JP3741915B2 - アクチュエーションシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、流体圧アクチュエータを用いたアクチュエーションシステムに関し、より詳しくはフライバイワイヤ方式の制御装置に機械的制御機構を付加したアクチュエーションシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、航空機の舵面(昇降舵、方向舵、補助翼等の飛行制御翼面)を機械的リンケージに頼らないで制御するフライ・バイ・ワイア(Fly-By-Wire:以下、FBWという)方式の自動飛行制御システムが実現されているが、航空機には人命尊重のため高度な安全性と信頼性が要求されることから、FBW制御が不可能になるような電気系の故障が生じた場合でも操縦桿からの手動操作入力に応じた舵面制御を可能にする必要がある。そこで、舵面制御アクチュエータの給排制御機構に設けたインプットリンク(機械的入力部)と操縦桿とを簡易的な機械的リンケージにより結合させ、機械的に操縦制御を行うことができるバックアップ機構を併設したものが提案されている。
【0003】
この種のアクチュエーションシステムとしては、例えば図3に示すようなものがあった。
【0004】
このアクチュエーションシステムでは、航空機の機体側に支持されたアクチュエータ50の油室53、54のうち一方に、図外の圧力流体源に接続する作動油供給ポート62から逆止弁61を介して作動油を供給するとともに油室53、54のうち他方から作動油を排出し、両油室53、54を仕切るピストン52を油圧により作動させて、航空機の舵面Wを駆動する。
【0005】
このアクチュエータ50への作動油の供給及び排出は、機械式制御弁71と電気式制御弁72のうちいずれかによって制御され、これら制御弁71、72のうちいずれか一方がモード切換え弁73の切換え操作によってアクチュエータ50への作動油の給排経路に挿入される。ここで、モード切換え弁73は、通常はソレノイド弁75によって選択的に供給通路側の流体圧を供給されて切換え操作され、常時は電気式制御弁72をアクチュエータ50への作動油の給排経路に挿入し、電気式制御弁72を用いたFBW制御を可能にする。
【0006】
一方、何らかの油圧失陥により作動油の供給圧が低下したり、電気系統の故障によりソレノイド弁75がOFFとなると、モード切換え弁73は図3に示すメカニカルモード選択位置にバネ力で復帰し、機械式制御弁71をアクチュエータ50への作動油の給排経路に挿入する。
【0007】
上述のアクチュエーションシステムでは、油圧や電気系の故障時に、FBW制御から手動操縦による機械的操縦制御に即座に切り換えることができるが、通常のFBW制御時に突風や急操舵によってアクチュエータ50の出力以上の負荷が加わり、これがアクチュエータ50のみならず機体構造物にも疲労荷重として蓄積されることから、機体構造物の疲労強度を高めておく必要がある。そのため、燃費改善のための軽量化が困難であるという問題がある。
【0008】
その対策を図るものとして、例えば図4に示すようなものがある(特開平9−328098号公報参照)。
【0009】
このアクチュエーションシステムでは、供給ポート62から逆止弁61を介して導入された作動油を減圧弁81によって減圧して機械式制御弁71及び電気式制御弁72の供給圧ポートに供給できるようになっており、この減圧弁81はパイロット圧が設定圧になると、出口ポート81aを減圧弁戻り流路83に接続して作動油排出ポート63側に排出する。そして、モード切換え弁73が電気式制御弁72をアクチュエータ50への作動油給排経路に挿入するFBWモード選択位置に切換えられているとき、電気式制御弁72の供給圧ポートがソレノイド弁75を介して減圧弁81のパイロット圧ポート81cに接続される。したがって、FBW制御時に舵面Wに突風がふいたり急激な操舵がされ、ソレノイド弁75の出口ポート圧力である減圧弁81のパイロット圧が設定圧に達すると、アクチュエータ50への供給圧が減圧弁81によって減圧され、アクチュエータ50及び機体構造物に過大な負荷が加わるのが防止される。
【0010】
