JP2010220814A - 対面式キッチン - Google Patents

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Abstract

【課題】ビルトイン機器を組み入れた対面式キッチンにおいて、機器から発生する排気熱をダイニング側またはリビング側のいずれかとキッチン側との両側に効果的に用いること。
【解決手段】IHクッキングヒータ2から発生する排気熱を排出する複数の排気排出口12〜14と、複数の排気排出口のいずれから排気するかを選択する排気排出口選択手段8とを備え、排気排出口は少なくともダイニング側またはリビング側のいずれかとキッチン側との両側に設け、調理人の在不在、操作内容に応じて排気排出口を選択する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ビルトイン機器を組み入れた対面式キッチンにおいて、ビルトイン機器から発生する排気熱を室内に排出する複数の排気排出口に関するものである。
従来、ガス調理器において、冬季に燃焼排気熱を調理者の足元に排気して暖房に利用する発明がある(たとえば、特許文献1参照)。
また、図7に示すように、キッチン121にエアコンと複数の吹き出し口124を備えて、人感センサー123による人の有無と季節に応じて吹き出し口を切り換えるものがある。吹き出し口124に設けた人感センサー123で、夏場には人を感知した吹き出し口から冷風を出し、冬場には人のいない吹き出し口から温風を出す発明がある(たとえば、特許文献2参照)。
特開2005−83589号公報 特開平4−136646号公報
しかしながら、前記特許文献1、2は片方向のキッチンでしか考慮されていない。対面式キッチンではキッチンの両側に調理者がいるので調理者の冷暖房を行うには吹き出し口をダイニング側またはリビング側のいずれかとキッチン側との両側に設けて制御しなけばならないが、その記載は見あたらない。
また、ダイニング側またはリビング側のいずれかに吹き出し口を設けることで、ビルトイン機器から発生する排気を調理者の暖房だけでなくリビング空間の部屋暖房が行うことができるが、その記載は見あたらない。
また、上記特許文献1では、加熱調理を終えたあともしばらくのあいだ機器から発生する排気熱について考慮する必要があるという課題を有していた。
また、上記特許文献2は、キッチンにエアコンを組み込んだものなので室温にあわせ冷風と温風とを吹き出すことができるが、排気熱を利用する場合は温風しか排出できないのでこれを考慮する必要があるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、ビルトイン機器を組み入れた対面式キッチンにおいて、機器から発生する排気熱をダイニング側またはリビング側のいずれかとキッチン側との両側に効果的に用いることを目的とするものである。
前記の課題を解決するために、本発明は、ビルトイン機器を組み入れた対面式キッチンにおいて、前記ビルトイン機器から発生する排気熱を排出する複数の排気排出口と、前記複数の排気排出口のいずれから排気するかを選択する排気排出口選択手段とを備え、前記排気排出口は少なくともダイニング側またはリビング側のいずれかとキッチン側との両側に設けたものである。
これによって、機器から発生する排気熱をダイニング側またはリビング側のいずれかとキッチン側との両側に効果的に用いることができる。
本発明の対面式キッチンは、機器から発生する排気熱をダイニング側またはリビング側のいずれかとキッチン側との両側で切り換えて用いるので機器の使用中および使用後に使い勝手の良い暖房が実現できる。
第1の発明は、ビルトイン機器を組み入れた対面式キッチンにおいて、ビルトイン機器から発生する排気熱を排出する複数の排気排出口と、複数の排気排出口のいずれから排気するかを選択する排気排出口選択手段とを備え、排気排出口は少なくともダイニング側またはリビング側のいずれかとキッチン側との両側に設けたものである。
そして、機器から発生する排気熱をダイニング側またはリビング側のいずれかとキッチン側との両側で切り換えて用いることができるので機器の使用中および使用後に使い勝手の良い暖房が実現できる。
