JP3888906B2 - エネルギ利用情報表示システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エネルギ消費機器によるエネルギ使用量や使用の適正度などの利用に関する情報を利用者に知らせるためのエネルギ利用情報表示システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
エネルギ消費機器が家庭用のガス機器である場合を例に説明すれば、風呂追炊き装置や浴室乾燥暖房装置、給湯装置、床暖房装置等のガス機器の利用に関する情報として、毎月のガス使用量や料金の情報が数字情報によって月に一度、機器の利用者に提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来は、風呂追炊き装置や給湯装置や床暖房装置等のガス機器を利用しても、ガス機器の利用者にとっては月に一度課金されるガス使用量や料金の情報以外にガス機器の利用に関する情報が提供されず、ガス機器の使用量や使用の適正度などの使用に関する情報が利用者に随時、提供(フィードバック)されることはなかった。
また、ガス使用量が数字情報で示されるだけでは、利用者にとって、過去の実績に比べて多いのか少ないのか、省エネを実行して効率良くエネルギを使用しているのか等について把握することが容易でなかった。
【0004】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、エネルギ消費機器によるエネルギ使用量や使用の適正度などの利用に関する情報を随時、利用者が楽しみながら容易に知ることができるエネルギ利用情報表示システムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するための本発明に係るエネルギ利用情報表示システムの第一の特徴構成は、特許請求の範囲の欄の請求項1に記載した如く、エネルギ消費機器の使用状況についての検出情報に基づいて、前記エネルギ消費機器の使用の適正度を表わす複数の評価項目及びエネルギ使用量を表わす評価項目のうち、少なくとも1つの評価項目を求める算出手段と、前記算出手段にて求めた前記少なくとも1つの評価項目を、単一のキャラクタ画像上に各評価項目ごとに識別可能な態様で表示する画像表示手段とを備え、前記エネルギ消費機器が、異なる場所において使用され、前記画像表示手段が、前記キャラクタ画像として、前記エネルギ消費機器の各使用場所に対応させて異なるものを用いる点にある。
【0006】
同第二の特徴構成は、特許請求の範囲の欄の請求項2に記載した如く、エネルギ消費機器の使用状況についての検出情報に基づいて、前記エネルギ消費機器の使用の適正度を表わす複数の評価項目及びエネルギ使用量を表わす評価項目及び利用者の身体の動きを表わす評価項目のうち、少なくとも2つの評価項目を求める算出手段と、前記算出手段にて求めた前記少なくとも2つの評価項目を、単一のキャラクタ画像上に各評価項目ごとに識別可能な態様で表示する画像表示手段とを備え、前記エネルギ消費機器が、異なる場所において使用され、前記画像表示手段が、前記キャラクタ画像として、前記エネルギ消費機器の各使用場所に対応させて異なるものを用いる点にある。
【0007】
同第三の特徴構成は、特許請求の範囲の欄の請求項3に記載した如く、上記第一又は第二の特徴構成に加えて、前記エネルギ消費機器の使用の適正度を表わす複数の評価項目が、省エネ、身体への影響、生活リズム、気持ち良さ、及び、使用環境の湿気状態を含むものである点にある。
【0009】
以下に作用並びに効果を説明する。
本発明の第一の特徴構成によれば、算出手段が、エネルギ消費機器の使用状況についての検出情報に基づいて、エネルギ消費機器の使用の適正度を表わす複数の評価項目及びエネルギ使用量を表わす評価項目のうち、少なくとも1つの評価項目を求め、画像表示手段が、算出手段にて求めた上記少なくとも1つの評価項目を、単一のキャラクタ画像上に各評価項目ごとに識別可能な態様で表示する。すなわち、利用者がエネルギ消費機器を使用すると、そのエネルギ消費機器の現在及び過去の使用状況の検出情報に基づいて、エネルギ消費機器の使用の適正度を表わす複数の評価項目及びエネルギ使用量を表わす評価項目のうち、少なくとも1つの評価項目が求められ、その少なくとも1つの評価項目が他の評価項目と識別できる態様で単一のキャラクタ画像上に表示される。
【0010】
従って、利用者がエネルギ消費機器を使用するときに、エネルギ消費機器の使用の適正度やエネルギ使用量を表わす評価項目の情報が、数字情報ではなくキャラクタ画像によって、しかも、単一のキャラクタ画像上において各評価項目が他の評価項目と識別できる態様で表示されるので、エネルギ消費機器によるエネルギ使用量や使用の適正度などの利用に関する情報を随時、利用者が楽しみながら容易に知ることができるエネルギ利用情報表示システムが提供される。
