JP3890472B2 - ハイブリッド車両のエンジン自動停止再始動装置 - Google Patents

ハイブリッド車両のエンジン自動停止再始動装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はハイブリッド車両のエンジン自動停止再始動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
エンジンとモータの少なくとも1つを用いて車輪を駆動させるハイブリッド車両には、燃費向上のため所定の運転条件が成立したときにエンジンを自動停止し、別の所定の運転条件が成立したときエンジンを自動的に再始動させるエンジン自動停止再始動機能を有している。
【0003】
この場合、補機をエンジンにより駆動していると、エンジンの自動停止中は補機を駆動できなくなるので、補機駆動用モータを新たに追加し、補機の入力軸、補機駆動用モータの出力軸、エンジンのクランク軸にそれぞれベルト(伝動装置)を掛け回すと共に、エンジンのクランク軸とベルトの間に電磁クラッチを設け、エンジンの運転中には電磁クラッチを接続してエンジンにより補機を駆動し、これに対してエンジンを自動停止させるときには電磁クラッチを切断し、代わって補機駆動用モータをバッテリにより駆動し、この補機駆動用モータによりエンジンの自動停止中においても補機を駆動するようにしたものが提案されている(特開2001−193816号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、補機のエンジンによる駆動から補機駆動用モータによる駆動への切換はエンジンのアイドル状態で行うので、回転速度がゼロの状態から目標回転速度(エンジンのアイドル回転速度相当)へと上昇するように、補機駆動用モータに対して回転速度制御が行われるのであるが、補機駆動用モータの起動後にそのモータトルクが安定するまでには所定の時間を要するため、そのモータトルクが安定する前に、補機のエンジン駆動からモータ駆動への切換が行われたのでは、駆動用モータの回転速度が一時的に落ち込み、この回転速度の一時的な落ち込みにより補機の働きに影響が出る。
【0005】
かといって、この落ち込みの発生した回転速度を再び目標回転速度まで引き上げるためにはより大きなモータ出力が必要となり、そのためにより大きな出力のモータを装備したのでは、車重が増加して燃費が悪化するほか、構造的にはレイアウトの自由度が低下し、さらにはコストが増加するなどの問題を招く。
【0006】
そこで本発明は、エンジンを自動停止させるに際し、エンジンの停止を補機駆動用モータの起動よりも遅らせることにより、あるいは補機駆動用モータを起動した後にそのモータトルクが安定するのを待ってエンジンを停止させることにより、補機のエンジン駆動からモータ駆動への切換時における補機駆動用モータの回転速度の一時的落ち込みを抑制することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、エンジンとモータの少なくとも1つを用いて車輪を駆動させるハイブリッド車両において、所定の運転条件が成立したときにエンジンを自動停止し、別の所定の運転条件が成立したときエンジンを自動的に再始動させるエンジン自動停止再始動機能と、補機と、補機駆動用モータと、
エンジンの運転時にはエンジンの駆動力を補機に対して、またエンジンの自動停止時には補機駆動用モータの駆動力を補機に対して選択的に伝達する選択的伝達機構と、エンジンを自動停止させるに際し、エンジンの停止を補機駆動用モータの起動よりも遅らせるエンジン停止遅延機能とを有する。
【0008】
請求項2に記載の発明は、エンジンとモータの少なくとも1つを用いて車輪を駆動させるハイブリッド車両において、所定の運転条件が成立したときにエンジンを自動停止し、別の所定の運転条件が成立したときエンジンを自動的に再始動させるエンジン自動停止再始動機能と、補機と、補機駆動用モータと、エンジンの運転時にはエンジンの駆動力を補機に対して、またエンジンの自動停止時には補機駆動用モータの駆動力を補機に対して選択的に伝達する駆動力選択的伝達機構と、エンジンを自動停止させるに際し、補機駆動用モータを起動しそのモータトルクが安定するのを待ってエンジンを停止させるエンジン停止遅延機能とを有する。
【0009】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、エンジンを自動停止させるに際し、エンジンの停止を補機駆動用モータの起動よりも遅らせるようにしたので、エンジンの停止を遅らせている間には補機駆動用モータのトルクが上昇し、これによってトルクが上昇した補機駆動用モータに対して補機負荷が加わったときの補機駆動用モータの回転速度の落ち込みを和らげることができる。
