JPH10124079A - 通信と放送の2つの媒体を利用したカラオケ再生装置およびシステム - Google Patents
通信と放送の2つの媒体を利用したカラオケ再生装置およびシステムInfo
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Abstract
ケシステムの利点に加えて、ディジタル多チャネル放送
を利用して背景映像サービスの娯楽性や充実度を飛躍的
に高める。 【解決手段】 カラオケ楽曲の伴奏音などを発生するた
めの音響出力手段7と、適当な背景映像にカラオケ楽曲
の歌詞の文字列を付加した画像などを表示するための画
像出力手段10とを有する。電話網などの通信媒体を介
して適時に伝送されてくるカラオケデータをデータ記憶
手段2に蓄積しておく。カラオケデータは、カラオケ楽
曲の伴奏音と歌詞の情報および両者の同期情報を含んだ
ディジタルデータであり、各楽曲の識別子には適宜に設
定された背景選択子が付帯している。データ記憶手段2
からある楽曲のカラオケデータを読み出して、伴奏音と
歌詞とを同期して再生出力する。同時に、ディジタル多
チャネルテレビジョン放送を直接的または間接的に受信
し、前記楽曲に付いている前記背景選択子に該当するチ
ャネルの受信画像を選択して画像出力手段10にて出力
する。
Description
伴奏音をスピーカーから出力すると同時に、その楽曲の
歌詞を伴奏の進行に合せてディスプレイに適宜な背景映
像とともに表示する楽曲/映像分離式のカラオケ再生装
置およびシステムに関し、とくに、電話網などの通信媒
体とディジタル多チャネル衛星テレビジョン放送などの
放送媒体の両方を利用したカラオケ再生装置およびシス
テムに関する。
は、全国的な規模で広く配置された多数のカラオケ端末
装置と事業者が運営するホスト装置とが通信回線で結合
された大規模なコンピュータ・ネットワークであり、音
声情報や文字映像情報あるいは動画情報などを取り扱う
マルチメディア・システムでもある。そこで、通信回線
の双方向性を活用して、新曲ソフトをすばやく供給する
だけでなく、ネットワーク資源を利用したさまざまな応
用機能をも実現されている。例えば、通信カラオケ事業
者がホスト装置を通じて各端末装置の運用記録を収集し
たり、各端末装置の機能点検をしたり、運用記録と契約
内容とに基づいて個別の端末装置をリモート制御するな
ど、カラオケ業務と直結した運用システムや保守管理シ
ステムを実現している。
みると、最近もっとも普及している通信カラオケシステ
ムは、よく知られているように楽曲/映像分離式であ
る。つまり、カラオケ楽曲の伴奏音と歌詞の情報および
両者の同期情報を含んだカラオケデータを蓄積しておい
て再生する系統と、歌詞表示の背景となる映像データを
蓄積しておいて再生する系統とが別になっている。リク
エストされたある楽曲を再生するとき、その楽曲の曲調
や雰囲気に合った映像が選ばれてディスプレイに表示さ
れる。
のではなく、演歌、ポップス、ロックといった曲調ジャ
ンルに合せて多数の映像が分類されている。例えば「演
歌」ジャンルに分類されている楽曲を再生するとき、
「演歌」ジャンルに属する複数の画像の中から適当に選
ばれた1つの映像データを再生する。あるいは、「演
歌」ジャンルに属する多数の短時間分の映像データをラ
ンダムに選んで繋ぎあわせて再生する。つまり、楽曲数
に対して相当少ない量の映像データを適宜に共用するの
であり、したがって次々と生み出される新曲にも簡単に
対応することができるし、映像ソフト製作の負担が少な
くなる。
バックグランドビデオの楽しみのように、歌詞の背景に
表示される映像を見ることもカラオケの楽しみの大きな
要素である。楽曲と背景映像とが1対1に対応して記録
された光ディスクを用いた高価で超大型のカラオケ再生
装置では、ある楽曲を再生するとき、その曲に合せて制
作された特定の映像が必ず再生される。これに対して楽
曲/映像分離式のカラオケ再生装置の場合は、同じ楽曲
を再生しても、その時々で異なる映像が再生されること
になる。カラオケ常連者にとっては後者の方がいろいろ
な背景映像を楽しめることになり、このことを楽曲/映
像分離式の利点ととらえることができる。
楽曲/映像分離式とすることで、映像ソフトの製作負担
を軽減し、またカラオケ再生端末における画像蓄積再生
系統を小規模なもので済ませることを意図しているの
で、流行の新曲がすぐに歌えるという面での評価はきわ
めて高いのに対し、背景の映像ソフトの充実度や娯楽性
