JP3892456B2 - アクチュエーションシステム - Google Patents

アクチュエーションシステム Download PDF

Info

Publication number
JP3892456B2
JP3892456B2 JP2004262101A JP2004262101A JP3892456B2 JP 3892456 B2 JP3892456 B2 JP 3892456B2 JP 2004262101 A JP2004262101 A JP 2004262101A JP 2004262101 A JP2004262101 A JP 2004262101A JP 3892456 B2 JP3892456 B2 JP 3892456B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
supply
port
control valve
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004262101A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005009681A (ja
Inventor
敏夫 神村
浩二 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nabtesco Corp
Original Assignee
Nabtesco Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nabtesco Corp filed Critical Nabtesco Corp
Priority to JP2004262101A priority Critical patent/JP3892456B2/ja
Publication of JP2005009681A publication Critical patent/JP2005009681A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3892456B2 publication Critical patent/JP3892456B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Description

本発明は、流体圧アクチュエータを用いるアクチュエーションシステムに関し、特にフライバイワイヤ方式の制御装置に機械的制御機構を併設したアクチュエーションシステムに関する。
従来、航空機の舵面(昇降舵、方向舵、補助翼等の飛行制御翼面)等の制御対象を機械的リンケージに頼らないで制御するフライバイワイヤ(Fly-By-Wire:以下、FBWという)方式の制御システムが実現されているが、人命尊重のための高度な安全性と信頼性が要求される航空機等においては、FBW制御が不可能になるような電気系の故障が生じた場合でも操縦桿からの手動操作入力に応じて舵面制御できる必要がある。そこで、このような場合に、油圧アクチュエータの給排制御機構に設けたインプットリンクと操縦桿とを比較的簡素なリンケージにより機械的に連結し、機械的に操縦制御を行うことができる機械的制御機構を併設したものがある。
通常のFBWモードでは、航空機のフライトコントロールコンピュータ(Flight Control Computer:以下単にFCCという)が安定増大装置(SAS:Stability Augmentation System)として機能する場合、操縦桿による操作コマンドに機体の安定化のための補正値等が加算されて入力コマンドが生成され、このコマンド信号が電油圧サーボ回路に入力され、舵面制御アクチュエータへの作動油の供給および排出が制御されて、舵面の操舵、保舵の制御がなされるようになっている。
一方、複数系統のうち一系統のFBWモードが使えない状態に陥ると、例えば一系統について流体源からの供給圧が所定圧未満に低下したりその電気回路が故障したりすると、故障系統のアクチュエータが他系統の正常なアクチュエータ動作に悪影響を及ぼさないようにする必要があるため、故障系統のアクチュエータの供給側と排出側の流体室間を直接に連通させる等して他系統に対し無抵抗となるようにする、いわゆるバイパス機能を持つモードに切替え可能になっている。さらに、複数系統の供給圧が全部失陥したような場合に、舵面のフラッタを防止するため、供給側および排出側の流体室の間に絞り要素を挿入し、いわゆるダンピング機能を持たせることがなされている。
しかしながら、上記従来のアクチュエーションシステムにあっては、外部の流体供給源(流体圧の供給源)の故障や流入量の減少によって供給圧が低下し、安全性が低下するような場合でも、直接にその供給圧低下等を補って所要の流体量および流体圧を発生させるといったことはできず、アクティブな能力に欠ける点で、飛行安全性の確保上の未解決の課題となっていた。
これに対し、例えば外部流体源を追加することが考えられるが、FBW制御時に使用される通常の外部流体源と同程度の外部流体源を追加するのは、コスト面のみならず、システムの重量面でも問題があった。