一方、モード切換え弁73が機械式制御弁71をアクチュエータ50への作動油給排経路に挿入する機械的操縦モード時、すなわち油圧又は電気系の故障時には、ソレノイド弁75がOFFとなって減圧弁81のパイロット圧が常時作動油排出ポート63側の低圧となるから、減圧弁81は減圧作動することはなく、その入口ポート及び出口ポートが最大開度で常時連通した状態となる。したがって、故障時の機械的操縦モードで舵面Wに突風がふいても、逆止弁61からアクチュエータ50までの作動油の供給経路が閉止されて作動油がブロックされ、舵面Wの位置を保つために必要なアクチュエータ出力(反力)を発生させることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように機体構造物の軽量化を可能にするアクチュエーションシステムにあっても、減圧時にアクチュエータ出力が低下することになることから、それをカバーし得るだけのアクチュエータサイズの増大と減圧弁の装備による重量増加等が必要になり、軽量化及びコスト低減の面で未だ改善の余地があった。
【0012】
そこで本発明は、アクチュエータサイズを増大させたり、高価な減圧弁等を用いたりすることなく軽量化を図ることのできるアクチュエーションシステムを提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、シリンダ内に収納されたピストンの両側に一方及び他方の流体室を形成し、両流体室への作動流体の供給及び排出によりピストンを移動させるアクチュエータと、機械的操作入力により切換操作される機械式制御弁、及び、操舵電気信号入力により切換操作される電気式制御弁を有し、両制御弁のうち何れかにより前記一方及び他方の流体室への作動流体の供給及び排出を制御する給排制御機構と、前記アクチュエータに作動流体を供給及び排出する給排通路に、前記機械式制御弁及び電気式制御弁のうちいずれかを選択して挿入するモード切換え弁と、外部からの機械的操作入力を前記機械式制御弁に伝達する操作力伝達部材を有し、前記モード切換え弁によって前記機械式制御弁が前記アクチュエータへの作動流体の供給及び排出通路に挿入されたとき、該操作力伝達部材を介した操作入力により前記機械式制御弁を作動させる機械的制御機構と、を備えたアクチュエーションシステムにおいて、前記給排通路を、前記流体源からの所定供給圧の作動流体を導入する供給ポートと、該供給ポートから前記機械式制御弁に作動流体を供給する第1の供給通路と、前記供給ポートから前記電気式制御弁に作動流体を供給する第2の供給通路と、で構成する一方、前記第1及び第2の供給通路のうち前記第1の供給通路に、前記供給ポートから前記機械式制御弁に向かう供給方向に自由流路を形成するとともに前記機械式制御弁から前記供給ポート側への逆流を阻止する逆止弁を設けて、第2の供給通路を通した前記電気式制御弁から前記供給ポート側への逆流を許容することを特徴とするものである。
【0014】
この発明では、電気式制御弁による通常モードの制御時にアクチュエータに大きな負荷が作用すると、第2の供給通路を通して電気式制御弁から供給ポート側に逆流が生じ、アクチュエータ及びその支持体に過大な負荷が作用するのが防止される。一方、機械式制御弁による故障モードでの制御時には、第1の供給通路に配された逆止弁によって機械式制御弁から供給ポート側への逆流が阻止されるから、逆止弁からアクチュエータまでの作動油の供給経路が閉止されて作動流体がブロックされることになる、大きな負荷荷重に対して制御位置を保つために必要な流体圧を確保して、所要のアクチュエータ出力を発生させることができる。
【0015】
上記アクチュエーションシステムにおいては、前記供給ポートから電磁切換え弁を介して供給される操作圧によって、前記モード切換え弁が切換え操作されるようにしてもよい。これにより、電気系及び油圧系のいずれの故障時にも機械式制御弁による制御に切換え可能となる。
【0016】
また、前記アクチュエータが航空機の機体側構造部材と舵面の間に介在し、該舵面を駆動するようにすると、突風時や急激な操舵時にアクチュエータ及び機体側構造部材に過大な負荷が作用するのを防止することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態について図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係るアクチュエーションシステムを示す図である。
【0018】
まず、その構成を説明する。
【0019】
