Q12)、(Q1
3、Q14)に流れる貫通電流を半減することができ、無
駄な電力消費を低減することができる。
ET(Q11〜Q14)の発熱を抑えることができ、ヒート
シンクなどの冷却部品を削減できるとともに、パワーア
ンプのスペースファクタを改善することができる。
き、その立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジによ
り輻射を生じ、この輻射が受信機にノイズとして飛び込
んで、放送の受信に妨害を与える。しかし、図2に示す
出力電圧VA、VBの立ち上がりエッジおよび立ち下がり
エッジの数は、図6に示すパワーアンプにおける出力電
圧VA、VBの立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジ
の数の1/2となっているので、出力電圧VA、VBの変
化により生じる輻射を低減することができる。
に示すパワーアンプにおける出力電圧VA、VBの周波数
の1/2になるので、カーオーディオなどのように、パ
ワーアンプが受信機と一体化されていたり、受信機に近
接して配置されていても、輻射が放送の受信に与える妨
害を低減することができる。そして、このように輻射が
放送の受信に与える妨害を低減することができるので、
輻射に対して受信機をシールドするための部材を削減す
ることができ、コストを低減できる。また、受信機をパ
ワーアンプにより近接させることができるので、省スペ
ースとすることもできる。
BTL回路とされている場合であるが、シングル回路と
することもできる。図3は、そのようなパワーアンプの
一形態を示す。
ては、PWM変調回路11、12から図4Aに示すよう
にPWM信号+PA、+PBが取り出され、PWM信号+
PAがドライブ回路13に供給され、PWM信号+PBが
インバータ145に供給されて図4Bに示すように、レ
ベルの反転したPWM信号−PBとされ、このPWM信
号−PBがドライブ回路13に供給される。
圧P1、P2が取り出され、これらドライブ電圧P1、P2
がプッシュプル回路15に供給される。この場合、図4
Cに示すように、ドライブ電圧P1は、PWM信号+PA
と、PWM信号−PBとを、1サイクル期間Tcごとに交
互に取り出した信号であり、ドライブ電圧P2はドライ
ブ電圧P1のレベルを反転した信号である。
は、プッシュプル回路15が正負の電源を使用する場合
であり、FET(Q11)のドレインが正の電源端子TPW
R+に接続され、FET(Q12)のソースが負の電源端子
TPWR-に接続される。そして、電源端子TPWR+、TPWR-
には、正負一対の直流電圧+VDD、−VDDが電源電圧と
して供給される。さらに、プッシュプル回路15の出力
端が、ローパスフィルタ17を通じてスピーカ19の一
端に接続され、その他端は接地される。
電圧VAは、ドライブ電圧P1、P2に対応して図4Dに
示すような波形となり、図4Eに示すように、スピーカ
19には入力信号Pinに対応した極性および大きさの電
流iが流れることになり、電力増幅が行われる。
ライブ電圧P1、P2の立ち上がりエッジおよび立ち下が
りエッジの数は、PWM信号+PA、+PBの1/2とな
っているので、FET(Q11、Q12)、(Q13、Q14)
に流れる貫通電流を半減することができる。また、出力
電圧VAの周波数が1/2となっているので、この出力
電圧VAにより生じる輻射を低減することができる。
ワーアンプと同様、出力段がシングル回路されるととも
に、プッシュプル回路15の電源電圧を直流電圧+VDD
だけとした場合である。したがって、この場合には、プ
ッシュプル回路15の出力端と、ローパスフィルタ17
との間に、コンデンサ21が接続される。
ジタルオーディオ信号の場合であるが、アナログオーデ
ィオ信号であってもよい。また、PWM信号+PA、+
PB、−PA、−PBはPNM信号などとすることもでき
る。さらに、PWM変調回路11、12は、アップカウ
ンタ、ダウンカウンタおよび比較回路により構成するこ
ともできる。
ーディオ用のアンプの場合であるが、モータなどの電力
機器をドライブするためのアンプとして使用することも
できる。さらに、スピーカ19に代えて任意の負荷を接
続すれば、その負荷に動作電圧を供給することができる
とともに、入力信号Pinを変更することにより負荷に供
給される電圧の大きさを変更することができ、したがっ