【0010】
請求項2に記載の発明によれば、エンジンを自動停止させるに際し、補機駆動用モータを起動した後にそのモータトルクが安定するのを待ってエンジンを停止させるので、トルクが安定した補機駆動用モータに対して補機負荷が加わることになり、補機のエンジン駆動からモータ駆動ヘの切換時の補機駆動用モータの回転速度の落ち込みをほぼ解消できる。
【0011】
また、従来装置ではモータトルクの不安定な状態において補機負荷が加わっても大きく回転低下しないだけのトルクを有することが要求されるが、請求項2に記載の発明では、モータトルクの不安定な状態において補機負荷が加わることはないので、補機駆動用モータに要求される駆動トルクを最小限に抑えることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0013】
図1、図2において、2はエンジン、4は無段自動変速機であり、これらの間にはモータジェネレータ3が配置される。エンジン2またはモータジェネレータ3の回転が無段自動変速機4からドライブシャフト5、ディファレンシャルギヤ6を介して駆動輪7(後輪)に伝達される。
【0014】
無段自動変速機4は例えばトルクコンバータと、前後進切換機構と、可変プーリ間に掛け回した金属ベルトから構成され、可変プーリのプーリ比を変えることにより、金属ベルトを介して伝達される速度比が変化する。無段自動変速機4の目標変速比が運転状態に応じて設定され、これが実際の入力回転速度と出力回転速度の比である変速比と一致するように、可変プーリを駆動するためのプライマリ油圧とセカンダリ油圧とが制御される。
【0015】
前後進切換機構は前進時と後進時とで出力回転の方向を逆転させるもので、またトルクコンバータは入力回転トルクを流体力を介して出力側に伝達し、入力側の極低速回転時など出力側の回転の停止を許容できる。
【0016】
前記モータジェネレータ3はエンジン2のクランクシャフトに直結もしくはベルトやチェーンを介して連結され、エンジン2と同期して回転する。モータジェネレータ3は電動機あるいは発電機として機能する。モータジェネレータ3がエンジン2の出力を補って電動機として、あるいはエンジン2を始動するために電動機として機能するときは、バッテリ(42Vバッテリ)8からの電流がインバータ9を介して供給され、また車両の走行エネルギを回収すべく発電機として機能するときは、インバータ9を介して発生した電流によりバッテリ8が充電される。
【0017】
一方、もう一つのモータジェネレータ11が設けられ、こちらのモータジェネレータ11の回転は減速ギヤ12、ドライブシャフト13、ディファレンシャルギヤ14を介して駆動輪15(前輪)に伝達される。モータジェネレータ11も電動機あるいは発電機として機能する。モータジェネレータ11についても電動機として機能するときにはバッテリ8からの電流がインバータ16を介して供給され、また車両の走行エネルギを回収すべく発電機として機能するときにはインバータ16を介して発生した電流によりバッテリ8が充電される。
【0018】
以下では、モータジェネレータ3、11を単に「モータ」と称する。
【0019】
このため、ハイブリッドコントローラ21(図2参照)にはアクセルセンサ31、車速センサからの信号が入力し、ハイブリッドコントローラ21ではこれらに基づいてエンジンコントローラ22、トランスミッションコントローラ23、バッテリコントローラ24、モータコントローラ25と協力しつつ加速時、定速時、減速時の制御を行う。なお、実際には車速センサは設けておらず、エンジン回転速度センサ32により検出されるエンジン回転速度と変速機4の変速比とタイヤの動半径等に基づいて車速を演算している。
【0020】
ここで、前輪15と後輪7に対して別々に駆動トルクを伝達すれば4WD走行が可能となるので、車室内に設けてある4WD走行スイッチ33をドライバーがONにしたとき、ハイブリッドコントローラ21ではクリープ走行状態からの車両の発進を4WD走行で行わせる。
【0021】
一方、車両の走行中に所定の運転条件が成立したときにエンジン2を自動的に停止し、その後に別の所定の運転条件が成立したときにエンジン2を自動的に再始動させるため、ハイブリッドコントローラ21では車両の走行中に所定の運転条件が成立したときにエンジン2の作動を停止させ、またその後に別の所定の運転条件が成立したときにモータ3によりエンジン2を始動させるようになっている。
【0022】
