JP3893833B2 - Energy ray curable composition for ink jet recording system - Google Patents
Energy ray curable composition for ink jet recording system Download PDFInfo
- Publication number
- JP3893833B2 JP3893833B2 JP2000031763A JP2000031763A JP3893833B2 JP 3893833 B2 JP3893833 B2 JP 3893833B2 JP 2000031763 A JP2000031763 A JP 2000031763A JP 2000031763 A JP2000031763 A JP 2000031763A JP 3893833 B2 JP3893833 B2 JP 3893833B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- component
- meth
- curable composition
- ink jet
- jet recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、良好なインク性能を有するインクジェット記録方式用エネルギー線硬化型組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、スクリーン印刷用プリンタのインクには、紫外線等のエネルギー線を照射することにより硬化するエネルギー線硬化型組成物が使用されている。このようなエネルギー線硬化型組成物は、通常、希釈溶媒を使用していないことから速硬化性に優れており、特に金属やプラスチック等にコーティング印刷するのに適している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年のインクジェット記録方式用プリンタの技術向上に伴い、金属やプラスチック等にもこのインクジェット記録方式用プリンタを用いて印刷したいと要望が高まりつつある。ここでも上述のエネルギー線硬化型組成物をインクとして使用することが考えられるが、粘度が高いためプリンタヘッドから安定して吐出しないという問題があった。この問題を解決すべく、溶剤で希釈して粘度を下げることも考えられたが、溶剤で希釈した場合には速硬化性が劣るため印刷特性上好ましくないという問題があった。
【0004】
一方、特開平9−31186号公報には、分子中に1個のオキセタン環及び1個の水酸基を有する化合物と、分子中に1個以上のオキシラン環を有する化合物と、光カチオン重合開始剤とからなるエネルギー線硬化型組成物が開示されている。この組成物は、硬化塗膜が平滑で良好な密着性を有し、速硬化性を有するものであり、印刷インキ等へ利用できるものである。
【0005】
しかし、上述の特開平9−31186号公報に開示されたエネルギー線硬化型組成物は、スクリーン印刷用としては有用であるものの、インクジェット記録方式用として見たときにはまだ粘度が高いため、プリンタヘッドから安定して吐出できないという問題があった。
【0006】
本発明は上記問題点を解決することを課題とするものであり、インクジェット記録方式用インクとして優れた性能を備えたエネルギー線硬化型組成物を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段、発明の実施の形態及び発明の効果】
上記課題を解決するため、本発明のインクジェット記録方式用エネルギー線硬化型組成物は、
(1)光カチオン重合開始剤と、
(2)脂環式エポキシドと、
(3)ジ又はトリビニルエーテル化合物と、
(4)3−アルキル−3−ヒドロキシアルキルオキセタン(アルキル基及びヒドロキシアルキル基は炭素数が1〜6個)
を含有し、
上記成分(2)〜(4)の総重量に対して、上記成分(2)の占める割合が47〜63重量%であることを特徴とする。
【0008】
本発明の組成物は、従来に比べて粘度が十分低いため、インクジェット記録方式用プリンタのプリンタヘッドに使用したときのインクの吐出安定性が良好である。そのうえ、粘度が低いにもかかわらず、エネルギー線を照射すると素早く硬化し、硬化後の密着性、可撓性、表面硬度も良好である。
【0009】
本発明に使用される成分(1)、つまり光カチオン重合開始剤としては、従来より知られている化合物であれば特に限定することなく使用できるが、例えば芳香族ヨードニウム錯塩や芳香族スルホニウム錯塩などを挙げることができ、これらの1種を単独で使用してもよいが、2種以上を適宜組み合わせて使用してもよい。
【0010】
芳香族ヨードニウムの具体例としては、ジフェニルヨードニウム、4−メトキシジフェニルヨードニウム、ビス(4−メチルフェニル)ヨードニウム、ビス(4−tert−ブチルフェニル)ヨードニウム、ビス(ドデシルフェニル)ヨードニウム等が挙げられる。また、芳香族スルホニウムの具体例としては、トリフェニルスルホニウム、ジフェニル−4−チオフェノキシフェニルスルホニウム、ビス[4−(ジフェニルスルフォニオ)−フェニル]スルフィド、ビス[4−(ジ(4−(2−ヒドロキシエチル)フェニル)スルホニオ)−フェニル]スルフィド、η5−2,4−(シクロペンタジェニル)[1,2,3,4,5,6−η)−(メチルエチル)−ベンゼン]−鉄(1+)等が挙げられる。
【0011】
錯塩を形成するカウンタアニオンの具体例としては、テトラフルオロボレート(BF4-)、ヘキサフルオロホスフェート(PF6-)、ヘキサフルオロアンチモネート(SbF6-)、ヘキサフルオロアルセネート(AsF6-)、ヘキサクロロアンチモネート(SbCl6-)などが挙げられる。
【0012】
本発明に使用される成分(1)は、成分(2)〜(4)の総重量に対して例えば0.01〜20重量%、特に0.1〜10重量%の範囲で使用するのが好ましい。この成分(1)が過小すぎると組成物を十分に硬化させることができず、過大すぎると光透過性が不良になり、均一に硬化させることができなくなる。
【0013】
本発明に使用される成分(2)、つまり脂環式エポキシドとは、以下、モノマーまたはそのオリゴマーを意味する。本発明におけるオリゴマーとしては、低分子量の化合物が好ましく、分子量が1000未満のオリゴマーがより好ましい。
【0014】
【0015】
脂環式エポキシドとしては、少なくとも1個のシクロへキセンまたはシクロペンテン環等のシクロアルカン環を有する化合物を、過酸化水素、過酸等の適当な酸化剤でエポキシ化することによつて得られる、シクロヘキセンオキサイドまたはシクロペンテンオキサイド含有化合物が好ましく、具体例としては、以下に示す化合物等が挙げられる。
【0016】
【化1】
【0017】
【0018】
本発明では、上記エポキシドの1種を単独で使用してもよいが、2種以上を適宜組み合わせて使用してもよい。
【0019】
本発明に使用される成分(3)、つまりジ又はトリビニルエーテル化合物としては、例えばエチレングリコールジビニルエーテル、ジエチレングリコールジビニルエーテル、トリエチレングリコールジビニルエーテル、プロピレングリコールジビニルエーテル、ジプロピレングリコールジビニルエーテル、ブタンジオールジビニルエーテル、ヘキサンジオールジビニルエーテル、シクロヘキサンジメタノールジビニルエーテル、トリメチロールプロパントリビニルエーテル等のジ又はトリビニルエーテル化合物が挙げられる。
【0020】
本発明では、上記ジ又はトリビニルエーテル化合物の1種を単独で使用してもよいが、2種以上を適宜組み合わせて使用してもよい。
【0021】
本発明に使用される成分(4)、つまり3−アルキル−3−ヒドロキシアルキルオキセタン(アルキル基及びヒドロキシアルキル基は炭素数が1〜6個)としては、例えば下記式で表される化合物を挙げることができる。
【0022】
【化2】
【0023】
ここで、上記式において、R1は水素原子、メチル基、エチル基、プロピル基またはブチル基等の炭素数1〜6個の直鎖又は分岐を有するアルキル基、炭素数1〜6個のフルオロアルキル基、アリル基、アリール基、フリル基またはチエニル基である。R2は、メチレン、エチレン、プロピレンまたはブチレン等の炭素数1〜6個の直鎖又は分岐を有するアルキレン基であり、このアルキレン基はエ−テル結合を有する基、例えば、オキシメチレン、オキシエチレン、オキシプロピレン、オキシブチレン等のオキシアルキレン基であってもよい。これらの化合物のうち、速硬化性、密着性、表面硬度を考慮すれば、上記式(1)において、R1としては炭素数1〜6個のアルキル基が好ましく、特に炭素数1〜3個のアルキル基が好ましい。また、R2としては、炭素数1〜6個のヒドロキシアルキル基、特に炭素数1〜3個のヒドロキシアルキル基が好ましい。
【0024】
上記式で表される化合物の具体例としては、3−ヒドロキシメチル−3−メチルオキセタン、3−ヒドロキシメチル−3−エチルオキセタン、3−ヒドロキシメチル−3−プロピルオキセタン、3−ヒドロキシメチル−3−ノルマルブチルオキセタン、3−ヒドロキシメチル−3−フェニルオキセタン、3−ヒドロキシメチル−3−ベンジルオキセタン、3−ヒドロキシエチル−3−メチルオキセタン、3−ヒドロキシエチル−3−エチルオキセタン、3−ヒドロキシエチル−3−プロピルオキセタン、3−ヒドロキシエチル−3−フェニルオキセタン、3−ヒドロキシプロピル−3−メチルオキセタン、3−ヒドロキシプロピル−3−エチルオキセタン、3−ヒドロキシプロピル−3−プロピルオキセタン、3−ヒドロキシプロピル−3−フェニルオキセタン、3−ヒドロキシブチル−3−メチルオキセタンなどを挙げることができる。これらの化合物のうち、入手の容易性などの点から、オキセタンモノアルコール化合物として、3−ヒドロキシメチル−3−メチルオキセタン、3−ヒドロキシメチル−3−エチルオキセタンが好ましい。
【0025】
本発明では、上記化合物の1種を単独で使用してもよいが、2種以上を適宜組み合わせて使用してもよい。
本発明のインクジェット記録方式用エネルギー線硬化型組成物は、以下の性能を満足する必要がある。即ち第1に、インクジェット記録方式用プリンタのプリンタヘッドからインクが安定に吐出する程度の粘度であることつまり低粘性、第2に、プリンタヘッドから吐出して印刷媒体(紙、プラスチック、金属等)に付着したインクがエネルギー線によって速やかに反応して硬化することつまり速硬化性、第3に、印刷後のインクが印刷媒体から容易に剥がれないことつまり密着性、第4に、印刷後のインクが擦れたりしたときに滲んだりしないことつまり高硬度性、等の性能を満足する必要がある。
【0026】
そのため、本発明では、上記成分(2)〜(4)の総重量に対して、上記成分(2)の占める割合を47〜63重量%の範囲に限定している。これにより、インクジェット記録方式用のプリンタヘッドからインクが吐出しないといった不具合を招かない低粘度(例えば35mPa・s以下)が実現される。また、速硬化性や密着性や硬度についても非常に優れた性能を示す。ちなみに、上記割合が47重量%を下回ると、低粘性を有するものの速硬化性や密着性の点で性能が劣化するため好ましくなく、上記割合が63重量%を上回ると、低粘性が維持できずインクジェット記録方式用のプリンタヘッドから安定に吐出されなくなるので好ましくない。
【0027】
本発明において、一層優れた吐出安定性を得ようとすれば、上記割合を48〜53重量%の範囲に限定することが好ましい。この場合には、速硬化性、密着性、硬度についての優れた性能をそのまま保持しながら、従来実現できなかった低粘度(例えば20mPa・s以下)が実現されるので好ましい。
【0028】
ところで、上記成分(2)〜(4)は、いずれも光カチオン重合剤の存在下、紫外線等のエネルギー線が照射されると光カチオン重合反応を起こして高分子化するものであるが、この三成分を必須としたのは、各成分の不利な性能・性質を別の成分によって補うことにより、総合的にインクジェット記録方式用組成物として優れた性能を有することを考慮したからである。
【0029】
具体的には、上記成分(2)つまり脂環式エポキシドは、一般に、耐熱性、接着性、耐薬品性に優れた性質を示すが、硬化速度が遅く粘度が高いという欠点があった。また、上記成分(3)つまりジ又はトリビニルエーテル化合物は、一般に、速硬化性、低粘性に優れた性質を示すが、揮発しやすいという欠点があった。更に、上記成分(4)つまり3−アルキル−3−ヒドロキシアルキルオキセタン(アルキル基及びヒドロキシアルキル基は炭素数が1〜6個)は、一般に、耐水性、耐湿性、力学的特性、速硬化性に優れた性質を示す。
【0030】
ここで、上記成分(4)を使用せず、上記成分(2)及び上記成分(3)を組み合わせることも考えられるが、その場合には速硬化性が十分得られず、また硬度が柔らかく成りすぎる傾向にあるため好ましくなく、これらを克服するために上記成分(4)を組み合わせる意義がある。
【0031】
また、上記成分(3)を使用せず、上記成分(2)及び上記成分(4)を組み合わせることも考えられるが、インクジェット記録方式用組成物としては吐出安定性が非常に重要な因子であり、優れた吐出安定性を得るためにはかなりの低粘度であることが要求されることから、上記成分(4)に比べて一層粘性の低い上記成分(3)を組み合わせる意義がある。
【0032】
このような観点から、上記成分(2)〜(4)のそれぞれの有利な性能・性質を生かしつつ、それぞれの不利な性能・性質を補うためには、上記(2)〜(4)の三成分の総重量に対して、上記成分(2)の占める割合が47〜63重量%、(特に48〜53重量%)、上記成分(3)の占める割合が17〜51.5重量%、上記成分(4)の占める割合が0.5〜20重量%であることが好ましい。各成分につき下限値を下回ったり上限値を上回ったりした場合には、各成分の有利な性能・性質が十分に生かされず、またそれぞれの不利な性能・性質が表面化するおそれがあるため、好ましくない。
【0033】
本発明のインクジェット記録方式用エネルギー線硬化型組成物は、上記成分(1)〜(4)に加えて、更に、
(5)光ラジカル重合開始剤と、
(6)エチレン性ラジカル重合性不飽和化合物と
を含有していてもよい。この場合も同様の性能・性質が得られるが、成分(5)、(6)を含有することにより成分の組み合わせが多様化するため、設計の自由度が広がるという利点がある。
【0034】
本発明に使用される成分(5)、つまり光ラジカル重合開始剤としては、従来より知られている化合物であれば特に限定することなく使用できるが、例えば、ベンジルまたはそのジアルキルアセタール系化合物、アセトフェノン系化合物、ベンゾインまたはそのアルキルエーテル系化合物、ベンゾフェノン系化合物、チオキサントン系化合物などを挙げることができる。
