JP3890975B2 - 電気光学素子の駆動方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マトリクス状に配置された液晶のような電気光学素子の駆動方法に関する。
【0002】
【背景技術】
従来、複数の走査電極及び複数の信号電極間の交差位置に設けられた複数の電気光学素子を駆動する方法として、前記複数の走査電極を所定数毎に駆動するというMLS(Multi-Line Section)駆動方法が知られている。前記MLS駆動方法によれば、走査信号及びデータ信号により規定される電圧の印加を所定数の走査線について同時に行うことにより、前記電気光学素子に所定の表示をさせる。より詳しくは、直交関数に含まれる複数の列を、固定された順序で順次選定し、選定された前記列に含まれる複数の要素により特定される電圧の走査信号を前記所定数の走査電極に供給することにより前記所定数の走査電極に配置された前記電気光学素子を同時に選択すること、及び該選択と同時に前記走査信号及び前記電気光学素子が表示すべき階調を規定する表示データ、即ち、表示パターンによる特定されるデータ信号を前記光学素子に供給することを行うことによる、前記走査信号及び前記データ信号により規定される電圧を前記電気光学素子に印加することを、1フレーム期間内に複数回行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、MLS駆動方法では、前記直交関数に含まれる複数の列のうちの一つの列を選定する順序が固定されていることから、前記電気光学素子に印加される電圧波形の周波数が高くなる(電圧波形の電位切替り回数が多くなる)場合が多くなり、電圧波形のナマリの影響により前記表示データに規定される内容を忠実に表示することができない、即ち、表示むらを生じるという問題があった。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、表示むらを低減できる電気光学素子の駆動方法を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明に係る電気光学素子の駆動方法は、複数の走査電極に印加する走査信号の電圧を規定する一の行列に含まれる複数の列の各列中の要素を用いて特定される電圧の走査信号を所定数の走査電極に同時に印加することにより前記所定数の走査電極に設けられた電気光学素子を同時に選択することを一のフレーム期間に複数回行う電気光学素子の駆動方法であって、前記複数の列のうち一の順序に従って順次選定される列中の要素を用いて特定される電圧の走査信号を前記所定数の走査電極に同時に印加する第1のステップと、前記複数の列のうち前記一の順序の逆順に従って順次選定される列中の要素を用いて特定される電圧の走査信号を前記所定数の走査電極に同時に印加する第2のステップとを含むことを特徴とする。
【0005】
また、上記電気光学素子の駆動方法においては、前記一のフレーム期間に引き続いて発生する次のフレーム期間内の前記第1のステップに対応する期間内に、前記複数の列のうち前記一の順序の逆順に従って順次選定される列中の要素を用いて特定される電圧の走査信号を前記所定数の走査電極に同時に印加する第3のステップと、前記次のフレーム期間内の前記第2のステップに対応する期間内に、前記複数の列のうち前記一の順序に従って順次選定される列中の要素を用いて特定される電圧の走査信号を前記所定数の走査電極に同時に印加する第4のステップとをさらに含めてもよい。
【0006】
また、上記電気光学素子の駆動方法において、前記一の行列における各行が、前記一の順序に従って要素を選定した際に所定回数の要素値の切換が発生する少切換行と、前記一の順序に従って要素を選定した際に該少切換行よりも要素値の切換の発生回数が多い多切換行とから成る場合に、前記一のフレーム期間に引き続いて発生する次のフレーム期間内の前記第1のステップに対応する期間内に、前記一の行列における少切換行の少なくとも一部を多切換行に変更するとともに多切換行の少なくとも一部を少切換行に変更して成る他の行列を用いて、当該他の行列の複数の列のうち一の順序の従って順次選定される列中の要素を用いて特定される電圧の走査信号を前記所定数の走査電極に同時に印加する第3のステップと、前記次のフレーム期間内の前記第2のステップに対応する期間内に、前記他の行列内の複数の列のうち前記一の順序の逆順に従って順次選定される列中の要素を用いて特定される電圧の走査信号を前記所定数の走査電極に同時に印加する第4のステップとをさらに含めてもよい。
【0007】
