JP3891836B2 - 電動式パワーステアリング装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、少なくとも外周の歯が合成樹脂よりなる大歯車を備える電動式パワーステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7は従来の減速歯車機構及び電動式パワーステアリング装置の構成を示す断面図である。
電動式パワーステアリング装置は、操舵輪100に連結される入力軸101と、該入力軸101にトーションバー102を介して連結される出力軸103と、操舵輪100を操舵することによって入力軸101に加わる回転トルクを前記トーションバー102に生じる捩れによって検出するトルクセンサ104と、該トルクセンサ104が検出した操舵トルクに基づいて駆動される操舵補助用のモータ105とを備え、該モータ105の回転を減速歯車機構106を介して前記出力軸103及び該出力軸103に連結される伝達手段(不図示)を介して舵取機構(不図示)に伝達するように構成されている。
【0003】
減速歯車機構106は前記モータ105の回転に連動するウォーム107と、該ウォーム107に噛合するウォームホイール108とを備えている。
ウォームホイール108は、前記ウォーム107に噛合する歯を外周に有する合成樹脂製の環状部材109と、該環状部材109の内側に嵌合された金属製の芯部材110とを備え、該芯部材110が前記出力軸103に支持され、ウォーム107との噛合による騒音を小さくするようにしてある。
【0004】
ウォーム107は、前記入力軸101及び出力軸103の軸芯と交叉するように配置され、一対の転がり軸受(不図示)を介してハウジング110内に支持されており、ウォームホイール108を支持した出力軸103は一対の転がり軸受111,112を介してハウジング110内に支持されている。また、このウォームホイール108の歯は、歯先面の近傍から歯底面の近傍に亘って等しい曲率となるように凸に湾曲する歯形になっている。
【0005】
このように減速歯車機構が用いられた電動式パワーステアリング装置にあっては、ウォーム107及びウォームホイール108の噛合部のバックラッシュ量を少なくし、転舵時のバックラッシュによる歯打ち音をなくするため、ウォーム107及びウォームホイール108の回転中心間距離が許容範囲となるようにウォーム107、ウォームホイール108、転がり軸受111,112、ハウジング110等が選択され組み立てられているが、この組立てに多くの時間を要することになり、また、ウォーム107及びウォームホイール108の歯の摩耗が増大することによってバックラッシュ量が増加することになり、改善策が要望されていた。
【0006】
そこで、特開2000−43739に記載されているようにモータ側軸部が転がり軸受を介してハウジングに回転可能に支持されたウォームのモータと反対側軸部をウォームホイールに向けて押付ける押付体を有する調整手段を設け、該調整手段を操作することにより、ウォーム及びウォームホイールの回転中心間距離を調整し、バックラッシュ量を適正にするように構成された電動式パワーステアリング装置が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、以上のように調整手段を設けてバックラッシュ量を適正にするように構成された電動式パワーステアリング装置にあっては、前記回転中心間距離を調整するための調整手段が歯車とは別に設けられているため、構造が複雑であり、組立て作業性も低下することになり、改善策が要望されていた。
【0008】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、前記回転中心間距離を調整するための調整手段を歯車と別に設けることなく、バックラッシュ量を適正にすることができる電動式パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
第1発明に係る電動式パワーステアリング装置は、外周に歯を有する大歯車と、該大歯車に噛合する小歯車と、該小歯車に連結された操舵補助用のモータと、該モータの回転に伴う前記大歯車の回転力を舵取機構に伝達する伝達手段とを備えている電動式パワーステアリング装置において、前記大歯車は少なくとも歯が合成樹脂よりなり、前記歯の側面から歯幅方向へ凹入する空所を有し、前記歯の歯面は凸に湾曲する歯形であり、ピッチ円近傍の歯面の歯形は、歯先側及び歯底側の曲率半径よりも小さく、且つほぼ一様の曲率半径で形成され、歯先側の歯面及び歯底側の歯面に不連続な曲率変化にてつながっていることを特徴とする。
【0010】
