JP4831741B2 - 録画再生装置及びサービスサーバ - Google Patents

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本発明は、録画再生装置及びサービスサーバに関し、特に録画済のTVコンテンツに関わる録画再生装置及びサービスサーバに関する。
テレビジョン(以下、TVと記す)放送の電波を利用したデータ送信機能と、受像機のデータ送受信機能及び情報処理機能とを用い、視聴者がテレビ放送に対して何らかの働きかけができる双方向サービスが知られている。例えば、BSデジタル放送や地上波デジタル放送では、視聴者が番組を見ながら紹介されている商品を通信販売で購入したり、番組内の物や場所等の情報を表示させたり、クイズ番組に参加して回答したりというように、視聴者が番組に対して能動的に行動可能な用途がある。このような双方向サービスは、通常、提供するときにTV番組データに加工を施す必要があり、概ね放送と同時に提供され、一度設定されたサービスの内容は変更することが困難である。
例えば、特開2002−334092号公報に情報関連付け方法、情報閲覧装置、情報登録装置、情報検索装置、課金方法、およびプログラムが開示されている。この情報関連付け方法は、TV受像機等の画面上に表示された映像(例えば、ドラマ番組の主演女優が身に付けている衣装)に関連する情報(メーカ名や価格など)を入手可能にする。この情報関連付け方法は、情報登録装置と情報閲覧装置と情報検索装置とコンピュータネットワークを用いて、媒介情報と、該媒介情報と関連した情報(以下、関連情報)とを関連づける。情報登録装置では、媒介情報を識別するための第1の識別情報と関連情報の組を、コンピュータネットワーク経由で情報検索装置に送信する。該情報検索装置は、受信した前記第1の識別情報と前記関連情報の組をデータベースに登録する。前記情報閲覧装置では、前記媒介情報を識別するための第2の識別情報をコンピュータネットワーク経由で情報検索装置に送信する。該情報検索装置では、受信した該第2の識別情報とデータベースに登録された前記第1の識別情報とを照合して両者が一致した場合に、該第1の識別情報と組をなす前記関連情報をコンピュータネットワーク経由で情報閲覧装置に送信する。
また、特開2002−109259号公報に動画映像と通信ネットワークとを用いた商取引方法、商品発注システム、並びに、商品受注コンピュータが開示されている。この商取引方法は、テレビ放送などにおいて、各種番組に出演するタレントが着用している被服やアクセサリーなどの商品を、該商品のブランドや取り扱い店などを調べる手間を無くして、番組視聴中に即座に購入できるようにする。多数の静止画の連続表示によって構成されるテレビ放送映像やビデオ映像などの動画映像と、インターネットなどの通信ネットワークとを用いて商取引を行う方法である。商取引方法は、消費者が動画映像中に含まれる購入希望の商品を選択したときに表示されている静止画に付与されたユニークな識別データを含む商品選択情報を、通信ネットワークを介して、該ネットワークに接続された受注コンピュータで受信し、該受信した商品選択情報に基づいて前記消費者の購入希望の商品を判定して、該商品に関する商取引を行う。
関連する技術として、特開2002−335518号公報に表示装置を制御する制御装置、サーバ、およびプログラムが開示されている。この制御装置は、視聴者が放送者に強制されることなく、見たいときに、見たい対象に関連する広告を見ることができる技術を提供する。この制御装置は、映像を表示する表示部と、前記映像上の位置を指示操作する指示部とを有する、そのような表示装置を制御する。指示操作された映像中の対象物を認識する手段と、認識された対象物に関連付けられる所定の処理を実行する処理手段と、を備えている。
関連する技術として、特開2003−204539号公報に映像提供方法及び番組映像のコンテンツ詳細取得プログラムが開示されている。この映像提供方法は、インターネットを用いて、TV画面に映し出された映像の内で視聴者が指定した映像については、その詳細を多数のメーカから提供させることで、視聴者、放送局、メーカ双方にとってコストを低減できるシステムを得る。この映像提供方法は、番組映像提供局側から送信された映像を視聴者端末が受けてTV画面に表示し、かつこの視聴者端末がコンピュータネットワークを用いて前記TV画面の視聴者が興味を持ったものに関するホームページを画面に表示させて、番組内の映像コンテンツに関する詳細情報を提供する映像提供方法である。前記視聴者側端末においては、TV画面に映し出されている現画面内のコンテンツ映像が指定される毎に、その画面内の指定座標情報及び現在時刻、チャンネルを画面ポイント情報として順次、抽出して保存するステップと、前記視聴者が要求したとき、前記保存している多数の画面ポイント情報の詳細情報を提供できる全てのサイトのホームページを表示可能とするための多数のサイトのURLコードを、前記番組映像提供側から前記コンピュータネットワークを介して提供させて保存するステップと、前記番組映像提供局から提供された多数のサイトのURLを表示させて、該サイトのホームページの提供を前記コンピュータシステムを用いて促すステップとを有する。
関連する技術として、特開2001−344251号公報にコンテンツ検索装置、コンテンツ検索方法及びコンテンツ検索プログラムを記録した記録媒体が開示されている。このコンテンツ検索装置は、適当なキーワードの設定を誘導し、自分の好みに合ったキーワードに関連したコンテンツを取得し、キーワード登録の自動化を図り、Webブラウザのホームページのタイトルを利用して登録の自動化を図る。このコンテンツ検索装置は、キーワードを入力して検索されたコンテンツを出力する。時刻を計測する時刻計測部と、少なくとも放送日時と放送チャネルと番組の表題との対応関係からなる番組情報を記録し、放送信号を受信するチャネルと前記時刻から放送番組を特定し、前記放送番組の開始からの経過時間を計測する映像識別情報検出部と、前記放送信号に基づく映像を表示する映像表示部と、前記表示映像上の映像領域を指定する座標情報抽出部と、少なくとも前記映像領域が入力された経過時間とキーワードとの対応関係を記録する経過時間キーワード対応記録部と、前記映像領域が入力された経過時間に対応するキーワードを特定して送信するキーワード送信部と、前記キーワードに対応するコンテンツ検索情報又はコンテンツを表示するコンテンツ出力部とを有する。
特開2002−334092号公報 特開2002−109259号公報 特開2002−335518号公報 特開2003−204539号公報 特開2001−344251号公報
本発明の目的は、視聴者に録画されたTV番組においても双方向なサービスを受けることが可能な録画再生装置及びサービスサーバを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、視聴者に録画されたTV番組で受けられる双方向サービスの内容やサービス期間を、TV番組放送終了後に自在に変更可能な録画再生装置及びサービスサーバを提供することにある。
本発明の更に他の目的は、TV番組の放送データそのものに特別な処理をしなくても、当該TV番組において双方向サービスを提供可能な録画再生装置及びサービスサーバを提供することにある。
以下に、発明を実施するための最良の形態で使用される番号・符号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号・符号は、特許請求の範囲の記載と発明を実施するための最良の形態との対応関係を明らかにするために括弧付きで付加されたものである。ただし、それらの番号・符号を、特許請求の範囲に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
上記課題を解決するために、本発明の録画再生装置は、番組録画再生部(12−15)と、第1記憶部(22、23)と、サービス制御部(17−20)と、第2記憶部(24)とを具備する。番組録画再生部(12−15)は、放送された番組を録画・再生する。第1記憶部(22、23)は、録画された番組を、番組を識別する識別データと関連付けて格納する。サービス制御部(17−20)は、番組に対応して提供される双方向サービスに関するサービス制御データを提供するサービスサーバ(2)から、識別データに基づいて、録画された番組に関するサービス制御データを取得する。第2記憶部(24)は、取得されたサービス制御データを格納する。サービス制御部(17−20)は、録画された番組を再生するとき、取得されたサービス制御データに基づいて、録画された番組に同期させて双方向サービスを提供する。