図1において、10は油圧(流体圧)によって作動するアクチュエータであり、アクチュエータ10はシリンダ11内にピストン12を摺動自在に有し、そのピストン12の位置を差動変圧器等の変位センサ12aで検出する。このアクチュエータ10は、シリンダ11内のピストン12の軸方向両側に一方及び他方の油室13、14(流体室)を画成したものであり、これら二つの油室13、14のうち一方に作動油(作動流体)を供給し他方から排出することにより、航空機の舵面駆動部5に連結されたピストン12に油圧力を作用させ、前記航空機の操縦翼面の1つである舵面Wを駆動するようになっている。
【0020】
アクチュエータ10はそのブラケット部10aで航空機の機体側構造部材1に揺動自在に支持されており、ピストン12のロッド部12eをシリンダ11から突出させる伸張動作により舵面Wの舵角を大きくし、ピストン12のロッド部12eをシリンダ11内に引き込める収縮動作により舵面Wの舵角を小さくすることができる。
【0021】
アクチュエータ10の油室13、14には給排通路20を介して作動油が供給及び排出されるようになっている。この給排通路20は、図外の流体源に接続され所定供給圧の作動油を導入する作動油供給通路21と、アクチュエータ10から排出される作動油を蓄えて流体供給源側に戻す図外のリザーバ回路に接続された作動油排出ポート23rを有する作動油排出通路23と、アクチュエータ10の油室13、14に接続され、作動油供給通路21からの作動油をアクチュエータ10に供給するとともにアクチュエータ10から排出された作動油を作動油排出ポート23rに還流させるアクチュエータ側通路22、24及び25と、を具備している。
【0022】
また、給排通路20中には、機械的操作入力により開閉及び切換操作される機械式制御弁31と、操舵電気信号入力により開閉及び切換操作される電気式制御弁32とが配設されている。これら機械式制御弁31及び電気式制御弁32は、両制御弁31、32のうち任意の一方により油室13、14への作動油の供給及び排出を制御することができる給排制御機構30を構成している。ここで、機械式制御弁31は機械的操作入力により4ポートを開閉操作及び開度調節される3位置切換え可能な弁であり、この機械式制御弁31は、第1の供給通路21aに接続された供給圧ポート31aと、作動油排出ポート23rに接続されたリターンポート31bと、操作入力に応じて両ポートに接続される一対の制御圧ポート31c、31dとを有している。また、電気式制御弁32は、図外のFCCからの操舵電気信号Cr、Ceにより4ポートを開閉操作及び開度調節するよう電磁駆動される3位置切換え可能な弁であり、この電気式制御弁32は、流体圧供給源からの作動油を導入する供給圧ポート32aと、作動油排出ポート23rに接続されたリターンポート32bと、制御信号Cr、Ceの入力に応じて両ポート32a、32bに接続される一対の制御圧ポート32c、32dと、を有している。
【0023】
また、供給通路21は、供給ポート21pから機械式制御弁31に作動油を供給する第1の供給通路21aと、供給ポート21pから電気式制御弁32に作動油を供給する第2の供給通路21bと、を有している。一方のアクチュエータ側通路22は一対の通路22a、22bからなり、これら通路22a、22bは機械式制御弁31の制御圧ポート31b、31cと6ポート2位置切換弁であるモード切換弁33のバルブ接続ポート33c、33dとに接続されている。他方のアクチュエータ側通路24は、電気式制御弁32の制御圧ポート32b、32cとモード切換弁33のバルブ接続ポート33f、33gとに接続する一対の通路24a、24bからなる。アクチュエータ側通路25は、モード切換弁33のアクチュエータ接続ポート33a、33bを油室13、14に接続する一対の通路25a、25bからなる。
【0024】
また、第1の供給通路21a及び第2の供給通路21bのうち、機械的操縦時の供給経路である第1の供給通路21aには、逆止弁41が設けられている。この逆止弁41は、供給ポート21pから機械式制御弁31に向かう供給方向に自由流路を形成するとともに、機械式制御弁31から供給ポート21p側への作動油の逆流を阻止するようになっている。一方、第1の供給通路21a及び第2の供給通路21bのうち、FBW制御時の供給経路である第2の供給通路21bには、逆止弁はなく、供給ポート21pが電気式制御弁32の供給圧ポート32aに直接に接続されて所定供給圧の作動油が導入されるようになっている。また、アクチュエータ10からの作動油の逆流によって、電気式制御弁32の供給圧ポート32aよりもこれに接続する制御圧ポート33c又33dの油圧が高くなったとき、第2の供給通路21bを通した電気式制御弁32から供給ポート21p側への逆流が許容されるようになっている。