て、可変電源回路として使用することもできる。
グ素子のドライブ電圧の立ち上がりエッジおよび立ち下
がりエッジの数が、そのドライブ電圧を形成するための
PWM信号の1/2となるので、出力用のスイッチング
に流れる貫通電流を半減することができ、無駄な電力消
費を低減することができる。また、無駄な電力消費が低
減するので、そのスイッチング素子の発熱を抑えること
ができ、ヒートシンクなどの冷却部品を削減できるとと
もに、パワーアンプのスペースファクタを改善すること
ができる。
立ち下がりエッジの数が、その出力電圧を形成するPW
M信号の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジの数
の1/2となるので、出力電圧の変化により生じる輻射
を低減することができる。
に、パワーアンプが受信機と一体化されていたり、受信
機に近接して配置されていても、輻射が放送の受信に与
える妨害を低減することができる。また、このことか
ら、輻射に対して受信機をシールドするための部材を削
減することができ、コストを低減することができる。さ
らに、受信機をパワーアンプにより近接させることがで
きるので、省スペースとすることもできる。
ライブ回路、15および16…プッシュプル回路、17
および18…ローパスフィルタ、19…スピーカ
Claims (3)
- 【請求項1】入力信号を、そのレベルを示す第1のパル
ス変調信号に変換して出力する第1のパルス変調回路
と、 上記入力信号を、そのレベルの2の補数を示す第2のパ
ルス変調信号に変換して出力する第2のパルス変調回路
と、 1対のスイッチング素子がプッシュプル接続されて構成
された第1および第2のプッシュプル回路と、 上記第1のパルス変調回路の出力と、上記第2のパルス
変調回路の出力のレベル反転した信号とから、上記第1
のプッシュプル回路の上記1対のスイッチング素子をド
ライブする第1のドライブ電圧を形成する第1のドライ
ブ回路と、 上記第2のパルス変調回路の出力と、上記第1のパルス
変調回路の出力のレベル反転した信号とから、上記第2
のプッシュプル回路の上記1対のスイッチング素子をド
ライブする第2のドライブ電圧を形成する第2のドライ
ブ回路とを有し、 上記第1のプッシュプル回路の出力端と、上記第2のプ
ッシュプル回路の出力端との間に、負荷が接続され、 上記第1および第2のドライブ回路は、上記第1のドラ
イブ電圧と、上記第2のドライブ電圧とを、上記第1お
よび第2のパルス変調信号の1サイクル期間ごとに交互
に出力するようにしたパワーアンプ。 - 【請求項2】入力信号を、そのレベルを示す第1のパル
ス変調信号に変換して出力する第1のパルス変調回路
と、 上記入力信号を、そのレベルの2の補数を示す第2のパ
ルス変調信号に変換して出力する第2のパルス変調回路
と、 1対のスイッチング素子がプッシュプル接続されて構成
されたプッシュプル回路と、 上記第1および第2のパルス変調回路の出力から、互い
にレベルの反転した1対のドライブ電圧を形成して、上
記プッシュプル回路の上記1対のスイッチング素子をド
ライブするドライブ電圧を形成するドライブ回路とを有
し、 上記第1のプッシュプル回路の出力端と、接地との間に
負荷が接続され、 上記ドライブ回路は、上記第1のパルス変調回路の出力
と、上記第2のパルス変調回路の出力のレベル反転した
信号とを、上記パルス変調信号の1サイクル期間ごとに
交互に、ドライブ電圧として出力するようにしたパワー
アンプ。 - 【請求項3】請求項1あるいは請求項2に記載のパワー
アンプにおいて、 上記パルス変調信号がPWM信号であるようにしたパワ
ーアンプ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001352923A JP3894294B2 (ja) | 2001-11-19 | 2001-11-19 | パワーアンプ |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001352923A JP3894294B2 (ja) | 2001-11-19 | 2001-11-19 | パワーアンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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