また、異なる場所において使用されるエネルギ消費機器については、前記各評価項目が、エネルギ消費機器の各使用場所に対応して異なるキャラクタ画像上に各評価項目ごとに識別可能な態様で表示される。
すなわち、キャラクタ画像がエネルギ消費機器の各使用場所に対応して異なるので、キャラクタ画像を見たときにどの使用場所のエネルギ消費機器に関する評価項目を表示しているかを、感覚的に判断することができる。
従って、エネルギ消費機器が異なる場所において使用される場合でも、各場所におけるエネルギ消費機器の使用の適正度等の情報を、キャラクタ画像により利用者が間違わずに容易に知ることができるエネルギ利用情報表示システムの好適な実施形態が提供される。
【0011】
同第二の特徴構成によれば、算出手段が、エネルギ消費機器の使用状況についての検出情報に基づいて、エネルギ消費機器の使用の適正度を表わす複数の評価項目及びエネルギ使用量を表わす評価項目及び利用者の身体の動きを表わす評価項目のうち、少なくとも2つの評価項目を求め、画像表示手段が、算出手段にて求めた上記少なくとも2つの評価項目を、単一のキャラクタ画像上に各評価項目ごとに識別可能な態様で表示する。
すなわち、利用者がエネルギ消費機器を使用すると、そのエネルギ消費機器の現在及び過去の使用状況の検出情報に基づいて、エネルギ消費機器の使用の適正度を表わす複数の評価項目及びエネルギ使用量を表わす評価項目及び利用者の身体の動きを表わす評価項目のうち、少なくとも2つの評価項目が求められ、その少なくとも2つの評価項目が他の評価項目と識別できる態様で単一のキャラクタ画像上に表示される。
【0012】
従って、利用者がエネルギ消費機器を使用するときに、エネルギ消費機器の使用の適正度やエネルギ使用量や利用者の身体の動きを表わす各評価項目の情報が、数字情報ではなくキャラクタ画像によって、しかも、単一のキャラクタ画像上において各評価項目が他の評価項目と識別できる態様で表示されるので、エネルギ消費機器によるエネルギ使用量や使用の適正度や利用者の身体の動きを表わす情報を随時、利用者が楽しみながら容易に知ることができるエネルギ利用情報表示システムが提供される。
特に、利用者の身体の動きを表わす情報については、エネルギ消費機器を使用している使用者以外の者がその動きの情報から、エネルギ消費機器の使用者の状態が正常であるか否か等を判断できる効果もある。
また、異なる場所において使用されるエネルギ消費機器については、前記各評価項目が、エネルギ消費機器の各使用場所に対応して異なるキャラクタ画像上に各評価項目ごとに識別可能な態様で表示される。
すなわち、キャラクタ画像がエネルギ消費機器の各使用場所に対応して異なるので、キャラクタ画像を見たときにどの使用場所のエネルギ消費機器に関する評価項目を表示しているかを、感覚的に判断することができる。
従って、エネルギ消費機器が異なる場所において使用される場合でも、各場所におけるエネルギ消費機器の使用の適正度等の情報を、キャラクタ画像により利用者が間違わずに容易に知ることができるエネルギ利用情報表示システムの好適な実施形態が提供される。
【0013】
同第三の特徴構成によれば、エネルギ消費機器の使用の適正度を表わす複数の評価項目として、省エネ、身体への影響、生活リズム、気持ち良さ、及び、使用環境の湿気状態のいずれかが算出されて、単一のキャラクタ画像上に各評価項目ごとに識別可能な態様で表示される。
すなわち、エネルギが効率良く消費されているか(省エネ)、エネルギ消費に伴う身体への影響、生活リズムが規則的か否か、エネルギ消費に伴って使用者が感じる気持ち良さ、エネルギ消費機器の使用環境が乾燥しているか湿っているかの各項目のうち、少なくとも1つもしくは2つの評価項目を算出して、その算出した評価項目が他の評価項目と識別できる状態で、単一のキャラクタ画像の態様を変化させて表示する。
従って、エネルギ消費機器の使用の適正度を具体的に判断することができる上記各評価項目の単一のキャラクタ画像上での表示により、エネルギ消費機器の使用の適正度を、利用者が楽しみながら容易に知ることができるエネルギ利用情報表示システムの好適な実施形態が提供される。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明に係るエネルギ利用情報表示システムの実施の形態について、エネルギ消費機器ESが家庭用のガス給湯暖房システムを構成するガス機器である場合を例にして図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態〕
先ず基本構成について説明すると、図1に示すように、上記ガス機器は、給湯装置1、風呂追炊き装置2、浴室乾燥暖房装置3、床暖房装置4等であり、これらのエネルギ消費機器ESは異なる場所において使用される。すなわち、給湯装置1の使用(給湯対象)場所は、浴室、キッチン及び洗面所であり、風呂追炊き装置2の使用(追炊き対象)場所は浴室であり、浴室乾燥暖房装置3の使用(乾燥暖房対象)場所は浴室であり、床暖房装置4の使用(暖房対象)場所はリビングルームである。
