JP3714710B2 - 双方向テレビジョンシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リクエストに応じて映像を放映する双方向テレビジョンシステムにおいて、リクエストした視聴者名を表示するシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来例えば、CATV等のローカル・テレビ局において、双方向テレビジョンシステムと呼ばれる新しいテレビ放映の形態が普及しつつある。
しかし、一般にビデオ・オン・デマンドと呼ばれる視聴者があたかも自宅のビデオデッキで好みの映像を視聴しているかのように映像を宅配するシステムと比較すると、現在のシステムは、技術面でも実際の普及の面でも遠く及ばない状態である。すなわち、現在のシステムは、あくまで不特定多数に映像を発信する放送の枠を出ていないのである。
このような限定的な双方向テレビジョンにおいては、次々にやってくる視聴者からの要求を一時的に蓄積し、要求された順番に映像を放映していくしか手段はない。
当然ながらこのような形態であれば、視聴者の要求は一時的に蓄積され、放映の順番を待って要求映像が提供されるような「行列型」となっている。
【0003】
しかし、従来のシステムであっても、カラオケ番組と呼ばれるカラオケ楽曲の放映のみを取り扱う番組時間枠(もしくは設けられた専用のチャンネル)等であれば実際の運用を行うことが可能な程度に上記の問題は解決される。なぜならば、カラオケ楽曲用映像であれば一視聴者からの要求を消化するのに数分程度しか掛からず、また、その映像に係わる扱いを一元化可能だからである。
ただし、このような双方向テレビにおけるカラオケ番組であっても、上記問題点を完全に解消することはできない。
そこで、要求した映像がすぐには得られず、「待ち」を強いられるシステムであれば、せめて視聴者にとっては要求した映像が確かに自分のものであるという確証を得させる必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のカラオケ専門番組によっては、放映されている映像が自分がリクエストしたものであるか否か不明であった。他人が同じ曲をリクエストしている可能性があるからである。
一方、自分がリクエストした曲であることを視聴者に明確に認識させることは、リクエストされた曲を放映したときに課金するサービスを行うときに特に必要となる。
従来の双方向テレビジョンによるカラオケ番組の提供は、上記のような問題により、視聴者の参加を旨とする双方向テレビジョンの商品価値を十分提示できなかった。
【0005】
本発明の双方向テレビジョンシステムは、上記問題を解決し、視聴者がリクエストした曲が放映されるときに、リクエストした視聴者名を画面に表示して視聴者に認識させることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の双方向テレビジョンシステムは、視聴者側に設けられたリクエスト手段にリクエストコードを入力して視聴者から所定の映像の要求があった時に、該要求に応じて放送局が該所定の映像を放映して視聴者側に設けられた受信手段に画面表示し、視聴者に視聴させる双方向テレビジョンシステムにおいて、視聴者側に、視聴者が個別に与えられた加入者コードを入力する加入者コード入力手段が備えられ、放送局側に、少なくとも前記加入者コードに関連づけて登録された加入者の電話番号又は表示名を格納する加入者登録データ記憶手段と、前記リクエスト手段に通信手段を介して接続し、前記リクエスト手段から前記加入者コードを受信したとき、電話番号又は加入者コードをもとに前記加入者登録データ記憶手段から加入者の表示名を検索する表示名検索手段と、前記表示名検索手段が検索した表示名を前記所定の映像に表示し、前記受信手段に向けて放映する放映手段とが備えられていることを特徴とする。
また、本発明の双方向テレビジョンシステムは、上記システムにおいて、前記映像の放映は不特定多数の視聴者を対象にしてなされ、前記所定の映像の要求は個別の視聴者により行われる参加型システムであることを特徴とする。
また、本発明の双方向テレビジョンシステムは、上記システムにおいて、前記放送局側に、前記リクエスト手段に通信手段を介して接続し、前記リクエスト手段から受信した加入者コードを前記加入者登録データ記憶手段に照会して前記加入者コードが有効であるか否かを判断し、前記加入者コードが有効でないと判断した場合には、前記視聴者に前記加入者コードの再入力を促すメッセージを前記リクエスト手段に送信する一方、前記加入者コードが有効であると判断した場合には、前記視聴者にリクエストコードの入力を促すメッセージを前記リクエスト手段に送信する加入者コード照合手段が備えられていることを特徴とする。