そこで、本発明は、外部流体源を追加することなく、外部供給圧低下時に、アクチュエータへの所要の流体量および流体圧を確保し得るようにした、飛行安全性に優れた低コストのアクチュエーションシステムを提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するため、本発明のアクチュエーションシステムは、(1)シリンダ内に収納されたピストンの両側に一方および他方の流体室を形成し、両流体室への作動流体の供給および排出によりピストンを移動させるアクチュエータと、外部の流体源から供給される作動流体を導入する外部供給圧導入ポート、前記作動流体を前記外部の流体源側に排出する外部への排出ポート並びに前記流体室への作動流体の供給および排出を制御する制御弁を有する給排制御部と、を含み、前記給排制御部の前記制御弁が、前記外部供給圧導入ポートに接続する供給圧ポート、前記一方及び他方の流体室に接続する一対の制御圧ポート並びに前記外部への排出ポートに接続するリターンポートを有するアクチュエーションシステムにおいて、前記給排制御部が、前記外部供給圧導入ポート及び前記外部への排出ポートと前記制御弁の前記供給圧ポート及び前記リターンポートとの間で、前記リターンポート側の作動流体を前記制御弁の前記供給圧ポートに供給するポンプと、前記ポンプの吐出口と前記制御弁の供給圧ポートとの間に設けられ、前記ポンプの吐出口側が前記制御弁の供給圧ポート側より低圧であるときに閉弁する一方、前記ポンプの吐出口側が前記制御弁の供給圧ポート側より高圧であるときに開弁するポンプ側逆止弁と、を有することを特徴とするものである。
この発明では、外部流体源からの供給圧や供給量が低下した場合に、ポンプを作動させてその低下を補うことが可能であり、飛行安全性を確保することができる。
本発明のアクチュエーションシステムにおいては、(2)前記給排制御部が、前記外部供給圧導入ポートと前記制御弁の供給圧ポートとの間で、前記外部供給圧導入ポート側の圧力が前記供給圧ポート側より高圧であるときに開弁し、前記外部供給圧導入ポート側の圧力が前記供給圧ポート側より低圧であるときに閉弁する供給側逆止弁を有するのが好ましい。
また、本発明のアクチュエーションシステムにおいては、(3)前記給排制御部が、前記制御弁として、機械的操作入力により切替え操作される機械式制御弁と、操舵電気信号入力により切替え操作される電気式制御弁とを含むとともに、前記機械式制御弁及び電気式制御弁の各一対の制御圧ポートに接続する一対の制御弁側ポートと前記一方及び他方の流体室に接続する一対のアクチュエータ側ポートとを有するモード切替え弁を含み、該モード切替え弁が、前記供給圧ポートに前記所定条件で前記作動流体が供給されるときに前記電気式制御弁により前記流体室への作動流体の供給および排出を制御させる第1の制御モードと、前記供給圧ポートに前記所定条件で前記作動流体が供給されないときに前記機械式制御弁により前記流体室への作動流体の供給および排出を制御させる第2の制御モードと、に切り替わるのがよい。
さらに、(4)前記給排制御部が、前記外部供給圧導入ポートと前記機械式制御弁の供給圧ポートとの間で、前記外部供給圧導入ポート側の圧力が前記供給圧ポート側より高圧であるときに開弁し、前記外部供給圧導入ポート側の圧力が前記供給圧ポート側より低圧であるときに閉弁する供給側逆止弁を有するのが望ましい。
本発明のアクチュエーションシステムは、好ましくは、(5)前記給排制御部が、前記外部への排出ポートと前記リターンポートとの間で、前記ポンプに所定の背圧を付与するリリーフ弁を有するものである。
この場合、より好ましくは、(6)前記給排制御部が、前記ポンプと前記リリーフ弁との間に介在し、前記リリーフ弁と共に前記ポンプに前記背圧を付与する蓄圧器を備えたものである。
また、(7)前記給排制御部は、前記供給圧ポートに供給される前記作動流体の圧力又は流量が所定値より低下したとき、前記ポンプを作動させるのがよい。
さらに、本発明のアクチュエーションシステムは、(8)前記アクチュエータが航空機の舵面制御を行なうものであり、前記給排制御部が前記制御弁としてフライバイワイヤ制御を実行する電気式制御弁を有するものであるのが好ましい。
本発明によれば、アクチュエータへの作動流体の給排を行なう制御弁の供給圧ポートに給排制御部内で逆止弁を介しポンプを接続して、外部流体源から作動流体を導入する外部供給圧導入ポートとは別に、給排制御部内のポンプからの作動流体をも制御弁に導入可能にしているので、外部流体源からの供給圧や供給量が低下した場合に、給排制御部内でポンプによりその低下を補うことができ、飛行安全性を確保することができる。
以下、本発明の好ましい実施の形態について図面に基づいて説明する。
図1および図2は、クチュエーションシステムを示す図である。なお、面には1系統のみの構成を図示しているが、並列する多重液圧制御系統のそれぞれに適用したものである。また、以下に説明する構成は同一の舵面を駆動する各制御系統について共通するものである。
まず、構成を説明する。
図1において、10は油圧アクチュエータであり、アクチュエータ10はシリンダ11およびピストン12を有している。このアクチュエータ10は、シリンダ11内に収納されたピストン12の軸方向両側に一方および他方の油室13、14(流体室)を画成したものであり、これら二つの油室13、14のうち一方に作動油(作動流体)を供給し他方から排出することにより、ピストン12に油圧力を作用させ、ピストン12を移動させるようになっている。このアクチュエータ10はそのブラケット部10aで図示しない航空機の機体側構造部材1に揺動自在に支持されており、ピストン12のロッド部12eは航空機の舵面側部材Wに連結されている。