【0035】
具体的には、ベンジルまたはそのジアルキルアセタール系化合物としては、例えば、ベンジルジメチルケタール、ベンジル−β−メトキシエチルアセタール、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトンなどを挙げることができる。また、アセトフェノン系化合物としては、例えば、ジエトキシアセトフェノン、2−ヒドロキシメチル−1−フェニルプロパン−1−オン、4′−イソプロピル−2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピオフェノン、2−ヒドロキシ−2−メチル−プロピオフェノン、p−ジメチルアミノアセトフェノン、p−tert−ブチルジクロロアセトフェノン、p−tert−ブチルトリクロロアセトフェノン、p−アジドベンザルアセトフェノンなどを挙げることができる。そして、ベンゾイン系化合物としては、例えば、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾインノルマルブチルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテルなどを挙げることができる。また、ベンゾフェノン系化合物としては、例えば、ベンゾフェノン、o−ベンゾイル安息香酸メチル、ミヒラースケトン、4,4′−ビスジエチルアミノベンゾフェノン、4,4′−ジクロロベンゾフェノンなどを挙げることができる。そして、チオキサントン系化合物としては、例えば、チオキサントン、2−メチルチオキサントン、2−エチルチオキサントン、2−クロロチオキサントン、2−イソプロピルチオキサントンなどを挙げることができる。本発明では、1種または2種以上のラジカル重合開始剤を所望の性能に応じて配合して使用することができる。
【0036】
本発明に使用される成分(6)、つまりエチレン性ラジカル重合性不飽和化合物としては、従来より知られている化合物であれば特に限定することなく使用できるが、例えば、(メタ)アクリレート系化合物、不飽和ポリエステル化合物、アリルウレタン系化合物、ポリチオール化合物などを挙げることができ、これらのうちの1種または2種以上を用いることができる。そのうちでも、1分子中に少なくとも1個の(メタ)アクリル基を有する化合物が好ましく用いられ、例えば、具体例としては、エポキシ化合物と(メタ)アクリル酸との反応生成物、アルコール類の(メタ)アクリル酸エステル、ウレタン(メタ)アクリレート、ポリエステル(メタ)アクリレート、ポリエーテル(メタ)アクリレートなどを挙げることができる。
【0037】
上記したエポキシ化合物と(メタ)アクリル酸との反応生成物としては、芳香族エポキシ化合物、脂環族エポキシ化合物および/または脂肪族エポキシ化合物と、(メタ)アクリル酸との反応により得られる(メタ)アクリレート系反応生成物を挙げることができる。上記した(メタ)アクリレート系反応生成物のうちでも、芳香族エポキシ化合物と(メタ)アクリル酸との反応により得られる(メタ)アクリレート系反応生成物が好ましく用いられ、具体例としては、ビスフェノールAやビスフェノールSなどのビスフェノール化合物またはそのアルキレンオキサイド付加物とエピクロルヒドリンなどのエポキシ化剤との反応によって得られるグリシジルエーテルを、(メタ)アクリル酸と反応させて得られる(メタ)アクリレート、エポキシノボラック樹脂と(メタ)アクリル酸を反応させて得られる(メタ)アクリレート系反応生成物などを挙げることができる。
【0038】
また、上記したアルコール類の(メタ)アクリル酸エステルとしては、分子中に少なくとも1個の水酸基をもつ芳香族アルコール、脂肪族アルコール、脂環族アルコールおよび/またはそれらのアルキレンオキサイド付加体と、(メタ)アクリル酸との反応により得られる(メタ)アクリレートを挙げることができる。より具体的には、例えば、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、上記したジオール、トリオール、テトラオール、ヘキサオールなどの多価アルコールのアルキレンオキシド付加物の(メタ)アクリレートなどを挙げることができる。そのうちでも、アルコール類の(メタ)アクリレートとしては、多価アルコールと(メタ)アクリル酸との反応により得られる1分子中に2個以上の(メタ)アクリル基を有する(メタ)アクリレートが好ましく用いられる。また、(メタ)アクリレート化合物のうちで、メタクリレート化合物よりも、アクリレート化合物が重合速度の点から好ましく用いられる。
【0039】
また、ウレタン(メタ)アクリレートとしては、例えば、水酸基含有(メタ)アクリル酸エステルとイソシアネート化合物を反応させて得られる(メタ)アクリレートを挙げることができる。水酸基含有(メタ)アクリル酸エステルとしては、脂肪族2価アルコールと(メタ)アクリル酸とのエステル化反応によって得られる水酸基含有(メタ)アクリル酸エステルが好ましく、具体例としては、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレートなどを挙げることができる。また、上記イソシアネート化合物としては、トリレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネートなどのような1分子中に2個以上のイソシアネート基を有するポリイソシアネート化合物が好ましい。
【0040】
さらに、ポリエステル(メタ)アクリレートとしては、水酸基含有ポリエステルと(メタ)アクリル酸との反応により得られるポリエステル(メタ)アクリレートを挙げることができる。また、上記したポリエーテル(メタ)アクリレートとしては、水酸基含有ポリエーテルとアクリル酸との反応により得られるポリエーテルアクリレートを挙げることができる。
【0041】
本発明のインクジェット記録方式用エネルギー線硬化型組成物は、上記各成分のほかに、本発明の効果を損なわない限り、必要に応じて着色剤(染料、顔料等)、充填剤(シリカ、ガラス粉、セラミックス粉、金属粉等)、消泡剤、難燃剤、酸化防止剤等の1種又は2種以上を適量含有していてもよい。
【0042】
本発明のインクジェット記録方式用エネルギー線硬化型組成物を製造するには、例えば上記各成分が常温で液状の場合には常温で混合すればよく、常温で固体の成分がある場合にはその成分を加熱溶融して他の液状成分と混合すればよい。
本発明のインクジェット記録方式用エネルギー線硬化型組成物を使用するには、まずこの組成物をインクジェット記録方式用プリンタのプリンタヘッドに供給し、このプリンタヘッドから印刷媒体(金属、ゴム、プラスチック、成形部品、フィルム、紙、木、ガラス、布、コンクリート、セラミック等の基材)上に吐出し、その後紫外線又は電子線等の活性エネルギー線を照射する。これにより印刷媒体上の組成物は速やかに硬化する。
【0043】
なお、活性エネルギー線の光源としては、紫外線を照射する場合には、例えば水銀アークランプ、キセノンアークランプ、螢光ランプ、炭素アークランプ、タングステン−ハロゲン複写ランプおよび太陽光を使用することができる。紫外線を照射する場合には、基材に対する照射強度は、通常少なくとも0.01ワット平方センチであって、1〜20秒以内に組成物の硬化を行い、硬化を例えば紙または金属コーティングラインで連続的に行うことが好ましい。電子線により硬化させる場合には、通常300eVの以下のエネルギーの電子線で硬化させるが、1〜5Mradの照射量で瞬時に硬化させることも可能である。
【0044】
【実施例】
以下の説明における成分(1)〜(6)は、特許請求の範囲の成分(1)〜(6)と一致している。即ち、成分(1)は光カチオン重合開始剤、成分(2)は脂環式エポキシド、成分(3)はジ又はトリビニルエーテル化合物、成分(4)は3−アルキル−3−ヒドロキシアルキルオキセタン(アルキル基及びヒドロキシアルキル基は炭素数が1〜6個)、成分(5)は光ラジカル重合開始剤、成分(6)はエチレン性ラジカル重合性不飽和化合物である。
【0045】
[実験No.1〜12について]
実験No.1〜12につき、成分(2)〜(4)を下記表1に示す重量部秤量して混合し、その混合物を暗室へ移し、暗室にてその混合物に成分(1)を添加してインクジェット記録方式用エネルギー線硬化型組成物とした。なお、ここで用いた各成分はすべて室温で液状であったため、加熱溶融することなく室温で混合した。
【0046】
各組成物につき、粘度、吐出安定性、硬化性(パス)、鉛筆硬度、密着性、可撓性を調べた。その結果を表1の下段に示す。
【0047】
【表1】
【0048】
なお、各種物性の測定方法や評価方法は下記の通りである。
・粘度
回転型粘度計(BROOKFIELD社製MODEL DV−II+)を用いて測定温度25℃で測定した。
・吐出安定性
インクジェット記録方式用プリンタ(ブラザー工業(株)製HS−5000)のプリンタヘッドを用いて評価を行い、吐出できなかったものは×、吐出できたが印字ムラがあったものは△、吐出でき印字ムラがなかったものは○とした。
・硬化性(パス)
組成物をPET(ポリエチレンテレフタレート)に約15μmとなるように塗布したあと、80W/cmの高圧水銀灯を設置した紫外線照射装置(アイグラフィックス(株)製アイミニグランデージECS−151Uコンベアタイプ)に通過させ、表面の粘りがなくなるまでの通過回数を測定し、この回数(これをパスという)を速硬化性を表す指標とした。なお、パスの測定のことをTFT(Tack Free Time)測定ともいう。
・鉛筆硬度
TFT測定と同条件で作製した塗膜に更に1パス紫外線照射したサンプルを用い、JIS K5400に従い、鉛筆硬度を測定した。
・密着性
TFT測定と同条件で作製した塗膜に更に1パス紫外線照射したサンプルを用い、JIS K5400に従い、密着性の試験を行った。密着性試験は、Xカットテープ法で行い、セロハンテープを剥がした後のXカット部の状態で密着性を評価した。密着性評価基準は下記表2の通り。
【0049】
【表2】
【0050】
・可撓性
TFT測定と同条件で作製した塗膜に更に1パス紫外線照射したサンプルの裏側から爪で引っ掻き、剥がれの有無を調べた。剥がれがあった場合を×、剥がれがなかった場合を○と評価した。
・総合評価
インクジェット記録方式用プリンタのインクとしてみたときに、いずれかの物性が許容範囲を越えていた場合には×、すべての物性が許容範囲内の場合には○、○の評価を得たもののうち特に諸性能が優れていた場合には◎と評価した。
【0051】
次に、表1について説明する。No.1〜2、No.9〜11は、いずれも総合評価が×であった。即ち、成分(2)〜(4)の総重量に対する成分(2)の占める割合が過小であるNo.1〜2では、20mPa・s以下の低粘度であり吐出安定性に優れているものの、密着性に問題があった。一方、上記割合が過大であるNo.9〜11は、速硬化性、鉛筆硬度、密着性、可撓性で良好な結果を示したが、粘度が高く吐出安定性が悪かった。
【0052】
これに対して、No.3〜8は上記割合が適正なものであり、いずれも総合評価が○又は◎であった(つまりNo.3〜8が本発明の実施例に当たる)。即ち、35mPa・s以下の低粘度であり、吐出安定性が比較的良好なうえ、速硬化性、鉛筆硬度、密着性、可撓性のすべてにおいて良好な結果を示した。特に、No.4〜6は、20mPa・s以下の低粘度であり、吐出安定性が極めて良好であった。
【0053】
ところで、粘度と吐出安定性との間に相関関係があることはNo.1〜11の結果から明らかである。即ち、粘度が35mPa・sを越えた場合には吐出安定性が悪化しているのに対して、粘度が35mPa・s以下の場合には比較的良好な吐出安定性が得られており、特に粘度が20mPa・s以下の場合には極めて良好な吐出安定性が得られている。
【0054】
ここで、図1は成分(2)〜(4)の総重量に対する成分(2)の占める割合を横軸にとり、組成物の粘度を縦軸にとったグラフである。また、図2はこの図1の部分拡大図である。このグラフにおいて、粘度が35mPa・sのときの上記割合を求めたところ、63重量%であった。つまり、吐出安定性が比較的良好な領域は上記割合が63重量%以下の範囲であることが分かった。また、このグラフにおいて、粘度が20mPa・sのときの上記割合を求めたところ、53重量%であった。つまり、吐出安定性が極めて良好な領域は、上記割合が53重量%以下の範囲であることが分かった。
【0055】
なお、No.12は成分(1)〜(3)を含有し成分(4)を含有しない組成物であるが、この場合粘度は比較的低いものの、密着性で好ましくない結果が得られた。
[実験No.13〜16について]
実験No.13〜16につき、成分(2)〜(4)及び(6)を下記表2に示す重量部秤量して室温にて混合し、その混合物を暗室へ移した。そして、暗室にて成分(5)をその混合物へ投入し、加熱溶融した。ここで加熱溶融したのは、成分(5)が室温で固体だからである。その後室温になるまで冷ました後、成分(1)を添加してインクジェット記録方式用エネルギー線硬化型組成物とした。
【0056】
各組成物につき、粘度、吐出安定性、硬化性(パス)、鉛筆硬度、密着性、可撓性を調べた。その結果を表3の下段に示す。なお、各物性については既に説明済みである。
【0057】
【表3】
【0058】
ここで表3について説明する。No.13は本発明の必須成分である(1)〜(4)を欠くもの、No.16は成分(2)〜(4)の総重量に対する成分(2)の占める割合が73.7重量%のものであるが、いずれも総合評価が×であった。即ち、本発明の必須成分が欠落したNo.13では、20mPa・s以下の低粘度であり吐出安定性に優れているものの、密着性、可撓性が悪かった。一方、上記割合が過大なNo.16では、速硬化性、鉛筆硬度、密着性、可撓性で良好な結果を示したが、粘度が高く吐出安定性が悪かった。
【0059】
これに対して、No.14、15は上記割合が適正なもの(No.14は60.0重量%、No.15は62.5重量%)であり、いずれも総合評価が○又は◎であった(つまりNo.14、15は本発明の実施例に当たる)。即ち、いずれも35mPa・s以下の低粘度であり、吐出安定性が比較的良好なうえ、速硬化性、鉛筆硬度、密着性、可撓性のすべてにおいて良好な結果を示した。特に、No.14は、20mPa・s以下の低粘度であり、吐出安定性が極めて良好であった。
【0060】
尚、本発明の実施の形態は、上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採り得ることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 成分(2)〜(4)の総重量に対する成分(2)の占める割合と粘度との関係を表すグラフである。