についての評価は低い。例えば、ポップス系の新曲をた
びたび歌いにくる若者の常連客にとっては、同じ映像群
がランダムに組み合わされて繰り返し出力されているこ
とが分かり、すぐに飽きてしまう。
されたもので、その目的は、電話網などの通信媒体を利
用した通信カラオケシステムの利点に加えて、ディジタ
ル多チャネル放送を利用して背景映像サービスの娯楽性
や充実度を飛躍的に高めることにある。
装置の一つの態様は、基本的に次の各要件(1)〜
(6)を備えたものである(請求項1)。 (1)カラオケ楽曲の伴奏音などを発生するための音響
出力手段と、適当な背景映像にカラオケ楽曲の歌詞の文
字列を付加した画像などを表示するための画像出力手段
とを有する。 (2)カラオケデータは、カラオケ楽曲の伴奏音と歌詞
の情報および両者の同期情報を含んだディジタルデータ
であり、各楽曲の識別子には適宜に設定された背景選択
子が付帯している。 (3)通信媒体を介して適時に伝送されてくる前記カラ
オケデータをデータ記憶手段に蓄積しておく。 (4)あるカラオケ楽曲の再生要求があったとき、前記
データ記憶手段から該当のカラオケデータを読み出し
て、伴奏音と歌詞とを同期して再生して前記音響出力手
段および前記画像出力手段にて出力する。 (5)あるカラオケ楽曲の再生要求があったとき、前記
データ記憶手段から読み出した該当カラオケデータの前
記背景選択子をピックアップして背景処理手段に与え
る。 (6)前記背景処理手段は、ディジタル多チャネル放送
を直接的または間接的に受信し、多チャネルのディジタ
ル放送の中から前記背景選択子に該当するチャネルの受
信画像を選択して前記画像出力手段にて出力する。
態様は、次の各要件(1)〜(7)を備えたものである
(請求項2)。 (1)カラオケ楽曲の伴奏音などを発生するための音響
出力手段と、適当な背景映像にカラオケ楽曲の歌詞の文
字列を付加した画像などを表示するための画像出力手段
とを有する。 (2)カラオケデータは、カラオケ楽曲の伴奏音と歌詞
の情報および両者の同期情報を含んだディジタルデータ
であり、各楽曲の識別子には適宜に設定された背景選択
子が付帯している。 (3)ディジタル多チャネル放送を介して放送される前
記カラオケデータを受信してデータ記憶手段に蓄積して
おく。 (4)装置に蓄積されている運用記録などの端末情報デ
ータを、通信媒体を介してホスト装置に向けて送信す
る。 (5)あるカラオケ楽曲の再生要求があったとき、前記
データ記憶手段から該当のカラオケデータを読み出し
て、伴奏音と歌詞とを同期して再生して前記音響出力手
段および前記画像出力手段にて出力する。 (6)あるカラオケ楽曲の再生要求があったとき、前記
データ記憶手段から読み出した該当カラオケデータの前
記背景選択子をピックアップして背景処理手段に与え
る。 (7)前記背景処理手段は、前記ディジタル多チャネル
放送を直接的または間接的に受信し、多チャネルのディ
ジタル放送の中から前記背景選択子に該当するチャネル
の受信画像を選択して前記画像出力手段にて出力する。
タル多チャネル放送の中から特定の条件に該当する音声
付き映像を選択的に受信して映像記憶部に格納し、特定
の状況下において前記映像記憶部に格納してある音声付
き映像情報を読み出して前記画像出力手段にて出力する
ことである(請求項3)。
をはじめ、衛星通信回線などが適用可能である(請求項
4,5)。
るディジタル多チャネル放送としては、「Perfec
TV」などの衛星テレビジョン放送サービスを利用する
のがもっとも現実的かつ実用的である(請求項6)。
々のカラオケ再生装置のそれぞれに前記ディジタル多チ
ャネル放送の受信機を設け、この受信機の受信チャネル
を前記背景処理手段により切り替え選択する態様である
(請求項7)。
カラオケ再生装置に限定されず、ディジタル多チャネル
放送の共同受信設備を多数のカラオケ再生装置で共有す
るシステムも合理的である。つまり、ディジタル多チャ
ネル放送のそれぞれ異なるチャネルを受信する複数台の
受信機を含んだ共同受信設備を設け、この設備で受信し
た各チャネルの画像を多数のカラオケ再生装置に配信
し、各カラオケ再生装置の前記背景処理手段にて任意の
チャネルの画像を選択するように構成する(請求項
8)。
ケ再生装置の概略構成を図1に示している。図1におい
て、主制御部1はCPU・RAM・ROMを中心とする
コンピュータ本体であり、データ記憶部2は大容量の補
助記憶であり、具体的にはハードディスク装置を使用す