また、アクチュエータ10の油室13、14には後述する給排制御機構20を介して作動油が供給および排出され、給排制御機構20には供給圧Pの作動油を供給する図示しない外部流体供給源(外部流体源)と、アクチュエータ10から排出される作動油を蓄えて外部流体供給源側に戻すリザーバ回路(又はタンク)とが接続されている。なお、給排制御機構20の外部供給圧導入ポート21と前記外部流体供給源との間には、例えば図示しない逆止弁およびフィルタが設けられている。
25は機械的操作入力に応動するインプットリンクであり、このインプットリンク25は図1中の上下両端側のいずれからも操作力を入力し得る揺動式の操作力伝達部材として構成されている。すなわち、インプットリンク25の第1移動端部25a(図1中の上端部)はパイロットによって操作される図外の操縦桿若しくはペダル等の手動操作部材に機械的リンケージを介して連結されており、インプットリンク25の第2移動端部25b(図1中の下端部)はピストン12のロッド部12eに揺動可能に支持されている。また、インプットリンク25は、両移動端部25a、25bの間にサミングポイント25c(弁操作点部)を有し、第1移動端部25aからの手動操作量と第2移動端部25bからの機械的フィードバック量との偏差に相当する機械的変位を、弁操作量としてサミングポイント25cから出力するようになっている。
31は、インプットリンク25により4ポートを開閉操作および開度調節される3位置切替え可能な機械式制御弁である。この機械式制御弁31は、外部供給圧導入ポート21からの供給通路23に接続された供給圧ポート31aと、排出通路28および外部への排出ポート29を介して前記リザーバ回路に接続されるドレインポート31bと、操作入力に応じて両ポートに接続される一対の制御圧ポート31c、31dとを有している。この機械式制御弁31は、供給圧ポート31aと制御圧ポート31c又は31dとを通して、油室13又は14に外部流体供給源からの作動油を供給するとともに、油室14又は13からの作動油をドレインポート31bを通して排出させることができ、さらに、供給圧ポート31aおよびドレインポート31bと制御圧ポート31c、31dとの接続を遮断して両油室13、14への作動油の供給および排出を停止することができる。なお、図2において、31eは機械式制御弁31の弁体であり、31hは各ポート31a、31b、31cおよび31dが形成された略スリーブ状の操作入力部である。操作入力部31hはインプットリンク25からの操作入力に応じて弁体31eと相対移動し、各ポート31a、31b、31cおよび31dの開度を変化させることができる。
32は、図外のFCCからの操舵制御信号である電気制御信号Sa、Sbにより4ポートを開閉操作および開度調節するよう電磁駆動される、3位置切替え可能な電気式制御弁である。この電気式制御弁32は、流体圧供給源からの作動油を導入する供給圧ポート32aと、リザーバ回路に作動油を排出するリターンポート32bと、制御信号Sa、Sbの入力に応じて両ポート32a、32bに接続される一対の制御圧ポート32c、32dとを有している。また、電気式制御弁32は、例えば電気制御信号Sa、Sbに応じ弁体32eを電磁駆動することにより、電気制御信号Sa又はSbの信号レベルに応じ一対の制御圧ポート32c、32dを通して油室13又は14に前記流体圧供給源からの作動油を供給するとともに、油室14又は13からの作動油をリターンポート32bを通して前記リザーバ回路に排出させることができる。さらに、電気式制御弁32は、供給圧ポート32aおよびリターンポート32bと制御圧ポート32c、32dとの接続を遮断して油室13、14への作動油の供給および排出を停止することができる。なお、前記電気制御信号Saは例えば舵角増加方向の信号、前記電気制御信号Sbは例えば舵角減少方向の信号であり、それぞれ操舵量に応じた電気制御信号として電気式制御弁32の電磁駆動部32j、32kに入力される。
アクチュエータ10の一方および他方の油室13、14は、6ポート2位置切替弁であるモード切替弁33の切替えにより、制御弁31、32のうちいずれか一方の制御圧ポート31c、31d又は32c、32dに接続されるようになっている。このモード切替弁33は、制御弁31、32のそれぞれの制御圧ポート31c、31dおよび32c、32dに接続される各一対の制御弁側ポート33a、33bおよび33c、33dと、一方および他方の油室13、14に接続された一対のアクチュエータ側ポート33f、33gと、パイロット圧導入部33hとを有している。
モード切替弁33は、パイロット圧導入部33hからの付勢力に応じて変位する弁体33jと、この弁体33jをパイロット圧導入部33hとは逆の方向に付勢するスプリング33kとを備えており、これらの付勢力により、制御弁31、32のうち任意の一方の制御圧ポート31c、31d又は32c、32dを油室13、14に接続することができるよう、モード切替弁33は、図1および図2にそれぞれ示した二つの給排モード位置に切り替えられるようになっている。
