JP3891506B2 - 引き違い戸の錠部材の芯出し構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は引き違い戸の錠部材の芯出し構造に関する。ここで「錠部材」とは、引き違い戸に於ける外側框に取り付けられる外側錠部材と、この外側錠部材に対向するように内側縦框に取り付けられる内側錠部材とを意味する。
【0002】
【従来の技術】
一般に引き違い戸の錠部材の芯出し構造は、「錠部材」が鎌用係合孔を有する外側錠部材と鎌を内装する内側錠部材とから成るので、両部材を整合するように引き違い戸の縦框に固定的に取り付けなければ成らない。
【0003】
そこで、従来、予め外側框に固定的に取付けられた外側錠部材に対し、内側錠部材を内側縦框に取り付ける際に、外側錠部材のストライク板に形成された芯出し用基準小孔、内側錠部材の錠箱のフロント板並びに後部垂直壁にそれぞれ形成された一対の水平貫通孔等にセッテイング用ピンを差し込み、錠部材の芯出した状態で内側錠部材(錠箱及び化粧板)を内側縦框に固定している。
【0004】
しかしながら、このような従来の錠部材の芯出し構造に於いては、一旦引違錠を引き違い戸の縦框に取付けてしまうと、経験則上(日常)、セッテイング用ピンを捨ててしまったり、或いは紛失してしまうのが一般である。したがって、使用後に再度芯出しの必要性が生じた場合に、新たなセッテイング用ピンを用意しないと、直ちに錠部材の芯出しができないという問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、錠部材の使用中に、再度芯出しの必要性が生じた場合、新たなセッテイング用ピンを用意しなくとも直ちに錠部材の芯出しができることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の引き違い戸の錠部材の芯出し構造は、ストライク板4に芯出し用基準小孔9を有し、かつ、予め外側框1に固定された外側錠部材2と、この外側錠部材2に対向して内側縦框21に固定され、かつ、錠箱24のフロント板23に芯出し孔40を有する内側錠部材22とから成る引き違い戸の錠部材の芯出し構造に於いて、内側錠部材22の内側カバー32にドライバー用差込み孔48を有する垂直壁部46がカバーされた錠箱24の内部にメネジ孔25aを有する支持板25を設け、この支持板25には、先端部が前記芯出し用基準小孔9に、一方、頭部50が錠箱24の垂直壁部46に形成されたドライバー用差し込み孔48にそれぞれ臨むように芯出し用係合棒27を螺合状態に常時支持させ、内側錠部材22は、固着具31を介し、錠箱24と内側カバー32とが相俟って内側縦框21に固定されていることを特徴とする。
【0007】
また本発明の引き違い戸の錠部材の芯出し構造は、ストライク板4に芯出し用基準小孔9を有し、かつ、予め外側框1に固定された外側錠部材2と、この外側錠部材2に対向して内側縦框21Aに固定され、かつ、錠箱24Aのフロント板23に芯出し孔40を有する内側錠部材22Aとから成る引き違い戸の錠部材の芯出し構造に於いて、内側錠部材22Aの内側カバー32Aにドライバー用差込み孔48を有する垂直壁部46がカバーされた錠箱24Aの内部にメネジ孔25aを有する支持板25を設け、この支持板25には、先端部が前記芯出し用基準小孔9に、一方、頭部50が錠箱24Aの垂直壁部46に形成されたドライバー用差し込み孔48にそれぞれ臨むように芯出し用係合棒27を螺合状態に常時支持させ、内側錠部材22Aは、内側カバー32Aに形成された本締め用貫通孔92、93に挿入され、かつ、錠箱24Aに設けられた本締め用螺合部90、91に螺合する固着具31Aを介し、内側縦框21Aに固定されていることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図1乃至図9に基づき、本発明の実施の形態の一例(第1実施例)を説明する。まず図1は引き違い戸に於ける外側框1の錠部材2と、内側縦框21の錠部材22との芯出し構造Xを示す概略図である。なお、図1に於いては、錠部材22の錠箱24は、仮止め固定手段30を介して内側縦框21に固定されていると共に、係合棒27は外側框1の錠部材2の芯出し用基準小孔9から外れ、かつ、前記錠箱24に戻されている。また内側カバー32及び錠箱24は、複数個の第2固着具31を介して内側縦框21に本締めされている。