なお、従来装置のエンジン自動停止再始動装置では車速=0km/hかつブレーキが作用している場合に限ってエンジンを自動停止させていたが、最近ではエンジンを自動停止させる条件を広げたものが出現してきており、このものでは車両の走行中を主としてエンジンが自動停止され、エンジン自動停止後の再始動も走行中に行われる。本発明が対象とするのは、こうした車両の走行中を主としてエンジンが自動停止され、エンジン自動停止後の再始動も走行中に行われるタイプのエンジン自動停止再始動装置である。
【0023】
このため、ハイブリッドコントローラ21には、アクセルセンサ31、エンジン回転数センサ32以外にも、水温センサ34などからの信号が入力し、これらに基づいて、エンジンコントローラ22を介し車両走行中にエンジン2の自動停止と始動の制御を行う。
【0024】
エンジンコントローラ22では、エンジン2の運転中は、アクセル開度とエンジン回転速度に応じてスロットル弁42の開度を制御し、燃料噴射弁43からの燃料噴射量と、燃料噴射の時期を制御し、さらには点火プラグ44が点火火花を飛ばす時期である点火時期を制御し、これによって要求の駆動力が得られるエンジン出力を発生させているが、ハイブリッドコントローラ21よりエンジン作動停止の指令を受けると、燃料噴射弁43と点火プラグ44の作動を停止し、その後にハイブリッドコントローラ21よりエンジン作動指令を受けると、再び燃料噴射弁43と点火プラグ44の作動を再開する。
【0025】
この場合、従来のように補機をエンジン2により駆動させていると、エンジン2の自動停止により補機を働かせることができなくなるので、図3に示したように車両駆動用のモータ3とは別に補機駆動用モータ51を備えている。この補機駆動用モータ51の出力軸51aには、パワーステアリング用の油圧ポンプ52やエアコンディショナー用のコンプレッサ53といった補機の入力軸52a、53aと同様に、ベルト54が掛け回されると共に、エンジン2のクランク軸2aとベルト54の間に機械式のワンウェイクラッチ55が介装され、このワンウェイクラッチ55により補機駆動用モータ51の出力軸51aとエンジン2のクランク軸2aのうち回転速度の高い方が補機を駆動するように構成されている。すなわち、ワンウェイクラッチ55は、エンジン2側が優先して動くように設計されているので、エンジン2のクランク軸2aにより補機を駆動しているときには補機駆動用モータ51の出力軸51aはエンジン2のクランク軸2aにより連れ回されて空転している(モータ実トルクは0で、モータ51の実回転速度がエンジン回転速度と等しくなる)。これに対して、エンジン2を自動停止しかつ補機駆動用モータ51をバッテリ8により起動すると、エンジン2のクランク軸2aの回転速度が低下する一方で機駆動用モータ51の出力軸51a回転速度が上昇する。その結果、エンジンクランク軸2aの回転速度が駆動用モータ51の出力軸51aの実回転速度を下回った時点より、補機駆動用モータ51の出力軸51aがエンジン2に代えて補機を駆動することとなる。
【0026】
しかしながら、実験してみると、不都合が生じることが分かった。これをさらに説明すると、図4左側は、アイドルモード(図示の運転モード=5、つまりアイドル中)においてエンジン始動要求がなくなったt1の時点でエンジン2を自動停止するためエンジン作動指令フラグC=0とし、かつ同じt1のタイミングで補機駆動用モータ51を起動したときのものである。
【0027】
なお、図4左側第4段目の「パワステ等の要求」=1は、所定角度以上の操舵をしているときパワーステアリング用の油圧ポンプ52が働く必要があり、従ってエンジン始動要求があることを、これに対して「パワステ等の要求」がt1で1より0に切換わったことは、所定角度以上の操舵をしていたハンドルを戻したためにパワーステアリング用の油圧ポンプ52が働く必要がなくなった、従ってエンジン始動要求がなくなったことを表している。
【0028】
この場合に、補機駆動用モータ51のトルクが、ゼロの状態から大きくなって安定するまでには所定の時間を要するため(図4左側第2段目の破線参照)、そのモータ51のトルクが安定していない期間に、補機のエンジン駆動からモータ駆動への切換を行うと、補機駆動用モータ51の出力軸51aの回転速度(モータ回転速度)が一時的に低下する(図4左側最上段の実線参照)。すなわち、エンジン始動要求がなくなったt1のタイミングでエンジン2の作動を即座に停止し、かつ同じタイミングで補機駆動用モータ51を起動する方法では、モータ51の回転速度を低回転速度から目標回転速度NETARGET(エンジン2のアイドル回転速度相当)へと素早く引き上げるため大きなトルクの発生する大容量のモータが必要となり、こうした大容量のモータを搭載することは車両の重量を増加させ、燃費を悪くしてしまう。
【0029】