ここで、視聴者名とは、氏名に限らず登録されているペンネーム等でも良い。また、視聴者名と共に、メッセージ、例えば、誕生日等のお祝いのメッセージ等を画面に表示させても良い。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図4は、双方向テレビジョンシステムの具体的構成を示した概略図である。始めに本発明のシステムの構成及び動作を説明する。
視聴者は自宅にある受信手段としてのTV受像器20を視聴しながら、リクエスト手段としての手持ちの電話機11により通信手段としての一般の公衆電話回線12を通して、カラオケ楽曲等の映像をリクエストできる。リクエストは、あらかじめ定められた「リクエストコード」によって行われる。これは、カラオケ視聴の提供に関して、一般のカラオケ装置における「曲番号」と同義のものである。数字コードによるリクエストであるため、実際には視聴者が電話機のダイヤル、もしくはプッシュホンを押下することによりリクエストコードをトーン発信する。このリクエストコードは、あらかじめ視聴者に配布物等によって通知されている。また、同様の手順によって視聴者は個別に与えられた「加入者コード」の入力を行う。
【0008】
視聴者からの通話は、制御手段としてのホストコンピュータ15に接続された応答手段としての音声応答装置13により自動的に受理される。音声応答装置13は、内蔵された合成音声手段によりあらかじめ登録されたメッセージを送話する。また、音声応答装置13は、視聴者にコードの入力と、そのガイダンスを促す。すなわち、音声応答装置13は、ホストコンピュータ15により制御され、通話の受話、メッセージの送話からパルスコードの受信までを行う周辺機器である。
受理されたリクエストコードと加入者コードは、ホストコンピュータ15により、コードが有効であるかどうか、記憶手段としての外部記憶装置14上のデータベースと照合される。有効と判断されたものは、ホストコンピュータ15内のメモリに蓄積される。ホストコンピュータ15はメモリに蓄積されたリクエストコード・加入者コードと、外部記憶装置14内のデータベースを元に表示すべき視聴者名と楽曲名を取得し、任意のメッセージとして表示すべき文字列を生成する。これが、視聴者がカラオケ映像と共に見ることになる視聴者名・楽曲インフォメーションである。
【0009】
生成されたメッセージは、外部記憶装置14内の文字フォントデータによって画像データとしてホストコンピュータ15内のメモリに展開され、これがテロップ合成装置18に転送される。
蓄積されたリクエストコードは、ホストコンピュータ15によって制御されるカラオケ再生装置17に伝送され、映像の再生がなされる。映像が終了したリクエストは外部記憶装置14のメモリの蓄積よりクリアされる。
この時点で得られる映像は通常のカラオケ装置と同様の内容であり、上記したように、テロップ合成装置18上に用意されたインフォメーション用の画像との合成がなされることにより、放映されるべき映像が出力される。
モニター16はこれらの状況をオペレータが確認するための、ホストコンピュータ15に接続されるモニター装置である。
出力された映像信号はカラオケ再生装置17の出力する音声信号と共にCATV等の放送手段19によりTV放映され、TV受像器20によりカラオケ番組として視聴されるものである。
【0010】
図5に図4の構成をブロック図化したものを、CPUを中心とした信号の流れとして模式図で示す。以下に、本システムの動作をさらに詳細に説明する。
音声応答装置13は、ホストコンピュータ15のCPU22と接続している。CPU22は音声応答装置13に対して、電話回線12の着信待ちに関する制御、着信後の音声応答装置13内の音声メッセージの送話に関する制御(複数のメツセージの内の選択)を行う。音声応答装置13はホストコンピュータ15に対して電話回線12を通じて、受信したダイヤルパルスを数値情報として伝送する。これにより、公衆電話回線による視聴者リクエストの自動受理を行う。音声応答装置13より伝送された数値はCPUメモリ23に格納される。
外部記憶装置14は、リクエストコード及び加入者の登録に関するデータベースを格納されたホストコンピュータ15の外部記憶である。外部記憶装置14とホストコンピュータ15との間で、データの読み書きが行われる。これにより、CPU22はリクエストコードの検索・照合と、ログ記録を行う。
【0011】
カラオケ再生装置17はCPU22と接続している。CPU22はリクエストコード(曲番号)を送信し、カラオケ再生装置17にカラオケ楽曲の再生を行わせ、またこの再生の開始・終了などの制御を行う。また、カラオケ再生装置17はCPU22に対して再生の状況(再生中・再生終了等)を伝送する。これにより、CPU22はリクエストコードによるカラオケ楽曲の再生を行う。