上記の録画再生装置において、サービス制御データは、番組とは独立したデータである。
上記の録画再生装置において、サービス制御データは、有効期限を有し、更新可能である。サービス制御部(17−20)は、録画された番組を再生するとき、有効期限が切れている場合、サービスサーバ(2)から新たにサービス制御データを取得して、双方向サービスを提供する。
上記の録画再生装置において、サービス制御データは、番組を表示する画面内に複数の領域を設定する第1画面マスク(MS)と、第1画面マスク(MS)の座標で指定される第1位置データ(PP)とを含む。サービス制御部(17−20)は、複数の領域のうちの第1位置データ(PP)で指定される領域に対して、双方向サービスを提供する。
上記の録画再生装置において、第1画面マスク(MS)は、幾何学的形状に対応するように格子を配置された格子状マスクである。ここで、幾何学的形状に対応するように格子を配置するとは、幾何学的形状内における位置を、簡易な座標だけで表現可能に格子を設定することである。第1画面マスク(MS)は、相対的に目の粗い格子状に複数の領域を設定する第1格子状マスク(221)、相対的に目の細かい格子状に複数の領域を設定する第2格子状マスク(222)、相対的に目の粗い格子と目の細かい格子とが混合した第3格子状マスク、同心円状に複数の領域を設定する同心円マスク(226)、及び斜め格子状に複数の領域を設定する斜め格子状マスク(227)に例示される。
上記の録画再生装置において、サービス制御データは、第1画面マスク(MS)及び第1位置データ(PP)に加えて、第1位置データ(PP)で指定される領域に複数の領域を設定する第2画面マスク(MS)と、第2画面マスク(MS)の座標で指定される第2位置データ(PP)とを更に含む。サービス制御部(17−20)は、第1位置データ(PP)で指定される領域における複数の領域のうちの第2位置データ(PP)で指定される領域に対して、双方向サービスを提供する。
上記の録画再生装置において、サービス制御データは、番組における双方向サービスを提供する時間を示す時間データ(105−108)を含む。サービス制御部(17−20)は、時間データ(105−108)に対応する時間に双方向サービスを提供する。
上記課題を解決するために、本発明のサービスサーバは、放送される番組に対応して提供される双方向サービスに関するサービス制御データを、番組を識別する第1識別データと関連付けて格納する制御サーバ(41)と、第1識別データを格納するデータ検索サーバ(42)とを具備する。データ検索サーバ(42)は、双方向サービスの提供を受ける録画再生装置(1)による、録画した番組の第2識別データに基づく録画した番組が双方向サービスを受けられるか否かの問い合わせに応答して、第2識別データと第1識別データとを比較して録画再生装置(1)へ回答する。制御サーバ(41)は、第1識別データに第2識別データが含まれていた場合に録画再生装置(1)からの当該含まれていた第2識別データに対応する番組のサービス制御データの要求に応答して、当該サービス制御データを録画再生装置(1)へ出力する。
上記のサービスサーバにおいて、サービス制御データは、番組とは独立したデータである。
上記のサービスサーバにおいて、サービス制御データは、有効期限を有し、有効期限に対応して更新可能である。
上記課題を解決するために、本発明の録画再生装置の動作方法は、(a)放送された番組を録画するステップと;(b)録画された番組を、番組を識別する識別データと関連付けて格納するステップと;(c)番組に対応して提供される双方向サービスに関するサービス制御データを提供するサービスサーバ(2)から、識別データに基づいて、録画された番組に関するサービス制御データを取得するステップと;(d)取得されたサービス制御データを格納するステップと;(e)録画された番組を再生するとき、取得されたサービス制御データに基づいて、録画された番組に同期させて双方向サービスを提供するステップとを具備する。
上記課題を解決するために、本発明のサービスサーバの動作方法は、(a)放送される番組に対応して提供される双方向サービスに関するサービス制御データを、番組を識別する第1識別データと関連付けて格納するステップと;(b)第1識別データを格納するステップと;(c)、双方向サービスの提供を受ける録画再生装置(1)による、録画した番組の第2識別データに基づく録画した番組が双方向サービスを受けられるか否かの問い合わせに応答して、第2識別データと第1識別データとを比較して録画再生装置(1)へ回答するステップと;(d)第1識別データに第2識別データが含まれていた場合に録画再生装置(1)からの当該含まれていた第2識別データに対応する番組のサービス制御データの要求に応答して、当該サービス制御データを録画再生装置(1)へ出力するステップとを具備する。
上記課題を解決するために、本発明のプログラムは、(a)放送された番組を録画するステップと;(b)録画された番組を、番組を識別する識別データと関連付けて格納するステップと;(c)番組に対応して提供される双方向サービスに関するサービス制御データを提供するサービスサーバ(2)から、識別データに基づいて、録画された番組に関するサービス制御データを取得するステップと;(d)取得されたサービス制御データを格納するステップと;(e)録画された番組を再生するとき、取得されたサービス制御データに基づいて、録画された番組に同期させて双方向サービスを提供するステップとを具備する録画再生装置の動作方法をコンピュータに実行させる。
本発明により、視聴者に録画されたTV番組においても双方向なサービスを受けることができ、その双方向サービスの内容やサービス期間を、TV番組放送終了後に自在に変更可能であり、TV番組の放送データそのものに特別な処理をしなくても、当該TV番組において双方向サービスを提供可能となる。
以下、本発明の録画再生装置及びサービスサーバの実施の形態に関して、添付図面を参照して説明する。まず、本発明の録画再生装置及びサービスサーバをTVコンテンツ同期システムに適用した実施の形態の構成について説明する。図1は、本発明の録画再生装置及びサービスサーバをTVコンテンツ同期システムに適用した実施の形態の構成を示すブロック図である。TVコンテンツ同期システムは、録画再生装置1と、サービスサーバ2と、放送システム3とを具備する。
録画再生装置1は、ユーザ(視聴者)に属し、DVDレコーダやHDDレコーダに例示される。録画再生装置1は、放送システム3からTV番組を示すTV番組データを受信し、そのTV番組データを表示(再生)及び録画する。また、ネットワーク4を介してサービスサーバ2から録画したTV番組に関するTV同期サービス(双方向サービス)のためのサービス制御データを取得する。そして、取得したサービス制御データに基づいて、その録画したTV番組データの再生中にTV同期サービスを実行する。
サービスサーバ2は、TV同期サービスを行う業者や放送業者に属し、ワークステーションに例示される情報処理装置である。サービスサーバ2は、TV同期サービスに用いるデータやプログラムを格納、実行する。サービスサーバ2は、制御サーバ41と、EPG・検索サーバ42と、個人得点管理サーバ43とを備える。なお、制御サーバ41とEPG・検索サーバ42と個人得点管理サーバ43とは、一体であっても良い。その場合、装置コストが低く抑えられる。
制御サーバ41は、放送サーバ51から、TV番組ごとにサービス制御データを取得し、格納している。EPG・検索サーバ42は、放送サーバ51から、制御サーバ41にサービス制御データを格納されたTV番組に関するEPGデータを取得し、格納している。これらのサービス制御データと、そのサービス制御データに対応するEPGデータとは、互いに関連付けられている。EPG・検索サーバ42は、録画再生装置1(ユーザ)からの問い合せに応答して、録画再生装置1が録画したTV番組について、そのTV番組に関するサービス制御データが制御サーバ41に格納されているか否かを判断して、録画再生装置1へ回答する。制御サーバ41は、その判断を、録画再生装置1が録画したTV番組のEPGデータと、自身が格納するEPGデータとを比較することで行う。制御サーバ41は、録画再生装置1からの要求に基づいて、所望のTV番組のサービス制御データを当該録画再生装置1へ送信する。個人得点管理サーバ43は、TV同期サービスでユーザ(録画再生装置1)が獲得した得点を、ユーザを識別する情報と関連付けて管理している。