【0025】
29は機械式制御弁31に操作入力を与えるインプットリンクであり、このインプットリンク29は図1中の上下両端側の何れからも操作力を入力し得る揺動式の操作力伝達部材として構成されている。すなわち、インプットリンク29の第1移動端部29a(図1中の上端部)はパイロットによって操作される図外の操縦桿若しくはペダル等の手動操作部材に機械的リンケージを介して連結されており、インプットリンク29の第2移動端部29b(図1中の下端部)はピストン12のロッド部12eに揺動可能に支持されている。また、インプットリンク29は、両移動端部29a、29bの間にサミングポイント29c(弁操作点部)を有し、第1移動端部29aからの手動操作量と第2移動端部29bからの機械的フィードバック量との偏差に相当する機械的変位を、機械式制御弁31の弁操作量としてサミングポイント29cから出力するようになっている。
【0026】
このインプットリンク29からの操作入力により、機械式制御弁31は、供給圧ポート31aと制御圧ポート31c又は31dとを連通させて、油室13又は14に流体圧供給源からの作動油を供給するとともに、油室14又は13からの作動油をリターンポート31bを通して排出させることができ、さらに、供給圧ポート31a及びリターンポート31bと制御圧ポート31c、31dとの接続を遮断して両油室13、14への作動油の供給及び排出を停止することができる。すなわち、インプットリンク29が図示したブロック位置である中立位置にあるときにはアクチュエータ10の油室13、14に対する作動油の給排(供給及び排出)は行われないが、インプットリンク29がNe方向に操作されたときには、供給圧ポート31aと制御圧ポート31cとが連通して油室13に流体圧供給源からの作動油が供給されるとともに、リターンポート31bと制御圧ポート31dが連通して油室14からの作動油がリターンポート31bを通して排出され、アクチュエータ10は伸張する。逆に、インプットリンク29がNr方向に操作されたときには、供給圧ポート31aと制御圧ポート31dとが連通して油室14に流体圧供給源からの作動油が供給されるとともに、リターンポート31bと制御圧ポート31cが連通して油室13からの作動油がリターンポート31bを通して排出され、アクチュエータ10は収縮する。なお、図1において、31eは機械式制御弁31の弁体であり、31hは各ポート31a、31b、31c及び31dが形成された略スリーブ状の操作入力部であり、操作入力部31hはインプットリンク29からの操作入力に応じて弁体31eと相対移動し、各ポート31a、31b、31c及び31dの開度を変化させることができる。
【0027】
一方、電気式制御弁32は、例えば操舵電気信号Cr、Ceに応じ弁体32eを電磁駆動することにより、操舵電気信号Cr又はCeの信号レベルに応じ一対の制御圧ポート32c、32dを通して油室13又は14に前記流体圧供給源からの作動油を供給するとともに、油室14又は13からの作動油をリターンポート32bを通して作動油排出ポート23rへと排出させることができる。さらに、電気式制御弁32は、機械式制御弁31と同様に、ブロック位置である中立位置にあるときには、供給圧ポート32a及びリターンポート32bと制御圧ポート32c、32dとの接続を遮断して油室13、14への作動油の供給及び排出を停止することができる。なお、前記操舵電気信号Crはアクチュエータ10を収縮させる収縮指令信号、前記操舵電気信号Ceはアクチュエータ10を伸張させる伸張指令信号であり、両指令信号Cr、Ceは、パイロットコマンドに対応する舵角減少方向及び舵角増加方向の信号として、それぞれ電気式制御弁32の電磁駆動部32j、32kに入力される。
【0028】
前記モード切換弁33は、その切換えによって制御弁31、32のうち何れか一方の制御圧ポート31c、31d又は32c、32dをアクチュエータ10の油室13、14に接続するよう、メカニカルモード位置[I]及びFBWモード位置[II]の2つの切換え位置に切換えられるになっている。このモード切換弁33は、パイロット圧Paを導入するパイロット圧導入部33hと、パイロット圧導入部33hからの付勢力に応じて変位する弁体33eと、この弁体33eをパイロット圧導入部33hとは逆の方向であるメカニカルモード位置側に付勢するスプリング33k(付勢手段)とを備えており、パイロット圧導入部33hから弁体33jへの付勢力を加減することにより、制御弁31、32のうち任意の一方の制御圧ポート31c、31d又は32c、32dを油室13、14に接続することができるようになっている。