【図2】 図1の部分拡大図である。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an energy beam curable composition for an ink jet recording system having good ink performance.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, energy ray curable compositions that are cured by irradiating energy rays such as ultraviolet rays have been used as inks for screen printing printers. Such an energy ray curable composition is usually excellent in rapid curability because it does not use a diluting solvent, and is particularly suitable for coating printing on metals, plastics and the like.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, with the recent technical improvement of printers for ink jet recording systems, there is an increasing demand for printing on metals, plastics and the like using this ink jet recording system printer. In this case as well, it is conceivable to use the above-mentioned energy beam curable composition as an ink. However, since the viscosity is high, there is a problem in that it is not stably ejected from the printer head. In order to solve this problem, it has been considered to dilute with a solvent to lower the viscosity. However, when diluted with a solvent, there is a problem in that it is not preferable in terms of printing characteristics due to poor fast curability.
[0004]
On the other hand, JP-A-9-31186 discloses a compound having one oxetane ring and one hydroxyl group in the molecule, a compound having one or more oxirane rings in the molecule, a photocationic polymerization initiator, An energy beam curable composition comprising: This composition has a cured coating film that is smooth and has good adhesion, and has a fast curing property, and can be used for printing inks and the like.
[0005]
However, although the energy ray curable composition disclosed in the above-mentioned JP-A-9-31186 is useful for screen printing, it is still high in viscosity when viewed as an ink jet recording method. There was a problem that ejection could not be performed stably.
[0006]
An object of the present invention is to solve the above-described problems, and an object thereof is to provide an energy beam curable composition having excellent performance as an ink for an ink jet recording system.
[0007]
Means for Solving the Problems, Embodiments of the Invention, and Effects of the Invention
In order to solve the above problems, the energy ray curable composition for inkjet recording system of the present invention is:
(1) a photocationic polymerization initiator;
(2)Alicyclic epoxideWhen,
(3)Di- or trivinyl ether compoundsWhen,
(4)3-alkyl-3-hydroxyalkyloxetane (the alkyl group and the hydroxyalkyl group have 1 to 6 carbon atoms)
Containing
The ratio of the component (2) to the total weight of the components (2) to (4) is 47 to 63% by weight.
[0008]
Since the composition of the present invention has a sufficiently low viscosity as compared with the prior art, the ink ejection stability when used in a printer head of an ink jet recording type printer is good. In addition, although it has a low viscosity, it cures quickly when irradiated with energy rays and has good adhesion, flexibility and surface hardness after curing.
[0009]
The component (1) used in the present invention, that is, the photocationic polymerization initiator can be used without particular limitation as long as it is a conventionally known compound. For example, an aromatic iodonium complex salt or an aromatic sulfonium complex salt These may be used alone, or two or more may be used in appropriate combination.
[0010]
Specific examples of the aromatic iodonium include diphenyliodonium, 4-methoxydiphenyliodonium, bis (4-methylphenyl) iodonium, bis (4-tert-butylphenyl) iodonium, bis (dodecylphenyl) iodonium, and the like. Specific examples of the aromatic sulfonium include triphenylsulfonium, diphenyl-4-thiophenoxyphenylsulfonium, bis [4- (diphenylsulfonio) -phenyl] sulfide, bis [4- (di (4- (2 -Hydroxyethyl) phenyl) sulfonio) -phenyl] sulfide, ηFive-2,4- (cyclopentagenyl) [1,2,3,4,5,6-η)-(methylethyl) -benzene] -iron (1+) and the like.
[0011]
Specific examples of counter anions that form complex salts include tetrafluoroborate (BFFour-), Hexafluorophosphate (PF)6-), Hexafluoroantimonate (SbF)6-), Hexafluoroarsenate (AsF)6-), Hexachloroantimonate (SbCl6-) And the like.
[0012]
The component (1) used in the present invention is, for example, 0.01 to 20% by weight, particularly 0.1 to 10% by weight, based on the total weight of the components (2) to (4). preferable. If this component (1) is too small, the composition cannot be cured sufficiently, and if it is too large, the light transmittance becomes poor and cannot be cured uniformly.
[0013]
Component (2) used in the present invention, that is,FatCyclic epoxideWhenHereinafter means a monomer or an oligomer thereof. As the oligomer in the present invention, a low molecular weight compound is preferable, and an oligomer having a molecular weight of less than 1000 is more preferable.
[0014]
[0015]
The alicyclic epoxide can be obtained by epoxidizing a compound having at least one cycloalkane ring such as cyclohexene or cyclopentene ring with a suitable oxidizing agent such as hydrogen peroxide or peracid. A cyclohexene oxide or a cyclopentene oxide-containing compound is preferable, and specific examples thereof include the following compounds.
[0016]
[Chemical 1]
[0017]
[0018]
In the present invention, one of the epoxides may be used alone, or two or more may be used in appropriate combination.
[0019]
Component (3) used in the present invention, that is,Di- or trivinyl ether compoundsFor example, ethylene glycol divinyl ether, diethylene glycol divinyl ether, triethylene glycol divinyl ether, propylene glycol divinyl ether, dipropylene glycol divinyl ether, butanediol divinyl ether, hexanediol divinyl ether, cyclohexanedimethanol divinyl ether, trimethylolpropane tri Di- or trivinyl ether compounds such as vinyl etherButCan be mentioned.
[0020]
BookIn the invention, the aboveDi or birdOne kind of vinyl ether compound may be used alone, or two or more kinds may be used in appropriate combination.
[0021]
Component (4) used in the present invention, that is,3-alkyl-3-hydroxyalkyloxetane (the alkyl group and the hydroxyalkyl group have 1 to 6 carbon atoms)Examples of the compound include a compound represented by the following formula.