第1発明にあっては、歯の側面部に設けた空所によって歯面部を歯厚方向へ撓ませることが可能であるため、この歯面部を撓ませつつ小歯車と噛合させ、噛合部のバックラッシュ量を負数にした状態で組立てることが可能である。この結果、前記回転中心間距離が許容範囲となるように簡易に組み立てることができ、また、歯の摩耗が増大した場合においても前記回転中心間距離を許容範囲に維持することが可能である。また、小歯車との噛合によって歯の歯面部を歯厚方向へ撓ませることが可能であるため、噛合部の噛合抵抗の増加を抑制でき、大歯車及び小歯車をスムーズに回転させ得る。また、大歯車の歯自体の撓みによって前記回転中心間距離を変えることができるため、構造を簡単にでき、小形化できる。
しかも、小歯車と噛合するとき、ピッチ円近傍の歯面が小歯車の歯面と接触するため、この接触部の接触面積を低減でき、噛合による歯の摩耗を抑制できる。この結果、バックラッシュ量の増加を抑制できる。
【0011】
第2発明に係る電動式パワーステアリング装置は、前記空所は歯厚方向に離間して複数配置されていることを特徴とする。
第2発明にあっては、大歯車が一方向及び他方向に回転される場合でも、空所の容積を比較的小さくすることができ、歯の耐強度を高めることができる。
【0012】
第3発明に係る電動式パワーステアリング装置は、前記空所はピッチ円よりも歯先側から歯底側にかけて設けられていることを特徴とする。
第3発明にあっては、歯先面に連なる一対の歯面と空所との間の肉厚を均等化でき、歯面部の歯厚方向への撓み性を良好にできる。
【0014】
第4発明に係る電動式パワーステアリング装置は、前記大歯車及び小歯車が噛合する噛合部のバックラッシュ量を負数としてあることを特徴とする。
【0016】
第4発明にあっては、大歯車及び小歯車の噛合部に生じる回転トルクによって大歯車の歯の歯面部を歯厚方向へ撓ませる得るため、この歯面部を予め撓ませ、噛合部のバックラッシュ量を負数にした状態で組立てることが可能である。この結果、前記回転中心間距離が許容範囲となるように簡易に組み立てることができ、しかも、歯の摩耗が増大した場合においても前記回転中心間距離を許容範囲に維持することが可能である。また、合成樹脂製の歯を撓ませる得るため、噛合部の噛合抵抗の増加を抑制でき、大歯車及び小歯車をスムーズに回転させ得る。また、大歯車の歯自体の撓みによって前記回転中心間距離を変えることができるため、構造を簡単にでき、小形化できる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
実施の形態1
図1は本発明に係る電動式パワーステアリング装置の大歯車の実施の形態1の正面図、図2は大歯車の歯の拡大断面図、図3は減速歯車機構の断面図である。大歯車1はモータ3の回転によって回転されるウォーム2と噛合するウォームホイールであり、外周に歯11を有する合成樹脂製の環状部材12と、該環状部材12の内側に嵌合された金属製の芯部材13とを備え、前記歯11の側面で、歯先面11a及び該歯先面11aに連なる一対の歯面11b,11bの間に歯幅方向へ凹入する空所14が設けられており、大歯車1がウォーム2と噛合するとき、空所14と歯面11b,11bとの間の歯面部11c,11cを歯厚方向へ撓ませることができるようにしてある。
【0018】
環状部材12は前記芯部材13を射出成形型のキャビティにインサートとして収容配置し、ポリアミド樹脂等の溶融された合成樹脂(熱硬化性合成樹脂)を射出することにより成形してあり、芯部材13と一体に結合してある。また、歯11の歯面11b,11bは凸に湾曲する歯形であり、ピッチ円p近傍の歯面11b,11bの歯形が、一般的な基準歯形の歯先側及び歯底側の曲率半径よりも小さい曲率半径になっている。従って、このピッチ円p近傍の歯面11b,11bの歯形と、歯先側の歯面及び歯底側の歯面は、つながる箇所を境目として曲率が急変しており、すなわち、不連続な曲率変化にてつながっている。
【0019】
空所14は前記環状部材12が成形されるとき、前記射出成形型によって歯11の側面を貫通するように形成してある。また、空所14は歯厚方向に離間して2つ配置し、空所14,14の間に歯先面部11eに連なる歯芯部11fが形成されている。また、空所14は歯車1のピッチ円pよりも歯先側から歯底側にかけて歯面11b,11bとの間の間隔がほぼ均等となるように形成されている。
【0020】
芯部材13は軟鋼等の金属材料によって円板形に形成してあり、中心部には嵌合孔13aが穿設されており、該嵌合孔13aに回転軸(例えば後記する出力軸30)が嵌合される。
【0021】
このように構成された大歯車1は、減速歯車機構Aのウォームホイールとして使用される。