【0016】
上記各ガス機器は給湯暖房機9と接続されて、給湯暖房機9から各ガス機器に対して給湯、暖房等に使用する湯が供給され、また、風呂追炊き装置2との間で追炊き対象の水が循環されている。すなわち、上記給湯暖房機9に、ガスを燃焼させるバーナ(図示せず)が設けられ、そのバーナの熱によって、給水された水が加熱されて湯が生成され、また、追炊き対象の水が加熱される。
【0017】
上記給湯暖房機9には制御用のコントローラ9Aが設けられ、このコントローラ9Aに、前記各ガス機器に備えた各種センサの検出データが入力されている。コントローラ9Aは、上記検出データの入力部、演算部、データ記憶部などを備えて、上記ガス機器側の各種センサの検出データから、各ガス機器のガス使用量や使用熱量や使用時間(使用時刻)等の使用状況についての検出情報を求めている。そして、このコントローラ9Aを利用して、上記エネルギ消費機器ES(ガス機器)の使用状況についての検出情報に基づいて、前記エネルギ消費機器ESの使用の適正度を表わす複数の評価項目及びエネルギ使用量を表わす評価項目及び利用者の身体の動きを表わす評価項目のうち、少なくとも2つの評価項目を求める算出手段100が構成されている。
【0018】
上記エネルギ消費機器ESの使用の適正度を表わす複数の評価項目は、省エネ、身体への影響、生活リズム、気持ち良さ、及び、使用環境の湿気状態を含む。すなわち、「省エネ」は、各機器でエネルギが効率良く消費されているか否かを判断するための評価項目であり、「身体への影響」は各機器でのエネルギ消費に伴う使用者の身体に対する影響を判断するための評価項目であり、「生活リズム」は使用者の生活リズムが規則的であるか否かを判断するための評価項目であり、「気持ち良さ」は各機器でのエネルギ消費に伴って使用者が感じる心地良さを判断するための評価項目であり、「使用環境の湿気状態」は、エネルギ消費機器の使用環境が乾燥しているか湿っているかを判断するための評価項目である。
【0019】
さらに、前記算出手段100にて求めた前記少なくとも2つの評価項目を、単一のキャラクタ画像上に各評価項目ごとに識別可能な態様で表示する画像表示手段101が設けられている。具体的には、専用線を介して前記給湯暖房機9のコントローラ9Aに接続された浴室リモコン5、台所リモコン6、浴室乾燥暖房用リモコン7及び床暖房用リモコン8を利用して、上記画像表示手段101が構成され、コントローラ9Aから上記各リモコンに上記キャラクタ画像の表示データが出力されている。尚、上記浴室リモコン5は浴室内の横壁部に設置され、台所リモコン6はキッチンの横壁部に設置され、浴室乾燥暖房用リモコン7は浴室の外壁部に設置され、床暖房用リモコン8はリビングルームに設置されている。
【0020】
そして、上記画像表示手段101は、前記キャラクタ画像として、前記エネルギ消費機器ES(ガス機器)の各使用場所に対応させて異なるものを用いている。すなわち、図3〜図5に示すように、浴室周りでは「温泉ザル」のキャラクタ画像を使用し、リビングルーム周りでは「猫」のキャラクタ画像を使用し、キッチン及び洗面所周りでは「給湯の神様」のキャラクタ画像を使用している。
【0021】
そして、前記各リモコンを操作して各使用場所のガス機器を作動させるとき、上記各キャラクタ画像は、その操作するリモコン上に表示される。具体的には、前記浴室リモコン5を操作して、浴槽に対して給湯(湯張り)や追炊きをしているときは、浴室リモコン5の表示部に上記「温泉ザル」のキャラクタ画像が表示され、浴室乾燥暖房用リモコン7を操作して浴室内を乾燥又は暖房しているときは、浴室乾燥暖房用リモコン7の表示部に上記「温泉ザル」のキャラクタ画像が表示される。また、台所リモコン6を操作して、キッチンや洗面所に給湯しているときは、台所リモコン6の表示部に上記「給湯の神様」のキャラクタ画像が表示され、床暖房用リモコン8を操作して、床暖房をしているときは、床暖房用リモコン8の表示部に上記「猫」のキャラクタ画像が表示される。
【0022】
なお、上記算出及び画像表示される少なくとも2つの評価項目としては、エネルギ消費機器ESの使用の適正度を表わす2つの評価項目、エネルギ消費機器ESの使用の適正度を表わす1つの評価項目とエネルギ使用量を表わす評価項目の組合せ、エネルギ消費機器ESの使用の適正度を表わす1つの評価項目と利用者の身体の動きを表わす評価項目の組合せ、及び、エネルギ使用量を表わす評価項目と利用者の身体の動きを表わす評価項目の組合せの4つの場合がある。
【0023】
次に、図2に従って、前記コントローラ9Aが実行するエネルギ消費機器ES(ガス機器)の使用状況についての検出情報と前記各評価項目の算出、及び、前記画像表示手段101が表示するキャラクタ画像について、各使用場所ごとに具体的に説明する。
【0024】
(1)浴室周り