【0029】
具体的には、モード切換弁33のパイロット圧導入部33hには供給通路21からFBWソレノイド弁35(電磁切換え弁)を介して、前記パイロット圧Paが切換え操作圧としての供給されるようになっており、ソレノイド弁35のON/OFFによってパイロット圧Paが高圧又は低圧に制御され、弁体33jに対しスプリング33kからの一方側への付勢力とパイロット圧Paに基づく逆向きの付勢力とがそれぞれ作用することによって、モード切換弁33が切り換えられる。
【0030】
なお、図1は前記パイロット圧Paが低圧で弁体33eがメカニカルモード位置[I]に切り換えられている状態を示している。また、同図において、35eはソレノイド弁35の弁体、35jは弁体35eをFBWモード選択位置側に付勢する電磁操作部、35kは電磁操作部35jに対抗して弁体35eをメカニカルモード選択位置側に付勢するスプリングである。
【0031】
前記機械式制御弁31、インプットリンク29及び操縦桿までの機械的リンケージは、FCCによるFBW制御が実行できない電気系統の故障時に、操縦桿からの手動操舵を可能にするバックアップ機構を構成しており、FCCからの操舵電気信号Cr、Ceにより電気式制御弁32を作動させることができなくなるような何らかの故障が生じた場合には、操縦桿からの操作入力を給排制御機構30の機械式制御弁31に伝達し、機械的リンケージを介した手動操縦入力によりアクチュエータ10を作動させるようになっている。また、FCCは、FBW制御を実行する間、舵面位置(舵角)を検出するセンサ12aからのフィードバック信号や航空機の応答(ピッチ、ロール及びヨーの応答)を観測する図示しない運動センサ等からの信号により、上述した制御系が正常に作動しているか否かを常時チェックし、後述するような舵面制御を実行する。
【0032】
次に、作用を説明する。
【0033】
通常のFBWモードにおいては、パイロットによる操縦桿の手動操作量又は自動操縦のための必要操舵量に応じてパイロットコマンドが生成される。そして、この入力コマンドと舵面位置センサからのフィードバック信号等との偏差に応じた操舵電気信号Cr又はCeが生成され、各制御系統の電気式制御弁32に入力される。このとき、FBWソレノイド弁35はパイロット圧供給位置に電磁駆動するためのモード選択信号Sが入力され、ON状態となっている。
【0034】
この状態においては、前記入力コマンドと位置センサからのフィードバック信号とに差が生じると、その偏差に応じた操舵電気信号(以下、偏差信号という)Cr又はCeにより電気式制御弁32が弁体32eを中立位置から変位させるように駆動され、制御圧ポート32c、32dが開かれることで、一方の油室13又は14に流体圧供給源からの作動油が供給されるとともに、他方の油室14又は13からの作動油がリターンポート32bを通して排出される。したがって、ピストン12が油室13、14の間の差圧に応じた推力を発生して、舵面Wを入力コマンドに対応する舵角位置へと制御する。
【0035】
次いで、前記パイロットコマンドとセンサ12aからの信号との差がほぼゼロになると、偏差信号Cr又はCeが初期値(例えばゼロ)となり、供給圧ポート32a及びリターンポート32bと制御圧ポート32c及び32dとの接続が遮断されて、油室13、14への作動油の供給及び排出が停止される。
【0036】
ここで、例えば舵面Wに突風がふき、舵面Wに大きな空力負荷が作用したとすると、舵面Wからアクチュエータ10、更に機体側構造部材1に加わる負荷荷重が急激に増大する。このとき、電気式制御弁32がいずれかの給排位置で開弁した状態で、供給通路21に接続する一方の油室13又は14の圧力が供給圧を超えると、モード切換え弁33及び電気式制御弁32を介して、その一方の油室13又は14から第2の供給通路21b側への逆流が許容されることになる。したがって、アクチュエータ10及び機体側構造部材1に過大な負荷が作用することがない。その結果、機体側構造部材1の強度を過度に高める必要がない。
【0037】