る。人間インターフェース3は、利用者が操作して当該
装置に各種の指令入力を与えるとともに当該装置の応答
を利用者に向けて表示する入出力手段のことで、装置本
体の操作パネルやリモコン入力器などを含む。
データが格納されている。カラオケデータは、例えばM
IDI符号化された伴奏音データに歌詞データを合成し
たデータであり、両データの同期情報も含まれている。
各楽曲のカラオケデータには識別子としての楽曲番号が
付いており、その楽曲番号には前述した背景選択子に相
当する曲調ジャンル番号が付帯している。
運営するソフト配信センターから電話網を介して適時に
配信されてくる。この配信を受けるために、主制御部1
は通信インターフェース11を介して電話網に接続され
ている。所定のシーケンスに従ってセンターと交信し、
新たに提供される楽曲のカラオケデータを受け取り、デ
ータ記憶部2に蓄積する。
ーからカラオケデータの配信を受けるだけでなく、双方
向通信の利点を活かしてソフト配信センターのホスト装
置と各種データの授受を行う。例えば、前記ホスト装置
の要求に応じて、前記電話網を経由してホスト装置に稼
働時間、選曲履歴などの運用記録をはじめとする端末情
報データを送信すること、ホスト装置から各再生装置の
機能点検を実施すること、運用記録と契約内容とに基づ
いて個別の再生装置をリモート制御することなどであ
る。
配信や各再生装置の運用記録の収集など、各再生装置と
ソフト配信センターとの間のデータ送受信を電話網を介
して行う構成を示しているが、このようなデータ送受信
を衛星通信回線を通じて行う構成としてもよい。この場
合、各再生装置には衛星通信送受信設備を備え、ソフト
配信センターから衛星通信回線を介して送信されてくる
カラオケデータを受信してデータ記憶部2に格納すると
ともに、運用記録などのデータを衛星通信回線を通じて
ソフト配信センターに送信する。
場合、主制御部1がデータ記憶部2をアクセスして該当
楽曲のカラオケデータを読み出し、伴奏音処理部4によ
り伴奏音のオーディオ信号を生成してミキシングアンプ
5に入力する。アンプ5ではマイク6からの信号と伴奏
音とがミキシングされて増幅され、スピーカー7から発
音する。この処理と同期して、主制御部1は歌詞画像処
理部8とともに、伴奏音データに付帯している歌詞デー
タを順次処理し、伴奏音の再生タイミングと同期して歌
詞文字列の画像を表示制御部9を介してCRTなどのデ
ィスプレイ10に表示する。このディスプレイ10には
次に説明するように背景映像が表示される。
タル多チャネル衛星テレビジョン放送の受信機12とア
ンテナ13を備えている。またこの実施例においては、
前記のカラオケ提供者が、ディジタル多チャネル衛星テ
レビジョン放送の所定の10チャネルを使って、カラオ
ケ再生時の背景用の映像を24時間連続して放送してい
る。この10チャネルのことをカラオケ映像チャネルと
呼ぶことにする。
ては、その曲調や雰囲気によって10種類に分類されて
おり、その分類が前述の曲調ジャンル番号である。ディ
ジタル多チャネル衛星テレビジョン放送でサービスする
10チャネルの前記カラオケ映像チャネルは10種類の
曲調ジャンル番号に対応づけており、各ジャンルの曲調
や雰囲気にふさわしいものと選定された映像をそれぞれ
のチャネルで24時間連続して放送している。同一チャ
ネルでは、例えば短いシーンの映像をランダムに繋ぎ合
わせて出力する。
景制御部14によって制御されて受信チャネルを決め
る。背景制御部14は主制御部1の指示に従う。データ
記憶部2に蓄積されているある楽曲のカラオケデータを
前述のように再生出力する場合に、主制御部1はその楽
曲のカラオケデータに付けられている曲調ジャンル番号
をピックアップして背景制御部14に渡す。背景制御部
14は、受け取った曲調ジャンル番号に従ってチャネル
セレクタ12aを切り替え制御し、当該曲調ジャンル番
号に対応する前記カラオケ映像チャネルを選定する。そ
のチャネルの受信映像が表示制御部9に供給され、歌詞
画像処理部8からの歌詞の文字列の背景としてディスプ
レイ10に表示される。
が電話網のような通信媒体を通じてカラオケ再生装置に
配信される構成を示しているが、カラオケデータが前記
ディジタル多チャネル衛星テレビジョン放送のあるチャ
ネルによって放送され、再生装置がこれを受信してカラ
オケデータを前記データ記憶部2に格納するようにして
もよい。このような構成にあっては、カラオケ再生装置
の運用記録などの端末情報データをホスト装置に返すた