そこで、本実施形態では図4左側に示した方法に代えて図4右側に示した方法を採用する。すなわち、次の順序でエンジン2の自動停止と補機駆動用モータ51の駆動とを時間差を持たせて行う。
【0030】
1)前提:
エンジン始動要求フラグA(エンジン始動を要求するか否かの情報を表すもの)、エンジン作動指令フラグC(エンジン作動を指令するか否かの情報を表すもの)、アイドルストップ予告フラグBの3つのフラグ(図4右側下からの3段参照)と補機駆動用モータ51のコントロール用にモータコントローラ26(図2参照)を導入する。
【0031】
後述するように、エンジン始動要求フラグAはエンジン2の始動要求があるか否か、逆にいえばエンジン2の始動要求がなくなったか否かを表す状態フラグ、これに対してエンジン作動指令フラグCは実際にエンジン2を作動させるか否か、逆にいえば実際にエンジン2を停止させるか否かを指示するためのフラグである。
【0032】
また、アイドルストップ予告フラグBは、エンジン2を自動停止させることをモータコントローラ26に予告するためのものである。すなわち、モータコントローラ26はハイブリッドコントローラ21からのエンジンストップ予告フラグBの情報を受信する。
【0033】
2)アイドルモードでエンジン始動要求があるとき(t1以前):
これを表すためエンジン始動要求フラグA=1とし、かつエンジン作動指令フラグC=1としておく。また、アイドルストップ予告フラグB=0である。
【0034】
3)エンジン始動要求がなくなったとき(t1):
次の操作を行う。
【0035】
▲1▼エンジン始動要求フラグAを1より0に切換える。ただし、このタイミングではエンジン作動指令フラグC=0としない。
【0036】
▲2▼アイドルストップ予告フラグBを0より1に切換える。このフラグBの情報はモータコントローラ26により受信されているため、フラグBが0より1に切換わったとき、モータコントローラ26では補機駆動用モータ51を起動する。
【0037】
4)t1より所定の時間が経過したとき(t2):
補機駆動用モータ51のモータトルクが安定するまでの時間を予め見積もっており、この見積もり時間が所定の時間である。その時間経過後に、エンジン作動指令フラグCを1より0に切換えする。このフラグCの情報はエンジンコントローラ22により受信されているため、エンジンコントローラ22ではフラグCが1より0に切換わったとき、エンジン2を停止する。これにより運転モードはアイドルモードよりアイドルストップモードに移行する。
【0038】
なお、ハイブリッドコントローラ21では、前述のアイドルモード、アイドルストップモード、後述するエンジン走行モード、モータリングモードなどの各種の運転モードを定めており、これら運転モードに従った制御を行っている。こうした運転モードの設定方法については本発明と直接に関係しないので、その説明は省略する。
【0039】
ハイブリッドコントローラ21を中心として行われる、エンジン2の自動停止再始動の制御をフローチャートを用いてさらに説明する。
【0040】
ここで、ハイブリッドコントローラ21とエンジンコントローラ22がエンジン自動停止再始動機能を、ハイブリッドコントローラ21、エンジンコントローラ22及びモータコントローラ26がエンジン停止遅延機能を備える。
【0041】
図5のフローチャートはエンジン始動要求フラグAを設定するためのもので、一定時間毎(例えば10msec毎)に実行する。
【0042】
ステップ1〜7ではエンジン始動を要求する条件であるかどうかをみる。ここで、エンジン始動要求条件には次のものがある。
【0043】
▲1▼エンジン走行要求があるとき。これは、モータ3単独で車両の要求駆動力を賄うことができず、エンジン2による走行を付加したいときに出る要求である。つまり、本実施形態で前提としている車両は、エンジン2を停止させている状態でもそれほど駆動力が要求されない走行域においはモータ3の駆動力だけでのエンジン2を連れ回しながらの走行が可能となっている(モータ3走行)。
【0044】
▲2▼水温センサ34により検出されるエンジンの冷却水温が低いとき(エンジン暖機完了前の状態)。エンジン2を暖機をさせるためエンジン始動を要求する。
【0045】
▲3▼4WD走行スイッチ33からの信号がONであるとき。4WD走行時には車両の発進と共に駆動力を前輪、後輪ともに伝えなければならない。本実施形態では、前輪15がモータ11により、後輪7がエンジン2により駆動されるので、4WD走行スイッチ33のON時にはエンジン2を作動させておく必要がある。エンジン2はモータ11に比べて始動に時間がかかるため予め始動しておく必要があることからエンジン始動を要求する。
【0046】