第2の発明は、第1の発明において、対面式キッチンに人感センサーを備え、人感センサーによるダイニング側またはリビング側のいずれかとキッチン側との調理者の有無に応じてキッチン側の排気排出口または/およびダイニング側またはリビング側のいずれかの排気排出口から排気するものである。
そして、調理者の有無に応じてダイニング側またはリビング側のいずれかとキッチン側とを切り換えて暖房することができる。
第3の発明は、第1の発明において、ビルトイン機器の操作部を少なくともダイニング側またはリビング側のいずれかとキッチン側との両側に設け、操作部の操作内容に応じてキッチン側の排気排出口または/およびダイニング側またはリビング側のいずれかの排気排出口から排気するものである。
そして、操作内容に応じてダイニング側またはリビング側のいずれかとキッチン側とを切り換えて暖房することができる。
第4の発明は、第2または第3の発明において、対面式キッチンにカレンダー手段または室温センサを設け、冬季または室温が低いときに調理者のいる排気排出口から排気するものである。
そして、冬季または室温が低いときに調理者の暖房を優先して行うことができる。
第5の発明は、第4の発明において、冬季または室温が低いときにおいて、ダイニング側またはリビング側のいずれかとキッチン側との両方に調理者がいないときに、ダイニング側またはリビング側のいずれかの排気排出口から排気するものである。
そして、冬季または室温が低いときにダイニング側またはリビング側のいずれかを優先して暖房することができる。
第6の発明は、第4の発明において、冬季または室温が低いときにおいてビルトイン機器の運転終了の操作がされたときにダイニング側またはリビング側のいずれかの排気排出口から排気するものである。
そして、冬季または室温が低いときにビルトイン機器の運転終了後はその排気熱を用い
てリビング空間の暖房を行うことができる。
第7の発明は、第2または第3の発明において、対面式キッチンにカレンダー手段または室温センサを設け、夏季または室温が高いときにおいて調理者のいない排気排出口または屋外に排気するものである。
そして、夏季または室温が高いときに調理者に暖気をあてないようにすることができる。
第8の発明は、第2または第3の発明において、対面式キッチンにカレンダー手段または室温センサとダイニング側またはリビング側のいずれかとキッチン側以外に対面式キッチンの横側に排気排出口を備え、夏季または室温が高いときにおいてダイニング側またはリビング側のいずれかとキッチン側との両方に調理者がいるときに、対面式キッチンの横側の排気排出口または屋外に排気するものである。
そして、夏季または室温が高いときに人のいないキッチン横側または屋外に排気することができる。
第9の発明は、第2または第3の発明において、対面式キッチンにカレンダー手段または室温センサとダイニング側またはリビング側のいずれかとキッチン側と以外に対面式キッチンの横側に排気排出口を備え、夏季または室温が高いときにおいてビルトイン機器の運転終了の操作がされたときに、対面式キッチンの横側の排気排出口または屋外に排気するものである。
そして、夏季または室温が高いときにビルトイン機器の運転終了後はその排気熱をキッチンの横側または屋外に排気するのでリビング空間が暑くなるのを防ぐことができる。
第10の発明は、第2の発明において、ダイニング側またはリビング側のいずれかの排気排出口に風向・風量制御手段を設け、ダイニング側またはリビング側のいずれかの調理者の有無に応じて風向または/および風量を制御するものである。
そして、ダイニング側またはリビング側のいずれかの調理者の有無に応じて風向または/および風量制御して調理者の暖房とリビング空間の部屋暖房とを切り換えるものである。
第11の発明は、第3の発明において、ダイニング側またはリビング側のいずれかの排気排出口に風向・風量制御手段を設け、ビルトイン機器の操作内容に応じて風向または/および風量を制御するものである。
そして、ビルトイン機器の操作内容に応じて風向または/および風量制御して調理者の暖房とリビング空間の部屋暖房とを切り換えるものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における対面式キッチンとレンジフードの構成図を示すものである。
対面式キッチン1はビルトイン機器としてIHクッキングヒータ2、オーブンレンジ3