[0022]
[Chemical formula 2]
[0023]
Here, in the above formula, R1Is a hydrogen atom, a methyl group, an ethyl group, a propyl group or a butyl group, such as a linear or branched alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, a fluoroalkyl group having 1 to 6 carbon atoms, an allyl group, an aryl group, A furyl group or a thienyl group; R2Is an alkylene group having a straight or branched chain having 1 to 6 carbon atoms such as methylene, ethylene, propylene or butylene, and this alkylene group is a group having an ether bond such as oxymethylene, oxyethylene, oxy It may be an oxyalkylene group such as propylene and oxybutylene. Among these compounds, in view of the fast curability, adhesion, and surface hardness, in the above formula (1), R1Is preferably an alkyl group having 1 to 6 carbon atoms, particularly preferably an alkyl group having 1 to 3 carbon atoms. R2Is preferably a hydroxyalkyl group having 1 to 6 carbon atoms, particularly a hydroxyalkyl group having 1 to 3 carbon atoms.
[0024]
Specific examples of the compound represented by the above formula include 3-hydroxymethyl-3-methyloxetane, 3-hydroxymethyl-3-ethyloxetane, 3-hydroxymethyl-3-propyloxetane, 3-hydroxymethyl-3- N-butyloxetane, 3-hydroxymethyl-3-phenyloxetane, 3-hydroxymethyl-3-benzyloxetane, 3-hydroxyethyl-3-methyloxetane, 3-hydroxyethyl-3-ethyloxetane, 3-hydroxyethyl-3 -Propyloxetane, 3-hydroxyethyl-3-phenyloxetane, 3-hydroxypropyl-3-methyloxetane, 3-hydroxypropyl-3-ethyloxetane, 3-hydroxypropyl-3-propyloxetane, 3-hydroxypropyl-3 − Eniruokisetan, and 3-hydroxy-butyl-3-methyl oxetane and the like. Among these compounds, 3-hydroxymethyl-3-methyloxetane and 3-hydroxymethyl-3-ethyloxetane are preferable as the oxetane monoalcohol compound from the viewpoint of availability.
[0025]
In the present invention, one of the above compounds may be used alone, or two or more may be used in appropriate combination.
The energy beam curable composition for inkjet recording system of the present invention needs to satisfy the following performance. That is, first, the viscosity is such that ink is stably ejected from the printer head of an inkjet recording printer, that is, low viscosity. Second, the print medium ejected from the printer head (paper, plastic, metal, etc.) The ink adhering to the ink quickly reacts and cures with energy rays, that is, fast curing, and thirdly, the ink after printing does not easily peel off from the print medium, that is, adhesion, and fourthly, the ink after printing It is necessary to satisfy such performance as not to bleed when rubbed, that is, high hardness.
[0026]
Therefore, in the present invention, the ratio of the component (2) to the total weight of the components (2) to (4) is limited to a range of 47 to 63% by weight. This realizes a low viscosity (for example, 35 mPa · s or less) that does not cause a problem that ink is not ejected from the printer head for the ink jet recording method. In addition, it exhibits extremely excellent performance in terms of fast curability, adhesion and hardness. Incidentally, if the ratio is less than 47% by weight, it is not preferable because it has a low viscosity but the performance deteriorates in terms of fast curability and adhesion. If the ratio exceeds 63% by weight, the low viscosity cannot be maintained. This is not preferable because the ink is not stably ejected from the printer head for the ink jet recording system.
[0027]
In the present invention, it is preferable to limit the ratio to a range of 48 to 53% by weight in order to obtain more excellent discharge stability. In this case, it is preferable because a low viscosity (for example, 20 mPa · s or less) that cannot be realized in the past can be realized while maintaining excellent performance in terms of fast curability, adhesion, and hardness.
[0028]
By the way, the above components (2) to (4) are all polymerized by causing a photocationic polymerization reaction when irradiated with energy rays such as ultraviolet rays in the presence of a photocationic polymerization agent. The reason why the three components are essential is that it is considered that the composition has excellent performance as a composition for an ink jet recording system by supplementing the disadvantageous performance and properties of each component with another component.
[0029]
Specifically, the component (2), that is,Alicyclic epoxideIn general, it exhibits properties excellent in heat resistance, adhesiveness, and chemical resistance, but has a drawback of low curing speed and high viscosity. In addition, the above component (3), that is,Di- or trivinyl ether compoundsIn general, it has excellent properties such as fast curability and low viscosity, but has a drawback of being easily volatilized. Furthermore, the above component (4), that is,3-alkyl-3-hydroxyalkyloxetane (the alkyl group and the hydroxyalkyl group have 1 to 6 carbon atoms)Generally exhibits properties excellent in water resistance, moisture resistance, mechanical properties, and fast curability.
[0030]
Here, it is conceivable to combine the component (2) and the component (3) without using the component (4). However, in such a case, sufficient rapid curability cannot be obtained, and the hardness becomes soft. It is not preferable because it tends to be too much, and it is meaningful to combine the above component (4) to overcome these problems.
[0031]
In addition, it is conceivable to combine the component (2) and the component (4) without using the component (3). However, the ejection stability is a very important factor for a composition for an ink jet recording system. In order to obtain excellent discharge stability, it is required to have a considerably low viscosity, and therefore, it is meaningful to combine the component (3) having a lower viscosity than the component (4).
[0032]
From such a viewpoint, in order to make up for each disadvantageous performance / property while making use of the advantageous performance / property of each of the components (2) to (4), the above three (2) to (4) are required. The proportion of the component (2) is 47 to 63% by weight (particularly 48 to 53% by weight), the proportion of the component (3) is 17 to 51.5% by weight, based on the total weight of the components, The proportion of component (4) is preferably 0.5 to 20% by weight. If each component falls below the lower limit or exceeds the upper limit, the advantageous performance / property of each component may not be fully utilized, and the disadvantageous performance / property of each component may surface. .
[0033]
In addition to the above components (1) to (4), the energy beam curable composition for inkjet recording system of the present invention further comprises
(5) a photo radical polymerization initiator;
(6) With ethylenic radically polymerizable unsaturated compound
May be contained. In this case as well, the same performance and properties can be obtained, but the combination of the components is diversified by containing the components (5) and (6), so that there is an advantage that the degree of freedom of design is widened.
[0034]
The component (5) used in the present invention, that is, the radical photopolymerization initiator can be used without particular limitation as long as it is a conventionally known compound. For example, benzyl or its dialkyl acetal compound, acetophenone Compounds, benzoin or alkyl ether compounds thereof, benzophenone compounds, thioxanthone compounds, and the like.
[0035]
Specifically, examples of benzyl or a dialkyl acetal compound thereof include benzyl dimethyl ketal, benzyl-β-methoxyethyl acetal, 1-hydroxycyclohexyl phenyl ketone, and the like. Examples of the acetophenone compound include diethoxyacetophenone, 2-hydroxymethyl-1-phenylpropan-1-one, 4′-isopropyl-2-hydroxy-2-methyl-propiophenone, and 2-hydroxy-2. -Methyl-propiophenone, p-dimethylaminoacetophenone, p-tert-butyldichloroacetophenone, p-tert-butyltrichloroacetophenone, p-azidobenzalacetophenone and the like. Examples of benzoin compounds include benzoin, benzoin methyl ether, benzoin ethyl ether, benzoin isopropyl ether, benzoin normal butyl ether, and benzoin isobutyl ether. Examples of the benzophenone compounds include benzophenone, methyl o-benzoylbenzoate, Michler's ketone, 4,4'-bisdiethylaminobenzophenone, 4,4'-dichlorobenzophenone, and the like. Examples of the thioxanthone compound include thioxanthone, 2-methylthioxanthone, 2-ethylthioxanthone, 2-chlorothioxanthone, and 2-isopropylthioxanthone. In this invention, 1 type, or 2 or more types of radical polymerization initiators can be mix | blended and used according to desired performance.
[0036]
The component (6) used in the present invention, that is, the ethylenic radical polymerizable unsaturated compound can be used without particular limitation as long as it is a conventionally known compound. For example, (meth) acrylate compounds , Unsaturated polyester compounds, allyl urethane compounds, polythiol compounds, and the like, and one or more of them can be used. Among them, a compound having at least one (meth) acryl group in one molecule is preferably used. For example, as a specific example, a reaction product of an epoxy compound and (meth) acrylic acid, an alcohol (meth) ) Acrylic acid ester, urethane (meth) acrylate, polyester (meth) acrylate, polyether (meth) acrylate, and the like.
[0037]
As a reaction product of the above-mentioned epoxy compound and (meth) acrylic acid, it can be obtained by reaction of an aromatic epoxy compound, an alicyclic epoxy compound and / or an aliphatic epoxy compound with (meth) acrylic acid (meta) ) Acrylate reaction products. Among the above (meth) acrylate reaction products, a (meth) acrylate reaction product obtained by reaction of an aromatic epoxy compound and (meth) acrylic acid is preferably used. As a specific example, bisphenol A (Meth) acrylate obtained by reacting glycidyl ether obtained by reaction of a bisphenol compound such as bisphenol S or an alkylene oxide adduct thereof with an epoxidizing agent such as epichlorohydrin with (meth) acrylic acid, and an epoxy novolac resin (Meth) acrylate reaction products obtained by reacting (meth) acrylic acid can be mentioned.
[0038]
Examples of the (meth) acrylic acid esters of the alcohols described above include aromatic alcohols, aliphatic alcohols, alicyclic alcohols and / or their alkylene oxide adducts having at least one hydroxyl group in the molecule; Mention may be made of (meth) acrylates obtained by reaction with (meth) acrylic acid. More specifically, for example, 2-ethylhexyl (meth) acrylate, 2-hydroxyethyl (meth) acrylate, 2-hydroxypropyl (meth) acrylate, lauryl (meth) acrylate, stearyl (meth) acrylate, isooctyl (meth) Acrylate, tetrahydrofurfuryl (meth) acrylate, isobornyl (meth) acrylate, benzyl (meth) acrylate, 1,4-butanediol di (meth) acrylate, 1,6-hexanediol di (meth) acrylate, diethylene glycol di (meth) ) Acrylate, triethylene glycol di (meth) acrylate, tripropylene glycol di (meth) acrylate, neopentyl glycol di (meth) acrylate, polyethylene glycol di (meth) a Relate, polypropylene glycol di (meth) acrylate, trimethylolpropane tri (meth) acrylate, pentaerythritol tri (meth) acrylate, dipentaerythritol hexa (meth) acrylate, diol, triol, tetraol, hexaol, etc. And (meth) acrylates of alkylene oxide adducts of monohydric alcohols. Among them, as the (meth) acrylate of alcohols, (meth) acrylate having two or more (meth) acryl groups in one molecule obtained by reaction of polyhydric alcohol and (meth) acrylic acid is preferably used. It is done. Of the (meth) acrylate compounds, acrylate compounds are preferably used from the viewpoint of polymerization rate rather than methacrylate compounds.
[0039]
Moreover, as urethane (meth) acrylate, the (meth) acrylate obtained by making a hydroxyl-containing (meth) acrylic acid ester and an isocyanate compound react can be mentioned, for example. As the hydroxyl group-containing (meth) acrylic acid ester, a hydroxyl group-containing (meth) acrylic acid ester obtained by an esterification reaction between an aliphatic dihydric alcohol and (meth) acrylic acid is preferable. As a specific example, 2-hydroxyethyl A (meth) acrylate etc. can be mentioned. Moreover, as said isocyanate compound, the polyisocyanate compound which has 2 or more isocyanate groups in 1 molecule like tolylene diisocyanate, hexamethylene diisocyanate, isophorone diisocyanate etc. is preferable.