テロップ合成装置18は、CPU22から画像の出力と合成に関する制御と、画像データの転送を受ける。テロップ合成装置18には、カラオケ再生装置17から映像信号が入力されており、テロップ合成装置18は、CPU22から転送された画像と、この映像信号とを合成し、カラオケ装置の出力する映像テロップ表示を付加する。
表示装置16はCPU22のモニタとして、システムの稼動状況をオペレータがチェックするためのものである。
【0012】
図6はテロップ合成装置18とその周辺との信号の流れを示した模式図である。以下にテロップ表示の動作の詳細を説明する。
テロップ合成装置18は、画像表示用のメモリVRAM27と、このVRAM27に読み書きを行い、画像信号を出力するVDP25と、外部から入力された映像信号VDP25が出力する画像信号とをスーパーインポーズ方式により合成する映像合成機構26を備えている。CPU22は、VDP25に対して画像の出力と合成に関する制御を与える。また、CPU22は、VDP25を通してVRAM27に表示すべき画像を転送する。
同時に、カラオケ再生装置17は、映像信号をテロップ合成装置18に伝送する。両者の映像は映像合成装置26により合成され、カラオケ再生装置17の映像にテロップが加わる形で映像信号の出力が完成される。
図13はこの様子を実際の映像例を想定して説明したものである。すなわち、(a)はカラオケ再生装置17の出力をクレームする映像を示し、(b)はテロップ合成装置18のVRAM27に描画される画像を示し、(c)は両者の合成がなされた出力映像を示している。
【0013】
図1〜図3は、本双方向テレビジョンシステムの動作手順を示すフローチャートであり、図7から図12は、本プログラムが取り扱うデータ構造図である。以下にフロー処理の詳細を説明する。なお、図2及び図3のフローはそれぞれ同時に独立して動作するタスクであり、図1は図2から呼び出されるルーチンである。
図2に示すフローチャートは、リクエスト自動受理・登録フローは加入者からの電話回線12によるリクエストの自動受理と、そのリクエストのCPUメモリ23への登録の手段を示す。
始めに、音声応答装置13を電話回線12の着信が可能な状態に制御(S21)し、視聴者よりの着信があるまで待機(S22:NO)する。着信があれば(S22:YES)音声応答メッセージを送話し(S23)、加入者番号の入力(S24)を促す。そして、視聴者よりのダイヤルパルスの発信を待ち、入力された番号をCPUメモリ23上の受付バッファ(C−3)の加入者コード(C3c)の領域に格納する(S25)。これを5桁の加入者番号がすべて入力されるまで繰り返す(S26:NO)。
【0014】
5桁のコードが揃った時点で(S26:YES)その加入者番号が有効であるかどうか、外部記憶装置14上の加入者データベース(C−6)に照会する(S27)。この結果有効な番号でないと判断されれば(S28:NO)、入力のやり直しを求める音声メッセージを再生し(S41)、S23に戻り、再度加入者番号の入力を行う。
一方、入力された加入者番号が有効であると判断されれば(S28:YES)次の処理を進める。
音声応答メッセージを送話し(S29)、視聴者にリクエストコード入力(S30)を促す。その後、ダイヤルパルスの発信を待ち、入力された番号を図9に示すリクエスト受付バッファのリクエストコードの領域に格納していく(S31)。これを5桁のリクエストコードがすべて入力されるまで繰り返す(S32:NO)。
【0015】
5桁のコードが揃った時点で(S32:YES)、そのリクエストコードが有効であるかどうか、図7に示す外部記憶装置14上のリクエストデータベースに照会する(S33)。その結果有効な番号でないと判断されれば(S34:NO)、入力のやり直しを求める音声メッセージを再生し(S42)、S29に戻り、再生リクエストコードの入力を行う。
一方、入力されたリクエストコードが有効であると判断されれば(S34:YES)処理を進める。そして、この時点での日時をタイムスタンプとして、図9に示す受付バッファの受付時間の領域に書き込む(S35)。
ここまでの処理が終了すれば、受付バッファ上には受付日時と、有効なリクエストコード、有効な加入者コードの3要素が揃い、実際のリクエストの受付が可能になつている。図9に示す受付バッファの内容を、図8に示すCPUメモリ23上のリクエスト実行テーブル内の受付ポインタの示す領域に追加登録する(S36)。
【0016】
実際の登録は、図9のリクエストコードを、図8のリクエストコードにコピーし、図9の加入者コードを図8の加入者コードにコピーし、図8の再生フラグを「未」とすることにより行われる。
なお、図8の初期状態では再生フラグにはすべて「無」が、リクエストコードには不定値が入っているものとする。登録後、図8の受付ポインタをテーブルの次の領域に進める(S37)。
