JP3888262B2 - 断熱材とそれを用いた機器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、断熱材およびそれを用いた機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、静止空気より熱伝導率が小さい断熱材として、キセロゲルやWDS(Wacker社製)などが知られているが、これらの断熱材は、通常、粉末状から粒状で作製されることが多い。これら粉末または粒状断熱材の使用方法としては、不織布などを袋状にしたものや、箱型に成形した樹脂容器や金属容器に詰めて使用する方法があり、また、無機結合剤を用いて固形化して使用する方法もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来技術では、複雑な形に成形できないという課題や、容器を用いたものでは、熱が容器自体を伝って漏れるので、断熱性能が悪いという課題があった。また、無機結合剤を用いた方法では、無機結合剤を伝って流れる熱量が大きいため、その断熱性能は悪いとものであった。
【0004】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、加工性、取扱い性が良く、断熱性の高い断熱材と、その断熱材を用いて省エネ性の高い機器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の断熱材とそれを用いた機器は、空気分子の平均自由行程以下の孔を有する構造体が繊維に溶着により担持されたものの集合体からなる、熱伝導率が静止した空気の熱伝導率以下である断熱材とするとともに、この断熱材を用いた機器としたものである。
【0006】
これにより、空気分子の平均自由行程以下の孔を有する構造体自身が非常に断熱性の高い断熱材であり、結合剤を用いることなく、繊維に担持させることにより、その断熱性能を悪化させることなく、加工性、取扱い性が良く、断熱性の高い断熱材を実現でき、その断熱材を用いて省エネ性の高い機器が得られる。
【0007】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、空気分子の平均自由行程以下の孔を有する構造体と繊維とを備え、少なくとも前記空気分子の平均自由行程以下の孔を有する構造体が前記繊維に溶着により担持されたものの集合体からなる、熱伝導率が静止した空気の熱伝導率以下である断熱材としたもので、断熱性能の高い空気分子の平均自由行程以下の孔を有する構造体を、断熱性能を低下させていた容器や結合剤を含まずに成形できるため、加工性、取扱い性が良く、断熱性の高い断熱材を実現できる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、空気分子の平均自由行程以下の孔を有する構造体に少なくともシリカキセロゲルを含む請求項1に記載の断熱材としたもので、湿潤ゲルを作製し、表面を疎水化し、表面張力の小さい溶媒で乾燥したキセロゲルは、空気分子の平均自由行程以下の孔を多数有するため、断熱性能が非常に高い断熱材を実現できる。
【0009】
請求項3に記載の発明は、繊維に少なくとも熱可塑性樹脂を含む請求項1または2に記載の断熱材としたもので、熱をかけることにより容易に空気分子の平均自由行程以下の孔を有する構造体を担持することができ、断熱性能が高く、加工性の良い断熱材を実現できる。
【0010】
請求項4に記載の発明は、繊維が織布もしくは不織布を形成する請求項1〜3のいずれか1項に記載の断熱材としたもので、断熱性能の高い断熱材を容易に望む形に加工する、もしくは望む形に加工したあと容易に断熱性能の高い断熱材を担持することができる。
【0011】
請求項5に記載の発明は、赤外線を反射する物質、もしくは吸収する物質のうち少なくともいずれか一つを含む請求項1〜4のいずれか1項に記載の断熱材としたもので、断熱材の温度依存性を小さくすることができ、高温で断熱性能が高い固形化した断熱材を実現でき、断熱材が必要とされる様々なところへ応用することができる。
【0012】