[0040]
Furthermore, as polyester (meth) acrylate, the polyester (meth) acrylate obtained by reaction of hydroxyl-containing polyester and (meth) acrylic acid can be mentioned. Moreover, as above-mentioned polyether (meth) acrylate, the polyether acrylate obtained by reaction of a hydroxyl-containing polyether and acrylic acid can be mentioned.
[0041]
In addition to the above components, the energy beam curable composition for inkjet recording system of the present invention may include a colorant (dye, pigment, etc.), a filler (silica, glass, etc.) as necessary as long as the effects of the present invention are not impaired. (Powder, ceramic powder, metal powder, etc.), antifoaming agent, flame retardant, antioxidant and the like may be contained in appropriate amounts.
[0042]
In order to produce the energy ray-curable composition for ink jet recording system of the present invention, for example, when each of the above components is liquid at normal temperature, it may be mixed at normal temperature, and when there is a solid component at normal temperature, the component May be heated and melted and mixed with other liquid components.
In order to use the energy ray curable composition for ink jet recording system of the present invention, this composition is first supplied to the printer head of a printer for ink jet recording system, and the printing medium (metal, rubber, plastic, molding) is supplied from this printer head. It is discharged onto a substrate such as a component, film, paper, wood, glass, cloth, concrete, or ceramic, and then irradiated with active energy rays such as ultraviolet rays or electron beams. This quickly cures the composition on the print medium.
[0043]
As the light source for active energy rays, for example, mercury arc lamps, xenon arc lamps, fluorescent lamps, carbon arc lamps, tungsten-halogen copying lamps, and sunlight can be used when irradiating ultraviolet rays. When irradiating with ultraviolet light, the irradiation intensity on the substrate is usually at least 0.01 watt square centimeter, the composition is cured within 1 to 20 seconds, and the curing is continued for example on a paper or metal coating line. Preferably. In the case of curing with an electron beam, it is usually cured with an electron beam having an energy of 300 eV or less, but it can also be cured instantaneously with an irradiation amount of 1 to 5 Mrad.
[0044]
【Example】
The components (1) to (6) in the following description correspond to the components (1) to (6) in the claims. That is, component (1) is a cationic photopolymerization initiator and component (2) isAlicyclic epoxideIngredient (3)Di- or trivinyl ether compoundsIngredient (4)3-alkyl-3-hydroxyalkyloxetane (the alkyl group and the hydroxyalkyl group have 1 to 6 carbon atoms)Component (5) is a radical photopolymerization initiator, and component (6) is an ethylenic radical polymerizable unsaturated compound.
[0045]
[Experiment No. About 1-12]
Experiment No. 1 to 12, components (2) to (4) are weighed and mixed as shown in Table 1 below, the mixture is transferred to a dark room, and component (1) is added to the mixture in the dark room, and ink jet recording is performed. It was set as the energy beam curable composition for a system. In addition, since all the components used here were liquid at room temperature, they were mixed at room temperature without heating and melting.
[0046]
Each composition was examined for viscosity, ejection stability, curability (pass), pencil hardness, adhesion, and flexibility. The results are shown in the lower part of Table 1.
[0047]
[Table 1]
[0048]
In addition, the measuring method and evaluation method of various physical properties are as follows.
·viscosity
The measurement was performed at a measurement temperature of 25 ° C. using a rotary viscometer (MODEL DV-II + manufactured by BROOKFIELD).
・ Discharge stability
Evaluation was performed using a printer head of a printer for an inkjet recording method (HS-5000 manufactured by Brother Industries, Ltd.). The case where there was no unevenness was rated as “◯”.
・ Curing property (pass)
After the composition is applied to PET (polyethylene terephthalate) so as to have a thickness of about 15 μm, it passes through an ultraviolet irradiation device (eye graphics Grande ECS-151U conveyor type manufactured by Eye Graphics Co., Ltd.) equipped with a 80 W / cm high-pressure mercury lamp. The number of passes until the surface is no longer sticky was measured, and this number of times (this is called a pass) was used as an index representing the fast curability. Note that the path measurement is also referred to as TFT (Tack Free Time) measurement.
·Pencil hardness
Pencil hardness was measured in accordance with JIS K5400 using a sample which was further irradiated with 1-pass ultraviolet ray on a coating film produced under the same conditions as TFT measurement.
・ Adhesion
An adhesion test was conducted in accordance with JIS K5400 using a sample which was further irradiated with one pass ultraviolet ray on a coating film produced under the same conditions as in the TFT measurement. The adhesion test was performed by the X-cut tape method, and the adhesion was evaluated in the state of the X-cut portion after the cellophane tape was peeled off. Adhesion evaluation criteria are as shown in Table 2 below.
[0049]
[Table 2]
[0050]
・ Flexibility
The coating film produced under the same conditions as in the TFT measurement was further scratched with a nail from the back side of the sample irradiated with 1-pass ultraviolet light, and examined for peeling. The case where there was peeling was evaluated as x, and the case where there was no peeling was evaluated as ◯.
·Comprehensive evaluation
When one of the physical properties exceeds the allowable range when viewed as an ink for an ink jet recording system printer, it is × among all the physical properties that are evaluated as ◯ and ○ when all physical properties are within the allowable range. When various performances were excellent, it was evaluated as “◎”.
[0051]
Next, Table 1 will be described. No. 1-2, no. As for 9-11, comprehensive evaluation was x in all. That is, the ratio of the component (2) to the total weight of the components (2) to (4) is too small. Nos. 1 and 2 had a low viscosity of 20 mPa · s or less and excellent discharge stability, but had a problem in adhesion. On the other hand, no. Nos. 9 to 11 showed good results in fast curability, pencil hardness, adhesion, and flexibility, but had high viscosity and poor ejection stability.
[0052]
In contrast, no. The above ratios were appropriate for Nos. 3 to 8, and the overall evaluation was either ◯ or ◎ (that is, Nos. 3 to 8 corresponded to the examples of the present invention). That is, it had a low viscosity of 35 mPa · s or less, had relatively good ejection stability, and showed good results in all of fast curability, pencil hardness, adhesion, and flexibility. In particular, no. Nos. 4 to 6 had a low viscosity of 20 mPa · s or less, and the ejection stability was extremely good.
[0053]
By the way, it is No. that there is a correlation between viscosity and discharge stability. It is clear from the results of 1-11. That is, when the viscosity exceeds 35 mPa · s, the discharge stability is deteriorated, whereas when the viscosity is 35 mPa · s or less, relatively good discharge stability is obtained. When the viscosity is 20 mPa · s or less, very good ejection stability is obtained.
[0054]
Here, FIG. 1 is a graph in which the horizontal axis represents the ratio of the component (2) to the total weight of the components (2) to (4) and the vertical axis represents the viscosity of the composition. FIG. 2 is a partially enlarged view of FIG. In this graph, the above ratio when the viscosity was 35 mPa · s was found to be 63% by weight. In other words, it was found that the above ratio is in the range of 63% by weight or less in the region where the discharge stability is relatively good. Moreover, in this graph, when the said ratio when the viscosity was 20 mPa * s was calculated | required, it was 53 weight%. That is, it has been found that the above ratio is in the range of 53% by weight or less in the region where the discharge stability is extremely good.
[0055]
No. 12 is a composition containing the components (1) to (3) and not containing the component (4). In this case, although the viscosity was relatively low, an unfavorable result was obtained.
[Experiment No. About 13-16]
Experiment No. 13 to 16, components (2) to (4) and (6) were weighed by weight shown in Table 2 below and mixed at room temperature, and the mixture was transferred to a dark room. Then, the component (5) was put into the mixture in a dark room and melted by heating. The reason why the material is heated and melted is that the component (5) is solid at room temperature. Then, after cooling to room temperature, the component (1) was added to obtain an energy ray curable composition for an ink jet recording system.
[0056]
Each composition was examined for viscosity, ejection stability, curability (pass), pencil hardness, adhesion, and flexibility. The results are shown in the lower part of Table 3. Each physical property has already been described.
[0057]
[Table 3]
[0058]
Here, Table 3 will be described. No. No. 13 lacks (1) to (4), which are essential components of the present invention. No. 16 was the ratio of the component (2) to the total weight of the components (2) to (4) being 73.7% by weight, and the overall evaluation was x. That is, no. No. 13 had a low viscosity of 20 mPa · s or less and excellent discharge stability, but the adhesion and flexibility were poor. On the other hand, no. No. 16 showed good results in fast curability, pencil hardness, adhesion, and flexibility, but the viscosity was high and the ejection stability was poor.
[0059]
In contrast, no. Nos. 14 and 15 have the above proportions (No. 14 is 60.0% by weight, No. 15 is 62.5% by weight), and the overall evaluation is either “good” or “◎” (that is, No. 14). 15 corresponds to an embodiment of the present invention). In other words, all of them had a low viscosity of 35 mPa · s or less, had relatively good ejection stability, and showed good results in all of fast curability, pencil hardness, adhesion, and flexibility. In particular, no. No. 14 had a low viscosity of 20 mPa · s or less, and the discharge stability was very good.
[0060]
The embodiment of the present invention is not limited to the above-described embodiment, and it goes without saying that various forms can be adopted as long as it belongs to the technical scope of the present invention.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a graph showing the relationship between the proportion of component (2) to the total weight of components (2) to (4) and the viscosity.
FIG. 2 is a partially enlarged view of FIG.
Claims (4)
(2)脂環式エポキシドと、
(3)ジ又はトリビニルエーテル化合物と、
(4)3−アルキル−3−ヒドロキシアルキルオキセタン(アルキル基及びヒドロキシアルキル基は炭素数が1〜6個)
を含有し、
上記成分(2)〜(4)の総重量に対して、上記成分(2)の占める割合が47〜63重量%であることを特徴とするインクジェット記録方式用エネルギー線硬化型組成物。(1) a photocationic polymerization initiator;
(2) an alicyclic epoxide ;
(3) a di- or trivinyl ether compound ;
(4) 3-alkyl-3-hydroxyalkyloxetane (the alkyl group and the hydroxyalkyl group have 1 to 6 carbon atoms)
Containing
An energy ray-curable composition for an ink jet recording system, wherein the proportion of the component (2) is 47 to 63% by weight relative to the total weight of the components (2) to (4).
(5)光ラジカル重合開始剤と、
(6)エチレン性ラジカル重合性不飽和化合物と
を含有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のインクジェット記録方式用エネルギー線硬化型組成物。Furthermore,
(5) a photo radical polymerization initiator;
(6) An ethylenic radically polymerizable unsaturated compound. The energy ray-curable composition for ink jet recording system according to any one of claims 1 to 3 .