めに、別途電話網、衛星通信回線等の通信媒体が利用さ
れる。
ジャンル番号とカラオケ映像チャネルを1対1に対応づ
けた制御を行うように説明した。この発明はこの例のよ
うな単純な制御に限定されるものではなく、以下のよう
にさまざまな応用例が考えられる。
的な休止期間には、あらかじめ決めたアルゴリズムに従
って適当なチャネルの受信映像をディスプレイ10に表
示する。この場合の映像には音声が付属しており、受信
した音声チャネルの信号はミキシングアンプ5を経由し
てスピーカー7から発音される。
ル番号を無視して、人間インターフェース3から入力さ
れた情報に従ってチャネルを選択し、その受信映像をデ
ィスプレイ10に表示する。
ャネルを対応づけし、カラオケ楽曲の再生中に該当の複
数チャネルの映像を適当に切り替えつつ、受信映像をデ
ィスプレイ10に表示する。
ている。背景制御部12には映像記憶部15が付属して
いる。背景制御部12は主制御部1からの指令に従って
動作し、ディジタル多チャネル衛星テレビジョン放送の
中から特定の条件に該当する音声付き映像を受信機12
で選択的に受信して映像記憶部15に格納する制御と、
特定の状況下において映像記憶部15に格納してある映
像情報を読み出して表示制御部9に経由でディスプレイ
10に表示する制御を行う。
る。ディジタル多チャネル衛星テレビジョン放送の特定
のチャネルで特定の時間帯に、いろいろなミュージシャ
ンの新譜を紹介する宣伝用映像(音声も付いている)
や、カラオケ・プロバイダーの案内広告用映像(音声付
き)などを放送する。この種の広告宣伝用映像は数十秒
から数分の長さで区切られた映像であり、それぞれに内
容を識別するための情報が付帯していて、主制御部1ま
たは背景制御部14がその識別情報を弁別できる。この
識別情報などに基づいて、ディジタル多チャネル衛星テ
レビジョン放送で前記の広告宣伝用映像が放送されたと
きに、図1のカラオケ再生装置における受信機12でそ
れを受信して映像記憶部15に格納しておく。そして、
カラオケ楽曲を再生していない一時的な休止期間など
に、映像記憶部15に格納してある広告宣伝用映像(音
声付き)を読み出してディスプレイ10に表示する(音
声はスピーカー7から出力する)。
広告宣伝用映像を映像記憶部15に格納でき、それら多
数の単位映像の中から前述の識別情報に基づいて任意の
ものを選択的に読み出して再生出力できるものとする。
そしてカラオケ楽曲の再生休止時に映像記憶部15に格
納してある映像を再生する際に、直前の期間に選曲され
て演奏されていたカラオケ楽曲の曲調ジャンル番号を調
べて、リクエストの主流となっていた曲調ジャンルに合
った種類の広告宣伝用映像を選ぶ。つまり、ポップス系
の楽曲が多くリクエストされていたのであれば、ポップ
スファン向けの広告宣伝用映像を選んで再生し、演歌系
の楽曲が多くリクエストされていたのであれば、演歌フ
ァン向けの広告宣伝用映像を選んで再生する。
設備とで構成するシステムについて説明する。この場
合、共同受信設備として、10チャネルのカラオケ映像
チャネルをそれぞれ受信する10台の受信機を設け、こ
れらで受信した映像信号を通常の有線テレビジョンと同
様な方式で多重化し、その多重化信号をケーブルで多数
のカラオケ再生装置に向けて送出する。各カラオケ再生
装置では、通常の有線テレビジョンと同様な受信機を備
え、10チャネル分の映像信号を受信可能とする。その
10チャネルからどれを選択して表示するのかは前述し
た背景制御部14による制御と同じでよい。このシステ
ムの方が個別にディジタル多チャネル衛星テレビジョン
放送の受信機を設ける場合より、全体としてのコストは
大幅に低減する。
しい楽曲のカラオケデータを通信媒体を利用して多数の
ユーザにすばやく送り届けるという通信カラオケの利点
に加えて、次々と創作される多種多様な映像を放送媒体
を利用して多数のユーザに実時間で送り届け、カラオケ
楽曲の再生時の背景映像として適切に組み合わせて表示
できる。従来のように何度も同じ映像が繰り返し現れ
て、常連客にすぐに飽きられてしまうことがない。ニュ
ース性に富んだ最新のスポーツシーンの映像や、新しく
配給される映画の予告編のような映像や、ミュージック
ビデオとかバックグランドビデオのような各種のビデオ
作品の制作時に没になったような映像など、大量に生み
出されるさまざまな映像をカラオケに有効に活用でき、
カラオケの娯楽性が高まる。
概略構成ブロック図である。
受信機 12a チャネルセレクタ 13 ディジタル多チャネル衛星テレビジョン放送の