また、モード切替弁33のパイロット圧導入部33hへのパイロット圧Paは、ソレノイド弁35がON(図1)の状態では流体圧供給源からの供給圧Pとなり、ソレノイド弁35がOFF(図2)の状態では戻り側の低圧(前記リザーバ回路による背圧)まで低下する。ソレノイド弁35は、制御弁31、32の供給圧ポート31a、32aに接続された高圧側入口ポート35aと、制御弁31、32のドレインポート31b、32bに接続された低圧側入口ポート35bと、FCCからのモード切替制御信号Scに応じて両入口ポート35a、35bのうちいずれか一方に接続される出口ポート35cとを有している。また、ソレノイド弁35は、弁体35d、スプリング35eおよび電磁駆動部35fからなり、電磁駆動部35fに切替制御信号Scが入力されるときに弁体35dを図1に示すOFF位置からもう一方のON位置に変位させて、出口ポート35cを通しモード切替弁33にパイロット圧Paを加えるようになっている。すなわち、ソレノイド弁35は、前記FCCからのモード切替制御信号Scに応じて、前記流体圧供給源およびリザーバ回路のうちいずれか一方側の作動油圧を、パイロット圧Paとしてモード切替弁33のパイロット圧導入部33hに供給する切替え操作圧制御手段となっている。
一方、機械式制御弁31を通るアクチュエータ10への作動油の供給通路23および排出通路28のうち少なくとも一方の通路には、供給通路23を通る作動油の流量および圧力を増量制御することができる内部流体圧供給源40(内部流体源)が設けられている。
この内部流体圧供給源40は、図1に示すように、外部供給圧導入ポート21から外部への排出ポート29までの給排制御部20内で、作動流体の排出通路28を介して前記リザーバ回路側から作動流体を吸入し加圧して、前記所定供給圧の作動流体を供給することができる可変容量型のポンプ41と、外部流体供給源からの作動流体(圧油)の圧力Pが低下した場合等の後述する場合にこのポンプ41を駆動制御する電動モータ42とを有し、給排制御機構20内の供給通路23上に、ポンプ41の吐出口(詳細は図示していない)に連通する内部供給圧導入ポート43を形成している。ここで、ポンプ41は、前記外部流体供給源からアクチュエータ10への作動流体の給排通路の双方、すなわち供給通路23および排出通路28の双方に接続されており、このように内部流体圧供給源40を供給通路23および排出通路28に接続することで、自己のアクチュエーションシステム(例えば、並列する複数の流体圧アクチュエータをユニット化したシステム)内において、所定供給圧の作動流体をアクチュエータ10側に供給することができる。
内部流体圧供給源40のポンプ41の吐出容量は、内部供給圧発生時にのみ増加し、通常は最低に近い所定の吐出容量に抑えられる。また、内部流体源40のポンプ41は、作動流体の排出通路28から作動流体を吸入し、その作動流体を加圧して、所定供給圧の作動流体を内部供給圧導入ポート43に供給するようになっている。
なお、図1において、15はピストン位置検出手段としての差動変圧器で、シリンダ11内に収納された検出コイル部15aと、ピストン12の内端部に装着された図示しない鉄芯状の検出コアとで構成されている。
次に、上述したアクチュエーションシステムの動作について説明する。
本システムでは、前記外部流体供給源からの供給圧や供給量が十分に確保された状態で、通常のFBW制御がなされ、パイロットの操縦負担が軽減される。このFBW制御モードでは、内部流体圧供給源40を作動させる必要はなく、モータ42は回転しない。
一方、何らかの理由により、あるアクチュエータ制御系統において、外部流体供給源からの供給圧や供給量が低下した場合、例えばバイパスモードへの切替えを要するほどではない程度で一系統の圧油供給経路に漏れが発生したようなときには、外部流体供給源からの供給圧をモニタするFCC側では、外部供給圧導入ポート21の低下を補うべく内部流体圧供給源40を作動させる。すなわち、その系統におけるアクチュエータ10の作動流体圧を確保し、飛行安全性を確保する。このとき、ポンプ41は吐出容量を増加するよう制御され、モータ42が駆動されて、内部流体圧供給ポート43の流体圧が所定の流体圧供給レベルに高められる。
このように、図1及び図2に示すアクチュエーションシステムにおいては、給排通路23、28に内部流体圧供給源40が接続されることで、外部流体供給源から作動流体を導入する外部供給圧導入ポート21とは別に、内部流体圧供給源40から作動流体を導入する内部供給圧導入ポート43が形成されているので、その外部および内部の両供給圧導入ポート21、43から、機械式制御弁31および電気式制御弁32に作動流体を供給することができる。
(第1実施形態)
図3は、本発明の第1実施形態に係るアクチュエーションシステムを示す図である。
なお、以下の各実施形態については、上述した図1及び図2に示すアクチュエーションシステムと類似し、上述のアクチュエータ10を備えたものであるので、以下の説明においては上述の図1及び図2に示すアクチュエーションシステムと同一の構成について図1および図2と同一符号を付し、上述の図1及び図2に示すアクチュエーションシステムとの相違点について詳細に説明する。
図3に示すように、本アクチュエーションシステムでは、外部供給圧導入ポート21および内部供給圧導入ポート43から機械式制御弁31および電気式制御弁32への作動流体の供給を許容する一方、機械式制御弁31および電気式制御弁32から外部供給圧導入ポート21および内部供給圧導入ポート43側への逆流を阻止する一対の逆止弁51、52を備えている。
逆止弁51は、供給通路23の一部を構成する前後の油路L1およびL2の間の差圧に応じて開閉し、上流側の油路L1が下流側の油路L2より高圧の場合にはその前後油路L1、L2間の差圧により開弁して自由流路を形成し、外部供給源から機械式制御弁31および電気式制御弁32への作動流体(圧油)の供給方向に流れを許容する。逆に、上流側の油路L1が下流側の油路L2より低圧の場合にはその前後油路L1、L2間の差圧により閉弁し、機械式制御弁31および電気式制御弁32側から外部供給源側への作動流体(圧油)の逆流を阻止するよう閉弁することができる。
また、逆止弁52は、供給通路23に接続する油路L3と、ポンプ41の吐出口に接続する油路L4との差圧に応じて開閉し、ポンプ41側の油路L3が供給通路23側の油路L4より高圧の場合にはその前後油路L3、L4間の差圧により開弁して自由流路を形成し、ポンプ41から機械式制御弁31および電気式制御弁32への作動流体(圧油)の供給方向に流れを許容する。逆に、ポンプ41側の油路L3が供給通路23側の油路L4より低圧の場合にはその前後油路L3、L4間の差圧により閉弁し、機械式制御弁31および電気式制御弁32側からポンプ41側への作動流体(圧油)の逆流を阻止することができる。
このように構成された図3に示すアクチュエーションシステムでは、通常のFBW制御の状態では、システム内に導入される外部供給圧が内部流体圧供給源40のポンプ41の吐出口に直接に加わることがなく、内部流体圧供給源40を必要時にのみ作動させることができる。
一方、何らかの理由で外部供給圧導入ポート側の導入圧が低下したときには、その圧力低下が、各系統の外部供給圧導入ポート21の導入圧、すなわち各系統への外部供給圧をモニタするための圧力センサ(図示していない)によって検知され、FCC側でそれが把握される。そして、その圧路低下に応じて、モータ駆動信号Siがモータ42に与えられ、ポンプ41が回転して、内部供給圧導入ポート43側から機械式制御弁31および電気式制御弁32側の供給通路23に所定の作動流体圧が供給される。
この状態においては、外部供給源からの供給圧Pが所定圧以下の間は内部流体源40による作動流体圧が外部供給源からの供給圧よりも高圧となり、逆止弁51が閉弁する。したがって、外部供給圧導入ポート21側の導入圧が低下したとき、その外部供給圧導入ポート21側の導入圧を上回る作動流体圧を内部供給圧導入ポート43側から機械式制御弁31および電気式制御弁32側の供給通路23に供給することができる。したがって、例えばモード切替弁33による手動操舵モード等といった故障時の動作モードへの切替えを要する程度ではないが、1系統の油圧が漏れ等によって低下し、飛行安全性の確保の点から好ましくないといった状態のときでも、その系統の外部供給圧低下を補って、多重化されたアクチュエーションシステムの飛行安全性を確保することができる。
(第2実施形態)
図4は、本発明の第2実施形態に係るアクチュエーションシステムを示す図である。
図4に示すアクチュエーションシステムは、外部供給圧導入ポート21から機械式制御弁31および電気式制御弁32への作動流体の供給と、電気式制御弁32から外部供給圧導入ポート21側への逆流とを許容する一方、機械式制御弁31から外部供給圧導入ポート21側への逆流を阻止する逆止弁61を備えている。ここで、逆止弁61は、供給通路23の一部を構成する前後の油路L5およびL6の間の差圧に応じて開閉し、上流側の油路L5が下流側の油路L6より高圧の場合にはその前後油路L5、L6間の差圧により開弁して自由流路を形成し、外部供給源から機械式制御弁31への作動流体(圧油)の供給方向に流れを許容する。逆に、上流側の油路L6が下流側の油路L5より低圧の場合にはその前後油路L5、L6間の差圧により閉弁し、機械式制御弁31側から外部供給源側への作動流体(圧油)の逆流を阻止するよう閉弁することができる。
すなわち、図4に示すアクチュエーションシステムにおいては、機械式制御弁31および電気式制御弁32のうち電気式制御弁32からのみ、外部供給圧導入ポート側への作動流体の逆流を許容する構成となっている。
このように構成された図4に示すアクチュエーションシステムでは、外部供給圧導入ポート21側の導入圧が低下したときに、その外部供給圧導入ポート21側の導入圧を上回る作動流体圧を内部供給圧導入ポート43側から機械式制御弁31に供給することができる。一方、通常のFBW制御モードでアクチュエータ10側から電気式制御弁32に大きな負荷圧が作用すると、電気式制御弁32から外部供給圧導入ポート21側への作動流体の逆流が許容される。したがって、アクチュエータ10の支持部分である機体側構造部材1に過大な力が加わるのを防止することができる。
第3実施形態)
図5は、本発明の第3実施形態に係るアクチュエーションシステムを示す図である。
本実施形態のアクチュエーションシステムは、作動流体の排出通路28に所定の排出圧力に設定されたリリーフ弁71を備えたものである。また、リリーフ弁71より上流側であってポンプ41より下流側の排出通路28には、蓄圧器72が接続されており、これらリリーフ弁71および蓄圧器72によってポンプ41に一定の背圧が与えられるようになっている。なお、リリーフ弁71および蓄圧器72はそれぞれ公知のものであり、前記背圧の設定条件に応じて選定されている。