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000031763A JP3893833B2 (en) | 2000-02-09 | 2000-02-09 | Energy ray curable composition for ink jet recording system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000031763A JP3893833B2 (en) | 2000-02-09 | 2000-02-09 | Energy ray curable composition for ink jet recording system |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001220526A JP2001220526A (en) | 2001-08-14 |
JP3893833B2 true JP3893833B2 (en) | 2007-03-14 |
Family
ID=18556474
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000031763A Expired - Fee Related JP3893833B2 (en) | 2000-02-09 | 2000-02-09 | Energy ray curable composition for ink jet recording system |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3893833B2 (en) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2228415A1 (en) | 2009-03-11 | 2010-09-15 | Konica Minolta IJ Technologies, Inc. | Acting energy radiation curable ink-jet ink, ink-jet recoring method, and printed matter |
WO2019021934A1 (en) | 2017-07-28 | 2019-01-31 | 株式会社ダイセル | Monomer mixture and curable composition containing same |
WO2019151123A1 (en) | 2018-02-05 | 2019-08-08 | 株式会社ダイセル | Monomer mixture, and curable composition containing same |
KR20190130660A (en) | 2017-07-28 | 2019-11-22 | 주식회사 다이셀 | Monomer Mixture and Curable Composition Comprising the Same |
Families Citing this family (174)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4382364B2 (en) | 2002-04-24 | 2009-12-09 | 株式会社東芝 | Liquid ink |
CN101706639A (en) * | 2002-05-03 | 2010-05-12 | Dsmip财产有限公司 | Radiation curable resin composition and rapid prototyping process using the same |
GB0212062D0 (en) * | 2002-05-24 | 2002-07-03 | Vantico Ag | Jetable compositions |
JP2004010626A (en) * | 2002-06-03 | 2004-01-15 | Konica Minolta Holdings Inc | Active ray curing ink and method for ink-jet recording using the same |
JP2004010625A (en) * | 2002-06-03 | 2004-01-15 | Konica Minolta Holdings Inc | Active energy ray curing ink for ink jet and method for ink-jet recording |
EP1371695A1 (en) * | 2002-06-10 | 2003-12-17 | Vantico AG | Jetable compositions |
JP2004051656A (en) * | 2002-07-16 | 2004-02-19 | Konica Minolta Holdings Inc | Image formation method, printed matter, and recording device |
JP2004106525A (en) * | 2002-08-29 | 2004-04-08 | Konica Minolta Holdings Inc | Ink jet recording device |
JP4277492B2 (en) * | 2002-08-30 | 2009-06-10 | コニカミノルタホールディングス株式会社 | Active energy ray curable inkjet ink |
US7056559B2 (en) * | 2002-08-30 | 2006-06-06 | Konica Corporation | Ink-jet image forming method |
US7084184B2 (en) | 2002-08-30 | 2006-08-01 | Konica Corporation | Actinic ray curable composition, actinic ray curable ink, image forming method, and ink jet recording apparatus |
JP2004091698A (en) * | 2002-09-02 | 2004-03-25 | Konica Minolta Holdings Inc | Actinic-radiation-curing composition, actinic-radiation-curing ink, and image formation method and inkjet recorder using the same |
JP2004131588A (en) * | 2002-10-10 | 2004-04-30 | Konica Minolta Holdings Inc | Ultraviolet-curing ink and method for forming image |
JP2004155852A (en) * | 2002-11-05 | 2004-06-03 | Konica Minolta Holdings Inc | Method for forming image, printed matter and recording apparatus |
JP2004231923A (en) * | 2003-02-03 | 2004-08-19 | Konica Minolta Holdings Inc | Active ray-curable composition, active ray-curable ink, image forming method and ink jet recording device, using the same ink |
JP3852458B2 (en) * | 2003-04-22 | 2006-11-29 | コニカミノルタエムジー株式会社 | Actinic ray curable ink jet ink composition, active energy ray curable composition, image forming method using the same, and ink jet recording apparatus |
JP2006037112A (en) * | 2003-04-22 | 2006-02-09 | Konica Minolta Medical & Graphic Inc | Active ray-curable inkjet ink composition, image forming method using the same, and inkjet recording apparatus |
US7244473B2 (en) | 2003-04-22 | 2007-07-17 | Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. | Active ray curable ink-jet composition, image forming method using the same, ink-jet recording apparatus, and triarylsulfonium salt compound |
JP2004339267A (en) * | 2003-05-13 | 2004-12-02 | Konica Minolta Medical & Graphic Inc | Active energy radiation-curing inkjet ink and recording method and printed matter using the same |
JP2005008692A (en) * | 2003-06-17 | 2005-01-13 | Konica Minolta Medical & Graphic Inc | Ultraviolet curable inkjet ink and image-forming method using ultraviolet curable inkjet ink |
JP2005008691A (en) | 2003-06-17 | 2005-01-13 | Konica Minolta Medical & Graphic Inc | Active energy ray-curable inkjet ink and printed article |
JP2005008727A (en) | 2003-06-18 | 2005-01-13 | Toshiba Tec Corp | Processed pigment, pigment dispersion, ink-jet ink, method for producing the processed pigment, and method for producing the pigment dispersion |
JP4487501B2 (en) * | 2003-06-19 | 2010-06-23 | コニカミノルタエムジー株式会社 | Actinic ray curable inkjet ink, image forming method using the same, and inkjet recording apparatus |
US7309122B2 (en) | 2003-06-24 | 2007-12-18 | Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. | Method for storing cationic polymerizable composition and container for using thereof |
JP2005075961A (en) * | 2003-09-02 | 2005-03-24 | Konica Minolta Medical & Graphic Inc | Method for storage of ink-jet recording ink curable by actinic energy ray and ink-jet recording apparatus with ink curable by actinic energy ray |
JP2005036022A (en) * | 2003-07-15 | 2005-02-10 | Konica Minolta Medical & Graphic Inc | Active ray-curable inkjet ink composition, image-forming method using the same, and inkjet recording device |
JP4289069B2 (en) * | 2003-08-07 | 2009-07-01 | コニカミノルタエムジー株式会社 | Actinic ray curable composition, actinic ray curable ink, image forming method and ink jet recording apparatus using the same |
JP2005060463A (en) * | 2003-08-08 | 2005-03-10 | Konica Minolta Medical & Graphic Inc | Active ray-curable composition, active ray-curable ink, image-forming method using the ink and inkjet recording device |
JP2005060462A (en) * | 2003-08-08 | 2005-03-10 | Konica Minolta Medical & Graphic Inc | Active ray-curable composition, active ray-curable ink, image-forming method using the ink and inkjet recording device |
JP2005060490A (en) * | 2003-08-11 | 2005-03-10 | Konica Minolta Medical & Graphic Inc | Ink, method for imaging, printed matter and recording device |
JP4037856B2 (en) | 2003-10-28 | 2008-01-23 | 東芝テック株式会社 | Inkjet ink |
EP1528087B1 (en) * | 2003-10-28 | 2007-11-21 | Toshiba Tec Kabushiki Kaisha | Ink for ink jet recording |
JP4303086B2 (en) | 2003-10-28 | 2009-07-29 | 東芝テック株式会社 | Pigment dispersion, UV curable ink jet ink precursor, ink jet recording method, printed matter, and method for producing pigment dispersion |
JP4595311B2 (en) | 2003-11-06 | 2010-12-08 | コニカミノルタエムジー株式会社 | Actinic ray curable inkjet ink composition, image forming method using the same, and inkjet recording apparatus |
JP2005154679A (en) * | 2003-11-28 | 2005-06-16 | Konica Minolta Medical & Graphic Inc | Active beam-hardening type composition and active beam-hardening type ink, method for forming image using the ink and inkjet recorder |
JP4492106B2 (en) * | 2003-12-01 | 2010-06-30 | コニカミノルタエムジー株式会社 | Ink jet recording method using radiation curable ink jet ink |
JP4396344B2 (en) * | 2004-03-22 | 2010-01-13 | コニカミノルタエムジー株式会社 | Ink jet ink, image forming method using the same, and line head recording type ink jet recording apparatus |
JP4686985B2 (en) | 2004-02-27 | 2011-05-25 | コニカミノルタエムジー株式会社 | Actinic ray curable ink, image forming method, and ink jet recording apparatus |
JP2005263897A (en) * | 2004-03-17 | 2005-09-29 | Konica Minolta Medical & Graphic Inc | Inkjet ink composition and image formation method |
JP2005290246A (en) * | 2004-04-01 | 2005-10-20 | Konica Minolta Medical & Graphic Inc | Active-ray curable ink composition, image forming method and ink jet recording device using the same |
JP4779174B2 (en) * | 2004-05-25 | 2011-09-28 | ゼネラル株式会社 | Ink jet ink and printing method using the same |
US7661807B2 (en) | 2004-07-21 | 2010-02-16 | Seiko Epson Corporation | Ultraviolet rays emitter |
JP3910979B2 (en) | 2004-07-29 | 2007-04-25 | 東芝テック株式会社 | Ink jet ink composition and printed matter using the same |
JP2006045415A (en) * | 2004-08-06 | 2006-02-16 | Konica Minolta Medical & Graphic Inc | Cationically polymerizable composition, ink composition for inkjet and image-formation method |
JPWO2006027966A1 (en) | 2004-09-09 | 2008-05-08 | コニカミノルタエムジー株式会社 | Actinic ray curable inkjet ink, image forming method using the same, and inkjet recording apparatus |
GB0426138D0 (en) * | 2004-11-26 | 2004-12-29 | Sericol Ltd | A printing ink |
JP4715752B2 (en) | 2004-12-09 | 2011-07-06 | コニカミノルタエムジー株式会社 | Ink set, ink jet recording method and ink jet recording apparatus using photocurable ink |
US7950795B2 (en) | 2004-12-09 | 2011-05-31 | Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. | Image forming method and ink-jet recording device utilizing photo-curable ink, and inkset, ink-jet recording method and ink-jet recording device utilizing photo-curable ink |
EP1837357A1 (en) * | 2004-12-22 | 2007-09-26 | Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. | Actinic ray curable composition, actinic ray curable ink, method of image forming therewith, inkjet recording apparatus and epoxy compound |
CN101084283B (en) | 2004-12-24 | 2011-11-23 | 柯尼卡美能达医疗印刷器材株式会社 | Actinic radiation curable inkjet ink and image forming method using the same |
US7838570B2 (en) * | 2005-01-14 | 2010-11-23 | Xerox Corporation | Radiation curable inks |
JP2006213883A (en) * | 2005-02-07 | 2006-08-17 | Konica Minolta Medical & Graphic Inc | Inkjet ink curable by active ray, method of forming image and device for inkjet recording |
JP4050752B2 (en) | 2005-02-24 | 2008-02-20 | 東芝テック株式会社 | Ink jet ink and printing method |
US20060204732A1 (en) | 2005-03-08 | 2006-09-14 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Ink composition, inkjet recording method, printed material, method of producing planographic printing plate, and planographic printing plate |
JPWO2006100978A1 (en) * | 2005-03-18 | 2008-09-04 | コニカミノルタエムジー株式会社 | Actinic ray curable composition, polymerization method, actinic ray curable ink, image forming method, and ink jet recording apparatus |
US7703907B2 (en) | 2005-03-29 | 2010-04-27 | Fujifilm Corporation | Ink composition, inkjet-recording method and printed material |