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5いずれか1項に記載の断熱材を用いた機器としたもので、電気湯沸かし器、ジャー炊飯器、オーブンレンジ、フィッシュロースタなどの加熱機器はもとより、保温・保冷機器や各種断熱を要する機器に用いることで、大幅に省エネをはかることが可能である。
【0013】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0014】
(実施例1)
以下、本発明の実施例1における断熱材について、図1に基づいて説明する。
【0015】
図に示すように、断熱材1は、空気分子の平均自由行程以下の孔を有する構造体2(以下、本実施例ではナノ多孔体2という)を溶着により繊維3に担持したものの集合体からなる。
【0016】
ナノ多孔体2は、空気分子の平均自由行程以下の孔を数多く有する構造を持つものであり、これらの孔の大きさが空気分子の平均自由行程を下まわるほど、空気の分子運動による熱伝導が抑えられ、その熱伝導率は静止空気の熱伝導率(常温で約26mW/m・K)より遙かに小さくなる。このようなものとして、アエロジル(日本アエロジル社製)やキセロゲルなどがある。このうち、細孔径が60nm程度以下の孔を多数有し、密度が約0.05〜0.25g/cm3のキセロゲルは、特に熱伝導率が小さく、常温で約13mW/m・Kの熱伝導率である。このキセロゲルは粉末状でも約18mW/m・Kの熱伝導率である。
【0017】
また、キセロゲルの製造の乾燥工程で超臨界乾燥を用いて作製したキセロゲルは、エアロゲルと称され、キセロゲルと同等もしくはそれ以下の熱伝導率を有する。
【0018】
次に、キセロゲルについて図2を用いて簡単に説明する。キセロゲルは、水ガラスや、テトラメトキシシランのような金属アルコキシドをゲル原料として、水やアルコール等の溶媒と必要に応じて触媒を混合することで、溶媒中でゲル原料を反応させ湿潤ゲルを形成させ、内部の溶媒を蒸発乾燥させたものである。湿潤ゲルは、珪素原子と酸素原子が交互に結合した3次元網目構造のシリカ粒子を作り、それらシリカ粒子が重合し、それら粒子同士の隙間すなわち細孔に水等の溶媒が入り込む構造となっている。この細孔の大きさが、空気分子の平均自由行程以下である。この後、湿潤ゲルを普通に熱風乾燥させたものは、溶媒が乾燥するときの表面張力により、収縮してしまい細孔を潰してしまうので、断熱材としては機能しない。
【0019】
しかしながら、脱水後超臨界乾燥させたものや、湿潤ゲル表面のシラノール基をトリメチルクロロシラン、ヘキサメチルジシラザン、ジメチルジメトキシシラン等でトリメチルシリル化することにより疎水化を行い、さらに溶媒をトルエンやアセトンやヘキサンなどの表面張力が比較的小さな溶媒に置換し、熱風乾燥させたものは、表面張力がほとんど働かず、図に示すように1〜10nm程度の径をもつシリカ一次粒子4が集合し、40〜100nm程度の粒子間距離5をもった集合体となる。したがって、この粒子間距離5が空気分子の平均自由行程以下の細孔を形成し、多孔質体となり、高い断熱性能を示す。そして、これら一次粒子の集合体が1μm〜10mm程度の二次粒子を形成する。
【0020】
次に繊維3について説明する。繊維3は材質や形を限定するものではないが、なるべく繊維径が細いものが好ましい。繊維径の細い方が、繊維自身を通って流れる熱が少なくなるからである。繊維3の材質を樹脂とすると、超音波溶着や熱溶着により結合剤を用いずにナノ多孔体2を繊維3に溶着でき、熱伝導率が大きく向上することがない。特に、繊維に熱可塑性樹脂を選ぶことにより、熱溶着により簡単にナノ多孔体2を繊維3に担持することができる。
【0021】
繊維3を織布もしくは不織布状とすることにより、取扱いが非常に容易となり、また加工性も向上するため、自由な形状に加工することができ、断熱材を必要とする様々な箇所に適用できるようになる。織布もしくは不織布に、ナノ多孔体2を担持しても良いし、繊維3にナノ多孔体2を担持した後に、織布もしくは不織布としても良い。
【0022】
ナノ多孔体2に、酸化チタンやATO(酸化アンチモンドープ酸化スズ)やITO(酸化インジウムドープ酸化スズ)などに代表される金属酸化物など赤外線を反射する物質を混合させたり、微粉炭やカーボンブラックなどの赤外線を吸収する物質を混合させたりすると、高温下での断熱性能をさらに上げることができる。以下、実験例を示す。