また、上記電気光学素子の駆動方法において、前記一の行列が、その各列の要素と所定の数列とを比較した場合に不一致数が奇数含むように構成された場合には、前記所定の数列と各列とを比較した場合に不一致数が偶数になる他の行列の複数の列のうち一の順序に従って順次選定される列中の要素を用いて特定される電圧の走査信号を前記所定数の走査電極に同時に印加する第3のステップと、前記他の行列の複数の列のうち前記一の順序の逆順に従って順次選定される列中の要素を用いて特定される電圧の走査信号を前記所定数の走査電極に同時に印加する第4のステップとをさらに含めてもよい。
【0008】
また、一の行列における上記不一致数が奇数であり、他の行列における不一致数が偶数になる上記電気光学素子の駆動方法においては、前記第1のステップの前に、前記第1のステップにおいて各走査電極に印加される走査信号と、前記第2のステップにおいて各走査電極に印加される走査信号とをこれら走査電極に交互に印加する過程と、前記第4のステップの後に、前記第3のステップにおいて各走査電極に印加される走査信号と、前記第4のステップにおいて各走査電極に印加される走査信号とをこれら走査電極に交互に印加する過程とをさらに含めてもよい。
【0009】
また、一の行列における上記不一致数が奇数であり、他の行列における不一致数が偶数になる上記電気光学素子の駆動方法においては、前記第3および第4のステップにおいて、前記所定の数列に対して不一致数が最小値または最大値になる列の発生順位を、各ステップにおける各列の選定順序の最初または最後に設けると好適である。
【0010】
【発明の実施の形態】
1.第1実施形態
次に、本発明の第1実施形態の液晶表示素子の駆動方法について説明する。
まず、MLS駆動法においては、非分散型と分散型の2種類が知られている。分散型MLS駆動法では、1フレームが例えば第1〜第4フィールドに等分割され、各フィールド毎に走査電極グループが順次選択される。また、非分散型MLS駆動法においては、1フレームの中に各走査電極グループに対する選択期間が設けられ該選択期間が第1〜第4期間f1〜f4に分割される。本実施形態および後述する他の実施形態は、特に選択期間内の信号レベルの変動による歪みの影響を軽減するものであるため、主として非分散型MLS駆動法に適用される。
【0011】
本実施形態においては、4S本の走査電極が4本毎に同時に駆動される。その動作の概要を図2を参照し説明する。まず、同時に選択される走査電極の組を走査電極グループG1,G2,…,GSと称する。さらに、各走査電極グループのうち第1番目の走査電極Y1、Y5、…、Yk+1、…を第1走査電極R1と称し、第2,第3,第4番目の走査電極をR2,R3,R4と、各々称することにする。
【0012】
図2において、各走査電極には、基準電圧VCを基準として正極性の+V3または負極性の−V3のうち何れか一方が印加される。そして、本実施形態においては、1フレームの中に各走査電極グループに対する選択期間が設けられ該選択期間が第1〜第4期間f1〜f4に分割される。この選択期間内の動作を、図5(a)を参照し、さらに詳細を説明する。同図(a)において「+1」または「−1」を要素とする「行列」が示されているが、このような行列を「走査パターン群」という。
【0013】
各要素のうち「+1」は+V3を、「−1」は−V3を、各々走査電極電圧として選択することを意味する。行列の各「行」は、各々4つの要素から成り、一の選択期間内の第1〜第4期間f1〜f4に何れかの走査電極に印加される選択電圧を時系列的に表わすものになる。一方、行列の各「列」は、各々4つの要素から成り、第1〜第4期間f1〜f4のうち一の期間内において走査電極R1〜R4に印加される選択電圧の極性の組を示すことになる。これらの「列」を第1〜第4走査パターンP1〜P4と称する。例えば、第1〜第4期間f1〜f4にこれらパターンP1〜P4を順次適用するとすれば、第1走査電極R1に印加される電圧は、第1〜第4期間において+V3,−V3,+V3,+V3の順になる。
【0014】
次に、信号電極電圧は、±V2、±V1およびVCの中から選択される。上記各電圧の大小関係は、「+V3>+V2>+V1>VC>−V1>−V2>−V3」の通りである。信号電極電圧は、走査パターンと表示データDのパターン(以下、表示パターンと称する)との不一致数に基づいて選択される。ここに、表示データDは、オフ(白)に対して「−1」、オン(黒)に対して「+1」とする。まず、走査パターンと表示パターンの不一致数が「4」のとき信号電極電圧として+V2が選択され、同様に不一致数が「3」のとき+V1が、「2」のときVCが、「1」のとき−V1が、「0」のとき−V2が、各々信号電極電圧として選択される。
【0015】
図2の例にあっては、列X1〜X4の信号電極において常に「白」が表示される。すなわち、これらの列における表示パターンは「−1,−1,−1,−1(白白白白)」である。図5(a)において第1走査パターンP1は「+1,−1,+1,+1」であるから、不一致数は「3」である。他の走査パターンP2〜P4においても、何れも1ラインのみが「−1」であるから、不一致数は常に「3」である。したがって、信号電極電圧として+V1が常に選択されることになる。一方、左から第5番目〜第8目の列X5〜X8においては、「白白白黒、黒黒黒白」が繰り返し表示される。
【0016】
したがって、これらの列におけるG1およびG3の表示パターンは常に「−1,−1,−1,+1」になり、信号電極X5〜X8の各電圧は、必ずVCまたは+V2になる。また、これらの列におけるG2およびG4の表示パターンは常に「+1,+1,+1,−1」になるから、信号電極X5〜X8の各電圧は、必ずVCまたは−V2になる。以上から明らかなように、例えば同じ「白」画素に対しても、グループ内の他の画素の表示データに応じて、信号電極電圧の波形は異なることになる。しかし、表示データDが同一である画素に対しては印加される電圧実効値が同一になるように各電圧値が定められているため、理想的状態(波形歪みが生じない状態)では、これらの画素の輝度は同一になると想定できる。
【0017】
本実施形態においては、図5(a),(b)に示す行列である走査パターン群Q1,Q1’が各走査電極グループG1,G2,…,GSの選択期間毎に交互に用いられる。すなわち、本実施形態においては、各走査電極グループG1,G2,…,GSの順に選択期間が順次設けられているから、奇数番目の走査電極グループG1,G3,G5,…に対しては走査パターン群Q1が適用され、偶数番目の走査電極グループG2,G4,G6,…に対しては走査パターン群Q1’が適用される。
【0018】
ここで、走査パターン群Q1,Q1’は、何れも左から順に第1〜第4期間f1〜f4に対して順次適用される。走査パターン群Q1,Q1’を構成する走査パターンP1〜P4は共通しているが、走査パターン群Q1は走査パターンP1〜P4の順で第1〜第4期間f1〜f4に適用されるのに対して、走査パターン群Q1’は、逆順すなわちP4〜P1の順で適用される点が異なっている。ここで、図5(a),(b)に基づいて、走査電極グループG1の走査電極Y1〜Y4および走査電極グループG2の走査電極Y5〜Y8に実際に印加される電圧波形を図3(a),(b)に示す。
【0019】
ところで、液晶表示素子上には種々の画像を表示することができるが、特にコンピュータグラフィックスによる画像を表示することを想定すると、同一のパターンが縦横方向に繰り返し表示されることが多い。このような表示例のいくつかを図1(a)〜(e)に示す。これらの表示例にあっては、同一のパターンが走査電極グループ毎に繰り返されている。そこで、各表示例の表示パターンを列挙すると、以下のようになる。
同図(a)の表示パターンA:「+1,+1,+1,+1(黒黒黒黒)」
同図(b)の表示パターンB:「+1,−1,+1,−1(黒白黒白)」
同図(c)の表示パターンC:「+1,+1,−1,−1(黒黒白白)」
同図(d)の表示パターンD:「+1,−1,−1,+1(黒白白黒)」
同図(e)の表示パターンE:「−1,+1,−1,−1(白黒白白)」
【0020】
次に、上記各表示パターンに対応して、各信号電極に印加される電圧波形を図3(c)を参照しつつ説明する。
まず、表示パターンAについて検討する。走査パターン群Q1,Q1’における走査パターンP1〜P4は何れも1ラインのみが「−1」であり他の3ラインは「+1」である。従って、表示パターンAに対しては不一致数は常に「1」であり、信号電極電圧は常に−V1になる。
【0021】
次に、表示パターンBと走査パターンP1〜P4とを比較すると、走査パターンP1,P4に対して不一致数は「1」であり、走査パターンP2,P3に対して不一致数は「3」である。従って、走査パターン群Q1が適用される走査電極グループG1において、第1〜第4期間f1〜f4に係る不一致数を順に並べると、「1,3,3,1」になる。このため、走査電極グループG1の選択期間TG1における、信号電極電圧は「−V1,+V1,+V1,−V1」の順で遷移する。
【0022】
次に、走査電極グループG2の選択期間TG2においては、走査パターン群Q1’が適用され走査パターンP1〜P4が逆順になる。しかし、不一致数のパターンそのものには変化が無いため、信号電極電圧波形は選択期間TG1の時と同一になる。従って、図示のように、各選択期間毎に同一の信号電極電圧波形が繰り返されることになる。
【0023】
次に、表示パターンCと走査パターンP1〜P4とを比較すると、走査パターンP3,P4に対して不一致数は「1」であり、走査パターンP1,P2に対して不一致数は「3」である。従って、走査パターン群Q1が適用される選択期間TG1において、第1〜第4期間f1〜f4に係る不一致数を順に並べると、「3,3,1,1」になる。このため、選択期間TG1における、信号電極電圧は「+V1,+V1,−V1,−V1」の順で遷移する。
【0024】
次に、選択期間TG2においては、走査パターンP1〜P4が逆順になるから、不一致数を期間f1〜f4順に並べると、「1,1,3,3」になり、信号電極電圧は「−V1,−V1,+V1,+V1」の順で遷移する。すなわち、選択期間TG2における信号電極電圧波形は、選択期間TG1における波形を左右反転したものに等しくなる。この結果、選択期間TG1,TG2の境界において電圧レベルの変動がなくなり、信号電極電圧波形は1選択期間の2倍の周期を有することが解る。
【0025】
次に、表示パターンDと走査パターンP1〜P4とを比較すると、走査パターンP1,P3に対して不一致数は「1」であり、走査パターンP2,P4に対して不一致数は「3」である。従って、選択期間TG1における不一致数は期間f1〜f4順に「1,3,1,3」になり、信号電極電圧は「−V1,+V1,−V1,+V1」の順で遷移する。また、選択期間TG2における不一致数は期間f1〜f4順に「3,1,3,1」になり、信号電極電圧は「+V1,−V1,+V1,−V1」の順で遷移する。従って、この場合においても、上記表示パターンCの場合と同様に、選択期間TG1,TG2の境界において電圧レベルの変動がなくなり、信号電極電圧波形は1選択期間の2倍の周期を有することが解る。
【0026】
次に、表示パターンEと走査パターンP1〜P4とを比較すると、走査パターンP1に対して不一致数は「4」であり、走査パターンP2,P3,P4に対して不一致数は「2」である。従って、選択期間TG1における不一致数は期間順に「4,2,2,2」になり、信号電極電圧は「+V2,VC,VC,VC」の順で遷移する。また、選択期間TG2における不一致数は期間順に「2,2,2,4」になり、信号電極電圧は「VC,VC,VC,+V2」の順で遷移する。従って、この場合においても、上記表示パターンCの場合と同様に、選択期間TG1,TG2の境界において電圧レベルの変動がなくなり、信号電極電圧波形は1選択期間の2倍の周期を有することが解る。
【0027】
ところで、現在知られているMLS駆動法においては、1種類の走査パターン群のみ用いられていたため、信号電極電圧波形のパターンは1選択期間を1周期として繰り返されていた。上記表示パターンのうちAおよびBに対する信号電極電圧は元々1選択期間内で左右対称であるため、結果的に1種類の走査パターン群のみを用いた場合と同様の電圧波形になる。一方、表示パターンC,D,Eにおいては、走査パターン群Q1,Q1’を交互に用いたことにより、ある選択期間と次の選択期間の境界において電圧レベルに変化が生じないことが解る。
【0028】
ここに、本実施形態の特徴がある。すなわち、本実施形態によれば、比較的広い範囲に渡って同一の表示パターンが表示される場合には、表示パターンの種類によっては、1種類の走査パターン群のみを用いた場合と比較して、信号電極電圧の変動回数が少なくなるのである。これによって、信号電極電圧波形に歪みが生ずる回数が減少し、表示むらを緩和することが可能になる。さらに、信号電極電圧の変化が生ずる際には、信号電極の容量に対して充電または放電が行われる。本実施形態においては、この充電または放電の回数も低減させることができるから、液晶表示素子の消費電力も低減させることができる。
【0029】
ところで、液晶層に印加される電圧に直流成分が含まれていると液晶層が劣化するため、液晶表示素子においては、交流化駆動を行うことが一般的である。すなわち、所定周期毎(例えば1フレーム毎)に電圧の極性が切り換えられる。かかる制御の一例を図4を参照し説明しておく。この図は、第1フレーム(1F)および第2フレーム(2F)において、走査電極Y1およびY5に印加される電圧の波形図であり、第1フレーム(1F)における波形は図3(a),(b)に示した波形と同様である。しかし、第2フレーム(2F)においては、振幅が同一であり、極性が異なる電圧レベルに設定される。なお、信号電極電圧波形については特に図示しないが、同様に1フレーム毎に極性が切り換えられる。
【0030】
2.第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態の液晶表示素子の駆動方法について説明する。
上記第1実施形態においては、走査電極グループの選択期間毎に走査パターン群Q1,Q1’が交互に用いられたが、第2実施形態においては、さらに、使用される走査パターン群がフレーム毎に切り換えられる。
【0031】
すなわち、奇数番目のフレームにおいては、奇数番目の走査電極グループG1,G3,G5,…に対して走査パターン群Q1が適用され、偶数番目の走査電極グループG2,G4,G6,…に対して、走査パターン群Q1’が適用される。一方、偶数番目のフレームにおいては、奇数番目の走査電極グループG1,G3,G5,…に対して走査パターン群Q1’が適用され、偶数番目の走査電極グループG2,G4,G6,…に対して、走査パターン群Q1が適用される。