JP4474317B2 (en) | 2005-03-31 | 2010-06-02 | 富士フイルム株式会社 | Preparation method of lithographic printing plate |
JP2006321868A (en) | 2005-05-18 | 2006-11-30 | Fujifilm Holdings Corp | Ink composition, inkjet recording method, printed matter, manufacturing method of lithographic printing plate, and lithographic printing plate |
JP5066816B2 (en) | 2005-07-08 | 2012-11-07 | セイコーエプソン株式会社 | Liquid ejector |
JP4662822B2 (en) | 2005-07-19 | 2011-03-30 | 富士フイルム株式会社 | Photo-curable ink jet recording apparatus |
JP2007051193A (en) | 2005-08-17 | 2007-03-01 | Fujifilm Corp | Ink composition, ink jet recording method, printed matter, method for preparing lithographic printing plate and lithographic printing plate |
JP4677306B2 (en) | 2005-08-23 | 2011-04-27 | 富士フイルム株式会社 | Active energy curable ink jet recording apparatus |
US20070049651A1 (en) | 2005-08-23 | 2007-03-01 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Curable composition, ink composition, inkjet recording method, printed material, method of producing planographic printing plate, planographic printing plate, and oxcetane compound |
EP1932891B1 (en) | 2005-09-02 | 2014-03-05 | Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. | Active ray-curable inkjet ink |
JP4757574B2 (en) | 2005-09-07 | 2011-08-24 | 富士フイルム株式会社 | Ink composition, inkjet recording method, printed matter, planographic printing plate manufacturing method, and planographic printing plate |
WO2007034714A1 (en) * | 2005-09-22 | 2007-03-29 | Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. | Active ray-curable ink jet ink, and method for image formation using the same |
JP2007112970A (en) * | 2005-10-24 | 2007-05-10 | Seiko Epson Corp | Ink set curable with ultraviolet ray and method of recording image |
ATE494341T1 (en) | 2005-11-04 | 2011-01-15 | Fujifilm Corp | CURABLE INK COMPOSITION AND OXETANE COMPOUND |
EP1803784B3 (en) | 2005-12-28 | 2018-02-14 | Fujifilm Corporation | Inkjet recording composition, inkjet recording method, method for producing planographic printing plate, and planographic printing plate |
JP4041146B2 (en) | 2006-02-08 | 2008-01-30 | 東芝テック株式会社 | Photosensitive inkjet ink |
JP4719606B2 (en) | 2006-03-30 | 2011-07-06 | 富士フイルム株式会社 | Inkjet head recording device |
JP4714622B2 (en) | 2006-03-30 | 2011-06-29 | 富士フイルム株式会社 | Post-processing method and apparatus having post-processing apparatus for inkjet recording medium |
JP4291334B2 (en) * | 2006-04-17 | 2009-07-08 | 東芝テック株式会社 | Primer |
WO2007125795A1 (en) | 2006-04-27 | 2007-11-08 | Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. | Active ray curable composition, active ray curable inkjet ink, image forming method using the active ray curable inkjet ink, and inkjet recording apparatus |
WO2007148598A1 (en) | 2006-06-22 | 2007-12-27 | Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. | Inkjet printer and image-forming method |
JP5276264B2 (en) | 2006-07-03 | 2013-08-28 | 富士フイルム株式会社 | INK COMPOSITION, INKJET RECORDING METHOD, PRINTED MATERIAL, AND METHOD FOR PRODUCING A lithographic printing plate |
JP5245826B2 (en) * | 2006-07-20 | 2013-07-24 | コニカミノルタエムジー株式会社 | Actinic ray curable ink, image forming method using the same, and ink jet recording apparatus |
US7888401B2 (en) | 2006-07-28 | 2011-02-15 | Fujifilm Corporation | Ink composition and inkjet ink, and image-forming method and recorded material using the same, and oxetane compound |
KR20090057363A (en) | 2006-09-05 | 2009-06-05 | 미쓰비시 가가꾸 가부시키가이샤 | Volume hologram optical recording medium, composition for forming volume hologram recording layer, volume hologram recording material, and volume hologram optical recording method |
JP2008088228A (en) * | 2006-09-29 | 2008-04-17 | Fujifilm Corp | Ink composition for inkjet recording, and image-forming method and recorded article using the composition |
TW200830299A (en) | 2006-10-25 | 2008-07-16 | Mitsubishi Chem Corp | Volume hologram optical recording medium, composition for volume hologram recording layer formation, and volume hologram recording material |
ATE547490T1 (en) | 2006-11-28 | 2012-03-15 | Konica Minolta Med & Graphic | ACTINIC CURED INK AND IMAGING PROCESS |
ATE425876T1 (en) | 2006-11-30 | 2009-04-15 | Fujifilm Corp | INK JET RECORDING INK COMPOSITION AND INK JET RECORDING METHOD |
US8038283B2 (en) | 2007-01-18 | 2011-10-18 | Fujifilm Corporation | Ink-jet recording apparatus |
JP2008189776A (en) | 2007-02-02 | 2008-08-21 | Fujifilm Corp | Active radiation-curable polymerizable composition, ink composition, inkjet recording method, printed matter, preparation method of lithographic printing plate, and lithographic printing plate |
JP5224694B2 (en) | 2007-02-06 | 2013-07-03 | 富士フイルム株式会社 | Ink composition for ink jet recording and ink jet recording method |
WO2008096618A1 (en) | 2007-02-09 | 2008-08-14 | Konica Minolta Medical & Graphic, Inc. | Inkjet head, inkjet printer, and inkjet recording method |
JP5227521B2 (en) | 2007-02-26 | 2013-07-03 | 富士フイルム株式会社 | Ink composition, ink jet recording method, printed matter, and ink set |
JP2008208266A (en) | 2007-02-27 | 2008-09-11 | Fujifilm Corp | Ink composition, inkjet recording method, printed material, method for producing planographic printing plate, and planographic printing plate |
JP5224699B2 (en) | 2007-03-01 | 2013-07-03 | 富士フイルム株式会社 | Ink composition, inkjet recording method, printed material, method for producing lithographic printing plate, and lithographic printing plate |
US8088566B2 (en) | 2007-03-26 | 2012-01-03 | Fujifilm Corporation | Surface-treating agent for pattern formation and pattern-forming method using the surface-treating agent |
JP2008246793A (en) | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Fujifilm Corp | Active energy ray curable inkjet recorder |
JP5243072B2 (en) | 2007-03-30 | 2013-07-24 | 富士フイルム株式会社 | Ink composition, and image recording method and image recorded material using the same |
JP5159141B2 (en) | 2007-03-30 | 2013-03-06 | 富士フイルム株式会社 | Ink composition, inkjet recording method, printed matter, lithographic printing plate preparation method |
JP5306681B2 (en) | 2007-03-30 | 2013-10-02 | 富士フイルム株式会社 | Polymerizable compound, polymer, ink composition, printed matter, and inkjet recording method |
JP4857204B2 (en) * | 2007-06-27 | 2012-01-18 | 東芝テック株式会社 | Photosensitive inkjet ink |
JP5255369B2 (en) | 2007-09-25 | 2013-08-07 | 富士フイルム株式会社 | Photocurable coating composition, overprint and method for producing the same |
JP5111039B2 (en) | 2007-09-27 | 2012-12-26 | 富士フイルム株式会社 | Photocurable composition containing a polymerizable compound, a polymerization initiator, and a dye |
JP5147348B2 (en) | 2007-09-28 | 2013-02-20 | 富士フイルム株式会社 | Ink composition |
JP5236238B2 (en) | 2007-09-28 | 2013-07-17 | 富士フイルム株式会社 | White ink composition for inkjet recording |
JP4898618B2 (en) | 2007-09-28 | 2012-03-21 | 富士フイルム株式会社 | Inkjet recording method |
JP2009090489A (en) | 2007-10-04 | 2009-04-30 | Fujifilm Corp | Image forming method and image forming apparatus |
JP2009108172A (en) * | 2007-10-29 | 2009-05-21 | Seiko Epson Corp | Photo-curable ink composition, ink cartridge, method for inkjet recording, and recorded object |
JP5241211B2 (en) | 2007-11-28 | 2013-07-17 | 富士フイルム株式会社 | Ink composition and inkjet recording method |
US8240838B2 (en) | 2007-11-29 | 2012-08-14 | Fujifilm Corporation | Ink composition for inkjet recording, inkjet recording method, and printed material |
JP5591473B2 (en) | 2008-02-05 | 2014-09-17 | 富士フイルム株式会社 | Ink composition, inkjet recording method, and printed matter |
US20090214797A1 (en) | 2008-02-25 | 2009-08-27 | Fujifilm Corporation | Inkjet ink composition, and inkjet recording method and printed material employing same |
JP5287847B2 (en) | 2008-03-05 | 2013-09-11 | コニカミノルタ株式会社 | Inkjet recording apparatus and inkjet recording method |
JP5583329B2 (en) | 2008-03-11 | 2014-09-03 | 富士フイルム株式会社 | Pigment composition, ink composition, printed matter, inkjet recording method, and polyallylamine derivative |
JP4914862B2 (en) | 2008-03-26 | 2012-04-11 | 富士フイルム株式会社 | Inkjet recording method and inkjet recording apparatus |
JP5414367B2 (en) | 2008-06-02 | 2014-02-12 | 富士フイルム株式会社 | Pigment dispersion and ink composition using the same |
US8454152B2 (en) | 2008-06-23 | 2013-06-04 | Konica Minolta Holdings, Inc. | Ink jet recording device and ink jet recording method |
JP5106285B2 (en) | 2008-07-16 | 2012-12-26 | 富士フイルム株式会社 | Photocurable composition, ink composition, and ink jet recording method using the ink composition |
JP2010030223A (en) | 2008-07-30 | 2010-02-12 | Fujifilm Corp | Inkjet recording method, inkjet recorder, and printed matter |
JP5383133B2 (en) | 2008-09-19 | 2014-01-08 | 富士フイルム株式会社 | Ink composition, ink jet recording method, and method for producing printed product |
JP2010077228A (en) | 2008-09-25 | 2010-04-08 | Fujifilm Corp | Ink composition, inkjet recording method and printed material |
EP2169018B1 (en) | 2008-09-26 | 2012-01-18 | Fujifilm Corporation | Ink composition and inkjet recording method |
JP5461809B2 (en) | 2008-09-29 | 2014-04-02 | 富士フイルム株式会社 | Ink composition and inkjet recording method |
US8888262B2 (en) | 2008-11-07 | 2014-11-18 | Konica Minolta Holdings, Inc. | Actinic energy radiation curable inkjet ink and inkjet recording method |
JP2010115791A (en) | 2008-11-11 | 2010-05-27 | Konica Minolta Ij Technologies Inc | Image forming apparatus |
JP5561456B2 (en) | 2009-01-09 | 2014-07-30 | セイコーエプソン株式会社 | Inkjet recording method, recorded matter, ink composition for inkjet recording, ink set, ink cartridge, and inkjet recording apparatus |
JP5350827B2 (en) | 2009-02-09 | 2013-11-27 | 富士フイルム株式会社 | Ink composition and inkjet recording method |
JP5225156B2 (en) | 2009-02-27 | 2013-07-03 | 富士フイルム株式会社 | Actinic radiation curable ink composition for ink jet recording, ink jet recording method and printed matter |
JP2010202756A (en) | 2009-03-03 | 2010-09-16 | Fujifilm Corp | Active energy ray-curable ink composition, inkjet recording method, and printed matter |
JP5441463B2 (en) | 2009-03-23 | 2014-03-12 | 富士フイルム株式会社 | Pigment dispersion, ink composition using the same, curable composition, and curable ink composition |
JP5441464B2 (en) | 2009-03-23 | 2014-03-12 | 富士フイルム株式会社 | Pigment dispersion, ink composition using the same, curable composition, and curable ink composition |