【0009】
まず外側框1の錠部材2について説明する。本発明に於いて、外側錠部材2の
内部構造は発明を特定する要件ではないので省略する。
【0010】
しかして、外側錠部材2は、外側カバー(通称、化粧板又は外側エスカチオンと言う。)3と、ストライク板4と、このストライク板4と外側錠部材2を一体的に結合する第1の固着具5とから成る。前記外側カバー3の開口部6が形成された内部空間7には、キーによって作動するシリンダ錠が内装される。また外側カバー3の内部空間7の下方の中央空間8には、複数個のロックアームを有するロック機構が組み込まれる。
【0011】
一方、前記ストライク板4には複数個の貫通孔や開口が形成されている。そこで、これらの貫通孔等について説明すると、9はストライク板4の上部に形成された芯出し用基準小孔である。この芯出し用基準小孔9は円形であり、シリンダ錠用内部空間7と連通可能である。一方、10はストライク板4の下部に形成された鎌用係合孔である。鎌用係合孔10は矩形状であり、後述する内側錠部材22の鎌が入り込む。そして、11はストライク板4の中央部に形成された複数個のロックアーム用貫通孔である。
【0012】
次に内側縦框21の錠部材22について説明する。この内側錠部材22は、予め外側框1に固定された外側錠部材2に対し、錠箱24の芯出し孔を外側錠部材2の基準小孔9に一致させた後、内側縦框21に固定される。
【0013】
しかして、内側錠部材22は、フロント板23を有する錠箱24と、この錠箱24内にメネジ孔25aを有する支持板25を介し、ドライバー80により芯出し用基準小孔9に対して水平移動可能に設けられ芯出し用係合棒27と、錠箱24に上下動可能に内装された鎌用駆動板28と、この駆動板28の上下動により回動するように錠箱24に軸支された鎌29と、錠箱24を内側縦框21に仮止めする仮止め固定手段30と、内側縦框21に第2の固着具31を介して直接的又は間接的に固定される内側カバー(通称、化粧板又は内側エスカチオンと言う。)32と、駆動板28に一端部が固定された連結棒33を介して内側カバー32にスライド自在に設けられた操作片34とから成る。
【0014】
そこで、内側錠部材22の各構成要素についてさらに詳しく説明する。まずフロント板23の上部には芯出し孔40が形成されている。芯出し孔40は錠箱24を上下に調節すると、外側錠部材2の基準小孔9と一致可能であると共に、これらの孔9、40が一致した場合には、係合棒27が貫通状態にセッテイング可能である。またフロント板23の中央部には外側錠部材2の図示しないロック機構のロックアームが入り込む開口41が形成されている。さらに、フロント板23の下部には鎌用開口42が形成されている。鎌用開口42は錠箱24を上下に調節すると、丁度外側錠部材2の鎌用係合孔10に一致する。
【0015】
次に錠箱24は内側框21の取付け用嵌合孔43に上下方向に調整できるように多少の余裕を有して嵌め込まれる。錠箱24は全体として長箱状であり、取付け用嵌合孔43に縦に配設される。しかして、44、45はフロント板23と交差する上下の側壁部であり、また46はフロント板23に対する垂直壁部である。この垂直壁部46の上下部には第2の固着具31用メネジ孔47がそれぞれ形成されている。また垂直壁部46の上部には係合棒27をセッテイングするためのドライバー用差し込み孔48が形成されている。さらに、垂直壁部46の中央部には垂直案内長孔49が形成されている。
【0016】
次に支持板25は上壁部44の内壁面に固定的に垂設され、中央部にメネジ孔25aを有する。前記係合棒27は、支持板25のメネジ孔25aに螺合するオネジであり、係合棒27のプラス又はマイナス溝を有する頭部50には、ドライバー80の先端部が係合する。
【0017】
次に駆動板28は、図3で示すように全体としてはアングル状の長板であり、錠箱24内に図示しない垂直ガイド部を介して上下動可能に設けられている。そして、駆動板28の上端部55は人差し指状に形成されている。また駆動板28の親指状部57側には錠箱の垂直壁部46と対向する折曲部58が形成され、この折曲部58の中央部には連結棒33の一端部が固定されている。さらに、駆動板28の下端部には鎌29のT字型ガイド孔60と係合する突起軸59が設けられている。