浴室周りについて、前記コントローラ9Aは、エネルギ消費機器ESの使用の適正度を表わす評価項目として、省エネ、身体への影響、生活リズム、気持ち良さ、カビ(湿気状態に対応する)を算出し、エネルギ使用量を表わす評価項目として湯張り熱量等を算出し、利用者の身体の動きを表わす評価項目として、入浴者の動きを評価する。また、キャラクタ画像は、風呂を連想させる「温泉ザル」を用いる(図3参照)。
・省エネ及びエネルギ使用量について
前記コントローラ9Aは、ガス機器の使用状況についての検出情報として、一日の間における湯張り熱量と、一人当たりの追炊き熱量と、複数の家族が入浴するときの入浴の時間間隔を求める。ここで、給湯装置1から自動湯張りされるので、湯張り熱量は、給湯装置1の出水温度と入水温度(各温度センサで検出される)の温度差に通水量(水量センサで検出される)をかけたもので求める。追炊き熱量は、風呂追炊き装置2の前後の温度差に循環流量(流量センサで検出される)をかけたもので求める。入浴の時間間隔は、例えば水位センサにて検出される浴槽内の水位の変化から求める(所定時間内に所定値以上の水位低下により入浴の終了を検知した後、所定時間内に所定値以上の水位上昇によって入浴の開始を検知するまでの時間間隔)。
上記湯張り熱量と追炊き熱量については標準値が定められ、実際の熱量と標準値との比較により、省エネを評価する。すなわち、実際の熱量が標準値に比べて少ない方が効率良く入浴しているので、省エネの点で望ましい。ただし、最低1日1回は入浴するので、湯張り熱量がゼロであるのは望ましくない。追炊き熱量は無駄な熱量であるので、なるべく少ない方がよい。なお、上記各熱量の標準値は季節毎にまたは給水温度(給湯暖房機9の入口側での水温)により値を変更して適正な結果が得られるようにする。
上記入浴の時間間隔についても標準値が定められ、実際の時間間隔と標準値との比較により、省エネを評価する。すなわち、入浴の時間間隔が長いと湯温の低下が大きくなるので、時間間隔はなるべく小さい方が省エネの点で望ましい。
【0025】
そして、上記湯張り熱量、追炊き熱量及び入浴の時間間隔の値、及び、その各値と標準値との比較結果に基づいて、キャラクタ画像の表示状態を変化させている。具体的には、先ず、エネルギ使用量の評価項目を表わすために、現在の湯張り熱量、追炊き熱量及び入浴の時間間隔の値が大きいほど、図3(イ)のように、キャラクタがたくさん食べる動作を行い、エネルギ使用量が多いことを表わしている。次に、省エネの評価項目を表わすために、上記湯張り熱量、追炊き熱量及び入浴の時間間隔の値と標準値との差を過去一定期間(例えば1週間)累積して、その累積値が大きい場合即ち日々省エネに努めていないと、図3(ロ)のようにキャラクタが太り、上記累積値が小さい場合即ち日々省エネに努めていると、キャラクタがスマートな体型を維持する(図3(イ)参照)。逆に湯張り熱量の値がゼロの日があったりして、あまり風呂に入らないときは、図3(ハ)のようにキャラクタが痩せて不健康そうになる。このようにキャラクタ画像を変化させることにより、省エネ=スマートなキャラクタという観念を利用者に与え、なるべくスマートなキャラクタに維持するように努めさせて省エネを実行させるようにすることができる。
【0026】
・身体への影響について
前記コントローラ9Aは、ガス機器の使用状況についての検出情報として、入浴時間を求める。尚、入浴時間は、例えば水位センサにて検出される浴槽内の水位の変化から求める(所定時間内に所定値以上の水位上昇によって入浴の開始を判断した後、所定時間内に所定値以上の水位低下によって入浴の終了を判断するまでの時間)。そして、浴槽内の湯温(湯温センサで検出される)毎に適切な入浴時間(標準値)を設定しておき、現在の入浴時間と標準値の比較によって身体への影響を評価する。例えば、現在の入浴時間が標準値よりも長い場合は、身体への影響の点で良い入浴方法ではないと判断する。
身体への影響の評価項目を表わすためには、キャラクタの表情や動きを変化させる。具体的には、上記のように良い入浴方法ではないと判断したときは、図3(ニ)のようにキャラクタが狂ったような表情や、狂った動きを示す。このようなキャラクタの表情等により、良い入浴方法ではないことを自覚していない入浴者(利用者)に対して、そのことを感覚的に判らせるようにすることができる。
【0027】
・身体の動きについて
前記コントローラ9Aは、ガス機器の使用状況についての検出情報として、浴槽内の水位変化を求める。尚、浴槽内の水位は水位センサにて検出される。そして、この浴槽内の水位変化に基づいて身体の動きを評価する。具体的には、前記水位センサの検出波形について一定時間内での振幅の分散を計算し、その分散の値が大きいほど、水位変化が大きいことから、入浴者が身体を大きく動かしていると判断する。身体の動きの評価項目を表わすためには、図3(ホ)のように、キャラクタの画面上での動き回り方を変化させる。例えば、上記水位の振幅の分散値が大きいほど、速く動き回るような状態を表示する。ただし、入浴者が浴槽内に出入りする時は、水位が大きく変化するので、この浴槽内への出入り時は上記処理を行わない。