JP2010229349A (en) | 2009-03-27 | 2010-10-14 | Fujifilm Corp | Active energy ray-curable composition, active energy ray-curable ink composition and inkjet recording method |
JP2010235897A (en) | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Fujifilm Corp | Nonaqueous ink, ink set, image-forming method, image-forming apparatus, and recorded matter |
JP5383289B2 (en) | 2009-03-31 | 2014-01-08 | 富士フイルム株式会社 | Ink composition, ink composition for inkjet, inkjet recording method, and printed matter by inkjet method |
JP5424764B2 (en) | 2009-07-28 | 2014-02-26 | 富士フイルム株式会社 | Pigment dispersion, ink composition, and ink jet recording method |
JP5579533B2 (en) | 2009-08-27 | 2014-08-27 | 富士フイルム株式会社 | Novel oxetane compound, active energy ray curable composition, active energy ray curable ink composition, and ink jet recording method |
JP5583376B2 (en) | 2009-09-15 | 2014-09-03 | 富士フイルム株式会社 | Ink jet ink composition |
JP5531597B2 (en) | 2009-12-11 | 2014-06-25 | コニカミノルタ株式会社 | Inkjet image forming method |
JP2011157514A (en) | 2010-02-03 | 2011-08-18 | Brother Industries Ltd | Cationic polymerization type ink |
JP5412350B2 (en) | 2010-03-26 | 2014-02-12 | 富士フイルム株式会社 | Article with birefringence pattern |
JP5554114B2 (en) | 2010-03-29 | 2014-07-23 | 富士フイルム株式会社 | Actinic radiation curable ink composition for inkjet, printed matter, printed matter production method, printed matter molded product, and printed matter molded product |
EP2371912B1 (en) | 2010-03-31 | 2014-04-30 | Fujifilm Corporation | Active radiation curable ink composition, ink composition for inkjet recording, printed matter, and method of producing molded article of printed matter |
CN102336081A (en) | 2010-05-19 | 2012-02-01 | 富士胶片株式会社 | Printing method, method for preparing overprint, method for processing laminate, light-emitting diode curable coating composition, and light-emitting diode curable ink composition |
JP5882566B2 (en) | 2010-07-09 | 2016-03-09 | 富士フイルム株式会社 | Anti-counterfeit medium with printing and birefringence pattern |
JP5729933B2 (en) | 2010-07-28 | 2015-06-03 | 富士フイルム株式会社 | Birefringence pattern builder |
US9016846B2 (en) | 2010-08-19 | 2015-04-28 | Konica Minolta Holdings, Inc. | Actinic energy radiation curable inkjet ink and actinic energy radiation curable inkjet recording method |
JP6066558B2 (en) * | 2010-09-22 | 2017-01-25 | 積水化学工業株式会社 | Curable composition for inkjet and method for producing electronic component |
KR101521362B1 (en) | 2010-09-22 | 2015-05-18 | 세키스이가가쿠 고교가부시키가이샤 | Curable composition for inkjet, and method for producing electronic component |
WO2012043473A1 (en) * | 2010-09-28 | 2012-04-05 | 積水化学工業株式会社 | Curable composition for inkjet applications, and process for manufacturing electronic component |
JP2012113000A (en) | 2010-11-19 | 2012-06-14 | Fujifilm Corp | Birefringent pattern transfer foil |
CN103249568B (en) | 2010-12-10 | 2015-05-06 | 柯尼卡美能达株式会社 | Inkjet recording device |
JP5351293B2 (en) | 2011-02-16 | 2013-11-27 | 富士フイルム株式会社 | Ink jet ink composition, method for producing the same, and ink jet recording method |
EP2692804B1 (en) | 2011-03-28 | 2016-11-16 | Konica Minolta, Inc. | Actinic ray curable inkjet ink and image recording method using same |
JP5742411B2 (en) | 2011-04-12 | 2015-07-01 | セイコーエプソン株式会社 | Printed matter and method for producing printed matter |
US20140049590A1 (en) | 2011-04-27 | 2014-02-20 | Konica Minolta, Inc. | Inkjet recording device |
JP2012250493A (en) | 2011-06-06 | 2012-12-20 | Seiko Epson Corp | Ink set, printed matter and molded article |
EP2551123B1 (en) | 2011-07-26 | 2016-08-17 | Seiko Epson Corporation | Printing method, printed material and molded article |
JP5890986B2 (en) * | 2011-08-31 | 2016-03-22 | ローム株式会社 | Solid electrolytic capacitor and manufacturing method thereof |
JP6083221B2 (en) | 2012-02-06 | 2017-02-22 | セイコーエプソン株式会社 | Inkjet recording method |
CN104144788B (en) | 2012-03-01 | 2016-06-29 | 柯尼卡美能达株式会社 | Ink jet recording method |
JP5991371B2 (en) | 2012-04-18 | 2016-09-14 | コニカミノルタ株式会社 | Ink jet ink set and image forming method using the same |
US9090080B2 (en) | 2012-05-01 | 2015-07-28 | Konica Minolta, Inc. | Image formation device |
US9447294B2 (en) | 2012-06-19 | 2016-09-20 | Natoco Co., Ltd. | Active energy ray curable composition, and cured product and use thereof |
JP5752652B2 (en) | 2012-08-29 | 2015-07-22 | 富士フイルム株式会社 | Ink jet ink composition and method for producing the same, ink jet recording method, and pigment dispersion and method for producing the same |
JP6087559B2 (en) | 2012-09-28 | 2017-03-01 | 富士フイルム株式会社 | Film mirror and composite film used therefor |
JP5357348B1 (en) | 2013-02-28 | 2013-12-04 | 日新製鋼株式会社 | Painting materials, printing materials and coating materials |
JP6163814B2 (en) | 2013-03-26 | 2017-07-19 | セイコーエプソン株式会社 | White ink composition for inkjet recording and inkjet recording method |
CN105050817B (en) | 2013-03-29 | 2017-06-23 | 柯尼卡美能达株式会社 | Image processing system |
EP3006518B1 (en) | 2013-06-07 | 2018-02-28 | Konica Minolta, Inc. | Active ray-curable inkjet ink, and image formation method using same |
JP6292235B2 (en) | 2013-08-14 | 2018-03-14 | コニカミノルタ株式会社 | Inkjet ink degassing method and inkjet recording method |
EP2851200B1 (en) | 2013-08-27 | 2020-04-01 | Konica Minolta, Inc. | Inkjet head and method for driving inkjet head |
JP6117072B2 (en) | 2013-09-30 | 2017-04-19 | 富士フイルム株式会社 | Pigment dispersion composition, ink jet recording method, and compound production method |
JP5695726B1 (en) | 2013-12-18 | 2015-04-08 | 日新製鋼株式会社 | Printing material |
EP3724280A1 (en) | 2017-12-15 | 2020-10-21 | DSM IP Assets B.V. | Compositions and methods for high-temperature jetting of viscous thermosets to create solid articles via additive fabrication |
WO2019123564A1 (en) | 2017-12-20 | 2019-06-27 | コニカミノルタ株式会社 | Active ray-curable inkjet ink set and inkjet recording method |
JP7127398B2 (en) | 2018-07-13 | 2022-08-30 | コニカミノルタ株式会社 | Inkjet recording method and actinic radiation curable inkjet ink set |
EP3845392B1 (en) | 2018-08-29 | 2022-11-02 | Konica Minolta, Inc. | Method for producing printed matter |
WO2021100654A1 (en) | 2019-11-19 | 2021-05-27 | 三菱ケミカル株式会社 | Compound, polymerizable composition, polymer, holographic recording medium, optical material and optical component |
JPWO2022202538A1 (en) | 2021-03-23 | 2022-09-29 |
-
2000
- 2000-02-09 JP JP2000031763A patent/JP3893833B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2228415A1 (en) | 2009-03-11 | 2010-09-15 | Konica Minolta IJ Technologies, Inc. | Acting energy radiation curable ink-jet ink, ink-jet recoring method, and printed matter |
US8349916B2 (en) | 2009-03-11 | 2013-01-08 | Konica Minolta Ij Technologies, Inc. | Actinic energy radiation curable ink-jet ink, ink-jet recording method, and printed matter |
WO2019021934A1 (en) | 2017-07-28 | 2019-01-31 | 株式会社ダイセル | Monomer mixture and curable composition containing same |
KR20190130660A (en) | 2017-07-28 | 2019-11-22 | 주식회사 다이셀 | Monomer Mixture and Curable Composition Comprising the Same |
US11339245B2 (en) | 2017-07-28 | 2022-05-24 | Daicel Corporation | Monomer mixture and curable composition containing same |
WO2019151123A1 (en) | 2018-02-05 | 2019-08-08 | 株式会社ダイセル | Monomer mixture, and curable composition containing same |
KR20200003263A (en) | 2018-02-05 | 2020-01-08 | 주식회사 다이셀 | Monomer Mixture and Curable Composition Comprising the Same |
US11028224B2 (en) | 2018-02-05 | 2021-06-08 | Daicel Corporation | Monomer mixture and curable composition containing same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001220526A (en) | 2001-08-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3893833B2 (en) | Energy ray curable composition for ink jet recording system | |
JP5156620B2 (en) | UV curable resin composition | |
US11958233B2 (en) | Cationic polymerizable compositions and methods of use thereof | |
JP4667145B2 (en) | Photocurable resin composition and resin composition for plastics comprising the same | |
JP5145629B2 (en) | Clear ink composition for energy ray curable ink jet recording | |
JP2886853B1 (en) | Cationic polymerizable coating composition | |
JP3408331B2 (en) | Photocurable hard coat composition and coated article thereof | |
KR20140111051A (en) | Active energy ray curable composition, and cured product and use thereof | |
US20080138536A1 (en) | Sprayable Coating Compositions | |
JP4291334B2 (en) | Primer | |
JP2004189823A (en) | Protective layer composition, apparatus for protective layer formation, ink-jet printer and method for image formation using the same | |
JP5699835B2 (en) | Curable composition, coating composition using the same, and cured products thereof | |
JP2005336349A (en) | Cationically polymerizable composition | |
JP4795630B2 (en) | Optical three-dimensional modeling resin composition with excellent toughness | |
US5902837A (en) | Photo-curing resin composition comprising a propenyl ether group-containing compound | |
JP4686692B2 (en) | Active energy ray-curable white ink composition used for ink jet recording system | |
KR100748149B1 (en) | Cationically photopolymerizable resin composition and optical disk surface protection material | |
JP2006063261A (en) | Photosensitive composition | |
JP2007211044A (en) | Ultraviolet-curing resin composition | |
JP2881134B2 (en) | Photocurable resin composition | |
JP2009084523A (en) | Polyfunctional oxetanyl group-containing ink composition for ultraviolet curable inkjet recording | |
Zhang et al. | Low VOC, low viscosity UV cationic radiation-cured ink-jet ink system | |
EP4206820A1 (en) | Hybrid photocurable composition | |
JP2022187440A (en) | Production method for substrate having hardened film | |
JPH0987357A (en) | Resin composition and cured product thereof |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040927 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060711 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060901 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20061121 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20061204 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091222 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101222 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111222 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121222 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131222 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |