JP3893668B2 - 映像再生装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、飲食店やカラオケボックス等で提供されるカラオケ曲等の背景映像に使用可能な映像を再生する映像再生装置に関し、特に、利用者の興味等を考慮した映像の提供が可能な映像再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、カラオケ装置と組み合わせて使用される映像再生装置において、カラオケの背景映像として使用される映像は、演奏されるカラオケ曲の曲調に応じて何種類かにわたって分類されており、利用者によってリクエストされたカラオケ曲の曲調に応じた背景映像を自動的に再生するように制御することによって選択していた。
【0003】
一方、このような映像再生装置と組み合わせて利用されるカラオケ装置においては、このカラオケ装置の利用者にアンケートを実施したり、あるいは氏名、性別、年齢等を入力させることによって会員管理をすることが可能な、いわゆる会員管理装置を備えたカラオケ装置があり、その会員管理装置から取得した会員情報を例えば会員に対する特典等のサービスを提供する際に利用していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述したように、従来の映像再生装置は、カラオケの背景映像として使用される場合には、リクエストされたカラオケ曲の曲調に合った背景映像を再生するのであるが、リクエストの主体である利用者に関する情報、例えば、利用者の性別、年齢、職業等の利用者個人情報を考慮にいれた上で映像を再生することはなかった。
【0005】
また、このような映像再生装置と組み合わせて使用されるカラオケ装置の中で、特に、会員管理装置を備えたカラオケ装置においても、その会員管理装置を介して入力された個人データは、カラオケ演奏の際に再生される背景映像の選択に関しては何も活用されておらず、会員管理装置を備えたカラオケ装置といえども、背景映像の再生については相変わらず、単にリクエストされた曲調に応じた背景映像が選択されて再生されるに過ぎなかった。
【0006】
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、利用者の情報を考慮して、より利用者の興味等に応じた映像の再生が可能となる映像再生装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の映像再生装置は、モニタと、 複数の曲データと、複数の映像情報とを記憶する情報記憶手段と、前記情報記憶手段から読み出された曲データ中の歌詞データと映像情報とを合成して前記モニタに再生出力するモニタ制御手段とを備えたものを対象として、特に、利用者情報を入力するための利用者情報入力手段を備え、前記情報記憶手段は、前記映像情報を識別するための識別情報と前記用者情報とを対応付けて記憶する第1の情報記憶手段と、前記識別情報と前記映像情報と曲調とを対応付けて記憶する第2の情報記憶手段とを備え、前記モニタ制御手段は、選曲時に前記利用者情報入力手段により利用者情報が入力された場合には、その入力された利用者情報に対応する識別情報を前記第1の情報記憶手段から検出し、その検出された識別情報に対応する映像情報を前記第2の情報記憶手段から検出し、その検出された映像情報と、選曲された曲データ中の歌詞データとを合成して前記モニタに再生出力し、選曲時に前記利用者情報入力手段により前記利用者情報が入力されなかった場合には、選曲された曲データ中の曲調であって前記第2の情報記憶手段に記憶された曲調に対応した映像情報と、選曲された曲データ中の歌詞データとを合成して前記モニタに再生出力することを特徴とする。
【0008】
このように構成された映像再生装置は、モニタ制御手段が、利用者情報入力手段により利用者情報が入力された場合には、第1の情報記憶手段に記憶された利用者情報に対応した映像情報と、曲データ中の歌詞データとを合成してモニタに再生出力し、利用者情報入力手段により利用者情報が入力されなかった場合には、曲データ中の曲調であって第2の情報記憶手段に記憶された曲調に対応した映像情報と、曲データ記憶手段から読み出された曲データ中の歌詞データとを合成してモニタに再生出力する。
【0009】
【0010】
ゆえに、利用者情報を反映させることによって、利用者の興味等に応じた映像の再生が可能となり、映像情報を有効に活用することができる。また、例えば、会員管理装置等によって取得した利用者情報の有効活用にもなる。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
さらに、利用者情報を考慮に入れた映像の再生をする必要がないとして、利用者が利用者情報入力手段に利用者情報を入力しなかった場合には、モニタ制御手段が、曲データ中の曲調であって第2の情報記憶手段に記憶された曲調に対応した映像情報と、曲データ中の歌詞データとを合成してモニタに再生出力するので、より簡潔な構成で、柔軟な映像提供サービスの対応が可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の映像再生装置を具体化した実施の形態について図面を参照して説明する。
【0020】
まず、本実施の形態の映像再生装置の構成について、図1を参照して説明する。図1は、本実施の形態に係る映像再生装置のシステム構成を示すブロック図である。
【0021】
本来であれば、図1に示す映像再生装置1のみで、本発明における映像再生装置を構成可能であるが、本実施の形態においては、図1に示す映像再生装置1とカラオケ装置2とを合せることにより、本発明における映像再生装置を構成する。
【0022】
そして、図1において、映像再生装置1は、カラオケ装置2と接続されている。これにより、映像再生装置1から再生される映像を、カラオケの背景映像として利用することができる。
【0023】
なお、映像再生装置1とカラオケ装置2とは、例えば、RS232Cケーブルや同軸ケーブル等を使用することにより接続されている。
【0024】
ここで、本実施の形態に係る映像再生装置1の構成について説明する。
【0025】
図1に示すように、映像再生装置1は、映像再生装置1全体を構成する各機器を制御するCPU3を有しており、このCPU3には、制御プログラムを記憶するROM5、ワークエリアとしてのRAM4とが接続されている。
【0026】
また、CPU3には、DVD(Digital Video Disk)ドライブ7が接続されており、DVDーROM6が再生可能となっている。このDVDーROM6には、後述するように複数種類の映像情報がそれらの識別情報と対応づけられて記憶されている。従って、このDVDーROM6とDVDドライブ7とで、本発明における映像情報記憶手段を構成する。
【0027】
また、CPU3及びDVDドライブ7には、データ読取回路8が接続されており、このデータ読取回路8は、DVDドライブ7からのデジタル信号を読み取り、デジタルデータに変換する。
【0028】
また、CPU3及びデータ読取回路8には、圧縮データ復号化回路9が接続されており、この圧縮データ復号化回路9は、データ読取回路8から読み出されたMPEG(Moving Picture Expert Group)規格で圧縮されているデジタルデータを伸長する。従って、このデータ読取回路8及び圧縮データ復号化回路9とで、本発明における読出手段を構成する。
【0029】
また、圧縮データ復号化回路9には、映像出力回路10が接続されており、この映像出力回路10は、圧縮データ復号化回路9にて復号化されたディジタル映像データをアナログ映像信号に変調し、カラオケ装置2側へ出力する。
【0030】
また、CPU3には、カラオケ装置2と制御信号を送受信するためのシリアル入出力回路(以下、SIOという)11、および、利用者が種々の設定条件を入力するための入力手段24とが接続されている。
【0031】
次に、上述した構成の映像再生装置1に接続された、本実施の形態に係る映像再生装置1におけるもう一方の構成要素であるカラオケ装置2の構成について説明する。
【0032】
カラオケ装置2は、図1に示すように、カラオケ装置2全体を構成する各機器を制御するCPU12を有している。このCPU12には、制御プログラムを格納するROM15、ワークエリアとしてのRAM14が接続されている。
【0033】
そして、このCPU12には、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)規格で構成されたカラオケ曲データを記憶したハードディスクを有するハードディスクドライブ16が接続されている。このハードディスクドライブ16内のハードディスクには、また、種々の利用者情報と映像情報の識別情報とが対応付けられた、映像再生指示情報としての対応テーブルが記憶されている。ゆえに、このハードディスクドライブ16は、本発明における映像再生指示情報記憶手段に相当する。
【0034】
また、CPU12には、映像再生装置1と制御信号を送受信するためのシリアル入出力回路(以下、SIOという)13が接続されている。
【0035】
また、CPU12には、ハードディスクドライブ16内のハードディスクに記憶されたMIDI規格のカラオケ曲データを復調するためのMIDI装置17が接続されている。
【0036】
なお、MIDI装置17には、アンプ18が接続されており、このアンプ18にはマイク19及びスピーカ20が接続されている。
【0037】
また、CPU12及びMIDI装置17にはビデオミキサ21が接続されており、このビデオミキサ21は、MIDI装置17から送られてくる歌詞データと、前述した映像再生装置1内の映像出力回路10から送られてくるアナログ映像信号とを合成して映像データを作成する。
【0038】
なお、ビデオミキサ21には、モニタ22が接続されており、ビデオミキサ21にて合成された映像データがモニタ22に対して出力され、いわゆるカラオケ映像が表示される。
【0039】
更に、CPU12には、利用者がカラオケ曲の予約入力をするための入力手段23が接続されている。また、この入力手段23は、例えば、利用者の年齢、性別等といった個人情報が入力可能であり、その意味で、本発明における利用者情報入力手段に相当する。そして、この入力手段12は、カラオケ装置2の本体に入力パネルとして形成されてもよいが、本実施の形態においては、後述するように、リモコン及びその受信部とで構成されている。
【0040】
CPU12は、前述の入力手段23によって入力された利用者情報に基づいて、ハードディスクドライブ16内のハードディスクに記憶された対応テーブルを参照し、映像再生装置1側のCPU3に、再生すべき映像を選択させるための制御信号を送る。その結果、映像再生装置1内のCPU3は、前記CPU12からの制御信号に従って、DVDドライブ7からDVDーROM6に記憶された映像データを読み出す。この意味で、CPU12及びCPU3は、本発明における選択手段を構成する。
【0041】
また、CPU12は、ハードディスクドライブ16内のハードディスクに記憶されたカラオケ曲データを読み出し、そのデータ中に含まれたジャンルデータを識別し、そのジャンルデータを映像再生装置1側におけるCPU3に送信可能である。そして、CPU3は、前記CPU12からのジャンルデータに基づいてDVDドライブ7内のDVDーROM6に記憶された、リクエストされたカラオケ曲のジャンル(曲調)に応じた映像データを読み出すことができる。従って、CPU12及びCPU3は、本発明における曲調選択手段を構成する。
【0042】
また、CPU12及びCPU3は、入力手段23から利用者情報の入力がない場合には、前述したように、DVDドライブを駆動させ、利用者によって選曲された曲のジャンル(曲調)に応じた映像情報を、DVDーROM6から読み出させる。従って、このCPU12及びCPU3は、本発明における選択制御手段をも構成する。
【0043】
なお、前述した利用者情報入力手段としての入力手段23については、本実施の形態においてはリモコンとその受信部とで構成されている。
【0044】
そこで、入力手段23を構成するリモコン装置23aの構成について図2を参照して説明する。
【0045】
リモコン装置23aは、図2に示すように、例えば、利用者情報の入力項目やリクエスト番号等を表示可能なディスプレイ23bが形成されている。このディスプレイ23bの下方には、利用者情報の入力項目を表示させるための情報表示キー23dが設けられている。すなわち、利用者は、この情報表示キー23dを押下することによって、ディスプレイ23bには、利用者情報を入力するための項目が表示される。具体的には、例えば、利用者の性別、年齢、趣味等を入力するための項目が表示される。
【0046】
この情報表示キー23dの横には、ID入力キー23eが設けられている。あらかじめ、利用者のID番号と年齢、性別等の利用者個人情報とが対応づけられており、その対応づけられたデータがテーブルとして、例えば、カラオケ装置2内のハードディスクドライブ16内に記憶されておれば、利用者は、このID入力キー23eを押下して、ID番号を入力することにより、CPU12は、カラオケ装置2内のハードディスクドライブ16内の対応データテーブルを参照することにより、利用者個人情報を取得することができる。
【0047】
これら情報表示キー23d及びID入力キー23eの下方には、リクエスト番号やID番号を入力するためのテンキー23fが設けられている。従って、前述した利用者情報を入力するための項目の選択や、ID番号の入力においては、このテンキー23fを押下することによって可能となる。
【0048】
更に、このテンキー23fの横には、ディスプレイ23bに表示された項目の位置を特定するカーソルキー23gが設けられており、このカーソルキー23gの下にはリクエスト番号や利用者個人情報を制御信号としてカラオケ装置2に対して送信するための入力キー23hが設けられている。従って、利用者は、この入力キー23hを押下することにより、リモコン23aの上部に形成された赤外線発信部23cから赤外線信号が発信され、カラオケ装置2本体に形成された受信部が前記信号を受信する。
【0049】
なお、この利用者情報もしくはID番号の入力については、選曲時に行うことによって、その利用者情報を考慮したカラオケ背景映像の再生が可能となる。
【0050】
次に、カラオケ装置2内の映像再生指示情報記憶手段としてのハードディスクドライブ16内に記憶された利用者情報と映像情報の識別情報とが対応付けられた対応テーブルの一例について、図3を参照して説明する。
【0051】
図3に示すように、対応テーブル16aは、利用者情報と再生される映像の識別情報とがそれぞれ対応付けられたデータとして構成されている。
【0052】
例えば、本実施の形態において入力可能な利用者情報の項目として、「利用者の年齢」、「性別」、「趣味」が取り上げられている。
【0053】
そして、「利用者の年齢」の項目については、更に、「10歳から20歳」の項目があり、その項目に対応する再生映像の識別情報として、「0」が設定されている。また、「21歳から40歳」の項目が設定されており、その項目に対応する再生映像の識別情報として、「1」が設定されている。更に、「41歳から50歳」の項目が設定されており、その項目に対応する再生映像の識別情報として、「2」が設定されている。
【0054】
一方、「性別」については、「男性」及び「女性」の項目があり、それぞれ、再生映像の識別情報として、「3」及び「4」が設定されている。
【0055】
また、「趣味」については、「スポーツ」、「音楽」及び「料理」の各項目が設定されている。そして、それぞれ、再生映像の識別情報として、「5」、「6」及び「7」が設定されている。
【0056】
次に、映像再生装置1内のDVDーROM6にMPEG規格で記憶されている映像情報の形式について、図4を参照して説明する。
【0057】
図4に示すように、DVDーROM6に記憶された複数種類の映像情報は、それぞれ識別情報6a、映像実情報6b及びジャンルデータ6cが対応付けられて記憶されている。
【0058】
映像実情報6bはMPEG規格で圧縮された映像の実データである。
【0059】
識別情報6a及びジャンルデータ6cは、映像実情報6bを検索するためのデータであり、後述するように、識別情報6aはハードディスクドライブ16内の対応テーブル16aに格納された識別情報に基づき、一方、ジャンルデータ6cはカラオケ曲データ内のジャンルデータに基づきそれぞれ参照されるためのデータである。
【0060】
例えば、ストーリー性のある映像データや人気アーチストの映像データに関しては、識別情報「0」が付されている。そして、この識別情報「0」は、前述した、ハードディスクドライブ16内の対応テーブル16aによると、「年齢10歳〜20歳」に該当する利用者情報と対応付けられている。なお、本実施の形態においては、このストーリー性のある映像や人気アーチストの映像データは複数の映像データが群として編集されている。そして、この映像データには、ジャンルデータが対応付けられており、「ポップス」のジャンルが付けられている。
【0061】
また、例えば、流行映画やドラマの映像データの集まりに関しては、識別情報「1」が付されている。そして、この識別情報「1」は、前述した、ハードディスクドライブ16内の対応テーブル16aによると、「年齢21歳〜40歳」に該当する利用者情報と対応付けられている。また、「主題歌」のジャンルデータが付けられている。
【0062】
更に、例えば、きれいな景色の映像データや着物姿の映像データの集まりに関しては、識別情報「2」が付されている。そして、この識別情報「2」は、前述した、ハードディスクドライブ16内の対応テーブル16aによると、「年齢21歳〜40歳」に該当する利用者情報と対応付けられている。また、「演歌」のジャンルデータが付けられている。
【0063】
また、例えば、女性アイドルの映像データの集まりに関しては、識別情報「3」が付されている。そして、この識別情報「3」は、前述した、ハードディスクドライブ16内の対応テーブル16aによると、性別が「男性」に該当する利用者情報と対応付けられている。また、「ロック」のジャンルデータが付けられている。
【0064】
更に、例えば、女性アイドルの映像データの集まりに関しては、識別情報「4」が付されている。そして、この識別情報「4」は、前述した、ハードディスクドライブ16内の対応テーブル16aによると、性別が「女性」に該当する利用者情報と対応付けられている。また、「ロック」のジャンルデータが付けられている。
【0065】
また、例えば、スキー、スノーボード、テニスをしている光景の映像データの集まりに関しては、識別情報「5」が付されている。そして、この識別情報「5」は、前述した、ハードディスクドライブ16内の対応テーブル16aによると、趣味が「スポーツ」に該当する利用者情報と対応付けられている。また、「ロック」のジャンルデータが付けられている。
【0066】
また、例えば、バンド活動やピアノ演奏をしている光景の映像データの集まりに関しては、識別情報「6」が付されている。そして、この識別情報「6」は、前述した、ハードディスクドライブ16内の対応テーブル16aによると、趣味が「音楽」に該当する利用者情報と対応付けられている。また、「ポップス」のジャンルデータが付けられている。
【0067】
更に、例えば、一品料理やお菓子の作り方をレクチャーしている映像データの集まりに関しては、識別情報「7」が付されている。そして、この識別情報「7」は、前述した、ハードディスクドライブ16内の対応テーブル16aによると、趣味が「料理」に該当する利用者情報と対応付けられている。また、「ポップス」のジャンルデータが付けられている。
【0068】
ここで、図5ないし図7のフローチャートを参照して、この映像再生装置1及びカラオケ再生装置2の動作について説明する。
【0069】
カラオケ装置2内のCPU12は、利用者によって入力手段23からカラオケ曲のリクエスト番号が入力されたか否か待機している(S1、Sはステップを示す。以下同様)。そして、入力手段23からリクエスト入力があると(S1:YES)、CPU12は、ハードディスクドライブ16を駆動させ、記憶されているカラオケ曲データの中から該当するカラオケ曲データを読み出し、RAM14に記憶させておく(S3)。
【0070】
次に、CPU12は、入力手段23から利用者情報の入力があったか否かを判断する(S5)。
【0071】
利用者情報の入力としては、前述したように、リモコン23aにおける情報表示キー23dを押下することによって、ディスプレイ23bに表示された利用者情報の選択項目をテンキー23fにて押下して選択することによって実現される。あるいは、例えば、カラオケ装置2におけるハードディスクドライブ16内のハードディスクに利用者のID番号と利用者情報とが対応付けられて記憶されている場合は、リモコン装置23aにおけるID入力キー23eを押下することによって、利用者情報の入力が実現される。
【0072】
そして、CPU12は、入力手段23を介して利用者情報が入力されたことを判断すると(S5:YES)、後述する背景映像選択処理に移行する(S7)。一方。利用者情報が入力されなかった場合には(S5:NO)、S3にて読み出したカラオケ曲データの中のジャンルデータを判別する(S9)。そして、CPU12は、SIO13及びSIO11を介して、このジャンルデータを映像再生装置1内のCPU3へ送り、CPU3は、このジャンルデータを基に、映像再生装置1におけるDVDーROM6に記憶された映像データを選択的に読み出すS11の動作に移行する(S11)。
【0073】
すなわち、この場合の映像データの読み出し動作について説明すると、CPU3は、取得したジャンルデータを手がかりに、前述した図4に示した形式でDVDーROM6内に記憶された映像データにおけるジャンルデータ6cを読み出す。なお、この場合、CPU3が取得した1つのジャンルデータに該当する映像映像データは複数あるので、それらジャンルデータと対応する複数の映像データの中から、ランダムに、もしくは所定の順序に従って1つ1つの映像データを選択しながら読み出すことになる。
【0074】
一方、入力手段23を介して利用者情報を入力した場合における背景映像選択処理(S7)について図6及び図7のフローチャートを参照して説明する。
【0075】
カラオケ装置1におけるCPU12は、利用者によって入力手段23の入力を介して受信した利用者情報が年齢情報であるか否かを判断する(S51)。
【0076】
そして、年齢情報であると判断すると(S51:YES)、「10歳から20歳まで」の選択項目を入力したか否か判断する(S53)。入力したならば(S53:YES)、CPU12は、ハードディスクドライブ16内に記憶された対応テーブル16aを検索し、その選択項目に対応する識別情報「0」を読み出す(S55)。それからメインルーチンに戻る。
【0077】
一方、入力された選択項目が「10歳から20歳まで」の項目ではなく(S53:NO)、「21歳から40歳まで」の項目であれば(S57:YES)、CPU12は、ハードディスクドライブ16内に記憶された対応テーブル16aを検索し、その選択項目に対応する識別情報「1」を読み出す(S59)。それから、メインルーチンに戻る。
【0078】
更に、入力された選択項目が「21歳から40歳まで」でない場合は(S57:NO)、「41歳から50歳まで」であるとして、CPU12は、ハードディスクドライブ16内に記憶された対応テーブル16aを検索し、その選択項目に対応する識別情報「2」を読み出す(S61)。それから、メインルーチンに戻る。
【0079】
さて、S51において、CPU12が受信した利用者情報が年齢情報ではなく(S51:NO)、性別情報であれば(S63:YES)、それが「男性」であるか否かを判断する(S65)。そして、「男性」であった場合(S65:YES)、CPU12は、ハードディスクドライブ16内に記憶された対応テーブル16aを検索し、その選択項目に対応する識別情報「3」を読み出す(S67)。それから、メインルーチンに戻る。
【0080】
一方、性別情報が「男性」でない場合は(S65:NO)、「女性」であるとして、CPU12は、ハードディスクドライブ16内に記憶された対応テーブル16aを検索し、その選択項目に対応する識別情報「4」を読み出す(S69)。それから、メインルーチンに戻る。
【0081】
また、S63において、受信した利用者情報が性別情報でなかった場合は(S63:NO)、趣味情報であるとして(S71)、まず、スポーツであるか否かを判断する(S73)。その結果、「スポーツ」であった場合(S73:YES)、CPU12は、ハードディスクドライブ16内に記憶された対応テーブル16aを検索し、その選択項目に対応する識別情報「5」を読み出す(S75)。それから、メインルーチンに戻る。
【0082】
一方、受信した趣味情報が「スポーツ」でなく(S73:NO)、「音楽」であった場合には(S77:YES)、CPU12は、ハードディスクドライブ16内に記憶された対応テーブル16aを検索し、その選択項目に対応する識別情報「6」を読み出す(S79)。それから、メインルーチンに戻る。
【0083】
また、受信した趣味情報が音楽情報でなかった場合には(S77:NO)、料理情報であるとして、CPU12は、ハードディスクドライブ16内に記憶された対応テーブル16aを検索し、その選択項目に対応する識別情報「7」を読み出す(S75)。それから、メインルーチンに戻る。
【0084】
そこで、メインルーチンに戻った後、CPU12は、上述したようにして取得した識別情報を手がかりに、図4に示したDVDーROM6内の映像データの識別情報を参照し、一致する識別情報に対応した映像情報を選択し、その映像情報を読み出す(S11)。
【0085】
そして、CPU12は、カラオケ曲データ中の演奏データをMIDI装置17へ送信し、アンプ18にて増幅し、スピーカ20から演奏音として再生出力し、映像出力回路10から送られてきた前記映像データと、MIDI装置17から送られてきたカラオケ曲データ中の歌詞データとをビデオミキサ21にて合成し、その映像をモニタ22に対して再生出力する(S13)。
【0086】
その後、そのカラオケ曲が終了したことを検出することにより(S15:YES)、一連の動作を終了する。
【0087】
すなわち、上述した本発明の映像再生装置としての映像再生装置1及びカラオケ装置2は、利用者情報入力手段としての入力手段23を介して利用者情報の入力が可能であり、選択手段としてのCPU12及びCPU3が、前記入力手段23を介して入力された利用者情報に応じた映像情報を選択するのである。
【0088】
そして、読出手段としてのデータ読取回路8及び圧縮データ復号化回路9が、選択手段としてのCPU12及びCPU3により選択された映像情報を読み出すのである。
【0089】
更に、映像再生指示情報記憶手段としてのハードディスクドライブ16が、利用者情報に応じて再生すべき映像情報の識別情報を記憶し、前記CPU12及びCPU3が、前記ハードディスクドライブ16から読み出した識別情報に基づいて映像情報を選択するのである。
【0090】
また、曲調選択手段としてのCPU12及びCPU3が利用者によって選曲された曲調に応じた映像情報を選択させる。そして、選択制御手段としてのCPU12及びCPU3が、前記選択手段及び前記曲調選択手段のいずれかによって映像情報を選択させるのである。
【0091】
なお、前記CPU12及びCPU3は、前記利用者情報入力手段からの入力がなかったときに、前記曲調選択手段から映像情報を選択させる。
【0092】
以上説明した映像再生装置1及びカラオケ装置2によれば、入力手段23から利用者情報を入力することにより、より利用者情報を反映させた、利用者の興味に沿った映像の再生が可能となる。
【0093】
なお、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の応用が可能である。
【0094】
例えば、本実施の形態においては、映像情報記憶手段において使用される記憶媒体としてDVDーROM6を使用したが、それに限らず、CDーROMやレーザディスクであってもよい。
【0095】
また、本実施の形態においては利用者情報の項目について、「年齢」、「性別」、「趣味」をそれぞれ1つずつに設定したが、1つに限らず、それらを組み合せた識別情報を作成し、それぞれに最適な映像データを対応付けてもよい。例えば、「10歳から20歳まで(年齢)かつ女性(性別)かつスポーツ(趣味)」といった組み合せを1つの識別情報として、それに最適な映像データを対応付け、DVDーROM6内にその識別情報及び映像データを対応付けて記憶させ、ハードディスクドライブ16内のハードディスクには識別情報と利用者情報とを対応付けたテーブルを記憶させておくことにより、利用者により適切な映像を提供することが可能となる。
【0096】
【発明の効果】
以上説明したことから明かなように、本発明の請求項1に記載の映像再生装置によれば、モニタ制御手段は、選曲時に利用者情報入力手段により利用者情報が入力された場合には、その入力された利用者情報に対応する識別情報を第1の情報記憶手段から検出し、その検出された識別情報に対応する映像情報を第2の情報記憶手段から検出し、その検出された映像情報と、選曲された曲データ中の歌詞データとを合成してニタに再生出力し、選曲時に利用者情報入力手段により利用者情報が入力されなかった場合には、選曲された曲データ中の曲調であって前記第2の情報記憶手段に記憶された曲調に対応した映像情報と、選曲された曲データ中の歌詞データとを合成して前記モニタに再生出力するので、利用者の情報を考慮して、より利用者の興味等に応じた映像の再生が可能となる。すなわち、利用者はリクエストした曲を歌っているときに自分に興味がある映像を見ることができ、より映像情報を有効に活用することができる。また、例えば、会員管理装置等によって取得した利用者情報の有効活用にもなる。
【0097】
【0098】
【0099】
また、利用者が利用者情報入力手段により利用者情報を入力しなかった場合には、曲調に応じた映像情報でもって、より簡潔な構成で、柔軟な映像提供サービスの対応ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態における映像再生装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 本実施の形態の映像再生装置を構成するリモコンの外観を示す図である。
【図3】 ハードディスクドライブ内のデータの記憶構成を示す図である。
【図4】 DVDーROM内に記憶されている映像データの記憶構成を示す図である。
【図5】 本実施の形態における映像再生装置の動作を示すフローチャートである。
【図6】 本実施の形態における映像再生装置の動作を示すフローチャートである。
【図7】 本実施の形態における映像再生装置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
3 CPU
6 DVDーROM
7 DVDドライブ
8 データ読取回路
9 圧縮データ復号化回路
10 映像出力回路
12 CPU
16 ハードディスクドライブ
23 入力手段

Claims (1)

  1. モニタと、
    複数の曲データと、複数の映像情報とを記憶する情報記憶手段と、
    前記情報記憶手段から読み出された曲データ中の歌詞データと映像情報とを合成して前記モニタに再生出力するモニタ制御手段と
    を備えた映像再生装置において、
    利用者情報を入力するための利用者情報入力手段を備え、
    前記情報記憶手段は、前記映像情報を識別するための識別情報と前記用者情報とを対応付けて記憶する第1の情報記憶手段と、前記識別情報と前記映像情報と曲調とを対応付けて記憶する第2の情報記憶手段とを備え、
    前記モニタ制御手段は、選曲時に前記利用者情報入力手段により利用者情報が入力された場合には、その入力された利用者情報に対応する識別情報を前記第1の情報記憶手段から検出し、その検出された識別情報に対応する映像情報を前記第2の情報記憶手段から検出し、その検出された映像情報と、選曲された曲データ中の歌詞データとを合成して前記モニタに再生出力し、
    選曲時に前記利用者情報入力手段により前記利用者情報が入力されなかった場合には、選曲された曲データ中の曲調であって前記第2の情報記憶手段に記憶された曲調に対応した映像情報と、選曲された曲データ中の歌詞データとを合成して前記モニタに再生出力することを特徴とする映像再生装置。
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