【0032】
ここで、第1フレーム(1F)および第2フレーム(2F)において、走査電極Y1およびY5に印加される電圧の波形図を図6に示す。第1フレーム(1F)における波形は第1実施形態(図4)と同様であるが、第2フレーム(2F)においては走査パターン群が逆方向になっていることが解る。
【0033】
この理由について説明しておく。まず、上記第1実施形態において走査電極グループは、走査パターン群Q1が常時適用されるものと、走査パターン群Q1’が常時適用されるものとに分類される。両者は、電圧波形は逆方向になるが、理想的には電圧実効値は等しいため、表示パターンが同一であれば画素の輝度も同一になると想定できる。
【0034】
しかし、電圧波形を逆方向にしたことにより、場合によっては両者において歪みの発生態様が異なり、輝度差が生じることもあり得る。本実施形態においては、走査パターン群Q1が適用される走査電極グループと、走査パターン群Q1’が適用される走査電極グループとが1フレーム毎に切り換えられるため、かかる表示むらが緩和され、一層高品位な表示を行うことが可能になる。
【0035】
3.第3実施形態
次に、本発明の第3実施形態の液晶表示素子の駆動方法について説明するが、最初に第1実施形態において発生し得る他の問題点について言及しておく。第1実施形態に係る図3(a)を再び参照すると、走査電極Y1〜Y4に印加される電圧レベルの変動回数が各々異なることが解る。すなわち、走査電極Y1については、第1期間f1の開始タイミング、第2期間f2の開始タイミング、第3期間f3の開始タイミングおよび第4期間f4の終了タイミングの合計4回、電圧レベルが変動している。
【0036】
同様に、走査電極Y2については3回、走査電極Y3については4回、走査電極Y4については3回、各々電圧レベルが変動している。ここで、電圧レベルの変動回数が多くなると、電圧波形の周波数成分が高くなるため、変動回数が各走査電極毎に異なれば、電圧波形の歪みの態様が異なり、表示むらが生じる可能性がある。そこで、本実施形態においては、電圧レベルの変動回数を平均化することにより、かかる表示むらを緩和しようとするものである。
【0037】
そこで、本実施形態においては、走査パターン群Q1〜Q4と、これらを逆順にした走査パターン群Q1’〜Q4’の合計8種類の走査パターン群を用いることとした。ここで、走査パターン群は4フレームを1周期として循環的に切り換えられる。この1周期を成す4フレームを第1フレーム(1F)〜第4フレーム(4F)と称する。
【0038】
まず、第1フレーム(1F)においては、奇数番目の走査電極グループG1,G3,G5,…に対して走査パターン群Q1が適用され、偶数番目の走査電極グループG2,G4,G6,…に対して、走査パターン群Q1’が適用される。また、第2フレーム(2F)においては、奇数番目の走査電極グループに対して走査パターン群Q2が適用され、偶数番目の走査電極グループに対して、走査パターン群Q2’が適用される。
【0039】
同様に、第3フレーム(3F)においては、奇数番目の走査電極グループに対して走査パターン群Q3が、偶数番目の走査電極グループに対して、走査パターン群Q3’が適用される。同様に、第4フレーム(4F)においては、奇数番目の走査電極グループに対して走査パターン群Q4が、偶数番目の走査電極グループに対して、走査パターン群Q4’が適用される。
【0040】
ここで、走査パターン群Q1,Q1’は第1および第2実施形態のもの(図5)と同一である。また、走査パターン群Q2〜Q4を図7(a)〜(c)に示す。これら走査パターン群Q2〜Q4は走査パターン群Q1と同一の走査パターンP1〜P4によって構成されているが、図示のように発生順序は走査パターン群毎に異なる。また、走査パターン群Q2’〜Q4’は、同図(d)〜(f)に示すように、図7(a)〜(c)における走査パターンP1〜P4の発生順序を逆順にしたものである。
【0041】
各走査パターン群において、電圧レベルの変動回数が3回になる走査電極は、第1期間f1(左端)または第4期間f4(右端)に「−1」が現れる走査電極である。走査パターン群Q1においては、走査電極R2,R4がこれに該当する。また、走査パターン群Q2については走査電極R1,R4が、走査パターン群Q3については走査電極R2,R3が、走査パターン群Q4については走査電極R1,R3が、変動回数が3回になる走査電極に該当する。
【0042】