アンテナ 14 背景制御部 15 映像記憶部
Claims (8)
- 【請求項1】 次の各要件(1)〜(6)を備えたこと
を特徴とする通信と放送の2つの媒体を利用したカラオ
ケ再生装置。 (1)カラオケ楽曲の伴奏音などを発生するための音響
出力手段と、適当な背景映像にカラオケ楽曲の歌詞の文
字列を付加した画像などを表示するための画像出力手段
とを有する。 (2)カラオケデータは、カラオケ楽曲の伴奏音と歌詞
の情報および両者の同期情報を含んだディジタルデータ
であり、各楽曲の識別子には適宜に設定された背景選択
子が付帯している。 (3)通信媒体を介して適時に伝送されてくる前記カラ
オケデータをデータ記憶手段に蓄積しておく。 (4)あるカラオケ楽曲の再生要求があったとき、前記
データ記憶手段から該当のカラオケデータを読み出し
て、伴奏音と歌詞とを同期して再生して前記音響出力手
段および前記画像出力手段にて出力する。 (5)あるカラオケ楽曲の再生要求があったとき、前記
データ記憶手段から読み出した該当カラオケデータの前
記背景選択子をピックアップして背景処理手段に与え
る。 (6)前記背景処理手段は、ディジタル多チャネル放送
を直接的または間接的に受信し、多チャネルのディジタ
ル放送の中から前記背景選択子に該当するチャネルの受
信画像を選択して前記画像出力手段にて出力する。 - 【請求項2】 次の各要件(1)〜(7)を備えたこと
を特徴とする通信と放送の2つの媒体を利用したカラオ
ケ再生装置。 (1)カラオケ楽曲の伴奏音などを発生するための音響
出力手段と、適当な背景映像にカラオケ楽曲の歌詞の文
字列を付加した画像などを表示するための画像出力手段
とを有する。 (2)カラオケデータは、カラオケ楽曲の伴奏音と歌詞
の情報および両者の同期情報を含んだディジタルデータ
であり、各楽曲の識別子には適宜に設定された背景選択
子が付帯している。 (3)ディジタル多チャネル放送を介して放送される前
記カラオケデータを受信してデータ記憶手段に蓄積して
おく。 (4)装置に蓄積されている運用記録などの端末情報デ
ータを、通信媒体を介してホスト装置に向けて送信す
る。 (5)あるカラオケ楽曲の再生要求があったとき、前記
データ記憶手段から該当のカラオケデータを読み出し
て、伴奏音と歌詞とを同期して再生して前記音響出力手
段および前記画像出力手段にて出力する。 (6)あるカラオケ楽曲の再生要求があったとき、前記
データ記憶手段から読み出した該当カラオケデータの前
記背景選択子をピックアップして背景処理手段に与え
る。 (7)前記背景処理手段は、前記ディジタル多チャネル
放送を直接的または間接的に受信し、多チャネルのディ
ジタル放送の中から前記背景選択子に該当するチャネル
の受信画像を選択して前記画像出力手段にて出力する。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2において、さら
に、前記ディジタル多チャネル放送の中から特定の条件
に該当する音声付き映像を選択的に受信して映像記憶部
に格納し、特定の状況下において前記映像記憶部に格納
してある音声付き映像情報を読み出して前記画像出力手
段にて出力することを特徴とする通信と放送の2つの媒
体を利用したカラオケ再生装置。 - 【請求項4】 請求項1〜請求項3において、前記通信
媒体は電話回線であることを特徴とする通信と放送の2
つの媒体を利用したカラオケ再生装置。 - 【請求項5】 請求項1〜請求項3において、前記通信
媒体は衛星通信回線であることを特徴とする通信と放送
の2つの媒体を利用したカラオケ再生装置。 - 【請求項6】 請求項1〜請求項5において、前記ディ
ジタル多チャネル放送は衛星テレビジョン放送であるこ
とを特徴とする通信と放送の2つの媒体を利用したカラ
オケ再生装置。 - 【請求項7】 請求項1〜請求項6のいずれかにおい
て、前記ディジタル多チャネル放送の受信機を備えたこ
とを特徴とする通信と放送の2つの媒体を利用したカラ
オケ再生装置。 - 【請求項8】 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の
多数台のカラオケ再生装置と、前記ディジタル多チャネ
ル放送のそれぞれ異なるチャネルを受信する複数台の受
信機を含んだ共同受信設備とからなり、この共同受信設
備で受信した各チャネルの画像を多数のカラオケ再生装
置に配信し、各カラオケ再生装置の前記背景処理手段に
て任意のチャネルの画像を選択することを特徴とする通
信と放送の2つの媒体を利用したカラオケ再生システ
ム。
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---|---|---|---|
JP23619797A JP3369083B2 (ja) | 1996-08-30 | 1997-09-01 | 通信と放送の2つの媒体を利用したカラオケ再生装置およびシステム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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JP8-230404 | 1996-08-30 | ||
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Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002279480A Division JP3729798B2 (ja) | 1996-08-30 | 2002-09-25 | カラオケ演奏の曲調ジャンルに基づいて選択した音声付き映像を曲間に再生するカラオケ再生装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10124079A true JPH10124079A (ja) | 1998-05-15 |
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Cited By (5)
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---|---|---|---|---|
KR20010025222A (ko) * | 2000-11-02 | 2001-04-06 | 양승의 | 네트워크를 이용한 실시간 다자간 노래방 시스템 |
KR20010093043A (ko) * | 2000-03-28 | 2001-10-27 | 안영상 | 통신용 원격 노래방 시스템 및 그 구현방법 |
JP2002523855A (ja) * | 1998-08-21 | 2002-07-30 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 情報処理装置 |
KR100563912B1 (ko) * | 2001-06-18 | 2006-03-29 | 안정환 | 휴대용 인터넷 동영상 반주기 |
US7542654B2 (en) | 2000-06-22 | 2009-06-02 | Yamaha Corporation | Video playback control apparatus, content playback control apparatus, and method of supplying commercial information |
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1997
- 1997-09-01 JP JP23619797A patent/JP3369083B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR20010093043A (ko) * | 2000-03-28 | 2001-10-27 | 안영상 | 통신용 원격 노래방 시스템 및 그 구현방법 |
US7542654B2 (en) | 2000-06-22 | 2009-06-02 | Yamaha Corporation | Video playback control apparatus, content playback control apparatus, and method of supplying commercial information |
KR20010025222A (ko) * | 2000-11-02 | 2001-04-06 | 양승의 | 네트워크를 이용한 실시간 다자간 노래방 시스템 |
KR100563912B1 (ko) * | 2001-06-18 | 2006-03-29 | 안정환 | 휴대용 인터넷 동영상 반주기 |
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