ところで、このように入力コマンド位置に対して出力位置が異なると、航空機の飛行姿勢が変化するように思われるが、舵面Wが受ける空力エネルギーの変化が少ないため、逆に飛行姿勢は安定したものとなる。なお、この原理を応用して軽量で快適な操舵を行う最新のサーボ制御技術にACT(Active Control Technology)がある。
【0038】
一方、電気回路の故障が生じた場合、FBW制御はできなくなるが、この場合、ソレノイド弁35がOFFとなってパイロット圧Paが低下し、図1に示すように、モード切換弁33が機械式制御弁31をアクチュエータ10への作動油の供給通路及び排出通路に挿入する。すなわち、パイロット圧Paの低下に応じて、モード切換弁33がFBWモード位置から図中に示すメカニカルモード位置に切り換わり、メカニカルモードでの機械的操縦制御が可能な状態となる。
【0039】
そして、モード切換え後は、操縦桿からの手動操作入力によりインプットリンク29を介して機械式制御弁31が操作され、その手動操作に応じた開度で制御圧ポート31c、31dが開かれ、片方の油室13又は14に流体圧供給源からの作動油が供給されるとともに、残りの油室14又は13からの作動油がリターンポート31bを通して作動油排出ポート23rに排出される。これにより、各制御系統のアクチュエータ10内でピストン12が油室13、14の間の差圧に応じた推力を発生し、ピストン12のロッド部12eが舵面を操縦桿の手動操作量(パイロットコマンド)に対応する舵角位置へと制御する。
【0040】
この状態においては、第1の供給通路21aに配された逆止弁41によって機械式制御弁31から供給ポート21p側への逆流が阻止されることから、舵面Wに突風が当たったり、急激な操舵がなされたりして、アクチュエータ10に大きな負荷荷重が作用しても、逆止弁41からアクチュエータ10までの作動油の供給経路が閉止されて作動油がブロックされ、手動操作による舵面制御位置を保つために必要な流体圧が確保されるから、所要のアクチュエータ出力を発生させることができる。すなわち、いわゆるガストロック機能が得られる。
【0041】
一方、電気系統の故障でなく、あるいは電気系統の故障と共に、供給油圧が所定値以下に低下する油圧系統の故障が発生した場合、モード切換弁33の弁体33eがスプリング33kによってメカニカルモード位置に切り換えられ、機械式制御弁31がアクチュエータ10への作動油の供給通路及び排出通路に挿入されて、メカニカルモードでの機械的操縦制御が可能な状態となる。
【0042】
この状態においても、舵面Wに作用する空力負荷に対して、第1の供給通路21aに配された逆止弁41によって機械式制御弁31から供給ポート21p側への逆流が阻止され、逆止弁41からアクチュエータ10までの作動油の供給経路が閉止されて作動油がブロックされるブロック機能によって、大きな空力負荷荷重に対してアクチュエータ10で必要な対抗力を発生させたり、手動操作に応じアクチュエータ10を負荷に追従する方向にわずかに操舵したりする最低限の操舵機能を発揮させることができる。
【0043】
このように、航空機の機体側構造部材1と舵面Wの間にアクチュエータ10を介在させて舵面Wを駆動するアクチュエーションシステムにおいて、電気式、機械式の制御弁31、32のうち機械式制御弁31への作動油の供給通路21aにのみ逆流防止用の逆止弁41を設けているので、電気式制御弁32による通常のFBW制御モードでは、アクチュエータ10に大きな負荷が作用したとき、第2の供給通路21bを通して電気式制御弁32から供給ポート21p側に逆流が生じるのを許容することで、突風時や急激な操舵時にアクチュエータ10及びその支持体である機体側構造部材1に過大な負荷荷重が作用することが防止される。さらに、機械式制御弁31による機械的操縦制御を行う故障モードでは、第1の供給通路21aに配された逆止弁41によって機械式制御弁31から供給ポート21p側への逆流が阻止され、逆止弁41からアクチュエータ10までの作動油の供給経路が閉止されて作動流体がブロックされることで、大きな負荷荷重に対しても制御位置を保つために必要な流体圧を確保して、所要のアクチュエータ出力を発生させることができる。その結果、アクチュエータサイズを増大させたり、高価な減圧弁等を用いたりする必要をなくして、メカニカルバックアップ機構付のアクチュエーションシステムの軽量化を図ることができる。
【0044】
また、上記アクチュエーションシステムにおいては、供給ポート21pからソレノイド弁35を介して供給されるパイロット圧Paによって、モード切換え弁33が切換え操作されるから、電気系及び油圧系のいずれの故障時にも機械式制御弁31による制御に切換えることができる。