【0028】
・生活リズムについて
前記コントローラ9Aは、ガス機器の使用状況についての検出情報として、入浴時間帯を求める。尚、入浴時間帯は、入浴時間を求めた場合と同様に、例えば水位センサにて検出される浴槽内の水位の変化から求める。そして、予め適切な入浴時間帯(例えば、午後9:00〜11:00)を設定しておき、この設定入浴時間帯に入浴しているかどうかにより、生活リズムを評価する。例えば、設定した入浴時間帯から外れた時間帯に入浴している場合には、設定時間帯を外れて入浴した回数の累積値が所定値を超えたときに、生活リズムが不規則であると判断する。そして、生活リズムの評価項目を表わすために、キャラクタの表情を変化させる。例えば、上記設定時間帯外の入浴回数の累積値により生活リズムが不規則であると判断したときは、図3(ヘ)のように、キャラクタに疲れた表情(例えば、目の下にクマができた表情)をさせる。ただし、入浴時間帯は曜日や平日と休日の違いにより異なることが考えられるので、それらを考慮して入浴時間帯を設定することが可能なようにする。
【0029】
なお、上記のように入浴時間帯を予め設定するのではなく、日々の入浴時間帯を一定期間記録して、その入浴時刻の分散が少ないほど生活リズムが規則的であり、入浴時刻の分散が大きいほど生活リズムが不規則であると判断するようにしてもよい。
【0030】
上記のようなキャラクタの疲れた表情により、不規則な日が続くと疲れが溜り、回復するためには、なるべく設定時間帯内に入浴して、生活リズムを整えることが必要であることを入浴者(利用者)に感覚的に判らせ、規則正しい生活をすることにつながることが期待できる。
【0031】
・気持ち良さについて
前記コントローラ9Aは、ガス機器の使用状況についての検出情報として、浴槽内の湯温と入浴時間を求める。尚、浴槽内の湯温と入浴時間の検出については前述と同様である。そして、この湯温と入浴時間に基づいて、気持ち良さを評価する。具体的には、浴槽内の湯温毎に、入浴時間と気持ち良さの評価値との対応関係(グラフ)を標準値としてデータテーブルに予め用意しておき、そのデータと、現在の湯温と入浴時間の検出値から気持ち良さの評価値を求める。気持ち良さの評価項目を表わすために、キャラクタの表情や動作を変化させる。例えば、気持ち良さの評価値が高ければ、図3(ト)のように、キャラクタの表情が機嫌の良さそうな表情、動きを示す。これにより、気持ち良く入浴していることを入浴者に示し、良い入浴状態であることを伝えるようにすることができる。
なお、気持ち良さを評価するために、上記のように、湯温毎の入浴時間と気持ち良さの関係に基づくもの以外に、浴槽心電計により入浴者の心拍数を計測して、その心拍数の揺らぎが大きいほど、気持ち良い状態であると判断するようにしてもよい。
【0032】
・カビ(湿気状態)について
前記コントローラ9Aは、ガス機器の使用状況についての検出情報として、浴室内の湿度情報を求める。尚、湿度は浴室内に設置した湿度センサにて計測される。そして、一定湿度以上である時間を累積し、その累積時間に応じて、カビ(湿気状態)を評価する。カビ(湿気状態)の評価項目を表わすために、キャラクタの顔や身体の汚れ状態を変化させる。具体的には、上記一定湿度以上の累積時間が長くなる場合は、図3(チ)のように、キャラクタの顔や身体が汚れていくように変化させる。ただし、入浴中は湿度が高いので、上記湿度の計測は行わない。
そして、上記キャラクタの汚れた状態により、利用者に対して、浴室内の湿気が高い状態が続いて浴室内に汚れ(カビ)が発生するおそれがあることを感覚的に判らせ、例えば浴室の窓を極力開けるか、あるいは、浴室乾燥暖房装置を使って浴室内の湿気を取るようにさせて、カビの発生を防止することができる。
【0033】
(2)リビングルーム周り
リビングルーム周りについて、前記コントローラ9Aは、エネルギ消費機器ESの使用の適正度を表わす評価項目として、省エネ、身体への影響、気持ち良さ、カビ(湿気状態に対応する)の各評価項目を算出し、エネルギ使用量を表わす評価項目として床暖房の消費熱量を算出する。また、キャラクタ画像は、リビングルームに座って暖まっている状態を連想させる「猫」を用いる(図4参照)。
・省エネ及びエネルギ使用量について
前記コントローラ9Aは、ガス機器の使用状況についての検出情報として、床暖房が設置されているリビングルームで床暖房装置4が作動している時間と、そのときリビングルームに人がいる時間を求める。尚、床暖房装置4が作動していることは、例えば床暖房用リモコン8で床暖房のオン指令が入力されていることで、あるいは、床暖房装置4に備えた水流センサの検出水量が所定値を超えていることで判断できる。また、リビングルームに人がいることは、リビングルームに備えたCCDカメラの撮像画像情報や赤外線焦電センサなど人感知センサの検出情報に基づいて判断できる。