このように、本実施形態においては、排出通路28に配したリリーフ弁71の設定圧に応じて、内部流体源40のポンプ41に一定の背圧を付与することができる。したがって、アクチュエータ10の作動状態に関係なく、内部流体源40のポンプ41によって、所要の供給圧を適時に発生させることができることとなる。
第4実施形態)
図6は、本発明の第4実施形態に係るアクチュエーションシステムを示す図である。
本実施形態のアクチュエーションシステムは、アクチュエータ10の一方および他方の油室13、14に、7ポート3位置切替弁であるモード切替弁43を接続し、そのモード切替弁43の切替えによりアクチュエータ動作モードを切替えるようになっている。
このモード切替弁43は、制御弁31、32のうちいずれか一方の制御圧ポート31c、31d又は32c、32dに接続されるようになっており、図6中に示すように、機械式制御弁31に接続された手動操舵モード位置と、電気式制御弁32に接続されたFBW制御モード位置と、アクチュエータ10の一方および他方の油室13、14を連通させるバイパスモード位置とに切り替え可能である。
そして、このモード切替弁43は、2種類の操作圧切替え用ソレノイド弁45A、45BのON/OFFに応じて、パイロット圧Pa1およびPa2を加減することで切り替えられる。
具体的には、モード切替弁43は、制御弁31、32のそれぞれの制御圧ポート31c、31dおよび32c、32dに接続される各一対の制御弁側ポート43a、43bおよび43c、43dと、排出通路28に接続されたドレインポート43rと、一方および他方の油室13、14に接続された一対のアクチュエータ側ポート43f、43gと、一対のパイロット圧導入部43h1、43h2とを有している。また、モード切替弁43は、パイロット圧導入部43h1、43h2からの付勢力に応じて変位する弁体43jと、この弁体43jをパイロット圧導入部43h1、43h2とは逆の方向に付勢するスプリング43kとを備えており、これにより、機械式制御弁31および電気式制御弁32のうち任意の一方の制御圧ポート31c、31d又は32c、32dを油室13、14に接続することができ、あるいはバイパスモード位置に切り替えることができる。
また、操作圧切替え用のソレノイド弁45A、45Bは、それぞれ弁体45d、スプリング45eおよび電磁駆動部45fからなり、電磁駆動部45fに切替制御信号Sc1、Sc2がそれぞれ入力されるときに、それぞれの弁体45dを図6に示すOFF位置からもう一方のON位置に変位させて、出口ポート45cを通しモード切替弁43にパイロット圧Pa1、Pa2を加えるようになっている。すなわち、ソレノイド弁45A、45Bは、FCCからのモード切替制御信号Sc1、Sc2に応じて、前記外部流体供給源およびリザーバ回路のうちいずれか一方側の作動流体圧を、パイロット圧Paとしてモード切替弁43のパイロット圧導入部43h1、43h2に供給する切替え操作圧制御手段となっている。
本実施形態においても、上述のアクチュエーションシステムと同様の効果が期待でき、さらに、バイパスモードでのアクチュエータ動作が可能となる。
なお、上述の各実施形態においては航空機の舵面制御用アクチュエータとして説明したが、FBW制御される他用途の液圧アクチュエータ等であってもよいことはいうまでもなく、本発明は、機械的制御機構付きFBW制御の流体圧アクチュエータシステム全般について広く適用することができるものである。
本発明におけるポンプ側逆止弁や供給側逆止弁を有しないがシステ ム内にポンプを備えたアクチュエーションシステムを示すその概略構成図であり、機械式制御弁による手動操舵モードの状態を示している。 図1のアクチュエーションシステムの要部概略構成図である。 本発明に係るアクチュエーションシステムの第1実施形態を示すその要部概略構成図である。 本発明に係るアクチュエーションシステムの第2実施形態を示すその要部概略構成図である。 本発明に係るアクチュエーションシステムの第3実施形態を示すその要部概略構成図である。 本発明に係るアクチュエーションシステムの第4実施形態を示すその要部概略構成図である。
符号の説明
10 アクチュエータ
11 シリンダ
12 ピストン
13、14 油室(流体室)
20 給排制御機構(給排制御部)
21 外部供給圧導入ポート
23 供給通路(給排通路)
25 インプットリンク
28 排出通路(給排通路)
29 外部への排出ポート
31 機械式制御弁(制御弁)
31a、32a 供給圧ポート
31b、32b リターンポート
31c、31d、32c、32d 一対の制御圧ポート
32 電気式制御弁(制御弁)
33、43 モード切替弁
33a、33b、33c、33d 一対の制御弁側ポート
33f、33g 一対のアクチュエータ側ポート
35、45A、45B ソレノイド弁(切替え操作圧制御手段)
40 内部流体圧供給源(内部流体源)
41 ポンプ
42 モータ
43 内部供給圧導入ポート
43a、43b、43c、43d 一対の制御弁側ポート
43f、43g 一対のアクチュエータ側ポート
51、61 逆止弁(供給側逆止弁)
52 逆止弁(ポンプ側逆止弁)
71 リリーフ弁
72 蓄圧器