▲4▼車速が所定値以上であるとき。モータ3のみで走行できる車速を超えたらエンジン2走行を付加する必要があるため、エンジン始動を要求する。
【0047】
▲5▼パワーステアリング用の油圧ポンプ52への油圧供給通路56に設けた油圧センサ57(図3参照)により検出される油圧が、所定値以上となったとき(つまり所定角度以上のハンドル操作を感知したとき)。パワーステアリング用の油圧ポンプ52を作動させるため、エンジン始動を要求する。
【0048】
▲6▼バッテリ8の残容量を表すSOC(State of Charge)が所定値以下になったとき。バッテリ8の充電を行うため、エンジン始動を要求する。
【0049】
▲7▼アクセル開度と車速に基づいて演算される車両の要求駆動力が所定値以上であるとき。エンジン2走行を付加するためエンジン始動を要求する。
【0050】
上記7つの条件のいずれかを満たしているときにはステップ8に進んでエンジン始動を要求するためエンジン始動要求フラグ=1とする。
【0051】
一方、上記7つの条件のいずれも満たしていないときにはステップ9に進んで、エンジン始動要求フラグ=0とする。すなわち、エンジンの暖機完了後に、4WD走行スイッチ33からの信号がOFF状態にあり、車速は所定値未満であり、アクセルペダルも大きく踏み込まれていない低負荷の状態で、車両を直進させているときにエンジン始動要求フラグ=0となる。
【0052】
図6のフローチャートはアイドルストップ予告フラグBを設定するためのもので、一定時間毎(例えば10msec毎)に実行する。
【0053】
ステップ11では、アイドルストップ予告フラグBをみる。仮にアイドルストップ予告フラグB=0であったとして話を進めると、このときにはステップ12〜14に進む。
【0054】
ステップ12〜14はエンジン自動停止を、モータコントローラ26に対して予告する条件であるかどうかをみる部分で、そのエンジン自動停止予告条件には次のものがある。
【0055】
(ア)アイドルストップモード(エンジン自動停止中)であるとき。
【0056】
(イ)アイドルモード(アイドル中)かつエンジン始動要求フラグA=0のとき。
【0057】
(ウ)エンジン走行モード(エンジン走行中)かつエンジン始動要求フラグA=0のとき。
【0058】
上記(ア)〜(ウ)の3つの条件のいずれかを満たしているときにはステップ15に進んでエンジン自動停止を予告するためアイドルストップ予告フラグB=1とする。すなわち、アイドル中やエンジン走行中において、エンジン始動要求があったものがその要求がなくなった時点でエンジン自動停止を予告し、エンジンの自動停止状態においても予告し続ける(図4右側第6段目参照)。なお、上記(ア)〜(ウ)の3つの条件のいずれも満たしていないときにはそのまま今回の処理を終了する。
【0059】
アイドルストップ予告フラグB=1となったことより、次回にはステップ11よりステップ16、17に進む。
【0060】
ステップ16、17はエンジン自動停止を予告した後にその予告を解除する条件となっているかどうかをみる部分で、そのエンジン自動停止予告解除条件には次のものがある。
【0061】
(エ)イグニッションスイッチ(図では「IGN SW」で略記)がONからOFFに切換わったとき。
【0062】
(オ)アイドルストップモードでなく、かつエンジン始動要求フラグA=1のとき。つまりエンジン自動停止を予告した後にエンジン2を始動したい要求があるときである。ここで、アイドルストップモード(エンジン自動停止中)でない場合には、車両の走行中、停車中はもちろん、エンジン2のアイドリング時も含まれる。
【0063】
上記(エ)、(オ)の2つの条件のいずれかを満たしているときにはステップ18に進んでエンジン自動停止の予告を解除するためアイドルストップ予告フラグ=0とする。なお、上記(エ)、(オ)の2つの条件のいずれも満たしていないときにはそのまま今回の処理を終了する。
【0064】
このようにして設定されるアイドルストップ予告フラグBはハイブリッドコントローラ21よりモータコントローラ26に送信される。モータコントローラ26では、アイドルストップ予告フラグBが0より1に切換わったとき、補機駆動モータ51を起動し、そのモータ回転速度を目標回転速度(エンジン2のアイドル回転速度相当)まで上昇させる回転速度制御を行う。
【0065】
図7のフローチャートはエンジン作動指令フラグCを設定するためのもので、一定時間毎(例えば10msec毎)に実行する。
【0066】
ステップ21では、アイドルストップモードにあるかどうかみる。ここではアイドルストップモードにないとして話を進めると、このときステップ22に進んでエンジン作動指令フラグC(0に初期設定)をみる。エンジン作動指令フラグC=0であるときにはステップ23に進んでエンジン始動要求フラグAをみる。エンジン始動要求フラグA=1であるときにはステップ24に進んでエンジン作動指令フラグC=1とする(図4右側第5段目、最下段のt1以前を参照)。
【0067】
ここで、エンジン始動要求フラグAとエンジン作動指令フラグCの2つ設けたのは、エンジンの始動要求がなくなったタイミングと、エンジンを実際に停止させるタイミングをずらすためである。すなわち、エンジン始動要求フラグAが1より0に切換わるタイミングは、エンジンの始動要求がなくなったタイミングを、エンジン作動指令フラグCが1より0に切換わるタイミングはエンジンを停止させるタイミングをそれぞれ表すが、本実施形態では、エンジン始動要求フラグAが1より0に切換わった(エンジン2の始動要求がなくなった)からといって即座にエンジン2を停止させるのではなく、後述するようにエンジン始動要求フラグAが1より0に切換わった後でさらに所定の時間が経過したときにエンジン作動指令フラグCを1より0へと切換え、これによってエンジン2を停止するようにしている。
【0068】
エンジン作動指令フラグC=1となったことより、次回にはステップ21、22よりステップ25に進みタイマ値をみる。このタイマは、アイドルストップ予告フラグBが0より1に切換わってからの時間(つまり補機駆動用モータ51を起動してからの時間)を計測するためのものである。このタイマ値は例えば最大値に初期設定されているのでこのときタイマ値はゼロでなく、従ってステップ26、27に進む。
【0069】
ステップ26、27はタイマを所定値にセットする条件であるかどうかをみる部分である。すなわち、モータリングモード(補機駆動用モータ51の回転速度を目標へと高めているとき)であるかまたはアイドルモードであるときステップ28に進みアイドルストップ予告フラグBをみる。アイドルストップ予告フラグB=0であるとき、ステップ29に進んでタイマを所定値にセットし、アイドルストップ予告フラグB=1になった後はステップ30に進んでタイマ値を所定値よりデクリメントする。
【0070】
ここで、所定値は、補機駆動モータ51を起動してよりそのモータトルクが安定するまでの時間であり、実験により最適な値を予め求めておく。タイマはこの所定値から時間の経過とともに減少しやがてゼロになる。このときには補機駆動モータ51のモータトルクが安定しかつモータ回転速度も目標値NETARGETに収束しているはずであるから、ステップ25よりステップ31に進み、エンジン作動指令フラグC=0とする。このエンジン作動指令フラグC=0となったタイミングより運転モードはアイドルモードからアイドルストップモードに移る(図4右側第3段目、最下段参照)。
【0071】
このようにして設定されるエンジン作動指令フラグCはハイブリッドコントローラ21よりエンジンコントローラ22に送信される。エンジンコントローラ22では、エンジン作動指令フラグCが1より0へと切換わったとき、燃料噴射弁43と点火プラグ44の作動を停止させる(エンジン2の自動停止)。
【0072】
これでエンジン2の自動停止の処理を終了するので、次のエンジン自動停止に備えてステップ32ではタイマ値に最大値を入れておく。
【0073】
次回にはステップ21でアイドルストップモードにあることから、ステップ22以降に進むことができない。
【0074】
ここで、本実施形態の作用を図8を参照しながら説明すると、図8はエンジン2のアイドル中(車両の走行中におけるアイドル中を含む)にエンジン始動要求がなくなった場合の実験データである。
【0075】
本実施形態では、ハイブリッドコントローラ21を主として制御が行われる。すなわち、ハイブリッドコントローラ21では、エンジン始動要求フラグA=1の状態において、エンジン作動要求フラグC=1、アイドルストップ予告フラグB=0となっている。
【0076】
この場合に、エンジン作動指令フラグCの情報はハイブリッドコントローラ21よりエンジンコントローラ22に送信されているので、エンジンコントローラ22によりエンジン2が実際に作動されている。すなわち、エンジン2のアイドル中であることから、実際のエンジン回転速度が目標回転速度(図では650rpm)と一致するように燃料噴射弁43からの燃料噴射量がフィードバック制御されている。このため、実際のエンジン回転速度は目標を中心に小刻みに振れている。
【0077】
この状態においてエンジン始動要求フラグAが1より0に切換わると、エンジン作動要求フラグC=1の状態はそのままでアイドルストップ予告フラグBが0より1へと切換えられる。この予告フラグBの情報はハイブリッドコントローラ21よりモータコントローラ26に送信され、モータコントローラ26により補機駆動用モータ51は、予告フラグBが0より1へと切換えられたタイミングで起動される。補機駆動用モータ51が起動されると、その回転速度が目標に向かって上昇し、ある時間が経過すると、モータトルクも安定する。