そして、省エネを評価するために、上記床暖房装置4の作動時間に対する人のいる時間の割合を省エネ指標として求める。すなわち、この割合が大きい(最大値1)ほど、効率良く床暖房の熱を利用していることになり、省エネの点で望ましいので、上記割合が予め定めた標準値よりも小さいときに省エネから外れていると判断する。ただし、外出中に、予約運転により帰宅予定時刻から床暖房装置4を作動させる場合があることを考慮して、作動オン後の30分間は上記床暖房装置4の作動時間の計算に含めない。
【0034】
そして、上記床暖房装置4の作動時間と、省エネ指標(床暖房装置4の作動時間に対する人のいる時間の割合)に基づいて、キャラクタ画像の表示状態を変化させている。具体的には、先ず、エネルギ使用量の評価項目を表わすために、上記床暖房装置4の作動時間中は、図4(イ)のように、キャラクタが食べる動作を行うことで、エネルギを使用していることを表わす。次に、省エネの評価項目を表わすために、前記省エネ指標(床暖房装置4の作動時間に対する人のいる時間の割合)が標準値より小さい時間を過去一定期間(例えば1週間)累積して、その累積値が大きいほど、図4(ロ)のようにキャラクタが太り、上記累積値が小さい場合、キャラクタがスマートな体型を維持する(図4(イ)参照)。ただし、浴室のキャラクタと異なり、床暖房装置4を作動させない日があっても、キャラクタが痩せ細ることはない。
【0035】
・身体への影響について
前記コントローラ9Aは、ガス機器の使用状況についての検出情報として、床暖房装置4が作動している部屋で、人が床に寝転んでいる時間を求める。尚、人が床に寝転んでいることは、CCDカメラの撮像画像情報に基づいて身体が横になっていることを検出して判定する。そして、人が長時間動かずに床に寝転んでいる場合には、低温やけどが発生するなど身体への悪影響があり得るので、床暖房装置作動中に床に寝転がる時間の標準値を設定しておき、実際に寝転がっている時間と標準値の比較によって身体への影響を評価する。すなわち、人が寝転んでいる時間が標準値を超えるような場合は、身体への悪影響のおそれがあると判断する。
身体への影響の評価項目を表わすためには、キャラクタの表情や動きを変化させる。具体的には、上記のように身体への悪影響のおそれがあると判断したときは、図4(ハ)のようにキャラクタが狂ったような表情や、狂った動きを示す。これにより、床暖房中は寝転んで眠ってしまうようなことは身体に良くないことを、利用者に感覚的に判らせることができる。
【0036】
・気持ち良さについて
前記コントローラ9Aは、ガス機器の使用状況についての検出情報として、床作動暖房中の室温情報を求める。尚、室温は室温センサにて検出される。そして、この室温に基づいて、気持ち良さを評価する。すなわち、予め適切な室温の範囲を設定して、床暖房作動中の室温が設定温度範囲に維持されていれば、気持ち良さの評価値が高く、設定温度範囲を外れていれば、気持ち良さの評価値を低く判定する。そして、気持ち良さの評価項目を表わすために、キャラクタの表情や動作を変化させる。例えば、気持ち良さの評価値が高ければ、図4(ニ)のように、キャラクタの表情が機嫌の良さそうな表情、動きを示す。これにより、適切な床暖房運転が行われていることを利用者に伝えることができる。
【0037】
・カビ(湿気状態)について
前記コントローラ9Aは、ガス機器の使用状況についての検出情報として、部屋(リビングルーム)の湿度情報を求める。尚、湿度はリビングルームに設置した湿度センサにて計測される。そして、部屋の湿度が適正範囲内に維持されているか否かにより、カビ(湿気状態)を評価する。カビ(湿気状態)の評価項目を表わすために、キャラクタの顔や身体の汚れ状態を変化させる。すなわち、部屋の湿度が適正範囲内に維持され、室内が乾燥し過ぎたり、じめじめ感がしない快適状態では、キャラクタの顔や身体は汚れていないが、湿度が高くじめじめしている場合は、図4(ホ)のように、キャラクタの顔や身体が汚れていく。一方、乾燥し過ぎている場合は、図4(ヘ)のように、キャラクタが干からびて喉が乾いている表情を示す。
そして、上記キャラクタの表情により、利用者に対して、部屋の湿気が高いと汚れ(カビ)が発生するおそれがあることを判らせ、利用者に部屋を除湿する処置(乾燥した空気を取り入れることや、除湿機を作動させること)を取らせるようにすることができ、また、部屋の湿度が低過ぎると、喉に良くないことを判らせ、利用者に部屋の湿度を低下させる処置(加湿機を作動させる等)を取らせるようにすることができる。
【0038】
(3)キッチン及び洗面所
キッチン及び洗面所について、前記コントローラ9Aは、エネルギ消費機器ESの使用の適正度を表わす評価項目として、省エネと、生活リズムの各評価項目を算出し、エネルギ使用量を表わす評価項目として給湯熱量を算出する。また、キャラクタ画像は、「給湯の神様」を用いる(図5参照)。
・省エネ及びエネルギ使用量について