Claims (5)

  1. シリンダ内に収納されたピストンの両側に一方および他方の流体室を形成し、両流体室への作動流体の供給および排出によりピストンを移動させるアクチュエータと、
    外部の流体源から供給される作動流体を導入する外部供給圧導入ポート、前記作動流体を前記外部の流体源側に排出する外部への排出ポート並びに前記流体室への作動流体の供給および排出を制御する制御弁を有する給排制御部と、を含むアクチュエーションシステムであって、
    前記給排制御部の前記制御弁が、操舵電気信号入力により切替え操作される電気式制御弁及び機械的操作入力により切替え操作される機械式制御弁によって構成され、該電気式制御弁及び機械式制御弁が、それぞれ前記外部供給圧導入ポートに接続する供給圧ポート、前記一方及び他方の流体室に接続する一対の制御圧ポート並びに前記外部への排出ポートに接続するリターンポートを有し、
    前記給排制御部が、
    前記電気式制御弁及び機械式制御弁のそれぞれの前記供給圧ポート及び前記リターンポートの間に介在し、前記供給圧ポートに供給される前記作動流体の圧力又は流量が所定値より低下したときに前記リターンポート側の作動流体を前記供給圧ポートに供給するポンプと、
    前記ポンプの吐出口と前記電気式制御弁及び機械式制御弁のそれぞれの前記供給圧ポートとの間に設けられ、前記ポンプの吐出口側が前記供給圧ポート側より低圧であるときに閉弁する一方、前記ポンプの吐出口側が前記供給圧ポート側より高圧であるときに開弁するポンプ側逆止弁と、
    前記外部供給圧導入ポートと前記電気式制御弁の供給圧ポートとの間で、前記外部供給圧導入ポート側の圧力が前記電気式制御弁の供給圧ポート側より高圧であるときに開弁し、前記外部供給圧導入ポート側の圧力が前記電気式制御弁の供給圧ポート側より低圧であるときに閉弁する供給側逆止弁と、
    前記電気式制御弁及び機械式制御弁の前記制御圧ポートに接続する各一対の制御弁側ポートと前記一方及び他方の流体室に接続する一対のアクチュエータ側ポートとを有するモード切替弁と、を含み、
    該モード切替弁が、前記電気式制御弁により前記流体室への作動流体の供給および排出を制御させる第1の制御モードと、前記機械式制御弁により前記流体室への作動流体の供給および排出を制御させる第2の制御モードとに切り替わるとともに、前記電気式制御弁の前記供給圧ポートに所定圧力の作動流体が供給されるときに該作動流体の圧力を操作圧として前記第1の制御モードに切替え操作され、前記電気式制御弁の前記供給圧ポートに所定圧力の作動流体が供給されないときに前記第2の制御モードに復帰することを特徴とするアクチュエーションシステム。
  2. 前記給排制御部の供給側逆止弁が、前記外部供給圧導入ポートと前記機械式制御弁の前記供給圧ポートとの間で、前記外部供給圧導入ポート側の圧力が前記機械式制御弁の前記供給圧ポート側より高圧であるときに開弁し、前記外部供給圧導入ポート側の圧力が前記機械式制御弁のそれぞれの前記供給圧ポート側より低圧であるときに閉弁することを特徴とする請求項に記載のアクチュエーションシステム。
  3. 前記給排制御部が、前記外部への排出ポートと前記リターンポートとの間で、前記ポンプに所定の背圧を付与するリリーフ弁を有することを特徴とする請求項1に記載のアクチュエーションシステム。
  4. 前記給排制御部が、前記ポンプと前記リリーフ弁との間に介在し、前記リリーフ弁と共に前記ポンプに前記背圧を付与する蓄圧器を備えたことを特徴とする請求項に記載のアクチュエーションシステム。
  5. 前記アクチュエータが航空機の舵面制御を行なうものであり、かつ、
    前記給排制御部の前記電気式制御弁がフライバイワイヤ制御を実行することを特徴とする請求項1に記載のアクチュエーションシステム。
JP2004262101A 2004-09-09 2004-09-09 アクチュエーションシステム Expired - Lifetime JP3892456B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004262101A JP3892456B2 (ja) 2004-09-09 2004-09-09 アクチュエーションシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004262101A JP3892456B2 (ja) 2004-09-09 2004-09-09 アクチュエーションシステム