(電子レンジでもよい)、食器洗い乾燥機4、生ゴミ処理機5を組み込んでいる。またシンク6を備える。
ビルトイン機器2〜5の排気熱は機器側排気通路7により回収され、排気排出口選択手段8を介して暖房側排気通路10に導かれる。
暖房側排気通路10はキッチン側の調理者の足元の排気排出口12、リビング側の調理者の足元の排気排出口13、キッチン1の横側の排気排出口14とつながっている。
排気排出選択手段8はビルトイン機器2〜5の排気熱を、換気側排気通路9からキッチン側の調理者の足元の排気排出口12から排気するか、リビング側の調理者の足元の排気排出口13から排気するか、キッチン1の横側の排気排出口14から排気するかを選択する。選択の方法については後述するように人感センサー、操作部の操作内容、季節や室温を用いる。
図2は図1の対面式キッチンの外観図である。キッチン側操作部15とリビング側操作部16とを備え、IHクッキングヒータ2をはじめビルトイン機器の運転操作をリビング側とキッチン側との両側から行えるようにしている。
また、人感センサーをキッチンのリビング側とキッチン側とに備え、調理者がリビング側にいること、キッチン側にいることを検知する。人感センサーは図1、図2に図示しないが、足元の排気排出口に備えてもよいし、より高い場所として、キッチンの側面や上面でリビング側とキッチン側にそれぞれ設けてもよい。
また、カレンダー手段をキッチンに備えて、現在が何月何日の何時なのかをカウントして冬季または夏季を判断する。室温センサーによって室温を得る。カレンダー手段、室温センサーは図1、図2に図示しないが、室温センサーは足元の排気排出口に備えてもよいし、より高い場所として、キッチンの側面や上面に設けてもよい。
また人感センサー、室温センサーをキッチンとは別体とし、離れたところで測定した測定値を無線通信や有線通信によってキッチンに送信する構成でもよい。人感センサーは天井や床に設けるとか空調機の人感センサーを用いることができる。室温センサーは空調機の室温センサーを用いることができる。
もちろん、カレンダー手段のみとして室温センサーを設けない構成、室温センサーのみとしてカレンダー手段のみとする構成も考えられる。以下は精度を高めるため両方を備えた構成として説明する。
以上から、対面式キッチン1には図3に示すような制御ブロックを構成する。制御手段24の入力側として以下の3つがある。
(1)キッチン側の人感センサ20、リビング側の人感センサー21により、キッチン側とリビング側のの調理者の有無を検知して制御手段24に信号を送る。
(2)キッチン側操作部15、リビング側操作部16からの操作内容を制御手段24に送る。
(3)季節や日時を判断するためのカレンダー手段22、キッチンやリビングの室温を測る室温センサー23から日時、室温を制御手段24に送る。
なお、(1)の人感センサーによる調理者の有無検知を(2)の操作部によって行うことで(1)の人感センサーを省いてもよい。また、(3)のカレンダー手段22と室温センサー23とはいずれか一方のみでも構わない。
以上の3つの入力信号により制御手段24は、ビルトイン機器2〜5を運転・停止させる。その排熱をどこの排気排出口から排気するかを排気排出口選択手段8で選択する。排気排出口の風向・風量制御を行う風向・風量制御手段25に、どの排気排出口においてどのように風向・風量制御を行うのかを指示する。
次に、キッチン側とリビング側の人感センサー20、21、キッチン側とリビング側の操作部15、16、カレンダー手段22、室温センサー23による、排気排出口選択手段8、風向・風量制御手段25、の動作を具体的に説明する。
まず図4に、季節・室温と人検知に応じた排気排出口の選択を示す。
冬季または夏季の判断はカレンダー手段22がカウントしている現在の日時から得られる。また室温センサー23によって室温が得られる。これらから、制御手段24および排気排出口選択手段8は排気熱を暖房に用いるか、人のいないところに排気するかを決める。
冬季または室温が低いときは、人感センサー20、21によって調理者を検知した場合には、その調理者の足元暖房を行う(図4中の制御内容(a)〜(c))。このとき、風向・風量制御手段25は、調理者の足元暖房を行うので風向を下向きとして穏やかな風量とする。また風向は人感センサーによって人検知した方向に向けてもよい。