放送システム3は、放送局に属し、TV番組データを放送する。そのTV番組データは、TV同期サービスに関するデータを含んでいない、従来のTV番組データと同じものでよい。放送システム3は、放送サーバ51を備える。放送サーバ51は、TV同期サービスを行うTV番組に関するサービス制御データを生成する。そして、TV同期サービスを行うTV番組のEPGデータとそのサービス制御データとをサービスサーバ2へ送信する。放送システム3とサービスサーバ2とは一体であっても良い。その場合、装置コストが低く抑えられる。また、サービス制御データは、サービスサーバ2が生成しても良い。
本発明では、TV番組において、例えば、CM番組中の特定商品の詳細情報を得たり、ドラマ番組中のプレースメント広告の対象商品の詳細情報入手・通販購入を行ったり、旅番組での地図を紹介したり、画面中のいくつかの選択問題に投票を行う、等のTV同期サービス(双方向サービス)をTV番組コンテンツ(TV番組データ)の中に直接折り込んで提供しない。そして、サービスサーバ2を設けて、そこにTV同期サービスに関わるデータを格納しておく。視聴者がTV同期サービスの提供を望む場合、サービスサーバ2からサービス制御データをダウンロードし、録画再生装置1において録画したTV番組とサービス制御データとを同期させて再生することで、TV同期サービスの提供を受けることが出来る。このようにTV同期サービスを担うサービス制御データをサービスサーバ2に置くことで、番組放送終了後であっても、後付けで簡単にTV同期サービスを提供することができる。また、サービスサーバ2のサービス制御データを更新することで、TV同期サービスの内容を適宜変更することも可能となる。視聴者にとっても録画し、再生しながらゆっくりと操作することが可能となる。
次に、本発明の録画再生装置及びサービスサーバをTVコンテンツ同期システムに適用した録画再生装置の実施の形態について説明する。
図2は、本発明の録画再生装置の実施の形態の構成を示すブロック図である。録画再生装置1は、受信部11、TV画像表示部12、画像合成部13、録画・再生部14、EPG分離制御部15、リモコン入力制御部16、TV同期サービス制御部17、再生同期制御部18、マーカ設定・検出部19、TV同期サービス制御データ検出部20、インターネット接続部21、EPGデータ記憶部22、録画番組ファイル記憶部23、制御データ記憶部24、アンテナ25を備える。
アンテナ25は、一般住宅のTVアンテナや集合住宅の共同アンテナに例示される。放送システム3からのTV番組を示すTV番組データを電波で受信して、受信部11へ供給する。受信部11は、TV番組データを示す電波を検波して、TV番組データを取得する。TV画像表示部12は、TV番組データを表示装置28で表示可能な映像データに変換する。画像合成部13は、合成する合成用画像データがある場合、マーカ設定・検出部19から合成用画像データを取得し、映像データに合成し、表示装置28へ出力する。表示装置28は、TV受信機やパーソナルコンピュータ(以下、PCと記す)のディスプレイに例示される。
録画・再生部14は、TV番組データを録画、すなわちTV番組データを録画番組ファイル記憶部23へ録画番組ファイルとして記憶する。また、再生同期制御部18の指示に基づいて、マーカ設定・検出部19の動作と同期しながら、録画番組ファイル記憶部23の録画番組ファイルを再生する。録画番組ファイル記憶部23は、録画番組ファイルを格納する。EPG分離制御部15は、録画されるTV番組データからEPGデータを抽出し、EPGデータ記憶部22へ格納する。EPGデータ記憶部22は、録画番組ファイル記憶部23に格納された録画番組ファイルの各番組のEPGデータを格納する。このとき、EPGデータ記憶部22のEPGデータと録画番組ファイル記憶部23の録画番組ファイルとは互いに関連付けられている。
リモコン入力制御部16は、ユーザ(視聴者)がリモコンを操作した内容を示すリモコン操作データを、リモコンから受信して、TV同期サービス制御部17へ出力する。TV同期サービス制御部17は、リモコン操作データがTV同期サービスを行うTV番組の問合せを示している場合、録画番組ファイル記憶部23に格納されたTV番組が、TV同期サービスを行うTV番組に該当するかをサービスサーバ2へ問い合せるようにTV同期サービス制御データ検出部20へ指示する。また、リモコン操作データがTV同期サービスを行うTV番組の再生を示している場合、サービスサーバ2の制御サーバ41から当該TV番組に関するサービス制御データを取得するようにTV同期サービス制御データ検出部20へ指示する。そして、サービス制御データが制御データ記憶部24に格納された場合、再生同期制御部18に当該TV番組の再生を指示する。更に、当該所望のTV番組の再生と同期するようにマーカ設定・検出部19を動作させる。再生同期制御部18は、当該TV番組を、マーカ設定・検出部19の動作と同期しながら再生するように録画・再生部14に再生を指示する。マーカ設定・検出部19は、制御データ記憶部24に格納されたサービス制御データとリモコン操作データとに基づいて、合成用画像データを生成し、録画・再生部14の再生動作に同期させて、その合成用画像データを画像合成部13へ出力する。
TV同期サービス制御データ検出部20は、TV同期サービス制御部17による指示に基づいて、録画番組ファイル記憶部23に格納されたTV番組に対応するEPGデータをEPGデータ記憶部22から取得して、インターネット接続部21及びネットワーク4経由でサービスサーバ2にアクセスする。そして、EPG・検索サーバ42に格納されたEPGデータのうち、EPGデータ記憶部22に格納されたEPGデータに対応するものがあるか否か(TV同期サービスを提供するTV番組があるか否か)を問い合せる。EPG・検索サーバ42に対応するEPGデータが有る場合、そのEPGデータを制御データ記憶部24に格納すると共にTV同期サービス制御部17へ通知する。また、TV同期サービス制御部17による指示に基づいて、インターネット接続部21及びネットワーク4経由でサービスサーバ2にアクセスする。そして、EPG・検索サーバ42介して制御サーバ41からTV同期サービスを行うTV番組のサービス制御データを取得する。そして、そのサービス制御データを、制御データ記憶部24に格納すると共にTV同期サービス制御部17へ通知する。制御データ記憶部24は、録画番組ファイルのうち、TV同期サービスを行うTV番組のEPGデータとそのサービス制御データとを関連付けて格納する。インターネット接続部21は、ネットワーク4を介した録画再生装置1とサービスサーバ2との通信を媒介する。
受信部11、TV画像表示部12、画像合成部13、録画・再生部14、EPG分離制御部15、リモコン入力制御部16、TV同期サービス制御部17、再生同期制御部18、マーカ設定・検出部19、TV同期サービス制御データ検出部20、及びインターネット接続部21は、ハードウエア、ソフトウエア又はそれらの組合せによって実現可能である。ハードウェアの場合、電子素子の組み合わせによる回路により実現される。ソフトウェアの場合、HDDのような記憶装置に格納され、CPUのような演算処理装置によって実行される。また、EPGデータ記憶部22、録画番組ファイル記憶部23及び制御データ記憶部24は、HDDや半導体メモリに例示される記憶素子で実現することが出来る。
次に、サービス制御データについて説明する。図3は、サービス制御データの一例を示す図である。サービス制御データ100は、番組コード101、番組放送日時及びチャンネル102、対象映像開始時刻(TC1)105、映像再生時間(α)106、対象映像終了時刻(TC2)107、(TC1+α)108、サービス種類111、ヒントメッセージ112、有効期間113、ダミーポジション117−1〜117−n(nは自然数、以下同じ)、位置マスク指定118−1〜118−n、正解位置指定121、位置マスク指定122、得点123、位置表示フラグ125、戻りWebURL127を有する。
番組コード101は、TV番組を識別するIDである。TV番組は、ドラマ番組やニュース番組やCM番組やそれらの組み合わせに例示される。番組放送日時及びチャンネル102は、TV番組の放送日時及びチャンネル番号である。これらは、EPGデータにも含まれている。そして、サービス制御データとEPGデータとを関連付けるために用いることが出来る。
対象映像開始時刻(TC1)105は、TV番組の開始からTV同期サービスの開始までの時間である。映像再生時間(α)106は、TV同期サービスの放映時間である。対象映像終了時刻(TC2)107は、TV番組の開始からTV同期サービスの終了までの時間である。(TC1+α)108は、対象映像開始時刻(TC1)105と映像再生時間(α)との和、すなわち、対象映像終了時刻(TC2)107である。