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001158290A Division JP2002349513A (ja) 2001-05-28 2001-05-28 アクチュエーションシステム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006278654A Division JP2007040534A (ja) 2006-10-12 2006-10-12 アクチュエーションシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005009681A JP2005009681A (ja) 2005-01-13
JP3892456B2 true JP3892456B2 (ja) 2007-03-14

Family

ID=34101507

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004262101A Expired - Lifetime JP3892456B2 (ja) 2004-09-09 2004-09-09 アクチュエーションシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3892456B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005009681A (ja) 2005-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4515433B2 (ja) アクチュエーションシステム
CA1125145A (en) Power transmission
WO2017094454A1 (ja) 圧力補償ユニット
JP3822156B2 (ja) 建設重装備用油量制御装置
NZ200515A (en) Hydraulic control system with pilot controlled meter-in valve
JP3382981B2 (ja) 舵面の制御装置
CN115370633A (zh) 叉车及其集成式液压控制系统
KR102585567B1 (ko) 디지털 비례식 압력 컨트롤러
CN102562694B (zh) 负荷传感调节式静液压驱动系统
JP2007040534A (ja) アクチュエーションシステム
EP1375927B1 (en) Hydraulic control device and industrial vehicle with hydraulic control device
JP3892456B2 (ja) アクチュエーションシステム
JP2002349513A (ja) アクチュエーションシステム
JP2002364610A (ja) アクチュエーションシステム
JP3892455B2 (ja) アクチュエーションシステム
JPH09144713A (ja) アクチュエータ制御装置
JP2004340386A5 (ja)
CN217947588U (zh) 用于叉车的集成式液压控制系统
JP3741915B2 (ja) アクチュエーションシステム
JP7027469B2 (ja) 電動油圧回路及び航空機
JP3701511B2 (ja) アクチュエーションシステム
GB1581921A (en) Load-responsive direction and flow control valve
JP4839928B2 (ja) 建設機械の油圧制御装置
US20230221737A1 (en) Counter pressure valve arrangement
JP3681709B2 (ja) 油圧制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20041013

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041102

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041102

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060228

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060426

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060815

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061012

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20061019

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061206

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3892456

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091215

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101215

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111215

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111215

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121215

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121215

Year of fee payment: 6

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121215

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121215

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131215

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term