またキッチン側にもリビング側にも調理者が不在の場合にはリビング側の排気排出口13から排気することでリビング側を暖房する(図4中(d))。これは通常、キッチンを使用した後はリビング空間に移動することが多いことを考慮している。
したがって、風向・風量制御手段25は風向をやや水平下向きにしてリビング空間まで暖気が届くよう風量を大きくする。また風向はリビング空間の配置に応じて予め風向・風量制御手段に記憶させてもよい。
反対に、夏季または室温が高いときは、人感センサー20、21によって調理者を検知した場合には、その調理者に暖気が当たらないよう人が不在のリビング側かキッチン側の排気排出口から排気する、あるいはキッチンの横側の排気排出口14から排気する(図4中の制御内容(e)〜(h))。
以上のように、ビルトイン機器を組み入れた対面式キッチンにおいて、ビルトイン機器から発生する排気熱を排出する複数の排気排出口と、複数の排気排出口のいずれから排気するかを選択する排気排出口選択手段とを備え、排気排出口は少なくともキッチン側とリビング側との両側に設ける。機器から発生する排気熱をキッチン側とリビング側の両側で切り換えて用いることができるので機器の使用中および使用後に使い勝手の良い暖房が実現できる。
また、対面式キッチンに人感センサーを備え、人感センサーによるキッチン側とリビング側の調理者の有無に応じてキッチン側の排気排出口または/およびリビング側の排気排出口から排気するので、調理者の有無に応じてキッチン側とリビング側とを切り換えて暖房することができる。
また、対面式キッチンにカレンダー手段または室温センサを設け、冬季または室温が低いときに調理者のいる排気排出口から排気するので、調理者の暖房を優先して行うことができる。
そして、冬季または室温が低いときにおいてキッチン側とリビング側の両方に調理者がいないときに、リビング側の排気排出口から排気するので、リビング側を優先して暖房することができる。
また、夏季または室温が高いときにおいて調理者のいない排気排出口または屋外に排気するので、調理者に暖気をあてないようにすることができる。
また、夏季または室温が高いときにおいてキッチン側とリビング側の両方に調理者がいるときに、対面式キッチンの横側の排気排出口(人のいないところ)に排気することができる。
次に図5に、操作部の内容と人検知に応じた排気排出口の選択を示す。もちろん、調理者が操作部を操作してどの排気排出口から排気するのかを直接選択してもよいが、調理で忙しいときに操作を増やしたくはないので、そのときの状況に応じて最適な選択を自動的に行うことが望ましい。
一例としてIHクッキングヒータの操作例を示すが、これに限らずビルトイン機器の操作に適用できる。
キッチン側操作部15において、たとえばIHクッキングヒータ2の点火や火力調整の操作が行われたとき、調理者はキッチン側にいることがわかる。同様にリビング側操作部16において、たとえばオーブンレンジ3や食器洗い乾燥機4、生ゴミ処理機5の運転開始の操作が行われたとき、調理者はリビング側にいることがわかる。所定時間内(たとえば30秒以内)にいろいろな操作が行われることで調理者がそこにとどまっていることがわかる。
したがって、これを人感センサーと同様に考えて、冬季または室温が低いときは排気口排出選択手段8は調理者のいる側の排気排出口から所定時間の排気をして足元暖房を行う(図5中の制御内容(i)(j))。このとき、風向・風量制御手段25は、調理者の足元暖房を行うので風向を下向きとして穏やかな風量とする。また風向は人感センサーによって人検知した方向に向けてもよい。
一方、夏季または室温が高いときは調理者のいない側の排気排出口、またはキッチン横の排気排出口14から排気をして調理者に当てない(制御内容(L)、(m))。
また、キッチン側操作部15において、たとえばIHクッキングヒータ2の主電源スイッチオフの操作が行われたとき、調理者はIHクッキングヒータ2による調理を終えたことがわかる。その後所定時間(たとえば30秒間)のあいだ他の操作が行われないとき、調理者は調理を終えてキッチンからリビング空間へと移動することが予想される。
これには主電源のスイッチオフのほか、オーブンレンジや食器洗い乾燥機のようにタイマー運転によるオフ操作もこれに含む。