【0018】
次に鎌29は、錠箱24の下端部寄りの部位に横設軸架された横軸61に軸支され、駆動板28が下降すると、横軸61を支点に回転し、鎌用開口42及び鎌用係合孔10へと入り込む。
【0019】
次に仮止め固定手段30は錠箱24の上下側壁部44、45の外壁面にそれぞれ固定的に設けられている。仮止め固定手段30自体の構成に付いては、出願人が特開平7−286460号公報ですでに提案済みである。この公開公報には錠箱の仮止め構造の実施例をいくつか記載してある。したがって、図1の仮止め固定手段30は錠箱24を内側框21に仮止めする一例に過ぎない。
【0020】
しかして、65は錠箱24の側壁部44、45に固定され、かつ、一端部に内側框21に外拡変位して圧接するアーム状圧接部65aを有する固定片で、この固定片65の他端部には仮止めネジ66と螺合するネジ部65bが設けられている。なお、仮止めネジ66をドライバーで締めると、その先端部がアーム状圧接部65aを押圧する。
【0021】
次に内側カバー32は複数個の第2の固着具31を介して錠箱24に固定されている。したがって、内側錠部材22は、第2の固着具31の本締めにより、錠箱24のフロント板23と内側カバー32とが互いに内側框に密着し、該内側框21に固定されている。内側カバー32は意匠的には化粧板としての装飾的機能を有する。しかして、内側カバー32の中央部には縦方向に切欠部70が形成されている。そして、この切欠部70を塞ぐように内側カバー32の内側には、所要のガイド空間71を有してガイド支持板72が固定的に設けられている。
【0022】
なお、符号81は内側カバー32の上端部に形成されたドライバー用貫通孔である。このドライバー用貫通孔81は、内側カバー32を錠箱24に固定する前に係合棒27を元に戻すことが可能であるから、本発明の必須要件ではない。
【0023】
次に操作片34は板状スライド部75の中央部に摘み部76を有し、前記ガイド空間71に設けられている。そして、操作片34の摘み部76にはガイド支持板72の貫通孔を貫通する連結棒33の他端部が嵌入している。
【0024】
次に上記構成に於いて、内側錠部材22を内側框21に芯出した状態で取付ける場合について説明する。
【0025】
まず図5で示すように内側框21の取付け用嵌合孔43に錠箱24を遊嵌合する。この場合係合棒27の全体は錠箱24内に位置し、その先端部は芯出し孔40に、一方、頭部50はドライバー用差し込み孔48の近くにそれぞれ臨んでいる。
【0026】
また錠箱24は内側框21の取付け用嵌合孔43内に於いて上下方向に調整可能であると共に、この段階では錠箱24に内側カバー32は取り付けられていない。
【0027】
次に図6で示すようにドライバー80を錠箱24のドライバー用差し込み孔48に差し込み、かつ、係合棒27の頭部50の溝にドライバーの先端部を係合させ、係合棒27を矢印で示すように回す。係合棒27は支持板25に螺合しているので、一方向に回転されると、その先端部は芯出し孔40へと前進し、外側錠部材のストライク板4の芯出し用基準小孔9に入り込む。これにより錠箱の位置決めがなされる。したがって、ストライク板4の芯出し用基準小孔9とフロント板23の芯出し孔40が一致しなければ、係合棒27の先端部は芯出し用基準小孔9に入り込まない。
【0028】
次に錠箱24の取付け位置が割り出された(係合棒27が芯出し用基準小孔9に入り込んだ)状態に於いて、図7で示すように錠箱仮止めを行う。
【0029】
この錠箱24の内側框21に対する仮止めは、ドライバー80を回し、錠箱24の仮止め固定手段30の仮止めネジ66を締めることにより行われる。すなわち、ドライバー80で仮止めネジ66を締めると、固定片65のアーム状圧接部65aが外拡変位して内側框21に圧接し、錠箱24は内側框21に仮止めされる。
【0030】
次に内側カバー32を錠箱24に固定する。この場合内側カバー32を錠箱24に固定する前に、ドライバー80で予め係合棒27を錠箱24内に戻しておいても良いが、望ましくは内側カバー32を錠箱24に固定した(本締めをした)後に係合棒27を錠箱24内に戻すべきである。
【0031】
しかして、この場合内側カバー32の操作片34を予め上方に位置させた状態に於いて、操作片34の摘み部76の内部に駆動板28の連結棒33の突出他端部を嵌入させ、しかる後に第2の固着具31を締め、内側カバー32を錠箱24並びに内側框21に固定する。錠箱24はそのフロント板23と内側カバー32とが相俟って内側框21に確実に固定される。
【0032】
しかる後に、図9で示すように、ドライバー80で係合棒27を錠箱24内に戻す。このように内側錠部材22が内側框に芯出し状態で本締めされた後に於いても、係合棒27は支持板25に螺合状態で支持されたままそのまま錠箱24内に存在している。
【0033】
【実施例】
この実施例の欄では、本発明の第2実施例について説明する。なお、第2実施例の説明に当たって、前記第1実施例と同一構成の部分には同一又は同様の符号を付し、重複する説明を省略する。
【0034】
図10乃至図13は第2実施例の各説明図である。この第2実施例は、錠箱24Aの上下の側壁部44、45に本締め用螺合部90、91をそれぞれ形成した点、及びこれらの本締め用螺合部90、91とそれぞれ対向する本締め用貫通孔92、93を内側カバー32Aの上下端部に形成した点が主に異なる。
【0035】
すなわち、第1実施例では錠箱24の上下の側壁部44、45に仮止め固定手段30をそれぞれ設けているのに対し、この第2実施例では本締め用螺合部90、91を設けている。そして、前記本締め用螺合部90、91は、上下の側壁部44、45の外壁面にそれぞれ突出形成されたオネジ部である。
【0036】
このように構成すると、内側框21Aに対する錠箱24Aの仮止め工程を省略し、第2の固着具31Aを締めることにより、直ちに内側錠部材22Aを内側框21Aに固定することができる。
【0037】
すなわち、図10は第2の固着具31Aを用いて内側錠部材22Aを内側框21Aに固定した後、内側カバー32Aのドライバー用貫通孔81にドライバーの先端部を差し込み、係合棒27を回し、該係合棒27を元の位置(錠箱内)に戻した状態を示している。
【0038】
この図10に示すような状態にする場合には、まず図11で示すような状態にする必要がある。図11は、錠箱24Aを内側框21Aの取付け用嵌合孔43に遊嵌合した後、例えばドライバー80で係合棒27を回し、係合棒の先端部を芯出し孔40及び芯出し用基準小孔9に係合させ、錠箱24Aの位置決めをした状態を示す。この場合係合棒27の先端部は、ストライク板4の芯出し用基準小孔9を完全に貫通し、錠箱24Aは該係合棒27及び支持板25を介し、仮の状態で一時的に外側錠部材のストライク板4に支持される。
【0039】
そこで、図12は内側カバー32Aを錠箱24Aに固定している状態を示す。内側カバー32Aは、複数個の第2の固着具31Aをその本締め用貫通孔92(93)に通し、かつ、錠箱24Aの本締め用螺合部90(91)にそれぞれ螺合させることにより錠箱24Aに固定される。図12で示すようにドライバー80で第2の固着具31Aを締めると、錠箱24Aのストライク板4と内側カバー32Aが互いに引き寄せられ、その結果、内側錠部材22Aは内側框21Aに本締め固定される。この時係合棒27はまだストライク板4の芯出し用基準小孔9に係合している。
【0040】
そこで図13で示すように、ドライバー80を内側カバー32Aのドライバー用貫通孔81及び錠箱24Aドライバー用差し込み孔48に挿入し、係合棒27を回し、該係合棒を錠箱24A内へと戻す。
【0041】
なお、上記構成に於いては、図11で示す錠箱24Aの位置決めの前に、予め内側カバー32Aを第2の固着具31Aを介して錠箱24Aに仮り装着し、その状態でドライバー80を内側カバー32Aのドライバー用貫通孔81及び錠箱2Aドライバー用差し込み孔48に挿入し、かつ、係合棒27を回して芯出しを行っても良い。そして、錠箱24Aの位置が割り出されたならば、直ちに第2の固着具31Aを締め、内側錠部材22Aを内側框21Aに本締め固定しても良い。
【0042】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙するような効果がある。
(1)錠部材の使用中に、再度芯出しの必要性が生じた場合、新たなセッテイング用ピンを用意しなくとも直ちに錠部材の芯出しができる。
(2)請求項3記載の発明は、必ずしも化粧板としての内側カバーにドライバー用貫通孔を形成する必要がない。したがって、意匠的なデザインの要求を満たすことができる。