【0023】
<実験例1>
ナノ多孔体2に平均粒径40μmのシリカキセロゲル粉末(以下、本実施例ではキセロゲルという)を選び、繊維3に密度24kg/m3のポリエステルの不織布(以下、本実施例では不織布1という)を選んだ。キセロゲル24gを、厚さ1cm、20cm角の不織布1に熱溶着により担持し、断熱材を作製した(以下、本実施例では担持品1という)。
【0024】
また、対照品として、キセロゲル20gに4gの水ガラスを結合剤として添加し固形化したもの(以下、本実施例では固形化品という)と、密度24kg/m3のガラスウールと、キセロゲル48gを袋状にした不織布に詰めたもの(以下、本実施例では詰め品1という)と、キセロゲル48gを厚さ0.4mmのステンレス製容器に詰めたものを用意した(以下、本実施例では詰め品2という)。
【0025】
これら5つのサンプルの24℃での熱伝導率を測定し、その加工性、取扱い性を確かめた。その結果を(表1)に示す。
【0026】
【表1】
【0027】
これより、ナノ多孔体2の高い断熱性を保持した状態で、加工性、取扱い性の良い断熱材を実現できる。
【0028】
<実験例2>
ナノ多孔体2にキセロゲルを選び、繊維3に不織布1を選んだ。また、赤外線を反射する物質として酸化チタンを、赤外線を吸収する物質としてカーボンブラックを選んだ。キセロゲル22gと酸化チタン2gとの混合物を、厚さ1cm、20cm角の不織布1に熱溶着により担持し、断熱材を作製した(以下、本実施例では担持品2という)。
【0029】
また、キセロゲル22gとカーボンブラック2gとの混合物を、厚さ1cm、20cm角の不織布1に熱溶着により担持し、断熱材を作製した(以下、本実施例では担持品3という)。対照品として、担持品1と密度24kg/m3のガラスウールを用意した。
【0030】
これら4つのサンプルの72℃での熱伝導率を測定した。その結果を(表2)に示す。
【0031】
【表2】
【0032】
したがって、赤外線反射剤や吸収剤を添加したものは、高温下で高い断熱性能を発揮できる。
【0033】
(実施例2)
以下、本発明の実施例2における機器について図3に基づいて説明する。
【0034】
実施例1に示した断熱材1を、電気湯沸かし器、ジャー炊飯器、オーブンレンジ、フィッシュロースタなどの加熱機器はもとより、保温・保冷機器や各種断熱を要する機器に用いることで、大幅に省エネをはかることが可能である。
【0035】
図は電気湯沸かし器に断熱材を用いた例を示すもので、21は電気湯沸かし器本体(以下、本実施例では本体という)で、内部に貯水する内径184mm、深さ200mmの貯水用容器22(以下、本実施例では容器22という)を有している。23は容器22の口部を封じるようにした中栓である。24は本体21の上部を開閉可能に覆った上蓋である。25は上蓋24に設けられた蒸気通路であり、一端は中栓23を貫通して容器22内と連通しており、他端は大気と連通している。26は水漏れ防止弁であり、蒸気通路25内に配置されており、転倒時等には蒸気通路25を遮断するようになっている。ここで、蒸気通路25は複雑に曲げられている。これにより容器22の水が沸騰したときなど大気に比べ、容器22の内側の圧力が高くなったときは、蒸気が蒸気通路25を通じて本体21外に排出されるが、容易には外気と容器22内の水面と上蓋24の間の空気(以下、本実施例では内気という)が混合しない構成となっている。
【0036】
27は本体21と容器22との間の底部に設けたモータ、28はモータ27によって駆動されるポンプで、その吸い込み口29は容器22の底部と連通している。30はポンプ28の吐出口で、出湯管31に連通している。32は出湯口であり、ここより電気湯沸かし器外に出湯する。したがって、出湯経路は容器22から吸い込み口29、ポンプ28、ポンプ28の吐出口、出湯管31を通り、出湯口32となる。33は加熱用のヒータであり、ドーナツ状に中央部が抜けており、容器22の下部に装着されている。34は容器22の底面と接する温度検知器で、容器22内の水温を検知する。35はモータ27を駆動する起動スイッチであり、可変抵抗体を有しており、押しボタン36の押し動作スイッチによりロッド37を介して動作する。38は圧縮形のスプリングで、このスプリング38は、常時ロッド37を上方に押し上げるように付勢している。39は制御装置であり、温度検知器34からの信号を取り込み、ヒータ33等を制御する。40は容器22の側面を覆う断熱材であり、容器22の熱が本体21の側面から逃げることを抑える役割をしている。