前記コントローラ9Aは、ガス機器の使用状況についての検出情報として、料理や洗顔などで湯を使用したときの一人当たりの給湯熱量を求める。ここで、給湯熱量は、給湯装置1の出水温度と入水温度の温度差に通水量をかけたもので求める。そして、上記給湯熱量について標準値を定め、使用した給湯熱量と標準値を比較して、省エネを評価する。すなわち、給湯熱量が標準値に比べて少ない方が効率良く湯を使用しているので、省エネの点で望ましい。
上記給湯熱量の値、及び、その値と標準値との比較結果に基づいて、キャラクタ画像の表示状態を変化させる。具体的には、先ず、エネルギ使用量の評価項目を表わすために、給湯により湯を使用しているときは、図5(イ)のように、キャラクタが食べる動作を行い、また、給湯熱量が多いほどキャラクタがたくさん食べることで、エネルギ使用量が多いことを表わす。次に、省エネの評価項目を表わすために、給湯熱量と標準値との差を計算して、その差が大きい場合には、図5(ロ)のようにキャラクタが太っていき、差が小さい場合には、キャラクタがスマートな体型になる(図5(イ)参照)。ただし、痩せ細ることはない。上記標準値は季節毎に値を変更する。このように、キャラクタが太ることで湯の使用量が標準値よりも多いことを利用者に知らせて、省エネを実行させるようにすることができる。
【0039】
・生活リズムについて
前記コントローラ9Aは、ガス機器の使用状況についての検出情報として、炊事の時間と炊事時のキッチンでの湯の使用量を求める。尚、炊事の時間は、例えばガスコンロへのガス供給路に設けた流量センサの検出流量が所定値を超えていることで、あるいは、キッチンに設けた換気扇の作動状態を検出するセンサがオンしていることで判断できる。また、キッチンにおける湯の使用量は給湯器の通水センサで計測されるが、流しに備えた水道蛇口に水量センサを設けて計測してもよい。そして、朝昼晩の炊事の時間帯を予め設定して、その設定時間帯に炊事しているかどうかにより、生活リズムを評価する。すなわち、設定時間帯以外の時間帯に炊事をした場合に不規則な炊事時間として、生活リズムが不規則であると判断する。なお、炊事時間帯は平日と休日の違いにより異なることが考えられるので、それらを考慮して時間帯を設定することが可能なようにする。
そして、生活リズムの評価項目を表わすために、キャラクタの表情を変化させる。例えば、設定時間帯以外の時間帯に炊事をしたときの湯の使用量が多いほど、図5(ハ)のように、キャラクタに疲れた表情(例えば、目の下にクマができた表情)をさせる。
【0040】
〔第2実施形態〕
第2実施形態では、前記算出手段100が算出し、前記画像表示手段101が表示する前記評価項目が一部異なる点を除いて、第1実施形態と同様に構成されている。以下、相違点について説明する。
前記算出手段100が、前記エネルギ消費機器ESの使用状況についての検出情報に基づいて、前記エネルギ消費機器ESの使用の適正度を表わす複数の評価項目及びエネルギ使用量を表わす評価項目のうち、少なくとも1つの評価項目を求めるように構成され、また、前記画像表示手段101が、前記算出手段100にて求めた前記少なくとも1つの評価項目を、単一のキャラクタ画像上に各評価項目ごとに識別可能な態様で表示するように構成されている。
すなわち、前記コントローラ9Aが、利用者の身体の動きを表わす評価項目である「身体の動き」を除く評価項目について、第1実施形態と同様に評価し、その評価結果に応じて、各使用場所でのキャラクタ画像が変化するように、浴室リモコン5及び台所リモコン6に上記キャラクタ画像の表示データを出力する。
【0041】
なお、第2実施形態では、上記算出及び画像表示される少なくとも1つの評価項目は、エネルギ消費機器の使用の適正度を表わす1つの評価項目であるか、エネルギ使用量を表わす評価項目であるかの2つの場合になる。
【0042】
〔別実施形態〕
以下に別実施形態を説明する。
上記実施形態では、給湯暖房機9のコントローラ9Aが、エネルギ消費機器ES(家庭用のガス給湯暖房システムを構成するガス機器)に備えた各種センサの検出データを入力し、そのセンサ検出データに基づいて、各ガス機器のガス使用量や使用熱量や使用時間(使用時刻)等のエネルギ消費機器ES(家庭用ガス機器)の使用状況についての検出情報を求めるように構成したが、これに限るものではない。例えば、図6に示すように、エネルギ消費機器ESが夫々コントローラ(図示せず)を備えた独立のガス機器で構成されるとともに、各ガス機器のコントローラが1つのデータ処理装置10に接続され、各ガス機器のコントローラが自己のガス使用状況についての検出情報を求めて、この各検出情報をデータ処理装置10に送信する構成でもよい。そして、この場合には、上記データ処理装置10によって前記算出手段100を構成する。
【0043】