サービス種類111は、TV同期サービスの種類である。サービス種類は、例えば、クイズ、及び情報提供に例示される。ヒントメッセージ112は、TV同期サービスの種類がクイズの場合、提供されるクイズのヒントに例示される。V同期サービスの種類が情報提供の場合、情報提供の内容である。有効期間113は、TV同期サービスの提供される期間である。有効期間を設定してTV同期サービスの種類・内容を次々に更新することで、既に放送したTV番組に対しても、様々な種類・内容のTV同期サービスを後付けで提供することが出来る。
ダミーポジション117−1〜117−nは、TV同期サービスの提供のとき、表示装置28の画面上に設定されるマーカの位置(座標:画面マスク(後述)の座標)である。そのマーカは、TV同期サービスの種類がクイズの場合、クイズの回答の選択肢に例示される。TV同期サービスの種類が情報提供の場合、情報提供の対象の選択肢に例示される。位置マスク指定118−1〜118−nは、それぞれダミーポジション117−1〜117−nに対応して設定され、各マーカの位置を指定する座標を決定する画面マスクである。画面マスクの詳細は後述する。
正解指定位置121は、TV同期サービスの提供のとき、TV同期サービスの種類がクイズの場合、表示装置28の画面上に表示されるマーカの位置(座標:画面マスクの座標)のうち、クイズの正解のマーカの位置である。位置マスク指定122は、正解位置指定121に対応して設定され、正解のマーカの位置を指定する座標を決定するマスクである。得点123は、TV同期サービスの提供のとき、TV同期サービスの種類がクイズの場合、ユーザ(視聴者)が正解のマーカを選んだとき、ユーザが得る得点、そのメッセージ及びシンボルである。位置表示フラグ125は、各マーカを表示装置28の画面上に表示するか否かを示すフラグである。
戻りWebURL127は、サービスサーバ2のURLである。戻りWebURL127は、TV同期サービスの種類がクイズの場合、サービスサーバ2のそのクイズ用のURLに例示される。TV同期サービスの種類が情報提供の場合、サービスサーバ2のその情報提供用のURLに例示される。
次に、本発明の録画再生装置及びサービスサーバを適用したTVコンテンツ同期システムのTV同期サービスの概要について、クイズ付きCM番組を提供する場合を例にして説明する。図4は、TV同期サービスの概要を説明する図である。この図は、TV番組の一例として、CM番組を示している。このCM番組は、クイズを含んでいる。すなわち、サービス制御データ100のサービス種類111がクイズを示している。図4(a)は、このCM番組のタイムチャートを示す。図4(b)〜(d)は、(a)のタイムチャートにおける各時刻において表示装置28の画面200に表示される映像を示す。
図4(a)を参照して、このCM番組は、その開始を示すHOC(Head of Contents)からサービス制御データ100の対象映像開始時刻(TC1)105までは、図4(b)に示す映像201が表示装置28の画面200に表示される。その後、対象映像開始時刻(TC1)105から対象映像終了時刻(TC2)107までの映像再生時間(α)106は、図4(c)に示す映像202が表示される。その後、対象映像終了時刻(TC2)107からCM番組終了までは、図4(d)に示す映像203が表示される。
図4(b)を参照して、この映像201は、通常の映像データ201aと合成用画像データとしてのヒントメッセージ201bとが合成されている。ヒントメッセージ201bは、このCM番組のクイズ(質問)及びそのヒントを示し、サービス制御データ100のヒントメッセージ112の内容が表示されている。このヒントメッセージはCM番組全体を通して表示される。しかし、早送りのときは合成用画像データが映像データ201aに合成されず、このヒントメッセージは表示されない。
図4(c)を参照して、この映像202は、後述の画面マスク(本図では図示されず)と通常の映像データ202aと合成用画像データとしてのヒントメッセージ202bとが合成されている。ただし、ヒントメッセージ201bとヒントメッセージ202bとは同一である。この図において、ユーザ(視聴者)が画面200上の正解の位置をマウスのようなポインティングデバイスでクリックすることで、クイズの正解となる。この図では、位置表示フラグ125をオフとして、ダミーポジション117−1〜117−nや正解指定位置121を示すマーカは表示されていない。
図4(d)を参照して、この映像203は、通常の映像データ203aと合成用画像データとしてのヒントメッセージ203bとが合成されている。ただし、ヒントメッセージ201bとヒントメッセージ203bとは同一である。
図4のCM番組では、クイズの正解部分が対象映像開始時刻(TC1)105から対象映像終了時刻(TC2)107までの映像再生時間(α)106に限定されているため、リアルタイム視聴の場合、視聴者が正解できる確率が低くなるほか、クイズの正解を見つけることに集中してしまい、CM番組の内容に気を留めない可能性がある。しかし、本発明では、録画の場合でもクイズに参加できる(TV同期サービスを受けられる)ので、ゆっくり視聴者のペースで正解を見るけることが出来、視聴者の顧客満足度を向上させることが出来る。加えて、その場合、視聴者によっては複数回CM番組を観ることになるので、CM番組のCMとしての効果を向上させることが可能となる。さらに、TV同期サービスの内容を更新することで、一度クイズに回答した場合でも、更にもう一度そのCM番組を観てみようという気になるので、CM番組のCMとしての効果をより向上させることが可能となる。なお、TV同期サービスの内容を更新については、他のTV番組や、当該CM番組、雑誌やラジオにて告知することも可能である。この場合、サービスサーバ2のサービス制御データを更新するだけで、CM番組そのものを更新する必要がないので、低コストでCM番組の効果を向上させることが出来る。
図5は、画面上の座標の及びクイズの正解の座標(位置)の設定方法の概要を説明する図である。図5(a)は、図4(c)と同じであり、画面200上に映像202が表示されている状態を示している。この映像202は、通常の映像データ202aと合成用画像データとしてのメッセージデータ202bとが合成されている。図5(b)は、更に、図5(c)に示す画面マスク221が合成されている。ただし、画面マスク221は、実際には画面200上に表示されない。そして、映像202内に、ポインティングデバイスでクリック(選択)可能なダミーポイント204−1〜204−n及び正解ポイント205が設定されている。それらは、ダミーポジション117、位置マスク指定118、位置マスク指定122及び画面マスク221の座標で設定されている。
この図の例では、以下のようになる。
(イ)ダミーポイント204−1:
サービス制御データ100のダミーポジション117−1:(h6、v1)
サービス制御データ100の位置マスク指定118−1:画面マスク221
(ロ)ダミーポイント204−2:
サービス制御データ100のダミーポジション117−2:(h2、v3)
サービス制御データ100の位置マスク指定118−2:画面マスク221
(ハ)正解ポイント205
サービス制御データ100の正解指定位置121:(h4、v2)
サービス制御データ100の位置マスク指定118−2:画面マスク221
なお、この図の例では、位置表示フラグ125をオフとして、ダミーポイント204−1〜204−2や正解ポイント205を示すマーカは表示されていない。
このように、本発明では、画像マスクを指定し、その画像マスクでの座標を用いて各ポイントの位置の指定を行う。ここで、画像マスクは、表示装置28の画面200の大きさに対応して、相似的に変動させることで、どのような画面サイズにも対応できる。
また、画面マスクは、画面マスク221に限定されるものではなく、状況に応じて、例えば、図5(d)のような画面マスク221より細かく座標の設定が可能な画面マスク222や、図5(e)のような場所により座標の細かさが異なる画面マスク(SMP3)223を用いることができる。画面マスク221は、分割が比較的粗いので簡単なクイズ向きであり、TV用の録画再生装置1に向いている。画面マスク222は、分割が比較的細かいので、時間をかけて解くクイズ向きであり、PC用の録画再生装置1に向いている。画面マスク223は、分割が粗い場所と細かい場所とがあり、画面マスク221と画面マスク222の中間的である。