(第2実施形態)
図2は、本発明の第2実施形態に係るアクチュエーションシステムの概略構成図である。なお、本実施形態は本発明を並列する多重液圧制御系統のアクチュエーションシステムに適用したもので、その各制御系統がに図2に示すように構成されているが、図中には1系統のみを図示している。また、同図において、上述例と同様の構成には図1と同様の符号を付し、相違点について以下に説明する。
【0045】
本実施形態のアクチュエーションシステムは、3モードに切換え可能なモード切換え弁43と、これを切換え操作する2つのソレノイド弁(電磁切換え弁)45A、45Bとを具備している。
【0046】
モード切換え弁43は、アクチュエータ10への作動油の給排通路20に機械式制御弁31を選択して挿入するメカニカルモード[I]と、アクチュエータ10への作動油の給排通路20に電気式制御弁32を挿入するFBWモード位置[II]と、アクチュエータ10の油室13、14を連通させて作動油排出ポートに接続して他系統への従動(実質的に無抵抗でピストン移動すること)を可能にするバイパスモード位置[III]と、に切り換え可能な3位置切換え弁である。このモード切換え弁43は、切り換え操作によってその一方側のストロークエンドでメカニカルモード[I]に、他方側のストロークエンドでバイパスモード位置[III]に、その中間でFBWモード位置[II]にそれぞれ切り換えられる弁体43eと、弁体43eをバイパスモード位置[III]への切り換え操作方向に付勢する第1及び第2のパイロット圧導入部43h1、43h2と、弁体43eをメカニカルモード[I]に付勢するスプリング43kと、を有している。
【0047】
また、モード切換え弁43は、ソレノイド弁45A、45Bからのパイロット圧Pa、Pbが共に高圧のとき、モード切換弁43の弁体43eがスプリング43kの付勢力に打ち勝ってバイパスモード位置[III]となるストロークエンドまで移動する。ここで、ソレノイド弁45A、45Bは、一方のソレノイド弁45Aがモード選択信号Sc1に応じて上述例のソレノイド弁35と同様に作動し、他方のソレノイド弁45Bが例えば多重化された制御系統のうち1系統の油圧が所定レベル以下に低下したとき、モード選択信号Sc2に応じて供給圧をパイロット圧導入部43h2に供給するON状態となる。そして、ソレノイド弁45BがOFFでソレノイド弁45AのみがONであるとき、モード切換弁43の弁体43eはパイロット圧導入部43h1からの付勢力のみでスプリング43kを撓ませ、中間のFBWモード位置[II]となる。
【0048】
なお、ソレノイド弁45A、45Bはそれぞれ、モード切換え弁43のパイロット圧導入部43h2を作動油供給ポート21pに接続するON状態の切換え位置と、パイロット圧導入部43h2を作動油排出ポート23rに接続するOFF状態の切換え位置とに切換え可能になっており、それぞれモード選択信号Sc1、Sc2によりON/OFF切換えされる。
【0049】
本実施形態においては、図1に示した実施形態と同様な作用効果が期待できることに加え、ソレノイド弁45A、45Bのうち一方からのパイロット圧Pb又はPaが低圧で、他方からのパイロット圧Pa又はPbが高圧であるときには、モード切換え弁43の弁体43eがスプリング43kの付勢力に抗してFBWモード位置に移動され保持されることになり、電気式制御弁32とアクチュエータ10の間の流体回路が開かれる。
【0050】
また、電気系の故障時には、ソレノイド弁45A、45Bからのパイロット圧Pa、Pbが共に低圧となり、モード切換え弁43の弁体43eがスプリング43kの付勢力によってメカニカルモード位置[I]に切り換えられる。
【0051】
さらに、一系統の油圧のみが低下するような故障の場合には、その故障系統のソレノイド弁45A、45Bが共にONとなり、両ソレノイド弁45A、45Bからのパイロット圧Pa、Pbが共に高圧となってバイパス・モ−ド位置[III]に切り換えられ、他系統ではFBWモ−ドのままの状態で動くことになるが、この場合、故障系統のアクチュエータ10は他系統のアクチュエータ10に対して実質的に無抵抗であるため、FBW制御を継続することができる。
【0052】
本実施例においても、上述例と同様な効果が得られる。また、バイパスモードを有しているので、アクチュエータを多重配置したシステムに好適である。