なお、走査パターン群Q1’〜Q4’についても、走査パターン群Q1〜Q4と同一の走査電極の電圧レベルの変動回数が3回になる。本実施形態において4フレームを1周期として走査パターン群Q1〜Q4(またはQ1’〜Q4’)を循環的に適用すると、その1周期内において何れの走査電極R1〜R4においても、電圧レベルの変動回数が3回になるフレームが2回、電圧レベルの変動回数が4回になるフレームが2回、各々発生することになる。このように本実施形態においては、電圧レベルの変動回数を平均化することができるから、表示むらを一層緩和することができ、一層高品位な表示を行うことが可能になる。
【0043】
4.第4実施形態
次に、本発明の第4実施形態の液晶表示素子の駆動方法について説明する。
まず、1種類の走査パターン群のみを用いた場合、例えば図5(a)の走査パターン群のみを用いた場合には、図2の表示例において、列X1〜X4において信号電極電圧として+V1が常に選択される。また、列X5〜X8においては、信号電極X5〜X8の各電圧は、必ずVCまたは±V2になる。このように、信号電極電圧が異なれば、電圧波形の歪みの態様が異なり、表示むらが生じる可能性がある。
【0044】
そこで、本実施形態においては、図2に示す列X1〜X4においても、列X5〜X8においても、信号電極電圧として±V1やVCまたは±V2が選択されるようにすることで、かかる表示むらを目立ちにくくしようとするものである。このため、本実施形態においては、走査パターン群QA,QBと、これらを逆順にした走査パターン群QA’,QB’の合計4種類の走査パターン群が用いられる。
【0045】
そして、これら走査パターン群QA,QA’,QB,QB’は、走査電極グループの4グループ毎に繰り返される。すなわち、走査電極グループG1,G5,…に対して走査パターン群QA、走査電極グループG2,G6,…に対して走査パターン群QA’、走査電極グループG3,G7,…に対して走査パターン群QB、走査電極グループG4,G8,…に対して走査パターン群QB’が適用される。
【0046】
ここで、これら走査パターン群の例を図8(a)〜(d)に示す。ここで、走査パターン群QAは、該群内の各走査パターンP1〜P4において「−1」である走査電極が1個または3個だけ含まれるように設定される(図示の例は1個の場合である)。かかる走査パターン群においては、全白(−1,−1,−1,−1)または全黒(+1,+1,+1,+1)の表示パターン(すなわち数列)に対して、不一致数は必ず奇数(「1」または「3」)になり、信号電極電圧は必ず±V1になる。
【0047】
また、走査パターン群QBは、該群内の各走査パターンP1〜P4において「−1」である走査電極が0個、2個または4個だけ含まれるように設定される(図示の例は0個,2個の場合である)。かかる走査パターン群においては、全白または全黒の表示パターンに対して、不一致数は必ず偶数(「0」,「2」または「4」)になり、信号電極電圧は必ず±V2またはVCになる。
【0048】
以上説明した点は、全黒および全白以外の様々な表示パターンについても同様である。すなわち、任意の表示パターンに対して走査パターン群QAを適用した時に信号電極電圧が±V1になるのであれば、この表示パターンに対して走査パターン群QBを適用すると、信号電極電圧は必ず±V2またはVCになる。逆に、走査パターン群QAを適用した時に信号電極電圧が±V2またはVCになるのであれば、当該表示パターンに走査パターン群QBを適用した場合には、信号電極電圧は必ず±V1になる。
【0049】
本実施形態においても、同一表示データDに対して、信号電極電圧が±V2またはVCになる画素と、信号電極電圧が±V1になる画素とが混在して存在し、しかも、QAとQA'或いはQBとQB'のように走査パターンの順番を逆にすることで、表示むらと消費電力を低減することができる。
【0050】
ところで、走査パターン群QB,QB’の走査パターンP1〜P4には、もう一つの特徴がある。すなわち、走査パターンP1〜P4のうち3個の走査パターンには、「−1」の走査電極が2回づつ含まれているが残り1個の走査パターンは、「+1のみ」または「−1のみ」によって構成される。これを「同一要素走査パターン」と呼ぶ。この同一要素走査パターンは、最初の第1期間f1または最後の第4期間f4に設けられる。
【0051】
図8(b)の例においては走査パターン群QBの第4期間f4に適用されている走査パターンP4が「+1のみ」から構成されており、これが同一要素走査パターンに該当する。この同一要素走査パターンは、全白または全黒の表示パターンに対して、最も絶対値の高い±V2の信号電極電圧を発生させるパターンになり、他の走査パターンはVCを発生させるパターンになる。走査パターン群QBにおいて同一要素走査パターンが第4期間f4に割り当てられていたならば、走査パターン群QB’においては第1期間f1に割り当てられる。
【0052】