図6は、画像マスクを用いる利点を説明する概略図である。図6(a)は、本発明の画像マスクを用いる場合を示し、図6(b)は、従来の画面の座標を用いる場合を示す。図6(a)を参照すると、本発明では、映像202のポイント231を指定するために、画像マス221及びその座標(h7、v3)を指定するだけでよい。画像マスクが標準化されていれば、その表現も簡略されるので、画像マスクと座標とを合わせたデータの量も少なくて済む。一方、図6(b)を参照すると、映像202のポイント231を指定するために絶対座標を用いると、P1(x1、y1)及びP2(x2、y2)の2点が少なくとも必要であり、場合によっては4点が必要になることもある。そのため、座標のデータ量が多くなってしまう。加えて、雑誌や新聞、口頭などの一般的なメディアによりこのCM番組に関する情報としてポイント231を伝達するには、画像マスクと座標とを合わせた表現方法のほうが、絶対座標を用いた表現方法に比較して、分かりやすくコミュニケーションを容易にとることができ好適である。
更に、本方式を用いれば、物理的な画面構成、形状にとらわれずに汎用的な指示(例示:画像マスクを指定する識別情報と座標)のみで画像上の位置を指定することができる。それにより、画像上の位置を利用して提供される各種サービスを実現するための標準的なインターフェースとして有効である。
図7は、クイズに正解したときの映像を示す概略図である。図7(a)は、映像202の正解ポイント205(図5)を視聴者がポインティングデバイスのポインタ240でクリックした場合を示している。ここでは、視聴者は、メッセージデータ202bに記載されたヒントメッセージ112のヒント“ボトル”を参考にして、テーブル242上に置かれた化粧水のボトル241をクリックしている。図7(b)は、正解ポイントをクリックした結果として起こる映像202上の変化を示している。サービス制御データ100の得点123のデータ(得点、メッセージ及びシンボル)に基づいて、メッセージデータ243とシンボル245が生成されて、表示される。すなわち、映像202では、正解を視覚的に示すシンボル245、及び正解により獲得した得点123と合計ポイント(ネットワーク4を介してサービスサーバ2から取得:後述)とを示すメッセージ243とが表示されている。
図8は、他の画像マスク及びそれを用いる利点を説明する概略図である。図8(a)は、本発明の画像マスクを用いる場合を示し、図8(b)は、従来の画面の座標を用いる場合を示す。図8(a)を参照して、本発明では、画面200のポイント272を指定するために、画像マスク226及びその座標(P2,R4)を指定するだけでよい。画像マスクが標準化されていれば、その表現も簡略されるので、画像マスクと座標とを合わせたデータの量も少なくて済む。一方、図8(b)を参照して、画面200のポイント272とほぼ同じポイント272aを指定するために絶対座標を用いると、P3(x3、y3)、P4(x4、y4)、…、P12(x12、y12)の10点が少なくとも必要であり、座標のデータ量が多くなってしまう。加えて、雑誌や新聞、口頭などの一般的なメディアによりこのCM番組に関する情報としてポイント272を伝達するには、画像マスクと座標とを合わせた表現方法のほうが、絶対座標を用いた表現方法に比較して、分かりやすくコミュニケーションを容易にとることができ好適である。このような形状の画像マスクは、ダーツのようなゲームや、台風、植物の茎、星雲、地球等自然界に存在する円形や同心円形のものに適用することが好適である。
図9は、他の画像マスクを用いる利点を説明する概略図である。この図は、本発明の斜め格子状の画像マスク227を用いる場合を示している。この場合も従来の画面の座標を用いる場合に比較して、図8の場合と同様の効果を得ることができる。このような形状の画像マスクは、自然界及び人工構造物において、斜頚する物体・位置するものに適用することが好適である。
上記各画面マスクは、例示であり、本発明はこれらの例示限定されるものではない。すなわち、種々の幾何学的形状に対応するように格子を配置することで、種々の画面マスクを設定することが出来る。ここで、幾何学的形状に対応するように格子を配置するとは、幾何学的形状内における位置を、簡易な座標だけで表現可能に格子を設定することであり、例えば、円形状について、同心円と中心から伸びる放射状の線で格子を配置することのように、上述された各種の画像マスク221、222、223、226、227に例示される。
図10は、画面上のクイズの正解の座標(位置)の表示方法の概要を説明する図である。図5(c)の場合には、ダミーポイント204−1、204−2及び正解ポイント205を示すマーカを画面200上に明示していない。しかし、本図に示すように、ダミーポイント234−1、234−2及び正解ポイント235を示すマーカ(二重丸で表示)のように明示してもよい。この場合、例えばリモコンの「→」ボタンを押す毎に、ダミーポイント234−1(二重丸マーカ)→正解ポイント235(二重丸マーカ)→ダミーポイント234−2(二重丸マーカ)のようにポインティングデバイスのポインタが移動し、決定ボタンで選択するようにしてもよい。
各ポイントを示すマーカの表示を用いる場合としては、例えば、クイズを易しくたいとき、視聴者が位置を決め難いとき、などに用いる。各ポイントを示すマーカの表示を用いない場合としては、例えば、視聴者がヒントメッセージに従って試行錯誤的に画面上をポインティングデバイスでクリックして、正解ポイントを探すようにな形態や、比較的難しい問題、口コミでヒントを与えたい場合、などに用いる。
図11は、映像サイズの変更方法を説明する図である。表示装置28がPC用のモニタや大型デジタルTVの場合、図中右側に表示した画面200のようにフルスクリーンで表示する場合の他に、図中左側に表示したフルスクリーンの画面200a内の画面200bのように部分的に表示する場合がある。画面200a内に画面200bのように部分的に表示する場合、座標変換(アドレス変換)を行う。座標変換の方法は、画面200a内でのTV表示ウインドウ(画面200b)の位置と大きさを取得することで、相似変換により容易に行うことができる。
また、縦横比16:9のハイビジョン画像と縦横比4:3の通常画像との間の画像変換は、通常のTV受信機において実施されているが、その際の画像の伸張・圧縮においても、画像マスクを同様に伸張・圧縮することで、本方式を有効に用いることが出来、同様の効果を得ることが出来る。
次に、本発明の録画再生装置及びサービスサーバを適用したTV同期サービスの概要について、ドラマ番組内の情報提供サービスを例にして説明する。図12は、TV同期サービスの概要を説明する図である。この図は、TV番組の一例として、ドラマ番組を示している。このドラマ番組は、情報提供サービスを含んでいる。すなわち、サービス制御データ100のサービス種類111が情報提供サービスを示している。図12(a)は、このドラマ番組のタイムチャートを示す。図12(b)〜(d)は、(a)のタイムチャートにおける各時刻において表示装置28の画面200に表示される映像を示す。
図12(a)を参照して、このドラマ番組は、その開始を示すHOC(Head of Contents)からサービス制御データ100の対象映像開始時刻(TC1)105までは、図12(b)に示す映像207が表示装置28の画面200に表示される。その後、対象映像開始時刻(TC1)105から対象映像終了時刻(TC2)107までの映像再生時間(α)106は、図12(c)に示す映像208が表示される。その後、対象映像終了時刻(TC2)107からドラマ番組終了までは、図12(d)に示す映像209が表示される。
図12(b)を参照して、この映像207の表示している時間(対象映像開始時刻(TC1)105)では情報提供サービスを行っていない。そのため、ヒントメッセージは表示されず、表示されているのは通常の映像データ207aのみである。
図12(c)を参照して、この映像208は、画面マスクと通常の映像データ208aと合成用画像データとしてのヒントメッセージ208b、ポインタ240、及びクリックポイント251とが含まれている。この場合、サービス制御データにおいて、ダミーポジション117−1〜117−n及び対応する位置マスク指定118−1〜118−nが、クリックポイント251に対応する。この図の場合、ダミーポジション117−1は、表示装置28の画面上に表示されるクリックポイント251の位置(座標)となる。位置マスク指定118−1は、ダミーポジション117−1に対応し、クリックポイント251の位置を指定する座標を決定する画面マスクとなる。ヒントメッセージ112は、映像208に表示されているメッセージである。戻りWebURL127は、サービスサーバ2のその情報提供用のURLである。情報を提供するクリックポイントが複数ある場合、ダミーポジション117−1〜117−n及び対応する位置マスク指定118−1〜118−nが設定され、戻りWebURL127もそのクリックポイントごとに設定される。この図において、視聴者が画面200上のクリックポイント251をポインタ240でクリックすることで録画再生装置1がサービスサーバ2の対応するURLにアクセスして、情報提供を行なうことができる。