【0053】
なお、上述した各実施形態においては航空機の舵面制御用アクチュエーションシステムとして説明したが、FBW制御される他用途の液圧アクチュエーションシステムであってもよいことはいうまでもなく、本発明は、機械的制御機構付きFBW制御アクチュエーションシステム全般に広く適用することができるものである。
【0054】
【発明の効果】
本発明によれば、電気式制御弁による制御時にアクチュエータに大きな負荷が作用したとき、第2の供給通路を通して電気式制御弁から供給ポート側に逆流が生じるのを許容するようにして、アクチュエータ及びその支持体に過大な負荷が作用するのを防止し、一方、機械式制御弁による制御時には、第1の供給通路に配された逆止弁によって機械式制御弁から供給ポート側への逆流を阻止して、大きな負荷荷重に対して制御位置を保つために必要な流体圧を確保し、所要のアクチュエータ出力を得ることができる。その結果、アクチュエータサイズを増大させたり高価な減圧弁等を用いたりする必要のない軽量化の容易なアクチュエーションシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るアクチュエーションシステムの概略構成図であり、そのメカニカルモードの状態を示している。
【図2】本発明の第2実施形態に係るアクチュエーションシステムの概略構成図であり、そのメカニカルモードの状態を示している。
【図3】従来例のアクチュエーションシステムの概略構成図である。
【図4】他の従来例のアクチュエーションシステムの概略構成図である。
【符号の説明】
10 アクチュエータ
12 ピストン
13、14 油室(流体室)
20 給排通路
21 作動油供給通路
21a 第1の供給通路
21b 第2の供給通路
21p 作動油供給ポート
23 作動油排出通路
23r 作動油排出ポート
30 給排制御機構
31 機械式制御弁
32 電気式制御弁
33、43 モード切換弁
35、45A、45B ソレノイド弁(モード切換え用の電磁切換え弁)
41 逆止弁

Claims (3)

  1. シリンダ内に収納されたピストンの両側に一方及び他方の流体室を形成し、両流体室への作動流体の供給及び排出によりピストンを移動させるアクチュエータと、
    機械的操作入力により切換操作される機械式制御弁、及び、操舵電気信号入力により切換操作される電気式制御弁を有し、両制御弁のうち何れかにより前記一方及び他方の流体室への作動流体の供給及び排出を制御する給排制御機構と、
    前記アクチュエータに作動流体を供給及び排出する給排通路に、前記機械式制御弁及び電気式制御弁のうちいずれかを選択して挿入するモード切換え弁と、
    外部からの機械的操作入力を前記機械式制御弁に伝達する操作力伝達部材を有し、前記モード切換え弁によって前記機械式制御弁が前記アクチュエータへの作動流体の供給及び排出通路に挿入されたとき、該操作力伝達部材を介した操作入力により前記機械式制御弁を作動させる機械的制御機構と、を備えたアクチュエーションシステムにおいて、
    前記給排通路を、前記流体源からの所定供給圧の作動流体を導入する供給ポートと、該供給ポートから前記機械式制御弁に作動流体を供給する第1の供給通路と、前記供給ポートから前記電気式制御弁に作動流体を供給する第2の供給通路と、で構成する一方、
    前記第1及び第2の供給通路のうち前記第1の供給通路に、前記供給ポートから前記機械式制御弁に向かう供給方向に自由流路を形成するとともに前記機械式制御弁から前記供給ポート側への逆流を阻止する逆止弁を設けて、
    前記アクチュエータの負荷の増大に対して、前記機械式制御弁が前記給排通路に挿入されているときには前記逆止弁により前記供給ポート側への逆流を阻止し、前記電気式制御弁が前記給排通路に挿入されているときには前記第2の供給通路を通した前記電気式制御弁から前記供給ポート側への逆流を許容するようにしたことを特徴とするアクチュエーションシステム。
  2. 前記供給ポートから電磁切換え弁を介して供給される操作圧によって、前記モード切換え弁が切換え操作されることを特徴とする請求項1に記載のアクチュエーションシステム。
  3. 前記アクチュエータが航空機の機体側構造部材と舵面の間に介在し、該舵面を駆動することを特徴とする請求項1又は2に記載のアクチュエーションシステム。
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