従って、走査パターン群QBが適用される選択期間(例えばTG3)と、次の走査パターン群QB’が適用される選択期間(例えばTG4)の境界において電圧レベルは一致し、電圧レベルの変動回数を少なくすることができる。これにより、一層高品位な表示を行うことが可能になるとともに、消費電力も削減することができる。
【0053】
5.第5実施形態
次に、本発明の第5実施形態の液晶表示素子の駆動方法について説明する。
第5実施形態においては、第4実施形態と同様に、4種類の走査パターン群QA,QA’,QB,QB’が適用される。但し、第4実施形態においては、走査電極グループの4グループ毎を一組としてこれら走査パターン群が適用されたのに対して、本実施形態においては4nグループ(nは2以上の自然数)を一組としてこれら走査パターン群が適用される。
【0054】
そして、最初の2nグループの走査電極グループに対して、走査パターン群QA,QA’が交互にn回づつ適用され、残りの2nグループの走査電極グループに対して、走査パターン群QB,QB’が交互にn回づつ適用される。例えば、n=2の例にあっては、走査電極グループG1〜G8に対して、走査パターン群QA,QA’,QA,QA’,QB,QB’,QB,QB’が適用され、以下同様に8グループ毎に各走査パターン群が繰り返されることになる。
【0055】
本実施形態においては、「n」の値を大きくするほど、前後の選択期間における信号電極電圧の連続性を高くすることができる。例えば、走査パターン群QA,QA’,…を繰り返す限りにおいては、選択期間の境界において電圧レベルの連続性は保証される。しかし、走査パターン群QA,QA’から走査パターン群QB,QB’に切り換わるタイミングにおいては電圧レベルが不連続になる。従って、「n」の値を大きくするほど、信号電極電圧波形の周波数が低くなり、波形歪みによる影響が緩和される。
【0056】
一方、「n」の値を大きくするほど、同一表示データDに対して信号電極電圧が±V2またはVCになる画素と、信号電極電圧が±V1になる画素とを分散させる分散パターンが粗くなり、両者の輝度差による表示むらが目立ちやすくなる。結局、これらの得失に鑑みれば、最も高品質な画像が得られる「n」の値は液晶表示素子の構造や液晶素子の組成に応じて種々異なるものである。
【0057】
6.各実施形態の効果
以上説明したように、第1実施形態においては、走査パターン群Q1と、その走査パターンP1〜P4の発生順序を逆順にした走査パターン群Q1’とを交互に用いたから、信号電極電圧の変動回数を少なくすることができ、表示むらを緩和するとともに消費電力も低減させることができる。さらに、第2実施形態においては、上記走査パターン群Q1,Q1’が適用される走査パターン群を1フレーム毎に切り換えたため、一層高品位な表示を行うことが可能になる。
【0058】
また、第3実施形態においては、走査パターン群Q1〜Q4と、これらを逆順にした走査パターン群Q1’〜Q4’の合計8種類の走査パターン群を用い、「4フレーム=1周期」として、1周期内の各走査電極R1〜R4における電圧レベルの変動回数が一致するようにこれら走査パターン群を適用したから、各走査電極電圧における歪みの影響を平均化することができ、一層高品位な表示を行うことが可能になる。
【0059】
また、第4実施形態においては、ある特定の表示パターンに対する各走査パターンP1〜P4の不一致数が奇数になる走査パターン群QAと、不一致数が偶数になる走査パターン群QBと、これらを逆順にした走査パターン群QA’,QB’とを適用したから、信号電極電圧が±V2またはVCになる画素と、信号電極電圧が±V1になる画素とを表示面内で分散させることができ、表示むらと消費電力を低減することができる。
【0060】
また、第5実施形態によれば、4nグループの走査電極グループのうち最初の2nグループの走査電極グループに対して、走査パターン群QA,QA’を交互にn回づつ適用し、残りの2nグループの走査電極グループに対して、走査パターン群QB,QB’を交互にn回づつ適用したから、前後の選択期間における信号電極電圧の連続性を高くすることができ、信号電極電圧波形の周波数を一層低くすることによって波形歪みによる影響を一層緩和することができる。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、各種電圧波形の歪みによる表示むらを抑制し、高品位な画像を電気光学素子に表示させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 液晶表示素子における各種表示パターンを示す図である。
【図2】 液晶表示素子における表示例を示す図である。
【図3】 第1実施形態における各部の波形図である。
【図4】 第1実施形態における交流化駆動を説明する波形図である。