(3)請求項4記載の発明は、内側框21Aに対する錠箱24Aの仮止め工程を省略し、第2の固着具31Aを締めることにより、直ちに内側錠部材22Aを内側框21Aに固定することができる。
【図面の簡単な説明】
図1乃至図9は本発明の実施の形態を説明する第1実施例の各説明図。図10乃至図13は本発明の第2実施例を示す各説明図。
【図1】第1実施例を示す概略断面説明図。
【図2】主要部(支持板及び係合棒)の概略説明図。
【図3】駆動板を示す斜視図。
【図4】要部(内側カバー等)を示す斜視図。
【図5】錠箱を内側框に遊嵌合した状態の概略断面説明図。
【図6】錠箱の位置を割り出しする概略断面説明図。
【図7】錠箱を仮止めする概略断面説明図。
【図8】内側錠部材を内側框に本締め固定する概略断面説明図。
【図9】係合棒を錠箱内に戻す概略断面説明図。
【図10】第2実施例を示す概略断面説明図。
【図11】錠箱の位置を割り出しする概略説明図。
【図12】内側錠部材を内側框に本締め固定する概略説明図。
【図13】係合棒を錠箱内に戻す概略説明図。
【符号の説明】
X…芯出し構造、1…外側框、2…外側錠部材、3…外側カバー、4…ストライク板、5…第1の固着具、9…芯出し用基準小孔、10…鎌用係合孔、21、21A…内側框、22、22A…内側錠部材、23…フロント板、24、24A…錠箱、40…芯出し孔、42…鎌用開口、25…支持板、25a…メネジ孔、27…係合棒、50…頭部、28…駆動板、29…鎌、30…仮止め固定手段、65…固定片、31、31A…第2の固着具、32、32A…内側カバー、70…切欠部、71…ガイド空間、72…ガイド支持板、33…連結棒、34…操作片、76…摘み部、80…ドライバー、81…ドライバー用貫通孔、90、91…本締め用螺合部、92、93…本締め用貫通孔。

Claims (4)

  1. ストライク板4に芯出し用基準小孔9を有し、かつ、予め外側框1に固定された外側錠部材2と、この外側錠部材2に対向して内側縦框21に固定され、かつ、錠箱24のフロント板23に芯出し孔40を有する内側錠部材22とから成る引き違い戸の錠部材の芯出し構造に於いて、内側錠部材22の内側カバー32にドライバー用差込み孔48を有する垂直壁部46がカバーされた錠箱24の内部にメネジ孔25aを有する支持板25を設け、この支持板25には、先端部が前記芯出し用基準小孔9に、一方、頭部50が錠箱24の垂直壁部46に形成されたドライバー用差し込み孔48にそれぞれ臨むように芯出し用係合棒27を螺合状態に常時支持させ、内側錠部材22は、固着具31を介し、錠箱24と内側カバー32とが相俟って内側縦框21に固定されていることを特徴とする引き違い戸の錠部材の芯出し構造。
  2. 請求項1に於いて、内側カバー32には、錠箱のドライバー用差し込み孔48と対向するドライバー用貫通孔81が形成されていることを特徴とする引き違い戸の錠部材の芯出し構造。
  3. 請求項1に於いて、錠箱24の上下の側壁部44、45には、錠箱24を内側縦框21に仮止めする仮止め固定手段30が設けられていることを特徴とする引き違い戸の錠部材の芯出し構造。
  4. ストライク板4に芯出し用基準小孔9を有し、かつ、予め外側框1に固定された外側錠部材2と、この外側錠部材2に対向して内側縦框21Aに固定され、かつ、錠箱24Aのフロント板23に芯出し孔40を有する内側錠部材22Aとから成る引き違い戸の錠部材の芯出し構造に於いて、内側錠部材22Aの内側カバー32Aにドライバー用差込み孔48を有する垂直壁部46がカバーされた錠箱24Aの内部にメネジ孔25aを有する支持板25を設け、この支持板25には、先端部が前記芯出し用基準小孔9に、一方、頭部50が錠箱24Aの垂直壁部46に形成されたドライバー用差し込み孔48にそれぞれ臨むように芯出し用係合棒27を螺合状態に常時支持させ、内側錠部材22Aは、内側カバー32Aに形成された本締め用貫通孔92、93に挿入され、かつ、錠箱24Aに設けられた本締め用螺合部90、91に螺合する固着具31Aを介し、内側縦框21Aに固定されていることを特徴とする引き違い戸の錠部材の芯出し構造。
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