【0037】
断熱材40は、実施例1で示した断熱材を用いる。加工性、取扱い性が良いため、容器22周囲の形状と、容器22底部の温度検知器34および吸い込み口29を抜いた形状の断熱材を容易に作製できる。これにより、容器22から本体21外部へ漏れる熱を遮断でき、保温にかかる電力(以下、本実施例では保温電力という)を削減することができ、省エネに貢献できる。
【0038】
以下、本実施例の動作を説明する。容器22に水を入れた後通電すると、容器22内の水温は温度検知器34により計測され、その信号が制御装置39に送られ、制御装置39はヒータ33の通電を開始し始める。容器22内の水が沸騰すると、ヒータ33への通電が終了する。その後、温度検知器34からの信号を受けて、制御装置39はヒータ33を容器22の温度が略一定温度になるように制御する。出湯する際は押しボタン36を押す。モータ27が動作し、容器22内の水はポンプ28により、出湯管31を通り出湯口32より電気湯沸かし器外に排出され利用される。以下、実験例を示す。
【0039】
<実験例3>
ナノ多孔体2にキセロゲルを選び、繊維3に不織布1を選び、赤外線を反射する物質として酸化チタンを選んだ。キセロゲル58gと酸化チタン5gとの混合物を、厚さ1cm、長さ70cm、幅15cmの不織布1に熱溶着により担持し、断熱材を作製した。この断熱材を有する電気湯沸かし器(以下、本実施例ではキセロ断熱という)と、断熱材を有していない電気湯沸かし器(以下、本実施例では断熱材なしという)と、ガラスウールを有する電気湯沸かし器(以下、本実施例ではGW断熱という)を用意し、これらの電気湯沸かし器に水を入れ、それぞれの保温電力を測定した。なお、保温水温は96.5℃、雰囲気温度は20℃とした。測定は十分平衡状態に達した後に行った。実験結果を(表3)に示す。
【0040】
【表3】
【0041】
これより、固形化した断熱材を用いることにより、大幅に電気湯沸かし器の保温電力を削減することができる。
【0042】
【発明の効果】
以上のように、本発明の断熱材とそれを用いた機器は、空気分子の平均自由行程以下の孔を有する構造体が繊維に溶着により担持され、熱伝導率が静止した空気の熱伝導率以下である断熱材とするとともに、この断熱材を用いた機器としたもので、空気分子の平均自由行程以下の孔を有する構造体自身が非常に断熱性の高い断熱材であり、結合剤を用いることなく、繊維に担持させることにより、その断熱性能を悪化させることなく、加工性、取扱い性が良く、断熱性の高い断熱材を実現でき、その断熱材を用いて省エネ性の高い機器が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1における断熱材の模式図
【図2】 同断熱材におけるシリカキセロゲルの一部を拡大した模式図
【図3】 本発明の実施例2における電気湯沸かし器の縦断面図
【符号の説明】
1、40 断熱材
2 空気分子の平均自由行程以下の孔を有する構造体(ナノ多孔体)
3 繊維
4 シリカ一次粒子
5 粒子間距離
22 貯水用容器
33 ヒータ
Claims (6)
- 空気分子の平均自由行程以下の孔を有する構造体と繊維とを備え、少なくとも前記空気分子の平均自由行程以下の孔を有する構造体が前記繊維に溶着により担持されたものの集合体からなる、熱伝導率が静止した空気の熱伝導率以下である断熱材。
- 空気分子の平均自由行程以下の孔を有する構造体に少なくともシリカキセロゲルを含む請求項1に記載の断熱材。
- 繊維に少なくとも熱可塑性樹脂を含む請求項1または2に記載の断熱材。
- 繊維が織布もしくは不織布を形成する請求項1〜3のいずれか1項に記載の断熱材。
- 赤外線を反射する物質、もしくは吸収する物質のうち少なくともいずれか一つを含む請求項1〜4のいずれか1項に記載の断熱材。
- 請求項1〜5いずれか1項に記載の断熱材を用いた機器。
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