次に、視聴者からのリクエストをログ記憶として保持するために、外部記憶装置14上の図10に示すリクエストログ記録の領域(受付バッファと同様の要素を持つ)に、それぞれの要素をコピーする(S38)。
最後に、リクエストの受付が完了したことを視聴者にしらせる音声応答メッセージを送話し(S39)、回線を切断(S40)し、リクエスト自動受理・登録フローの動作は完了する。そして、再び着信待ち状態(S21)に戻り、以上の動作を繰り返す。
【0017】
図1は、リクエスト再生・消化フローであり、図8に示すCPUメモリ23上のリクエスト実行テーブルに登録されたリクエストコードの再生の手順を示す。まず、図8のリクエスト実行テーブル内の再生ポインタが示す領域より、再生フラグを取り出す。
フラグが「未」でなければ(S2:NO)、リクエスト実行テーブルの登録内容の再生がすべて済んでいるか、もしくは、登録内容が空であるため、そのままリクエスト自動受理・登録フローによるリクエストの追加登録を待ちに入る(S14)。
一方、フラグが「未」であれば、図8のリクエストコードを取り出し(S3)、同コードをカラオケ再生装置に渡し、再生の指示を出し(S4)、再生フラグを「中」に変える(S5)。
【0018】
ここで、CPUメモリ23上の図11に示すテロップ表示内容のそれぞれの領域、リクエスト者名、曲名に、図7のリクエストデータベース、図12の加入者データベースよりそれぞれのコードから検索した文字列を格納し(S6)、図3に示すテロップ表示ルーチンを呼び出す(S8)。
そして、カラオケ再生装置17の再生状態のチェックを行う(S9)。再生の終了がカラオケ再生装置より指示されるまでこれを操り返す(S10:NO)。再生が終了すると(S10:YES)、図8の再生フラグを「済」に変え、再生ポインタを次のテーブルに移動する(S11)。
そして、テロップ表示内容の消去をテロップ合成装置に指示し(S12)、リクエスト再生・消化フローの動作は完了する。そして、再びS1に戻り、次のリクエストの消化・再生を繰り返す。
【0019】
図3に示すテロップ表示ルーチンは、CPUメモリ上の図11に示すテロップ表示内容に基づいて合成表示されるテロップ表示内容を更新するルーチンの手順を示す。
始めに、図11のテロップ表示内容に格納されている二つの文字列情報、リクエスト者名及び曲名を読み出す(S52)。読み出した値を元に表示内容を文字列として生成する(S53)。生成した文字列情報を、外部記憶装置14上に格納されたフォントデータによって画像データとしてCPUメモリ23上に展開する(S54)。
次に、展開された画像データをCPUメモリ23からテロップ合成装置18のVRAM27へ転送する(S55)。これにより、図13の(c)に示したような合成映像の出力が得られる。
【0020】
以上詳細に説明したように、本実施の形態の双方向テレビジョンシステムによれば、視聴者から所定の映像の要求があった時に、該要求に応じて放送局が該所定の映像を放映する時に、所定の映像を要求した視聴者の名を画面に表示するので、視聴者が自分のリクエスト曲が放映されたことを認識することができる。
また、本実施の形態の双方向テレビジョンシステムは、表示する名をデータベースに記憶し、要求の時の電話番号により、表示する名を検索しているので、視聴者に面倒な入力を強いることがない。
本実施の形態では、視聴者名として、氏名に限らず登録されているペンネーム等を表示している。
ここで、視聴者名と共に、メッセージ、例えば、誕生日等のお祝いのメッセージ等を画面に表示させても良い。
【0021】
以上、具体例に従って、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこのような具体例に限定されるものでなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で様々な実施ができることはいうまでもない。
具体例では、CATVによるカラオケ番組の放送に使用する例を説明したが、本発明は映像を供給するサーバー側が少数であり、映像を要求するクライアント側が多数であり、両者が遠隔であるような状況であることが応用の主旨である。
本実施の形態では、視聴者からの映像要求に電話回線を用いているが、これは、リクエストコードという短い情報を伝達可能でありさえすれば、通信手段は問わない。
また、本実施の形態では、映像の伝達・放映をCATVおよび電波局であると想定したが、映像をリアルタイムに伝送することのできる容量があれば、いかなる伝達手段も使用可能であり、遠隔地であること、対象が不特定多数であれば良い。
また、映像ソースとして提供される内容はカラオケに限らず、ある程度の統一性のある映像ライブラリであれば運用は可能であり、サーバーおよび伝送チャンネル数が多くなれば、本発明のシステムを多量化し、より長時間の映像内容の提供を行うことも容易であり、映画などのビデオ・オン・デマンドの実現に近づくことが可能である。