リビング側操作部15において、たとえば食器洗い乾燥機4のタイマー運転の操作が行われたとき、その後所定時間(たとえば30秒間)のあいだ他のビルトイン機器の操作が何も行われないとき、調理者は食器洗いをセットしてリビング空間へと移動することが予
想される。また、オーブンレンジ3や生ゴミ処理機5も同様にタイマー運転による操作がある。
したがって、冬季または室温が低いときは排気口排出選択手段8はリビング側の排気排出口から排気をしてリビング空間の暖房を行う(図5中の制御内容(k))。このとき、風向・風量制御手段25は、リビング空間の部屋暖房を行うので風向をやや水平下向きにしてリビング空間まで暖気が届くよう風量を大きくする。また風向はリビング空間の配置に応じて予め風向・風量制御手段に記憶させてもよい。
また、夏季または室温が高いときはリビング空間の暖房をしないよう、キッチン側の排気排出口12やキッチン横側の排気排出口14から排気する(制御内容(n))。
以上のように、ビルトイン機器の操作部を少なくともキッチン側とリビング側の両側に設け、操作部の操作内容からキッチン側とリビング側の調理者を判断してキッチン側の排気排出口または/およびリビング側の排気排出口から排気するので、操作内容に応じて調理者を判断しキッチン側とリビング側とを切り換えて暖房することができる。
そして、冬季または室温が低いときにおいてキッチン側とリビング側の両方に調理者がいないときに、リビング側の排気排出口から排気するので、リビング側を優先して暖房することができる。
また、夏季または室温が高いときにおいて調理者のいない排気排出口または屋外に排気するので、調理者に暖気をあてないようにすることができる。
また、冬季または室温が低いときにおいてビルトイン機器の運転終了の操作がされたときにリビング側の排気排出口から排気するので、ビルトイン機器の運転終了後はその排気熱を用いてリビング空間の暖房を行うことができる。
また、夏季または室温が高いときにおいてビルトイン機器の運転終了の操作がされたときにキッチン側の排気排出口または対面式キッチンの横側の排気排出口に排気するので、リビング空間が暑くなるのを防ぐことができる。
このときに、リビング側の排気排出口に風向・風量制御手段を設け、リビング側の調理者の有無に応じて風向または/および風量を制御して、調理者の暖房とリビング空間の部屋暖房とを切り換える。
なお、図6のように、排気排出口選択手段8は換気側排気通路9を介してレンジフード11とつなげる構成でも構わない。すなわち、ビルトイン機器2〜5の排気熱は機器側排気通路7により回収され、排気排出口選択手段8は換気側排気通路9に導いて室外に排気するか、または暖房側排気通路10に導いて室内に排気するかを制御する。
この構成では、夏季または室温が高いときに調理者に暖気をあてたくないときに換気側排気通路7に導くことができる。たとえば、図4の(e)〜(h)、図5の(L)〜(n)のときである。キッチン横側の排気排出口14の代わりに室外に排気することができる。
また、図4や図5に示した人検知や操作部の操作内容と制御内容のマップについては、使用者が好みに応じて変更することも可能である。たとえば、図4の(g)(h)、図5の(m)(n)のように排気排出口に複数の選択がある場合、これは部屋の間取りや使用者の好みによってことなるので使用者が排気排出口選択手段8に対してカスタマイズでき
る。
なお、風向・風量制御手段25は風向または風量のいずれか一方のみの制御でも構わない。
また、ビルトイン機器の排気熱をキッチン横側の排気排出口14への導く代わりに、排気をシンク6の廻りの水道管で冷やしたり、シンク6の保温に用いたり、給湯管の死水の保温に用いたり、食器洗い乾燥機4や生ゴミ処理機5の加熱乾燥に利用することも考えられる。
本実施の形態では、キッチン側とリビング側を両側をして記載したが、これに限られず、キッチン側とダイニング側を両側としてもよい。また、キッチン側とリビングダイニング側を両側をしてもよい。さらに、対面式キッチンでキッチン側とは別の面が面する部屋であれば、キッチン側と別の面が面する空間とで両側としてもよい。
最後に、ビルトイン機器は排気熱を発生するものであれば本実施の形態で記載した以外の機器であってもよい。たとえばIHクッキングヒータで説明したがこれに限らずガスコンロや電気ヒータであってもよい。