【0078】
この時間はディレイ(所定値)として予め実験を行って設定されているので、補機駆動用モータ51の起動からディレイの時間経過後にエンジン作動指令フラグCが1より0へと切換えられる。このエンジン作動指令フラグCの情報はエンジンコントローラ22に送信され、エンジンコントローラ22により燃料噴射弁43と点火プラグ44の作動が停止される。この燃料噴射弁43、点火プラグ44の作動停止により、実際のエンジン回転速度が低下し最終的にゼロになっている。
【0079】
一方、図示しないが、実際のエンジン回転速度がモータ回転速度を下回ったタイミングで、ワンウェイクラッチ55の働きにより補機のエンジン2駆動からモータ51駆動への切換が行われる。
【0080】
このように、本実施形態(請求項2に記載の発明)によれば、図4右側にも示したように、エンジン2の始動要求がなくなったt1のタイミングではエンジン2を作動させたままでアイドルストップ予告フラグBにより補機駆動用モータ51を起動し、これによって補機駆動用モータ51のモータトルクが安定したと思われるt2のタイミングでエンジン2を停止させるようにしたので、補機のエンジン2駆動からモータ51駆動への切換時の補機駆動用モータ51の回転速度の落ち込みを抑制でき、また補機駆動用モータ51に要求されるトルクも最小限(エンジン2のアイドル相当のエンジン回転速度を維持するのに必要なトルク)に抑えることができる。
【0081】
実施形態では、エンジン2を自動停止させるに際し、補機駆動用モータ51を起動した後にそのモータトルクが安定するのを待ってエンジンを停止させる場合で説明したが、より簡単にはエンジン2を自動停止させるに際し、エンジン2の停止を補機駆動用モータ51の起動よりも遅らせるようにしてもかまわない(請求項1に記載の発明)。このときにはエンジン2の停止を遅らせている間にモータトルクが上昇し、これによってトルクが上昇した補機駆動用モータ51に対して補機負荷が加わったときの補機駆動用モータ51の回転速度の落ち込みを和らげることができる。
【0082】
実施形態では、駆動力選択的伝達機構が、補機の入力軸、補機駆動用モータの出力軸、エンジンのクランク軸にそれぞれ掛け回されるベルト(伝動装置)と、エンジンのクランク軸とこのベルトの間にあって補機駆動用モータの出力軸とエンジンクランク軸のうち回転速度の高い方が補機を駆動するように構成された機械式のワンウェイクラッチとからなる場合で説明したが、機械式ワンウェイクラッチに代えてエンジンのクランク軸とベルトの間にあって両者を断接する電磁クラッチを設け、エンジンの運転時には電磁クラッチを接続し、またエンジンの自動停止時には電磁クラッチを切断すると共に補機駆動用モータを起動するようにしてもかまわない(請求項5に記載の発明)。
【0083】
実施形態では伝動装置がベルト54である場合で説明したが、チェーンなどでもかまわない。
【0084】
実施形態ではパワーステアリング用油圧ポンプ52とエアコンディショナー用コンプレッサ53とで補機を代表させたが、補機はこれらに限られるものでない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の構成を示す概略構成図。
【図2】制御系統の概略構成図。
【図3】補機の駆動方法を示す概略構成図。
【図4】エンジンの自動停止方法を説明するための波形図。
【図5】エンジン始動要求フラグの設定を説明するためのフローチャート。
【図6】アイドルストップ予告フラグの設定を説明するためのフローチャート。
【図7】エンジン作動指令フラグの設定を説明するためのフローチャート。
【図8】本実施形態の作用を説明するための波形図(実験データ)。
【符号の説明】
2 エンジン
3 モータ
4 変速機
7 後輪
11 モータ
15 前輪
21 ハイブリッドコントローラ
22 エンジンコントローラ
26 モータコントローラ
51 補機駆動用モータ
52 パワーステアリング用油圧ポンプ(補機)
53 エアコンディショナー用コンプレッサ(補機)
54 ベルト

Claims (13)

  1. エンジンとモータの少なくとも1つを用いて車輪を駆動させるハイブリッド車両において、
    所定の運転条件が成立したときにエンジンを自動停止し、別の所定の運転条件が成立したときエンジンを自動的に再始動させるエンジン自動停止再始動機能と、
    補機と、
    補機駆動用モータと、