上記実施形態では、画像表示手段101を、家庭に既設の浴室リモコン5、台所リモコン6、浴室乾燥暖房用リモコン7及び床暖房用リモコン8を利用して構成したが、これ以外に画像表示機能を備えた各種機器を利用することができる。例示すれば、ゲームマシン、携帯電話機、パソコンが利用でき、また、冷蔵庫や電子レンジ、湯沸かしポット等の家庭用家電製品、及び、テレビ・ステレオ等のAV機器に備えた情報家電機能を利用することができる。なお、これらの機器と前記コントローラ9Aやデータ処理装置10を接続する場合には、専用ケーブルにて接続する以外に、有線及び無線を含むホームネットワークを用いることができる。
【0044】
上記実施形態で用いられているキャラクタ以外のキャラクタをエネルギ消費機器ESの各使用場所に合わせて用いるようにしてもよい。例えば、浴室周りでは、「温泉ザル」の代わりに、神様の格好をした「フロの神様」を用い、リビングルーム周りでは、「猫」の代わりに、「亀」や「犬」を用いてもよい。
また、各評価項目ごとに識別可能な態様で、キャラクタの表情や動きなどを変化させる表示内容は、上記実施形態に示すものに限らず、適当な内容に変更することができる。
【0045】
さらに、上記実施形態では、前記各リモコンを操作して各使用場所のガス機器を作動させるとき、その各使用場所に対応するキャラクタ画像は、その操作するリモコン上に表示させるように構成したが、これ以外に、操作しているリモコン以外のリモコン上に表示させるようにすることもできる。具体的には、各リモコンが他のリモコン用のキャラクタ画像に切り替え可能に構成されて、例えば、床暖房用リモコン8に、浴室リモコン5に表示されているキャラクタ画像を表示させることで、入浴状態や入浴者の動き等をリビングルームで見守ることができ、逆に、浴室リモコン5に、床暖房用リモコン8に表示されているキャラクタ画像を表示させることで、入浴中にリビングルームにいる高齢者等の動きを見守ることができる。
【0046】
上記実施形態では、算出手段100が、エネルギ消費機器ESの使用の適正度を表わす評価項目を求める場合に、給湯湯量や追炊き熱量等について予め記憶した標準値を用いるようにしたが、例えば、前記コントローラ9Aや前記データ処理装置10をネットワークと接続して、外部からダウンロードした標準値を用いるようにしてもよい。
また、使用するキャラクタについても、同様に、ネットワークを介して外部からキャラクタ画像のデータを適宜ダウンロードして用いるようにしてもよい。
【0047】
上記実施形態では、エネルギ消費機器ESが家庭用のガス機器である場合について説明したが、ガス機器以外の電力消費機器や石油消費機器などをエネルギ消費機器ESとして、本発明のエネルギ利用情報表示システムを適用することが可能である。そして、エネルギ消費機器ESの種類が異なるのに合わせて、エネルギ消費機器ESの使用の適正度を表わす評価項目、及び、その評価項目を求める具体的な内容は、適切なものに変更する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエネルギ利用情報表示システムの全体構成を示すブロック図
【図2】各評価項目の算出とキャラクタ画像との関係を示す図
【図3】キャラクタ画像の表示例を示す図
【図4】キャラクタ画像の表示例を示す図
【図5】キャラクタ画像の表示例を示す図
【図6】別実施形態のエネルギ利用情報表示システムの全体構成を示すブロック図
【符号の説明】
100 算出手段
101 画像表示手段
ES エネルギ消費機器

Claims (3)

  1. エネルギ消費機器の使用状況についての検出情報に基づいて、前記エネルギ消費機器の使用の適正度を表わす複数の評価項目及びエネルギ使用量を表わす評価項目のうち、少なくとも1つの評価項目を求める算出手段と、
    前記算出手段にて求めた前記少なくとも1つの評価項目を、単一のキャラクタ画像上に各評価項目ごとに識別可能な態様で表示する画像表示手段とを備え
    前記エネルギ消費機器が、異なる場所において使用され、
    前記画像表示手段が、前記キャラクタ画像として、前記エネルギ消費機器の各使用場所に対応させて異なるものを用いるエネルギ利用情報表示システム。
  2. エネルギ消費機器の使用状況についての検出情報に基づいて、前記エネルギ消費機器の使用の適正度を表わす複数の評価項目及びエネルギ使用量を表わす評価項目及び利用者の身体の動きを表わす評価項目のうち、少なくとも2つの評価項目を求める算出手段と、
    前記算出手段にて求めた前記少なくとも2つの評価項目を、単一のキャラクタ画像上に各評価項目ごとに識別可能な態様で表示する画像表示手段とを備え
    前記エネルギ消費機器が、異なる場所において使用され、
    前記画像表示手段が、前記キャラクタ画像として、前記エネルギ消費機器の各使用場所に対応させて異なるものを用いるエネルギ利用情報表示システム。
  3. 前記エネルギ消費機器の使用の適正度を表わす複数の評価項目が、省エネ、身体への影響、生活リズム、気持ち良さ、及び、使用環境の湿気状態を含むものである請求項1又は2記載のエネルギ利用情報表示システム。
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