この減速歯車機構Aは芯部材13の貫通孔13aが回転軸4に嵌合固定されたウォームホイール1と、該ウォームホイール1の歯11と噛合する金属製のウォーム2と、該ウォーム2の歯部21の両端に連なる軸部22,23に嵌合された軸受5,6と、該軸受5,6を介して前記ウォーム2を回転可能に支持したアルミニウム製のハウジング7とを備えており、一方の軸部22に連結されるモータ3の回転を減速してウォームホイール1に伝達し、回転軸4を回転させるように構成されている。
【0022】
このように構成された減速歯車機構Aは、例えば電動式パワーステアリング装置に適用される。図4は本発明に係る電動式パワーステアリング装置の断面図である。
【0023】
電動式パワーステアリング装置は、上端が舵取りのための操舵輪8に繋がり、下端に筒部を有する入力軸9と、前記筒部内に挿入されてその上端が前記入力軸9の筒部に同軸的に連結され、前記操舵輪8に加わる操舵トルクの作用によって捩れるトーションバー10と、下端が前記トーションバー10の下端に同軸的に連結される出力軸30と、前記トーションバー10の捩れに応じた入力軸9及び出力軸30の相対回転変位量によって前記操舵輪8に加わる操舵トルクを検出するトルクセンサ31と、該トルクセンサ31が検出したトルクに基づいて駆動される操舵補助用のモータ3と、該モータ3の回転に連動し、該回転を減速して出力軸30に伝達する前記減速歯車機構Aと、前記トルクセンサ31及び前記減速歯車機構Aが収容されたハウジング7とを備え、このハウジング7に前記モータ3が取付けられている。尚、出力軸30が前記回転軸4を構成している。
【0024】
減速歯車機構Aは、ウォーム2の軸部22が前記モータ3の駆動軸3aに繋がっており、また、ウォームホイール1が前記出力軸30の中間に嵌合固定されており、これらウォーム2及びウォームホイール1の噛合により前記駆動軸3aの回転を減速して出力軸30に伝達し、該出力軸30からユニバーサルジョイントを経て例えばラックピニオン式の舵取機構(図示せず)へ伝達するようにしている。尚、出力軸30及びユニバーサルジョイントが、ウォームホイール1の回転力を舵取機構に伝達する伝達手段を構成している。
【0025】
図5はウォーム2及びウォームホイール1の噛合部の拡大断面図である。
以上の如く構成された減速歯車機構A、電動式パワーステアリング装置において、ウォームホイール1の歯11の側面には歯幅方向へ凹入する空所14,14が設けられており、歯11の歯面部11c,11cを歯厚方向へ撓み可能としてあるため、前記歯11の撓みによって噛合部のバックラッシュ量が例えばマイナス2’程度となるようにウォーム2及びウォームホイール1の回転中心間距離Hを予め設定することにより、減速歯車機構Aを組み立てる場合、前記歯11の歯面部11cを撓ませつつウォーム2及びウォームホイール1を噛合させることができる。このように組立てたとき、前記歯11の歯面部11cはウォーム2との噛合によって歯厚方向へ撓むことになり、噛合部の噛合抵抗の増加を抑制することができるため、ウォーム2及びウォームホイール1をスムーズに回転させることができる。
【0026】
また、長期の使用により、ウォーム2及びウォームホイール1の歯11が摩耗し、バックラッシュ量が増加するとき、このバックラッシュ量を初期から極めて長期間に亘って一般的な初期設定値である約プラス3’と同水準に抑制することが可能であり、前記回転中心間距離Hを許容範囲に維持し得る。
【0027】
また、ウォームホイール1の歯11の歯形は、ピッチ円p近傍の曲率半径を一般的な基準歯形の歯先側及び歯底側の曲率半径よりも小さくしてあるため、歯面11b,11bとウォーム2との接触面積を低減でき、噛合による歯11の摩耗を抑制できる。
【0028】
また、電動式パワーステアリング装置にあっては、操舵輪8の左右方向への操舵によって前記歯11の歯面11b,11bには夫々回転トルクが加わることになるが、歯11に設けられた空所14,14は歯厚方向に離間して配置されており、空所14,14の間に歯先面部11eに連なる歯芯部11fが形成されているため、空所14,14の容積を比較的小さくすることができるとともに、歯面部11c,11cの撓みを歯先面部11eによって抑制することができ、歯11の耐強度を高めることができる。
【0029】
実施の形態2
図6は大歯車の実施の形態2の歯の拡大断面図である。
この実施の形態2の大歯車1は、実施の形態1において空所14,14を歯厚方向に離間して複数配置とする代わりに、1つの空所14aを設けたものである。
【0030】
実施の形態2において、前記空所14aはピッチ円p部分に歯厚方向へ長くなるように設けられており、ウォームホイール1がウォーム2と噛合するとき、空所14aと歯面11b,11bとの間の歯面部11c,11cを歯厚方向へ撓ませることができるようにしてある。