図12(d)を参照して、この映像209の表示している時間では情報提供サービスを行っていない。情報提供後又は視聴者が情報提供を行わなかった場合、映像208の続きである映像209が表示される。そのため、表示されているのは通常の映像データ209aのみである。
なお、ドラマ番組中の他の場面において、TV同期サービスとして別の情報提供を行っている場合、その場面ごとに、サービス制御データを用意する。また、ドラマ番組の途中にTV同期サービスを行うCM番組を挿入する場合、そのCM番組に対応したサービス制御データを用意する。
図13は、クリックポイントがクリックされた場合を示す概略図である。図13(a)は、図12(c)において、視聴者が画面200上のクリックポイント251をポインタ240でクリッした状況を示す。図13(b)は、画面200上に表示されるメッセージ画面250を示す。録画再生装置1は、視聴者がクリックポイント251をポインタ240でクリックしたことに応答して、サービスサーバ2の所定のURLにアクセスして、そのURLにおける対応するデータを取得し、メッセージ画面250として表示する。ここでは、映像208中のレンガの家253に関し、提供可能な情報の種類が表示される。
図14は、メッセージ画面がクリックされた場合を示す概略図である。図14(a)は情報提供のうち、「1)レンガの家の所在地地図」がクリックされた場合に表示される画面261を示す。図14(b)は情報提供のうち、「2)レンガの家の歴史」がクリックされた場合に表示される画面262を示す。図14(c)は情報提供のうち、「3)レンガの家の訪問ツアー」がクリックされた場合に表示される画面263を示す。図14(a)〜図14(c)に表示される画面のデータは、戻りWebURL127に示されたURLにアクセスすることで取得する。図13及び図14における情報提供の機能は、TV同期サービス制御部17のWebブラウザ機能により実現可能である。この場合、元の映像208は一時的に停止する。
次に、本発明の録画再生装置及びサービスサーバを適用したTVコンテンツ同期システムの実施の形態の動作(録画再生装置の動作方法、サービスサーバの動作方法、及びTVコンテンツ同期方法の実施の形態)について説明する。図15A及び図15Bは、本発明の録画再生装置及びサービスサーバを適用したTVコンテンツ同期システムの実施の形態の動作を示すフロー図である。
まず、放送システム3のTV番組を録画再生装置1で録画する動作について説明する。
放送システム3は、TV番組を放送する(ステップS01)。そして、放送システム3は、TV番組データを外部へ送信する(ステップS02)。ただし、TV番組データは、ここでは、TV同期サービスに関するデータを特に含む必要はなく、従来のTV番組データと同じものであっても良い。録画再生装置1は、そのTV番組データをアンテナ25で受信する。また、放送システム3の放送サーバ51は、放送するTV番組のうち、TV同期サービスを行うTV番組に関するサービス制御データを生成する。そして、TV同期サービスを行うTV番組のEPGデータとそのサービス制御データとをサービスサーバ2へ送信する(ステップS03)。サービスサーバ2は、EPGデータをEPG・検索サーバ42に、サービス制御データを制御サーバ41に、それぞれ格納する。このとき、EPGデータとサービス制御データとは互いに関連付けられている。
なお、サービス制御データの生成及び送信は、放送の前に行ってもよいし、放送の後に行ってもよい。また、放送の後に、適宜新たなサービス制御データに更新してもよい。本発明では、TV同期サービスを行うとき、TV番組データに特別にデータを埋め込んだり、TV番組データを修飾する必要がない。すなわち、既に放送を終わった番組に対して後付けでTV同期サービスを提供することができる。したがって、TV番組データの製作が容易であるとともに、視聴者の反応を見ながらTV同期サービスの内容を修正することもできる。
アンテナ25は、放送システム3からのTV番組を示すTV番組データを電波で受信して、受信部11へ供給する。受信部11は、TV番組データを示す電波を検波して、TV番組データを取得する。ユーザの入力(例示:リモコン操作によるリモコン入力制御部16への入力)に基づいて、録画・再生部14は、TV番組データを録画する(ステップS05)。それにより、録画・再生部14は、TV番組データを録画番組ファイル記憶部23へ録画番組ファイルとして記憶する。EPG分離制御部15は、録画されるTV番組データからEPGデータを抽出し、EPGデータ記憶部22へ格納する(ステップS06)。このとき、EPG分離制御部15は、EPGデータ記憶部22のEPGデータと録画番組ファイル記憶部23の録画番組ファイルとを互いに関連付ける。
次に、録画再生装置1でTV同期サービスを提供しているTV番組を検索する動作について説明する。
ユーザの入力(例示:リモコン操作によるリモコン入力制御部16への入力)に基づいて、録画・再生部14は、EPGデータ記憶部22のEPGデータを取得して、録画番組ファイル記憶部23に格納された録画番組ファイルのEPGデータのリストを表示装置28に表示させる(ステップS11)。図16は、録画番組ファイルのリストを表示する画面の概略図である。画面280には、録画番組ファイルのリスト281、操作ボタン282及びTV同期サービス制御ボタン283が表示されている。リスト281は、録画番組ファイル記憶部23に格納された録画番組ファイルを特定するEPGデータを表形式で示している。操作ボタン282は、リモコンのポインティングデバイスのポインタで選択や再生を行うためのボタンを示している。TV同期サービス制御ボタン283は、リスト281で表示された録画番組ファイルのうち、TV同期サービスを行っているものを検索させるためのボタンである。
ユーザのリモコン操作によりTV同期サービス制御ボタン283が押下されると、入リモコン入力制御部16は、ユーザのリモコン操作の内容を示すリモコン操作データ(TV同期サービス検索信号)を、そのリモコンから受信して、TV同期サービス制御部17へ出力する(ステップS12)。TV同期サービス制御部17は、TV同期サービス検索信号の場合、録画番組ファイル記憶部23に格納されたTV番組のうちTV同期サービスを受けられるTV番組を問い合せるようにTV同期サービス制御データ検出部20へ指示する。具体的には、録画番組ファイル記憶部23に格納されたTV番組に関連付けられたEPGデータをEPGデータ記憶部22から読出し、当該EPGデータと同じEPGデータがサービスサーバ2のEPG・検索サーバ42にあるか否かを検索させる。TV同期サービス制御データ検出部20は、TV同期サービス制御部17の指示に基づいて、インターネット接続部21及びネットワーク4経由でサービスサーバ2にアクセスする。そして、EPG・検索サーバ42へ、EPGデータ記憶部22のEPGデータが、サービス制御データの登録のあるTV番組(EPGデータ)に含まれているか否かの問合せを行う(ステップS13)。EPG・検索サーバ42は、録画再生装置1(ユーザ)からの問合せに基づいて、サービス制御データの登録のあるTV番組の中に、録画番組ファイル記憶部23に格納されたTV番組が有るか否かを検索する。具体的には、EPG・検索サーバ42のEPGデータに、EPGデータ記憶部22のEPGデータがあるか否かを検索する(ステップS14)。EPG・検索サーバ42は、検索結果を録画再生装置1へ送信する(ステップS15)。
ネットワーク4及びインターネット接続部21経由で検索結果を受信したTV同期サービス制御データ検出部20は、検索結果に基づいて、EPGデータ記憶部22のEPGデータについて、TV同期サービスが有るか否かを判断する(ステップS16)。TV同期サービスが有る場合、該当するEPGデータに対応するサービス制御データをEPG・検索サーバ42へ要求する(ステップS17)。EPG・検索サーバ42は、該当するEPGデータを録画再生装置1の識別データと共に制御サーバ41へ通知する。制御サーバ41は、該当するEPGデータに対応するサービス制御データを抽出し(ステップS18)、ネットワーク4を介して、録画再生装置1へ送信する(ステップS19)。
TV同期サービス制御データ検出部20は、サービス制御データを受信し、制御データ記憶部24へ格納する(ステップS20)。また、サービス制御データに対応するEPGデータをTV同期サービス制御部17へ出力する。TV同期サービス制御部17は、再生同期制御部18を介して録画・再生部14へサービス制御データに対応するEPGデータを出力する。そのEPGデータに基づいて、録画・再生部14は、録画番組ファイルのEPGデータのリストを更新し、表示装置28に表示させる(ステップS21)。図17は、更新後の録画番組ファイルのリストを表示する画面の概略図である。画面280の録画番組ファイルのリスト281には、例えば、新たにTV同期サービスを受けることができるマーク286が#2のTV番組(EPGデータ)に付加されている。また、#2のTV番組を再生するとき、TV同期サービスを受けられるようにするTV同期サービスボタン285も付加されている。操作ボタン282及びTV同期サービス制御ボタン283は図16と同様である。
ただし、サービス制御データ受信後、しばらくして更新後の録画番組ファイルのリストを表示させる場合、TV同期サービス制御部17は、サービス制御データの有効期間113をチェックし、有効期間を過ぎている場合には、TV同期サービスを受けることができるマーク286を表示しない。この場合でも、再び、ステップS11〜S21の動作を実行することで、更新されたTV同期サービスがあれば、その更新されたTV同期サービスを受けることができるマーク286が新たに表示される。このように、本発明では、有効期間が過ぎた後、内容を変更した新たなTV同期サービスを提供することが出来る。
次に、録画再生装置1でTV同期サービスを受ける動作について説明する。
ユーザのリモコン操作により、#2のTV番組が選択され、TV同期サービスボタン285及び操作ボタンの再生が押下されると、入リモコン入力制御部16は、ユーザのリモコン操作の内容を示すリモコン操作データ(TV同期サービス利用信号+再生信号)を、そのリモコンから受信して、TV同期サービス制御部17へ出力する(ステップS31)。TV同期サービス制御部17は、選択されたTV番組のEPGデータと、制御データ記憶部24のサービス制御データの番組コード101及び番組放送日時及びチャンネル102とに基づいて、選択されたTV番組のサービス制御データを制御データ記憶部24から取得する。そして、再生同期制御部18に、そのTV番組の再生を指示する。更に、そのTV番組の再生と同期して動作するようにマーカ設定・検出部19に指示する。再生同期制御部18は、そのTV番組について、マーカ設定・検出部19の動作と同期しながら再生するように録画・再生部14に再生を指示する。録画・再生部14は、再生同期制御部18の指示に基づいて、そのTV番組の録画番組ファイルを録画番組ファイル記憶部23から取り出し、マーカ設定・検出部19の動作と同期しながらその録画番組ファイルを再生する(ステップS32)。
マーカ設定・検出部19は、録画・再生部14と同期しているので、録画・再生部14が録画番組ファイルの再生を開始した時刻(HOC)を把握している。マーカ設定・検出部19は、TV同期サービス制御部17からのサービス制御データ(例示:クイズの場合、サービス種類111、ヒントメッセージ112、ダミーポジション117−1〜117−n、位置マスク指定118−1〜118−n、正解位置指定121、位置マスク指定122、得点123、位置表示フラグ125)に基づいて、合成用画像データを生成する。そして、サービス制御データに基づいて、対象映像開始時刻(TC1)105になったとき(ステップS33)、録画・再生部14の再生動作に同期させて、生成した合成用画像データを画像合成部13へ出力する。画像合成部13は、映像データと合成用画像データとを合成して、表示装置28へ出力する(ステップS34)。表示装置28は、その合成された映像を表示する。
この合成された映像が表示装置28に表示されたとき、ユーザのリモコン操作により、リモコン入力制御部16に入力があると(ステップS35)、TV同期サービス制御部17は、当該入力に関する処理を行う(ステップS36)。例えば、クイズの場合、TV同期サービス制御部17は、リモコンのポインティングデバイスのポインタが、正解位置指定121及び位置マスク指定122で特定されるポイントをクリックした場合、クイズで当たりとなったと認識する。その場合、TV同期サービス制御部17は、表示するユーザ(録画再生装置1)を示すIDや獲得した得点(得点123)、クイズの処理を行うURL(戻りWebURL127)を抽出する。また、情報提供の場合、情報提供をするURL(戻りWebURL127)を抽出する。そして、抽出された情報を含む依頼データをサービスサーバ2へ送信する。サービスサーバ2は、依頼データに基づいて、依頼内容に係る処理を実行する(ステップS38)。例えば、クイズの場合、ユーザIDに基づいて、個人得点管理サーバ43に獲得した得点を記録し、そのユーザIDの獲得した総得点を算出する。情報提供の場合、外部サーバ又は自身のデータベースにアクセスして、要求されている情報及び関連情報を取得する。その後、依頼内容に係る処理を実行した結果を示す結果データを録画再生装置1へ返信する(ステップS39)。例えば、クイズの場合、個人得点管理サーバ43がそのユーザIDの獲得した総得点を録画再生装置1へ送信する。情報提供の場合、要求された情報(データ、URLなど)を録画再生装置1へ送信する。TV同期サービス制御部17は、結果を表示装置28に表示させる(ステップS40)。このとき、録画・再生部14に録画番組ファイルの再生を完全に停止させていても良いし、一時停止して静止画面で表示させていてもよい。例えば、クイズの場合、マーカ設定・検出部19は、受信した総得点及び得点123に基づいて、ユーザが得る得点やそのメッセージ及びシンボルを合成用画像データを合成し、画像合成部13へ出力する。画像合成部13は映像データ(静止画面)にその合成用画像データを合成して、表示装置28に表示させる。情報提供の場合、録画・再生部14により、録画番組ファイルの再生を完全に停止し、情報提供の画面(情報提供用のURLのHP(ホームページ)等)を表示させる。いずれの場合も復帰はユーザのリモコン操作(例示:再生ボタン操作)による。復帰に際しても、マーカ設定・検出部19と録画・再生部14とは同期している。
TV番組が終了するまで、ステップS33〜S40まで繰り返す(ステップS41)。
上記動作により、本発明の録画再生装置及びサービスサーバを適用したTVコンテンツ同期方法を実施することが出来る。本発明により、視聴者に録画されたTV番組においても双方向なTV同期サービスを受けることができる。そして、そのTV同期サービスの内容やサービス期間を、TV番組放送終了後に自在に変更することが出来る。加えて、TV番組の放送データそのものに特別な処理をしなくても、当該TV番組においてTV同期サービスを提供可能となる。
なお、上記説明における画面マスクを用いた座標設定は、画面マスクを一段階としているが、画面マスクを複数段階としてもよい。図18は、画面上の座標の設定方法の概要を説明する図である。この図では、画面マスクが二段階の場合を示している。まず、一段階目として、左側の画面200において画面マスク221を用いてポイント270を座標(h6、v3)で特定する。次に、二段階目として、右側のポイント270において画面マスク225を用いてポイント271を座標(h5、v3)で特定する。この場合、ポイント271の特定は、画面マスク221:座標(h6、v3)×画面マスク225:座標(h5、v3)である。この場合、少ない情報で、より詳細にポイント271を指定することができる。また、画面マスク221と225とを同一のものを用いれば、更に少ない情報で、より詳細にポイント271を指定することができる。
この場合のサービス制御データについて説明する。図19は、サービス制御データの内容を示す図である。サービス制御データ100aは、基本的にサービス制御データ100と同じである。しかし、画面マスクの段階を示すマスク表示レベル(段階)(DYm)110、及び各段階においてダミーポジションと位置マスク指定がある点で、サービス制御データ100と異なる。この図では、二段階の場合(マスク表示レベル(DYm)110=2)について示している。すなわち、一段階目のダミーポジション117−1〜117−nと位置マスク指定118−1〜118−n、二段階目のダミーポジション119−1〜119−nと位置マスク指定120−1〜120−nがある。
図1は、本発明の本発明の録画再生装置及びサービスサーバを適用したTVコンテンツ同期システムの実施の形態の構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の録画再生装置の実施の形態の構成を示すブロック図である。 図3は、サービス制御データの内容を示す図である。 図4は、TV同期サービスの概要を説明する図である。 図5は、画面上の座標の及びクイズの正解の座標の設定方法の概要を説明する図である。 図6は、画像マスクを用いる利点を説明する概略図である。 図7は、クイズに正解したときの映像を示す概略図である。 図8は、他の画像マスク及びそれを用いる利点を説明する概略図である。 図9は、他の画像マスクを用いる利点を説明する概略図である。 図10は、画面上のクイズの正解の座標の表示方法の概要を説明する図である。 図11は、映像サイズの変更方法を説明する図である。 図12は、TV同期サービスの概要を説明する図である。 図13は、クリックポイントがクリックされた場合を示す概略図である。 図14は、メッセージ画面がクリックされた場合を示す概略図である。 図15Aは、本発明の録画再生装置及びサービスサーバを適用したTVコンテンツ同期システムの実施の形態の動作を示すフロー図である。 図15Bは、本発明の録画再生装置及びサービスサーバを適用したTVコンテンツ同期システムの実施の形態の動作を示すフロー図である。 図16は、録画番組ファイルのリストを表示する画面の概略図である。 図17は、更新後の録画番組ファイルのリストを表示する画面の概略図である。 図18は、画面上の座標の設定方法の概要を説明する図である。 図19は、サービス制御データの内容を示す図である。
符号の説明
1 録画再生装置
2 サービスサーバ
3 放送システム
11 受信部
12 TV画像表示部
13 画像合成部
14 録画・再生部
15 EPG分離制御部
16 リモコン入力制御部
17 TV同期サービス制御部
18 再生同期制御部
19 マーカ設定・検出部
20 TV同期サービス制御データ検出部
21 インターネット接続部
22 EPGデータ記憶部
23 録画番組ファイル記憶部
24 制御データ記憶部
25 アンテナ
41 制御サーバ
42 EPG・検索サーバ
43 個人得点管理サーバ
51 放送サーバ
100、100a サービス制御データ
101 番組コード(BCID)
102 番組放送日時及びチャンネル(BTC)
105 対象映像開始時刻(TC1)
106 映像再生時間(α)
107 対象映像終了時刻(TC2)
108 (TC1+α)(TC2)
110 マスク表示レベル(段階)(DYm)
111 サービス種類(SVCT)
112 ヒントメッセージ(HMSG)
113 有効期間(YDYn)
117−1〜117−n、119−1〜119−n ダミーポジション(PP1)〜(PPn)
118−1〜118−n、120−1〜120−n 位置マスク指定(MS1)〜(MSn)
121 正解位置指定(PPa)
122 位置マスク指定
123 得点(GT)
125 位置表示フラグ(MDE)
127 戻りWebURL(RTURL)

Claims (9)

  1. 放送された番組を録画・再生する番組録画再生部と、
    録画された前記番組を、前記番組を識別する識別データと関連付けて格納する第1記憶部と、
    番組に対応して提供される双方向サービスに関するサービス制御データを提供するサービスサーバから、前記識別データに基づいて、前記録画された番組に関する前記サービス制御データを取得するサービス制御部と、
    取得された前記サービス制御データを格納する第2記憶部と
    を具備し、
    前記サービス制御部は、前記録画された番組を再生するとき、前記取得されたサービス制御データに基づいて、前記録画された番組に同期させて前記双方向サービスを提供し、
    前記サービス制御データは、前記番組が開始してから前記双方向サービスが開始するまでの時刻を示す対象映像開始時刻、および前記双方向サービスの放送時間を示す映像再生時間を含むことを特徴とする
    録画再生装置。
  2. 請求項1に記載の録画再生装置において、
    前記サービス制御データは、前記番組とは独立したデータである
    録画再生装置。
  3. 請求項1又は2に記載の録画再生装置において、
    前記サービス制御データは、有効期限を有し、更新可能であり、
    前記サービス制御部は、前記録画された番組を再生するとき、前記有効期限が切れている場合、前記サービスサーバから新たに前記サービス制御データを取得して、前記双方向サービスを提供する
    録画再生装置。
  4. 放送される番組に対応して提供される双方向サービスに関するサービス制御データを、前記番組を識別する第1識別データと関連付けて格納する制御サーバと、
    前記第1識別データを格納するデータ検索サーバと
    を具備し、
    前記データ検索サーバは、前記双方向サービスの提供を受ける録画再生装置による、録画した番組の第2識別データに基づく前記録画した番組が前記双方向サービスを受けられるか否かの問い合わせに応答して、前記第2識別データと前記第1識別データとを比較して前記録画再生装置へ回答し、
    前記制御サーバは、前記第1識別データに前記第2識別データが含まれていた場合に前記録画再生装置からの当該含まれていた第2識別データに対応する前記番組の前記サービス制御データの要求に応答して、当該サービス制御データを前記録画再生装置へ出力し、
    前記サービス制御データは、前記番組が開始してから前記双方向サービスが開始するまでの時刻を示す対象映像開始時刻、および前記双方向サービスの放送時間を示す映像再生時間を含むことを特徴とする
    サービスサーバ。
  5. 請求項に記載のサービスサーバにおいて、
    前記サービス制御データは、前記番組とは独立したデータである
    サービスサーバ。
  6. 請求項又はに記載のサービスサーバにおいて、
    前記サービス制御データは、有効期限を有し、前記有効期限に対応して更新可能である
    サービスサーバ。
  7. (a)放送された番組を録画するステップと、
    (b)録画された前記番組を、前記番組を識別する識別データと関連付けて格納するステップと、
    (c)番組に対応して提供される双方向サービスに関するサービス制御データを提供するサービスサーバから、前記識別データに基づいて、前記録画された番組に関する前記サービス制御データを取得するステップと、
    (d)取得された前記サービス制御データを格納するステップと、
    (e)前記録画された番組を再生するとき、前記取得されたサービス制御データに基づいて、前記録画された番組に同期させて前記双方向サービスを提供するステップと
    を具備し、
    前記サービス制御データは、前記番組が開始してから前記双方向サービスが開始するまでの時刻を示す対象映像開始時刻、および前記双方向サービスの放送時間を示す映像再生時間を含むことを特徴とする
    録画再生装置の動作方法。
  8. (a)放送される番組に対応して提供される双方向サービスに関するサービス制御データを、前記番組を識別する第1識別データと関連付けて格納するステップと、
    (b)前記第1識別データを格納するステップと、
    (c)前記双方向サービスの提供を受ける録画再生装置による、録画した番組の第2識別データに基づく前記録画した番組が前記双方向サービスを受けられるか否かの問い合わせに応答して、前記第2識別データと前記第1識別データとを比較して前記録画再生装置へ回答するステップと、
    (d)前記第1識別データに前記第2識別データが含まれていた場合に前記録画再生装置からの当該含まれていた第2識別データに対応する前記番組の前記サービス制御データの要求に応答して、当該サービス制御データを前記録画再生装置へ出力するステップと
    を具備し、
    前記サービス制御データは、前記番組が開始してから前記双方向サービスが開始するまでの時刻を示す対象映像開始時刻、および前記双方向サービスの放送時間を示す映像再生時間を含むことを特徴とする
    サービスサーバの動作方法。
  9. (a)放送された番組を録画するステップと、
    (b)録画された前記番組を、前記番組を識別する識別データと関連付けて格納するステップと、
    (c)番組に対応して提供される双方向サービスに関するサービス制御データを提供するサービスサーバから、前記識別データに基づいて、前記録画された番組に関する前記サービス制御データを取得するステップと、
    (d)取得された前記サービス制御データを格納するステップと、
    (e)前記録画された番組を再生するとき、前記取得されたサービス制御データに基づいて、前記録画された番組に同期させて前記双方向サービスを提供するステップと
    を具備し、
    前記サービス制御データは、前記番組が開始してから前記双方向サービスが開始するまでの時刻を示す対象映像開始時刻、および前記双方向サービスの放送時間を示す映像再生時間を含むことを特徴とする録画再生装置の動作方法をコンピュータに実行させるプログラム。
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