【0022】
【発明の効果】
本発明の双方向テレビジョンシステムによれば、視聴者側に設けられたリクエスト手段にリクエストコードを入力して視聴者から所定の映像の要求があった時に、該要求に応じて放送局が該所定の映像を放映して視聴者側に設けられた受信手段に画面表示し、視聴者に視聴させる双方向テレビジョンシステムにおいて、視聴者側に、視聴者が個別に与えら れた加入者コードを入力する加入者コード入力手段が備えられ、放送局側に、少なくとも加入者コードに関連づけて登録された加入者の電話番号又は表示名を格納する加入者登録データ記憶手段と、リクエスト手段に通信手段を介して接続し、リクエスト手段から加入者コードを受信したとき、電話番号又は加入者コードをもとに加入者登録データ記憶手段から加入者の表示名を検索する表示名検索手段と、表示名検索手段が検索した表示名を所定の映像に表示し、受信手段に向けて放映する放映手段とが備えられているので、視聴者が自分のリクエスト曲が放映されたことを認識することができる。
従って、カラオケリクエスト等に対して、リクエストした視聴者に課金する場合でも視聴者に不満を抱かせることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態である双方向テレビジョンシステムの作用を示す第一フローチャートである。
【図2】 第二フローチャートである。
【図3】 第三フローチャートである。
【図4】 双方向テレビジョンシステムの装置の具体的構成を示す概念図である。
【図5】 双方向テレビジョンシステムの構成を示すブロック図である。
【図6】 テロップ合成装置18周辺の信号の流れを示す模式図である。
【図7】 リクエストデータベースを示すデータ構造図である。
【図8】 リクエスト実行テーブルを示すデータ構造図である。
【図9】 リクエスト受付バッファを示すデータ構造図である。
【図10】 リクエストログ記憶を示すデータ構造図である。
【図11】 テロップ表示内容を示すデータ構造図である。
【図12】 加入者データベースを示すデータ構造図である。
【図13】 カラオケ再生装置17での合成画面を示すTV画面図である。
【符号の説明】
13 音声応答装置
14 外部記憶装置
15 ホストコンピュータ
17 カラオケ再生装置
18 テロップ合成装置
22 CPU
23 CPUメモリ
25 VDP
26 映像合成装置
27 VRAM

Claims (3)

  1. 視聴者側に設けられたリクエスト手段にリクエストコードを入力して視聴者から所定の映像の要求があった時に、該要求に応じて放送局が該所定の映像を放映して視聴者側に設けられた受信手段に画面表示し、視聴者に視聴させる双方向テレビジョンシステムにおいて、
    視聴者側に、
    視聴者が個別に与えられた加入者コードを入力する加入者コード入力手段が備えられ、
    放送局側に、
    少なくとも前記加入者コードに関連づけて登録された加入者の電話番号又は表示名を格納する加入者登録データ記憶手段と、
    前記リクエスト手段に通信手段を介して接続し、前記リクエスト手段から前記加入者コードを受信したとき、電話番号又は加入者コードをもとに前記加入者登録データ記憶手段から加入者の表示名を検索する表示名検索手段と、
    前記表示名検索手段が検索した表示名を前記所定の映像に表示し、前記受信手段に向けて放映する放映手段とが備えられていることを特徴とする双方向テレビジョンシステム。
  2. 請求項1に記載するシステムにおいて、
    前記映像の放映は不特定多数の視聴者を対象にしてなされ、前記所定の映像の要求は個別の視聴者により行われる参加型システムであることを特徴とする双方向テレビジョンシステム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載する双方向テレビジョンシステムにおいて、
    前記放送局側に、
    前記リクエスト手段に通信手段を介して接続し、前記リクエスト手段から受信した加入者コードを前記加入者登録データ記憶手段に照会して前記加入者コードが有効であるか否かを判断し、前記加入者コードが有効でないと判断した場合には、前記視聴者に前記加入者コードの再入力を促すメッセージを前記リクエスト手段に送信する一方、前記加入者コードが有効であると判断した場合には、前記視聴者にリクエストコードの入力を促すメッセージを前記リクエスト手段に送信する加入者コード照合手段が備えられていることを特徴とする双方向テレビジョンシステム。
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