本発明は、対面型であれば業務用であっても利用できる。たとえば、飲食店で店の調理者とお客の両方から調理を行う加熱調理設備に用いてもよい。
本発明の実施の形態1における対面式キッチンの構成図 本発明の実施の形態1における対面式キッチンの外観図 本発明の実施の形態1における対面式キッチンの制御ブロック図 本発明の実施の形態1における制御パターン図 本発明の実施の形態1における別の制御パターン図 本発明の実施の形態1における対面式キッチンとレンジフードの別の構成図 従来のシステムキッチンの図
1 対面式キッチン
2 IHクッキングヒータ
3 オーブンレンジ
4 食器洗い乾燥機
5 生ゴミ処理機
7 機器側排気通路
8 排気排出口選択手段
12〜14 排気排出口
15 操作部
16 操作部
20 人感センサー
21 人感センサー
22 カレンダー手段
23 室温センサー
25 風向・風量制御手段

Claims (11)

  1. ビルトイン機器を組み入れた対面式キッチンにおいて、前記ビルトイン機器から発生する排気熱を排出する複数の排気排出口と、前記複数の排気排出口のいずれから排気するかを選択する排気排出口選択手段とを備え、前記排気排出口は少なくともダイニング側またはリビング側のいずれかとキッチン側との両側に設けた対面式キッチン。
  2. 前記対面式キッチンに人感センサーを備え、前記人感センサーによるダイニング側またはリビング側のいずれかとキッチン側との調理者の有無に応じて前記キッチン側の排気排出口または/およびダイニング側またはリビング側のいずれかの排気排出口から排気する請求項1に記載の対面式キッチン。
  3. 前記ビルトイン機器の操作部を少なくともダイニング側またはリビング側のいずれかとキッチン側との両側に設け、前記操作部の操作内容に応じて前記キッチン側の排気排出口または/およびダイニング側またはリビング側のいずれかの排気排出口から排気する請求項1に記載の対面式キッチン。
  4. 前記対面式キッチンにカレンダー手段または室温センサを設け、冬季または室温が低いときに調理者のいる排気排出口から排気する請求項2または3に記載の対面式キッチン。
  5. 前記対面式キッチンは、冬季または室温が低いときにおいてダイニング側またはリビング側のいずれかとキッチン側との両方に調理者がいないときに前記ダイニング側またはリビング側のいずれかの排気排出口から排気する請求項4に記載の対面式キッチン。
  6. 前記対面式キッチンは、冬季または室温が低いときにおいて前記ビルトイン機器の運転終了の操作がされたときに前記ダイニング側またはリビング側のいずれかの排気排出口から排気する請求項4に記載の対面式キッチン。
  7. 前記対面式キッチンにカレンダー手段または室温センサを設け、夏季または室温が高いときにおいて調理者のいない排気排出口または屋外に排気する請求項2または3に記載の対面式キッチン。
  8. 前記対面式キッチンにカレンダー手段または室温センサとダイニング側またはリビング側のいずれかとキッチン側と以外に前記対面式キッチンの横側に排気排出口を備え、夏季または室温が高いときにおいてキッチン側とダイニング側またはリビング側のいずれかの両方に調理者がいるときに、前記横側の排気排出口または屋外に排気する請求項2または3に記載の対面式キッチン。
  9. 前記対面式キッチンにカレンダー手段または室温センサとダイニング側またはリビング側のいずれかとキッチン側以外に前記対面式キッチンの横側に排気排出口を備え、夏季または室温が高いときにおいて前記ビルトイン機器の運転終了の操作がされたときに、前記横側の排気排出口または屋外に排気する請求項2または3に記載の対面式キッチン。
  10. ダイニング側またはリビング側のいずれかの前記排気排出口に風向風量制御手段を設け、ダイニング側またはリビング側のいずれかの調理者の有無に応じて風向または/および風量を制御する請求項2に記載の対面式キッチン。
  11. ダイニング側またはリビング側のいずれかの前記排気排出口に風向風量制御手段を設け、前記ビルトイン機器の操作内容に応じて風向または/および風量を制御する請求項3に記載の対面式キッチン。
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