    エンジンの運転時にはエンジンの駆動力を補機に対して、またエンジンの自動停止時には補機駆動用モータの駆動力を補機に対して選択的に伝達する選択的伝達機構と、
    エンジンを自動停止させるに際し、エンジンの停止を補機駆動用モータの起動よりも遅らせるエンジン停止遅延機能と
    を有することを特徴とするハイブリッド車両のエンジン自動停止再始動装置。
  2. エンジンとモータの少なくとも1つを用いて車輪を駆動させるハイブリッド車両において、
    所定の運転条件が成立したときにエンジンを自動停止し、別の所定の運転条件が成立したときエンジンを自動的に再始動させるエンジン自動停止再始動機能と、
    補機と、
    補機駆動用モータと、
    エンジンの運転時にはエンジンの駆動力を補機に対して、またエンジンの自動停止時には補機駆動用モータの駆動力を補機に対して選択的に伝達する選択的伝達機構と、
    エンジンを自動停止させるに際し、補機駆動用モータを起動しそのモータトルクが安定するのを待ってエンジンを停止させるエンジン停止遅延機能と
    を有することを特徴とするハイブリッド車両のエンジン自動停止再始動装置。
  3. モータトルクが安定するのを待つ時間は予め定めておくことを特徴とする請求項2に記載のハイブリッド車両のエンジン自動停止再始動装置。
  4. 駆動力選択的伝達機構は、補機の入力軸、補機駆動用モータの出力軸、エンジンのクランク軸にそれぞれ掛け回される伝動装置と、エンジンのクランク軸とこの伝動装置の間にあって補機駆動用モータの出力軸とエンジンのクランク軸のうち回転速度の高い方が補機を駆動するように構成された機械式のワンウェイクラッチとからなることを特徴とする請求項1から3までのいずれか一つに記載のハイブリッド車両のエンジン自動停止再始動装置。
  5. 駆動力選択的伝達機構は、補機の入力軸、補機駆動用モータの出力軸、エンジンのクランク軸にそれぞれ掛け回される伝動装置と、エンジンのクランク軸とこの伝動装置の間にあって両者を断接する電磁クラッチと、エンジンの運転時には電磁クラッチを接続し、またエンジンの自動停止時には電磁クラッチを切断すると共に補機駆動用モータを起動する手段とからなることを特徴とする請求項1から3までのいずれか一つに記載のハイブリッド車両のエンジン自動停止再始動装置。
  6. エンジン自動停止再始動機能とエンジン停止遅延機能には、エンジン始動を要求するか否かの情報と、エンジン作動を指令するか否かの情報とを含むことを特徴とする請求項2または3に記載のハイブリッド車両のエンジン自動停止再始動装置。
  7. 所定値未満の低車速域でモータによる走行を行い、所定値以上の車速域になるとエンジン走行を付加する場合に、エンジン始動を要求する条件はエンジン走行を要求するときであることを特徴とする請求項6に記載のハイブリッド車両のエンジン自動停止再始動装置。
  8. アクセル開度と車速から定まる駆動力が所定値未満の領域でモータによる走行を行い、所定値以上の領域になるとエンジン走行を付加する場合に、エンジン始動を要求する条件はエンジン走行を要求するときであることを特徴とする請求項6に記載のハイブリッド車両のエンジン自動停止再始動装置。
  9. 補機がパワーステアリング用の油圧ポンプである場合に、エンジン始動を要求する条件は所定角度以上のハンドル操作があったときであることを特徴とする請求項6に記載のハイブリッド車両のエンジン自動停止再始動装置。
  10. エンジンとモータの少なくとも1つを用いて駆動させる車輪が前輪と後輪のいずれか一方であり、他方の車輪を駆動するモータと4WD走行スイッチとを有し、4WD走行スイッチがONになると、前輪、後輪とも駆動させる場合に、エンジン始動を要求する条件は4WD走行スイッチがONのときであることを特徴とする請求項6に記載のハイブリッド車両のエンジン自動停止再始動装置。
  11. エンジン始動を要求する条件は車速が所定値以上であることを特徴とする請求項6に記載のハイブリッド車両のエンジン自動停止再始動装置。
  12. エンジン始動を要求する条件はバッテリの残容量が所定値以下に低下したときであることを特徴とする請求項6に記載のハイブリッド車両のエンジン自動停止再始動装置。
  13. 補機駆動用モータをコントロールするモータコントローラを備え、
    アイドルモードでエンジン始動を要求する条件でなくなったとき、モータコントローラにエンジン自動停止を予告する情報を伝えることを特徴とする請求項7から12までのいずれか一つに記載のハイブリッド車両のエンジン自動停止再始動装置。
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