【図5】 第1〜第3実施形態における走査パターン群を示す図である。
【図6】 第2実施形態における交流化駆動を説明する波形図である。
【図7】 第3実施形態における追加の走査パターン群を示す図である。
【図8】 第4および第5実施形態における走査パターン群を示す図である。
【符号の説明】
G1, G2,…… 走査電極グループ
X1,X2,…… 信号電極
Y1,Y2,…… 走査電極

Claims (6)

  1. 複数の走査電極に印加する走査信号の電圧を規定する一の行列に含まれる複数の列の各列中の要素を用いて特定される電圧の走査信号を所定数の走査電極に同時に印加することにより前記所定数の走査電極に設けられた電気光学素子を同時に選択することを一のフレーム期間に複数回行う電気光学素子の駆動方法であって、
    前記複数の列のうち一の順序に従って順次選定される列中の要素を用いて特定される電圧の走査信号を前記所定数の走査電極に同時に印加する第1のステップと、
    前記複数の列のうち前記一の順序の逆順に従って順次選定される列中の要素を用いて特定される電圧の走査信号を前記所定数の走査電極に同時に印加する第2のステップと
    を含むことを特徴とする電気光学素子の駆動方法。
  2. 前記一のフレーム期間に引き続いて発生する次のフレーム期間内の前記第1のステップに対応する期間内に、前記複数の列のうち前記一の順序の逆順に従って順次選定される列中の要素を用いて特定される電圧の走査信号を前記所定数の走査電極に同時に印加する第3のステップと、
    前記次のフレーム期間内の前記第2のステップに対応する期間内に、前記複数の列のうち前記一の順序に従って順次選定される列中の要素を用いて特定される電圧の走査信号を前記所定数の走査電極に同時に印加する第4のステップと
    をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の電気光学素子の駆動方法。
  3. 前記一の行列における各行は、前記一の順序に従って要素を選定した際に所定回数の要素値の切換が発生する少切換行と、前記一の順序に従って要素を選定した際に該少切換行よりも要素値の切換の発生回数が多い多切換行とから成るものであり、
    前記一のフレーム期間に引き続いて発生する次のフレーム期間内の前記第1のステップに対応する期間内に、前記一の行列における少切換行の少なくとも一部を多切換行に変更するとともに多切換行の少なくとも一部を少切換行に変更して成る他の行列を用いて、当該他の行列の複数の列のうち一の順序の従って順次選定される列中の要素を用いて特定される電圧の走査信号を前記所定数の走査電極に同時に印加する第3のステップと、
    前記次のフレーム期間内の前記第2のステップに対応する期間内に、前記他の行列内の複数の列のうち前記一の順序の逆順に従って順次選定される列中の要素を用いて特定される電圧の走査信号を前記所定数の走査電極に同時に印加する第4のステップと
    をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の電気光学素子の駆動方法。
  4. 前記一の行列は、その各列の要素と所定の数列とを比較した場合に不一致数が奇数含むように構成されたものであり、
    前記所定の数列と各列とを比較した場合に不一致数が偶数になる他の行列の複数の列のうち一の順序に従って順次選定される列中の要素を用いて特定される電圧の走査信号を前記所定数の走査電極に同時に印加する第3のステップと、
    前記他の行列の複数の列のうち前記一の順序の逆順に従って順次選定される列中の要素を用いて特定される電圧の走査信号を前記所定数の走査電極に同時に印加する第4のステップと
    をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の電気光学素子の駆動方法。
  5. 前記第1のステップの前に、前記第1のステップにおいて各走査電極に印加される走査信号と、前記第2のステップにおいて各走査電極に印加される走査信号とをこれら走査電極に交互に印加する過程と、
    前記第4のステップの後に、前記第3のステップにおいて各走査電極に印加される走査信号と、前記第4のステップにおいて各走査電極に印加される走査信号とをこれら走査電極に交互に印加する過程と、
    をさらに含むことを特徴とする請求項4記載の電気光学素子の駆動方法。
  6. 前記第3および第4のステップにおいては、前記所定の数列に対して不一致数が最小値または最大値になる列の発生順位を、各ステップにおける各列の選定順序の最初または最後に設けたことを特徴とする請求項4記載の電気光学素子の駆動方法。
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