【0031】
その他の構成及び作用は実施の形態1と同様であるため、同様の部品については同じ符号を付し、その詳細な説明及び作用効果の説明を省略する。
【0032】
尚、以上説明した実施の形態では、歯幅方向に貫通する空所14,14aとしたが、その他、この空所14,14aは歯11の一側面で開口する凹形としてもよい。
【0033】
また、実施の形態における空所14,14aは、前記歯面部11c,11cの撓みを許容するゴム等の弾性材が充填された構造としてもよい。
また、以上説明した実施の形態では、合成樹脂製の環状部材12の内側に金属製の芯部材13が嵌合されたウォームホイール1について説明したが、その他、このウォームホイール1は前記芯部材13がなく、全体が合成樹脂製であってもよい。
【0034】
また、以上説明した実施の形態の減速歯車機構は、ウォーム2である小歯車及びウォームホイール1である大歯車を備えたウォーム歯車である他、平歯の小歯車及び大歯車を備えた平歯車であってもよい。
【0035】
【発明の効果】
以上詳述したように第1発明によれば、互いに噛合する大歯車及び小歯車の回転中心間距離が許容範囲となるように簡易に組み立てることができ、また、歯の摩耗が増大した場合においても前記回転中心間距離を許容範囲に維持することが可能である。また、噛合部の噛合抵抗の増加を抑制でき、大歯車及び小歯車をスムーズに回転させ得る。また、大歯車の歯自体の撓みによって前記回転中心間距離を変えることができるため、構造を簡単にでき、小形化できる。
しかも、小歯車と噛合するとき、ピッチ円近傍の歯面が小歯車の歯面と接触するため、この接触部の接触面積を低減でき、噛合による歯の摩耗を抑制できる。この結果、バックラッシュ量の増加を抑制できる。
【0036】
第2発明によれば、空所の容積を比較的小さくすることができ、歯の耐強度を高めることができる。
【0037】
第3発明によれば、歯先面に連なる一対の歯面と空所との間の肉厚を均等化でき、歯面部の歯厚方向への撓み性を良好にできる。
【0039】
第4発明によれば、大歯車及び小歯車の回転中心間距離が許容範囲となるように簡易に組み立てることができ、しかも、歯の摩耗が増大した場合においても前記回転中心間距離を許容範囲に維持することが可能である。また、噛合部の噛合抵抗の増加を抑制でき、大歯車及び小歯車をスムーズに回転させ得る。また、大歯車の歯自体の撓みによって前記回転中心間距離を変えることができるため、構造を簡単にでき、小形化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電動式パワーステアリング装置の大歯車の実施の形態1の正面図である。
【図2】 本発明に係る電動式パワーステアリング装置の大歯車の歯の拡大断面図である。
【図3】 本発明に係る電動式パワーステアリング装置の断面図である。
【図4】 本発明に係る電動式パワーステアリング装置の全体の断面図である。
【図5】 本発明に係る電動式パワーステアリング装置のウォーム及びウォームホイールの噛合部の拡大断面図である。
【図6】 本発明に係る電動式パワーステアリング装置の大歯車の実施の形態2の歯の拡大断面図である。
【図7】 従来の減速歯車機構及び電動式パワーステアリング装置の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ウォームホイール(大歯車)
11 歯
11a 歯先面
11d 歯底面
14,14a 空所
2 ウォーム
3 モータ
A 減速歯車機構
Claims (4)
- 外周に歯を有する大歯車と、該大歯車に噛合する小歯車と、該小歯車に連結された操舵補助用のモータと、該モータの回転に伴う前記大歯車の回転力を舵取機構に伝達する伝達手段とを備えている電動式パワーステアリング装置において、前記大歯車は少なくとも歯が合成樹脂よりなり、前記歯の側面から歯幅方向へ凹入する空所を有し、前記歯の歯面は凸に湾曲する歯形であり、ピッチ円近傍の歯面の歯形は、歯先側及び歯底側の曲率半径よりも小さく、且つほぼ一様の曲率半径で形成され、歯先側の歯面及び歯底側の歯面に不連続な曲率変化にてつながっていることを特徴とする電動式パワーステアリング装置。
- 前記空所は歯厚方向に離間して複数配置されている請求項1記載の電動式パワーステアリング装置。
- 前記空所はピッチ円よりも歯先側から歯底側にかけて設けられている請求項1又は2記載の電動式パワーステアリング装置。
- 前記大歯車及び小歯車が噛合する噛合部のバックラッシュ量を負数としてある請求項1乃至3の何れか一つに記載の電動式パワーステアリング装置。
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